JPH05281051A - 温度センサおよびその取付用ホルダ - Google Patents

温度センサおよびその取付用ホルダ

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JPH05281051A
JPH05281051A JP8112692A JP8112692A JPH05281051A JP H05281051 A JPH05281051 A JP H05281051A JP 8112692 A JP8112692 A JP 8112692A JP 8112692 A JP8112692 A JP 8112692A JP H05281051 A JPH05281051 A JP H05281051A
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JP
Japan
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temperature sensor
terminal electrodes
pair
mounting
insulating substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP8112692A
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English (en)
Inventor
Koji Tani
広次 谷
Tsutomu Yokoi
力 横井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付が容易で、かつ熱応答性に優れた温度セ
ンサおよびその取付構造を提供する。 【構成】 絶縁基板13上に形成される抵抗回路パター
ン14の各端部に1対の端子電極16および17を形成
し、これら端子電極16および17を、保護コート18
から露出した状態とする。このように露出された端子電
極16および17は、この温度センサ12を取付ける取
付用ホルダに備える導体に電気的に接触するようにされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば白金温度セ
ンサのように、抵抗体の抵抗値が温度によって変化する
性質を利用した温度センサおよびその取付用ホルダに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図4および図5には、この発明にとって
興味ある従来の温度センサ1および2がそれぞれ示され
ている。
【0003】これら温度センサ1および2は、互いに共
通する要素を備えている。これら共通する要素には、図
4および図5において、同様の参照符号が付されてい
る。
【0004】温度センサ1および2は、それぞれ、たと
えばアルミナからなる絶縁基板3を備え、その上には、
たとえば白金からなる抵抗回路パターン4が形成されて
いる。抵抗回路パターン4は、感温部を与えるもので、
通常、白金膜に複数の溝5を形成することによって、蛇
行状に延びるようにされる。抵抗回路パターン4の各端
部には、それぞれ、端子電極6および7が形成される。
これら端子電極6および7の各々には、リード線8およ
び9が溶接または半田付けにより取付けられる。これら
リード線8および9の取付部分は、リード線8および9
の取付強度を維持するため、ガラスまたは樹脂からなる
補強材10によって覆われる。
【0005】図4に示した温度センサ1では、さらに、
当該温度センサ1を他の部材に取付けるための取付部1
1を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような温度セ
ンサ1および2には、次のような問題があった。
【0007】(1) これら温度センサ1および2を使
用状態とするには、これらを取付ける機器等に備える端
子に、リード線8および9を溶接または半田付けなどに
より電気的に接続する作業が必要である。しかしなが
ら、この作業は、熱応答性を良好にするため、絶縁基板
3が薄くされたり、温度センサ1および2自身が小型に
されたりするほど、困難となる。それゆえに、量産性が
要求される工業の分野では、このような電気的接続ひい
ては取付作業の簡便化が望まれる。
【0008】(2) リード線8および9の取付部を固
着している補強材10は、使用する絶縁基板3の厚みに
もよるが、通常、0.3〜2.0mmの厚みを有してい
る。そのため、この補強材10の存在のために、熱容量
が大きくなり、温度センサ1および2の熱応答性に悪影
響を及ぼすことがある。
【0009】それゆえに、この発明の目的は、取付が容
易で、かつ熱応答性に優れた温度センサを提供しようと
することである。
【0010】この発明の他の目的は、上述したような温
度センサのための好ましい取付用ホルダを提供しようと
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、絶縁基板
と、絶縁基板上に形成される感温部を与える抵抗回路パ
ターンと、抵抗回路パターンの各端部に形成されかつ絶
縁基板の一方端部に位置される1対の端子電極とを備え
る、温度センサにまず向けられるものであって、上述し
た技術的課題を解決するため、前記1対の端子電極が、
少なくとも一部において露出していて、そのまま他の電
気的要素との接触部とされていることを特徴としてい
る。
【0012】この発明では、また、上述したような温度
センサのための取付用ホルダが提供される。この取付用
ホルダは、温度センサの一方端部を受け入れるホルダ本
体と、ホルダ本体に保持されかつ1対の端子電極の各々
に接触する1対の導体と、1対の導体の各々に電気的に
接続される1対の外部端子とを備えることを特徴として
いる。
【0013】
【作用】この発明に係る温度センサでは、リード線を備
えず、また、それゆえにリード線の取付部分を固着する
ための補強材も備えていない。したがって、補強材によ
る熱応答性の低下を防止できるとともに、他の電気的要
素にリード線を接続するための作業が不要となる。
【0014】また、この発明に係る取付用ホルダによれ
ば、上述したようなリード線を備えない温度センサの端
部をホルダ本体に挿入するだけで、温度センサに備える
端子電極が、ホルダ本体に保持された導体に電気的に接
続され、他の電気的要素との接続作業が簡便化される。
【0015】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、他の電
気的要素との接続および使用状態とするための取付作業
が容易であるとともに、熱応答性に優れた温度センサを
得ることができる。
【0016】また、この発明に係る取付用ホルダによれ
ば、上述したような温度センサの取付および電気的接続
を能率的に進めることができ、それゆえに、問題なく、
温度センサを小型化したり、絶縁基板を薄くしたりする
ことができる。この意味においても、温度センサの熱応
答性を高めることができる。
【0017】
【実施例】図1には、この発明の一実施例による温度セ
ンサ12が示されている。
【0018】温度センサ12は、たとえばアルミナから
なる絶縁基板13を備え、その上には、白金からなる抵
抗回路パターン14が形成されている。抵抗回路パター
ン14は、たとえば白金膜に複数の溝15を形成するこ
とによって、蛇行状に延びるようにされている。抵抗回
路パターン14の各端部には、端子電極16および17
が形成される。これら端子電極16および17は、絶縁
基板13の一方端部に位置される。
【0019】上述のように、抵抗回路パターン14なら
びに端子電極16および17が形成された絶縁基板13
上には、ハッチングで示した保護コート18が、たとえ
ば樹脂またはガラスから形成される。このとき、1対の
端子電極16および17は、それぞれの少なくとも一部
において保護コート18から露出するようにされる。こ
の温度センサ12において、端子電極16および17の
上述した露出部分が、そのまま他の電気的要素との接触
部とされる。すなわち、端子電極16および17にリー
ド線が取付けられたり、さらにリード線の取付部分を覆
うように補強材が形成されたりすることがない。
【0020】上述した温度センサ12は、図2および図
3に示すように取付用ホルダ19に取付けられる。取付
用ホルダ19は、温度センサ12の一方端部を受け入れ
るホルダ本体20を備える。ホルダ本体20は、好まし
くは、たとえばポリフェニレンサルファイドのような樹
脂から構成される。ホルダ本体20には、温度センサ1
2の1対の端子電極16および17(図2および図3に
おいて図示されない)の各々に接触する1対の導体が保
持される。これら導体のうち、一方の導体21が図3に
示されている。導体21は、好ましくは、ばね性を有す
る屈曲されたピンから構成される。これによって、温度
センサ12がホルダ本体20に挿入されるだけで、導体
20は、端子電極16および17の各々に、その弾性に
基づき確実に電気的に接触するとともに、温度センサ1
2がホルダ本体20に機械的に保持されることができ
る。また、不所望な熱伝導をできるだけ抑制するため、
導体20は対応の端子電極16または17に対してでき
るだけ小さい面積で接触することが好ましい。
【0021】導体21の各々には、たとえば半田付けま
たは溶接等により、外部端子22および23がそれぞれ
電気的に接続される。なお、図示の実施例では、導体2
1と外部端子22および23とが別々の部材から構成さ
れたが、これらは一体の部材で構成されてもよい。
【0022】図2および図3に示した温度センサ12の
取付状態において、ホルダ本体20内を接着剤などで封
止することにより、温度センサ12と取付用ホルダ19
とを互いに固着するようにしてもよい。
【0023】なお、上述した実施例では、温度センサ1
2に保護コート18が形成されたが、この発明は、保護
コートを備えない温度センサにも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による温度センサ12を示
す正面図である。
【図2】図1に示した温度センサ12を取付用ホルダ1
9に装着した状態の主要部を示す正面図である。
【図3】図2の線III−IIIに沿う断面図である。
【図4】従来の温度センサ1を示す正面図である。
【図5】従来の温度センサ2を示す正面図である。
【符号の説明】
12 温度センサ 13 絶縁基板 14 抵抗回路パターン 16,17 端子電極 18 保護コート 19 取付用ホルダ 20 ホルダ本体 21 導体 22,23 外部端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、前記絶縁基板上に形成され
    る感温部を与える抵抗回路パターンと、前記抵抗回路パ
    ターンの各端部に形成されかつ前記絶縁基板の一方端部
    に位置される1対の端子電極とを備える、温度センサに
    おいて、 前記1対の端子電極は、少なくとも一部において露出し
    ていて、そのまま他の電気的要素との接触部とされてい
    ることを特徴とする、温度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の温度センサの一方端部
    を受け入れるホルダ本体と、前記ホルダ本体に保持され
    かつ前記1対の端子電極の各々に接触する1対の導体
    と、前記1対の導体の各々に電気的に接続される1対の
    外部端子とを備える、温度センサ取付用ホルダ。
JP8112692A 1992-04-02 1992-04-02 温度センサおよびその取付用ホルダ Pending JPH05281051A (ja)

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Effective date: 20010403