JPH0528489U - 活水器 - Google Patents
活水器Info
- Publication number
- JPH0528489U JPH0528489U JP7832691U JP7832691U JPH0528489U JP H0528489 U JPH0528489 U JP H0528489U JP 7832691 U JP7832691 U JP 7832691U JP 7832691 U JP7832691 U JP 7832691U JP H0528489 U JPH0528489 U JP H0528489U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 適当な容器に給水された水が、時間の経過に
よる雑菌の発生によって腐敗するのを防止し、水を活水
させることのできる活水器を提供する。 【構成】 適当な容器に供給された水に、多数の開口を
有する収容ケース内に所定形状の放射性鉱物焼結体を収
容した活水器を浸漬させる。容器内の水は、開口を介し
て収容ケース内の放射性鉱物焼結体と接触し、放射性鉱
物焼結体の発する放射線で殺菌されて活水する。
よる雑菌の発生によって腐敗するのを防止し、水を活水
させることのできる活水器を提供する。 【構成】 適当な容器に供給された水に、多数の開口を
有する収容ケース内に所定形状の放射性鉱物焼結体を収
容した活水器を浸漬させる。容器内の水は、開口を介し
て収容ケース内の放射性鉱物焼結体と接触し、放射性鉱
物焼結体の発する放射線で殺菌されて活水する。
Description
【0001】
本考案は、生け花等に使用される水盤等の容器に給水された水が腐敗して悪臭 が発生するのを防止し得る活水器に関するものである。
【0002】
例えば、家庭等において陶器製の水盤に生け花を生けた場合、水盤に給水した 水は、時間の経過と共に雑菌によって腐敗し、悪臭の発生の原因となると共に、 生け花が枯れてしまう。そこで、従来は水盤に供給した水を頻繁に交換して、水 が腐敗するのを防止していた。
【0003】
水盤に給水した水を交換する場合、水盤を持ち上げて水を排出した後、再び新 しい水を水盤に給水しなければならないため、水を頻繁に交換すると、手間がか かって煩雑であった。
【0004】 本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、水盤等の容器に給水された水 が時間の経過により腐敗するのを防止して、活水させることのできる活水器を提 供することを目的としている。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、多数の開口を有する第1の分割ケース体 と第2の分割ケース体とを衝合させて一体化して、内部に受座を設け、かつ、底 部下面に複数の支持突起を形成した収容ケースと、上記収容ケース内の受座に位 置決め保持された放射性鉱物焼結体とからなるものである。
【0006】
水盤等の容器に活水器を収容し、容器に給水した水に活水器を浸漬させると、 容器内の水は、開口を介して活水器内の焼結体と接触し、焼結体から発する放射 線で殺菌されて活水する。
【0007】
以下本考案に係る活水器の実施例を図1乃至図10を参照しながら説明すると 次の通りである。
【0008】 図1乃至図10に示すように、活水器(1)は、扁平形状の収容ケース(2) とこの収容ケース(2)内に収容された複数個の放射性鉱物焼結体(3)とから 構成されており、例えば、図11に示すように、生け花用の水盤(a)に給水さ れた水(b)に浸漬される。
【0009】 上記放射性鉱物焼結体(3)は、例えば、フェルグソン石等の酸化ラジウム、 酸化トリウム等の放射性元素の酸化物を含有する天然鉱石粉末をセラミック粉末 と混合して焼成し、肉厚の薄い円板状にタブレット化したものである。
【0010】 上記収容ケース(2)は、第1の分割ケース体(4a)と第1の分割ケース体 (4a)と同一形状の第2の分割ケース体(4b)とを衝合一体化したもので、 第1及び第2の分割ケース体(4a)(4b)は、合成樹脂製の一体成形品であ って、図9に示すように、同芯状に配置された環状枠部(5)(6)(7)(8 )(9)(10)を放射方向に延びる連結枠部(11)で連結し、中心部には円 形状の開口(12)を形成し、この開口(12)の周囲の円周等配部位に円弧状 で、かつ、スリット状の相似形状をした多数の開口(13)(14)(15)( 16)(17)を同芯状に形成してある。
【0011】 上記各分割ケース体(4a)(4b)の対向面の中心部及びその円周等配部位 に、上記放射性鉱物焼結体(3)を位置決め保持可能な受座(18)を衝合可能 に形成する。また、環状枠部(5)〜(10)のうち、外周枠部(10)の内側 面の所定個所に、位置決め突起(21)及び位置決め孔(22)を夫々対向する 分割ケース体の位置決め孔及び位置決め突起と嵌合可能に形成し、かつ、外周枠 部(10)の外周縁に衝合可能な環状突条(23)を形成する。
【0012】 さらに、上記各分割ケース体(4a)(4b)の外周枠部(10)の外側面の 円周等配部位に、複数の円弧状の支持突起(25)を形成し、収容ケース(2) を水盤(a)の底壁に載置したとき、この底壁と収容ケース(2)、及び収容ケ ース(2)と剣山との間に隙間が形成されて、放射性鉱物焼結体(3)と水とが 効率よく接触するようにしてある。
【0013】 上記活水器(1)を製作する場合は、先ず、第1の分割ケース体(4a)の複 数の受座各(18)に放射性鉱物焼結体(3)を載置したのち、上下に対向させ た第1の分割ケース体(4a)と第2の分割ケース体(4b)との位置決め突起 (21)と位置決め孔(22)とを嵌合させ、しかる後、第1の分割ケース体( 4a)と第2の分割ケース体(4b)の外周枠部(10)の環状突条(23)を 衝合させて適宜の手段により接着する。
【0014】 そうして、図11に示すように、水(b)が給水された水盤(a)の底壁に上 記活水器(1)を載置すると共に、活水器(1)上に剣山(c)を載置する。上 記活水器(1)は上下面の円周等配位置に支持突起(25)を形成してあるので 、活水器(1)の上下面と、水盤(a)の底壁及び剣山(c)との間に所定の隙 間が形成され、水盤(a)に給水された水(b)は収容ケース(2)の開口(1 2)(13)(14)(15)(16)(17)を介して放射性鉱物焼結体(3 )と接触し、この水(b)は、放射性鉱物焼結体(3)の発する放射線で殺菌さ れて、活性化される。その結果、水盤(a)内の水(b)を頻繁に交換する必要 がなくなる。
【0015】 尚、上記実施例では、収容ケースの第1及び第2の分割ケース体とを接着した が、これに限定されるわけではなく、第1の分割ケース体と第2の分割ケース体 とをスナップ係合手段等により開閉可能とし、放射性鉱物焼結体を清浄化手入れ できるようにしてもよい。また、水盤に給水された水を活水化する場合について 説明したが、収容ケース及び放射性鉱物焼結体の形状を適宜変更することにより 、水盤だけでなく、金魚鉢等に給水された水を活性化させる場合等にも広く適用 することができる。
【0016】
本考案に係る活水器を使用すれば、例えば、生け花用の水盤に給水された水に 発生した雑菌を殺菌して、水が腐敗するのを防止することが可能となり、水の活 水化を図ることができる。したがって、水盤に給水した水は長期間にわたって腐 敗することがなく、従来のように、水を頻繁に交換する必要がなく、きわめて便 利である。また、活水器の底部の下面には支持突条を設けてあるので、水は放射 性鉱物焼結体と効率よく接触する。しかも構造が簡単であって製作が容易であり 、コストが安い。
【図1】本考案に係る活水器の実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】正面図である。
【図3】平面図である。
【図4】左側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】受座に焼結体を載置した状態を示す分割ケース
体の正面図である。
体の正面図である。
【図8】図7の底面図である。
【図9】受座から焼結体を取り出した状態の示す分割ケ
ース体の正面図である。
ース体の正面図である。
【図10】図9の底面図である。
【図11】水盤の水に活水器を浸漬した状態を示す概略
断面説明図である。
断面説明図である。
1 活水器 2 収容ケース 3 放射性鉱物焼結体 12、13、14、15、16、17 開口 18 受座 25 支持突起
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の開口を有する第1の分割ケース体
と第2の分割ケース体とを衝合させて一体化して、内部
に受座を設け、かつ、底部下面に複数の支持突起を形成
した収容ケースと、上記収容ケース内の受座に位置決め
保持された放射性鉱物焼結体とからなる活水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078326U JP2507195Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 活水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078326U JP2507195Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 活水器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528489U true JPH0528489U (ja) | 1993-04-16 |
JP2507195Y2 JP2507195Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=13658846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991078326U Expired - Lifetime JP2507195Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | 活水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507195Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164393U (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-01 | ||
JPS61234988A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Mitsumine Matsumoto | 水処理活性化装置 |
JP3066693U (ja) * | 1999-08-18 | 2000-03-03 | 株式会社エキスプレス社 | 壁掛型展示販売用区画収容器 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP1991078326U patent/JP2507195Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6164393U (ja) * | 1984-10-03 | 1986-05-01 | ||
JPS61234988A (ja) * | 1985-04-11 | 1986-10-20 | Mitsumine Matsumoto | 水処理活性化装置 |
JP3066693U (ja) * | 1999-08-18 | 2000-03-03 | 株式会社エキスプレス社 | 壁掛型展示販売用区画収容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2507195Y2 (ja) | 1996-08-14 |
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