JPH05284356A - 画像情報2値化方法および画像情報2値化 - Google Patents

画像情報2値化方法および画像情報2値化

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JPH05284356A
JPH05284356A JP4026532A JP2653292A JPH05284356A JP H05284356 A JPH05284356 A JP H05284356A JP 4026532 A JP4026532 A JP 4026532A JP 2653292 A JP2653292 A JP 2653292A JP H05284356 A JPH05284356 A JP H05284356A
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pixels
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JP4026532A
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English (en)
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Naoki Kuwata
直樹 鍬田
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナ等で読み取った多値画像情報を2値
画像に変換する方法および処理装置に関する。 【構成】 多階調で入力された文書画像を横M画素・縦
N画素からなる小領域に分割し、小領域毎に近傍画素と
比較して尾根もしくは谷となっている画素を検出し、尾
根となっている画素は1に、谷となっている0に2値化
し、尾根でも谷でもない残りの画素は、小領域毎に判別
分析法を使用して求めた第1しきい値に、オフセットを
加えた第2しきい値で2値化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナ等で読み取っ
た多値画像情報を2値画像に変換する方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】2値化処理方法とは、多値入力された濃
淡画像をあるしきい値と比較し、しきい値より大きいと
きは1に、小さいときは0にする処理のことである。こ
のしきい値の決め方として、電子通信学会論文誌’80
/4、Vol.J63ーD、No.4、P349で大津
の提案した判別分析法が良く知られている。大津の方法
は、例えば文字と背景という2つのカテゴリーを含む画
像において、それぞれのカテゴリー内の分散を最小に
し、かつカテゴリー間の分散を最大にするようにしきい
値を選定する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、判別分析法をス
キャナから読み込んだ文書画像に適用する場合、全画像
を対象として判別分析を行うと処理量が膨大になり、ま
た局所的な変化に対応できないので、入力文書画像を横
M画素・縦N画素からなる小領域に分割して、それぞれ
の小領域内で判別分析法によりしきい値を求め、2値化
することになる。しかし、図15に示すように入力文書
画像を機械的横M画素・縦N画素毎に分割した場合、そ
の中に、必ずしも背景と対象物(この例では文字)とい
う2つのカテゴリーが入るとは限らず、背景だけしか含
まれない場合が存在する。1つのカテゴリーしか含まな
い小領域に判別分析法を適用すると、その中を強引に2
つに分けるようにしきい値が設定されてしまい、本来背
景部分なので全ての画素が0にならなければならない場
合でも、1となる画素が出現してしまう。
【0004】また、文字や図形などの線画像において
は、背景部に含まれる画素の数の方が圧倒的に多いため
2値化のしきい値が、背景側へ引き寄せられるという現
象が生じる。この現象をを図16を用いて説明する。図
16は、縦120・横100画素からなる文字を含む文
書画像をスキャナから256階調で取り込んだときの濃
度分布を示す図である。全画素数12000のうち、約
3/4の8934個の画素が濃度0になっている。この
ように一般的に文字や図形などの線画においては、背景
部に所属する画素の数が圧倒的に多くなる傾向がある。
そして、この例で判別分析法を使用して求めた2値化し
きい値は105になるが、視覚的観点や後処理で行う文
字認識では128程度が適当であることが実験的に解っ
ている。すなわち、判別分析法で求めたしきい値が必ず
しも最適なものではないのである。さらに、読取センサ
の分解能の不足等によって、本来背景である部分の濃度
が2値化しきい値以下にならなかったり、逆の場合が起
こり得る。その例を図17を用いて説明する。図17
は、一番上にハッチングで示した画像を矢印の方向に走
査したときの、センサ出力を表したものである。図17
では、センサの分解能不足により、aの部分の出力は充
分に大きくなく、逆にbの部分では出力が下がりきって
いない。このセンサ出力を図に示したしきい値で、2値
化すると一番下に示したようになり、aとbの部分が正
しく再現されていない。このように、一定のしきい値で
2値化するときは、センサの分解能より小さい画像情報
を忠実に再現することが不可能である。
【0005】そこで本発明は上記問題点を解決するため
のもので、第1の問題点に対してはしきい値に上下限を
設け、さらに近傍の小領域のしきい値を参照することに
より、1つのカテゴリーしか含まない小領域のしきい値
が極端な値になることを防止する。そして、第2の問題
点に対しては、判別分析から求まるしきい値に、オフセ
ットを加えることにより、2つのカテゴリーの分布状態
のアンバランスを解消させる。さらに、第3の問題点に
対しては、近傍画素と比べて尾根もしくは谷となってい
る画素を検出し、尾根となっている画素は1に、谷とな
っている画素は0に2値化して、図17に示したa・b
の部分も正確に2値化できる画像情報2値化方法および
その装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の画像情報2値化
方法は、多値で入力された画像情報を横M画素・縦N画
素からなる小領域に分割し、前記小領域において、近傍
画素と比べて尾根もしくは谷となっている画素を検出
し、尾根となっている画素は1に、谷となっている画素
は0に2値化し、尾根でも谷でもない残りの画素は、前
記小領域毎に判別分析法を使用して求めた第1しきい値
に、あるオフセットを加えた第2しきい値で2値化する
ことを特徴とする。
【0007】そして、尾根画素もしくは谷画素の検出に
おいては、前記近傍画素を注目画素の直近の8画素もし
くは注目画素から1画素隔てた16画素とし、前記注目
画素と前記近傍画素との濃度差がある値以上のときに、
前記注目画素を尾根画素もしくは谷画素とする。さら
に、前記尾根画素および谷画素の検出濃度範囲を前記し
きい値を用いて決定することを特徴とする。
【0008】また、前記オフセットは、加える最大オフ
セットをZ、全画素数をA、第1しきい値で区切られた
背景側に所属する画素数をBとしたときに、Z*B/A
で表されることを特徴とする。
【0009】本発明の画像情報2値化装置は、文書画像
を多値で入力する多値画像入力手段と、前記文書画像を
横M画素・縦N画素の小領域に分割する小領域分割手段
と、前記小領域内の画素に対して判別分析法を使用して
第1しきい値を計算する判別分析手段と、前記小領域内
の画素濃度分布からオフセットを計算するオフセット計
算手段と、前記オフセットを前記第1しきい値に加えて
第2しきい値とするオフセット印加手段と、前記第2し
きい値が適正な範囲に存在するかどうか判定するしきい
値チェック手段と、前記第2しきい値を基準として尾根
点および谷点の検出範囲を設定する検出範囲設定手段
と、前記検出範囲内で尾根点および谷点を検出する尾根
点・谷点検出手段と、前記検出手段で尾根点と判定され
た画素は1に、谷点は0に、それ以外の画素は第2しき
い値で2値化する2値化手段と、2値化処理された文書
画像を出力する2値画像出力手段と、前記各構成要素を
制御する制御手段とから構成されることを特徴とする。
【0010】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の画像情報2値化
方法の流れ図を示す。図1において、s101でスキャ
ナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り込む。s
102では、入力された文書画像を横M画素・縦N画素
をひとかたまりとする小領域に分割する。そして、s1
03で小領域毎に判別分析法を使用して、2値化のため
のしきい値を計算する。次に、s104では、計算で求
めたしきい値が適切なものかどうか判定し、適切でない
ときは適切なしきい値に変更する。小領域は入力文書画
像を機械的に横M画素・縦N画素毎に分割しただけなの
で、図15にみられるように、背景部分しか含まれない
小領域あるいは逆の場合が存在する。この場合も判別分
析法では、強引に2つのカテゴリーに分けるためのしき
い値を計算するので、その値は不適切なものになってし
まう。そこで、判別分析法で計算したしきい値に上下限
を設け、下限値よりも小さいときは下限値を、上限値よ
りも大きいときは上限値を用いるように変更する。さら
に、しきい値の連続性を確保するために、図2に示した
近傍小領域のしきい値を参考にして決定してもよい。図
2において、Xで示した部分が処理対象の小領域で、A
からDで示した部分が近傍小領域である。もし、小領域
Xのしきい値が上下限以内に存在しないとき、例えばA
のしきい値に変更する。変更の際使用するしきい値は、
AからDのいずれを使用してもよいし、これらの平均値
を使用しても良い。また、小領域Xのしきい値を決定す
る際、判別分析法で求めた値に図3に示した重みを付け
て計算してもよい。最後に、s105において小領域毎
に入力文書画像を2値化し、処理を終了する。
【0011】この方法では、入力文書画像を小領域に分
割し、小領域毎に2値化しきい値を計算しているので、
文書画像内で背景濃度が変化している場合でも、全画像
を適切なしきい値で2値化することが可能である。
【0012】(実施例2)図4は本発明の画像情報2値
化方法の流れ図を示す。図4において、s401ではス
キャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り込
む。s402で判別分析法を使用して2値化の第1しき
い値を計算する。しかし、一般的に文書画像に含まれる
文字・図形・表といった線画においては、図16に見ら
れるように背景側にある画素の数が圧倒的に多いので、
判別分析法で計算した第1しきい値は背景側に引き寄せ
られ最適なしきい値を与えない傾向がある。そこで、s
403ではこの傾向を補正するためにオフセットを加え
る。オフセットの加え方としては、固定した値を加えて
もよいし、画素濃度の分布の状態を加味した方法で加え
てもよい。固定したオフセットの場合は、様々な文書画
像に対する実験から、濃度スケールの10%程度、例え
ば256階調で入力した場合は24が適当であることが
解っている。分布状態を加味する場合は、加える最大オ
フセットをZ、全画素数をA、第1しきい値以下に存在
する背景部の画素数をBとしたときに、Z*B/Aで表
される値をオフセットとして第1しきい値に加える。Z
の値としては、固定オフセットのときと同様の値を使用
する。分布状態を加味すると、ほとんど背景しか存在し
ない場合は加えるオフセット量が大きくなり、分布が偏
っているために生じる第1しきい値の偏りが効果的に補
正される。逆に、背景が少ない場合は、Bの値が小さく
なり補正がほとんどおこなわれない。s404では、オ
フセットを第1しきい値に加えた第2しきい値で入力文
書画像を2値化して処理を終了する。
【0013】(実施例3)図5は本発明の画像情報2値
化方法の流れ図を示す。図5において、s501ではス
キャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り込
む。s502で判別分析法を使用して2値化のしきい値
Thを計算する。次に、入力文書画像中で近傍の画素と
比較して、尾根もしくは谷となっている画素を検出す
る。この尾根画素・谷画素検出は、図17に示したよう
に、スキャナの分解能不足等の原因によって、本来1に
2値化されなければならないa部、0になるb部を検出
して、しきい値との比較だけでは正しく2値化できない
部分を補正するものである。この方法を用いることによ
り、かすれたり(a部)潰れたり(b部)している文字
も正確に2値化できる。しかし、画素濃度の全範囲で尾
根画素・谷画素を検出すると、例えば、c部でも谷画素
を検出してしまい、この部分が0に2値化され不都合が
生じる。そこで、このような不都合が生じないようにs
503で尾根画素・谷画素の検出範囲を設定する。検出
範囲の設定のし方について図6を用いて説明する。図6
において、Thは判別分析s502で求めた2値化しき
い値である。256階調で入力した画像において、Th
を基準として谷点および尾根点検出範囲を以下の式で表
される範囲に設定する。
【0014】
【数1】
【0015】図6において、谷画素検出範囲はTh以上
に、尾根画素検出範囲はTh以下になっているが、これ
は元々Th以下の濃度を持つ画素は0に、Th以上の画
素は1に2値化されるので、実効的な検出範囲は図で示
した部分になる。
【0016】s504では、設定された検出範囲で尾根
および谷画素の検出を行う。注目画素が尾根画素か谷画
素かを判定するときの近傍画素の例を図7に示す。図7
において、Xが注目画素でAからD’が濃度比較を行う
近傍画素である。この例では注目画素Xの直近の8画素
を参照画素としている。そして、以下の4つの条件のう
ち2つ以上を満たすものを尾根画素とする。ここに、X
d、Ad等は図に示した画素の濃度値である。
【0017】
【数2】
【0018】そして、以下の4つの条件のうち2つ以上
を満たすものを谷画素とする。
【0019】
【数3】
【0020】ただし、尾根画素および谷画素の条件をそ
れぞれ2つずつ満たす場合は、尾根画素でも谷画素でも
ないものとする。Th3の値は、背景部の濃度分布が一
様なときは0でよいが、濃度分布にばらつきがあるとき
は、背景部で尾根画素を誤検出するので、このばらつき
を吸収できる値にする必要がある。具体的には、背景部
の濃度分布が正規分布に近い場合、標準偏差を用いると
背景部での誤検出が少なくなる。
【0021】図8に参照画素の位置を変えた場合の例を
示す。この場合は、注目画素Xから1画素分隔てた画素
を参照画素にしている。視野が広くなっているので、1
から3画素までの線のかすれや潰れを救済できる。尾根
画素および谷画素の検出条件は、図7の場合と同じであ
る。
【0022】図9に参照画素を注目画素の16近傍とし
た例を示す。参照画素数が増えたので、尾根画素および
谷画素検出の条件が変る。尾根画素検出条件は、
【0023】
【数4】
【0024】のうち、4つ以上を満たすときで、谷画素
検出条件は、
【0025】
【数5】
【0026】のうち、4つ以上を満たすときである。た
だし、尾根および谷画素検出条件をそれぞれ4つずつ満
たすときは、尾根画素でも谷画素でもないものとする。
これで、尾根画素・谷画素検出についての説明を終了す
る。
【0027】次に、s505で注目画素が尾根もしくは
谷画素であるかによって処理を振り分け、尾根もしくは
谷画素であるときは、s506において、尾根画素は1
に谷画素は0にし、s507において残りの画素は2値
化しきい値Thを基準に2値化して、処理を終了する。
【0028】(実施例4)図10は本発明の画像情報2
値化方法の流れ図を示す。図10において、s1001
でスキャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り
込む。s1002では、入力された文書画像を横M画素
・縦N画素をひとかたまりとする小領域に分割する。そ
して、s1003で小領域毎に判別分析法を使用して、
2値化のための第1しきい値を計算する。そして、s1
004では実施例2で説明したのと同じ方法でオフセッ
ト量をを計算し、第1しきい値にこのオフセットを加え
て第2しきい値とする。ここで、オフセットの計算方法
に小領域内の画素濃度分布を用いると、小領域毎に背景
部と対象部の割合が変化するので、きめ細かなオフセッ
ト補正が行えることになる。次に、s1005では、第
2しきい値が適切なものかどうか判定し、適切でないと
きはしきい値を変更する。第2しきい値の判定方法およ
び訂正方法は実施例1の場合と同じである。s1006
で、決定した第2しきい値を用いて小領域毎に入力文書
画像を2値化し、処理を終了する。
【0029】(実施例5)図11は本発明の画像情報2
値化方法の流れ図を示す。図11において、s1101
でスキャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り
込む。s1102では、入力された文書画像を横M画素
・縦N画素をひとかたまりとする小領域に分割する。そ
して、s1103で小領域毎に判別分析法を使用して、
2値化のためのしきい値Thを計算する。s1004で
は、しきい値Thが適切なものかどうか判定し、適切で
ないときは適切なしきい値に変更する。しきい値の判定
方法および訂正方法は実施例1の場合と同じである。s
1105でしきい値Thを基準として尾根画素および谷
画素検出範囲を設定する。そして、s1106では実施
例3において説明した方法で尾根画素および谷画素を検
出する。次に、s1107で注目画素が尾根もしくは谷
画素であるかによって処理を振り分け、尾根もしくは谷
画素であるときは、s1108において、尾根画素は1
に谷画素は0にし、s1109において残りの画素は2
値化しきい値Thを基準に2値化して、処理を終了す
る。
【0030】この方法では、入力文書画像を小領域に分
割し、小領域毎に2値化しきい値Thを計算し、この値
に基づいて尾根画素・谷画素検出範囲を設定しているの
で、文書画像内で背景濃度や対象物の濃度が変化してい
る場合でも、変化に応じて尾根画素および谷画素を検出
することができる。
【0031】(実施例6)図12は本発明の画像情報2
値化方法の流れ図を示す。図12において、s1201
でスキャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り
込む。s1202で判別分析法を使用して、2値化のた
めの第1しきい値を計算する。そして、s1203では
実施例2で説明したのと同じ方法でオフセット量をを計
算し、第1しきい値にこのオフセットを加えて第2しき
い値とする。s1204で第2しきい値Thを基準とし
て尾根画素および谷画素検出範囲を設定する。そして、
s1205では実施例3において説明した方法で尾根画
素および谷画素を検出する。次に、s1206で注目画
素が尾根もしくは谷画素であるかによって処理を振り分
け、尾根もしくは谷画素であるときは、s1207にお
いて、尾根画素は1に谷画素は0にし、s1208にお
いて残りの画素は第2しきい値Thを基準に2値化し
て、処理を終了する。
【0032】(実施例7)図13は本発明の画像情報2
値化方法の流れ図を示す。図13において、s1301
でスキャナ・カメラ等を用いて文書画像を多階調で取り
込む。s1302では、入力された文書画像を横M画素
・縦N画素をひとかたまりとする小領域に分割する。そ
して、s1303で小領域毎に判別分析法を使用して、
2値化のための第1しきい値を計算する。そして、s1
304では実施例2で説明したのと同じ方法でオフセッ
ト量をを計算し、第1しきい値にこのオフセットを加え
て第2しきい値Thとする。s1305では、第2しき
い値Thが適切なものかどうか判定し、適切でないとき
は適切なしきい値に変更する。第2しきい値の判定方法
および訂正方法は実施例1の場合と同じである。s13
06で第2しきい値Thを基準として尾根画素および谷
画素検出範囲を設定する。そして、s1307では実施
例3において説明した方法で尾根画素および谷画素を検
出する。次に、s1308で注目画素が尾根もしくは谷
画素であるかによって処理を振り分け、尾根もしくは谷
画素であるときは、s1309において、尾根画素は1
に谷画素は0にし、s1310において残りの画素は第
2しきい値Thを基準に2値化して、処理を終了する。
【0033】(実施例8)図14に、本発明の画像情報
2値化装置の構成図を示す。本装置は、多値で入力した
文書画像を2値化して出力する装置である。101は文
書画像を多値で取り込む多値画像入力手段で、スキャナ
・カメラ等を使用する。102は、入力文書画像を横M
画素・縦N画素をひとかたまりとする小領域に分割し、
RAM112上に格納する小領域分割手段である。10
3は、RAM上の画素濃度データから判別分析法により
第1しきい値を計算する判別分析手段である。104
は、小領域内の画素濃度分布から第1しきい値に加える
オフセット量を計算するオフセット計算手段で、計算方
法は実施例2で説明したのと同じ方法である。105
は、第1しきい値にオフセットを加えて第2しきい値を
計算するオフセット印加手段であり、106は、このし
きい値が実施例1で述べた方法により、適切なものかど
うか判定し、適切でない場合は近傍小領域のしきい値を
参照して、修正するしきい値チェック手段である。10
7は、第2しきい値を基準として実施例3で述べた方法
で尾根点・谷点検出範囲を設定する検出範囲設定手段
で、108はこの検出範囲内で尾根点および谷点を検出
する尾根点・谷点検出手段である。109は、尾根点と
判定された画素は1に、谷点は0に2値化し、残りの画
素は第2しきい値を基準に2値化する2値化手段であ
る。113は、処理した2値文書画像を出力する2値画
像出力手段で、プリンタ・複写機・ファクシミリ等の印
字装置であっても磁気記憶装置等の外部記憶装置であっ
ても良い。110は、中央演算処理装置(CPU)で、
読みだし専用メモり(ROM)111もしくはRAM1
12に格納されているプログラムにより、上記各構成要
素を制御する。本実施例では、102から109までの
各構成要素における処理をCPU110を使用してRO
M111もしくはRAM112に格納したプログラムで
行う例を示したが、それぞれ専用のハードウエアで実施
してもよい。
【0034】本装置は、実施例1から7において述べた
いずれの方法でも実施できるように構成したが、各方法
で使用しない部分については省略できる。例えば、判別
分析法で求めたしきい値にオフセットを印加しないとき
は、オフセット計算手段104およびオフセット印加手
段105が省略でき、しきい値チェック手段でのチェッ
ク対象は、第1しきい値となる。また、尾根点・谷点検
出を行わない場合は、検出範囲設定手段107および尾
根点・谷点検出手段108は省略でき、2値化手段10
9では第1もしくは第2しきい値で入力文書画像を2値
化することになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では入力文
書画像を小領域に分割し、小領域毎に判別分析法を使用
してしきい値を計算しているので、計算に必要な画像メ
モリが少なくて済み、文書画像内で背景部濃度に傾斜が
ある場合でも、各場所毎に適切なしきい値で2値化され
る。しかも計算したしきい値について近傍小領域のしき
い値を参照して、適切な値かどうか判断し訂正を行うの
で、もし小領域内に背景部だけしか存在しない場合で
も、しきい値が極端な値にならずに正しく2値化でき
る。
【0036】また、判別分析法で求めたしきい値にオフ
セットを加えることにより、背景部と対象部の画素数の
極端な偏りによって生じるしきい値の偏りの補正し、さ
らに、小領域毎に画素濃度分布を考慮してオフセット量
を変化させるので、より正確な2値化しきい値を算出で
きる。
【0037】また、入力センサの分解能不足により、単
一のしきい値では正しく2値化できない部分も、尾根点
・谷点検出を行うことにより救済できるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像情報2値化方法の流れ図である。
【図2】本発明のしきい値チェックの際、参照する小領
域の例を示す図である。
【図3】本発明のしきい値計算の際の近傍小領域の重み
付け係数を示す図である。
【図4】本発明の画像情報2値化方法の流れ図である。
【図5】本発明の画像情報2値化方法の流れ図である。
【図6】本発明の尾根点・谷点検出範囲を示す図であ
る。
【図7】本発明の尾根点・谷点検出で使用する参照画素
の一例を示す図である。
【図8】本発明の尾根点・谷点検出で使用する参照画素
の一例を示す図である。
【図9】本発明の尾根点・谷点検出で使用する参照画素
の一例を示す図である。
【図10】本発明の画像情報2値化方法の流れ図であ
る。
【図11】本発明の画像情報2値化方法の流れ図であ
る。
【図12】本発明の画像情報2値化方法の流れ図であ
る。
【図13】本発明の画像情報2値化方法の流れ図であ
る。
【図14】本発明の画像情報2値化装置の構成図であ
る。
【図15】文書画像を小領域に分割したときの例を示す
図である。
【図16】文書画像の濃度分布を示す図である。
【図17】文書画像を走査したときの出力波形を示す図
である。
【符号の説明】
101 多値画像入力手段 102 小領域分割手段 103 判別分析手段 104 オフセット計算手段 105 オフセット印加手段 106 しきい値チェック手段 107 検出範囲設定手段 108 尾根点・谷点検出手段 109 2値化手段 110 CPU 111 ROM 112 RAM 113 2値画像出力手段

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値で入力された画像情報を横M画素・
    縦N画素からなる小領域に分割し、前記小領域毎に判別
    分析法を使用して2値化のためのしきい値を導出し、前
    記多値画像情報を前記小領域毎に2値化することを特徴
    とする画像情報2値化方法。
  2. 【請求項2】 前記しきい値に上下限を設けることを特
    徴とする請求項1に記載の画像情報2値化方法。
  3. 【請求項3】 前記しきい値が予め設定された上下限か
    ら外れている場合、すでにしきい値が決定されている近
    傍小領域のしきい値を用いることを特徴とする請求項2
    に記載の画像情報2値化方法。
  4. 【請求項4】 前記しきい値を決める際、近傍小領域の
    しきい値をある割合で加えることを特徴とする請求項1
    に記載の画像情報2値化方法。
  5. 【請求項5】 多値で入力された画像情報に対して、判
    別分析法を使用して第1しきい値を導出し、前記第1し
    きい値にオフセットを加えた第2しきい値で前記多値画
    像情報を2値化することを特徴とする画像情報2値化方
    法。
  6. 【請求項6】 前記オフセットは、加える最大オフセッ
    トをZ、全画素数をA、第1しきい値で区切られた背景
    側に所属する画素数をBとしたときに、Z*B/Aで表
    されることを特徴とする請求項5に記載の画像情報2値
    化方法。
  7. 【請求項7】 多値で入力された画像情報において、近
    傍画素と比べて尾根もしくは谷となっている画素を検出
    し、尾根となっている画素は1に、谷となっている画素
    は0に2値化し、尾根でも谷でもない残りの画素は、判
    別分析法を使用して求めたしきい値で2値化することを
    特徴とする画像情報2値化方法。
  8. 【請求項8】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出にお
    いて、前記近傍画素を注目画素の直近の8画素とするこ
    とを特徴とする請求項7に記載の画像情報2値化方法。
  9. 【請求項9】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出にお
    いて、前記近傍画素を注目画素から1画素隔てた8画素
    もしくは16画素とすることを特徴とする請求項7に記
    載の画像情報2値化方法。
  10. 【請求項10】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記注目画素と前記近傍画素との濃度差がある
    値以上のときに、前記注目画素を尾根画素もしくは谷画
    素とすることを特徴とする請求項8および請求項9に記
    載の画像情報2値化方法。
  11. 【請求項11】 前記尾根画素および谷画素の検出濃度
    範囲を前記しきい値を用いて決定することを特徴とする
    請求項7に記載の画像情報2値化方法。
  12. 【請求項12】 多値で入力された画像情報を横M画素
    ・縦N画素からなる小領域に分割し、前記小領域毎に判
    別分析法を使用して第1しきい値を導出し、前記第1し
    きい値にオフセットを加えた第2しきい値で前記多値画
    像情報を前記小領域毎に2値化することを特徴とする画
    像情報2値化方法。
  13. 【請求項13】 前記第2しきい値に上下限を設けるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の画像情報2値化方
    法。
  14. 【請求項14】 前記第2しきい値が予め設定された上
    下限から外れている場合、すでに第2しきい値が決定さ
    れている近傍小領域の第2しきい値を用いることを特徴
    とする請求項13に記載の画像情報2値化方法。
  15. 【請求項15】 前記オフセットは、加える最大オフセ
    ットをZ、全画素数をA、第1しきい値で区切られた背
    景側に所属する画素数をBとしたときに、Z*B/Aで
    表されることを特徴とする請求項12に記載の画像情報
    2値化方法。
  16. 【請求項16】 多値で入力された画像情報を横M画素
    ・縦N画素からなる小領域に分割し、前記各小領域にお
    いて、近傍画素と比べて尾根もしくは谷となっている画
    素を検出し、尾根となっている画素は1に、谷となって
    いる画素は0に2値化し、尾根でも谷でもない残りの画
    素は、前記小領域毎に判別分析法を使用して求めたしき
    い値で2値化することを特徴とする画像情報2値化方
    法。
  17. 【請求項17】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素の直近の8画素とする
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像情報2値化方
    法。
  18. 【請求項18】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素から1画素隔てた8画
    素もしくは16画素とすることを特徴とする請求項16
    に記載の画像情報2値化方法。
  19. 【請求項19】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記注目画素と前記近傍画素との濃度差がある
    値以上のときに、前記注目画素を尾根画素もしくは谷画
    素とすることを特徴とする請求項17および請求項18
    に記載の画像情報2値化方法。
  20. 【請求項20】 前記尾根画素および谷画素の検出濃度
    範囲を前記しきい値を用いて決定することを特徴とする
    請求項16に記載の画像情報2値化方法。
  21. 【請求項21】 前記しきい値に上下限を設けることを
    特徴とする請求項16に記載の画像情報2値化方法。
  22. 【請求項22】 前記しきい値が予め設定された上下限
    から外れている場合、すでにしきい値が決定されている
    近傍小領域のしきい値を用いることを特徴とする請求項
    21に記載の画像情報2値化方法。
  23. 【請求項23】 多値で入力された画像情報において、
    近傍画素と比べて尾根もしくは谷となっている画素を検
    出し、尾根となっている画素は1に、谷となっている画
    素は0に2値化し、尾根でも谷でもない残りの画素は、
    判別分析法を使用して求めた第1しきい値に、あるオフ
    セットを加えた第2しきい値で2値化することを特徴と
    する画像情報2値化方法。
  24. 【請求項24】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素の直近の8画素とする
    ことを特徴とする請求項23に記載の画像情報2値化方
    法。
  25. 【請求項25】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素から1画素隔てた8画
    素もしくは16画素とすることを特徴とする請求項23
    に記載の画像情報2値化方法。
  26. 【請求項26】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記注目画素と前記近傍画素との濃度差がある
    値以上のときに、前記注目画素を尾根画素もしくは谷画
    素とすることを特徴とする請求項24および請求項25
    に記載の画像情報2値化方法。
  27. 【請求項27】 前記尾根画素および谷画素の検出濃度
    範囲を前記第2しきい値を用いて決定することを特徴と
    する請求項23に記載の画像情報2値化方法。
  28. 【請求項28】 前記オフセットは、加える最大オフセ
    ットをZ、全画素数をA、第1しきい値で区切られた背
    景側に所属する画素数をBとしたときに、Z*B/Aで
    表されることを特徴とする請求項23に記載の画像情報
    2値化方法。
  29. 【請求項29】 多値で入力された画像情報を横M画素
    ・縦N画素からなる小領域に分割し、前記小領域におい
    て、近傍画素と比べて尾根もしくは谷となっている画素
    を検出し、尾根となっている画素は1に、谷となってい
    る画素は0に2値化し、尾根でも谷でもない残りの画素
    は、前記小領域毎に判別分析法を使用して求めた第1し
    きい値に、あるオフセットを加えた第2しきい値で2値
    化することを特徴とする画像情報2値化方法。
  30. 【請求項30】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素の直近の8画素とする
    ことを特徴とする請求項29に記載の画像情報2値化方
    法。
  31. 【請求項31】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記近傍画素を注目画素から1画素隔てた8画
    素もしくは16画素とすることを特徴とする請求項29
    に記載の画像情報2値化方法。
  32. 【請求項32】 前記尾根画素もしくは谷画素の検出に
    おいて、前記注目画素と前記近傍画素との濃度差がある
    値以上のときに、前記注目画素を尾根画素もしくは谷画
    素とすることを特徴とする請求項30および請求項31
    に記載の画像情報2値化方法。
  33. 【請求項33】 前記尾根画素および谷画素の検出濃度
    範囲を前記第2しきい値を用いて決定することを特徴と
    する請求項29に記載の画像情報2値化方法。
  34. 【請求項34】 前記第2しきい値に上下限を設けるこ
    とを特徴とする請求項29に記載の画像情報2値化方
    法。
  35. 【請求項35】 前記第2しきい値が予め設定された上
    下限から外れている場合、すでにしきい値が決定されて
    いる近傍小領域の第2しきい値を用いることを特徴とす
    る請求項34に記載の画像情報2値化方法。
  36. 【請求項36】 前記オフセットは、加える最大オフセ
    ットをZ、全画素数をA、第1しきい値で区切られた背
    景側に所属する画素数をBとしたときに、Z*B/Aで
    表されることを特徴とする請求項29に記載の画像情報
    2値化方法。
  37. 【請求項37】 文書画像を多値で入力する多値画像入
    力手段と、前記文書画像を横M画素・縦N画素の小領域
    に分割する小領域分割手段と、前記小領域内の画素に対
    して判別分析法を使用して第1しきい値を計算する判別
    分析手段と、前記小領域内の画素濃度分布からオフセッ
    トを計算するオフセット計算手段と、前記オフセットを
    前記第1しきい値に加えて第2しきい値とするオフセッ
    ト印加手段と、前記第2しきい値が適正な範囲に存在す
    るかどうか判定するしきい値チェック手段と、前記第2
    しきい値を基準として尾根点および谷点の検出範囲を設
    定する検出範囲設定手段と、前記検出範囲内で尾根点お
    よび谷点を検出する尾根点・谷点検出手段と、前記検出
    手段で尾根点と判定された画素は1に、谷点は0に、そ
    れ以外の画素は第2しきい値で2値化する2値化手段
    と、2値化処理された文書画像を出力する2値画像出力
    手段と、前記各構成要素を制御する制御手段とから構成
    されることを特徴とする画像情報2値化装置。
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