JP3016136U - 容器入りセラミックボール - Google Patents

容器入りセラミックボール

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JP3016136U
JP3016136U JP1995001988U JP198895U JP3016136U JP 3016136 U JP3016136 U JP 3016136U JP 1995001988 U JP1995001988 U JP 1995001988U JP 198895 U JP198895 U JP 198895U JP 3016136 U JP3016136 U JP 3016136U
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container
ceramic balls
ceramic
balls
quadrilateral
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JP1995001988U
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Inventor
邦夫 前田
和広 吉野
秀明 渡辺
Original Assignee
邦夫 前田
和広 吉野
秀明 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミックボールの転動やセラミックボール
同士や容器壁との衝突による破損を防止し、長期にわた
って効力を持続させる。 【構成】 底面が四辺形状で、周囲にこれと垂直な縁を
有する下側の容器2aと、これにかぶせられる内法のやや
大きい同形の上側の容器2bに、微粉末二酸化チタンと、
白金黒と微粉末二酸化珪素を均一に混合し、略一定寸法
の球状に成形して焼成したセラミックボール1を平面状
に並べて収納してなる容器入りセラミックボールであっ
て、下側の容器2aと上側の容器2bは全面にわたって微小
な孔21を設けたステンレス鋼板製である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、タンク内の液体中に投入したり、室内や乗用車内等の空気中に置く ことにより周囲の浄化や脱臭を行う容器入りの球状のセラミック混合焼成品に関 する。
【0002】
【従来の技術】
特公平4-28794号公報によれば、n型半導体である微粉末二酸化チタンと、白 金黒と微粉末二酸化珪素を均一に混合し、成形して略一定寸法の球状に焼成した り、セラミック成形体の表面に焼き付けたりしたセラミックボール(以下、単に セラミックボールという)に水溶液を接触させ、その水溶液を鉄管を通過させる ことにより赤錆の発生を防止することが記載されており、上記セラミックボール には、還元ならびに触媒作用があるものと認められる。
【0003】 従来、このセラミックボールによって浴槽内の水の浄化を行う場合は、セラミ ックボールを網状の袋に包みこみ、浴槽内に投入するのが普通であったが、この やり方ではボールが網の中で自由に移動するため、ぶつかり合って表面が剥離、 欠損したり、またボールが塊状となって場所をとり、入浴していると身体に触れ たりするという問題点があった。
【0004】 このため、実開平2-13474号公報によれば、セラミックボールを、多数の孔を 開けた一対の側板の孔の部分に挟み込んで固定するようにすることによりこの問 題点を解消した風呂水還元装置が記載されている。図3、4によりこれを説明す ると、図3は組み立て状態の斜視図、図4はこれを分解した状態の斜視図で、1 はセラミックボール、5は側板、6は支柱、51は側板5に開けられた孔であり、 側板5には、収納するセラミックボールの数および配列に対応して孔51が開けら れており、その径はセラミックボール1の直径よりも小さく、また支柱6により 定められる2枚の側板5a、5bの間隔もセラミックボール1の直径よりも小さいの で、それぞれのボールは両側の側板の孔に挟まれて固定され、ボール同士が接触 することはないので、表面剥離等の問題がなく、また図3に示されるように組み 立て状態では平板形状であるから場所をとらず、浴槽の内側面等に取り付けるこ とができる。
【0005】 しかし、このような固定構造には、 1)セラミックボールの製造方法によってその寸法にばらつきがある場合、大き いものは側板の固定に支障となり、また、小さいものはボールと孔の間に隙間を 生じ、脱落の可能性がある。 2)孔の位置に合わせ、間隔を設けてボールを固定するため、ボールの数に比較 して全体の寸法が大きくなる。 などの新たな問題点がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、セラミックボールの転動や衝突による割損を防止し、長期にわたっ てその効力を持続させるようコンパクトな容器内に収容するようにした容器入り セラミックボールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、底面が四辺形状で、周囲にこれと垂直な縁を有する下側の容器と、 これにかぶせられる内法のやや大きい同形の上側の容器に、微粉末二酸化チタン と、白金黒と微粉末二酸化珪素を均一に混合し、略一定寸法の球状に成形して焼 成した複数個のセラミックボールを平面状に並べて収納してなる容器入りセラミ ックボールであって、前記の下側の容器および上側の容器が全面にわたって微小 な孔を設けたステンレス鋼板製であることを特徴とする容器入りセラミックボー ルである。
【0008】
【作 用】
本考案によれば、セラミックボールを寸法的に余裕のある四辺形の蓋付き容器 内に平面状に並べて収納し、容器を全面的に微小な孔を設けたステンレス鋼板製 としたから、ボールの寸法誤差に左右されることなく収納が可能であり、ボール が大きく動くこともないので表面剥離等のおそれもない。
【0009】
【実施例】
実施例 本考案の実施例を図1、2に示す。図1はセラミックボール1を入れた容器2 の斜視図、図2は上側の容器2bを外して下側の容器2a内部のセラミックボール1 を見せた状態の斜視図である。
【0010】 これらの容器は、上下ともにステンレス鋼板製で、全面にわたって小孔21が設 けられており、周囲の空気は自由に出入できるからセラミックボール1の表面と 接触し、セラミックボールの還元・触媒作用により臭気成分が分解されて脱臭が 行われる。 セラミックボールの直径はおよそ16mmで、これを平面状に並べて20個収納する 容器の場合、下側の容器2aの底辺の内法はおよそ72mm×72mm、深さは18mmで、こ れにかぶせられる上側の容器は内法がやや大きく、深さはやや浅い。このように 平板状でかつ小型であるから、トイレの棚、乗用車の車内、下駄箱の中等に邪魔 にならずに置くことができる。
【0011】 また、脱臭力をアップしてセラミックボールを50個収納するようにした容器の 場合、下側の容器2aの底辺の内法はおよそ 110mm× 110mm、深さは同じく18mmで ある。浄化槽の内部や、大型冷蔵庫内等に置くことができる。 セラミックボール1は、一平面上に、ほぼ最密状態に並べて収納されるが、容 器にはボールの寸法誤差を吸収できる程度の余裕がある。使用目的からして、通 常、容器は静かに置かれているのであるから、内部のボールが衝突したり転動す ることはないが、多少それがあってもボールが相互に強く接触して表面が剥離し たりすることはない。
【0012】 このセラミックボールを液中で、前記実開平2-13474号公報記載のように風呂 水の浄化に使用することもできるが、容器が薄いので、底面あるいは側壁に固定 してもほとんど邪魔にはならない。
【0013】
【考案の効果】
本考案によれば、セラミックボールの表面剥離や割損のおそれもなく、長期に わたりその作用を持続させることができるという、すぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく本考案の実施例を示す斜視図である。
【図3】従来の技術を示す斜視図である。
【図4】同じく従来の技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 セラミックボール 2 容器 5 側板 6 支柱 21 小孔 51 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉野 和広 千葉県夷隅郡岬町和泉277の1 (72)考案者 渡辺 秀明 千葉県夷隅郡岬町和泉262−1

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が四辺形状で、周囲にこれと垂直な
    縁を有する下側の容器(2a)と、これにかぶせられる内
    法のやや大きい同形の上側の容器(2b) に、微粉末二酸
    化チタンと、白金黒と微粉末二酸化珪素を均一に混合
    し、略一定寸法の球状に成形して焼成した複数個のセラ
    ミックボール(1)を平面状に並べて収納してなる容器
    入りセラミックボールであって、前記の下側の容器(2
    a)および上側の容器(2b) が全面にわたって微小な孔
    (21)を設けたステンレス鋼板製であることを特徴とす
    る容器入りセラミックボール。
JP1995001988U 1995-03-16 1995-03-16 容器入りセラミックボール Expired - Lifetime JP3016136U (ja)

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