JPH05283933A - 発振器モジュール及びその調整方法 - Google Patents

発振器モジュール及びその調整方法

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JPH05283933A
JPH05283933A JP7644392A JP7644392A JPH05283933A JP H05283933 A JPH05283933 A JP H05283933A JP 7644392 A JP7644392 A JP 7644392A JP 7644392 A JP7644392 A JP 7644392A JP H05283933 A JPH05283933 A JP H05283933A
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gnd
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trimming
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Katsuhiko Hayashi
克彦 林
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、発振器モジュール及びその調整方
法に関し、発振器の特性調整が簡単かつ正確にできるよ
うにし、かつ、製造工程を簡単にすることを目的とす
る。 【構成】 少なくとも、発振部のインダクタンス素子
を、多層基板1に内蔵し、該多層基板1に、シールドキ
ャップ2を被せた発振器モジュールであって、多層基板
1の外側に、GNDパターン5を設定し、このGNDパ
ターン5の少なくとも一部を、シールドキャップ2で覆
われないようにしておき、この露出させたGNDパター
ン5の一部を、トリミング部6として用い、シールドキ
ャップ2を被せた後にトリミングを行って、特性の調整
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の通信機器、ある
いは電子機器等に利用可能なVCO(電圧制御発振器)
等の発振器モジュール及びその調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、VCO(電圧制御発振器)の回
路例を示した図である。図4中、CTはコントロール入
力端子、OUTは出力端子、Tr1、Tr2はトランジス
タ、C1 〜C11はコンデンサ、R1 〜R7 は抵抗、
1 、L2 はコイル、VR は可変抵抗、SLはストリッ
プライン、CVは可変容量ダイオードを示す。
【0003】従来、各種の通信機器、あるいは電子機器
等には、種々の発振器が使用されていた。これらの発振
器の内、図4に示したような回路構成のVCOが知られ
ていた。
【0004】図4(A)の回路例では、トランジスタT
r1、コンデンサC2 〜C6 、抵抗R 1 〜R4 、コイルL
1 、可変容量ダイオードCV等で発振部を構成し、トラ
ンジスタTr2、抵抗R5 〜R7 、コイルL2 、コンデン
サC9 〜C11、可変抵抗VR等でバッファ部を構成して
いる。
【0005】また、図4(B)の回路例では、図4
(A)の回路例におけるコイルL1 を、ストリップライ
ンSLで置き換えたものであり、他の構成は図4(A)
と同じである。
【0006】ところで、このような回路構成のVCOと
して、例えば多層基板を用いてモジュール化したものが
開発されていた。このようなVCOでは、コンデンサや
コイル等の一部の部品を、厚膜パターンで構成し、多層
基板に内蔵することも行われていた。
【0007】また、周波数調整を行うために、回路中の
導体パターンの一部を削ったり、構成部品等の調整を行
っていた。そして、前記の調整が終了すると、シールド
用に、シールドキャップを、部品搭載面に被せていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) 基板に部品を実装して、周波数調整等の特性の調整
を行った後、シールドキャップを被せるが、シールドキ
ャップを被せる前と後では、特性がズレる。
【0009】(2) この場合、傾向をつかんで調整をした
後、シールドキャップを被せても、特性のズレが生じる
ことがある。 (3) シールドキャップを被せた後は、基板上の調整箇所
がシールドキャップで覆われているため、特性の調整が
できない。
【0010】(4) 従って、周波数調整等の特性の調整が
めんどうであり、正確な調整ができない。 (5) 基板にシールドキャップを被せる際、シールドキャ
ップと基板との間を半田付けして固着するが、この半田
付け工程は、部品実装時の半田付け工程とは別に行う必
要がある(間に、調整工程が入るため)。
【0011】従って、製造工程が多くなり、製品のコス
トアップの原因ともなっていた。本発明は、このような
従来の課題を解決し、発振器の特性の調整が簡単かつ正
確にできるようにし、かつ製造工程を簡単にすることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、1は基板、2は蓋(キャップ)、3は部品
(ディスクリート部品)、4は厚膜パターン、5はGN
Dパターン、6はトリミング部(調整部)を示す。
【0013】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) 少なくとも、発振部のインダクタンス素子を、多層
基板1に内蔵し、該多層基板1に、シールドキャップ2
を被せた発振器モジュールであって、上記多層基板1の
外側に、GNDパターン5を設定すると共に、該GND
パターン5の少なくとも一部を、シールドキャップ2で
覆われないように、露出させておき、この露出させたG
NDパターン5の一部を、シールドキャップ2を被せた
後の特性調整時のトリミング部6とした (2) 構成(1)において、インダクタンス素子がコイル
であり、該コイルを構成するコイルパターンと、多層基
板1の積層方向で向き合う位置に、トリミング部6を設
定した。
【0014】(3) 構成(1)において、インダクタンス
素子が、ストリップラインによるλ/4型共振器であ
り、該λ/4型共振器のGND電極を、上記トリミング
部6を設定したGNDパターン5とした。
【0015】(4) 構成(1)において、多層基板1の外
側であって、上記GNDパターン5の近傍に、発振器の
出力レベルを調整可能な抵抗パターンを設け、この抵抗
パターンが、シールドキャップ2で覆われないように露
出させておくことにより、該抵抗パターンを、シールド
キャップ2を被せた後の特性調整時に、トリミング可能
にした。
【0016】(5) 構成(1)〜(4)において、発振器
を、電圧制御発振器(VCO)とした。 (6) 少なくとも、発振部のインダクタンス素子を多層基
板に内蔵し、該多層基板1に、シールドキャップ2を被
せた発振器モジュールの調整方法であって、上記多層基
板1に部品を実装する際、該多層基板1の外側に、GN
Dパターン5を設定しておき、該GNDパターン5の少
なくとも一部を露出させた状態で、上記シールドキャッ
プ2を被せた後、該GNDパターン5の一部をトリミン
グすることにより、特性の調整を行うようにした。
【0017】(7) 構成(6)において、多層基板の外側
に、GNDパターン5を設定する際、その近傍に、抵抗
パターンを設定しておき、該抵抗パターンを露出させた
状態でシールドキャップ2を被せた後、該抵抗パターン
をトリミングすることにより、発振器の出力レベルを調
整するようにした。
【0018】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。例えばVCO(電圧制御発振器)の
ような発振器をモジュール化する際、先ず、多層基板1
への部品実装を行う。
【0019】この部品実装工程では、多層基板1の内部
層に、厚膜パターン4によって厚膜素子を設定したり、
部品搭載面に、部品(ディスクリート部品)3を実装し
たりする。
【0020】この時、多層基板1の外側に、GNDパタ
ーン5を、厚膜導体パターンとして設定しておく。ま
た、必要があれば、発振器の出力調整を行うための抵抗
パターン等も、GNDパターン5の近傍に設定してお
く。
【0021】そして、多層基板の部品3を実装した面上
には、シールドキャップ2を被せ、半田付け等により、
多層基板とシールドキャップとの固着を行う。この場
合、GNDパターン5のトリミング部(調整部)6の部
分には、シールドキャップ2を被せないようにしてお
く。
【0022】次の調整工程では、GNDパターン5のト
リミング部6をトリミングして、発振器の発振周波数等
を調整する。また、多層基板1の外側に、抵抗パターン
が設定されている場合には、該抵抗パターンをトリミン
グすることにより、発振器の出力レベルを調整する。
【0023】このようにすれば、発振器の特性調整が一
度で簡単にできると共に、調整後に、特性がズレること
もない。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図3は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2はVCO(その1)、図3はVCO(その2)
である。
【0025】図2、図3中、図1、図4と同じものは、
同一符号により示してある。また、4Lはコイルパター
ン、4GはGNDパターン、4Rは共振電極パターン、
7は共振電極パターンの信号入力部、8は抵抗パター
ン、9−1〜9−6は外部端子を示す。
【0026】本実施例は、多層基板を用いてモジュール
化したVCO(電圧制御発振器)の例であり、その回路
構成は、図4に示した従来例と同じである。図2Aに示
した例1は、図4(A)に示した回路構成を有するVC
Oモジュールの例であり、図2Bに示した例2は、図4
(B)に示したVCOモジュールの例である。
【0027】また、図3に示した例3は、図4(B)に
示した回路構成を有するVCOモジュールの例である。
以下、各例を製造過程に沿って説明する。
【0028】(1) 例1の説明・・・図2A参照 この例では、先ず図4(A)に示したコイル、抵抗、コ
ンデンサ、トランジスタ等の各部品を多層基板1に実装
する。
【0029】この場合、発振部を構成するコイルL
1 は、厚膜導体から成るコイルパターン4Lで形成し、
多層基板1に内蔵する。また、多層基板1の外側には、
GND電極を構成するGNDパターン5を、厚膜導体で
形成し、多層基板1の内部のパターン等に接続してお
く。
【0030】更に、多層基板1の表面には、トランジス
タ、コンデンサ等の部品(ディスクリート部品)3を実
装したり、あるいは多層基板1の内部に、厚膜パターン
を形成して、他の部品の実装を行う。
【0031】上記のようにして、部品の実装が終了する
と、多層基板1の側面に、外部端子(側面電極)を、厚
膜導体等により形成する。その後、部品を実装した多層
基板1に、シールドキャップ2を被せ、このシールドキ
ャップ2と多層基板1との間を半田付けして固着する
(特性の調整をしない状態でシールドキャップを被せ
る)。
【0032】上記のようにしてシールドキャップ2を被
せるが、この時、多層基板1の外側に形成したGNDパ
ターン5の少なくとも一部は、外部に露出させておく
(シールドキャップ2で、GNDパターン5を被せない
ようにする)。
【0033】すなわち、部品を実装した多層基板の表側
にシールドキャップ2を被せ、裏側にGND電極5を設
けたVCOモジュールとし、該シールドキャップ2とG
NDパターン5を電気的に接続して、同電位となるよう
にしておく。
【0034】次に、VCOモジュールの裏側(多層基板
の外側)に設けたGNDパターンのトリミング部6を削
ることにより、VCOの発振周波数等の特性の調整(発
振周波数等の合せ込み)を行う。
【0035】トリミング部6としては、発振周波数に大
きく影響を与える部分とすればよい。そこでこの例で
は、コイルL1 を構成するコイルパターン4Lのほぼ中
央部とした。
【0036】すなわち、多層基板1内に内蔵したコイル
パターン4Lの下側にあるGNDパターン5の一部であ
って、該コイルパターン4Lのほぼ中央部に対応した位
置をトリミング部6とした。
【0037】GNDパターン5のトリミング部6を削る
際は、例えばレーザ光を用いて行う(レーザトリミン
グ)。なお、トリミング部6の位置は、この例の場合、
コイルパターン4Lの外径の内側ならば、どこでも同じ
ように調整が可能である。
【0038】すなわち、多層基板1の積層方向に対し、
コイルパターン4Lと向き合う位置のGNDパターン5
の部分ならば、どの位置にトリミング部6を設定しても
よい。
【0039】(2) 例2の説明・・・図2B参照 この例は、VCOの発振部に、ストリップラインSLを
用いた例である。この場合、ストリップラインSLをト
リプレート型ストリップラインにして、λ/4型共振器
を構成したものである(ただし、λは信号の波長)。
【0040】このλ/4型共振器は、厚膜導体によるパ
ターンとして、多層基板1に設定する。すなわち、多層
基板1の内部に、λ/4型共振電極を構成する共振電極
パターン4Rと、GND側電極を構成するGNDパター
ン4Gを形成し、該多層基板1の外側にGNDパターン
5(このGNDパターンは、例1のパターンと同じ)を
形成する。
【0041】そして、多層基板1の積層方向で、共振電
極パターン4Rの両側を、2つのGNDパターン4G、
5により挟んだトリプレート型の共振器とする。なお、
上記λ/4型共振器以外の構成は、例1と同じである。
【0042】この場合にも、部品実装後、シールドキャ
ップ2を被せ、最後に、多層基板1の外側に設けたGN
Dパターン5のトリミング部6を削ることにより(トリ
ミング)、発振周波数の調整等を行う。
【0043】ところで、この例では、共振電極パターン
4Rのすぐ下側にGNDパターン5が設定されているた
め、GNDパターン5の一部、すなわちトリミング部6
を削れば、VCOの発振周波数の調整が容易にできる。
【0044】トリミング部6の位置としては、例えば共
振電極パターン4Rの信号入力部7(図4(B)のコン
デンサC2 、C3 に接続された部分に対応する)の下側
とする。
【0045】なお、この場合、図2Bに示したトリミン
グ部6の位置に限らず、信号入力部7の下側から、GN
D側に至るまでの任意の位置にトリミング部6を設定し
ても、特性の調整は可能である。
【0046】(3) 例3の説明・・・図3参照 この例は、例2と同様に、VCOの発振部に、λ/4型
共振器を用いて、特性の調整ができるようにすると共
に、可変抵抗VR (図4(B)参照)を厚膜パターン
(印刷抵抗)で設定し、ファンクショントリミングを可
能にしたものである。
【0047】図3Cは、例3のVCOモジュールの裏側
から見た斜視図、図3Dは、図3CのX−Y線方向断面
図である。図3に示したように、多層基板1の内部に
は、共振電極パターン4Rと、GNDパターン4Gとを
設定し、該多層基板1の外側には、GNDパターン5を
設定する。そして、共振電極パターン4Rを、積層方向
の両側で、2つのGNDパターン4G、及び5によって
挟み、λ/4型共振器とする(この点は例2と同じ)。
【0048】この場合、多層基板1の裏側(部品3の搭
載面を表側とする)に、GNDパターン5と並べて、可
変抵抗VR を構成する抵抗パターン8を、厚膜抵抗体
(印刷抵抗)で設定する。
【0049】また、多層基板1の側面には、複数の外部
端子9−1〜9−6を、厚膜導体等で形成する。これら
の外部端子の内、例えば外部端子9−6を電源端子(V
cc)として用い、この外部端子9−6を、上記抵抗パタ
ーン8に接続しておく。
【0050】この例でも、上記のようにして部品実装を
行った後、多層基板の表面(部品搭載面側)上に、シー
ルドキャップ2を被せ、半田付けを行って、多層基板1
と一体化し、VCOモジュールとする。
【0051】その後、例2と同じように、GNDパター
ン5を削ることにより、VCOの発振周波数の調整を行
う。なお、図3では、GNDパターン5のトリミング部
は、例2と同じなので、図示省略してある。
【0052】上記のGNDパターン5のトリミングとは
別に、この例では、抵抗パターン8を削ることにより
(ファンクショントリミング)、可変抵抗VR の抵抗値
を調整する。
【0053】この可変抵抗VR の調整では、VCOの発
振出力レベルを調整する。 (他の実施例)以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。
【0054】(1) VCOに限らず、他の発振器にも適用
可能である。 (2) 基板としては、セラミック多層基板を用いてもよい
し、樹脂系の多層基板(例えばガラス−エポキシ樹脂系
の基板)を用いてもよい。
【0055】(3) VCOの回路としては、図4に示した
回路に限らず、他の回路構成のものにも適用可能であ
る。 (4) ストリップラインによるλ/4型共振器は、実施例
のようなトリプレート型の共振器に限らず、他の共振器
でも適用可能である。
【0056】(5) 発振器を構成する各コンデンサを多層
基板1内に内蔵することも可能である。その場合はGN
D側に接続される側の電極パターンは上記のGNDパタ
ーン5を用いることが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) シールドキャップを被せた後に、特性の調整を行う
ため、発振周波数等の特性のズレが生じない。
【0058】(2) 出力レベルの調整も、抵抗パターンの
トリミングにより、容易に調整可能である。また、抵抗
パターンのトリミングは、GNDパターンのトリミング
により、発振周波数の調整を行う際の工程と同じ工程で
行えるため、簡単かつ容易に行える。
【0059】(3) シールドキャップを被せるのは、部品
の実装工程と同じ工程において処理できるため、従来例
よりも製造工程が簡単になる。 (4) シールドキャップを被せた後に、一度で特性の調整
を行うため、調整が容易、かつ正確にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例におけるVCO(その1)を示
した図である。
【図3】本発明の実施例におけるVCO(その2)を示
した図である。
【図4】VCOの回路例を示した図である。
【符号の説明】
1 基板 2 シールドキャップ 3 部品(ディスクリート部品) 4 厚膜パターン 5 GNDパターン 6 トリミング部(調整部)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、発振部のインダクタンス素
    子(L1 、SL)を多層基板(1)に内蔵し、 該多層基板(1)に、シールドキャップ(2)を被せた
    発振器モジュールであって、 上記多層基板(1)の外側に、GNDパターン(5)を
    設定すると共に、 該GNDパターン(5)の少なくとも一部を、シールド
    キャップ(2)で覆われないように、露出させておき、 この露出させたGNDパターン(5)の一部を、 特性調整時のトリミング部(6)としたことを特徴とす
    る発振器モジュール。
  2. 【請求項2】 上記インダクタンス素子がコイル
    (L1 )であり、 該コイル(L1 )を構成するコイルパターン(4L)
    と、多層基板(1)の積層方向で向き合う位置に、 上記トリミング部(6)を設定したことを特徴とする請
    求項1記載の発振器モジュール。
  3. 【請求項3】 上記インダクタンス素子が、 ストリップラインによるλ/4型共振器であり、 該λ/4型共振器のGND電極を、 上記トリミング部(6)を設定したGNDパターン
    (5)としたことを特徴とする請求項1記載の発振器モ
    ジュール。
  4. 【請求項4】 上記多層基板(1)の外側であって、 上記GNDパターン(5)の近傍に、発振器の出力レベ
    ルを調整可能な抵抗パターン(8)を設け、 この抵抗パターン(8)が、シールドキャップ(2)で
    覆われないように、露出させておくことにより、 該抵抗パターン(8)を、シールドキャップ(2)を被
    せた後の特性調整時に、トリミング可能にしたことを特
    徴とする請求項1記載の発振器モジュール。
  5. 【請求項5】 上記発振器が、電圧制御発振器(VC
    O)であることを特徴とした請求項1または2または3
    または4記載の発振器モジュール。
  6. 【請求項6】 少なくとも、発振部のインダクタンス素
    子(L1 、SL)を多層基板(1)に内蔵し、 該多層基板(1)に、シールドキャップ(2)を被せた
    発振器モジュールの調整方法であって、 上記多層基板(1)に、部品を実装する際、 該多層基板(1)の外側に、GNDパターン(5)を設
    定しておき、 該GNDパターン(5)の少なくとも一部を露出させた
    状態で、上記シールドキャップ(2)を被せた後、 該GNDパターン(5)の一部をトリミングすることに
    より、特性の調整を行うようにしたことを特徴とする発
    振器モジュールの調整方法。
  7. 【請求項7】 上記多層基板(1)の外側に、GNDパ
    ターン(5)を設定する際、 その近傍に、抵抗パターン(8)を設定しておき、 該抵抗パターン(8)を露出させた状態でシールドキャ
    ップ(2)を被せた後、 該抵抗パターン(8)をトリミングすることにより、発
    振器の出力レベルを調整することを特徴とした請求項6
    記載の発振器モジュールの調整方法。
JP7644392A 1992-03-31 1992-03-31 発振器モジュール及びその調整方法 Withdrawn JPH05283933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650192B2 (en) 2000-04-05 2003-11-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for adjusting characteristics of voltage control type oscillator

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US6650192B2 (en) 2000-04-05 2003-11-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. Method for adjusting characteristics of voltage control type oscillator
KR100515816B1 (ko) * 2000-04-05 2005-09-21 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 전압 제어형 발진기의 특성 조정 방법

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