JPH05286806A - 固体の農薬組成物の製造方法 - Google Patents

固体の農薬組成物の製造方法

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JPH05286806A
JPH05286806A JP10910792A JP10910792A JPH05286806A JP H05286806 A JPH05286806 A JP H05286806A JP 10910792 A JP10910792 A JP 10910792A JP 10910792 A JP10910792 A JP 10910792A JP H05286806 A JPH05286806 A JP H05286806A
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Susumu Kato
進 加藤
Yoshiko Suzuki
芸子 鈴木
Kanji Nakamura
完治 中村
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Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】農薬施用時に散布者が水田に入ることなく、畦
畔から水田に投げ入れる等、省力的で且つ安全な農薬施
用が可能な長期間保存した場合でも水田の処理した箇所
に組成物の残存がなく、農薬活性成分の拡散が極めて良
好な固体の農薬組成物の製造方法を提供する。 【構成】固体の水溶性高分子化合物を溶融し、農薬活性
成分と水中で気体を発する発泡成分及びその他の成分を
混合し、型枠容器に流し入れ冷却固化して成る固体の水
田用農薬組成物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全且つ省力的に水田
に散布することができる固体の農薬組成物の製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、作業者が水田に入らないで安全且
つ省力的に散布ができる農薬組成物が種々検討されてい
る。例えば、除草活性成分と界面活性剤、炭酸塩、水溶
性酸を含有してなる組成物(特開平3−128301号
公報)、除草活性成分と界面活性剤、結合剤を含有して
なる組成物(特開平3−173802号公報)がある。
これら固体の農薬組成物は使用者が水田に入ることな
く、農薬組成物数個を水田に投げ入れることにより農薬
を散布するとができるため、農薬が皮膚や衣類に付着し
たり散布した農薬が飛散することがなく、安全且つ省力
的な農薬散布を可能とする。これら固体の農薬組成物
は、全成分を混合した粉末を臼に入れ数十から数百kg
/平方センチメートルという高圧力で圧縮することによ
り製造される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高圧力で圧縮すること
により製造される固体の農薬組成物は製造方法及び農薬
組成物にそれぞれ問題がある。たとえば、前述の高圧力
で圧縮する方法を用いて工業的に農薬組成物を製造方法
では、臼の中に連続的に粉体を供給するために、粉体に
高い流動性が要求され、そのため臼で圧縮成型する前に
ローラーコンパクター或はその他の造粒機を用いて予備
的に造粒しておく等、予備処理や大規模な設備が必要で
ある。又、圧縮成型した後、臼や杵から組成物が容易に
剥がれることが必要であるが、農薬組成物中に液体の原
料を含有させた場合に圧縮した際に液が滲みだし組成物
の1部が臼に付着し、液体の原料を多量に含有させるこ
とができない。圧縮により製造される農薬組成物は、組
成物内部と外気が微細な隙間を通して接しているために
長期間保存した場合には、空気中の水分等によって農薬
活性成分、組成物を構成する成分等が変性することがあ
る。又、前述の水と反応して気泡を発する物質を含有さ
せ加圧成型した農薬組成物(特開平3−128301号
号公報)は、組成物を水田に投げ入れた場合に、組成物
の微細な隙間を通して内部にまで水が滲みこみ、組成物
内部から急激な発泡が起こるため、農薬活性成分が水中
に分散する前に発泡が終了し、その結果、投入した場所
に農薬活性成分が多量に残り、薬害が発生したり、投入
点より離れた場所では効果不足を生じることがある。
【0004】本発明は、これら従来技術の問題点を解決
するもので、安全且つ省力的な散布を可能とする固体の
水中発泡型農薬組成物を極めて容易に製造することがで
き、液体の農薬組成物を構成する成分を比較的多量に含
有させることが可能である。又、長期間の保存において
成分の変性がなく、水田における農薬活性成分の分散が
極めて良好な防除効果の高い農薬組成物を製造する方法
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】農薬活性成分、水中で気
体を発生する発泡成分及び固体の水溶性高分子化合物を
必須成分としてなる固体の水中発泡型農薬組成物におい
て、農薬組成物を構成する成分のうち、少なくとも水溶
性高分子化合物を加熱して溶融したところにその他の成
分を混合した後、型枠容器に充填し冷却固体化させてな
る農薬組成物の製造方法に関する。
【0006】本発明において使用する固体の水溶性高分
子化合物は、常温で固体であって、農薬組成物を構成す
る成分を混合し型枠容器に充填したときに、農薬組成物
が型枠容器内で冷却固体化されるものなら使用できる
が、特に融点が40℃以上の水溶性高分子化合物が好ま
しい。これらの水溶性高分子化合物としては、例えば、
平均分子量1000以上のポリエチレングリコールや、
酸化プロピレンを重合させたポリプロピレングリコール
を親油基としてその両端に酸化エチレンを親水基として
付加重合させたブロックポリマー、平均分子量1000
00以上のポリアルキレンオキサイド等の水溶性の高分
子化合物が挙げられ、その具体的なものとして、平均分
子量が1540、2000、4000、6000、13
000、20000のポリエチレングリコールや、エマ
ルゲンPP−290(花王(株)製、オキシエチレンオ
キシプロピレンブロックコポリマー、平均分子量800
0)、エパン485(第一工業製薬(株)製、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー)、
エパン680(同)、エパン785(同)、エパンU−
105(同)、エパンU−108(同)、ニューポール
PE−68(三洋化成(株)製、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレンブロックポリマー)、ニューポール
PE−78(同)、ニューポールPE−88(同)、ニ
ューポールPE108(同)、平均分子量が10000
0、300000、1000000、5000000の
ポリエチレンオキサイド等が挙げられるが、本発明で使
用する水溶性高分子化合物はこれらに限定されるもので
はない。水溶性高分子化合物は単独あるいは2種類以上
を組み合わせて用いることができる。農薬組成物中に於
ける水溶性高分子の配合割合は、全組成物に対して5重
量%から60重量%、好ましくは10重量%から40重
量%である。
【0007】本発明において使用する発泡成分は、水中
で気泡を発生するものなら使用できる。代表的な発泡成
分は、炭酸塩類と水溶性酸性物質を組合わせた成分であ
るが、炭酸塩類単独で発泡するものであれば水溶性酸性
物質を加える必要はない。水溶性酸性物質としては、固
体の物質が好ましい。炭酸塩類としては、例えば炭酸
塩、炭酸水素塩、ペルオクソ炭酸塩等があり、炭酸塩と
しては、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ア
ンモニウム、炭酸リチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸バリウム等をあげることができ、炭酸水
素塩としては、例えば、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素
カリウム、炭酸水素アンモニウム、セスキ炭酸ナトリウ
ム等をあげることができる。また、ペルオクソ炭酸塩と
しては、ペルオクソ炭酸ナトリウム、ペルオクソ炭酸カ
リウム等をあげることができる。炭酸塩類のうち炭酸
塩、炭酸水素塩が好ましく、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムが最も好
ましい。又、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウム、或
いは、炭酸カリウムと炭酸水素カリウム等の2種類以上
の塩を組み合わせて用いることができる。水溶性酸性物
質としては、例えばシュウ酸、コハク酸、アジピン酸、
フマル酸、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、
マレイン酸等のカルボン酸類又はオキシカルボン酸類、
第1リン酸ナトリウム、第1リン酸カリウム、酸性メタ
リン酸ナトリウム、酸性メタリン酸カリウム、酸性ピロ
リン酸ナトリウム、酸性ピロリン酸カリウム等のリン酸
塩類又は酸性縮合リン酸塩類があげられ、特に、酒石
酸、クエン酸が好ましい。又、クエン酸とフマル酸、酒
石酸とリンゴ酸等の2種類以上の酸を組み合わせて用い
ることができる。炭酸塩類と水溶性酸性物質との配合比
率は、モル比率で1:10から10:1の範囲が好まし
く、1:1から3:1の範囲が特に良い。
【0008】又、発泡成分として、過酸化水素付加化合
物と塩素化イソシアヌール酸、パーオキシ硫酸水素塩を
組合せて用いることができる。過酸化水素付加化合物と
塩素化イソシアヌール酸、パーオキシ硫酸水素塩の比率
は、モル比率で25:1から1:5の範囲が好ましい。
全組成物に対する発泡成分の配合割合は、農薬活性成分
の種類、その他の成分によって異なるが、20から70
重量%が適当であり、好ましくは30から50重量%で
ある。
【0009】本発明において使用する農薬活性成分は除
草剤、殺菌剤、殺虫殺ダニ剤、植物調節剤等であって、
水面施用に用いられる活性成分であれば特に有効であ
る。代表的な農薬活性成分を挙げると次のとうりであ
る。2−(4−エトキフェニル)−2−メチルプロピル
3−フェノキシベンジルエーテル(エトフェンプロク
ス)、O,O−ジメチル O−4−メチルチオ−m−ト
リル フォスフォロチオエート(MPP)、2−イソプ
ロピルフェニル メチルカーバメート(MIPC)、4
−(メチルチオ)フェニル ジプロピル フォスフェー
ト(プロパホス)、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチ
ルベンゾフラン−7−イル(ジブチルアミノチオ)メチ
ルカーバメート(カルボスルファン)、S−ベンジル
O,O−ジーイソプロピル フォスフォロチオエート
(IBP)、1,2,5,6−テトラヒドロピロロ
[3,2,1−ij]キノリン−4−オン(ピロキロ
ン)、α,α,α−トリフルオロ−3’−イソプロポキ
シ−O−トルアニリド(フルトラニル)、5−メチル−
1,2,4−トリアゾロ[3,4−b]ベンゾチアゾー
ル(トリシクラゾール),4−ニトロフェニル 2,
4,6−トリクロロフェニルエーテル(CNP)、4−
(2,4−ジクロロベンゾイル)1,3−ジメチルピラ
ゾール−5−イル トルエン−4−スルフォネート(ピ
ラゾレート)、
【0010】S−4−クロロベンジル ジエチルチオカ
ーバメート(チオベンカーブ)、2−クロロ−2’,
6’−ジエチル−N−(2−プロポキシエチル)アセタ
ニリドプレチラクロール)、2−ベンゾチアゾール−2
−イロキシ−N−メチルアセトアニリド(メフェナセッ
ト)、メチル α−(4,6−ジメトキシピリミジン−
2−イルカーバモイルスルファモイル)−o−トルアー
ト(ベンスルフロンメチル)、2,4−ビス(エチルア
ミノ)−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン(シ
メトリン)、1−(1−メチル−1−フェニルエチル)
−3−p−トリルウレア(ダイムロン)、S−エチル
アゼパン−1−カルボチオエート(モリネネート)、エ
チル 5−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル
カルバモイルスルファモイル)−1−メトキシピラゾー
ル−4−カルボキシレート(ピラゾスルフロンエチ
ル)、2−ブロモ−3,3−ジメチル−N−(1−メチ
ル−1−フェニルエチル)ブチルアミド(ブロモブチ
ド)、S−ベンジル 1,2−ジメチルプロピル(エチ
ル)チオカーバメート(エスプロカルブ)、S−1−メ
チル−1−フェニルエチル ピペリジン−1−カルボチ
オエート(ジメピペレート)、
【0011】N2 −(1,2−ジメチルプロピル)−N
4 −エチル−6−メチルチオ−1,3,5−トリアジン
−2,4−ジアミン(ジメタメトリン)、2−[4−
(2,4−ジクロロ−m−トルオイル)−1,3−ジメ
チルピラゾール−5−イロキシ]−4’−メチルアセト
フェノン(ベンゾフェナップ)、5−tert−ブチル
−3−(2,4−ジクロロ−5−イソプロポキシフェニ
ル)−1,3,4−オキサジアゾール−2(3H)−オ
ン(オキサジアゾン)、メチル 5−(2,4−ジクロ
ロフェノキシ)−2−ニトロベンゾエート(ビフェノッ
クス)、S−2−ベンゼンスルフォナミドエチル O,
O−ジ−イソプロピル フォスフォロジチオエート(ベ
ンスライド)、エチル 4−(4−クロロ−O−トリロ
キシ)ブチレート(MCPBエチル)、N−ブトキシメ
チル−2−クロロ−2’,6’−ジエチルアセタニリド
(ブタクロール)、3−イソプロピル−2,1,3−ベ
ンゾ−チアジアジノン−(4)−2,2−ジオキシドナ
トリウム(ベンタゾンナトリウム塩)、(E)−(R
S)−1−(4−クロロフェニル)−4,4−ジメチル
−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)
ペンタ−1−エン−3−オール(ウニコナゾール)、
(2RS,3RS)−1−(4−クロロフェニル)4,
4−ジメチル−2−(1H−1,2,4−トリアゾール
−1−イル)ペンタン−3−オール(パクロブトラゾー
ル) 農薬活性成分の農薬組成物中に於ける割合は、活性成分
の種類、使用目的等によって異なるが、通常5から70
重量%の範囲である。なお、農薬活性成分は1種類或い
は2種類以上を混合使用することができる。
【0012】本発明の製造方法は組成物中に必要に応じ
て、農薬組成物の製造に通常用いる界面活性剤、増量
剤、有機溶剤、発泡安定剤、分解防止剤等を配合するこ
とができる。界面活性剤として、アルキルサルフェー
ト、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネ
ート、アルキル燐酸エステル、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエ
ーテル、ポリアルキレングリコール、リグニンスルホネ
ート等のアニオン性あるいはノニオン性の界面活性剤、
増量剤として、クレー、タルク、ケイソウ土、ベントナ
イト、炭酸カルシウム、尿素、硫酸アンモニウム、硫酸
ナトリウム、ショ糖、ラクトース、デキストリン、デン
プン、塩化カリウム等、有機溶剤としてイソステアリル
アルコール、大豆油、ナタネ油、スピンドル油、マシン
油、流動パラフィン、塩化パラフィン、オレイン酸、イ
ソステアリン酸、リン酸トリブチル、シクロヘキサノ
ン、2−フェノキシエタノール、エチレングリコール、
プロピレングリコール、分子量1000以下のポリエチ
レングリコール、グリセリン、N−メチル−2−ピロリ
ドン、ジメチルスルホキシド等を挙げることが出来る。
【0013】本発明の農薬組成物の製造方法は、水溶性
高分子化合物を融点以上に加熱して液状とするが、加熱
する前に予め水溶性高分子化合物に農薬活性成分あるい
は発泡成分等、農薬組成物を構成する水溶性高分子化合
物以外の成分を添加しておいても良い。加熱温度は水溶
性高分子化合物が溶融する温度であればよく、水溶性高
分子化合物に予めその他成分を添加した時には、水溶性
高分子化合物とその他成分が溶融する温度であればよ
く、製造の際の作業能率等から、高分子化合物の融点以
上から100℃の範囲が適当であり、50℃から80℃
の範囲が良い。次いで、水溶性高分子化合物等が液状と
なったところに農薬組成物を構成する残りの成分を添加
し混合する。混合する温度は水溶性高分子化合物の加熱
溶融温度よりも高くても良いが、通常は、加熱溶融温度
に比べ若干低めである。
【0014】水溶性高分子化合物を加熱して溶融する装
置及びその他の成分を混合する装置は、それぞれ別の装
置或いは同一の装置でも良く、特に装置の周囲をスチー
ムや電熱器等で覆った一定の温度に調整できる装置が好
ましい。なお、液状の混合物は非常に粘性が高いため、
複数の混合羽を用いて混合する装置が能率面から適す
る。
【0015】液状物を均一に混合した後型枠容器に充填
し、自然冷却あるいは冷却機を用いて型枠容器ごと強制
的に冷却して、型枠容器内で液状の混合物を固体化させ
ることにより固体の農薬組成物が製造できる。通常、溶
融した水溶性高分子に農薬組成物を構成する成分の一部
が溶解するため融点降下現象が生じ、混合物は水溶性高
分子化合物の融点よりも低い温度で固体化する。
【0016】型枠容器は、液状の混合物を充填する凹部
が1個あるいは2個以上連なったもので、1つの凹部は
農薬組成物が1gから200g入る大きさである。凹部
の形状は特に限定されないが、例えば、球形、半球形、
円柱形、立方体形、円錐形、多角錘形、底部が球面にな
った円柱形、底部が平らになった多角錐あるいは円錐形
等の形より成る。
【0017】型枠容器の材質は、ほうけい酸ガラスやソ
ーダライムガラスなどのガラス製、アルミニウムやステ
ンレスなどの金属、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレン、ポリアミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン
共重合体)樹脂、フッ素樹脂などのプラスチック製、天
然ゴムや合成ゴムなどのゴム製、パルプボードや段ボー
ルなどの紙製、コルクなどの木製、石膏等の鉱物質等使
用可能である。型枠がプラスチック製の場合、固体の農
薬組成物は型枠容器に付着することがなく容易に目的物
を取り出すことができる。特に、融点が40℃以上の水
溶性高分子化合物を使用した場合には、目的物の取り出
しが容易である。又、農薬組成物の包装容器を兼ねた型
枠に成型した場合は、液状の混合物を冷却して固体化す
る際放熱しやすく、室温で短時間で固体化し、型枠容器
から農薬組成物を取り出す工程がなく容易に農薬組成物
を製造することができる。
【0018】本発明の製造方法で得られる固体の農薬組
成物は、1個当り1gから200g程度のものであり、
通常10アール当たり1個から100個、好ましくは5
個から30個程度を水田に投げ入れる。
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて説明する。な
お、部は重量部を示す。
【0019】(実施例1)ポリエチレングリコール(平
均分子量4000:融点53.5から57.5℃)40
部を70℃に加熱して溶融し、ベンタゾンナトリウム塩
22部、炭酸水素ナトリウム24部、無水クエン酸14
部を50℃から60℃の温度で混合する。均一となった
液状の混合物をポリ塩化ビニル製で半径2.5cm、高
さ5cmの円柱形の型枠容器に100g充填し、室温で
放置して固化させ型枠容器より取り出して円柱状の農薬
組成物を得る。
【0020】(実施例2)ポリエチレングリコール(平
均分子量4000、融点53.5から57.5℃)20
部とポリエチレングリコール(平均分子量600)20
部を70℃に加熱して溶融し、ベンタゾンナトリウム塩
22部、炭酸水素ナトリウム24部、クエン酸14部を
50℃から60℃の温度で混合する。均一となった液状
の混合物を、ポリ塩化ビニル製で一辺が6cmの立方体
形の型枠容器に200g充填し、室温で放置して固化さ
せ型枠容器より取り出して立方体状の農薬組成物を得
る。
【0021】(実施例3)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)15部を7
0℃に加熱して溶融し、チオベンカーブ30部、ベンス
ルフロンメチル1部、メフェナセット6部、炭酸水素ナ
トリウム28部、無水クエン酸14部、酒石酸4部、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル1.7部、
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩0.3部を5
0℃から60℃の温度で混合する。均一となった液状の
混合物を、ポリプロピレン製で半径2.5cmの半球形
の型枠容器に25g充填した。同様に液状物を充填した
型枠容器の開口部分同志を密着し室温で放置して固化さ
せ、型枠容器より取り出して1個50gの球状の農薬組
成物を得る。
【0022】(実施例4)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)15部を7
0℃に加熱して溶融し、チオベンカーブ30部、ベンス
ルフロンメチル1部、メフェナセット6部、炭酸水素ナ
トリウム28部、無水クエン酸14部、酒石酸4部、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル1.7部、
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩0.3部を5
0℃から60℃の温度で混合する。均一となった液状の
混合物を、ポリプロピレン製で半径2.5cmの半球形
に成形した包装容器を兼ねた型枠に25g充填し、室温
で放置して固体化させ半球状の農薬組成物を得る。本農
薬組成物は、使用時に型枠容器より取り出した。
【0023】(実施例5)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)15部を7
0℃に加熱して溶融し、チオベンカーブ30部、ベンス
ルフロンメチル1部、メフェナセット6部、炭酸水素ナ
トリウム28部、無水クエン酸14部、酒石酸4部、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル1.7部、
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩0.3部を5
0℃から60℃の温度で混合する。均一となった液状の
混合物を、ポリプロピレン製で半径1cm、高さ1.5
cmの円柱形に成形した包装容器を兼ねた型枠に5g充
填し、室温で放置して固化させ円柱状の農薬組成物を得
る。本農薬組成物は、使用時に型枠容器より取り出し
た。
【0024】(実施例6)ポリエチレンオキサイド(平
均分子量100000、融点65から67℃)5部とポ
リエチレングリコール(平均分子量600)10部を8
0℃に加熱して溶融し、チオベンカーブ30部、ベンス
ルフロンメチル1部、メフェナセット6部、炭酸水素ナ
トリウム28部、無水クエン酸14部、酒石酸4部、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル1.7部、
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩0.3部を6
0℃から70℃の温度で混合する。均一となった液状の
混合物を、ステンレス製で、半径が2.5cmの半球形
の型枠容器に25g流し入れた後、0℃に保った室に放
置して固化させ、型枠容器より取り出して半球状の農薬
組成物を得る。
【0025】(実施例7)ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンブロックポリマー(第一工業製薬製:商品
名、エパン785、融点49℃)15部を70℃に加熱
して溶融し、ピロキロン15部を2−フェノキシエタノ
ール20部に溶解した溶液、炭酸水素ナトリウム26
部、無水クエン酸14部、アルキルベンゼンスルホン酸
ナトリウム塩1部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮
合物ナトリウム塩4部、ケイソウ土(クニミネ工業製:
商品名、クニライト301)5部を55℃から65℃の
温度で混合する。均一となった液状の混合物をポリプロ
ピレン製で、半径2cm、高さ4cmで底部が球面にな
った円柱形の包装容器を兼ねた型枠に50g充填し、室
温で放置し固化させ底部が球状の円柱状の農薬組成物を
得る。本農薬組成物は、使用時に型枠容器より取り出し
た。
【0026】(実施例8)ポリエチレングリコール(平
均分子量2000、融点50から53℃)35部を70
℃に加熱して溶融し、ピロキロン15部、炭酸水素ナト
リウム26部、無水クエン酸14部、アルキルベンゼン
スルホン酸ナトリウム塩1部、特殊芳香族スルホン酸ホ
ルマリン縮合物ナトリウム塩4部、尿素5部を50℃か
ら60℃の温度で混合する。均一となった液状の混合物
を、石膏製で半径2cm、高さ4cmの底部が球面にな
った円柱形の型枠容器に50g流し入れた後、0℃に保
った室に放置して固化させ型枠容器より取り出して半球
状の農薬組成物を得る。
【0027】(実施例9)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)14部を7
0℃に加熱して溶融し、IBP34部、炭酸水素ナトリ
ウム30部、酒石酸18部、ポリオキシエチレンスチレ
ン化フェニルエーテル4部を50℃〜60℃の温度範囲
で混合する。均一となった液状の混合物をポリプロピレ
ン製で、半径2cm、高さ4cmの円柱形の包装容器を
兼ねた型枠に50g充填し、室温で放置し固化させ円柱
状の農薬組成物を得る。本農薬組成物は、使用時に型枠
容器より取り出した。
【0028】(実施例10)ポリエチレンオキサイド
(平均分子量100000から170000、融点65
から67℃)5部、ポリエチレングリコール(平均分子
量1540、融点43から46℃)10部、エトフェン
プロクス9部、界面活性剤(東邦化学製:商品名ソルポ
ール3154)3部、フェニルキシリールエタン(日本
石油製:商品名ハイゾールSAS−296)18部を7
0℃に加熱して溶融し、炭酸水素ナトリウム36部、無
水クエン酸19部を50℃から60℃の温度で混合す
る。均一となった液状の混合物をポリプロピレン製で、
半径2cm、高さ4cmの円柱形の包装容器を兼ねた型
枠に50g充填し、室温で放置し固化させ円柱状の農薬
組成物を得る。本農薬組成物は、使用時に型枠容器より
取り出した。
【0029】(比較例1)ベンタゾンナトリウム塩22
部、ポリエチレングリコール(平均分子量4000、融
点53.5から57.5℃)40部、炭酸水素ナトリウ
ム24部、無水クエン酸14部を均一に混合したもの1
00gを半径2.5cm、高さ15cmの臼に入れ、加
圧式打錠機(理研精機製:Riken Power P
−16B−028型)を用いて200kg/平方センチ
メートルの圧力で加圧成型して比較薬剤を得る。
【0030】(比較例2)チオベンカーブ30部、ベン
スルフロンメチル1部、メフェナセット6部、ポリエチ
レングリコール(平均分子量20000、融点60から
63℃)15部、炭酸水素ナトリウム28部、無水クエ
ン酸14部、酒石酸4部、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル1.7部、ドデシルベンゼンスルホン
酸カルシウム塩0.3部を均一に混合したもの50gを
半径2.5cm、高さ15cmの臼に入れ、加圧式打錠
機(前出)を用いて50kg/平方センチメートルの圧
力で加圧成型したが、臼の壁面に薬剤が多量に付着した
ため固形の薬剤を得ることはできなかった。
【0031】(比較例3)ホワイトカーボン(塩野義製
薬製、商品名:カープレックス1120)20部とチオ
ベンカーブ30部を混合し、さらにベンスルフロンメチ
ル1部、メフェナセット6部、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル1.7部、ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム塩0.3部を均一に混合したもの50
gを半径2.5cm、高さ15cmの臼に入れ、加圧式
打錠機(前出)を用いて50kg/平方センチメートル
の圧力で加圧成型して比較薬剤を得る。
【0032】(比較例4)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)20部を7
0℃に加熱して融解し、チオベンカーブ30部、ベンス
ルフロンメチル1部、メフェナセット6部、硫酸アンモ
ニウム41部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル1.7部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウ
ム塩0.3部を50℃〜60℃の温度で混合する。均一
となった液状の混合物を、ポリプロピレン製で半径2.
5cmの半球形の型枠容器に50g充填し、室温で放置
し固化させ型枠容器より取り出して比較薬剤を得る。
【0033】(比較例5)ピロキロン15部、ポリエチ
レングリコール(平均分子量20000、融点60から
63℃)35部、炭酸水素ナトリウム26部、無水クエ
ン酸14部、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩
1部、特殊芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物ナトリウ
ム塩4部、尿素5部を均一に混合したもの50gを半径
2.5cm、高さ15cmの臼に入れ、加圧式打錠機
(前出)を用いて50kg/平方センチメートルの圧力
で加圧成型して比較薬剤を得る。
【0034】(比較例6)ポリエチレングリコール(平
均分子量20000、融点60から63℃)35部を7
0℃に加熱して融解し、ピロキロン15部、アルキルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム塩1部、特殊芳香族スルホ
ン酸ホルマリン縮合物ナトリウム塩4部、尿素5部、硫
酸アンモニウム40部を50℃から60℃の温度範囲で
混合する。均一となった液状の混合物をポリプロピレン
製で半径2.5cmの半球形の型枠容器に50g充填
し、室温で放置し固化させ型枠容器より取り出して比較
薬剤を得る。
【0035】(試験例1)組成物の発泡性及び拡散性試
験 直径30cm、高さ10cmのガラスシャーレに水田の
土壌を1kg入れ、さらに水を入れて3日間静置する。
そこに1リットル/分の割合で水を注入し、常に表面の
水が入れ替わる状態とした。ガラスシャーレの上部から
20cm及び100cmの高さからガラスシャーレの中
心部に固化して1日後の本発明で製造された組成物を落
下させた後、組成物の発泡が終了するまでの時間及び水
中における発泡と拡散の程度を観察した(試験A)。
又、それぞれの組成物を蓋付きのガラス容器に入れ、4
0℃の条件下に30日間保存したものについても同様の
測定を行った(試験B)。判定規準は次の通りとした。
試験結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】発泡程度 ○:発泡多く、組成物の分散が終わるまで続く。 △:発泡少なく、組成物の分散が終わるまで続かない。 ×:ほとんど発泡しない。 拡散程度 ○:落下箇所に組成物が残らない。 △:落下箇所に組成物が少量残る。 ×:落下箇所に組成物が多量に残る。
【0038】(試験例2)ノビエ及びホタルイに対する
除草効果試験 2アールの水田に入水して代掻きを行い、施肥後にノビ
エとホタルイの種子を播種し、2葉期の水稲(品種名:
金南風)を移植した。移植深度は3cmとし、水深は5
から6cmに維持した。水稲を移植して7日後に本発明
で製造された組成物各100gを投げ入れた。移植7日
時の葉齢は水稲が4葉期、ノビエが1から1.5葉期、
ホタルイは1葉期であった。又、移植7日時の水田には
藻類が繁殖し、水垢の如く水面を覆っているのが認めら
れた。薬剤処理30日後に水稲及びノビエ、ホタルイに
対する薬剤の影響を観察した。更に、残効性を試験する
目的で、薬剤処理30日後にノビエとホタルイの種子を
播種し、15日後(薬剤処理45日後)に、再び水稲及
びノビエ、ホタルイに対する薬剤の影響を観察した。
又、水田における組成物の拡散程度を水中及び水面別に
観察した。試験結果を表2に示す。表中、拡散程度を
○:良好 △:不充分 ×:不良 を示す。供試植物に
対する影響 指数0:無処理区の場合と同程度の状態か
ら指数10:枯死状態 の11段階で表わした。
【0039】
【表2】
【0040】(試験例3)稲いもち病防除試験 2アールの水田に入水して代掻きを行い、施肥後に2葉
期の水稲(品種名:金南風)を移植した。移植深度は3
cmとし、水深は5から6cmに維持した。水稲を移植
して60日後に本発明で製造された組成物各200gを
水田に投げ入れた。薬剤を処理してから15日後及び3
0日後に薬剤の水稲への影響を調べた。又、薬剤を処理
して30日後に、水田の4隅と中央部より水稲各5株を
抜き取り、ポットに移植後、稲いもち病の菌胞子懸濁液
を噴霧接種して温室内で生育させた。菌を接種して10
日後に病班を観察した。結果は次式より求めた防除率で
表わした。試験結果を表3に示す。
【0041】
【数1】
【0042】
【表3】 薬害の評価は次の規準で行った。 − :健全葉(薬害なし) ± :葉の約10部以下に薬害が認められる。 + :葉の約10〜30部程度に薬害が認められる。 ++ :葉の約30部以上に薬害が認められる。
【0043】
【発明の効果】本発明の方法は、畦畔より水田に投げ込
みやすく、省力的で安全な農薬散布を可能とする室温で
固形の農薬組成物を、非常に容易に製造することができ
る。本発明の製造方法で得られる農薬組成物は空隙のな
い固形物であるため、水田に投じた時に水が組成物内に
滲み込むことがなく、組成物表面から一定の速度で比較
的ゆっくり泡が発生する。その結果、組成物内部より急
激に泡が発生することがなく、農薬活性成分が水田に拡
散する間継続して泡が発生するために、処理した箇所に
多量の農薬活性成分が残存することがなく、農薬活性成
分の拡散が良好であるため、水田の一部分に農薬組成物
を散布することにより、水田全体への薬剤処理が可能で
ある。更に、保存中に空気中の水分等の影響により、農
薬組成物の成分が変質することがなく長期間の保存が可
能である。又、本製法で製造される農薬組成物は、包装
容器を兼ねた型枠に成型した製品とすることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】農薬活性成分と、水中で気体を発生する発
    泡成分、固体の水溶性高分子化合物を必須成分としてな
    る水中発泡型農薬組成物において、農薬組成物を構成す
    る成分のうち、少なくとも水溶性高分子化合物を加熱し
    て溶融したところにその他の成分を混合した後、型枠容
    器に充填し冷却固体化することを特徴とする固体の農薬
    組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】水溶性高分子化合物の融点が40℃以上で
    ある請求項1記載の農薬組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】発泡成分が炭酸塩類と固体の水溶性酸性物
    質である請求項1記載の農薬組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】型枠容器がプラスチック製である請求項1
    記載の農薬組成物の製造方法。
JP10910792A 1991-07-08 1992-04-03 固体の農薬組成物の製造方法 Pending JPH05286806A (ja)

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TW081105022A TW210948B (en) 1991-07-08 1992-06-25 Solid composition of agricultural chemicals and method of making
EG36492A EG19990A (en) 1991-07-08 1992-07-06 Solid composition of agricultural chemical and method for its production
KR1019920012126A KR100194112B1 (ko) 1991-07-08 1992-07-08 고체 농약 조성물 및 그 제조방법
CN92105653A CN1055375C (zh) 1991-07-08 1992-07-08 农业化学制品的固体组合物和它的制备方法
CNB001009214A CN1166292C (zh) 1991-07-08 2000-01-03 制备水下发泡型的农业化学制品固体组合物的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07179305A (ja) * 1993-12-21 1995-07-18 Nissan Chem Ind Ltd 除草剤混合物
JP2008518869A (ja) * 2004-10-12 2008-06-05 オーエムエス・インヴェストメンツ・インコーポレイティッド 放出制御植物成長養分成形生成物及びその製造方法
JP2015500305A (ja) * 2011-12-15 2015-01-05 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 殺有害生物剤とポリアルコキシレートの融液から調製され、ポリカルボキシレートと複合化した液体アジュバントを含み得る固体農薬製剤

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