JPH0528798Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0528798Y2 JPH0528798Y2 JP1985113703U JP11370385U JPH0528798Y2 JP H0528798 Y2 JPH0528798 Y2 JP H0528798Y2 JP 1985113703 U JP1985113703 U JP 1985113703U JP 11370385 U JP11370385 U JP 11370385U JP H0528798 Y2 JPH0528798 Y2 JP H0528798Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- opening
- lid
- shield
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical group [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は電気部品が収容されたシールドケー
スを備えた電気装置に関する。
スを備えた電気装置に関する。
[従来の技術]
一般に、IC基板などのノイズを出す電気部品
はシールド材からなるシールドケースに収容し、
上記電気部品からのノイズが外部に飛び出すのを
防止している。ところで、シールドケースに収容
された電気部品は、他の電気部品とリード線によ
つて接続される。したがつて、上記シールドケー
スにはリード線を通すための通口が必要となる。
はシールド材からなるシールドケースに収容し、
上記電気部品からのノイズが外部に飛び出すのを
防止している。ところで、シールドケースに収容
された電気部品は、他の電気部品とリード線によ
つて接続される。したがつて、上記シールドケー
スにはリード線を通すための通口が必要となる。
そこで、従来は第7図に示すようにリード線a
が通される通口bをシールドケースcの開口した
一側面を閉塞する蓋板dに形成していた。
が通される通口bをシールドケースcの開口した
一側面を閉塞する蓋板dに形成していた。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上述した従来構造によると、シ
ールドケースcの内部空間が上記通口bを介して
直線的に連通しているから、シールドケースc内
で発生するノイズが上記通口bを通つて外部に飛
散するということが避けられなかつた。また、上
記リード線aは蓋板dをシールドケースcに取付
けるときに、いちいちこの蓋板dに形成された通
口bに通さなければならないので、蓋板dの取付
け作業に手間が掛るということもあつた。
ールドケースcの内部空間が上記通口bを介して
直線的に連通しているから、シールドケースc内
で発生するノイズが上記通口bを通つて外部に飛
散するということが避けられなかつた。また、上
記リード線aは蓋板dをシールドケースcに取付
けるときに、いちいちこの蓋板dに形成された通
口bに通さなければならないので、蓋板dの取付
け作業に手間が掛るということもあつた。
この考案は、シールドケースの内部に収容され
た電気部品から発生するノイズが外部に飛散しず
らく、しかも組立作業を容易に行なえる電気装置
を提供することを目的とする。
た電気部品から発生するノイズが外部に飛散しず
らく、しかも組立作業を容易に行なえる電気装置
を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段及び作用]
この考案は、内部に電気部品11が収容され開
口した一側面が蓋体18によつて閉塞されたシー
ルドケース5を有し、このシールドケース5の開
口部には上記電気部品11に接続されたリード線
15aが通される凹部19が形成されている。こ
の凹部19の内側には上記蓋板18の内面とほぼ
平行に離間対向するシールド片20が設けられて
いる。そして、このシールド20によつてシール
ドケース5の内部と外部とが直線的に連通するの
を防止したものである。
口した一側面が蓋体18によつて閉塞されたシー
ルドケース5を有し、このシールドケース5の開
口部には上記電気部品11に接続されたリード線
15aが通される凹部19が形成されている。こ
の凹部19の内側には上記蓋板18の内面とほぼ
平行に離間対向するシールド片20が設けられて
いる。そして、このシールド20によつてシール
ドケース5の内部と外部とが直線的に連通するの
を防止したものである。
[実施例]
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。第2図はたとえば内視鏡用などの電源装
置1を示す。この電源装置1は第3図に示すよう
に電光源部2、キーボード部3および電気装置と
しての制御回路部4とから構成されている。上記
制御回路部4は第1図に示すシールドケース5を
有する。このシールドケース5はベース6と、こ
のベース6にねじなどによつて着脱自在に取着さ
れるカバー7とからなり、第6図に示すように後
端面が開口部8となつた箱形状をなしている。
明する。第2図はたとえば内視鏡用などの電源装
置1を示す。この電源装置1は第3図に示すよう
に電光源部2、キーボード部3および電気装置と
しての制御回路部4とから構成されている。上記
制御回路部4は第1図に示すシールドケース5を
有する。このシールドケース5はベース6と、こ
のベース6にねじなどによつて着脱自在に取着さ
れるカバー7とからなり、第6図に示すように後
端面が開口部8となつた箱形状をなしている。
上記ベース6には幅方向両端部と中央部との3
個所にそれぞれ板状の保持体9が平行に離間して
立設されている。これら保持体9の互いに対向す
る面にはそれぞれ複数の係合溝10が形成され、
この係合溝10には電気部品としてのIC基板1
1が保持されている。また、ベース6の前端側に
はマザーボード12が立設され、このマザーボー
ド12の一側面に設けられたコネクタ13に上記
各IC基板11が接続されている。また、マザー
ボード12の上端部は上記カバー7の前端側に形
成された切欠部13aから外部に突出し、この突
出部には外部機器、つまり上記電光源部2やキー
ボード部3と接続する外部配線用コネクタ14が
設けられている。また、所定のIC基板11の後
端部にも外部配線用コネクタ15が設けられてい
る。なお、上記カバー7の両側壁7aは、ノイズ
を通過させない大きさの網目状に形成されてい
る。一方の側壁7aには第4図に示すようにフア
ン16が対向して配置され、このフアン16によ
つてシールドケース5の内部を冷却できるように
なつている。また、上記保持体9には通気性をよ
くするための通気孔9aが穿設されている。
個所にそれぞれ板状の保持体9が平行に離間して
立設されている。これら保持体9の互いに対向す
る面にはそれぞれ複数の係合溝10が形成され、
この係合溝10には電気部品としてのIC基板1
1が保持されている。また、ベース6の前端側に
はマザーボード12が立設され、このマザーボー
ド12の一側面に設けられたコネクタ13に上記
各IC基板11が接続されている。また、マザー
ボード12の上端部は上記カバー7の前端側に形
成された切欠部13aから外部に突出し、この突
出部には外部機器、つまり上記電光源部2やキー
ボード部3と接続する外部配線用コネクタ14が
設けられている。また、所定のIC基板11の後
端部にも外部配線用コネクタ15が設けられてい
る。なお、上記カバー7の両側壁7aは、ノイズ
を通過させない大きさの網目状に形成されてい
る。一方の側壁7aには第4図に示すようにフア
ン16が対向して配置され、このフアン16によ
つてシールドケース5の内部を冷却できるように
なつている。また、上記保持体9には通気性をよ
くするための通気孔9aが穿設されている。
一方、上記シールドケース5の後端面の開口部
8の上下辺には第6図に示すようにそれぞれ幅方
向全長にわたるフランジ17が上記開口部8の面
と平行になるよう上記ベース6とカバー7とを折
曲して形成されている。これらフランジ17に
は、上記開口部8を閉塞する板状の蓋体18が内
面の上下端部を接合させて取付けられている。ま
た、上記開口部8の上下端に位置するベース6と
カバー7との端部には、これらの端部を所定の幅
寸法と高さ寸法で切起することによつて凹部19
がそれぞれ形成されている。凹部19を形成する
ために切起された部分は、上記蓋体18の内面と
ほぼ平行に離間対向するシールド片20となつて
いる。そして、第5図に示すように上記IC基板
11の外部配線用コネクタ15に接続されたリー
ド線15aは、上記凹部19を通されて外部に導
出されている。
8の上下辺には第6図に示すようにそれぞれ幅方
向全長にわたるフランジ17が上記開口部8の面
と平行になるよう上記ベース6とカバー7とを折
曲して形成されている。これらフランジ17に
は、上記開口部8を閉塞する板状の蓋体18が内
面の上下端部を接合させて取付けられている。ま
た、上記開口部8の上下端に位置するベース6と
カバー7との端部には、これらの端部を所定の幅
寸法と高さ寸法で切起することによつて凹部19
がそれぞれ形成されている。凹部19を形成する
ために切起された部分は、上記蓋体18の内面と
ほぼ平行に離間対向するシールド片20となつて
いる。そして、第5図に示すように上記IC基板
11の外部配線用コネクタ15に接続されたリー
ド線15aは、上記凹部19を通されて外部に導
出されている。
このような構造のシールドケース5によれば、
リード線15aを通すための凹部19に蓋体18
の内面とほぼ平行に離間対向するシールド片20
を設けたから、このシールド片20がシールドケ
ース5の内部と外部とを上記凹部19を介して直
線的に連通するのを阻止する。したがつて、シー
ルドケース5内に配置されたIC基板11からノ
イズが発生しても、そのノイズが上記凹部19か
ら外部へ飛散するということがほとんどない。ま
た、凹部19をシールドケース5側に形成したか
ら、この凹部19に予めリード線15aを通して
おいてから蓋体18を上記シールドケース5に取
着することができる。したがつて、蓋体18の組
立てを楽に行なうことができる。
リード線15aを通すための凹部19に蓋体18
の内面とほぼ平行に離間対向するシールド片20
を設けたから、このシールド片20がシールドケ
ース5の内部と外部とを上記凹部19を介して直
線的に連通するのを阻止する。したがつて、シー
ルドケース5内に配置されたIC基板11からノ
イズが発生しても、そのノイズが上記凹部19か
ら外部へ飛散するということがほとんどない。ま
た、凹部19をシールドケース5側に形成したか
ら、この凹部19に予めリード線15aを通して
おいてから蓋体18を上記シールドケース5に取
着することができる。したがつて、蓋体18の組
立てを楽に行なうことができる。
[考案の効果]
以上述べたようにこの考案によれば、リード線
を通す凹部をシールドケースの一側面の蓋体によ
つて閉塞される開口部に形成するとともに、上記
凹部の内側に上記蓋体の内面と平行に離間対向す
るシールド片を設けた。したがつて、シールドケ
ースの内部と外部とが上記シールド片によつて直
線的に連通するのが阻止されるから、シールドケ
ース内の電気部品から発生するノイズが外部に飛
散しずらい。また、上記リード線を予め孔部に通
しておいてからシールドケースの開口部に蓋体を
取付けることができるので、上記リード線の挿通
作業やシールドケースの組立作業を容易に行なえ
る。
を通す凹部をシールドケースの一側面の蓋体によ
つて閉塞される開口部に形成するとともに、上記
凹部の内側に上記蓋体の内面と平行に離間対向す
るシールド片を設けた。したがつて、シールドケ
ースの内部と外部とが上記シールド片によつて直
線的に連通するのが阻止されるから、シールドケ
ース内の電気部品から発生するノイズが外部に飛
散しずらい。また、上記リード線を予め孔部に通
しておいてからシールドケースの開口部に蓋体を
取付けることができるので、上記リード線の挿通
作業やシールドケースの組立作業を容易に行なえ
る。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はシ
ールドケースの分解斜視図、第2図は電源装置の
斜視図、第3図は同じく断面図、第4図はIC基
板の配置状態の斜視図、第5図はシールドケース
後端部の断面図、第6図は同じく分解斜視図、第
7図は従来のシールドケースの後端部の斜視図で
ある。 15……シールドケース、8……開口部、11
……IC基板(電気部品)、15a……リード線、
19……凹部、20……シールド片。
ールドケースの分解斜視図、第2図は電源装置の
斜視図、第3図は同じく断面図、第4図はIC基
板の配置状態の斜視図、第5図はシールドケース
後端部の断面図、第6図は同じく分解斜視図、第
7図は従来のシールドケースの後端部の斜視図で
ある。 15……シールドケース、8……開口部、11
……IC基板(電気部品)、15a……リード線、
19……凹部、20……シールド片。
Claims (1)
- 一側面が開口部に形成されたシールドケース
と、このシールドケースの開口部を閉塞する蓋体
と、上記シールドケース内に収容された電気部品
と、上記シールドケースの開口部に形成され上記
電気部品に接続されたリード線を上記シールドケ
ース外に導出可能な凹部と、この凹部の内側に上
記蓋体の内面とほぼ平行に離間対向する状態で設
けられたシールド片とを具備したことを特徴とす
る電気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985113703U JPH0528798Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985113703U JPH0528798Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6223499U JPS6223499U (ja) | 1987-02-13 |
JPH0528798Y2 true JPH0528798Y2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=30995760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985113703U Expired - Lifetime JPH0528798Y2 (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528798Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55147795U (ja) * | 1979-04-07 | 1980-10-23 | ||
JPS57140796U (ja) * | 1981-02-25 | 1982-09-03 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP1985113703U patent/JPH0528798Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6223499U (ja) | 1987-02-13 |
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