JPH05285732A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH05285732A
JPH05285732A JP8696692A JP8696692A JPH05285732A JP H05285732 A JPH05285732 A JP H05285732A JP 8696692 A JP8696692 A JP 8696692A JP 8696692 A JP8696692 A JP 8696692A JP H05285732 A JPH05285732 A JP H05285732A
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machining
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electric discharge
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power supply
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JP8696692A
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Shoichi Nagasaka
正一 長坂
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電加工用電源として簡便で低価格な電源を
使って安定な放電加工を行なうことができる放電加工装
置を得る。 【構成】 直流電圧をスイッチング素子7を介して繰り
返しパルスに変換した加工パルスを加工用電極4と被加
工物3との間に印加して被加工物3の放電加工を行なう
放電加工装置において、交流電圧を直流電圧に変換して
出力する直流電源10と、この直流電源10の出力電圧
が変動した場合、その変動に応じて加工用電極4と被加
工物3間に印加される電圧とその印加時間との積が一定
となるように加工パルスのパルス幅を変化させる加工パ
ルス幅補正手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電加工装置の改良
に関し、特に放電加工用電源として簡便で低価格な電源
を使って安定な放電加工を行なうことができる放電加工
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、放電加工装置の一般的な構成を
示す概略構成図である。図において、1は三相交流であ
る商用電源、2は直流安定化電源であり、三相交流を入
力して出力電圧が常に一定となる様に制御された放電加
工用電源となるものである。3は被加工物、4は加工用
電極、5は電流制限素子、6はフライホイールダイオー
ド、7はスイッチング素子、8はスイッチ駆動回路、9
は加工パルス発振器である。図6は、図5で構成された
放電加工装置の動作を説明する概念図である。
【0003】上記各図を参照して従来の放電加工装置の
動作を説明する。商用電源1が直流安定化電源2に投入
されると、出力電圧が常に一定の直流電圧が被加工物
3、加工用電極4、電流制限素子5、スイッチング素子
7より成る電気回路に印加される。そして、図示しない
加工条件設定装置より放電加工条件に最適なオン(O
N)時間、オフ(OFF)時間が設定されると、そのO
N時間、OFF時間を有するパルスが加工パルス発振器
9より出力される。そのパルスは、スイッチ駆動回路8
を通りスイッチング素子7をON又はOFFする。この
動作により、被加工物3、加工用電極4には放電加工電
圧Vとその印加時間(以下、ON時間TONという)との
積が一定の加工パルスが加えられ、図示しないサーボ駆
動動作により放電加工が行なわれる。ここで、電流制限
素子5は、回路を構成する配線のインピーダンスのみで
代用され、特別なものを付加しない場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
放電加工装置は、放電加工電圧VとON時間TONとの積
が一定の加工パルスを得る為に、放電加工用電源として
複雑で高価格な直流安定化電源を必要としていた。この
発明は、放電加工用電源として簡便で低価格な電源で安
定な放電加工を行なうことができる放電加工装置を得る
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電加工
装置は、直流電圧をスイッチング素子を介して繰り返し
パルスに変換した加工パルスを加工用電極と被加工物と
の間に印加して被加工物の放電加工を行なう放電加工装
置において、交流電圧を直流電圧に変換して出力する直
流電源と、この直流電源の出力電圧が変動した場合、そ
の変動に応じて加工用電極と被加工物間に印加される電
圧とその印加時間との積が一定となるように加工パルス
のパルス幅を変化させる加工パルス幅補正手段とを備え
たものである。
【0006】
【作用】この発明においては、加工パルス幅補正手段
が、直流電源の出力電圧の変動があった場合、その変動
に応じて加工用電極と被加工物間に印加される電圧とそ
の印加時間との積が一定となるように加工パルスのパル
ス幅を変化させるので、安定した放電加工を行なうこと
ができる。
【0007】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例を模式的に示し
た構成図である。図において、10は簡便な直流電源で
ある。商用電源1を変圧器11で放電加工に適した交流
電圧に変圧し、整流器12、平滑コンデンサ13により
直流電圧Eを得る。この直流電圧Eは安定化されていな
い為、商用電源1の電圧変動により変動する。
【0008】加工パルス発振器9より出力されるパルス
幅は、ある放電加工条件のもとでは常に一定であるの
で、このままだと被加工物3と加工用電極4間の放電加
工電圧VとON時間TONとの積は商用電源1の変動によ
り変化し、安定な放電加工はできなくなる。それゆえ、
この発明は加工パルス幅補正回路20を備えることによ
り、放電加工電圧VとON時間TONとの積は一定となり
安定な放電加工が実現できる。
【0009】図2は、この発明の要部を構成する電気回
路である加工パルス幅補正回路20の一例を示す説明図
である。直流電源10からの出力電圧Eは、アナログ/
デジタル(以下、A/Dと略記する)変換回路21によ
りデジタル変換される。加工パルス発振器9からのパル
ス信号は論理回路を通過する度に動作時間の遅れにより
元のパルスから順次遅れたパルスを次段に伝達する。従
って、加工パルス発振器9からのパルスは、A/D変換
回路21の出力状態により伸張されたパルスがスイッチ
駆動回路8に伝達され、加工パルス幅が直流電源10か
らの出力電圧Eにより補正される。この際論理回路の遅
れを適当に選定することにより、放電加工電圧VとON
時間TONとの積が一定の安定した放電加工ができる。こ
の実施例1は、加工パルス発振器9からのパルス幅を伸
張させるものである。つまり、商用電源1の入力電圧が
最大値で加工パルス発振器9からの出力を、スイッチ駆
動回路8に伝達される様にA/D変換回路21を設定し
ておくことにより、商用電源1の最大値からの電圧低下
に対しパルス幅を伸張させる。
【0010】なお、図2において、直流電圧がAで示す
値のときは、Bで示すパルス幅のパルスがスイッチ駆動
回路8へ出力される。また、A/D変換回路21は並列
比較形A/D変換回路で、その出力をそのまま使ってい
る。また、論理回路の遅れは、Nタイプ、LSタイプ、
ALSタイプ、Sタイプ等の種類により動作速度が数〜
二十数ns異なるので、これを利用して適当な遅れ時間
を選定することができる。
【0011】実施例2.図3は、この発明の要部を構成
する電気回路である加工パルス幅補正回路20の他の例
を示す説明図である。直流電源10からの出力電圧E
は、A/D変換回路21によりデジタル変換される。加
工パルス発振器9からのパルス信号は論理回路を通過す
る度に動作時間の遅れにより元のパルスから順次遅れた
パルスを次段に伝達する。従って、加工パルス発振器9
からのパルスは、A/D変換回路21の出力状態により
狭縮されたパルスがスイッチ駆動回路8に伝達され、加
工パルス幅が直流電源10からの出力電圧Eにより補正
される。この際論理回路の遅れを適当に選定することに
より、放電加工電圧VとON時間TONとの積が一定の安
定した放電加工ができる。この実施例2は、加工パルス
発振器9からのパルス幅を狭縮させるものである。つま
り、商用電源1の入力電圧が最低値で加工パルス発振器
9からの出力を、スイッチ駆動回路8に伝達される様に
A/D変換回路21を設定しておくことにより、商用電
源1の最低値からの電圧上昇に対しパルス幅を狭縮させ
る。なお、図3において、直流電圧がCで示す値のとき
は、Dで示すパルス幅のパルスが駆動回路8へ出力され
る。
【0012】なお、実施例1、2どちらにおいても、基
準電圧をA/D変換回路の中間に設定することにより、
基準電圧を越えた場合には、加工パルス幅を狭縮し、基
準電圧に達しない場合には、加工パルス幅を伸張し、放
電加工電圧VとON時間TONとの積が一定となる様に作
用する。また、実施例1及び2においては、パルスの遅
れを作るために論理回路の遅れを利用したが、遅延素子
を用いて構成してもよい。
【0013】実施例3.図4は、加工パルス幅補正回路
20の更に他の例を示す説明図である。この実施例は、
A/D変換回路として電圧を重み付(コード化)で変換
するものを用いた例である。この場合は対応する時間に
対してもコード化(遅延時間が等しいのでなく、コード
化に応じた遅延時間をもたせたもにする)すれば、同様
に実施することができる。但し、論理的には複雑にな
る。A/D変換回路21aの出力はコード化されている
ので、各遅延素子22a〜22dは、それに応じた重み
付された時間遅延する。即ち、遅延素子22aはt、2
2bは2・t、22cは4・t、22dは8・tの時間
だけ遅延する。各遅延素子22a〜22dは前段の状態
により開始時間を変える。ビットが立っている時は遅延
素子を通って遅れて、またビットが立っていない時は遅
延素子を通らない元のパルスが次段のトリガ点となる。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上説明したとおり、加工パ
ルス幅補正手段が、直流電源の出力電圧の変動があった
場合、その変動に応じて加工用電極と被加工物間に印加
される電圧とその印加時間との積が一定となるように加
工パルスのパルス幅を変化させるので、放電加工用電源
として簡便で低価格な電源を使って安定した放電加工を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を模式的に示した構成図で
ある。
【図2】この発明の要部を構成する電気回路であり、加
工パルス幅を伸張させる加工パルス幅補正回路を示す説
明図である。
【図3】この発明の要部を構成する電気回路であり、加
工パルス幅を狭縮させる加工パルス幅補正回路を示す説
明図である。
【図4】加工パルス補正回路の更に他の例を示す説明図
である。
【図5】放電加工装置の一般的な構成を示す概略構成図
である。
【図6】図4に示す放電加工装置の動作を説明する概念
図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 直流安定化電源 3 被加工物 4 加工用電極 7 スイッチング素子 8 スイッチ駆動回路 9 加工パルス発振器 10 直流電源 20 加工パルス幅補正回路 21,21a A/D変換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧をスイッチング素子を介して繰
    り返しパルスに変換した加工パルスを加工用電極と被加
    工物との間に印加して被加工物の放電加工を行なう放電
    加工装置において、 交流電圧を直流電圧に変換して出力する直流電源と、 この直流電源の出力電圧が変動した場合、その変動に応
    じて前記加工用電極と被加工物間に印加される電圧とそ
    の印加時間との積が一定となるように前記加工パルスの
    パルス幅を変化させる加工パルス幅補正手段とを備えた
    ことを特徴とする放電加工装置。
JP4086966A 1992-04-08 1992-04-08 放電加工装置 Expired - Lifetime JP2681324B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5053997A (ja) * 1973-09-12 1975-05-13
JPS54731A (en) * 1977-06-03 1979-01-06 Inoue Japax Res Power supply for electric machine tool

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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