JPH05286530A - 重量物移動装置 - Google Patents
重量物移動装置Info
- Publication number
- JPH05286530A JPH05286530A JP4090594A JP9059492A JPH05286530A JP H05286530 A JPH05286530 A JP H05286530A JP 4090594 A JP4090594 A JP 4090594A JP 9059492 A JP9059492 A JP 9059492A JP H05286530 A JPH05286530 A JP H05286530A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- rollers
- roller guide
- guide
- box
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 構造簡単でコンパクトな装置を提供する。
【構成】 ローラボックス1と該ローラボックスに連続
するローラガイド2との連続部にローラ送り出し装置3
を設け、ローラガイドの上面にジャッキ部を設ける。
するローラガイド2との連続部にローラ送り出し装置3
を設け、ローラガイドの上面にジャッキ部を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重量物移動装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ケーソン等の重量物の陸上移動に
は、通常、コロが用いられ、又は、台車や摩擦係数を低
減したシュー等が用いられていた。
は、通常、コロが用いられ、又は、台車や摩擦係数を低
減したシュー等が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コロは、略一
定ピッチで配列するのが面倒で、かつ、作業に危険が伴
う。また、台車、シュー等は、重量が大きくなると、構
造が複雑となり大型化する。
定ピッチで配列するのが面倒で、かつ、作業に危険が伴
う。また、台車、シュー等は、重量が大きくなると、構
造が複雑となり大型化する。
【0004】本発明は、従来のコロ方式を改造した構造
簡単でコンパクトな重量物移動装置を提供することを目
的としている。
簡単でコンパクトな重量物移動装置を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
可撓性ローラを送り出し方向に直角に整列して収納する
ローラボックスと、該ローラボックスに連続し複数の前
記ローラをガイドする長尺で下方が開口したローラガイ
ドと、該ローラガイドに前記ローラボックスから前記ロ
ーラを送り出すローラ送り出し装置と、前記ローラガイ
ドの上面に設けられたジャッキとを備えている。
可撓性ローラを送り出し方向に直角に整列して収納する
ローラボックスと、該ローラボックスに連続し複数の前
記ローラをガイドする長尺で下方が開口したローラガイ
ドと、該ローラガイドに前記ローラボックスから前記ロ
ーラを送り出すローラ送り出し装置と、前記ローラガイ
ドの上面に設けられたジャッキとを備えている。
【0006】上記ローラは、スプリング鋼や弾性剛性樹
脂材でコロ状に形成し、又は、エアや液体を充填したコ
ロ状体で形成するのが好ましい。
脂材でコロ状に形成し、又は、エアや液体を充填したコ
ロ状体で形成するのが好ましい。
【0007】また、ローラ送り出し手段は、ローラボッ
クス及びローラガイドの連続部を地面に支持する一対の
車輪と、これら車輪を連結する車軸と、該車軸に固設さ
れ周面に所定ピッチでローラを収める凹部が形成された
筒部とで形成するのが好ましい。
クス及びローラガイドの連続部を地面に支持する一対の
車輪と、これら車輪を連結する車軸と、該車軸に固設さ
れ周面に所定ピッチでローラを収める凹部が形成された
筒部とで形成するのが好ましい。
【0008】また、ジャッキは、圧縮エア又は液体で膨
脹される袋体で構成するのが好ましい。
脹される袋体で構成するのが好ましい。
【0009】また、重量物の製作ヤードには、ローラを
ガイドした状態のローラガイドを挿入できる一対の溝部
を形成しておくのが好ましい。
ガイドした状態のローラガイドを挿入できる一対の溝部
を形成しておくのが好ましい。
【0010】また、ローラをガイドするだけの補助ロー
ラガイドを用意するのが好ましい。
ラガイドを用意するのが好ましい。
【0011】
【作用】上記のように構成された重量物移動装置におい
ては、製作ヤードの一対の溝部に、補助ローラガイドを
利用して移動装置のローラガイドをセットし、ジャッキ
を膨脹して重量物を支持する。そこで、ローラボックス
に複数のローラを収納して装置を移動する。すると、車
輪が回転し筒体は所定ピッチでローラを連続的にローラ
ガイドに送り出す。そして、ローラガイドの端部から出
てきたローラをローラボックスに戻し、順次、装置を移
動する。この際、可撓性ローラは、走行路の不陸状態に
応じて変形し、ローラがフリーになることを防止し、ロ
ーラにかかる荷重を均一化して移動をスムーズ化する。
ては、製作ヤードの一対の溝部に、補助ローラガイドを
利用して移動装置のローラガイドをセットし、ジャッキ
を膨脹して重量物を支持する。そこで、ローラボックス
に複数のローラを収納して装置を移動する。すると、車
輪が回転し筒体は所定ピッチでローラを連続的にローラ
ガイドに送り出す。そして、ローラガイドの端部から出
てきたローラをローラボックスに戻し、順次、装置を移
動する。この際、可撓性ローラは、走行路の不陸状態に
応じて変形し、ローラがフリーになることを防止し、ロ
ーラにかかる荷重を均一化して移動をスムーズ化する。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0013】図1ないし図6において、全体を符号Aで
示す重量物移動装置は、ローラボックス1と、そのロー
ラボックス1に連続するローラガイド2と、これら両者
1、2の連続部に設けられた全体を符合3で示すローラ
送り出し装置と、ローラガイド2の上面に設けられたジ
ャッキ部8と、ローラボックス1に収められローラガイ
ド2にガイドされる複数のローラ10とから構成されて
いる。
示す重量物移動装置は、ローラボックス1と、そのロー
ラボックス1に連続するローラガイド2と、これら両者
1、2の連続部に設けられた全体を符合3で示すローラ
送り出し装置と、ローラガイド2の上面に設けられたジ
ャッキ部8と、ローラボックス1に収められローラガイ
ド2にガイドされる複数のローラ10とから構成されて
いる。
【0014】前記ローラボックス1は、ローラガイド2
側に逐次厚さが薄くなるように側面形状が曲線状に形成
され、内部には複数のローラ10をローラガイド2に直
交し整列して収納できるようになっている。
側に逐次厚さが薄くなるように側面形状が曲線状に形成
され、内部には複数のローラ10をローラガイド2に直
交し整列して収納できるようになっている。
【0015】前記ローラガイド2は、断面が下方開口の
コ字状に形成され、ローラ10の両端面をガイドし、ロ
ーラ10の下半部を露出するようになっている。
コ字状に形成され、ローラ10の両端面をガイドし、ロ
ーラ10の下半部を露出するようになっている。
【0016】前記ローラ送り出し装置3は、装置Aを所
定地上高に支持する一対の車輪4と、これら車輪4、4
を連結する車軸5と、その車軸5に固設され、周面に所
定ピッチでローラ10を収める凹部7が形成された筒部
6とから構成されている。
定地上高に支持する一対の車輪4と、これら車輪4、4
を連結する車軸5と、その車軸5に固設され、周面に所
定ピッチでローラ10を収める凹部7が形成された筒部
6とから構成されている。
【0017】前記ジャッキ部8は、圧縮エア又は圧縮液
体で膨脹されて高さが増加する平板状の袋体で形成さ
れ、上面には、支持板9が接合されている。
体で膨脹されて高さが増加する平板状の袋体で形成さ
れ、上面には、支持板9が接合されている。
【0018】前記可撓性ローラ10は、スプリング鋼又
は弾性剛性樹脂材でコロ状に形成されている。しかし、
これに限られるものではなく、エア又は液体を充填した
コロ状体で形成されている。
は弾性剛性樹脂材でコロ状に形成されている。しかし、
これに限られるものではなく、エア又は液体を充填した
コロ状体で形成されている。
【0019】図7において、重量物である例えばケーソ
ンCの製作ヤードDには、ローラガイド2が挿入できる
一対の溝部11が形成されている。また、図8に示すよ
うな全体を符合Bで示す補助ローラガイド12が用意さ
れている。この補助ローラガイドBは、ローラガイド2
と同形状に形成されている。
ンCの製作ヤードDには、ローラガイド2が挿入できる
一対の溝部11が形成されている。また、図8に示すよ
うな全体を符合Bで示す補助ローラガイド12が用意さ
れている。この補助ローラガイドBは、ローラガイド2
と同形状に形成されている。
【0020】ケーソンCの移動に際し、製作ヤードDの
溝部11のケーソン移動側にローラ10をガイドした補
助ローラガイド12をセットし、その前端に重量物移動
装置Aの後端を当接して補助ローラガイドBを溝部11
に挿入する。すると、ローラ10は順次補助ローラガイ
ド12からローラガイド2に転移される(図8)。そし
て、最終的に図9に示すように、補助ローラガイドBは
押し出され、ローラガイド2が溝部11に挿入セットさ
れる。そこで、ジャッキ部8を膨脹し支持板9によりケ
ーソンCをリフトして重量物移動装置Aで支持する(図
10)。
溝部11のケーソン移動側にローラ10をガイドした補
助ローラガイド12をセットし、その前端に重量物移動
装置Aの後端を当接して補助ローラガイドBを溝部11
に挿入する。すると、ローラ10は順次補助ローラガイ
ド12からローラガイド2に転移される(図8)。そし
て、最終的に図9に示すように、補助ローラガイドBは
押し出され、ローラガイド2が溝部11に挿入セットさ
れる。そこで、ジャッキ部8を膨脹し支持板9によりケ
ーソンCをリフトして重量物移動装置Aで支持する(図
10)。
【0021】次いで、装置Aを矢印方向に移動すると図
5に示すように、最後尾のローラ10aがローラガイド
2から外れると共に、車輪4の回転により筒部6の凹部
7によりローラボックス1からローラ10が所定の一定
間隔でローラガイド2に送り出される。そこで、補助ロ
ーラガイドBから外れたローラ10aをローラボックス
1に戻す。この動作を繰り返してケーソンCを矢印方向
に移動する。
5に示すように、最後尾のローラ10aがローラガイド
2から外れると共に、車輪4の回転により筒部6の凹部
7によりローラボックス1からローラ10が所定の一定
間隔でローラガイド2に送り出される。そこで、補助ロ
ーラガイドBから外れたローラ10aをローラボックス
1に戻す。この動作を繰り返してケーソンCを矢印方向
に移動する。
【0022】この際、図11に示すように、走行面Eに
凹部F、突部G等の不陸があると、ローラ10に対しロ
ーラ10bが拡がり、ローラ10cは縮んでローラ1
0、10b、10cにかかる荷重を均一化し、移動をス
ムーズにする。
凹部F、突部G等の不陸があると、ローラ10に対しロ
ーラ10bが拡がり、ローラ10cは縮んでローラ1
0、10b、10cにかかる荷重を均一化し、移動をス
ムーズにする。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、簡単でコンパクトな装置で重量物を容易か
つ安全に移動することができる。
ているので、簡単でコンパクトな装置で重量物を容易か
つ安全に移動することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の要部を示す拡大図。
【図3】ローラ送り出し装置を示す斜視図。
【図4】ケーソンを支持した状態を示す斜視図。
【図5】図4の側面図。
【図6】図5の上面図。
【図7】製作ヤード及びケーソンを示す斜視図。
【図8】補助ローラガイドを溝部に挿入している状態を
説明する側面図。
説明する側面図。
【図9】重量物移動装置をセットした状態を示す側面
図。
図。
【図10】ケーソンを支持した状態を示す側面図。
【図11】ローラの作用を説明する斜視図。
A・・・重量物移動装置 B・・・補助ローラガイド C・・・ケーソン D・・・製作ヤード 1・・・ローラボックス 2・・・ローラガイド 3・・・ローラ送り出し装置 4・・・車輪 5・・・車軸 6・・・筒部 7・・・凹部 8・・・ジャッキ部 9・・・支持板 10・・・ローラ 11・・・溝部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の可撓性ローラを送り出し方向に直
角に整列して収納するローラボックスと、該ローラボッ
クスに連続し複数の前記ローラをガイドする長尺で下方
が開口したローラガイドと、該ローラガイドに前記ロー
ラボックスから前記ローラを送り出すローラ送り出し装
置と、前記ローラガイドの上面に設けられたジャッキと
を備えていることを特徴とする重量物移動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4090594A JP2561774B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 重量物移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4090594A JP2561774B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 重量物移動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286530A true JPH05286530A (ja) | 1993-11-02 |
JP2561774B2 JP2561774B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=14002798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4090594A Expired - Lifetime JP2561774B2 (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 重量物移動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561774B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202505A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-22 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 転動体用保持器 |
JPS6420323U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 | ||
JP3001111U (ja) * | 1994-02-16 | 1994-08-23 | 株式会社シンク・ラボラトリー | ステレオグラムが見られる画像が印刷された容器を備えた商品 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP4090594A patent/JP2561774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63202505A (ja) * | 1987-02-12 | 1988-08-22 | Dai Ichi Seiko Co Ltd | 転動体用保持器 |
JPS6420323U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-01 | ||
JP3001111U (ja) * | 1994-02-16 | 1994-08-23 | 株式会社シンク・ラボラトリー | ステレオグラムが見られる画像が印刷された容器を備えた商品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561774B2 (ja) | 1996-12-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |