JPH0528105U - フイードホーンのホーンキヤツプ - Google Patents

フイードホーンのホーンキヤツプ

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Publication number
JPH0528105U
JPH0528105U JP7544191U JP7544191U JPH0528105U JP H0528105 U JPH0528105 U JP H0528105U JP 7544191 U JP7544191 U JP 7544191U JP 7544191 U JP7544191 U JP 7544191U JP H0528105 U JPH0528105 U JP H0528105U
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JP
Japan
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horn
cap
feed
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case
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Pending
Application number
JP7544191U
Other languages
English (en)
Inventor
信廣 大野
英明 岡田
Original Assignee
株式会社イナツクス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナツクス filed Critical 株式会社イナツクス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィードホーンにおけるホーンキャップを簡
単に組み立てて容易に密閉できるようにする。 【構成】 フィードホーンの先端部を機密状態にするホ
ーンキャップを、先端部に封止して圧入する合成樹脂製
のホーンキャップとし、先端部とホーンキャップ内壁と
の間でOリングを挟持したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衛星通信や衛星放送等で使用される反射型のアンテナに装着されるフ ィードホーンのホーンキャップの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から反射型のパラボラアンテナ等において、受信波の場合図5に示すよう に、反射鏡1を放物面に形成して、該放物面の焦点にはフィードホーン2が配設 されて、衛星からの電波は反射鏡1により反射してフィードホーン2に収束され 、コンバーター3のプローブに受信されて、周波数変換・増幅されて同軸ケーブ ル4よりチューナーに出力されるのである。
【0003】 前記フィードホーン2にホーンキャップ9を装着する構成は図6に示すように 、ケース6の先端部6aの周囲にネジ部6bを設け、ケース6先端面に凹溝6c を形成してOリング7を嵌合可能とし、また、ホーンキャップ9側部内壁にもネ ジ部9aを形成し、Oリング7を介在させてケース6にホーンキャップ9を螺装 する構成としていたのである。或いは、ホーンキャップ9とケース6の間にテフ ロンシート等を介在させて嵌合し、両者の境界部を接着剤にて封止していたので ある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようにケースにホーンキャップにて装着する場合、フィードホーンは屋 外に設置されるものであるから、水等が浸入しないように防水・密閉する必要が あるので、機密状態に密閉するためには螺装した後にシリコンシール剤を境界部 に塗布したり、蓋した後にエポキシ系の接着剤を塗布したして密封しなければな らず、どうしても手間がかかってしまい、組立効率が上がらなかったのである。 そこで本考案は簡単に組み立てて密閉できるフィードホーンを提供しようとする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題点を解消するために、フィードホーンの先端部を機密 状態に密閉するホーンキャップを、先端部に封止して圧入する合成樹脂製ホーン キャップとし、先端部とホーンキャップ内壁との間でOリングを挟持したもので ある。
【0006】
【作用】
ケース11の先端部11aにホーンキャップ10を押し込んで嵌合すると、O リング7がケース11の先端部11aとホーンキャップ10の間で密着されて封 止されるのである。
【0007】
【実施例】
本考案が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、 次に添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。図1はフィードホーンとコ ンバータ側面図、図2は同じく後面図、図3はホーンキャップ組立図、図4はO リング嵌合部の拡大断面図、図5はパラボラアンテナ側面図である。衛星放送や 衛星通信時使用されるパラボラアンテナの構成は前述した図5のとおりであり、 図1、図2において、フィードホーン2の後面にはコンバータ3が付設され、フ ィードホーン2に収束された電波はコンバータ3内のプローブに受信されて、周 波数変換され増幅されて出力端子3aから同軸ケーブルを介して屋内のチューナ ーへ信号が送られる。
【0008】 フィードホーン2先端部の構成は図3、図4に示すように、ケース11の先端 部11aはラッパ状に先端にいくに従って広がる構成とし、該先端部11aの前 面11bにはシール用のOリング7を嵌合するための凹溝11cが穿設され、該 凹溝11cの断面積はOリング7の断面積よりもやや大きくしている。そして、 先端部11a側面周囲にはホーンキャップ10を係止する突起11dが突出され ている。
【0009】 ホーンキャップ10は合成樹脂にて構成され、ケース11の先端部11aを覆 う大きさに構成され、内側の裏面に前記ケース11の凹溝11cに嵌合する位置 に小突起10aが突出され、側部10bの内面は前記突起11dと密着する構成 としている。
【0010】 このような構成において、ホーンキャップ10にてケース11を覆う場合、ケ ース11の先端部11aの凹溝11cにOリング7を嵌合しておき、ホーンキャ ップ10をケース11の先端部11aに被せると、小突起10aが凹溝11c内 に挿入され、Oリング7は凹溝11c内で圧縮されてホーンキャップ10、ケー ス11を密着することになるのである。そして、ホーンキャップ10の側部10 bの内面が突起11dと密着して係止され抜け難くなるのである。
【0011】
【考案の効果】
以上のように構成したので本考案は次のような効果が得られるのである。即ち 、ケースにホーンキャップを押し込むだけで機密状態に嵌合できるようになり、 フィードホーンの組立が簡単になり、容易に所定規格の密閉度に密閉することが できるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィードホーンとコンバータ側面図である。
【図2】同じく後面図である。
【図3】ホーンキャップ組立断面図である。
【図4】Oリング嵌合部の拡大断面図である。
【図5】パラボラアンテナ側面図である。
【図6】従来のフィードホーン組立断面図である。
【符号の説明】
2 フィードホーン 3 コンバータ 7 Oリング 10 ホーンキャップ 11 ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィードホーンの先端部を機密状態に密
    閉するホーンキャップを、先端部に封止して圧入する合
    成樹脂製ホーンキャップとし、先端部とホーンキャップ
    内壁との間でOリングを挟持したことを特徴とするフィ
    ードホーンのホーンキャップ。
JP7544191U 1991-09-19 1991-09-19 フイードホーンのホーンキヤツプ Pending JPH0528105U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363747A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置

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