JPH0528486U - 濾過器 - Google Patents

濾過器

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Publication number
JPH0528486U
JPH0528486U JP7910491U JP7910491U JPH0528486U JP H0528486 U JPH0528486 U JP H0528486U JP 7910491 U JP7910491 U JP 7910491U JP 7910491 U JP7910491 U JP 7910491U JP H0528486 U JPH0528486 U JP H0528486U
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JP
Japan
Prior art keywords
float
casing
flow rate
flow
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP7910491U
Other languages
English (en)
Inventor
正文 松本
淳一 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP7910491U priority Critical patent/JPH0528486U/ja
Publication of JPH0528486U publication Critical patent/JPH0528486U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量の微妙な変化に対して的確に目視により
モニターでき、しかも構造が簡単で、安価な流量検知装
置を併設した濾過器を提供すること。 【構成】 流体流路7cに設けたケーシング12内に流体の
流れによって垂直方向に上下動するフロート13を保持
し、このフロート13の位置にケーシング12の外から目視
できる手段を設けた濾過器。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として飲料用、医療用及び工業用に用いられる水浄化設備、特に 低価格の家庭用浄水器において、その濾過膜や、濾過層の閉塞や目づまりにとも なう浄化カートリッジ等の交換時期を目視により知ることのできる簡易型モニタ ーとして利用できる流量検知装置を併設した濾過器である。
【0002】
【従来の技術】
水浄化設備や小型の浄水器などの濾過器で、その浄化カートリッジの交換時期 を簡便にモニターするためにその濾材を通過した液体の流量を知ることが行われ ている。このような浄化カートリッジ交換の目安として従来知られている装置と して流量チェッカーがある。この装置は、浄水器の清水出口部に一部がカットさ れた回転子を内蔵し、その回転子の上部に回転子が見られる円型ののぞき部があ り、回転子はカットされた青色部と、赤色部とに色分けされており、濾過水の流 量に応じて回転子が回転し、流れが一定量以上の時は青色部が上部に向き、それ がのぞき部から見られるようになっている。
【0003】 そこで、流量が低下すると、回転子の回転角度が小さくなり、赤色部が増える ことが、このようにして流れの量を回転子の角度に変換し、青色と赤色との色調 の占める割合で流量を表示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
以上のごとく、従来公知の濾過器に併設された流量チェッカーでは、流量の大 小を回転子の角度に変換してモニターしているが、回転子を用いた場合には流れ の接する部分が円形状のため、流れに正確に追従することができず、流量の微妙 な変化を適確に回転角度に変換できないという問題がある。
【0005】 また、流れを回転子の回転力に変えるため、この回転子の回転軸の支持が必要 であり、支持部分の抵抗によって作動にスムーズさが欠けるなどの問題がある。 そこで、流れを適確に把握するためには、水の流れを充分に検知器で受けとめる 構造でなければならないという問題がある。 本考案は、前記従来の問題点を解決するためになされたものであり、従来方式 の流量を回転子の角度に変えるかわりに、流体の流れ方向に垂直に上下動するフ ロートをケーシング内に浮設することにより、流量の微妙な変化に対して適確に 目視によりモニターでき、しかも構造が簡単で、安価な流量検知装置を併設した 濾過器を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本考案に係る濾過器は、濾過器本体に接続された液 体流路にケーシングを設け、このケーシング内に液体流によって垂直に上下動す るフロートを保持し、そのフロートのケーシング内の上下動の位置をケーシング 外側部より目視できる手段を設けて構成されている。
【0007】
【作 用】
濾過器本体に併設され、液体の流れによって垂直にフロートが上下するように ケーシング内に収容した流量検知装置を併設しておた、このフロートは支持部分 がないために抵抗がなく、しかも、液体の流量とフロートの上下の位置とを正確 に対応させることができるので、液体の流量を正確に表示することができる。
【0008】
【実 施 例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明するが、図1は本考案の流量検知装 置を一体に設けた直結型浄水器、即ち濾過器の一実施例の側断面図である。 まず、この実施例では、浄水器7(濾過器)の本体7aの下部側方に液体入口 8を設け、活性炭10と限外濾過膜11からなる二段式の浄化部分を有する浄化 カートリッジを収容しており、更に前記本体7aの下部側方に液体出口9を設け ている。
【0009】 そしてこの本体7a内に形成された液体流路7cに下部が開口した竪方向に長 いケーシング12が形成されており、このケーシング12内に、その液体流れF によって下端が押圧されて垂直に上下動するフロート13を収容して流量検知装 置を構成している。なお、このケーシング12は浄水器7の本体7aの液体出口 9に一体化して、液体の流れがフロート13に集中するような位置と、形状で設 けられている。
【0010】 また、流量検知体を形成するフロート13は竪長の円筒形、角柱形のいずれの 形状でもよく、そしてフロート13の下端部は液体流れを効率よく受けるように 円板状の突起部13aを形成している。更に、この突起部13aはこのフロート 13に回転を与えて安定化するためにプロペラ形、ら旋形、平板形でもよく、好 ましくは、ドリルの先端形状のら旋状に形成されている。
【0011】 このフロート13は比重が1よりも大きく、かつ2以下の材質のもので、好ま しくは、比重を1.1〜1.2程度とするとよく、その材質も特に制約はないが、塩 化ビニルやアクリル樹脂などが使用される。 次に、この実施例の装置では、ケーシング12内のフロート13の下端部を支 持するように段部7bを形成すると共に、このフロート13の上下動の位置をケ ーシング12外側部より目視できるようにケーシング12の外側部にのぞき窓4 を設け、更にこのケーシング12の外側部からフロート13の位置を目視できる ようにしている。
【0012】 すなわち、液体流れの一定量以上の時はフロート13が上方に浮び上り、また 液体流れの一定量以下の時はフロート13が下るようになっており、ケーシング 12またはのぞき窓4に目盛用のスリットを設けて、目視によりそのフロート1 3の位置で流量をモニターするようにしている。 また、竪長のフロート13を高さ方向に上方に赤R、下方に青Bの2色を斜め に二分して着色してこのフロート13の回転によって青Bの色から赤Rの色、そ の間の混合された色になるようにするか、あるいは複数の色により高さ方向に色 分けしておくことにより、流速の大小をフロート13の上下動の位置によって色 調の割合で表示することができる。
【0013】 次に、図2は流量検知装置の単体のみを示したものであり、別体の浄水器(濾 過器)の液体出口に、この装置を連結することにより流量を検知し、それにより 浄水器の浄化カートリッジ交換の目安とするものであり、この場合もケーシング 12内に、上方に赤R、下方に青Bの斜めに2色の色分けしたフロート13を保 持しており、浄化カートリッジが目詰りして流速が低下してくると表示が青から 赤へと変り、それを目視できるようになっている。
【0014】 なお、本考案の装置に適用する液体は、主として水を対象としているが、液体 の粘度としては10cpまで対応でき、その場合のフロート13の比重もその液体 の比重に対応して変えるものとする。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、濾過器本体に接続された液体流路にケーシングを設け、このケーシ ング内に液体流によって垂直に上下動するフロートを保持し、そのフロートのケ ーシング内の上下動の位置をケーシング外側部より目視できる手段を設けた濾過 器である。
【0016】 従って、液体の流れを適確につかむことができ、特に低流量時における流量の 微妙な変化に対してモニター感度が向上する。 また、ケーシング内にフロートを内設する構造であるので、コンパクトな設計 が可能となり、製作も簡単であり、各種の装置に対し、一体または別体に幅広く 適用できるという利点がある。
【0017】 特に、本考案の装置を家庭用の小型の浄水器に適用すれば、電源なしに簡単に その流量が検知でき、その結果、浄化カートリッジの寿命を簡単に見極めできる という利点があり、その使用者に安心感を与えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の流量検知装置を併設した濾過器の一実
施例の側断面図である。
【図2】流量検知装置の他の例を示す側断面図である。
【符号の説明】
4 のぞき窓 7 浄水器(濾過器) 7a 本体
7c液体流路 12 ケーシング 13 フロート 13a 突起
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01F 1/22 9107−2F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾過器本体に接続された液体流路にケー
    シングを設け、このケーシング内に液体流によって垂直
    に上下動するフロートを保持し、そのフロートのケーシ
    ング内の上下動の位置をケーシング外側部より目視でき
    る手段を設けた濾過器。
JP7910491U 1991-09-30 1991-09-30 濾過器 Pending JPH0528486U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7910491U JPH0528486U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 濾過器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7910491U JPH0528486U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 濾過器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528486U true JPH0528486U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13680586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7910491U Pending JPH0528486U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 濾過器

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JP (1) JPH0528486U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214792A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Toshiba Corp 浄水器
JPH03127680A (ja) * 1989-10-12 1991-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 濾過器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214792A (ja) * 1988-06-30 1990-01-18 Toshiba Corp 浄水器
JPH03127680A (ja) * 1989-10-12 1991-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 濾過器

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970304