JPH05280493A - 軸流ファン及びファンのオリフィス構造 - Google Patents

軸流ファン及びファンのオリフィス構造

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JPH05280493A
JPH05280493A JP5022202A JP2220293A JPH05280493A JP H05280493 A JPH05280493 A JP H05280493A JP 5022202 A JP5022202 A JP 5022202A JP 2220293 A JP2220293 A JP 2220293A JP H05280493 A JPH05280493 A JP H05280493A
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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
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    • F04D29/545Ducts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/384Blades characterised by form
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S416/05Variable camber or chord length

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低消費電力かつ低騒音の軸流ファンを提供す
る。 【構成】 ファン10は、複数個の同一ブレード14を
有し、各ブレード14は、その根本17で一方に強く掃
引されるとともに、その先端18で他方向に強く掃引さ
れる。ブレードのそり及びピッチは、ブレード根本から
先端に向かって減少する。従って、ブレードの根本部分
は、ファンの仕事の大半を行い、その先端領域では、空
気がファンを通過する際、その空気の回転は比較的小さ
く、ブレード負荷はより小さいものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に空気移動用のフ
ァンに係り、さらに詳細には、本発明は、改善された軸
流ファンに関する。そのファンとしては、シュラウドす
なわち覆いで囲まれているものとそうでないものがあ
る。シュラウド付ファンを含む本発明の実施例では、そ
のファンと共に使用される固定オリフィスもまた含んで
いる。
【0002】
【従来の技術】軸流ファンはわずかな例を示すだけで
も、ビル暖房、換気及び冷房システム、さらにはエンジ
ン冷却システムなど、広範囲の適用において空気移動を
起こさせるのに使用される。
【0003】ほとんどの適用において、ファンに入る空
気流は一定ではなく、乱流となっている。このため、フ
ァンブレードの前縁に不安定な空気流が生じたり、ブレ
ード表面に圧力変動が発生する。これらの圧力変動は、
ファンから発せられる騒音のもとになる。ブレードによ
って作られる騒音の音量レベルは、空気とファンとの間
の相対速度の関数である。その相対速度は、ファンの回
転中心からのブレード上の距離とファン回転速度の関数
である線形ブレード速度とともに増加する。ファンから
の放射騒音は、また、ブレード上の特定の位置でなされ
る仕事量、ブレードのピッチ及びそり、及びブレードの
固さの関数である局部ブレード負荷(すなわち、ブレー
ドによって覆われるファンの掃引円の全面積)とともに
増加する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、静かなファン
は効率的なファンでもあり、その入力電力は、所定量の
空気を移動させるために要する電力がより騒音の多いフ
ァンよりも少なくてよい。材料技術及び製造技術の進歩
により、プラスチックが広範囲の新しい用途に使用され
るようになった。最近のプラスチックは、強く、耐久性
があり、傷がつきにくく、軽量で、かつ他の材料との製
造コスト比較においても競争できるものになっている。
さらに、プラスチック材の成型が簡単になり、従来製造
が困難かつ不経済であった複雑な形状の部品の大量生産
をも可能となった。
【0005】本発明は、加熱、換気及び空調システムや
装置における空気移動を含む様々な用途で使用できる軸
流ファンである。その軸流ファンは、従来技術のファン
と較べて同じ量の空気を動かすのに必要な入力電力が少
なくて済み、放射される騒音レベルが小さい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるファン
は、複数個の同一ブレードを有する。各ブレードは、そ
の根本で一方に強く掃引されるとともに、その先端で他
方向に強く掃引される。このブレード掃引の組合せによ
って、ブレード先端で大量の掃引が得られる一方、その
根本での応力が小さくなる。ブレードの先端領域におけ
る大きな掃引により、その領域に小さな乱流騒音コーヒ
レンスがもたらされる。いかなる場合もブレード先端領
域の比較的小さな部分のみが、入口流乱流を受けるの
で、そのコーヒレンスは小さなものである。従って、入
口乱流によって発生される騒音は、拡散され、低減され
る。
【0007】ブレードのそり及びピッチは、ブレード根
本から先端に向かって減少する。従って、ブレードの根
本部分は、ファンの仕事の大半を行い、その先端領域で
は、空気がファンを通過する際、その空気の回転は比較
的小さく、ブレード負荷はより小さいものとなる。先端
領域は、普通、ファンの主要騒音源であるので、この構
造は、一層静かなファンを与えてくれる。
【0008】ブレードの全翼幅に沿って、ブレードの弦
線からのブレードそり曲線の偏差として表される最大の
そりは、ブレードの先端に一層近いところにあるのが良
い。この構造は、後縁の領域内に付加流量を与え、その
結果形状ドラッグ及び後縁騒音を低減する。
【0009】ファンは、シュラウド付であっても、なく
とも良い。シュラウドのない実施例は、ファンがダクト
すなわち固定オリフィスによって囲まれていない場合、
またはブレード先端とダクトすなわち固定オリフィスと
の間のクリアランスが正確に制御され、かつ先端漏洩を
低減するように小さく作られ得る場合の用途に適する。
シュラウド付の実施例は、ファン設備と関連した固定オ
リフィスが存在し、ファンとオリフィス間のクリアラン
スを比較的大きく取る必要がある用途に適している。
【0010】シュラウド付実施例では、そのファンシュ
ラウドは、楕円形の内部断面を有する入口部分を有す
る。最適な結果を得るために、固定オリフィスがファン
構造を充填するように構成される。本発明の固定オリフ
ィスは、ファンシュラウドの内径と同じ喉径を有すると
ともに、楕円形の内部断面を有する入口部分を有する。
そのオリフィスとシュラウドは、組み合わさって、ファ
ンに入る空気流の乱れを最小化するよう働く。
【0011】本発明に従って構成されたファン上のブレ
ードの数は、ファン効率、騒音及び全体性能に対して重
要な要素ではない。しかし、ブレード数が少なくなれば
なる程、ファンが所定の回転速度で所定の容量を発生す
るために要求されるピッチが大きくなる。ブレード数が
少ないと、また、所望のブレード強度を得るために、大
きな中間スキュー角及び大きなブレード弦長が必要とな
る(すなわち、ブレードによってカバーされるファンの
掃引の全面積)。
【0012】本発明のファン及びオリフィスは、適切な
プロセスによって適切な材料から作ることができる。し
かし、特に、ブレードがオーバラップしないとすれば、
適切な成型プロセスによって適切なプラスチックで作ら
れるときのみ適している。
【0013】
【作用】本発明にかかるファンは、複数個の同一ブレー
ドを有する。各ブレードは、その根本で一方に強く掃引
されるとともに、その先端で他方向に強く掃引される。
このブレード掃引の組合せによって、ブレード先端で大
量の掃引が得られる一方、その根本での応力が小さくな
る。ブレードの先端領域における大きな掃引により、そ
の領域に小さな乱流騒音コーヒレンスがもたらされる。
いかなる場合もブレード先端領域の比較的小さな部分の
みが、入口流乱流を受けるので、そのコーヒレンスは小
さなものである。従って、入口乱流によって発生される
騒音は、拡散され、低減される。
【0014】
【実施例】以下の記述において、「前方」「後方」「前
縁」及び「後縁」の用語は、本発明のファンブレードの
掃引及びある特徴を説明するために使用されている。フ
ァンが逆方向に回転した場合には、その用語は逆にな
る。例えば「前方掃引」は、新しい回転方向に関して
「後方掃引」になる。ブレード先端掃引のほとんどは、
回転方向に関する掃引方向に関係なく得られることは、
容易に理解される。ブレードとそれらの構造が対称的で
ないファンでは、放射騒音は、ブレード先端掃引がファ
ン回転方向にある(前方掃引)とき、その掃引が回転と
逆方向にある(後方掃引)ときよりも幾分小さい。本発
明のファンは、ブレードの先端部分が回転方向に関して
前方に掃引するとき幾分良好な性能を示す。
【0015】しかし、差は小さく、騒音、容量、及び効
率による先端領域を後方掃引させるファンの性能は、一
層優れている。
【0016】シュラウド付ファンの実施例では、掃引方
向に関係なく、ファンシュラウドの楕円部分が、入口空
気流に面するシュラウドの側部にある。
【0017】本発明の一実施例の正面及び側面立面図
が、それぞれ図1及び図2に示されている。ファン10
は、多数のブレード13が取り付けられているハブ11
を有する。ハブ11はその中心にボス12を持つ。動作
時に、ファン10はR方向に回転する。ファン10の全
てのブレードは、同一である。各ブレードは、その根本
部分において、ファンの回転方向に関して後方に掃引さ
れ、その先端部分において前方に掃引される。図1は、
14個のブレードを有するファン10を示している。ブ
レード数は、目的性能を達成するのに重要ではない。し
かし、各ブレードの構造を考慮すると、14は、ブレー
ドをオーバラップさせずに高剛性を与え、射出成型法を
用いてプラスチックでファンの製造を可能にするのに便
利な数である。
【0018】図3は、本発明のファンの幾つかの特徴を
表している。その図は、ファン10の部分正立面図で、
ハブ11及びブレード13を示している。ブレード13
は、根本17を有し、そこでそれらのブレードがハブに
適合させ、取り付けられる。また、ブレード13は、ブ
レードの外端である先端18を有する。ブレード13
は、また、前縁20及び後縁19を有する。線14は、
前縁20及び後縁19から周方向に等距離にある点の軌
跡であるブレード中間弦線である。ブレード13は翼幅
Sすなわちハブ11から先端18までの径方向距離を有
する。ブレード13は、根本部分15と先端部分16に
分割される。
【0019】ブレード13の根本部分15では、中間弦
線14が、掃引角Ahでハブを後方に掃引する。ブレー
ドの根本部分から先端部分への移行で、中間弦線14は
零掃引A0を有する。ブレード13の先端において、中
間弦線14は掃引角Atで前方掃引を持つ。中間弦スキ
ュー角Σは、中間弦線14と交差すると同じ点で根本1
7と交差するファン10の掃引した円の半径と、中間弦
線14と交差すると同じ点で先端18に交差する掃引し
た円の他の半径との間の角度である。ブレード離隔角Φ
は、ブレード上の所定点を通過するファン半径との間の
角度変位である。図1及び図2に示された14個のブレ
ードの付いたファンに対して、Φは360°/14すな
わち25.7°である。
【0020】図4はファン10のブレード13を表して
いるが、その図には、それぞれ、図5、図6及び図7に
示された円筒部を確定する円周線である線IIIA−I
IIA,IIIB−IIIB,IIIC−IIICが示
されている。
【0021】図5は、ブレード根本17(図3)すなわ
ち図4の線IIIA−IIIAで取られたブレード13
の円筒横断面を示している。その根本において、ブレー
ド13はピッチ角Γr及び弦Chrを有する。図6は、図
4の線IIIB−IIIBを介して取られたブレード1
3のその部分で、そのブレードはピッチ角Γm及び弦C
mを有する。図7は、ブレード先端18(図3)すな
わち図4の線IIIC−IIICで取られたブレード1
3の円筒横断面を示す。その先端で、ブレード13はピ
ッチ角Γt及び弦Chtを持つ。
【0022】図8は、ブレード13の代表的円筒横断面
を概略的に示している。その図には、ブレードそり曲線
Ca及び弦Chからのそり曲線Caの偏差量である、そ
り曲線Caの接線同志が交差して、そり角θを形成す
る。
【0023】図9及び図10は、それぞれ、本発明の他
の実施例の正立面図及び側面立面図である。その実施例
は、ファンがそれに固定されたシュラウドを有し、それ
とともに回転する点において、図1及び図2に示された
実施例とは異なる。また、空気流をファン内に導入する
ために、特別に構成されたオリフィスがシュラウド付フ
ァンと一緒に取り付けられている。図9及び図10は、
オリフィス付隔壁130の後方でかつそれと同軸に取り
付けられたファン110を示す。ファン110は、それ
がブレード113の先端を取り囲みかつそれらに固定さ
れていることを除いて、詳部にわたってファン10(図
1及び図2)と同一である。オリフィス付隔壁130
は、それを通過するオリフィス131を有している。
【0024】図3の方法において、図11は、ファン1
10の部分正面立面図であって、ブレード113及びボ
ス112を付けたハブ111の一部分を示している。ブ
レード113は根本117を有し、そこでブレードがハ
ブ、及びブレードの外端である先端118に適合させら
れかつ取り付けられている。ブレード113はまた前縁
120及び後縁119を有する。ブレード113は、根
本部分115及び先端部分116に分割され得る。根本
部分115及び先端部分116の制限は、それぞれ図3
に示された根本部分15及び先端部分16と同一であ
る。Rfはファン半径すなわちファン直径Dfの2分の1
である。
【0025】図12は、図11に示されたシュラウド1
25とオリフィス131の部分の横断面の拡大図であ
る。シュラウド125の主要部127は、一般に断面が
円筒状であり、その内面に沿ってブレード113に取り
付けられている。シュラウド125の入口部126は主
要部127から外方向に広がっている。入口部126の
横断面は、ファン110の回転軸に平行な主軸を有する
楕円の4分の1の断面である。
【0026】オリフィス131の入口部132は、オリ
フィス131の軸を並行、したがってファン110の回
転軸にも並行である主軸を有する楕円の4分の1部分で
ある横断面を有する。オリフィス131ののど部分13
3は、一般に円筒形であり、シュラウド125の主要部
127の内径と同じ内径を有する。シュラウド125と
オリフィス131間のクリアランスは、製造及び動作上
許される限り小さくすべきである。
【0027】シュラウド125の入口部126及びオリ
フィス131の入口部132の輪郭を形成する楕円の軸
間、及びこれらの軸及び他のパラメータ間には最適な関
係が存在する。以下の記述において、シュラウド125
の入口部分126の輪郭を形成する楕円の主軸及び副軸
は、それぞれAMS及びAmsで示される。同様に、オリフ
ィス131の入口部分132の輪郭の形成する楕円の主
軸及び副軸は、それぞれAMo及びAmoで示される。
【0028】シュラウド付ファン10とシュラウドのな
いファン110の両方の好適な実施例について、理論的
作業及び研究試験が行われた。
【0029】(a)中間弦線14の掃引は、ブレード1
3/113の根本17/117において20度の30度
の間で後向きあり、その後、根本17/117からブレ
ード翼幅8の100分の25乃至100分の50の点で
緩やかに零掃引に減少し、その後、先端18/118に
おいて40度乃至70度に緩やかに増加する。すなわ
ち、 Ar=20°乃至30° A0=(0.25乃至0.5)Sにおいて0° At=40°乃至70° (b)中間弦スキュー角Σは、ブレード離隔角Φの10
分の5乃至10分の6である。すなわち、 Σ=(0.5乃至0.6)Φ (c)ブレードピッチ角Γは、ブレード根本17/11
7からブレード先端18/118に向かって減少させる
べきである。すなわち、 Γr>Γm>Γt (d)ブレード弦長Chは、ブレード根本17/117
からブレード先端18/118に向かって増加させるべ
きである。すなわち Chr>Chm>Cht (e)ブレードそり曲線角Caは、ブレード根本17/
117からブレード先端18/118に向かって減少さ
せるべきである。すなわち、 θr>θt (f)ブレードそり曲線角Caのブレード弦Chからの
偏差dは、ブレード前縁20/120からブレード弦C
hの長さの100分の35乃至100分の45にある点
で最大となるべきである。
【0030】同様に、関連オリフィス131を備えたフ
ァン110であるシュラウド付実施例について、理論的
及び実際的仕事がなされた。
【0031】(a)楕円の主軸、すなわちシュラウド1
27の入口部126の輪郭を形成する4分の1部は、フ
ァン直径Dfの1000分の15乃至1000分の50
にある主軸、その主軸の10分の5乃至10分の8にあ
る副軸を持つべきである。すなわち、 AMS=(0.015乃至0.05)Dfms=(0.5乃至0.8)AMS (b)楕円の主軸、すなわちオリフィス131の入口部
132の輪郭を形成する4分の1部は、関連ファン11
0の直径Dfの100分の5乃至100分の10である
主軸、及びその主軸の10分の5乃至10分の8である
副軸を有する。すなわち、 AMO=(0.05乃至0.1)Dfmo=(0.5乃至0.8)AMO 上述の構造を有するプロトタイプのファンが製作され、
試験された。そのプロトタイプは、現在広範囲の用途で
使用されている従来技術のファンと比較して、放射騒音
が8dBA低減し、必要なファン入力電力が25パーセ
ント低減した。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
低消費電力かつ低騒音の軸流ファンが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファンの一実施例の正面図である。
【図2】本発明のファンの一実施例の側面図である。
【図3】本発明のファンの一実施例のハブの一部分及び
1個のブレードを示している部分切欠き正立面図であ
る。
【図4】本発明のファンの一実施例のハブの一部分及び
1個のブレードを示している部分切欠き正立面図であ
る。しかし、図3のファンブレードとは異なる特徴を示
している図である。
【図5】本発明の一実施例のファンブレードの円筒断面
図であって、図4の線IIIA−IIIAで切り取られ
た図である。
【図6】本発明の一実施例のファンブレードの円筒断面
図であって、図4の線IIIB−IIIBで切り取られ
た図である。
【図7】本発明の一実施例のファンブレードの円筒断面
図であって、図4の線IIIC−IIICで切り取られ
た図である。
【図8】本発明のファンブレードの弦とそり曲線間の関
係を示す図である。
【図9】本発明の他の実施例のファン及びファンオリフ
ィスの正立面図である。
【図10】本発明の他の実施例のファン及びファンオリ
フィスの側立面図である。
【図11】図9及び図10に示された本発明のファンの
実施例のハブ及び1個のブレードの一部分の正立面図で
あって、部分的に切欠いた図である。
【図12】本発明の一実施例の回転シュラウド及び固定
オリフィスの断面部分立面図である。
【符号の説明】
10…ファン 14…ブレード 17…根本 18…先端 19…後縁 20…前縁

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央ハブ、及び上記ハブから伸びている
    複数個のブレードから構成される軸流ファンであって、
    上記ブレードのそれぞれが、 根本、 先端、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て第1の方向に掃引している根本部分、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て上記第1の方向と反対の第2の方向に掃引している先
    端部分、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変ピッチ
    (Γ)、 上記根本から上記先端に向かって増加する可変弦(C
    h)、及び、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変そり角
    (θ)、を有することを特徴とする軸流ファン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の軸流ファンにおいて、
    上記根本での上記ブレード中間線の掃引(Ah)が、2
    0度乃至30度(20°乃至30°)であり、上記先端
    での上記ブレード中間線の掃引(At)が、40度乃至
    70度(40°乃至70°)であり、上記ブレード中間
    線の零掃引点が、上記根本から上記ブレードの翼幅の1
    00分の25乃至100分の50倍(0.25乃至0.
    5倍)軸方向に配置されており、さらに上記ブレードの
    中間弦スキュー角(Σ)が、隣接するブレード間の角度
    間隔の10分の5乃至10分の6倍(0.5乃至0.6
    倍)であることを特徴とする軸流ファン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の軸流ファンにおいて、
    さらに前縁を備え、上記弦からの上記ブレードのそり曲
    線(Ca)の最大偏差が、上記前縁から上記弦長の10
    0分の30乃至100分の45倍(0.3乃至0.45
    倍)で生ずることを特徴とする軸流ファン。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の軸流ファンにおいて、
    さらに上記先端で上記ブレードを取り囲んでいる周囲シ
    ュラウドを備え、上記シュラウドが、入口部すなわち、
    上記ファンの回転軸を通過する面によって作られる全て
    の部における、楕円の4分の1部、及び円筒形主部を有
    し、上記楕円が上記ファン回転軸に平行な主軸を有する
    ことを特徴とする軸流ファン。
  5. 【請求項5】 中央ハブ、及び上記ハブから伸びている
    複数個のブレードから構成されるシュラウド付き軸流フ
    ァン、上記先端で上記ブレードを取り囲みかつそれに固
    定された周囲シュラウド、及び壁構造からなるオリフィ
    スから構成された軸流ファン及びファン入り口オリフィ
    ス構造であって、上記ブレードのそれぞれが、 根本、 先端、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て第1の方向に掃引している根本部分、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て上記第1の方向と反対の第2の方向に掃引している先
    端部分、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変ピッチ
    (Γ)、 上記根本から上記先端に向かって増加する可変弦(C
    h)、及び、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変そり角
    (θ)、を有し、上記シュラウドが、 上記ファンの回転軸を通過する面によって作られるすべ
    ての部において、4分の1の楕円である入口部を有し、
    上記楕円がファンの回転軸に平行な主軸を有し、上記壁
    構造が、 上記ファンと組合わされるとき、上記ファンの回転軸と
    一致する中心軸、 上記中心軸を通過する面によって作られるすべての部に
    おいて、4分の1の楕円である入り口部分、及び、 上記周囲シュラウドの上記円筒主要部と同一の内径を有
    する円筒喉部を有し、上記楕円が上記中心軸に平行な主
    軸を有していることを特徴とする軸流ファン及びファン
    入口オリフィス構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の軸流ファン及びファン
    入口オリフィス構造において、上記根本での上記ブレー
    ド中間線の掃引(Ah)が、20度乃至30度(20°
    乃至30°)であり、上記先端での上記ブレード中間線
    の掃引(At)が、40度乃至70度(40°乃至70
    °)であり、上記ブレード中間線の零掃引点が、上記根
    本から上記ブレードの翼幅の100分の25乃至100
    分の50倍(0.25乃至0.5倍)軸方向に配置され
    ており、さらに上記ブレードの中間弦スキュー角(Σ)
    が、隣接するブレード間の角度間隔の10分の5乃至1
    0分の6倍(0.5乃至0.6倍)であることを特徴と
    する軸流ファン及びファン入口オリフィス構造。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の軸流ファン及びファン
    入口オリフィス構造において、上記弦からの上記ブレー
    ドのそり曲線(Ca)の最大偏差が、上記前縁から上記
    弦長の100分の30乃至100分の45倍(0.3乃
    至0.45倍)で生ずることを特徴とする軸流ファン及
    びファン入口オリフィス構造。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の軸流ファン及びファン
    入口オリフィス構造において、ファン直径(Df)の1
    000分の15乃至1000分の50(0.015乃至
    0.05倍)にある主軸(AMf)、及び主軸(AMf)の
    10分の5乃至10分の8(0.5乃至0.8倍)にあ
    る副軸(Amf)を有する楕円の4分の1が、上記ファン
    シュラウドの上記入口の輪郭を形成し、 ファン直径(Df)の100分の5乃至100分の10
    (0.05乃至0.1倍)にある主軸(AMo)、及び主
    軸(AMo)の10分の5乃至10分の8(0.5乃至
    0.8)にある副軸(Amo)を有する楕円の4分の1
    が、上記オリフィス構造の上記入口部分の輪郭を形成し
    ていることを特徴とする軸流ファン及びファン入口オリ
    フィス構造。
  9. 【請求項9】 中央ハブ、及び上記ハブから伸びている
    複数個のブレードから構成される軸流ファンであって、
    上記ブレードのそれぞれが、 根本、 先端、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て第1の方向に掃引している根本部分、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て上記第1の方向と反対の第2の方向に掃引している先
    端部分、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変ピッチ
    (Γ)、 上記根本から上記先端に向かって増加する可変弦(C
    h)、及び、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変そり角
    (θ)、を有し、 上記根本での上記ブレード中間線の掃引(Ah)が、2
    0度乃至30度(20°乃至30°)であり、上記先端
    での上記ブレード中間線の掃引(At)が、40度乃至
    70度(40°乃至70°)であり、上記ブレード中間
    線の零掃引点が、上記根本から上記ブレードの翼幅の1
    00分の25乃至100分の50倍(0.25乃至0.
    5倍)軸方向に配置されており、さらに上記ブレードの
    中間弦スキュー角(Σ)が、隣接するブレード間の角度
    間隔の10分の5乃至10分の6倍(0.5乃至0.6
    倍)であることを特徴とする軸流ファン。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の軸流ファンにおい
    て、さらに前縁を備え、上記弦からの上記ブレードのそ
    り曲線(Ca)の最大偏差が、上記前縁から上記弦長の
    100分の30乃至100分の45倍(0.3乃至0.
    45倍)で生ずることを特徴とする軸流ファン。
  11. 【請求項11】 中央ハブ、及び上記ハブから伸びてい
    る複数個のブレードから構成されるシュラウド付き軸流
    ファン、上記先端で上記ブレードを取り囲みかつそれに
    固定された周囲シュラウド、及び壁構造からなるオリフ
    ィスから構成された軸流ファン及びファン入り口オリフ
    ィス構造であって、上記ブレードのそれぞれが、 根本、 先端、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て第1の方向に掃引している根本部分、 上記ブレードの中間線が、上記ファンの回転方向に関し
    て上記第1の方向と反対の第2の方向に掃引している先
    端部分、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変ピッチ
    (Γ)、 上記根本から上記先端に向かって増加する可変弦(C
    h)、及び、 上記根本から上記先端に向かって減少する可変そり角
    (θ)、を有し、 上記根本での上記ブレード中間線の掃引(Ah)が、2
    0度乃至30度(20°乃至30°)であり、上記先端
    での上記ブレード中間線の掃引(At)が、40度乃至
    70度(40°乃至70°)であり、上記ブレード中間
    線の零掃引点が、上記根本から上記ブレードの翼幅の1
    00分の25乃至100分の50倍(0.25乃至0.
    5倍)軸方向に配置されており、さらに上記ブレードの
    中間弦スキュー角(Σ)が、隣接するブレード間の角度
    間隔の10分の5乃至10分の6倍(0.5乃至0.6
    倍)であり、上記シュラウドが、 上記ファンの回転軸を通過する面によって作られるすべ
    ての部において、4分の1の楕円である入口部を有し、
    上記楕円がファンの回転軸に平行な主軸を有し、上記壁
    構造が、 上記ファンと組合わされるとき、上記ファンの回転軸と
    一致する中心軸、 上記中心軸を通過する面によって作られるすべての部に
    おいて、4分の1の楕円である入り口部分、及び、 上記周囲シュラウドの上記円筒主要部と同一の内径を有
    する円筒喉部を有し、上記楕円が上記中心軸軸に平行な
    主軸を有していることを特徴とする軸流ファン及びファ
    ン入口オリフィス構造。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の軸流ファン及びフ
    ァン入口オリフィス構造において、さらに前縁を備え、
    上記弦からの上記ブレードのそり曲線(Ca)の最大偏
    差が、上記前縁から上記弦長の100分の30乃至10
    0分の45倍(0.3乃至0.45倍)で生ずることを
    特徴とする軸流ファン及びファン入口オリフィス構造。
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