JPH0528264U - 食 器 - Google Patents

食 器

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JPH0528264U
JPH0528264U JP6621991U JP6621991U JPH0528264U JP H0528264 U JPH0528264 U JP H0528264U JP 6621991 U JP6621991 U JP 6621991U JP 6621991 U JP6621991 U JP 6621991U JP H0528264 U JPH0528264 U JP H0528264U
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tableware
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JP6621991U
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Inventor
融 清水
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株式会社エーアイコーポレーシヨン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳幼児等の飲食時に、簡便に冷し、あるいは
温めることのできる食器を提供する。 【構成】 空隙4を介した2重底構造5、6の陶磁器製
食器1であって、端部開孔3を空隙4に連通させ、この
空隙4に冷・熱媒体7を充填可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、陶磁器製の食器に関するものである。さらに詳しくは、この考案 は、飲食事に、飲料や食品を簡便に冷すことや、温めることのできる乳幼児や、 老人あるいは病人用の食器として有用な新しい構造の陶磁器製食器に関するもの である。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来より、陶磁器、金属、プラスチック等からなる様々な形状の食器が数多く 知られており、その用途に応じて素材や形状についての多様な工夫がなされてき ている。 しかしながら、食器そのものに、たとえば熱い飲食品を簡便に冷すことや、あ るいは少し温める等の機能を安価なコストで具備することについてはほとんど考 慮されてきていないのが実情である。
【0003】 実際、乳幼児用の食器でも、飲食時に簡便に、かつ速やかに冷したり、温めた りすることは食器そのものの機能としては考慮されてこなかった。このような機 能は乳幼児用の食器だけでなく、老人あるいは病人用の食器としても望まれてい たが、実現されるには至っていなかった。 この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来の食器にはな い熱冷しや、加温機能を備え、しかも安価な製造が可能で、使用も簡便な食器を 提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、空隙を介した2重底構造の陶 磁器製食器であって、端部開孔を空隙に連通させ、この空隙に冷・熱媒体を充填 可能としてなることを特徴とする食器を提供する。
【0005】
【実施例】
以下、添付した図面に沿ってさらに詳しくこの考案の食器について説明する。 図1は、この考案の食器の一例を示した斜視図であり、図2は、そのA−A縦 断面図である。 この図1および図2に例示したように、たとえばこの考案の食器(1)は、窪 み部(2)を有する皿状容器の形状を有し、周縁端部に開孔(3)を持っている 。そしてこの食器は、図2からも明らかなように、空隙(4)を介した2重底( 5)(6)の構造を有し、空隙(4)に開孔(3)を連通させている。
【0006】 このような特徴のある2重底構造とすることにより、この考案の食器(1)の 場合には、開孔(3)から空隙(4)に冷媒(イ)や、加温媒体を注入、充填し 、窪み部(2)に盛り付けた食品等を冷やしたり、温めたりすることができる。 また、この考案の食器(1)においては、その素材を陶磁器製、すなわち、陶 器、磁器、あるいは人工セラミックス製とすることが重要な要件でもある。金属 やプラスチック製とする場合には食品の冷温調整としては効率的でなく、またコ スト高ともなる。しかも、使用時の食器としての自然さや、あたたかみも失われ てしまう。
【0007】 開孔(3)には、たとえば、陶磁器、コルク製等による栓を挿入することがで きる。また、使用時にこの開孔(3)を指で封止することもできる。 もちろん、食器(1)の大きさや、形状等が以上の例に限定されることはない 。また、冷媒、加温媒体にも、水、氷水、温水、その他適宜なものが使用される ことは言うまでもない。
【0008】 たとえば、より熱放散、あるいは熱伝達効率を大きなものとするために図3に 例示したように2重底(5)(6)のうちの内方底(5)の裏面に、円形突条( 8)を設けること等が適宜に考慮される。
【0009】
【考案の効果】 この考案の食器によって、簡便に、かつ、飲食時にただちに飲食品を冷やした り、あるいは温めたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の食器を例示した斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】この考案の別の例を示した断面図である。
【符号の説明】
1 食器 2 窪み部 3 開孔 4 空隙 5、6 2重底 7 冷媒 8 円形突条

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙を介した2重底構造の陶磁器製食器
    であって、端部開孔を空隙に連通させ、この空隙に冷・
    熱媒体を充填可能としてなることを特徴とする食器。
JP6621991U 1991-08-21 1991-08-21 食 器 Pending JPH0528264U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282570A (en) * 1975-03-22 1977-07-09 Bielefelder Haushaltsgeraete Receiving dish especially suitable to infant

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5282570A (en) * 1975-03-22 1977-07-09 Bielefelder Haushaltsgeraete Receiving dish especially suitable to infant

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