JPH0528590A - 磁気テープ駆動装置 - Google Patents
磁気テープ駆動装置Info
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- JPH0528590A JPH0528590A JP3179336A JP17933691A JPH0528590A JP H0528590 A JPH0528590 A JP H0528590A JP 3179336 A JP3179336 A JP 3179336A JP 17933691 A JP17933691 A JP 17933691A JP H0528590 A JPH0528590 A JP H0528590A
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- JP
- Japan
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- rotating member
- motor
- gear
- magnetic tape
- rotating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータの正逆回転で回動する部材上のギアに
より磁気テープを正逆走行させる磁気テープ駆動装置に
おいて、静止位置を正確に制御できる手段を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 モータ14により回転するギア8aに同軸な回
動部材9に設けたギア10と11がギア8aに係合して回転
し、モータ14の回転方向により回転部材9が回動してギ
ア11が巻取りリールのギア12aに係合するか、またはギ
ア10が供給リールのギア13aに係合することで磁気テー
プを正方向または逆方向に巻取られる磁気テープ駆動装
置において、ギア10とギア11のいづれも係合しないニュ
ートラル位置に回動部材 9が位置することを検出するセ
ンサ17を設け、磁気テープ走行終了後にモータを逆回転
して回動部材 9がニュートラル位置に回動したことを検
出してモータを停止させる。
より磁気テープを正逆走行させる磁気テープ駆動装置に
おいて、静止位置を正確に制御できる手段を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 モータ14により回転するギア8aに同軸な回
動部材9に設けたギア10と11がギア8aに係合して回転
し、モータ14の回転方向により回転部材9が回動してギ
ア11が巻取りリールのギア12aに係合するか、またはギ
ア10が供給リールのギア13aに係合することで磁気テー
プを正方向または逆方向に巻取られる磁気テープ駆動装
置において、ギア10とギア11のいづれも係合しないニュ
ートラル位置に回動部材 9が位置することを検出するセ
ンサ17を設け、磁気テープ走行終了後にモータを逆回転
して回動部材 9がニュートラル位置に回動したことを検
出してモータを停止させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープを駆動する駆
動装置に関する。
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気テープを用いた記録再生装置
が非常に普及しているが、これらの装置はモータの駆動
力を利用して磁気テープの再生、記録、高速消去、早送
りおよび巻戻しなどのモードを切り換えて動作させてい
る。
が非常に普及しているが、これらの装置はモータの駆動
力を利用して磁気テープの再生、記録、高速消去、早送
りおよび巻戻しなどのモードを切り換えて動作させてい
る。
【0003】以下、従来の磁気テープ駆動装置について
図面を参照しながら説明する。図6ないし図9は従来の
磁気テープ駆動装置の構成を平面図で示し、それぞれ早
送り、巻戻し、再生、記録の動作状態に対応している。
図において、1は基板、2は可動部材として動作するヘ
ッド基板、3および4はヘッド基板2上に取り付けられ
た磁気ヘッドと消去ヘッド、5はピンチローラ、5aは
ピンチローラ軸、6はヘッド基板2と連結されたソレノ
イド、7はキャプスタン、8はキャプスタン7に取り付
けられたフライホイール、8aはフライホイール8に取
り付けられたギア、9はフライホイール軸を中心に回転
自在に取り付けられた回動部材、9aは回動部材9の凸
部、10と11は可動部材9上に取り付けられた一対の
ギア、12は巻取りリール台、12aは巻取りリール台
12に取り付けられたギア、13は供給リール台、13
aは供給リール台13に取り付けられたギア、14はモ
ータ、15はモータ14とフライホイール8に懸架され
たベルト、16はカセットテープである。
図面を参照しながら説明する。図6ないし図9は従来の
磁気テープ駆動装置の構成を平面図で示し、それぞれ早
送り、巻戻し、再生、記録の動作状態に対応している。
図において、1は基板、2は可動部材として動作するヘ
ッド基板、3および4はヘッド基板2上に取り付けられ
た磁気ヘッドと消去ヘッド、5はピンチローラ、5aは
ピンチローラ軸、6はヘッド基板2と連結されたソレノ
イド、7はキャプスタン、8はキャプスタン7に取り付
けられたフライホイール、8aはフライホイール8に取
り付けられたギア、9はフライホイール軸を中心に回転
自在に取り付けられた回動部材、9aは回動部材9の凸
部、10と11は可動部材9上に取り付けられた一対の
ギア、12は巻取りリール台、12aは巻取りリール台
12に取り付けられたギア、13は供給リール台、13
aは供給リール台13に取り付けられたギア、14はモ
ータ、15はモータ14とフライホイール8に懸架され
たベルト、16はカセットテープである。
【0004】上記構成要素の相互関係と早送り動作、巻
戻し動作、再生または記録動作、および高速消去動作に
ついて説明する。
戻し動作、再生または記録動作、および高速消去動作に
ついて説明する。
【0005】図6は早送り動作状態を平面図で示す。図
において、モータ14を時計方向に回転させる。モータ
14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝達
され、フライホイール8およびフライホイール8に取り
付けられたギア8aが時計方向の回転を始める。一方、
ギア10と11は図示しないばねによって一定の負荷が
かけられている。このためギア8aの回転力は回動部材
9にも伝達され、回動部材9はギア10が巻取りリール
台のギア12aに噛み合う位置まで回転して静止する。
こととき、ギア8a、10および12aの3つのギアは
噛み合った状態となっており、ギア12aおよび巻取り
リール台12は時計方向の回転を始める。したがって、
カセットテープ16は巻取りリール台12の時計方向の
回転により早送り動作を行なうこととなる。
において、モータ14を時計方向に回転させる。モータ
14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝達
され、フライホイール8およびフライホイール8に取り
付けられたギア8aが時計方向の回転を始める。一方、
ギア10と11は図示しないばねによって一定の負荷が
かけられている。このためギア8aの回転力は回動部材
9にも伝達され、回動部材9はギア10が巻取りリール
台のギア12aに噛み合う位置まで回転して静止する。
こととき、ギア8a、10および12aの3つのギアは
噛み合った状態となっており、ギア12aおよび巻取り
リール台12は時計方向の回転を始める。したがって、
カセットテープ16は巻取りリール台12の時計方向の
回転により早送り動作を行なうこととなる。
【0006】図7は巻戻し動作状態を平面図で示す。図
において、モータ14は反時計方向に回転させる。モー
タ14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝
達され、フライホイール8およびフライホイール8に取
り付けられたギア8aは反時計方向に回転を始める。一
方、ギア10と11には図示しないばねによって一定の
負荷がかけられている。このため、ギア8aの回転力は
回動部材9にも伝達され、可動部材9はギア11が供給
リールのギア13aに噛み合う位置まで回転して静止す
る。このとき、ギア8a、11および13aは噛み合っ
た状態となっており、ギア13aおよび供給リール台1
3は反時計方向の回転を始める。したがって、カセット
テープ16は供給リール台の反時計方向の回転により巻
戻し動作を行なうことになる。
において、モータ14は反時計方向に回転させる。モー
タ14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝
達され、フライホイール8およびフライホイール8に取
り付けられたギア8aは反時計方向に回転を始める。一
方、ギア10と11には図示しないばねによって一定の
負荷がかけられている。このため、ギア8aの回転力は
回動部材9にも伝達され、可動部材9はギア11が供給
リールのギア13aに噛み合う位置まで回転して静止す
る。このとき、ギア8a、11および13aは噛み合っ
た状態となっており、ギア13aおよび供給リール台1
3は反時計方向の回転を始める。したがって、カセット
テープ16は供給リール台の反時計方向の回転により巻
戻し動作を行なうことになる。
【0007】図8は再生または記録動作状態を平面図で
示す。図において、ソレノイド6に通電することにより
ヘッド基板2を図の上方に移動させる。こととき、磁気
ヘッド3はカセットテープ16に接触し、ピンチローラ
5はカッセトテープ16を挟んでキャプスタン7に圧接
している。この状態においてモータ14を時計方向に回
転させる。モータ14の回転はベルト15によりフライ
ホイール8に伝達され、フライホイール8およびフライ
ホイール8に取り付けられたギア8aは時計方向の回転
を始める。一方、ギア10、11には図示しないばねに
より一定の負荷がかけられている。このためギア8aの
回転力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア1
0が巻取りリール台のギア12aに噛み合う位置まで回
転して静止する。このとき、ギア8a、10および12
aの3つのギアは噛み合った状態となっており、ギア1
2aおよび巻取りリール台12は時計方向の回転を始
め、カセットテープ16は磁気ヘッド3に接触した状態
で図の左方向に走行を始め、再生または記録動作が行な
われることになる。
示す。図において、ソレノイド6に通電することにより
ヘッド基板2を図の上方に移動させる。こととき、磁気
ヘッド3はカセットテープ16に接触し、ピンチローラ
5はカッセトテープ16を挟んでキャプスタン7に圧接
している。この状態においてモータ14を時計方向に回
転させる。モータ14の回転はベルト15によりフライ
ホイール8に伝達され、フライホイール8およびフライ
ホイール8に取り付けられたギア8aは時計方向の回転
を始める。一方、ギア10、11には図示しないばねに
より一定の負荷がかけられている。このためギア8aの
回転力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア1
0が巻取りリール台のギア12aに噛み合う位置まで回
転して静止する。このとき、ギア8a、10および12
aの3つのギアは噛み合った状態となっており、ギア1
2aおよび巻取りリール台12は時計方向の回転を始
め、カセットテープ16は磁気ヘッド3に接触した状態
で図の左方向に走行を始め、再生または記録動作が行な
われることになる。
【0008】図9は高速消去動作状態を平面図で示す。
図において、モータ14を反時計方向に回転させる。モ
ータ14の回転はベルト15によりフライホイール8に
伝達され、フライホイール8に取り付けられたギア8a
は反時計方向に回転を始める。一方、ギア10、11に
は図示していないばねにより一定の負荷がかけられてい
る。このため、第1のギア8aの回転力は回動部材9に
も伝達され、回動部材9はギア11が供給リールのギア
13aに噛み合う位置まで回転して静止する。このと
き、ギア8a、11および13aは噛み合った状態とな
っており、ギア13aおよび供給リール台13は反時計
方向の回転を始める。この状態において、ソレノイド6
に通電することによりヘッド基板2を図の上方に移動さ
せる。このとき消去ヘッド4はカセットテープ16に接
触している。しかしピンチローラ軸5aは可動部材の凸
部9aに接しているので、ピンチローラ5はキャプスタ
ン7に接しない。したがって、カセットテープ16は供
給リール台の反時計方向の回転により巻戻され、高速消
去動作を行なうことになる。
図において、モータ14を反時計方向に回転させる。モ
ータ14の回転はベルト15によりフライホイール8に
伝達され、フライホイール8に取り付けられたギア8a
は反時計方向に回転を始める。一方、ギア10、11に
は図示していないばねにより一定の負荷がかけられてい
る。このため、第1のギア8aの回転力は回動部材9に
も伝達され、回動部材9はギア11が供給リールのギア
13aに噛み合う位置まで回転して静止する。このと
き、ギア8a、11および13aは噛み合った状態とな
っており、ギア13aおよび供給リール台13は反時計
方向の回転を始める。この状態において、ソレノイド6
に通電することによりヘッド基板2を図の上方に移動さ
せる。このとき消去ヘッド4はカセットテープ16に接
触している。しかしピンチローラ軸5aは可動部材の凸
部9aに接しているので、ピンチローラ5はキャプスタ
ン7に接しない。したがって、カセットテープ16は供
給リール台の反時計方向の回転により巻戻され、高速消
去動作を行なうことになる。
【0009】以上の各動作モードのいづれにも属さない
モードをニュートラルと呼ぶと、この状態はモータ14
が停止状態であって、かつ、ギア10がギア12aに噛
み合わず、またギア11もギア13aに噛み合っていな
い状態である。すなわち静止状態である。各早送り、巻
戻し、再生または記録、高速消去などの各動作モードが
終了するとニュートラルモードに移行し、つぎの動作モ
ードに移る準備状態となる。このニュートラルモードに
移行するには、各モードの終了したとき、それまでの回
転方向と逆にモータを回転させ、ギア10とギア11の
いづれもが噛み合っていない位置でモータを停止させ
る。モータを停止させるタイミングが遅れると回転しす
ぎて反対の噛み合わせに移行する場合も発生する。たと
えば、早送り動作から巻戻し動作の噛み合わせに移行
し、モータが停止するまで磁気テープが若干量だけ巻戻
されて停止する。このような現象を回避するために、逆
転開始から丁度中間位置でモータが停止するように所定
の時間を設定して停止させている。
モードをニュートラルと呼ぶと、この状態はモータ14
が停止状態であって、かつ、ギア10がギア12aに噛
み合わず、またギア11もギア13aに噛み合っていな
い状態である。すなわち静止状態である。各早送り、巻
戻し、再生または記録、高速消去などの各動作モードが
終了するとニュートラルモードに移行し、つぎの動作モ
ードに移る準備状態となる。このニュートラルモードに
移行するには、各モードの終了したとき、それまでの回
転方向と逆にモータを回転させ、ギア10とギア11の
いづれもが噛み合っていない位置でモータを停止させ
る。モータを停止させるタイミングが遅れると回転しす
ぎて反対の噛み合わせに移行する場合も発生する。たと
えば、早送り動作から巻戻し動作の噛み合わせに移行
し、モータが停止するまで磁気テープが若干量だけ巻戻
されて停止する。このような現象を回避するために、逆
転開始から丁度中間位置でモータが停止するように所定
の時間を設定して停止させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の磁気
テープ駆動装置では、各動作からニュートラルの位置に
戻す動作をモータの正逆回転時間で制御していたため、
モータの立ち上がり特性、可動部材の負荷、その他温度
特性などにより、可動部材の回転位置にばらきが発生
し、そのためモータの正逆回転時間を微妙に設定した
り、モータ特性を選別しなければならないという問題点
を有していた。
テープ駆動装置では、各動作からニュートラルの位置に
戻す動作をモータの正逆回転時間で制御していたため、
モータの立ち上がり特性、可動部材の負荷、その他温度
特性などにより、可動部材の回転位置にばらきが発生
し、そのためモータの正逆回転時間を微妙に設定した
り、モータ特性を選別しなければならないという問題点
を有していた。
【0011】本発明は上記の課題を解決するもので、ニ
ュートラル位置に戻す回転のばらつきを吸収し、安定し
た制御ができる磁気テープ駆動装置を提供することを目
的とする。
ュートラル位置に戻す回転のばらつきを吸収し、安定し
た制御ができる磁気テープ駆動装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、磁気テープを走行させる駆動源となるモ
ータと、正方向に走行する前記磁気テープを巻取る第1
のリールを回転駆動する第1の回転部材と、逆方向に走
行する前記磁気テープを巻取る第2のリールを回転駆動
する第2の回転部材と、前記モータで回転駆動される第
3の回転部材と、前記第3の回転部材の軸と同軸に回転
自在に設けた回動部材と、前記回動部材上にあって前記
第3の回転部材に係合して回転する第4の回転部材およ
び第5の回転部材とを備え、前記モータの順方向回転に
より前記回動部材が回動して前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合することで前記第1のリールが回
転駆動され、前記モータの逆方向回転により前記回動部
材が回動して前記第5の回転部材が前記第2の回転部材
に係合することで前記第2のリールが回転駆動される磁
気テープ駆動装置において、前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合しないとともに前記第5の回転部
材も前記第2の回転部材に係合しないニュートラル位置
に前記回動部材が回動した状態を検出するセンサを設
け、前記モータの回転で前記磁気テープを正または逆方
向に走行させる動作の終了後にモータをそれまでの回転
の逆方向に回転させ、前記回動部材がニュートラル位置
に回動したことを前記センサで検知して前記モータを停
止させるようにした磁気テープ駆動装置とする。
成するために、磁気テープを走行させる駆動源となるモ
ータと、正方向に走行する前記磁気テープを巻取る第1
のリールを回転駆動する第1の回転部材と、逆方向に走
行する前記磁気テープを巻取る第2のリールを回転駆動
する第2の回転部材と、前記モータで回転駆動される第
3の回転部材と、前記第3の回転部材の軸と同軸に回転
自在に設けた回動部材と、前記回動部材上にあって前記
第3の回転部材に係合して回転する第4の回転部材およ
び第5の回転部材とを備え、前記モータの順方向回転に
より前記回動部材が回動して前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合することで前記第1のリールが回
転駆動され、前記モータの逆方向回転により前記回動部
材が回動して前記第5の回転部材が前記第2の回転部材
に係合することで前記第2のリールが回転駆動される磁
気テープ駆動装置において、前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合しないとともに前記第5の回転部
材も前記第2の回転部材に係合しないニュートラル位置
に前記回動部材が回動した状態を検出するセンサを設
け、前記モータの回転で前記磁気テープを正または逆方
向に走行させる動作の終了後にモータをそれまでの回転
の逆方向に回転させ、前記回動部材がニュートラル位置
に回動したことを前記センサで検知して前記モータを停
止させるようにした磁気テープ駆動装置とする。
【0013】
【作用】本発明は上記の構成において、回動部材の回動
位置をセンサで検出し、その位置でモータを停止させる
ことにより、可動部材のニュートラル位置を所定位置に
保つ。
位置をセンサで検出し、その位置でモータを停止させる
ことにより、可動部材のニュートラル位置を所定位置に
保つ。
【0014】
(実施例1)以下、本発明の一実施例の磁気テープ駆動
装置について図面を参照しながら説明する。
装置について図面を参照しながら説明する。
【0015】図1ないし図5は本発明の一実施例の磁気
テープ駆動装置の構成を平面図で示す。図において、1
は基板、2は可動部材として動作するヘッド基板、3、
4および5はヘッド基板2上に取り付けられた磁気ヘッ
ド、消去ヘッドおよびピンチローラ、5aはピンチロー
ラ軸、6はヘッド基板2と連結されたソレノイド、7は
キャプスタン、8はキャプスタン7に取り付けられたフ
ライホイール、9はフライホイールの軸を中心に回転自
在に取り付けられた回動部材、9aは回動部材の凸部、
12は巻取りリール台、13は供給リール台、12aは
巻取りリール台12に取り付けられた第1のギア、13
aは供給リール台13に取り付けられた第2のギア、8
aはフライホイール8に取り付けられた第3のギア、1
0、11は回動部材9上に取り付けられた一対の第4お
よび第5のギア、14はモータ、15はモータ14とフ
ライホイール8に懸架されたベルト、16はカセットテ
ープ、17はセンサである。
テープ駆動装置の構成を平面図で示す。図において、1
は基板、2は可動部材として動作するヘッド基板、3、
4および5はヘッド基板2上に取り付けられた磁気ヘッ
ド、消去ヘッドおよびピンチローラ、5aはピンチロー
ラ軸、6はヘッド基板2と連結されたソレノイド、7は
キャプスタン、8はキャプスタン7に取り付けられたフ
ライホイール、9はフライホイールの軸を中心に回転自
在に取り付けられた回動部材、9aは回動部材の凸部、
12は巻取りリール台、13は供給リール台、12aは
巻取りリール台12に取り付けられた第1のギア、13
aは供給リール台13に取り付けられた第2のギア、8
aはフライホイール8に取り付けられた第3のギア、1
0、11は回動部材9上に取り付けられた一対の第4お
よび第5のギア、14はモータ、15はモータ14とフ
ライホイール8に懸架されたベルト、16はカセットテ
ープ、17はセンサである。
【0016】上記構成要素の相互関係と早送り、巻戻
し、再生または記録、および高速消去動作について説明
する。
し、再生または記録、および高速消去動作について説明
する。
【0017】図1は早送り動作状態を平面図で示す。図
において、モータ14を時計方向に回転させる。モータ
14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝達
され、フライホイール8およびフライホイール8に取り
付けられたギア8aは時計方向の回転を始める。一方、
ギア10と11には図示しないばねによって一定の負荷
がかけられている。このため、ギア8aの回転力は回動
部材9にも伝達され、回動部材9はギア10が巻取りリ
ール台のギア12aに噛み合う位置まで回転して静止す
る。このとき、ギア8a、10および12aの3つのギ
アは噛み合った状態となっており、ギア12aおよび巻
取りリール台12は時計方向の回転を始める。したがっ
て、カセットテープ16は巻取りリール台12の時計方
向の回転により早送り動作を行なうことになる。この早
送り終了後、モータ14が反時計方向に回転することで
回動部材9は供給リール台13の方向へ回転を始める。
回動部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号に
よりモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル状
態で静止する。
において、モータ14を時計方向に回転させる。モータ
14の回転はベルト15によりフライホイール8に伝達
され、フライホイール8およびフライホイール8に取り
付けられたギア8aは時計方向の回転を始める。一方、
ギア10と11には図示しないばねによって一定の負荷
がかけられている。このため、ギア8aの回転力は回動
部材9にも伝達され、回動部材9はギア10が巻取りリ
ール台のギア12aに噛み合う位置まで回転して静止す
る。このとき、ギア8a、10および12aの3つのギ
アは噛み合った状態となっており、ギア12aおよび巻
取りリール台12は時計方向の回転を始める。したがっ
て、カセットテープ16は巻取りリール台12の時計方
向の回転により早送り動作を行なうことになる。この早
送り終了後、モータ14が反時計方向に回転することで
回動部材9は供給リール台13の方向へ回転を始める。
回動部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号に
よりモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル状
態で静止する。
【0018】図2は巻戻し動作状態を平面図で示す。図
において、モータ14を反時計方向に回転させる。モー
タ14の回転はベルト15によりフライホイール8に取
り付けられたギア8aが反時計方向に回転を始める。一
方、ギア10と11には図示しないばねによって一定の
負荷がかけられている。このため第1のギア8aの回転
力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア11が
供給リール13のギア13aに噛み合った位置まで回転
して静止する。このとき、ギア8a、11および13a
は噛み合った状態となっており、ギア13aおよび供給
リール台13は反時計方向の回転を始める。したがっ
て、カセットテープ16は供給リール8の反時計方向の
回転により巻戻し動作を行なうことになる。この巻戻し
終了後、モータ14が時計方向に回転することで回動部
材9は巻取りリール台12の方向へ回転を始める。可動
部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号により
モータ14が停止し、可動部材9はニュートラル状態で
静止する。
において、モータ14を反時計方向に回転させる。モー
タ14の回転はベルト15によりフライホイール8に取
り付けられたギア8aが反時計方向に回転を始める。一
方、ギア10と11には図示しないばねによって一定の
負荷がかけられている。このため第1のギア8aの回転
力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア11が
供給リール13のギア13aに噛み合った位置まで回転
して静止する。このとき、ギア8a、11および13a
は噛み合った状態となっており、ギア13aおよび供給
リール台13は反時計方向の回転を始める。したがっ
て、カセットテープ16は供給リール8の反時計方向の
回転により巻戻し動作を行なうことになる。この巻戻し
終了後、モータ14が時計方向に回転することで回動部
材9は巻取りリール台12の方向へ回転を始める。可動
部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号により
モータ14が停止し、可動部材9はニュートラル状態で
静止する。
【0019】図3は再生または記録動作状態を平面図で
示す。図において、ソレノイド6に通電することによ
り、ヘッド基板2を図の上方に移動させる。このとき、
磁気ヘッド3はカセットテープ16に接触し、ピンチロ
ーラ5はカセットテープ16を挟んでキャプスタン7に
圧接している。この状態において、モータ14を時計方
向に回転させる。モータ14の回転はベルト15により
フライホイール8に伝達され、フライホイール8および
フライホイール8に取り付けられたギア8aは時計方向
の回転を始める。一方、ギア10と11には図示しない
ばねによって一定の負荷がかけられている。このためギ
ア8aの回転力は回動部材9にも伝達され、回動部材9
はギア10が巻取りリール台12のギア12aに噛み合
った位置まで回転して静止する。このとき、ギア8a、
10および12aの3つのギアは噛み合った状態となっ
ており、ギア12aおよび巻取りリール台12は時計方
向の回転を始めるため、カセットテープ16は磁気ヘッ
ド6に接触した状態で図の左方に走行を始め、再生また
は記録動作が行なわれることになる。この再生または記
録終了後、モータ14が反時計方向に回転することで回
動部材9は供給リール台13の方向へ回転を始める。回
動部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号によ
りモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル状態
で静止する。
示す。図において、ソレノイド6に通電することによ
り、ヘッド基板2を図の上方に移動させる。このとき、
磁気ヘッド3はカセットテープ16に接触し、ピンチロ
ーラ5はカセットテープ16を挟んでキャプスタン7に
圧接している。この状態において、モータ14を時計方
向に回転させる。モータ14の回転はベルト15により
フライホイール8に伝達され、フライホイール8および
フライホイール8に取り付けられたギア8aは時計方向
の回転を始める。一方、ギア10と11には図示しない
ばねによって一定の負荷がかけられている。このためギ
ア8aの回転力は回動部材9にも伝達され、回動部材9
はギア10が巻取りリール台12のギア12aに噛み合
った位置まで回転して静止する。このとき、ギア8a、
10および12aの3つのギアは噛み合った状態となっ
ており、ギア12aおよび巻取りリール台12は時計方
向の回転を始めるため、カセットテープ16は磁気ヘッ
ド6に接触した状態で図の左方に走行を始め、再生また
は記録動作が行なわれることになる。この再生または記
録終了後、モータ14が反時計方向に回転することで回
動部材9は供給リール台13の方向へ回転を始める。回
動部材の凸部9aがセンサ17上を通るとその信号によ
りモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル状態
で静止する。
【0020】図4は高速消去動作状態を平面図で示す。
図において、モータ14を反時計方向に回転させる。モ
ータ14の回転はベルト15によりフライホイール8に
伝達され、フライホイール8およびフライホイール8に
取り付けられたギア8aは反時計方向に回転を始める。
一方、ギア10と11には図示しないばねによって、一
定の負荷がかけられている。このため、ギア8aの回転
力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア11が
供給リール13のギア13aに噛み合った位置まで回転
して停止する。このとき、ギア8a、11および13a
は噛み合った状態となっており、ギア13aおよび供給
リール台13は反時計方向の回転を始める。この状態に
おいてソレノイド6に通電することによりヘッド基板2
を図の上方に移動させる。このとき、消去ヘッド4はカ
セットテープ16に接触している。しかしピンチローラ
軸5aは回動部材9の凸部9aに接しているのでピンチ
ローラ5はキャプスタン7に接しない。したがって、カ
セットテープ16は供給リール台の反時計方向の回転に
より巻戻され、高速消去動作を行なうことになる。この
高速消去終了後、モータ14が時計方向に回転すること
で回動部材9は巻取りリール台12の方向の回転を始め
る。回動部材の凸部9aがセンサ7上を通るとその信号
によりモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル
状態で停止する。
図において、モータ14を反時計方向に回転させる。モ
ータ14の回転はベルト15によりフライホイール8に
伝達され、フライホイール8およびフライホイール8に
取り付けられたギア8aは反時計方向に回転を始める。
一方、ギア10と11には図示しないばねによって、一
定の負荷がかけられている。このため、ギア8aの回転
力は回動部材9にも伝達され、回動部材9はギア11が
供給リール13のギア13aに噛み合った位置まで回転
して停止する。このとき、ギア8a、11および13a
は噛み合った状態となっており、ギア13aおよび供給
リール台13は反時計方向の回転を始める。この状態に
おいてソレノイド6に通電することによりヘッド基板2
を図の上方に移動させる。このとき、消去ヘッド4はカ
セットテープ16に接触している。しかしピンチローラ
軸5aは回動部材9の凸部9aに接しているのでピンチ
ローラ5はキャプスタン7に接しない。したがって、カ
セットテープ16は供給リール台の反時計方向の回転に
より巻戻され、高速消去動作を行なうことになる。この
高速消去終了後、モータ14が時計方向に回転すること
で回動部材9は巻取りリール台12の方向の回転を始め
る。回動部材の凸部9aがセンサ7上を通るとその信号
によりモータ14が停止し、回動部材9はニュートラル
状態で停止する。
【0021】図5はニュートラル状態を平面図で示す。
なお、本実施例ではモータ14の駆動力をベルト15、
ギア8a、ギア10を介して巻取りリール台12のギア
12aまたは供給リール台13のギア13aに供給して
いるが、ギア8a、10、11、12a,13aを外周
がゴムで構成されたローラで構成しても同様の効果が得
られる。
なお、本実施例ではモータ14の駆動力をベルト15、
ギア8a、ギア10を介して巻取りリール台12のギア
12aまたは供給リール台13のギア13aに供給して
いるが、ギア8a、10、11、12a,13aを外周
がゴムで構成されたローラで構成しても同様の効果が得
られる。
【0022】以上のように本発明の実施例によれば、磁
気テープを走行させる駆動源となるモータと、正方向に
走行する前記磁気テープを巻取る第1のリールを回転駆
動する第1の回転部材と、逆方向に走行する前記磁気テ
ープを巻取る第2のリールを回転駆動する第2の回転部
材と、前記モータで回転駆動される第3の回転部材と、
前記第3の回転部材の軸と同軸に回転自在に設けた回動
部材と、前記回動部材上にあって前記第3の回転部材に
係合して回転する第4の回転部材および第5の回転部材
とを備え、前記モータの順方向回転により前記回動部材
が回動して前記第4の回転部材が前記第1の回転部材に
係合することで前記第1のリールが回転駆動され、前記
モータの逆方向回転により前記回動部材が回動して前記
第5の回転部材が前記第2の回転部材に係合することで
前記第2のリールが回転駆動される磁気テープ駆動装置
において、前記第4の回転部材が前記第1の回転部材に
係合しないとともに前記第5の回転部材も前記第2の回
転部材に係合しないニュートラル位置に前記回動部材が
回動した状態を検出するセンサを設け、前記モータの回
転で前記磁気テープを正または逆方向に走行させる動作
の終了後にモータをそれまでの回転の逆方向に回転さ
せ、前記回動部材がニュートラル位置に回動したことを
前記センサで検知して前記モータを停止させるようにし
た磁気テープ駆動装置とすることにより、モータの立ち
上がり特性および可動部材の負荷によるばらつき、温度
特性による劣化に関係なく、安定したテープ駆動装置の
制御をすることができる。
気テープを走行させる駆動源となるモータと、正方向に
走行する前記磁気テープを巻取る第1のリールを回転駆
動する第1の回転部材と、逆方向に走行する前記磁気テ
ープを巻取る第2のリールを回転駆動する第2の回転部
材と、前記モータで回転駆動される第3の回転部材と、
前記第3の回転部材の軸と同軸に回転自在に設けた回動
部材と、前記回動部材上にあって前記第3の回転部材に
係合して回転する第4の回転部材および第5の回転部材
とを備え、前記モータの順方向回転により前記回動部材
が回動して前記第4の回転部材が前記第1の回転部材に
係合することで前記第1のリールが回転駆動され、前記
モータの逆方向回転により前記回動部材が回動して前記
第5の回転部材が前記第2の回転部材に係合することで
前記第2のリールが回転駆動される磁気テープ駆動装置
において、前記第4の回転部材が前記第1の回転部材に
係合しないとともに前記第5の回転部材も前記第2の回
転部材に係合しないニュートラル位置に前記回動部材が
回動した状態を検出するセンサを設け、前記モータの回
転で前記磁気テープを正または逆方向に走行させる動作
の終了後にモータをそれまでの回転の逆方向に回転さ
せ、前記回動部材がニュートラル位置に回動したことを
前記センサで検知して前記モータを停止させるようにし
た磁気テープ駆動装置とすることにより、モータの立ち
上がり特性および可動部材の負荷によるばらつき、温度
特性による劣化に関係なく、安定したテープ駆動装置の
制御をすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
は磁気テープを走行させる駆動源となるモータと、正方
向に走行する前記磁気テープを巻取る第1のリールを回
転駆動する第1の回転部材と、逆方向に走行する前記磁
気テープを巻取る第2のリールを回転駆動する第2の回
転部材と、前記モータで回転駆動される第3の回転部材
と、前記第3の回転部材の軸と同軸に回転自在に設けた
回動部材と、前記回動部材上にあって前記第3の回転部
材に係合して回転する第4の回転部材および第5の回転
部材とを備え、前記モータの順方向回転により前記回動
部材が回動して前記第4の回転部材が前記第1の回転部
材に係合することで前記第1のリールが回転駆動され、
前記モータの逆方向回転により前記回動部材が回動して
前記第5の回転部材が前記第2の回転部材に係合するこ
とで前記第2のリールが回転駆動される磁気テープ駆動
装置において、前記第4の回転部材が前記第1の回転部
材に係合しないとともに前記第5の回転部材も前記第2
の回転部材に係合しないニュートラル位置に前記回動部
材が回動した状態を検出するセンサを設け、前記モータ
の回転で前記磁気テープを正または逆方向に走行させる
動作の終了後にモータをそれまでの回転の逆方向に回転
させ、前記回動部材がニュートラル位置に回動したこと
を前記センサで検知して前記モータを停止させるように
した磁気テープ駆動装置とすることにより、モータの立
ち上がり特性および可動部材の負荷によるばらつき、温
度特性による劣化に関係なく、安定したテープ駆動装置
の制御をすることができる。
は磁気テープを走行させる駆動源となるモータと、正方
向に走行する前記磁気テープを巻取る第1のリールを回
転駆動する第1の回転部材と、逆方向に走行する前記磁
気テープを巻取る第2のリールを回転駆動する第2の回
転部材と、前記モータで回転駆動される第3の回転部材
と、前記第3の回転部材の軸と同軸に回転自在に設けた
回動部材と、前記回動部材上にあって前記第3の回転部
材に係合して回転する第4の回転部材および第5の回転
部材とを備え、前記モータの順方向回転により前記回動
部材が回動して前記第4の回転部材が前記第1の回転部
材に係合することで前記第1のリールが回転駆動され、
前記モータの逆方向回転により前記回動部材が回動して
前記第5の回転部材が前記第2の回転部材に係合するこ
とで前記第2のリールが回転駆動される磁気テープ駆動
装置において、前記第4の回転部材が前記第1の回転部
材に係合しないとともに前記第5の回転部材も前記第2
の回転部材に係合しないニュートラル位置に前記回動部
材が回動した状態を検出するセンサを設け、前記モータ
の回転で前記磁気テープを正または逆方向に走行させる
動作の終了後にモータをそれまでの回転の逆方向に回転
させ、前記回動部材がニュートラル位置に回動したこと
を前記センサで検知して前記モータを停止させるように
した磁気テープ駆動装置とすることにより、モータの立
ち上がり特性および可動部材の負荷によるばらつき、温
度特性による劣化に関係なく、安定したテープ駆動装置
の制御をすることができる。
【図1】本発明の一実施例の磁気テープ駆動装置の動作
状態を示す平面図
状態を示す平面図
【図2】本発明の一実施例の磁気テープ駆動装置の巻戻
し動作状態を示す平面図
し動作状態を示す平面図
【図3】本発明の一実施例の磁気テープ駆動装置の再生
または記録動作状態を示す平面図
または記録動作状態を示す平面図
【図4】本発明の一実施例の磁気テープ駆動装置の高速
消去動作状態を示す平面図
消去動作状態を示す平面図
【図5】本発明の一実施例の磁気テープ駆動装置のニュ
ートラル状態を示す平面図
ートラル状態を示す平面図
【図6】従来の磁気テープ駆動装置の早送り動作状態を
示す平面図
示す平面図
【図7】従来の磁気テープ駆動装置の巻戻し動作状態を
示す平面図
示す平面図
【図8】従来の磁気テープ駆動装置の再生または記録動
作状態を示す平面図
作状態を示す平面図
【図9】従来の磁気テープ駆動装置の高速消去動作状態
を示す平面図
を示す平面図
8a 第3のギア(第3の回転部材)
9 回動部材
10 第4のギア(第4の回転部材)
11 第5のギア(第5の回転部材)
12 巻取りリール(第1のリール)
12a 第1のギア(第1の回転部材)
13 供給リール(第2のリール)
13a 第2のギア(第2の回転部材)
14 モータ
17 センサ
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気テープを走行させる駆動源となるモ
ータと、正方向に走行する前記磁気テープを巻取る第1
のリールを回転駆動する第1の回転部材と、逆方向に走
行する前記磁気テープを巻取る第2のリールを回転駆動
する第2の回転部材と、前記モータで回転駆動される第
3の回転部材と、前記第3の回転部材の軸と同軸に回転
自在に設けた回動部材と、前記回動部材上にあって前記
第3の回転部材に係合して回転する第4の回転部材およ
び第5の回転部材とを備え、前記モータの順方向回転に
より前記回動部材が回動して前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合することで前記第1のリールが回
転駆動され、前記モータの逆方向回転により前記回動部
材が回動して前記第5の回転部材が前記第2の回転部材
に係合することで前記第2のリールが回転駆動される磁
気テープ駆動装置において、前記第4の回転部材が前記
第1の回転部材に係合しないとともに前記第5の回転部
材も前記第2の回転部材に係合しないニュートラル位置
に前記回動部材が回動した状態を検出するセンサを設
け、前記モータの回転で前記磁気テープを正または逆方
向に走行させる動作の終了後にモータをそれまでの回転
の逆方向に回転させ、前記回動部材がニュートラル位置
に回動したことを前記センサで検知して前記モータを停
止させるようにした磁気テープ駆動装置。 - 【請求項2】 第1ないし第5の回転部材がギアである
請求項1記載の磁気テープ駆動装置。 - 【請求項3】 第1ないし第5の回転部材が摩擦の大き
い材料でなる外周を備えたローラである請求項1記載の
磁気テープ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179336A JPH0528590A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 磁気テープ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179336A JPH0528590A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 磁気テープ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528590A true JPH0528590A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16064060
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179336A Pending JPH0528590A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 磁気テープ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528590A (ja) |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179336A patent/JPH0528590A/ja active Pending
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