JPH0528769U - トラツクのドアに対する跳ね上げ泥水付着防止機構 - Google Patents

トラツクのドアに対する跳ね上げ泥水付着防止機構

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JPH0528769U
JPH0528769U JP6125891U JP6125891U JPH0528769U JP H0528769 U JPH0528769 U JP H0528769U JP 6125891 U JP6125891 U JP 6125891U JP 6125891 U JP6125891 U JP 6125891U JP H0528769 U JPH0528769 U JP H0528769U
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JP
Japan
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door
muddy water
splashed
duct
vehicle body
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Pending
Application number
JP6125891U
Other languages
English (en)
Inventor
武尚 大貫
Original Assignee
車体工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 車体工業株式会社 filed Critical 車体工業株式会社
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Publication of JPH0528769U publication Critical patent/JPH0528769U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 降雨時や湿地をキャブオーバー型トラックが
高速走行した時、前輪が跳ね上げる泥水滴や飛沫を、走
行中の空気の流れを利用して後方に吹き飛ばして、運転
室のドア側面やドアハンドルが泥水等によって汚れるの
を防止する。 【構成】 ドア2の下部周縁3に沿い且つ前バンパ5に
穿設した空気取入れ孔6に対向して、車体1の前方から
後方に連通したダクト7を形成し、ダクト7の後方の放
出口8を、前輪4によって跳ね上げられる泥水飛沫発生
部分に向けるように形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキャブオーバー型のトラックの製造分野で利用されるトラックのドア に対する跳ね上げ泥水付着防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のトラックのドア構造は、ドア2の下部周縁3をステップ12の 位置まで延設している構造のものと、ステップ12を直立壁11の下縁11bに 固定し、この直立壁11の上縁11aを車体の床10に固定し、ドア2の下部周 縁3を直立壁11の上縁11aの位置までに留めた構造のものとがあった。
【0003】 しかし、従来の何れの構造のものでも、降雨時や湿地等を高速走行すると、高 速回転する前輪によって跳ね上げられた泥水滴(ロ)や飛沫がドア2の外面やド アハンドル15にまで跳ね上がり、それらをよごしてしまうという問題や、その 汚れを掃除しなければならないという問題があった。
【0004】 また、前者の構造ではバンパー衝突時にドアまでも変形してしまうため、ドア 自体の交換を行なわなければならないという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、走行中にドアの外面及び、ドアハンドルが高速回転中の前輪によっ て跳ね上げられる泥水飛沫によって汚れるのを防止すること並びにこの防止機構 をドアの下部にドアとは別体のものを取り付けて、衝突時の損傷がドア自体に及 ぶことを最小限に留め、ドアの全体修理や交換等を不要にして経済的効果を計る ことを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ドア2の下部周縁3に沿って、走行中に車体1の前輪4に向けてジ ェット気流を生じさせ、高速回転中の前輪4から跳ね上げられる泥水のドア2の 外面への飛散を抑止するため、ドア2の下部周縁3に沿い且つ前バンパー5の空 気取入れ孔6に対向して、車体1の前方から後方に連通したダクト7を添設し、 ダクト7の放出口8を、前輪4によって跳ね上げられる泥水飛沫発生部分に向け て成るものである。
【0007】
【実施例】
実施例(1) 1は車体、2はドア、3は前記ドア2の下部周縁、4は前輪、5は前バンパー 、6は前バンパー5に穿設してある空気取入孔である。そして、前記ドア2の下 部周縁3には、前バンパー5の空気取入孔6に対向する位置に前方から後方にか けて連通したダクト7をボルト13及びナット14によって固定し、このダクト 7の下縁9は、車体1の床10に直立壁11を介して外方に突設したステップ 12の水平位置と同じ高さの近くまで垂設する(図1,図2)。
【0008】 実施例(2) 実施例(1)に示したダクト7の後部の放出口8を、回転中の前輪4によって 跳ね上げられる泥水飛沫放散部分に向けて開口する(図4)。 本考案は上述のように構成したので、実施例(1)によれば走行中に前バンパー 5の空気取入孔6から流入した空気(イ)はダクト7内を通過してジェット気流 となって前輪4に向かって噴射され、このジェット気流によって前輪4から巻き 上げられた泥水滴(ロ)や飛沫は後方に吹き飛ばされる。 また、実施例(2)によれば、放出口8から噴出されるジェット気流は前輪4か ら巻き上げちれた泥水滴(ロ)やその飛沫部分に当たり、それらを後方に放追す る。
【0009】
【考案の効果】
依って本考案によれば、高速走行中に前輪から巻き上げられようとする泥水の 水滴や飛沫はダクトから放出されるジェット気流によって、後方に吹き飛ばされ るので、それらの飛沫がドアの外面下部やドアハンドルにまで巻き上げられるこ とはなく、それらがよごれることもなくなり、従来のような清掃作業も軽減され る。
【0010】 また、ドアの下部周縁をステップの位置まで延設することなく、ドアの下部周 縁にドアとはべつのダクトをステップとの間に設けて泥水の付着防止機能を果さ せるようにしたので、衝突時に損傷を生じても、ダクト及びドアに対するダクト 取り付け個所の付近のみを補修すれば良く、ドア全体の交換や修理は避けられる ので、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例(1)の機構を設けキャブオーバー型ト
ラックの側面図である。
【図2】図1のAA線縦断正面図である。
【図3】本考案の機構に於ける空気の流れを示した説明
図である。
【図4】本考案の実施例(2)に示した機構に於ける空
気の流れを示した説明図である。
【図5】ドアの下部周縁を板状のステップ板近くまで延
設した従来の車体の要部の側面図である。
【図6】ステップ部を縦断面L型に形成した従来の車体
の側面図である。
【符号の説明】
1 車体 10 床 2 ドア 11 直立壁 3 下部周縁 11a 上縁 4 前輪 11b 下縁 5 前バンパー 12 ステップ 6 空気取入孔 13 ボルト 7 ダクト 14 ナット 8 放出口 15 ドアハンド
ル 9 下縁 イ 空気 ロ 泥水滴

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア2の下部周縁3に沿って、走行中に
    車体1の前輪4に向けてジェット気流を生じさせ、高速
    回転中の前輪4から跳ね上げられる泥水のドア2の外面
    への飛散を抑止することを特徴とするトラックのドアに
    対する跳ね上げ泥水付着防止機構。
  2. 【請求項2】 ドア2の下部周縁3に沿い且つ前バンパ
    ー5の空気取入れ孔6に対向して、車体1の前方から後
    方に連通したダクト7を形成したことを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のトラックのドアに対す
    る跳ね上げ泥水付着防止機構。
  3. 【請求項3】 前記ダクト7の放出口8を、前輪4によ
    って跳ね上げられる泥水飛沫発生部分に向けたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第2項記載のトラック
    のドアに対する跳ね上げ泥水付着防止機構。
JP6125891U 1991-05-01 1991-05-01 トラツクのドアに対する跳ね上げ泥水付着防止機構 Pending JPH0528769U (ja)

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JPH0528769U true JPH0528769U (ja) 1993-04-16

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JP6125891U Pending JPH0528769U (ja) 1991-05-01 1991-05-01 トラツクのドアに対する跳ね上げ泥水付着防止機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT514950A4 (de) * 2014-01-07 2015-05-15 Avl List Gmbh Öleinfüllvorrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT514950A4 (de) * 2014-01-07 2015-05-15 Avl List Gmbh Öleinfüllvorrichtung
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