JPH05287598A - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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Publication number
JPH05287598A
JPH05287598A JP4118463A JP11846392A JPH05287598A JP H05287598 A JPH05287598 A JP H05287598A JP 4118463 A JP4118463 A JP 4118463A JP 11846392 A JP11846392 A JP 11846392A JP H05287598 A JPH05287598 A JP H05287598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
substrates
loader
rack
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP4118463A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimasa Okaji
昭昌 岡地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4118463A priority Critical patent/JPH05287598A/ja
Publication of JPH05287598A publication Critical patent/JPH05287598A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板の安定した搬送を図る。 【構成】 基板4の上端をローダー1側で支持して吊
し、前記ローダー1と共に前記基板4を搬送するもので
あって、前記ローダー1側に前記基板4の両面に沿って
下側へエアを吹き出すエア吹き出し口6aを設け、この
吹き出されるエアで基板4の揺れを抑えて搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリント基板の
製造ラインにおいて基板を垂直に立てて搬送する場合等
に使用する基板搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板製造において、電着レジス
ト形成やメッキ処理等では、各工程間の移動を基板を垂
直に立てて行っている。
【0003】図5及び図6は従来のプリント基板製造工
程で基板を垂直に立てて搬送するのに使用している搬送
装置の一例を示すもので、図5はその正面図、図6はそ
の側面図である。
【0004】図5及び図6において、この搬送装置で
は、図示せぬレール上を移動させるローダー51を備
え、このローダー51にラック52を吊り下げられた状
態で取り付けている。
【0005】上記ラック52は、板材の内側に四角形に
くり抜かれた窓53を有する矩形状の枠体として作られ
ている。そして、このラック52は、上端の左右両側よ
り突出された腕部52a,52bをそれぞれローダー5
1に掛け止めすることによって、このローダー51に取
り付けられている。
【0006】また、ラック52の窓53の上下における
縁部には、複数(この実施例では上下に6個づつ、合計
12個)のクリップ54が取り付けられた状態になって
いる。
【0007】そして、基板55をラック52に取り付け
る場合は、基板55を窓53内に配置し、この基板55
の上下端をクリップ54で挟んで固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の搬送装
置では、基板55の上下をクリップ54を介してラック
52に固定しているので、ローダー51の動きに対する
追従性や基板55の固定性等には優れている。しかしな
がら、上下端とも固定するため、基板55はこれに合う
大きさでなければならず、基板55のサイズが限定され
ると言う問題点があった。また、ラック52に基板55
を搭載する作業が複雑なために、作業の自動化が困難な
問題点もあった。さらに、基板55が薄板化すると、メ
ッキ液槽や電着液槽の液中では、スルーホール内に液を
入れるために基板55は揺動するが、このとき薄板の場
合は揺動により液から受けるストレスによって基板55
が破損することがある問題点等もあった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は基板の安定した搬送ができるとと
もに、基板の薄板化にも対応でき、また自動化も図り易
い構造にした基板搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の本発明に係る基板搬送装置は、基板の上端を
ローダー側で支持して吊し、前記ローダーと共に前記基
板を搬送するものであって、前記ローダー側に前記基板
の両面に沿って下側へエアを吹き出すエア吹き出し口を
設けたものである。また、第2の発明に係る基板搬送装
置は、第1の発明に記載した基板搬送装置に加えて、前
記基板の下端に着脱自在に吊り下げられるおもりを設け
るようにしたものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の構成によれば、基板の両面に
沿って吹き出されるエアで基板の揺れが抑えられて正確
に搬送することができる。また、基板を所定位置まで搬
送した後はエアの吹き出しを止めると下端側が自由にな
り、また液中に入れて揺動させると基板が適度にしなっ
たり揺動したりして液から受けるストレスを吸収するこ
とができる。加えて、基板の上端側だけを押さえて下端
側を自由な状態で吊すことができるので、基板のサイズ
にほとんど限定を受けることもない。さらに、請求項2
に記載の構成によれば、ローダー側にセットする際に、
基板の下側におもりを付けて上側だけを吊すようにすれ
ば良いのでセットが簡単になり、自動化も可能になる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1乃至図3は本発明に係る基板搬送
装置の一実施例を示すもので、プリント基板製造工程で
基板を垂直に立てて搬送するのに使用する場合を一例と
している。そして、図1および図2はその側面図で、図
3はその正面図である。
【00013】図1及び図3において、この搬送装置で
は、図示せぬレール上を移動されるローダー1を備え、
このローダー1の左右両側の支持部1a,1bに、両端
をそれぞれ掛け止めするようにして棒状のラック2が取
り付けられている。
【0014】また、ラック2の途中には複数(本実施例
では6個)のクリップ3がその長手方向に点在して取り
付けられている。
【0015】そして、基板4をラック2に取り付ける場
合は、このクリップ3で基板4の上端を挟んで固定し、
吊り下げる。さらに、この基板4を取り付けるとき、基
板4の下端側には棒状をしたおもり5が、この下端に沿
った状態で取り付けられて吊り下げられる。なお、この
おもり5は、基板4が薄板状のフレキシブル基板を使用
した場合にだけ取り付け、硬い基板の場合は取り付けな
くても良いものである。つまり、おもり5は板のたわみ
が生じるときのみ取り付けるようにする。
【0016】加えて、ローダー1には、ラック2が取り
付けられる上側に各々位置して、このラック2を挟んだ
前後にダクト6のエア吹き出し口6a(図4参照)が各
々設けられている。
【0017】このダクト6は、図4に部分拡大図として
示すように、エア吹き出し口6aの部分が絞られた状態
になっており、ラック2に取り付けられた基板4の両面
に沿って下側へ勢い良く、エアカーテンを形成するよう
にして層状にエアを吹き出し、このエア吹き出しで基板
4の前後方向の揺れを抑える構造になっている。
【0018】したがって、このように構成された基板搬
送装置では、基板4をローダー1に取り付ける場合は、
必要に応じて基板4の下端側にまずおもり5を取り付け
る。次いで、基板4の上端をクリップ3で挟みラック2
に固定し、このラック2をローダー1に取り付けると、
吊り下げられた状態で取り付けられる。さらに、この基
板4をローダー1により搬送する場合は、エア吹き出し
口6aより基板4の両面に沿ってエアを吹き出させなが
ら搬送する。すると、この基板4の両面に沿って吹き出
されるエアで基板4の揺れが抑えられて正確に搬送する
ことができる。図1及び図3は、この状態を示してい
る。
【0019】また、基板4を所定位置まで搬送した後は
エアの吹き出しを止める。すると、下端側が自由にな
る。さらに、例えば液中に入れて揺動させると、図2に
示すように、基板4が適度にしなったり揺動したりして
液から受けるストレスを吸収することができ、これによ
り基板4が薄板化しても基板4が破れると言うようなこ
とを防ぐことができる。加えて、この実施例の装置で
は、基板4上端側だけを押さえて下端側を自由な状態で
吊しているので、基板4のサイズにほとんど限定を受け
ることもなく、使用することができる。さらに、ローダ
ー1側にセットする場合でも、基板4の下側におもり5
を付けて上側だけを吊すようにすれば良いのでセットが
簡単になり、自動化も可能になる。
【0020】なお、上記実施例では、プリント基板製造
工程で基板を垂直に立てて搬送するのに使用する場合に
ついて説明したが、これに限ることなく広く一般の基板
を搬送する場合にも適用できるものである。また、基板
4をラック2及びクリップ3を介してローダー1に取り
付ける構造を開示したが、取り付けの構造はこれ以外の
構造であっても差し支えないものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、請求項1に記載の
発明によれば、基板の両面に沿って吹き出されるエアで
基板の揺れが抑えられて正確に搬送並びに停止させるこ
とができる。また、基板を所定位置まで搬送した後はエ
アの吹き出しを止めると下端側が自由になり、また液中
に入れて揺動させると基板が適度にしなったり揺動した
りして液から受けるストレスを吸収することができるの
で、基板が薄板化しても基板が破れると言うようなこと
を防ぐことができる。加えて、基板の上端側だけを押さ
えて下端側を自由な状態で吊すことができるので、基板
のサイズにほとんど限定を受けることもない。さらに、
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明
の効果に加えて、ローダー側にセットする際、基板の下
側におもりを付けて上側だけを吊すようにすれば良いの
でセットが簡単になり、自動化も可能になる等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る基板搬送装置をエアを
吹き出している状態で図3のA−A線方向より見て示す
側面図である。
【図2】本発明の同上基板搬送装置をエアを吹き出して
いない状態で示す側面図である。
【図3】本発明の同上基板搬送装置をエアを吹き出して
いる状態で示す正面図である。
【図4】本発明の同上基板搬送装置におけるエア吹き出
し部の構造を示す概略拡大断面図である。
【図5】従来の基板搬送装置の一例を基板搬送状態で示
す正面図である。
【図6】図5のB−B線方向より見た側面図である。
【符号の説明】
1 ローダー 2 ラック 3 クリップ 4 基板 5 おもり 6a エア吹き出し口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の上端をローダー側で支持して吊
    し、前記ローダーと共に前記基板を搬送する基板搬送装
    置において、 前記ローダー側に前記基板の両面に沿って下側へエアを
    吹き出すエア吹き出し口を設けたことを特徴とする基板
    搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記基板の下端に着脱自在に吊り下げら
    れるおもりを備えた請求項1に記載の基板搬送装置。
JP4118463A 1992-04-13 1992-04-13 基板搬送装置 Pending JPH05287598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118463A JPH05287598A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 基板搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118463A JPH05287598A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 基板搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05287598A true JPH05287598A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14737287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118463A Pending JPH05287598A (ja) 1992-04-13 1992-04-13 基板搬送装置

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JP (1) JPH05287598A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08293698A (ja) * 1995-04-20 1996-11-05 Tokyo Kakoki Kk プリント配線基板の搬送装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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