JPH10324425A - 荷役装置及び荷役方法 - Google Patents

荷役装置及び荷役方法

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JPH10324425A
JPH10324425A JP17511897A JP17511897A JPH10324425A JP H10324425 A JPH10324425 A JP H10324425A JP 17511897 A JP17511897 A JP 17511897A JP 17511897 A JP17511897 A JP 17511897A JP H10324425 A JPH10324425 A JP H10324425A
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truck
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JP17511897A
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Takeshi Hayashi
武 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラックによる輸送効率を上げるには、荷役時
間の短縮が重要である。本発明は、あらかじめ本発明装
置にトラック1台分の荷物を積み付けておき、トラック
の後部から積みつけたそのままに状態で、一度に積み込
む荷役装置と方法を提供する。 【解決手段】トラック荷台の内法寸法と、ほぼ等しい長
方形の台座は、水平方向に設置され、トラックの空車状
態の荷台より少し高く設定し固定してある。その台座の
上へフォークリフトで両側面から荷物を積み付け、トラ
ックが後進にて台座の正面に後部開口部を臨ませる。次
にトラック後部の荷台の下からトラックの荷台をジャッ
キアップしてトラック荷台の高さを、台座の高さに合わ
せる。台座の溝の中に挿入された長いフォークを持ち上
げて積みつけられた荷物を、フォークの上に載せてトラ
ックの荷台の中へ、そのまま移動し積み込むことが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷物を貨物トラ
ックに積載したり、荷下ろしする時に使用する荷役装置
に関する。さらに詳しくは、この発明の装置は、あらか
じめ長尺のフォーク上に、複数個の荷物を積みつけした
後、積みつけした状態でトラックの荷台上に移動させて
転載する。又荷台上の荷物をそのままの状態でフォーク
上に転載して荷下ろしすることもできる。
【0002】
【従来の技術】トラックの荷台に荷物を積み込み、又積
み込んだ荷物を降ろすには、現在一般的にはパレットが
使用されている。パレットの上に多数の荷物を積みつ
け、これをパレットごとフォークリフトによってトラッ
ク荷台の側面から積み下ろしをしている。荷物の保護の
ため、屋根と側面を覆う必要のあるトラックは、側面下
部のアオリを下ろし、側面上部と屋根が一体となり上方
にスイング上昇して、側面が全開するウイングと称する
荷台を備えた高価な車体が使用されている。保冷車や冷
凍車、又長尺のコンテナーなどは、側面部が塞がってい
るので、荷台側面から積み降ろしできない。
【0003】荷台後部の開口部から、フォークリフトが
出入りして積み下ろしする方法もあるが、1台ずつしか
出入りができず、長時間を要する非能率な作業となって
いる。本発明者は、上記の作業状態の合理化のため、長
尺のフォーク上にあらかじめ多数の荷物を積みつけして
おき、荷台後部の開口部からそのままの状態で、荷台上
に、積み込んだり荷下ろしする、リフトフォーク式荷役
装置を特許出願し提案した。「特開平2−48398」
以下先願という。
【0004】この発明はリフトテーブル上の長尺のフォ
ークの上へ、あらかじめ多数の荷物を積みつけておき、
フォークを上昇させて上記のようにトラック荷台の後部
からフォークを荷台上に移動し、フォークを下降させて
転載するとともに、荷下ろし時には、フォークを荷台上
の荷物の下方に挿入し、フォークを上昇させて持ち上
げ、荷物をフォークと共にリフトテーブルの上に移動し
て、荷下ろしするものである。
【0005】上記荷物の転載移動時に、トラック側は荷
物の重量をスプリングで支えているため、積み込み時に
は荷物の重量がトラック側に移動するに従って、荷台が
降下し、荷下ろし時には逆に上昇する。このためリフト
テーブルとトラック荷台底面が同一平面の高さになるよ
うに、リフトテーブルが上下動するように構成してい
る。
【0005】荷物の積み込み時はフォークがトラック荷
台上に次第に移動するので、徐々に荷台が降下し、それ
とともにリフトテーブルを降下させればよいが、荷下ろ
し時の最終段階でフォークの先端部が、トラック荷台か
ら離れる瞬間にトラック荷台がスプリングによって、上
へ飛び上がる可能性があり、フォークが垂直面内上方に
そり曲がることによる耐久性に問題があり、荷物の移動
速度が早くなればなる程その傾向が大となることが確認
された。
【0006】又、先願にはリフトテーブルとトラック荷
台の高低差を検出して、その信号によりリフトテーブル
の高さを自動調整するように記述しているが、実際には
その高低差ができる前に、フォーク自体に鉛直方向の曲
げ応力がかかり、フォークを傷めてしまうことが判明し
た。即ちリフトテーブルと荷台のレベル差が発生する前
に、フォークが曲げ応力を受けて、積み込み時には下に
曲がり、荷下ろし時には上に曲がる損傷を受けフォーク
の耐久性に問題があり、然もその補修も極めて困難であ
ることが判明した。
【0007】本発明は、本発明者による先願の荷役装置
のこれらの欠点を解決することを目的に開発されたもの
である。本発明の重要な目的は、先願発明装置を使用し
て荷物の高速な積み降ろしの出来る荷役装置と、耐久力
のある荷役方法を提供することにある。本発明の他の重
要な目的は、上記荷役方法を達成するための、新たな構
成による荷役装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の荷役方法及び荷
役装置は、前述の目的を達成するために下記の構成を備
える。
【0009】本発明の荷役方法及び装置は、荷役装置の
本体1と、荷物を積み下ろしするトラックの荷台上面の
台座2と、トラック荷台後部の下方に、トラックの積み
荷重量を支えるジャッキ4により構成する。荷役装置の
本体1は、上面が長方形状で水平方向に延長されてい
る。本体1は上面に台座2を備え、台座は前後方向に延
長する山部9と谷部10を備える。本体1は、台座の谷
部10内に挿入されて前後方向に移動するフォーク3を
備える。フォーク3はその上に荷物を載せて移動出来る
ように、下方に車輪8を備える。フォーク3は上面が微
少間隔上下動出来るようにリフト装置21を備える。フ
ォーク3の上面の高さは、上昇時には台座の山部9より
高く、下降時には荷物を移動させない様に台座の山部9
よりも低く設定されている。トラック荷台上面の台座2
は、本体1のフォーク3がトラック方向に移動すると
き、台座の谷部10に挿入される位置に設定されてい
る。ジャッキ4はトラックが空車状態の荷台高さと同一
か、又はそれ以上になるように、設定されている。
【0010】
【作用】本発明の荷役方法及び装置は、それを使用する
ことにより、以下の作用を備える。 積み込み 荷役装置本体1の台座上に積み付けされた荷物は、フォ
ーク3を上昇させることにより、フォーク上に移裁され
る。フォーク3をトラック方向に移動することにより、
荷物は積みつけられたそのままの状態で、トラックに積
み込まれる。荷物の荷重がトラック側に移動するに従っ
て、トラックの荷台に荷重が架かるが、ジャッキによっ
て下から荷重を支えられており、少なくとも荷台の後端
部はスプリングが撓み荷台が下降することはない。従っ
てフォークに局部的な曲げ荷重が架からないので傷むこ
とはない。荷物がトラック荷台に収納されれば、フォー
クを降下させ、本体1の台座上へフォークのみを移動す
る。この場合フォークが降下位置にあり、荷物が再び移
動することはない。次にジャッキを降下させれば荷物の
荷重が車体に架かり始め、荷台が降下する。更にジャッ
キを降下させ、ジャッキ上面が車体から離れれば積み込
みが完了する。
【0011】荷下ろし 荷物を積載したトラック後部の下方から、ジャッキを上
昇させて荷台を持ち上げる。荷物の荷重によって撓んで
いたスプリングが元に返り始める。本体台座のフォーク
先端部と、トラック荷台台座の谷部が臨む位置でジャッ
キを停止し、フォークをトラック方向に移動する。フォ
ークが荷台の終端部に達すれば、フォークを上昇させる
ことにより荷物をフォーク上に移裁する。次にフォーク
を本体台座方向に移動すれば、荷物は積みつけられたそ
のままの状態で、フォークと共に移動する。荷物の荷重
が減少しても、トラック荷台は既にジャッキにより、空
車位置まで持ち上げられており、スプリングが元に返
り、上昇することはない。荷物が本体台座上に達すれ
ば、フォークを降下させ荷物を台座上に移裁すると共
に、ジャッキを降下させる。ジャッキには殆ど荷重はか
かっておらず、少し下げればジャッキ上面と車体は離
れ、荷下ろし作業は完了する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための方法と装置を例示するも
のであって、本発明を下記のものに特定しない。さら
に、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いよう
に、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請
求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の
欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の
範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するもので
は決してない。
【0013】
【実施例】図1及び、図2は本発明装置を使ってトラッ
クに荷物を積み下ろしする、本発明方法を実施する状況
を示す。荷役装置の本体1(以下本体という)は、通常
トラックターミナルのプラットフォーム12の一部を切
り欠いて設置される。又商品量産工場の出荷ラインの、
最終行程での荷役作業場で、フォークリフトの走行に適
した平らな床面に設置される。
【0014】図1に於いて、荷役装置の本体1は、基台
5と基台の上に支柱を兼ねた四本の昇降装置14と更に
昇降装置に支承された水平方向の長方形平板の台座2と
台座上に載せられたフォーク3よりなる。台座2の幅
は、トラック荷台の幅とほぼ同寸法で、長さはトラック
荷台より少し長く形成してある。荷物を積み込むトラッ
クは、本体の正面へ後進にて接近し、荷台後部のシャー
シをジャッキ4によって、下から持ち上げる様にして、
駐車している。
【0015】図1−2は台座2を正面から見た横断面図
で、金属板を折り曲げて山部9と谷部10を形成してあ
る。谷部には前後方向に長尺のフォーク3が挿入され、
フォークは車輪によって前後方向に転動、移動する様に
構成されている。
【0016】トラック荷台20内にも、荷台の床面に同
形状の台座2が敷設されており、本体1の台座の延長
が、トラックの台座となるように位置設定されている。
【0017】図1に於いて台座2の裏側に、一対のチェ
ンホイル6とチェン7が取り付けられている。このチェ
ンは後述するが、図示しないチェンのアタッチメントピ
ースにより、フォーク3を縦方向に駆動する。
【0018】昇降装置14は、荷役の対象とするトラッ
クの中で、最も荷台の高い車両の、空車状態の台座2高
さと同レベルか、それより少し高い目に本体の台座の高
さを設定する。荷役の対象が同種の車両ばかりであれ
ば、その都度設定する必要はなく、パワーシリンダを使
用した昇降装置14でなく、単なる支柱でも良い。
【0019】図3は本体1の横断面を示し、上面には凹
凸溝が設けられた台座2を構成している。台座2の谷部
10内には、上面が微少寸法駆動されて上下し、前後方
向に駆動されて、車輪8により転動移動する長尺のフォ
ーク3が挿入されている。フォークの上面の点線はフォ
ークの上昇位置を示す。
【0020】台座2の最下方には地面上に基台5が据え
付けられ、その基台上に4本の支柱を兼ねた昇降装置1
4と、その昇降装置に上下動自在に中間台17が支承さ
れている。更に中間台上面のレール15上に、前記台座
2と一体の台座フレーム16の下面に設けられた車輪8
を介して、左右方向移動自在に裁置されている。又更
に、中間台17と一体的に駆動シリンダ19が枢着され
て、その駆動端は台座フレーム16と一体の駆動ピース
18に連結され、駆動シリンダの伸縮と共に、約15セ
ンチ程度台座フレーム16が、左右方向に移動可能に構
成されている。
【0021】図4は、中間部を省略して切り欠いた、本
体1の側面を示す。基台5に取り付けられた昇降装置1
4により中間台17を支承して、中間台のレール15上
に台座フレーム16のそろばん玉形状の車輪8が載せら
れている。又図では重なっているが、前述のように駆動
シリンダ19と駆動ピース18により、台座フレーム1
6は、図4では前後方向に移動する。
【0022】図5はトラックの荷台を後部から扉を開け
て見た図である。地上に設置されたジャッキ4は上昇し
て、トラック荷台20後部のシャーシ11に当接して下
から持ち上げるように構成したものである。ジャッキ4
を2本併設するのは、左右方向の傾きを補正出来る。荷
台上20には、本体と同様に凹凸溝形状の台座2が設け
られ、図ではフォークが挿入された状態を示す。谷部の
幅が広くフォークと山部との隙間Sは、図3に示す本体
のものより広い。
【0023】図6は本体の上部の台座2と台座フレーム
16部分を示す。谷部には前後方向に長いフォーク が
挿入されている。フォークは台フォーク23と昇降フォ
ーク22からなり、台フォークに昇降フォークが被さる
形状となっている。図6−2にフォークのみの拡大図を
示す。台フォーク23にはフォーク上面のリフト装置2
1としての、油圧又は電動のパワーシリンダが一体的に
取り付けられ、パワーシリンダが伸張すれば昇降フォー
クが上昇し、点線の状態となる。パワーシリンダへのの
油圧の供給は、油圧ユニット38からホースリール29
を通じて可撓性の油圧ホース27を介して供給される。
【0024】図7は本体の台座の側面で上部、右端の断
面を示す。台フォーク23に取り付けられたリフト装置
21としてのパワーシリンダの、シャフト上端が昇降フ
ォーク22の厚肉の丸座24に当接しておりパワーシリ
ンダが伸張することにより昇降フォーク22は上昇す
る。
【0025】図8はフォークがその長さ方向にチェン駆
動される原理を示す。本体の台座からトラックの荷台の
台座に乗り移った状況を示す。台座フレーム内の原動機
30によって駆動シャフト32が、駆動される。その駆
動シャフトと同軸のチェンホイル6が、駆動回転し、等
間隔のアタッチメントピース25が取り付けられた無端
のフォークチェン31が駆動され、図のようにアタッチ
メントピースがフォーク内に設けたピン33を駆動し、
フォークが水平方向に移動する。
【0026】図8の場合のピン33は、フォークの車輪
のシャフトを兼用している。図8では右方向に駆動さ
れ、フォークは右に移動するが、左回転に切り換えれば
アタッチメントピースは1ピッチ分空転し、ピンの右側
のアタッチメントピースがピンの右側から当接し、ピン
を左方向に駆動しフォークは左方向に移動するようにな
る。
【0027】アタッチメントピース によってフォーク
のピン が押圧されて、フォークが移動するが、フォー
クのピンの全てが外れて、一方に出てしまっては、次に
逆転して反対方向にフォークを移動する時に、アタッチ
メントピースが駆動するピンが無くなるため、フォーク
が逆転移動しなくなる。そこでフォークを本体からトラ
ックの方向に移動する時に、フォークの後端部の適当な
寸法は本体内に残しておかなければならない。なおフォ
ークチェン下部のガイド34は、チェンの弛みを防止し
確実に、アタッチメントピースがピンを駆動するための
ものである
【0028】図7に理想的なアタッチメントピース25
の形状と、アタッチメントが押圧しながら離れていく状
況を示す。図の左側のピンは車輪のシャフトと兼用して
いない。
【0029】図9は原動機30により前後の駆動シャフ
トが駆動され、同時に多数のフォークチェン31が駆動
されて、対応するフォーク3が完全に同期して移動する
状況を示す。但しアタッチメントピースは図示せず。
【0030】図6において、フォークの駆動機構につい
て前後方向からのチェンホイル部分での横断面を示す。
台座フレーム16と一体に原動機30と駆動シャフト2
6、チェンホイル6、を軸受けで支承して回転自在に取
り付けてある。アタッチメントピース25がフォークの
車輪のシャフト28であるピンに当接している状況を示
す。
【0031】図10は本体を中心としての側面図であ
る。前述の図6における油圧回路の可撓性の油圧ホース
27のフォーク移動時の動作を示す。ホースリール29
の中心軸に油圧ユニット38の出力側が連結されてい
る。可撓性の油圧ホース27はホースリールに接近し
た、ガイドローラ37に案内されてフォーク内側の回転
継手36に連結されている。回転継手は油圧ホース27
に連結された部分が、垂直面内で回動自在に構成されて
いる。回転継手36からリフト装置のパワーシリンダへ
の破線で示す配管39も、可撓性の油圧ホースで連結す
る。
【0032】フォークが本体の、ほぼ中央部にあるとき
は、回転継手36から油圧ホースは、図のように垂れ下
がった状態であるが、フォークが右又は左に移動すると
左右のガイドローラ37に案内されて、台座の谷部を摺
動して移動し、ホースリールが繰り出される。左側の点
線の油圧ホース はフォークが左に移動した状況を示
す。フォークが本体上に帰るときは、ホースリールに巻
き取られる。
【0033】図10−2は図10の平面図であり、図1
0及び図10−2に、フォークが垂直方向に可撓性を備
えたユニットフォーク35である実施例を示す。フォー
クが複数本に分割され、それぞれをユニットフォーク3
5として、水平方向に延長するピン33を介して連結さ
れており、各ユニットフォークは垂直面内で回動自在に
構成したものである。図のフォークは3本のユニットフ
ォークよりなる。図11及び図12に、連結するピン3
3部分の拡大図を示す。図12は側面を示し図13は、
底部から見た平面を示す。
【0034】次に図1及び図2に基づいて運転状況を詳
述する。図2において左端部のサブスペース13は、ト
ラック荷台の内法寸法とほぼ同寸法で、底部に本体のよ
うな機械装置はなく、上面がプラットホーム12と同一
平面を備える。積み込み時には次に積み込む荷物の積み
つけ場所として、荷下ろし時には先に降ろした荷物の仮
置き場として使用する。
【0035】1,積み込み準備作業 本体1の台座2上に、パレットに積みつけられた荷物4
4をフォークリフトを使って、トラック荷台の内法寸法
を計かって多少余裕を見て積みつける。本体正面にトラ
ックを、図2における白線に従って、その荷台開口部を
臨ませるように、後進にて30センチメートル以内程度
に接近して停止し、サイドブレーキを引く。
【0036】空車状態のトラック荷台の台座の高さと同
一か、やや高い目に昇降装置により本体の台座2の高さ
を調整して設定し、固定ロックする。
【0037】フォークの先端が、トラック荷台の台座2
の谷部10に臨むように、図3乃至図4の左右調整の駆
動シリンダ19により調整し固定ロックする。
【0038】トラック荷台後部の下のジャッキ4を上昇
させ、シャーシに当接し若干持ち上げた位置にて本体の
台座2高さを合わせる。
【0039】2,積み込み 本体の台座内のフォーク3を上昇させ、フォーク上に荷
物を載せる。原動機を前進方向に起動する。但し急な加
速は荷崩れを起こすので、ショックレス方式の緩慢なス
タートでなければならない。荷物がトラック側に移動
し、荷台に荷重が掛かるとジャッキに大きな荷重が架か
るが、十分な耐久力がありスプリング作用がないので荷
台後端部は、下がることはない。
【0040】荷台の荷重は荷物44の移動と共に、トラ
ック前部に架かり始め前輪部のスプリングが撓み荷台前
部が降下する。この場合フォークは前方が降下する方向
に曲げられるが、荷台後部がジャッキによって固定され
ているので、曲げ半径は非常に大きく、局部的な力は架
からないのでフォークの鉛直方向曲げ半径が、復元性の
限界以内に材質及び構造設計がなされておれば、使用可
能であり傷むことはない。
【0041】図10乃至図13にて詳述した、複数個の
短尺のユニットフォークをピンによって連結したフォー
クを使用すれば、鉛直面内で回動するので自由に曲がり
上記問題は全くない。又 トラックの前車輪もジャッキ
によって持ち上げて本体台座と、トラック荷台の台座を
完全に同一平面にしたものは、当然フォークは曲げられ
ることはなく、この点での傷みに依る問題はない。
【0042】トレーラートラックは、牽引車を外した場
合、荷台前部にアウトリガーのジャッキを備え、荷台前
後部共にジャッキにより固定されるので、上記と同様に
全く問題は発生しない。
【0043】フォークが荷台前部の終点まで移動すれ
ば、荷物はトラック荷台内に完全に収納される。その状
態を観察しながらフォークを停止し、直ちにフォークを
降下させる。フォークが降下することにより、荷物はト
ラック台座の山部に転裁される。
【0044】次に、フォークには荷物の荷重は架かって
いないので、フォークを本体方向に起動し、荷物の下の
台座谷部内を潜り、本体台座内に帰える。トラック荷台
後部のジャッキを降下させれば、荷物の重量でスプリン
グが撓み、更にジャッキを降下して、ジャッキの上部先
端が、シャーシから離れるとトラックへの積み込みを完
了する
【0045】3,荷下ろし準備作業 積み込み準備作業と同様に、本体正面にトラックを、そ
の荷台開口部を臨ませるように、後進にて30センチメ
ートル以内程度に接近して停止し、サイドブレーキを引
く。
【0046】空車状態のトラック荷台の台座の高さと同
一か、やや高い目に昇降装置により本体の台座の高さを
調整して設定し、固定ロックする。同種の車両の場合
は、高い目に固定しておれば、その都度調整の必要はな
【0047】フォークの先端が、トラック荷台の台座の
谷部に臨むように、図3乃至図4の左右調整の駆動シリ
ンダにより調整し固定ロックする。
【0048】トラック荷台後部の下のジャッキを上昇さ
せ、シャーシに当接し更に上昇させ、本体の台座と高さ
を合わせて固定ロックする。この場合空車に積み込むと
きと違い、満載した荷台はスプリングが大きく撓み、荷
台レベルは相当下がっており、ジャッキによって大きく
上昇させることとなる。
【0049】4,荷下ろし作業 フォークを下げた状態で、トラック台座の谷部にフォー
クを前進させる。フォークは荷物の下を潜りながら、荷
台後部に達する。あらかじめ荷台の長さを計り、フォー
ク先端がトラック台座に達してから、台座内に繰り出し
た距離を積算してフォークが荷台後部に達したことを知
り、フォークを停止する。又フォーク先端に、近接セン
サを取り付けておき、台座の終端部を検出してその信号
により、フォークを停止させる構造としたものは自動的
に停止するので上記積算の手間が必要なく、自動運転に
適し失敗がない。勿論前記積み込みの場合も利用でき
る。
【0050】前記フォーク先端に近接センサを取り付け
るものは、フォークを上昇させるリフト装置の、動力源
のパワーシリンダに、油圧ではなく電動パワーシリンダ
が良い。それは移動するフォークに給電用のオートリー
ルをパワーシリンダと近接センサに共通して使用出来る
からである。
【0051】満載した荷物をおろす場合、荷物の荷重は
ジャッキと、前輪のスプリングに架かっており、荷台の
前部が下がった状態になっている。従ってフォーク挿入
時にはフォーク先端上部が、荷物の下部のパレット等と
多少擦れながら、鉛直下方に曲げられて進行するが、曲
げ半径が大きいので、フォークの材質と条件に適合した
構造設計により、使用に耐えるものが制作可能である。
【0052】図10乃至図12にて詳述した、複数個の
短尺のユニットフォークをピンによって連結したフォー
クを使用すれば、鉛直面内で回動するので、フォークは
自重により自由に曲がり上記問題は全くない。又トラッ
クの前車輪もジャッキによって持ち上げて本体台座と、
トラック荷台の台座を完全に同一平面にしたものは、当
然フォークは曲げられることはなく、この点での傷み等
の問題はない。
【0053】トレーラートラックは、牽引車を外した場
合、荷台前部にアウトリガーのジャッキを備え、荷台前
後部共にジャッキにより固定されるので、上記と同様に
全く問題は発生しない。
【0054】次に、フォークを上昇させ、台座上の荷物
をフォークにより持ち上げて、フォーク上に移裁する。
【0055】フォークを本体方向に起動し、荷物の移動
を開始する。この時積み込み時と同様に、急発進すれば
荷物が崩れることがあるので、電気回路ではインバータ
等のショックレススタート方式を採用するのがよい。
【0056】次にフォークは、本体方向に駆動されて移
動する トラック荷台前部がスプリングの撓みで下がっているも
のは、本体方向への起動及び移動時に、上り勾配となる
ため大きなトルクが必要である。
【0057】荷物がトラック荷台から、本体上に移動す
るに従って、荷物の荷重が本体側に移動し、トラックの
前車輪のスプリングの撓みが回復し、従ってフォークの
撓みも回復する。
【0058】フォークと荷物が完全に本体の真上に移動
すれば、フォークを降下させると共にジャッキを降下さ
せて、荷下ろしを完了する。
【0059】その他の実施例 本発明装置の本体を使用して、周辺装置の材質、形状、
構成を変更した変更例及び、連結して使用することによ
り作業能率の向上する他の実施例について以下詳述す
る。
【0060】図13乃至図15は、トラックに敷設する
台座の変更例である。図13は山と谷を構成する台座
を、荷台上面に、角柱を敷設して構成したものである。
この場合トラック荷台床面が、台座の谷部となり角柱の
上面が台座の山部となる。
【0061】角柱の荷台への取り付け方法は、図13の
ようにピン33を荷台のピン穴に挿入する事により、簡
単に着脱自在にすることが出来る。即ちあらかじめ荷台
上にピン穴を穿設しておき、図示しないが2本のピンを
植え込んだ角柱を、そのピン穴に挿入する事により取り
付けが出来る。
【0062】図14はトラックの平面を示す。荷台床面
に多数の短尺の角柱を敷設してあり、不要な場合は取り
外して、荷台前部にトラックの幅方向に高く積上げれば
容積が少なくて済む。
【0063】図15は荷台上面に、小さな山と谷を一枚
の板に形成した既成品の床材を敷設した荷台であり、そ
の床材に適合させた角柱40を示す。この角柱は下部に
突起を設け、この突起を床材の谷部に挿入するように形
成して敷設する。角柱上面の溝は取り外した時に、突起
に挿入して前記の様にトラック荷台の前部に収納する。
【0064】図16乃至図17に於いて、本体の手前
に、即ちトラックの反対側に、荷物の仮置き場としてサ
ブスペース13を設け、次に積み込む荷物の積みつけ場
所として、又荷下ろし時には、先に荷下ろしした荷物の
仮置き場として利用する実施例について説明する。
【0065】サブスペース13は更に、その手前に別の
荷役装置の本体42を設置すれば、ベルトコンベアの様
に、進行方向に長い移送路を備え、末端部にトラックに
積み下ろしする本荷役装置を接続した能率的荷役装置と
して利用できる。
【0064】図8で詳述したように、フォークの後端部
の適当な寸法は本体内に残しておかなければならない。
従ってフォークの長さが本体と等しい場合、トラックと
本体との距離を無視してゼロとしても、本体の長さはト
ラック荷台の長さよりも、上記のように本体内に残して
おくフォークの長さ分だけ、長く設定しなければならな
【0065】サブスペース13は上面がトラックの荷台
の寸法とほぼ同寸法の台座を備え、本体からトラックに
対して、対照的に本体の手前に本体と同一高さ、本体の
フォークが谷部に進入するように設置する。フォークの
移動は図17に示すように、サブスペース方向の終端に
移動して、フォークは本体内に適当な寸法Aを残してい
る。トラック方向に移動する場合も同様である。
【0066】図16に於いて、サブスペース13の台座
に積みつけられた点線にて示す荷物は、本体から進行し
てきたフォークにより持ち上げられて、本体上の台座に
点線にて示すように一旦裁置される。この場合矢印Aか
らBの位置に移動したものであり直ちにトラックに積み
込み出来ない。
【0067】次にフォークを一旦下げて、図では左に移
動させフォークの右側端部が、荷物の右端部で停止し、
再び上昇させて右方向に移動して、準備作業の完備した
トラックに積み込む作業にかかることが出来る。トラッ
クに積み込まない場合はCの位置に置いて準備する。
【0068】図16及び図17の、左端部に示す本体
は、前述の様に直列に配置した別の本体42で、その本
体のフォークは、サブスペース上迄進行する事が出来
る。図示しないが、その別の本体の手前にも別のサブス
ペースを配置することにより、直列の荷役プラントを形
成する事が出来る。
【0069】図18乃至図19に於いて、本体が横方向
に移動する実施例を詳述する。図18は側面を示し、図
19は平面的配置を示す。図18に於いて、本体の基台
5の下に、図示しないが原動機によって駆動されて、横
方向に転動する4個の車輪8を設け、その車輪は地中に
埋設されて上面が地面と同一平面のレール15上を走行
するように構成されている
【0070】本体の手前、即ち左側には図19に示すよ
うに、横方向に一定の間隔を隔てて、サブスペース13
が設置されている。サブスペースの右側には、本体の移
動するスペースを隔てて、トラックが後進にて次々と到
着入車している
【0071】トラックの荷台後部の下のシャーシを下か
ら受けて、それを上昇させる地中埋設型のジャッキ4が
設置されている。
【0072】次に上記構成の実施例の運転方法につて説
明する。送り先別に決められたサブスペース13上に、
フォークリフトにより荷物を積みつけする。積み付けの
完了したサブスペースに本体を移動し、フォークを挿入
して上昇させ本体上に移動する。トラックの準備が完了
次第トラックに移裁する。その間に積み付けの完了した
サブスペースに、次々と位置を変更し、一台の本体で多
数のサブスペースに積み付けした荷物を、多数のトラッ
クに仕分けして、積み込むことが出来る
【0073】荷下ろしの場合は逆に、到着したトラック
に本体を移動し、本体に積み込み、荷下ろしが完了した
サブスペースに移動し、サブスペースに荷下ろしする。
上記のように、本体を移動可能に設置する事により、能
率のよい作業が遂行できる。
【0074】又この実施例の本体は、本体の横方向に移
動するので、図3乃至図4で述べた台座フレームの左右
方向の移動調整装置は省略する事ができる。
【0075】
【発明の効果】本発明を実施することにより、以下の効
果が発生する。現在、中型大型トラックへの荷物の積み
下ろしは、殆どフォークリフトによってなされている
が、荷台の側面からでないと能率良く出来ない。荷台の
左右側面から、多数のフォークリフトが同時に積み下ろ
し出来るからである。そのため荷台の屋根部と側面のア
オリ部を解放して、側面から荷役の出来るウイング車
が、大型トラックの約80%を占めている。本発明は、
本発明者が特許出願して提案した前発明を、実質的に具
体化したもので、トラックの後部から荷物を積み下ろし
出来るため、10ないし15%も割高のウイング車を使
用せず、側面を解放しない割安の箱形車が使用出来る。
【0076】荷役装置本体のフォークの進行方向正面
に、トラック後部の開口部を臨ませて、トラック荷台の
後部の下方から、ジャッキによって荷台を空車状態に引
き上げて、フォークがトラック荷台の台座の谷部に臨ま
せている。その状態で荷物を積み下ろしするため、少な
くとも、荷台の後部は荷物の有無に関わらず、ジャッキ
によって固定されているために、フォークに局部的な力
が架からず安定した積み下ろしの荷役作業が出来る。
【0077】フォークを、複数本のユニットフォークを
連結して、フォークの長さ方向の鉛直面内に回動自在に
構成したものは、トラックの前方に排水勾配があり、更
にトラックの前輪のスプリングが撓み、荷台が前方に向
かって相当な勾配があっても、ユニットフォークの連結
部分で自由に曲がるため、フォークの耐久力が増加す
る。更にこのフォークは、短尺のユニットフォークを多
数本組み合わせるので、製作と取り扱いが容易である。
【0078】トラック荷台の台座を、荷台の床面と角柱
によって形成したものは、取り扱いが容易で、簡単に着
脱することも出来る。
【0079】荷役装置本体の手前に、サブスペースを設
けたものは、積み下ろしの場所が倍増し、作業能率が更
に向上する。
【0080】荷役装置本体の基台の下に、本体の横方向
に延長する複数条のレールと、そのレール上を走行する
動力車輪を設け、荷役装置本体が横方向に移動すると共
に、適当な間隔を隔て、サブスペースと、それに対応す
るジャッキを設け、荷役装置本体が、次々と移動して荷
役作業するものは、荷役装置本体を、効率よく使用でき
て、作業能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する、トラックに荷役する側面
図。
【図1−2】主要な部品、台座の横断面図。
【図2】本発明装置の斜視図
【図3】荷役装置本体の横断面図
【図4】荷役装置本体の側面図。
【図5】トラックの横断面図
【図6】荷役装置本体の上部横断面図。
【図6−2】フォークの横断面図。
【図7】フォークの上部右端部の縦断面図
【図8】フォーク駆動の原理説明図。
【図9】フォーク駆動の系統図。
【図10】本体側面の縦断面図。
【図10−2】本体一部の平面図。
【図11】フォークの一部の側面図。
【図12】図11の平面図。
【図13】トラックの断面図。
【図14】トラックの平面図
【図15】トラックの一部の断面図。
【図16】本発明実施の変更例の側面図。
【図17】図15の平面図。
【図18】本発明を利用した変更例の側面図
【図19】図18の平面配置図。
【符号の説明】
1…荷役装置の本体 2…台座 3…フォーク 4…ジャッキ 5…基台 6…チェンホイル 7…チェン 8…車輪 9…山部 10…谷部 11…シャーシ 12…プラットフォーム 13…サブスペース 14…昇降装置 15…レール 16…台座フレーム 17…中間台 18…駆動ピース 19…駆動シリンダー 20…荷台 21…リフト装置 22…昇汞フォーク 23…台フォーク 24…丸座 25…アタッチメントピース 26…駆動シャフト 27…油圧ホース 28…シャフト 29…ホースリール 30…原動機 31…フォークチェン 32…駆動シャフト 33…ピン 34…ガイド 35…ユニットフォーク 36…回転継ぎ手 37…ガイドローラー 38…油圧ユニット 39…配管 40…角柱 41…床材 42…別の荷役装置本体 43…フォークリフト 44…荷物 45…白線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷役装置の本体1と、荷物を積み下ろしす
    るトラックの荷台上面の台座2と、トラック荷台後部の
    下方に、トラックの積み荷重量を支えるジャッキ4を備
    え、下記の構成を備える荷役装置。 A 本体1は、上面が長方形状で水平方向に延長されて
    いる。 B 本体1は上面に台座2を備え、台座2は前後方向に
    延長する山部9と谷部10を備える。 C 本体1は、台座の谷部10内に挿入されて前後方向
    に移動するフォーク3を備える。 D フォーク3はその上に荷物を載せて移動出来るよう
    に、下方に車輪8を備える。 E フォーク3は上面が微少間隔上下動出来るようにリ
    フト装置21を備える。 F フォーク3の上面の高さは、上昇時には台座2の山
    部9より高く、下降時には荷物を移動させない様に台座
    の山部9よりも低く設定されている。 G トラック荷台上面の台座2は、本体1のフォーク3
    がトラック方向に移動するとき、台座の谷部10に挿入
    される位置に設定されている。 H ジャッキ4はトラック荷台20の台座2が、本体1
    の台座2の延長方向に臨む位置に設定するように構成さ
    れている。
  2. 【請求項2】請求項1の装置において、荷役装置の本体
    1の台座2の高さを、トラックの空車状態の荷台20上
    の台座2の高さと同一か、又はそれ以上に設定し、トラ
    ックの荷台20をジャッキ4により下方から支承して、
    本体内のフォーク3をトラックの台座2内へ出入りさ
    せ、フォーク3上に荷物を裁置し、積み下ろしするよう
    に構成したことを特徴とする荷役方法。
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