JPH052863Y2 - - Google Patents

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JPH052863Y2
JPH052863Y2 JP1987109570U JP10957087U JPH052863Y2 JP H052863 Y2 JPH052863 Y2 JP H052863Y2 JP 1987109570 U JP1987109570 U JP 1987109570U JP 10957087 U JP10957087 U JP 10957087U JP H052863 Y2 JPH052863 Y2 JP H052863Y2
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speedometer
speed
automobile
acceleration
timing signal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の速度計試験装置に関し、更
に詳しくは、自動車の速度計の表示の誤差が所定
の許容範囲にあるか否かを試験するための装置に
関する。
〔従来の技術〕
自動車の速度計については保安基準が法定され
ており、その保安基準に合致するか否かが速度計
試験装置で検査される。
第3図は、従来の自動車の速度計試験装置51
を示すもので、運転者がアクセルペダルの踏み込
みを加減して速度計の表示を所定値(例えば表示
値「40Km/h」)にし、速度計の表示が安定した
時にスイツチ2を押す。
一方、速度検出手段3によつて車輪の回転数か
ら速度Vが検出され、本体4に入力されている。
本体4は、スイツチ2が押された時の速度Vを
読み込む。そして、読み込んだ速度Vが、前記所
定の表示値に対して許容範囲(例えば正15%、負
10%)にあるか否かによつて速度計の表示の良否
を判定する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の速度計試験装置51では、運転者が
アクセルペダルに踏み込みを加減して速度計を所
定の表示値で安定させ、且つ、安定したことを見
極めてからスイツチ2を押す、という作業を行う
必要がある。
しかし、アクセルペダルの踏み込みを加減しな
がらスイツチ2を押すという操作は煩雑であり、
作業負担が大きいという問題点がある。また、試
験結果が運転者の主観に左右され易いという問題
点がある。
従つて、本考案の目的とするところは、運転者
の作業負担を軽減でき、且つ、試験結果に運転者
の主観が入らないようにした自動車の速度計試験
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案の自動車の速度計試験装置は、車輪の回
転数から自動車の速度を検出する速度検出手段
と、速度計が所定の表示値で安定した時の検出速
度と前記表示値の差に基づいて速度計の表示の良
否を判定する自動車の速度計試験装置において、
車輪の回転数の時間変化から自動車の加速度を検
出する加速度検出手段と、試験開始から所定期間
経過後で且つ前記検出加速度が所定の基準値より
小さくなつたときにタイミング信号を出力するタ
イミング信号出力手段とを設け、そのタイミング
信号によつて速度計が所定の表示値で安定し時を
検知可能としたことを構成上の特徴とするもので
ある。
〔作用〕
本考案の自動車の速度計試験装置では、車輪の
回転数から加速度を検出し、その加速度が所定の
基準値より小さくなつた時にタイミング信号を出
力する。
ここで加速度は速度の時間変化であるから、加
速度が所定の基準値より小さいということは、安
定速度となつたことを表している。
従つて、タイミング信号は、速度計が所定の表
示値で安定した時の検知信号として用いうる。
そこで、運転者は、アクセルペダルの踏み込み
を加減する操作だけでよく、スイツチを押す操作
の必要がなくなり、作業負担が軽減される。ま
た、運転者の主観が入り込む余地もなくなる。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳しく説明する。ここに第1図は本考案の一実施
例の自動車の速度計試験装置のブロツク図、第2
図aは速度上昇特性図、第2図bは加速度の変化
特性図である。なお、図に示す実施例により本考
案が限定されるものではない。
第1図に示す自動車の速度計試験装置1におい
て、速度検出手段3、本体4は、従来公知の構成
要素と同様である。但し、スイツチ2は省略さ
れ、速度検出手段からの信号を受け入れる制御回
路11が付加されている。また、その制御回路1
1には、速度検出手段3の出力信号が微分回路1
2を介して入力されている。
次に、この速度計試験装置1の作動を第2図を
参照しつつ説明する。
まず、運転者はアクセルペダルを踏み込んで加
速し、速度計が所定の表示値を示すようにする。
この時の速度変化は第2図aに示すようにな
り、速度VがVsを通過する時に本体4がセツト
され、その後所定の表示値に対応する速度Vp
収束する。
速度検出手段3で検出した速度Vは、微分回路
12を通ることによつて、加速度αに変換され
る。従つて、第2図bに示すように加速度αが変
化し、ある一定時間経過後は加速度の変化が小さ
くなつている。
制御回路11は、速度VSが超えてから所定時
間tpを経過し、且つ加速度αの大きさが−αp<α
<+αpである時に、タイミング信号を本体4に出
力する。
また、所定時間tp経過後という条件は、誤つた
結果を得ないように不必要な測定を行わないため
である。これに変えて加速度αがピークを経ると
いう条件を採用しても良い。
−αp<α<+αpという条件は、速度計の表示が
所定の表示値で安定したことを検知するためであ
る。
本体4は、タイミング信号の入力時の速度Vを
読み込み、所定の表示値との差から速度計の良否
を判定することが出来る。
以上の説明から理解されるように、運転者は、
上記判定が終了すると、運転車はアクセルペダル
を離し減速させる。減速途中に速度はVsより低
いVrを通過する。この時本体4がリセツトされ
る。
アクセルペダルだけを操作すれば良いから、従
来に比べて作業負担が軽減される。また、速度計
の表示が安定したか否かを運転者が判断する必要
がなくなるので、主観的な影響を排除することが
できる。
なお、第2図aに示す速度変化となるようにア
クセルペダルを踏み込み操作が必要となるが、か
かる操作は若干の訓練によつて容易に行うことが
出来るようになる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、車輪の回転数から自動車の速
度を検出する速度検出手段と、速度計が所定の表
示値で安定した時の検出速度と前記表示値の差に
基づいて速度計の表示の良否を判定する自動車の
速度計試験装置において、車輪の回転数の時間変
化から自動車の加速度を検出する加速度検出手段
と、試験開始から所定期間経過後で且つ前記検出
加速度が所定の基準値より小さくなつたときにタ
イミング信号を出力するタイミング信号出力手段
とを設け、そのタイミング信号によつて速度計が
所定の表示値で安定した時を検出可能としたこと
を特徴とする自動車の速度計試験装置が提供さ
れ、これにより試験を行う者の作業負担を軽減で
きると共に、主観の影響を排除でき、試験能率と
信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の自動車の速度計試
験装置のブロツク図、第2図aは速度上昇特性
図、第2図bは加速度の変化特性図、第3図は従
来の自動車の速度計試験装置の一例のブロツク図
である。 符号の説明、1……自動車の速度計試験装置、
2……スイツチ、3……速度検出手段、4……本
体、11……制御回路、12……微分回路、51
……従来の自動車の速度計試験装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輪の回転数から自動車の速度を検出する速度
    検出手段と、速度計が所定の表示値で安定した時
    の検出速度と前記表示値の差に基づいて速度計の
    表示の良否を判定する自動車の速度計試験装置に
    おいて、 車輪の回転数の時間変化から自動車の加速度を
    検出する加速度検出手段と、試験開始から所定期
    間経過後で且つ前記検出加速度が所定の基準値よ
    り小さくなつたときにタイミング信号を出力する
    タイミング信号出力手段とを設け、そのタイミン
    グ信号によつて速度計が所定の表示値で安定した
    時を検出可能としたことを特徴とする自動車の速
    度計試験装置。
JP1987109570U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH052863Y2 (ja)

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JP1987109570U JPH052863Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6415164U JPS6415164U (ja) 1989-01-25
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