JPH05283890A - 電磁波シールド材料 - Google Patents

電磁波シールド材料

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JPH05283890A
JPH05283890A JP3323043A JP32304391A JPH05283890A JP H05283890 A JPH05283890 A JP H05283890A JP 3323043 A JP3323043 A JP 3323043A JP 32304391 A JP32304391 A JP 32304391A JP H05283890 A JPH05283890 A JP H05283890A
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JP
Japan
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fibers
warp
metal
electromagnetic wave
yarn
Prior art date
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Application number
JP3323043A
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English (en)
Inventor
Chiaki Hanamaki
千秋 花巻
Hiroshi Tanaka
博 田中
Shuji Moriya
修治 守屋
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Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
3M Japan Ltd
Original Assignee
Kurashiki Textile Manufacturing Co Ltd
Sumitomo 3M Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 軽く、柔軟で、且つ高い電磁波シールド性を
有する電磁波シールド材料を提供する。 【構成】 織布または不織布から成る基体シート2に金
属極細繊維または金属メッキされた繊維が縦糸1として
編み込まれており、さらに編み込まれた縦糸相互の間に
金属極細繊維または金属メッキされた繊維が横糸3とし
て挿入されており縦糸と横糸の間の導通が確保されてい
ることを特徴とする電磁波シールド材料;並びに織布ま
たは不織布から成る基体シート2に縦糸1が編み込まれ
ており、該編み込まれた縦糸に金属極細繊維または金属
メッキされた繊維が縦糸として挿入されており、さらに
該編み込まれた縦糸相互間に金属極細繊維または金属メ
ッキされた繊維が横糸3として挿入されていることを特
徴とする電磁波シールド材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は柔軟性と通気性を持った
電磁波シールドシート材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波または電磁波シールド性を持ち柔軟
性を有するシート状材料として次のものが知られてい
る。すなわち、導電性繊維を単独でまたは非導電性繊維
と混綿して不織布シートとしたものとして、実開昭61
−137693には繊維に導電性物質が強固に吸着又は
含有してなる導電性繊維を用いた導電性不織布が記載さ
れている。
【0003】特開昭62−18799には少なくとも4
0重量%の金属繊維を含有した少なくとも20g/m2
以上の目付けを持つ不織布から電磁波シールド材を構成
することが提案されている。また実開昭63−1478
98には金属繊維と熱可塑性繊維とを混合しウェブ状に
積層したものを加熱圧縮して不織布状に固定することが
提案されている。特開平2−12898、特開平2−1
2899および特開平3−19300には金属メッキさ
れた繊維と非導電性繊維とから不織布を製造することが
記載されている。
【0004】また、織布または不織布シートの表面にコ
ーティング、蒸着などの方法により導電層を形成させた
ものとして、特開昭62−238698には不織布に無
電解メッキにより金属成分を付着させたものが提案され
ており実開昭62−51128においてもほぼ同様の物
が記載されている。また特開平1−147899には伸
縮性のある布あるいは発泡体に無電解メッキ、真空蒸
着、スパッタリング等により導電層を形成することが提
案されている。
【0005】特開平1−158799には非導電性のメ
ッシュ状織布の表面に金属粉末を分散させた導電性被覆
層を形成することが記載されている。実開平2−929
97には不織布を構成する各繊維表面に導電性粒子を付
着保持させることが提案されている。さらに、金属極細
線により構成される織布として、実開平1−83397
にはニッケルメッキを施した金属極細線を網状に織った
磁気遮蔽布が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電磁波シールド
材料では、軽量で、柔軟性、通気性を有し且つ高い電磁
波シールド性を示すということを同時に満足することは
困難であった。すなわち、金属粉末を分散させた樹脂は
通気性が期待できず、また金属メッキ繊維や金属極細線
に比べて電気抵抗が高いために、高い電磁波シールド性
を期待することはできない。また金属繊維からなる織布
は高いシールド性は得られるものの、重量や柔軟性の面
でたとえば衣服に使用して快適に着用できるものは得ら
れない。
【0007】柔軟性という面からは導電性繊維と非導電
性繊維とを混綿して不織布としたものが優れているが各
繊維が短繊維であり繊維間の導通の確率が低くなるため
に電磁波シールド性特に磁界におけるシールド性を確保
するためには導電性繊維の含有量を大きくしなければな
らず経済的ではない。
【0008】少ない金属量で電磁波シールド性を確保す
るためには織布または不織布の表面にコーティングまた
は蒸着等の方法により導電層を形成する方法が適してい
るが、通気性、柔軟性の面で満足を得られない。また折
り曲げを繰り返した場合に導電層に割れが生じ剥離す
る。従って、本発明は従来技術の電磁波シールド材料が
有する種々の問題点を解決し、軽く、柔軟で、通気性を
有し且つ高い電磁波シールド性を有する電磁波シールド
材料を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、織布また
は不織布からなる基体シートに金属極細繊維または金属
メッキされた繊維が縦糸として編み込まれており、さら
に編み込まれた縦糸相互の間に金属極細繊維または金属
メッキされた繊維が横糸として挿入されており縦糸と横
糸の間の導通が確保されていることを特徴とする電磁波
シールド材料;並びに織布または不織布からなる基体シ
ートに縦糸が編み込まれており、該編み込まれた縦糸に
金属極細繊維または金属メッキされた繊維が縦糸として
挿入されており、さらに該編み込まれた縦糸相互間に金
属極細繊維または金属メッキされた繊維が横糸として挿
入されていることを特徴とする電磁波シールド材料によ
り解決される。
【0010】
【具体的説明】本発明の電磁シールドシート材料の一例
の平面図を図1のBに、断面図を図1のAに、それぞれ
模式的に示す。この図において、2は基体シート、1は
縦糸編み込み糸、3は横糸挿入糸をそれぞれ示す。この
態様においては、不織布2に、金属極細繊維または金属
メッキされた繊維1が縦糸として編み込まれており、縦
糸相互間の電気的導通を確保するように金属極細繊維ま
たは金属メッキされた繊維が横糸として挿入されてい
る。縦糸の編み込みは常用の編み機が使用でき、例えば
ラッセル機等を用いることができる。
【0011】この態様によれば、縦糸−横糸間の電気的
導通性が確保されるため高い電磁シールド性が得られ
る。また、表裏間の電気的導通性も同時に確保される。
本発明の電磁シールド材料の他の態様の一例を図2に示
す。この図において、2は基体シート、1は縦糸編み込
み糸、3は横糸挿入糸、及び4は縦糸挿入糸をそれぞれ
示す。この態様においては縦糸1が編み込まれており、
そして、金属極細繊維又は金属メッキした繊維が横糸挿
入糸3及び縦糸挿入糸4が挿入されている。縦糸の編み
込みは常用の編み機を使用することができ、例えばラッ
セル機等を使用することができる。
【0012】この態様によれば、横糸挿入糸3と縦糸挿
入糸4との間の電気的導通を確保することにより高い電
磁シールド効果が得られるので、縦糸編み込み等は必ず
しも導電性である必要がない。但し、表裏間の電気的導
通性を確保するためには縦糸編み込み糸が導電性である
必要がある。上記いずれの態様においても、縦糸編み込
み糸または縦糸挿入糸のいずれか、及び横糸挿入糸が導
電性であればよいから、基材シートとなる不織布の柔軟
性を損なわず、また不織布は非導電性でもよいから、軽
量で且つ安価に製造することができ、通気性も優れてい
る。
【0013】縦の編み込み密度、並びに横糸及び縦糸
(縦糸挿入糸を使用する場合)の挿入密度はいずれも、
5〜50本インチが適当である。密度が5本/インチ未
満である場合には十分な電磁シールド性が得られず、他
方密度が50本/インチより高くなればシート材料の柔
軟性が損なわれる。
【0014】従って、シート材料の柔軟性を確保しなが
ら電磁波シールド性をより一層高めるためには、電磁波
シールド材料を複数枚重ねて使用することができる。ま
た、編み糸および挿入糸の密度を増加することにより電
磁シールド性を改善することができ、この場合、編み糸
および挿入糸の密度を機械的に変更するのが無理な場合
は熱収縮率の異なる成分を有する、いわゆる潜在捲縮型
のステーブルファイバーにより構成された不織布シート
に編み糸および挿入糸を通した後に加熱処理をすること
により目付量が加熱処理の前後で最大1:2.5程度に
なるまで収縮加工することができ、縦糸の編み込み密度
および横糸の挿入密度を大きくすることができる。
【0015】次に、本発明において使用される個々の材
料について説明する。本発明において使用される基体シ
ートの種類は特に限定されず、織布でもよいが、不織布
のシートが好ましい。不織布の材質は特に限定されずポ
リエステル、ナイロン、ポリプロピレン、レーヨン等の
繊維を使用することができる。その製造方法も特に限定
されないが、縦糸を編み込むため10g/m2 〜300
g/m 2 の目付であることが好ましく、さらに好ましく
は15〜200g/m2 である。
【0016】本発明で使用される縦糸となる編み込み
糸、並びに縦糸挿入糸及び横糸挿入糸としての金属極細
繊維は120〜2,000μmの太さ、好ましくは12
0〜250μmの太さを有するものであり、その材質と
してはニッケル、ステンレススチール、銀、銅、金等、
任意の導電性金属であることができる。この様な金属繊
維の一例として、例えば商品名「ナスロン」として日本
精線(株)から販売されているステンレススチール繊維
(太さ120μm)が挙げられる。
【0017】また縦糸編み込み糸、並びに縦糸挿入糸及
び横糸挿入糸として使用される金属メッキされた繊維と
しては、ポリエステル、アクリル、ナイロン等の繊維に
ニッケル、銀、銅、金等の金属をメッキしたものが挙げ
られ、その太さは30〜250デニール、好ましくは5
0〜150デニールである。その一例として、商品名
「メタックス」として(株)高瀬染工場から販売されて
いるニッケルメッキされたアクリル繊維(太さ95デニ
ール)を挙げることができる。
【0018】潜在捲縮型の繊維としては、商標「ES」
としてチッソ(株)から販売されているステーブルファ
イバー、商標「C81」として鐘紡(株)より販売され
ているステーブルファイバーを用いることができる。本
発明の電磁シールド材料は常用技法を用いて製造するこ
とができる。例えば、ドイツ国カールマイヤー社製のラ
ッセル機を用いて製造することができる。本発明による
電磁波シールドシート材料を以下の実施例にもとづきさ
らに説明する。
【0019】実施例1 図1に示される構造で電磁波シールドシート材料を作成
した。図1の1に示される不織布として、目付け量40
g/m2 のカード不織布を用いた。図1の1に示される
編み糸および3に示される横糸挿入糸は(株)高瀬染工
場よりメタックスという商品名で販売されているニッケ
ルメッキを施した繊維を使用した。編み糸の編み込み密
度は16本/インチ、横糸の挿入密度は11本/インチ
であった。
【0020】電磁波シールド特性は、スペクトラムアナ
ライザを使用したヒューレットパッカード社のEMI測
定システムを使用して測定した。検出部はKECセルを
使用した。電界でのシールド効果は100Khz 〜1Ghz
で30dbであり、磁界でのシールド効果は500Mhz で
15db、1Ghz で20dbであった。この結果を図3(電
界でのシールド効果)及び図5(磁界でのシールド効
果)に示す。
【0021】実施例2. 図1に示される構造で電磁波シールドシート材料を作成
した。図1の2に示される不織布には、目付け量40g
/m2 のカード不織布を用いた。図1の1に示される編
み糸および3に示される横糸挿入糸はステンレススチー
ル極細線を用いた。編み糸の編み込み密度は16本/イ
ンチ、横糸の挿入密度は16本/インチであった。電磁
波シールド特性の測定には実施例1と同様の方法を用い
た。電界でのシールド効果は100Khz 〜1Ghz で43
dbであり、磁界でのシールド効果は100Mhz で12d
b、1Ghz で20dbであった。この結果を図5(電界で
のシールド効果)及び図6(磁界でのシールド効果)に
示す。
【0022】実施例3 金属メッキ繊維の密度の影響を明らかにするために、3
種類の試料を作成した。各試料の構造及び測定結果は、
次表の通りであった。シールド性能の測定は実施例1と
同一の方法で行った。
【0023】 ─────────────────────────────────── 試料1 試料2 試料3 ─────────────────────────────────── 構 造 図 2 図 1 図 1 ─────────────────────────────────── 糸の種類 縦糸編み込み糸 ポリエステル 金属メッキ繊維 金属メッキ繊維 縦糸挿入糸 金属メッキ繊維 な し な し 横糸挿入糸 金属メッキ繊維 金属メッキ繊維 金属メッキ繊維 ─────────────────────────────────── 糸の密度 縦 18本/インチ 18本/インチ 18本/インチ 横 10本/インチ 10本/インチ 18本/インチ ─────────────────────────────────── シールド性能 (電界 100Mhz) 21db 30db 41db ───────────────────────────────────
【0024】使用した金属メッキ繊維は実施例1と同一
のメタックスであり、不織布は目付け量20g/m2
ものを使用した。同じ構造であれば糸の密度の高い方が
よいシールド性を示し、糸の密度が同じ場合は図1の構
造のものが良いシールド性を示した。
【0025】比較例 日本蚕毛染色(株)よりサンダーロンという商品名で販
売されている導電性繊維を70%、熱融着繊維を30%
の重量割合で混綿して不織布とし熱ロールによるプレス
してシートを作成した。目付け量は48g/m2 であっ
た。電磁波シールド特性の測定には実施例1および実施
例2と同様の方法を用いた。電界でのシールド効果は1
0Mhz で25db、100Mhz で10dbであり、磁界での
シールド効果は認められなかった。この結果を図7(電
界でのシールド効果)及び図8(磁界でのシールド効
果)に示す。
【0026】比較例2 本発明の電磁波シールド材料の風合いが優れている事を
確認するために、市販されているポリエステルスパンボ
ンドの表面に鋼−ニッケルメッキを施した電磁波シール
ド用不織布と実施例3の試料2との風合いをカトーテッ
ク株式会社より販売されているKES風合い測定器で測
定した。
【0027】 ─────────────────────────────── 曲げ硬さ せん断硬さ (g・cm/cm) (g/cm・deg) ─────────────────────────────── 試料2 0.0210 0.38 市販Cu−Niメッキ品 0.4643 9.12 ─────────────────────────────── 曲げ硬さ、せん断硬さともに数値の大きい方が硬いこと
を示すのであるが、本発明の試料2が市販メッキ品に比
べやわらかい事が示されている。
【0028】
【作用および効果】本発明では編み糸および挿入糸が金
属繊維あるいは金属メッキ繊維であれば良いため従来の
方法で同程度の電磁波シールド性を得るために必要とさ
れるよりも少ない金属繊維あるいは金属メッキ繊維の使
用量で済むために従来の方法に比べ軽量かつ安価な電磁
波シールド材料を提供できる。また編み糸により構成さ
れるために基体シートとなる不織布の柔軟性を損なうこ
とがない。また基体シートとして織布または不織布を用
いているために通気性が有り、特に不織布を用いたもの
は通気性が優れている。電子機器の通風口等の電磁波シ
ールド材としても使用できる。特に潜在捲縮型の繊維に
より構成されている不織布を使用し加熱処理をしたもの
は伸縮性に優れ曲面部へ接着するような用途に対し優れ
た電磁波シールド性を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の電磁波シールド材料の一態様の
構造を模式的に示す。
【図2】図2は本発明の電磁波シールド材料の他の態様
の構造を模式的に示す。
【図3】図3は実施例1で製造した電磁波シールド材料
の電界でのシールド効果を示すグラフである。
【図4】図4は実施例1で製造した電磁波シールド材料
の磁界でのシールド効果を示すグラフである。
【図5】図5は実施例2で製造した電磁波シールド材料
の電界でのシールド効果を示すグラフである。
【図6】図6は実施例2で製造した電磁波シールド材料
の磁界でのシールド効果を示すグラフである。
【図7】図7は比較例で製造した電磁波シールド材料の
電界でのシールド効果を示すグラフである。
【図8】図8は比較例で製造した電磁波シールド材料の
磁界でのシールド効果を示すグラフである。
【符号の説明】
1…縦糸編み込み糸 2…基体シート 3…横糸挿入糸 4…縦糸挿入糸
フロントページの続き (72)発明者 守屋 修治 岡山県総社市総社816−3 倉敷繊維加工 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布または不織布からなる基体シートに
    金属極細繊維または金属メッキされた繊維が縦糸として
    編み込まれており、さらに編み込まれた縦糸相互の間に
    金属極細繊維または金属メッキされた繊維が横糸として
    挿入されており縦糸と横糸の間の導通が確保されている
    ことを特徴とする電磁波シールド材料。
  2. 【請求項2】 前記基体シートの目付けが10g/m2
    〜300g/m2 であり、前記縦糸の編み込み密度が5
    本〜50本/インチであり、そして前記横糸の挿入密度
    が5本〜50本/インチであることを特徴とする請求項
    1に記載の電磁波シールドシート材料。
  3. 【請求項3】 前記基体シートが50重量%以上の潜在
    捲縮型の繊維の不織布より構成されており、縦糸および
    横糸を挿入した後に加熱処理をすることにより不織布シ
    ートの目付量が加熱処理の前後で最大1:2.5になる
    まで収縮加工され、縦糸および横糸の導電性繊維の密度
    が調節されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の電磁波シールド材料。
  4. 【請求項4】 織布または不織布からなる基体シートに
    縦糸が編み込まれており、該編み込まれた縦糸に金属極
    細繊維または金属メッキされた繊維が縦糸として挿入さ
    れており、さらに該編み込まれた縦糸相互間に金属極細
    繊維または金属メッキされた繊維が横糸として挿入され
    ていることを特徴とする電磁波シールド材料。
  5. 【請求項5】 前記編み込まれた縦糸が非導電性繊維で
    構成されており、そして前記挿入された縦糸と挿入され
    た横糸の間の導通が確保されていることを特徴とする請
    求項4に記載の電磁波シールド材料。
  6. 【請求項6】 前記基体シートの目付けが10g/m2
    〜300g/m2 であり、前記縦糸の編み込み密度およ
    び挿入密度が5本〜50本/インチであり、そして前記
    横糸の挿入密度が5本〜50本/インチであることを特
    徴とする請求項4または5に記載の電磁波シールド材
    料。
  7. 【請求項7】 前記基体シートが50重量%以上の潜在
    捲縮型の繊維により構成されており、縦糸および横糸を
    挿入した後に加熱処理することにより不織布の目付量が
    加熱処理の前後で最大1:2.5になるまで収縮加工さ
    れ、導電性繊維の密度が調節されていることを特徴とす
    る請求項4〜6のいずれか1項に記載の電磁波シールド
    材料。
JP3323043A 1991-12-06 1991-12-06 電磁波シールド材料 Pending JPH05283890A (ja)

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