JPH05282753A - 記録媒体装填装置 - Google Patents

記録媒体装填装置

Info

Publication number
JPH05282753A
JPH05282753A JP4077031A JP7703192A JPH05282753A JP H05282753 A JPH05282753 A JP H05282753A JP 4077031 A JP4077031 A JP 4077031A JP 7703192 A JP7703192 A JP 7703192A JP H05282753 A JPH05282753 A JP H05282753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape cassette
base
recording
recording medium
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4077031A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kamimura
▲泰▼廣 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON RANDETSUKUSU KK
OOTONIKUSU KK
SYST WORKS KK
Teac Corp
Original Assignee
NIPPON RANDETSUKUSU KK
OOTONIKUSU KK
SYST WORKS KK
Teac Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON RANDETSUKUSU KK, OOTONIKUSU KK, SYST WORKS KK, Teac Corp filed Critical NIPPON RANDETSUKUSU KK
Priority to JP4077031A priority Critical patent/JPH05282753A/ja
Publication of JPH05282753A publication Critical patent/JPH05282753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は構成の簡略化及び装填時間の短縮化
を図るよう構成した記録媒体装填装置を提供することを
目的とする。 【構成】 記録媒体装填装置1は固定ベース2上にテー
プカセット9が収納される複数のホルダ51 〜5nが設
けられた回転ベース3を有する。回転ベース3の上方に
は記録再生機7,8が垂直状態に支持されている。一の
テープカセット9が指定されると回転ベース3が回転し
てそのテープカセット9を記録再生機7又8の下方へ移
動させ、その後テープカセット装填・取出し機構10が
テープカセット9をホルダ5より上昇させて記録再生機
7,8を装填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録媒体装填装置に係
り、特に複数の記録媒体のなかから選択された記録媒体
を記録再生機に装填する構成とした記録媒体装填装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばビデオテープカセットが複数ある
場合、任意のビデオテープカセットを選別して記録再生
装置に装填する記録媒体装填装置が使用される。この種
の記録媒体装填装置としては、複数段のカセット収納棚
に多数のビデオカセットが収納され、このカセット収納
棚に沿って水平移動する台車上にビデオカセットを把持
するアーム機構と、アーム機構を昇降させる昇降機構と
を設けた搬送装置を有する構成とされた装置が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記構成の
記録媒体装填装置では、例えば一のテープカセットを再
生するように指示すると、搬送装置の台車がカセット収
納棚に沿って水平移動した後、昇降機構によりアーム機
構を指定されたテープカセットの高さ位置へ上昇させ、
それからアーム機構の把持部が伸びてテープカセットを
クランプする。そして、上記と逆の動作を行ってテープ
カセット収納棚から取り出したテープカセットを記録再
生機に装填することになる。
【0004】このように、従来はテープカセットを把持
するアーム機構を三次元的に移動させる構成であるの
で、動作が複雑で構成部品も多くなり、装置自体大型
化、複雑化してしまうといった課題がある。又、任意の
テープカセットを指定してから、そのテープカセットを
記録再生装置へ装填するのに搬送装置の動作数が多いの
でかなりの時間を要していたといった課題もある。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決した記録
媒体装填装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体が出
し入れされる開口部を有し該記録媒体を収納するホルダ
と、該複数のホルダを整列させた状態に支持する移動ベ
ースと、前記ホルダの開口部に記録媒体挿入口が対向す
るように設けられた記録再生機と、指定された一の記録
媒体が前記記録媒体挿入口と対向する位置となるよう前
記移動ベースを移動させる駆動機構と、前記指定された
記録媒体を前記ホルダの開口部より対向する前記記録媒
体挿入口へ装填する装填機構と、よりなることを特徴と
する。
【0007】
【作用】指定された記録媒体を収納するホルダが記録再
生機の記録媒体挿入口へ移動すると、装填機構がホルダ
内の記録媒体を記録再生機へ装填することにより構成の
簡略化及び装填時間の短縮化が図れる。
【0008】
【実施例】図1乃至図3に本発明になる記録媒体装填装
置の一実施例を示す。
【0009】各図中、記録媒体装填装置1(以下装填装
置と称す)は、大略床面に設置される固定ベース2と、
固定ベース2上に回転自在に支承された環状の回転ベー
ス(移動ベース)3と、回転ベース3を駆動する駆動機
構4と、回転ベース3上に放射状に設けられた複数のテ
ープカセットホルダ5(51 〜5n)と、回転ベース3
の上方で横架された支持ベース6上に支持された一対の
記録再生機(ビデオテープレコーダ)7,8と、ホルダ
5内のテープカセット9を記録再生機7,8に装填又は
テープカセット9を記録再生機7,8より取出す一対の
テープカセット装填・取出し機構10,11(但し、装
填・取出し機構11は図1で見えない)とよりなる。固
定ベース2は上方からみると略正方形状に形成され、複
数の脚12により床面上方に支持されている。回転ベー
ス3は回転ベース2上に回転自在に支承され、その上面
に複数のホルダ5が設けられている。ホルダ5はテープ
カセット9の両端部を内周側、外周側より保持する一対
の保持部5a,5bとよりなる。この保持部5a,5b
は上方から見ると、コ字状に形成されており、テープカ
セット9を垂直状態のままガタツキなく保持する。尚、
テープカセット9は本実施例では8mmビデオテープカ
セットを使用しており、図12に示すように凹部9aを
有する。又、テープカセット9は前面テープパスを保護
する蓋(図示せず)を上方向に向けてホルダ5の上部開
口5hより挿入される。
【0010】従って、回転ベース3上に放射状に設けら
れた複数のホルダ51 〜5nの内部には夫々テープカセ
ット9が垂直状態に収納されている。
【0011】又、回転ベース3は固定ベース2上に起立
し内周側の縁部3aに内接する4個のローラ131 〜1
4 により回転自在に支承されており、固定ベース2の
下方に設けられた駆動機構4の駆動プーリ14が回転ベ
ース3の内周縁3aに押圧されて回転駆動される。
【0012】上記ローラ131 〜134 は図2に示すよ
うに、90°間隔で固定ベース2上に配設され、回転ベ
ース3が安定に回転できるように支承している。このロ
ーラ131 〜134 は図4に示すように固定ベース2の
支持部2aに圧入されたシャフト15に軸受16,17
を介して支承された一対のローラ18,19を有し、上
方のローラ18がコイルバネ20のバネ力で下方に附勢
されている。従って、ローラ131 〜134 は一対のロ
ーラ18,19により回転ベース3の内周縁3aを上、
下方向より挟持された状態で支承する。
【0013】支持ベース6は四角形状の固定ベース2の
対角方向に横架され、固定ベース2上に起立する。複数
の支柱21により各ホルダ5の上方に位置するよう支持
されている。
【0014】この支持ベース6の両端上面には2台の記
録再生機7,8がブラケット22により固定されてい
る。記録再生機7,8は夫々テープカセット挿入口(図
示せず)が下方を向くように垂直状態とされ、両側面が
ブラケット22に固定されている。そして、支持ベース
6には記録再生機7,8が対向する部分に開口6a,6
bが穿設されている。従って、ホルダ5内のテープカセ
ット9は下方からこの開口6a,6bを通過して記録再
生機7,8のテープカセット挿入口に挿入される。
【0015】本実施例では2台の記録再生機7,8が設
けられているので、一方の記録再生機7で装着されたテ
ープカセット9を再生している間に他方の記録再生装置
8では、再生済みのテープカセット9を取り出した後回
転ベース3が回転して次に再生されるテープカセット9
の装填動作が行なわれる。このように2台の記録再生機
7,8は予め指定されたテープカセット9を順次装填さ
れて交互に再生することができる。
【0016】テープカセット装填・取出し機構10,1
1は、後述するように回転ベース3の回転により記録再
生機7,8に対向する位置に停止したホルダ5内のテー
プカセット9N を上昇させて装填し、再生終了後イジェ
クトされたテープカセット9 N をホルダ5へ降下させて
収納する。そのため、記録媒体装填装置1はテープカセ
ット装填・取出し機構10,11の動作が少なく構成の
簡略化が図られている。又、テープカセット9の装填時
間もより短縮化できテープカセット9の交換動作も短時
間で行える。
【0017】又、指定されたテープカセット9が記録再
生機7,8の一方に対向する位置に移動させる駆動機構
4は、図5,図6に示すようにモータベース23に固定
された回転ベース用モータ24と、モータ24の回転軸
24aに嵌合し弾性部材よりなるカップリング25と、
カップリング25を介して回転軸24aに連結された軸
26と、軸26に嵌合固定された駆動プーリ14とより
なる。
【0018】駆動プーリ14は外周に形成されたV字状
の溝14aに回転ベース3の内周縁部3aが嵌合するよ
うに支承され、モータ24の回転駆動力を回転ベース3
に伝達する。又、モータベース23は固定ベース2の下
方に支柱27を介して吊下支持されている。
【0019】軸26は両端部がコ字状に形成された保持
部材28に組付けられた軸受29,30により軸承され
ている。そして、保持部材28は固定ベース2上に取付
けられた押圧機構31により回転ベース3の内周縁部3
a側(A方向)に押圧される。
【0020】この押圧機構31は図5に示す如く、固定
ベース2に固定された本体32と、本体32内の孔32
aに挿通されたロッド33と、ロッド33をA方向に附
勢するコイルバネ34とよりなる。尚、ロッド33の先
端部33aは保持部材28に連結されており、コイルば
ね34の押圧力はロッド33を介して保持部材28に伝
達される。
【0021】従って、上記構成の駆動機構4が固定ベー
ス2に取付けられた際、駆動プーリ14は上記コイルバ
ネ34の押圧力によりA方向に附勢され回転ベース3の
内周縁部3aに圧接される。よって、駆動プーリ14が
スリップすることが防止され、モータ24の回転駆動力
は駆動プーリ14の回転により確実に回転ベース3に伝
達される。
【0022】尚、カップリング25がゴム等の弾性体に
より形成されているので、軸26の位置がモータ24の
回転軸24aに対して若干ずれてもカップリング25の
弾性変形により、回転軸24a及び軸26は支障なく回
転できる。
【0023】又、図2に示す如く、固定ベース2上には
回転ベース3の基準位置を検出する第1のセンサ35
と、ホルダ51 〜5nの位置を検出する第2のセンサ3
6とが配設されている。この第1,第2のセンサ35,
36は光センサの1種であるフォトインタラプタよりな
り、例えば発光部が回転ベース3の下面に対向し、受光
部が回転ベース3の上面に対向するように取付けられ
る。そして、回転ベース3の外周縁部3bには基準位置
検出用の切欠3cと、ホルダ51 〜5nに対応して穿設
された孔3d(3d1 〜3dn)とが設けられている。
切欠3cは回転ベース3の外周に1個所だけ設けられて
おり、第1のセンサ35を通過したときにホルダ51
5nの基準位置が設定される。
【0024】そして、回転ベース23の回転により外周
縁部3bの孔3d1 〜3dnが第2のセンサ36を通過
すると、第2のセンサ36からの出力がカウントされ基
準位置から何番目のホルダ5が記録再生機7,8に対向
しているのかがわかる。
【0025】図4中、38は記録再生機7,8の下方に
位置するホルダ5内のテープカセット9を検出する第3
のセンサで、39はホルダ5より上方に押し出されたテ
ープカセット9を検出する第4のセンサである。第3,
第4のセンサ38,39はブラケット40の端部に取付
けられた発光素子38a,39aと、固定ベース2上に
起立するブラケット41の端部に取付けられた受光素子
38b,39bとよりなる。
【0026】発光素子38a,39aはホルダ5の外周
側に位置し、受光素子38b,39bはホルダ5の内周
側に位置しており、互いに対向する高さ位置に支持され
ている。ホルダ5の内外周側の壁には夫々貫通孔5c,
5dが穿設されており、テープカセット8がホルダ5内
にないとき発光素子38aからの光はこの貫通孔5c,
5dを通過して受光素子38bが受光される。又、第4
のセンサ39の発光素子39aと受光素子39bとは、
ホルダ5の上方に位置し、テープカセット9が通過した
とき、発光素子39aからの光が遮断される。
【0027】次に、上記装填・取出し機構10,11に
ついて説明する。尚、装填・取出し機構10と11とは
同一構成であるので、ここでは一方の装填・取出し機構
10の構成につき説明する。
【0028】装填・取出し機構10はテープ・カセット
装填時テープカセット9をホルダ5より押し上げ、テー
プカセット返却時テープカセット9を記録再生機7,8
から取出すクランプ機構42と、クランプ機構42を昇
降させる昇降機構43とよりなる。
【0029】クランプ機構42は、昇降ベース44にテ
ープカセット9をクランプするクランプアーム45と、
クランプアーム45の両側でテープカセット9を押し上
げる押圧ロッド46,47と、クランプアーム45、押
圧ロッド46,47を駆動するソレノイド48〜50を
設けてなる。
【0030】昇降機構43は、昇降ベース44を上下方
向にガイドするガイドシャフト51と、ガイドシャフト
51と平行に設けられ、昇降ベース44に螺合する送り
ねじ52と、送りねじ52を駆動する昇降用モータ53
とよりなる。
【0031】昇降ベース44はその上面にクランプアー
ム45、押圧ロッド46,47を支持し、下面にソレノ
イド48〜50を支持するとともに、ガイドシャフト5
1が貫通する軸受54と、送りねじ52に螺合するナッ
ト55とを有する。
【0032】尚、ガイドシャフト51は上下端部が固定
ベース2に固定されたフレーム56のベース56a,5
6bに嵌合固定されている。又、送りねじ52は上下端
部がベース56a,56bに設けられた軸受57,58
により軸承され、且つ上端部には大径ギヤ59が嵌合し
ている。
【0033】モータ53は上方のベース56aに取付け
られ駆動軸53aに嵌合する小径ギヤ60を回転駆動す
る。小径ギヤ60は上記大径ギヤ59に噛合して減速機
構を構成しており、モータ53の回転駆動力はギヤ5
9,60を介して送りねじ52に伝達される。
【0034】従って、送りねじ52の回転方向によって
送りねじ52に螺合するナット55とともに昇降ベース
44がガイドシャフト51にガイドされて昇降移動す
る。
【0035】又、クランプ機構42においては、図7に
示す如くベース56b上に起立するブラケット56c,
56dには昇降ベース44の昇降位置を検出する第5〜
第8のセンサ61〜64が取付られている。各センサ6
1〜64は夫々フォトインタラプタよりなり、昇降ベー
ス44より突出する被検出片44a,44bが各センサ
61〜64の発光素子と受光素子との間を通過したと
き、その検出信号を出力する。尚、第8のセンサ64だ
けが第6のセンサ62により若干高い位置にあり接近す
るため、ブラケット56dに取付けられている。
【0036】第5のセンサ61は昇降ベース44が待機
位置に降下していることを検出する位置に設けられ、第
6のセンサ62は昇降ベース44が上昇する際クランプ
アーム45の先端が回転ベース3の孔3cを通過する直
前の高さ位置にあることを検出する位置に設けられてい
る。又、第7のセンサ63はクランプアーム45が記録
再生機7,8のテープカセット装填、取出し位置に上昇
したことを検出する位置に設けられ、第8のセンサ64
は昇降ベース44が降下する際クランプアーム45の先
端が回転ベース3の孔3cの直前位置にあることを検出
する位置に設けられている。
【0037】ここで、クランプアーム45について説明
する。
【0038】図8及び図9に示す如く、クランプアーム
45は中空形状の支柱65内中空部65a内にソレノイ
ド49のプランジャ49aが挿通されている。支柱65
の上端には支持部材66が係止されており、支持部材6
6のブラケット66a,66bの間には一対の爪67,
68は支持部材66より上方に突出する把持部67a,
68aと、プランジャ49aの先端に設けられた溝49
bに係合する係合部67b,68bとを有する。
【0039】尚、プランジャ49aは支柱65の中空部
65a内の軸受69により摺動自在に軸承され、後述す
るようにテープカセット9の装填・取出し動作に連動し
てソレノイド49により駆動される。又、プランジャ4
9aの先端の溝49cには降下時のストッパとして機能
する止め輪70が嵌合し、止め輪70の下面には衝撃吸
収用の弾性体(ゴム等よりなる)71が貼着されてい
る。
【0040】そのため、プランジャ49aが下動する
と、図9に示すように爪67,68は軸ブラケット66
a,66b間の軸66c,66dを中心に閉じるように
回動する。
【0041】又、プランジャ49aが上動すると図10
に示すように一対の爪67,68は把持部67a,68
aを開く方向に回動する。
【0042】上記構成とされたクランプ機構42は通
常、図11,図12に示すように待機位置に静止してい
る。
【0043】クランプ機構42のクランプアーム45及
び押圧ロッド46,47はホルダ5の底部下方に設けら
れ、テープカセット装填・取出し時に上動してホルダ5
内に進入する。そのため、各ホルダ5の底部には3個の
貫通孔5e〜5gが穿設され、回転ベース3にも上記貫
通孔5e〜5gと一致する位置に貫通孔3e〜3gが穿
設されている。従って、後述するようにクランプアーム
45及び押圧ロッド46,47は下方から回転ベース3
及びホルダ5の底部に挿入されてテープカセット装填・
取出し動作を行うことができるが、クランプアーム45
の先端に設けられた一対の爪67,68は回転ベース3
に衝突しないように閉じた状態(図8(B)参照)で貫
通孔3f,5fを通過する。
【0044】図13に示すように、上記第1〜第8のセ
ンサ35,36,38,39,61〜64及び記録再生
機7,8は制御回路73に接続されている。又、駆動機
構4のモータ24、昇降機構43のモータ53はモータ
ドライバ74,75を介して制御回路73に接続され、
クランプ機構42の各ソレノイド48〜50もソレノイ
ドドライバ76〜78を介して制御回路に接続されてい
る。
【0045】又、記録再生機7,8は装填されたテープ
カセット9を再生した信号をモニタ用のCRT79に出
力して表示する。
【0046】80は操作部で、例えばテンキー等の操作
キーが配設されており、キー操作により回転ベース3上
の複数のテープカセット9の中から所望とするテープカ
セット9を指定することができる。
【0047】81は表示部で、各テープカセット9の番
号及び記録内容を表示する。従って、操作者は表示部8
1の表示を見ながらテープカセット9を選択して操作部
80によりモニタしたいテープカセット9を指定する。
そして、モータ24,53及びソレノイド48〜50、
記録再生機7,8は制御回路73からの指令により後述
するように制御される。
【0048】ここで、上記構成になる記録媒体装填装置
1の動作とともに制御回路73が実行する処理につき説
明する。
【0049】制御回路73は再生開始前に図14に示す
フローチャートの処理を実行する。同図中、ステップS
1(以下ステップを省略する)で操作部80よりN番目
のテープカセット9を再生するように指定されると、S
2に移り駆動機構4のモータ24が回転駆動される。そ
のため、駆動プーリ14がモータ24の回転駆動力を回
転ベース3に伝達し、回転ベース3はローラ131 〜1
4 に支持されながら回転する。
【0050】次のS3では回転ベース3の回転ととも
に、第1,第2のセンサ35,36から出力された信号
数をカウントしてN番目のテープカセット9N が記録再
生機7に対向する位置へ移動したかどうかをチェックす
る。S3において、第2のセンサ36からのパルスカウ
ンタがNになるとS4に移りモータ24を停止させて回
転ベース3を停止させる。
【0051】次のS5ではホルダ内検出用の第3のセン
サ39がホルダ5N 内のテープカセット9N を検出した
かどうかをチェックする。もし、ホルダ5N 内にテープ
カセット9N が無いときはS1の前に戻り、テープカセ
ット指定操作をやり直す。しかし、S5でホルダ5内に
テープカセット9N が収納されていれば、S6に移り、
昇降機構43のモータ53を起動する。
【0052】同時に、ソレノイド48,50を励磁して
押圧ロッド46,47を現在の位置に保持させる。
【0053】昇降機構43のモータ53が起動される
と、モータ53の回転駆動力がギヤ60,59を介して
送りねじ52に伝送されるため、昇降ベース44は図1
1,図12に示す待機位置より上昇する。昇降ベース4
4の上昇により被検出片44aが第6のセンサ62の検
出位置に到り、第6のセンサ62から検出信号が出力さ
れると(S7)、ソレノイド49を励磁してプランジャ
49aを上昇させる(S8)。これで、クランプアーム
45は図10に示すように一対の爪67,68が開いた
状態に回動変位する。
【0054】さらに、昇降ベース44が上昇することに
より押圧ロッド46,47がホルダ5内に進入してテー
プカセット9N の底部に当接する。テープカセット9N
はV字状に開いた一対の爪67と68との間に位置し且
つ、一対の押圧ロッド46,47により底部を押圧され
て上昇する。
【0055】そして、図15,図16に示すようにテー
プカセット9N はホルダ5より離間して記録再生機7の
カセット挿入口(図示せず)に挿入される。
【0056】記録再生機7内にはカセット挿入口に挿入
されたテープカセット9N を自動的に装着位置へ引き込
むテープカセットローディング機構(図示せず)が内蔵
されている。そのため、記録再生機7ではテープカセッ
ト9N がカセット挿入口に挿入されるだけで自動的に再
生可能状態となる。
【0057】そして、S9において第7のセンサ63が
昇降ベース44の被検出片44aを検出すると、テープ
カセット9が記録再生機7に挿入されたことが確認され
S10に移り昇降用のモータ53を反転駆動して昇降ベ
ース44を下降させる。これと同時にソレノイド49を
消磁させて一対の爪67,68を図9に示すように閉じ
た状態にする。
【0058】昇降ベース44が図11,図12に示す待
機位置へ降下すると、第5のセンサ61が昇降ベース4
4を検出し(S11)、昇降用のモータ53を停止させ
る。続いて、記録再生機7を再生モードにして装着され
たテープカセット9N に記録されている情報(録画、音
声)をモニタ用のCRT9に表示させる。
【0059】又、本実施例では2台の記録再生機7,8
を有するため、一方の記録再生機7で再生動作中に、次
に指定されたテープカセット9を他方の記録再生機8へ
装填するための動作が上記と同様に実行される。そのた
め、モニタ用のCRT79には休みなく情報が表示され
る。
【0060】これで、テープカセット9の装填動作が完
了する。
【0061】続いて、再生終了後のテープカセット取出
し動作につき説明する。
【0062】制御回路73は再生終了後図17に示すテ
ープカセット取出し処理を実行する。
【0063】図17中、S21で記録再生機7に装填さ
れたテープカセット9N の再生が終了、又は操作部80
で再生終了操作が行なわれると、S22に移り記録再生
機7において、テープカセット9N がイジェクト位置へ
戻されたかどうかをチェックする。
【0064】つまり、S22で記録再生機7よりイジェ
クト信号が出力されると、S23に移り昇降用モータ5
3を起動して昇降ベース44を待機位置(図11,図1
2参照)から上昇させる。同時にクランプ機構42の各
ソレノイド48〜50を消磁してクランプアーム45、
押圧ロッド46,47を降下させる。
【0065】次のS24では昇降ベース44が第6のセ
ンサ62による検出位置へ上昇したかどうかをチェック
し、第6のセンサ62から検出信号が出力されると、S
2に移りソレノイド49を励磁させる。これにより、ク
ランプアーム45のプランジャ49aが上動し図10に
示す如く、一対の爪67,68を開方向に回動させる。
【0066】さらに、昇降ベース44が上昇して図1
8,図19に示すように第7のセンサ63により検出さ
れる位置に到ると(S26)、昇降用のモータ53を停
止させる(S27)。
【0067】次のS28では第4のセンサ39が記録再
生機7のカセット挿入口からイジェクトされたテープカ
セット9N を検出していることを確認してS29に移り
ソレノイド49を消磁する。そのため、クランプアーム
45の先端に設けられた一対の爪67,68は図9に示
すように閉方向に回動し、記録再生機7のカセット挿入
口よりイジェクトされたテープカセット9をクランプす
る。その際、爪67の把持部67の端部に突出する鉤部
67cがテープカセット9N の凹部9aに嵌合し、テー
プカセット9N は爪67,68により係止される。
【0068】尚、このクランプ動作時は押圧ロッド4
6,47が上昇していないので、一対の爪67,68が
テープカセット9N をクランプしたとき、押圧ロッド4
6,47は当接しないが、引き込みの動作時にテープカ
セット9N がホルダ5内に引っ掛からないようにテープ
カセット9N の傾きを規制する働きを有する。
【0069】続いて、S30では昇降用のモータ53が
反転方向に駆動され昇降ベース44を降下させる。
【0070】昇降ベース44の降下とともに記録再生機
7のカセット挿入口にイジェクトされたテープカセット
N は、クランプアーム45の先端にクランプされなが
ら、ホルダ5内に降下する。
【0071】次のS31では第8のセンサ64が昇降ベ
ース44を検出したかどうかをチェックしており、昇降
ベース44が第8のセンサ64に検出されるとS32に
移りソレノイド49を励磁してプランジャ49aを上動
させる。そのため、クランプアーム45の一対の爪6
7,68は図10に示すように開方向に回動してテープ
カセット9N のクランプを解除する。
【0072】さらに昇降ベース44が降下するとテープ
カセット9N はホルダ5内に収納されて保持される。
【0073】そして、S33で昇降ベース44の被検出
片44bが第8のセンサ64を通過し終わると、第8の
センサ64からの検出信号がオフとなり、これによりS
34に移りソレノイド49を消磁する。従って、一対の
爪67,68は図9に示すように閉方向に回動する。
【0074】さらに、昇降ベース44が降下することに
より、クランプアーム45の爪67,68が回転ベース
3の下側へ降下し、次のS35で昇降ベース44が第5
のセンサ61に検出される待機位置へ降下したかどうか
をチェックする。
【0075】そして、S35で第5のセンサ61が昇降
ベース44を検出すると、S36に移り昇降モータ53
を停止させ、昇降ベース44を待機位置で静止させる。
【0076】このようにして、再生終了後記録再生機7
よりイジェクトされたテープカセット9N をクランプア
ーム45により取り出してホルダ5に戻すことができ
る。
【0077】尚、上記実施例ではビデオ用のテープカセ
ットを装填する装置として説明したが、これに限らず、
例えば円盤状の記録媒体、即ち光ディスク、磁気ディス
ク、光磁気ディスク等の記録媒体を装填する装置にも適
用できるのは勿論である。
【0078】又、上記実施例ではテープカセットが収納
されたホルダ5が環状の回転ベース3上に放射状に設置
されたが、これに限らず長方形状のベース上に複数のホ
ルダ5を直線状に配設し、ベースを直線移動させる構成
としても良いのは勿論である。
【0079】又、記録再生機は2台に限る必要は無く1
台又は2台以上の複数台を設けるようにしても良い。
【0080】又、上記実施例では2台の記録再生機7,
8が垂直方向に起立して設けられているが、記録再生機
7,8を水平状態に設置して回転ベース3を垂直な状態
で回転させる構成としても良いのは勿論である。
【0081】
【発明の効果】上述の如く、本発明になる記録媒体装填
装置は、記録媒体が収納された複数のホルダを支持する
移動ベースを駆動機構により移動させて指定された記録
媒体を記録再生機に対向する位置へ移動させ、装填機構
により記録媒体を記録再生機に装填できるので、装填機
構の動作が少なくなり、構成の簡略化を図れるとともに
部品点数の削減により製作が容易となり、省スペース化
を図ることもできる。又、移動ベースが独自に移動でき
るので、指定された記録媒体を短時間でサーチでき、装
填動作時間の短縮化を図ることもできる等の特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる記録媒体装填装置の一実施例の斜
視図である。
【図2】図1に示す装置の平面図である。
【図3】図1に示す装置の側面図である。
【図4】記録媒体装填・取出し機構の側断面図である。
【図5】駆動機構の縦断面図である。
【図6】駆動機構の側面図である。
【図7】クランプ機構の側面図である。
【図8】クランプアームの上部を拡大して示す図であ
る。
【図9】クランプアームがテープカセットをクランプし
た状態を拡大して示す縦断面図である。
【図10】クランプアームの爪が開いた状態を示す縦断
面図である。
【図11】待機位置にあるクランプ機構の側面図であ
る。
【図12】待機位置にあるクランプ機構の正面図であ
る。
【図13】各機器の構成を示すブロック図である。
【図14】制御回路が装填動作時に実行するフローチャ
ートである。
【図15】装填動作を示すクランプ機構の側面図であ
る。
【図16】装填動作を示すクランプ機構の正面図であ
る。
【図17】再生終了後の取出し動作時に実行する処理の
フローチャートである。
【図18】テープカセットを取出す際のクランプ機構の
側面図である。
【図19】テープカセットを取出す際のクランプ機構の
正面図である。
【符号の説明】
1 記録媒体装填装置 2 固定ベース 3 回転ベース 4 駆動機構 5 カセットホルダ 6 支持ベース 7,8 記録再生機 9 テープカセット 10,11 テープカセット装填・取出し機構 131 〜134 ローラ 14 駆動プーリ 24 回転ベース用モータ 25 カップリング 26 軸 31 押圧機構 35 第1のセンサ 36 第2のセンサ 38 第3のセンサ 39 第4のセンサ 42 クランプ機構 43 昇降機構 44 昇降ベース 45 クランプアーム 46,47 押圧ロッド 48〜50 ソレノイド 51 ガイドシャフト 52 送りねじ 53 昇降用モータ 61 第5のセンサ 62 第6のセンサ 63 第7のセンサ 64 第8のセンサ 67,68 爪 73 制御回路 79 CRT 80 操作部 81 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 ▲泰▼廣 東京都田無市谷戸町3丁目13番35号 オー トニクス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体が出し入れされる開口部を有し
    該記録媒体を収納するホルダと、 該複数のホルダを整列させた状態に支持する移動ベース
    と、 前記ホルダの開口部に記録媒体挿入口が対向するように
    設けられた記録再生機と、 指定された一の記録媒体が前記記録媒体挿入口と対向す
    る位置となるよう前記移動ベースを移動させる駆動機構
    と、 前記指定された記録媒体を前記ホルダの開口部より対向
    する前記記録媒体挿入口へ装填する装填機構と、 よりなることを特徴とする記録媒体装填装置。
JP4077031A 1992-03-31 1992-03-31 記録媒体装填装置 Pending JPH05282753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077031A JPH05282753A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 記録媒体装填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4077031A JPH05282753A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 記録媒体装填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05282753A true JPH05282753A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13622388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4077031A Pending JPH05282753A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 記録媒体装填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05282753A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60131672A (ja) * 1983-12-19 1985-07-13 Nec Corp 集合型光デイスク装置
JPS6047706B2 (ja) * 1980-06-16 1985-10-23 信越ポリマ−株式会社 コネクタ−の製造方法
JPH03181056A (ja) * 1989-12-08 1991-08-07 Canon Inc オートチェンジャ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6047706B2 (ja) * 1980-06-16 1985-10-23 信越ポリマ−株式会社 コネクタ−の製造方法
JPS60131672A (ja) * 1983-12-19 1985-07-13 Nec Corp 集合型光デイスク装置
JPH03181056A (ja) * 1989-12-08 1991-08-07 Canon Inc オートチェンジャ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5210728A (en) Elevation mechanism in disk player with disk changer functions including an adjustable drive nut which raises and lowers discs
US4965683A (en) Cassette loading device for recording and/or reproducing apparatus
JPH05282753A (ja) 記録媒体装填装置
JPH05282754A (ja) 記録媒体取出し装置
EP0784320B1 (en) Apparatus for reproducing recording medium
US6169712B1 (en) Reproducing apparatus for recorded medium
US7072570B2 (en) Disk recording and/or reproducing apparatus and control method thereof
JPH067498Y2 (ja) ディスクチェンジャ
JP3371452B2 (ja) カセット・オートチェンジャー
JP2521225Y2 (ja) 昇降機構
JPS5845657A (ja) 円盤状情報記録媒体の支持体の昇降制御回路
JPH10199206A (ja) 円盤状記録媒体の装填機構
JP2905371B2 (ja) 蓋開閉機構
JPH06150497A (ja) カセット・オートチェンジャー
JPH06150498A (ja) カセット・オートチェンジャー
KR0169235B1 (ko) 미니 디스크 구동장치 및 방법
JPH0487064A (ja) ディスクローディング装置
JPH02128357A (ja) ディスク自動交換装置
JPH06150496A (ja) カセット・オートチェンジャー
JP2002150643A (ja) 記録および/又は再生装置
JPH06150495A (ja) カセット・オートチェンジャー
EP1811518A1 (en) Optical disk device
JPH09237458A (ja) ディスクチェンジャー装置
JPH11203761A (ja) チェンジャ−型ディスク再生装置
JPH1139780A (ja) ディスク再生装置