JPH05286222A - 感熱孔版印刷装置 - Google Patents

感熱孔版印刷装置

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JPH05286222A
JPH05286222A JP4092674A JP9267492A JPH05286222A JP H05286222 A JPH05286222 A JP H05286222A JP 4092674 A JP4092674 A JP 4092674A JP 9267492 A JP9267492 A JP 9267492A JP H05286222 A JPH05286222 A JP H05286222A
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Yuji Natori
裕二 名取
Hiroshi Tateishi
比呂志 立石
Tetsuo Tanaka
哲夫 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄い原稿を使用でき、しかも良好な原版搬送
ができて、高画質の印刷を可能にする。 【構成】 ロール状に巻かれた感熱孔版原版12を、給送
ローラ11によってプラテンローラ14とサーマルヘッド15
からなる製版手段13に送って穿孔画像を製版し、製版後
に前記原版12を印刷ドラム10に装着し、印刷終了した原
版12を排版ローラ16によって印刷ドラム10から剥離して
巻取る。前記製版,印刷,排版において原版12を切断す
ることなく連続搬送し、搬送を安定させて、原版12のジ
ャムあるいはしわの発生を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱孔版原版に穿孔画
像を形成して印刷を行う感熱孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の感熱孔版印刷装置の概略構
成を示す斜視図であり、1はロール状の感熱孔版原版
(以下、原版という)、2はサーマルヘッド、3はたわみ
検知部、4は印刷ドラム、5は印刷ドラム4のクランプ
部、6は排版ローラ、7は排版受部である。
【0003】同図において、原版1は、設定位置にセッ
トされた原稿から読み取られた原稿情報に基づいて動作
するサーマルヘッド2により製版される。この時、原版
1は原版カッタ(図示せず)で切断された所が先端となっ
ており、その先端は、サーマルヘッド2により製版され
ながら印刷ドラム4のクランプ部5に到達する。クラン
プ部5に到達した原版1の先端は、クランプ部5に挾ま
れ、かつその部分で突き当たる。
【0004】その時、印刷ドラム4は停止しており、原
版1の先端は突き当って停止するが、製版された原版1
は、送られているので、次第にたわみ検知部3部分でた
わみ始める。たわみ検知部3には位置センサ等が設けら
れており、原版1がある一定のたわみ以上になったこと
が検知される。
【0005】原版1は、そのままであるとさらにたわみ
続けるため、原版1がそれ以上たわまないように印刷ド
ラム4を回転させる。このようにたわみ検知部3部分で
たわんだ分だけ印刷ドラム4を回転させ、原版1を徐々
に巻き付けていき、そして原版1の後端を原版カッタで
切断する。
【0006】印刷ドラム4に巻き付けられた原版1は、
印刷ドラム4の回転と共に回転する。印刷が終わって不
用となった原版1は、排版ローラ6によりクランプ部5
と反対側の端部より引き剥され、排版受部7に収納され
る。
【0007】上述したように、原版1は、製版されなが
ら必要量送版されたところで後端が切断され、印刷ドラ
ム4に装着され印刷が行われる。印刷が終わった原版1
は排版ローラ6により排版受部7で収納される。
【0008】前記原版1としては、熱可塑性樹脂フィル
ムとインキ透過性の支持体を貼り合わせたものが一般的
に用いられている。
【0009】最近、上記のような支持体を有した原版の
画質上の不具合(印刷時の支持体(和紙目)模様の発生
や、インキが支持体に染み込む時間が必要なために、試
し印刷が必要である等の不具合)をなくすために、支持
体レス原版(熱可塑性樹脂フィルム単体からなる感熱孔
版原版)の研究開発が活発に行われている。
【0010】前記支持体レス原版は、画質面では優れた
性能を有しており、特公昭43−23713号公報,特公昭51
−499号公報,特開昭53−49519号公報,特開昭54−33
117号公報,特開昭62−282983号公報等の多くの発
明がなされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来の感
熱孔版印刷装置に支持体レス原稿を用いると、原版が非
常に薄いフィルム単体であるため、従来の搬送プロセス
では、サーマルヘッドを通過した後、印刷ドラム方向へ
押し出されず、その部分でたわんでしまい、円滑な搬送
がなされないおそれがある。例えば、良好な搬送がなさ
れないため、クランプする際に原版を均一に挟むことが
できずに原版にしわを生じさせることがあり、その結
果、画像にすじ等が発生してしまうという問題がある。
【0012】このように薄いフィルム単体の搬送を行う
のに、原稿を製版ごとに一枚一枚切断し、印刷ドラムへ
の巻き付け動作、及び排版を行っていては、カット不
良,ジャムやしわを発生し易く、信頼性の高い搬送シス
テムは望めない。
【0013】本発明の目的は、薄い原版を使用でき、し
かも良好な原版搬送ができて、高画質の印刷が行われる
感熱孔版印刷装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ロール状に巻かれた原版を給送手段から
製版手段へ給送し、製版手段によって原版に穿孔画像を
製版し、さらに製版後の原版を版胴に装着し、印刷後に
原版を版胴から剥離して排除する排版手段とを備えた感
熱孔版印刷装置において、前記原版を切断することなく
前記給送手段から前記排版手段まで搬送する構成にした
ことを特徴とする。
【0015】また、前記原版を、前記給送手段と前記排
版手段とで支持した状態で前記版胴に装着したことを特
徴とする。
【0016】
【作用】上記の手段によれば、原版は一版一版ごとに切
断されることなく、給送手段から排版手段に連続して搬
送され、製版,印刷,排版が行われるため、原版の切断
手段が不要となり、構成が簡素化され、また薄い一枚の
原版のみを搬送するものに比べて、搬送が安定し、原版
におけるジャムやしわの発生を防止できる。
【0017】また原版が前記給送手段と排版手段とで支
持された状態で版胴に装着されるので、装着状態が安定
する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図1(a)〜(d)は本発明の第1実施例の要部
の構成及び動作を説明するための正面図であり、10は一
部に収納凹部10aが形成された版胴である印刷ドラム、1
1は、収納凹部10aに設けられて、ロール状に巻かれた原
版(感熱孔版原版)12を給送する給送手段である給送ロー
ラ、13は収納凹部10aに設けられたプラテンローラ14と
サーマルヘッド15とからなる製版手段、16は、印刷ドラ
ム10の外側と前記収納凹部10aを移動可能であって、印
刷終了後の原版12を巻取る排版手段である排版ローラで
ある。
【0020】上記の第1実施例において、製版時に給送
ローラ11より原版12は繰り出され、プラテンローラ14と
サーマルヘッド15とで原稿情報に基づき穿孔画像が形成
され、一時的に排版ローラ16に図1(a)のように巻取ら
れる。巻取り方法は特に限定はされない(クイック動作
であってもよいし、連続動作であっても良い)。この
時、印刷ドラム10は停止している。
【0021】次に印刷ドラム10に穿孔画像が形成された
原版12を版付けするために、給送ローラ11の繰り出しを
固定し、印刷ドラム10を回転させていきながら、図1
(b)のように排版ローラ16に巻取られていた、穿孔画像
が形成された原版部分の版付けを行う。
【0022】版付けが終了した後、排版ローラ16は、図
示しない手段により収納凹部10aで印刷ドラム10に組み
込まれ、図1(c)のように、印刷時には印刷ドラム10と
一体になって動作する。この時、印刷ドラム10は、回転
を行いながら印刷する方法、あるいは一印刷ごとに正
転,逆転を繰り返す方法があり、印刷方法は特に限定さ
れない。
【0023】次に印刷が終了した穿孔画像が形成された
原版部分を排版するため、図1(d)のように排版ローラ1
6は、再び、印刷ドラム10の外側に移動し、印刷ドラム1
0を回転しながら、印刷ドラム10から原版12を剥離して
巻取る。
【0024】このような動作の繰り返しにより原版12が
非常に薄いフィルム単体であっても信頼性の高い搬送が
なされる。
【0025】図2(a),(b)は本発明の第2実施例の要部
の構成及び動作を説明するための正面図であり、印刷ド
ラム10の上下側部に対し給送ローラ11と製版手段13と排
版ローラ16が移動可能であり、製版時と排版時には図2
(a)のように、給送ローラ11と製版手段13と排版ローラ1
6とが印刷ドラム10の下部に略一直線上にあるように設
置されている。
【0026】上記の第2実施例において、製版時には、
図2(a)のように原版12は印刷ドラム10とは接触せずに
製版,排版が行われ、印刷時には、図2(b)のように給
送ローラ11と製版手段13と排版ローラ16は、印刷ドラム
10の上部に移動し、印刷ドラム10と一体になって動作す
る。
【0027】この時、印刷ドラム10は、回転を行いなが
ら印刷する方法、あるいは一印刷ごとに正転,逆転を繰
り返す方法があり、印刷方法は特に限定されない。
【0028】排版時には、再び図2(a)のように印刷ド
ラム10から給送ローラ16と製版手段13と排版ローラ16は
離れ、印刷済みの穿孔画像が形成された原版部分は排版
ローラ16に巻取られる。
【0029】図3(a),(b)は本発明の第3実施例の要部
の構成及び動作を説明するための正面図であり、印刷ド
ラム10の上側部に給送ローラ11と製版手段13と排版ロー
ラ16とが設置されている。
【0030】上記の第3実施例において、製版時には、
図3(a)のように原版12は、給送ローラ11から供給さ
れ、製版手段13を通過して穿孔画像を得た後、印刷ドラ
ム10に巻き付けられながら排版ローラ16方向に回転して
いく。
【0031】印刷時には、図3(b)のように給送ローラ1
1と製版手段13及び排版ローラ16は印刷ドラム10と一体
になって、一印刷ごとに正転,逆転を繰り返しながら印
刷を行う。
【0032】排版は、図3(a)のように製版時に排版ロ
ーラ16方向に回転してきた穿孔画像が形成された原版部
分を順次巻取っていく。
【0033】このように印刷ドラム10の回転により、一
版一版の穿孔画像の交換を行う。この場合、印刷ドラム
10は、一回転どの部分であっても印刷インキが均一に押
し出されるようになっていればどのような構造であって
もよい。
【0034】上記の各実施例において、原版12の先端
は、切断等でフリーな状態にならず排版ローラ16で支持
され、さらに給送ローラ11と排版ローラ16とで常に引張
られている状態で製版、印刷ドラム10への装着、及び排
版が行われ、原版12の搬送が安定し、ジャムやしわの発
生が生じないので、高画質の良好な印刷が行われる。
【0035】また原版12として支持体レス原版のような
薄いものを用いることができ、原版のロール径を小径化
でき、給送ローラ部分,排版ローラ部分の省スペース化
が図れる。
【0036】また支持体レス原版を用いることにより、
原版使用コストを低下させたり、あるいは製版時の穿孔
性が改善され、画像品質が向上する。
【0037】また原版12を切断しないので、切断手段が
不要となり、装置の製作コストを下げられ、さらに切断
による原版のロスを生じないので経済的でもある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製版,印刷,排版が原版を切断することなく連続搬送に
よって行われるので、薄い原版であっても搬送が安定
し、ジャムやしわの発生が防止できて、高画質の良好な
印刷を行え、しかも切断手段がない分、構成が簡素化さ
れ、コストダウンが図れ、また原版が給送手段と排版手
段とで支持されながら版胴に装着されるので装着が安定
し、良好な印刷がなされる等、薄い原版を使用でき、し
かも良好な原版搬送ができて、高画質の印刷が行われる
感熱孔版印刷装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱孔版印刷装置の第1実施例の要部
の構成及び動作を説明するための正面図である。
【図2】本発明の第2実施例の要部の構成及び動作を説
明するための正面図である。
【図3】本発明の第3実施例の要部の構成及び動作を説
明するための正面図である。
【図4】従来の感熱孔版印刷装置の概略構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
10…印刷ドラム(版胴)、 11…給送ローラ(給送手段)、
12…感熱孔版原版、13…製版手段、 16…排版ローラ
(排版手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれた感熱孔版原版を給送
    手段から製版手段へ給送し、製版手段によって感熱孔版
    原版に穿孔画像を製版し、さらに製版後の感熱孔版原版
    を版胴に装着し、印刷後に感熱孔版原版を版胴から剥離
    して排除する排版手段とを備えた感熱孔版印刷装置にお
    いて、前記感熱孔版原版を切断することなく前記給送手
    段から前記排版手段まで搬送する構成にしたことを特徴
    とする感熱孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記感熱孔版原版を、前記給送手段と前
    記排版手段とで支持した状態で前記版胴に装着したこと
    を特徴とする請求項1の感熱孔版印刷装置。
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