JPS6165097A - 軸流フアン - Google Patents

軸流フアン

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JPS6165097A
JPS6165097A JP59186913A JP18691384A JPS6165097A JP S6165097 A JPS6165097 A JP S6165097A JP 59186913 A JP59186913 A JP 59186913A JP 18691384 A JP18691384 A JP 18691384A JP S6165097 A JPS6165097 A JP S6165097A
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radius
point
plane
chord line
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Katsuhisa Otsuta
勝久 大蔦
Kurao Nakajima
中島 倉男
Yoshimi Iwamura
岩村 義己
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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    • F04D29/32Rotors specially for elastic fluids for axial flow pumps
    • F04D29/38Blades
    • F04D29/384Blades characterised by form

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、換気扇やエアコンなどに用いられる軸流ファ
ンに係り、特に、その空力騒音を極限まで低くする事を
可能にした細流ファンを提供するものである。
軸流ファンは、空調機や換気扇などに幅広く使われでお
り、そのファンから発生するj音をできる限り低くする
事は1社会的に非常に重大である。
しかしながら、ファンから発生する騒音を極力低くシ、
かつ、ファンの空力性能を落さないような低騒音ファン
の設計手法は確立されておらず1個々の製品に対応した
その場限シの試行錯誤的な設計手法がとられて来た。
そハらの従来技術の中で、fj公昭50−39241号
に見られるような羽根車の前面形状を回転方向に張り出
したような形状にするなどの手法が多く用いらhてい几
。第1図は、その特許による羽根車の前面形状を示すも
ので、(1)は羽根車の羽根。
12)は羽根(1)をとりつけるボス、  (1a)は
羽根(1)の先端部、  (Rt)は羽根車の外径半径
、  (Re)は羽根先端位置(1a)の半径である。
従来のこの形態の羽根車の場合、外周部の位置の決め方
、及び、前縁部の決め方に関し、明確な判断基準はなく
、単に前面形状の特異性のみから形状を規定する等の方
法がとらh、ていた。第1図において1羽根先端部(1
a)は半径比Re/R1;:=0.88の所にあり1羽
根車の外周部近(RJ/Rt#1.0の所にない事忙よ
り、最も仕事量の大きい羽根外周部の面積を実質上減ら
す事になり、空力性能の低下を招き騒音が増大する。軸
流ファンにおける羽根先端部は、空力的に見て非常に重
要であり、その形状が回軸方向に対して大きなR形状を
持つという事は、流れに対して大きな抵抗になシ1羽根
前縁先端部での前縁剥離の誘引となり。
羽根面から発生する騒音を増加させる事になる。
又、従来の羽根車では羽根に対する流れを単なる2次元
流れと考え、形状を決めているため開放点における騒音
特性の改善はできるKしても、実際のファンの使用形態
である静圧印加時における騒音特性を大巾に改善する事
はできない。
したがって、特公昭50−39241号のような形状の
ファンでは羽根形状に対する3次元的な扱いが全k〈な
されていないので、ファン構成をこのようにしても、騒
音特性を飛躍的に向上させ超低騒音の軸流ファンを構成
する事はできない。
そこで9本発明では従来の他流ファンの持つていた欠点
を改善すべくなすれたもので1羽根車の3次元的形状を
明確化する事により、現在まで存在し得なかった超低騒
音の軸流ファンを提供する事を目的とするものである。
本発明の一実施例を図にて説明する。第2図は3枚羽根
形状の本実施例による細流ファンの分解斜視図でベルマ
ウス部分は分解して示す。(1)は3次元形状を持つ羽
根、(2)は羽根fi+をとりつける几めのボス、(3
)け羽根車の回転軸、(4)は回転方向である。この羽
根は図から見てもわかるように9羽根形状が独特なもの
で、今までに存在しなかつ比形成である。
そハでは、具体的に本発明による軸流ファンを4Jlt
成する因子を示す。この羽根は、ファンを構成する諸因
子を明確化する事により1羽根の3次元形状を具体的に
定義する事ができるようにしたもので、膨大なパラメー
タ試験の結果より得られた最適形状である。軸流ファン
の三次元形状を決めるための重要なパラメータとして本
発明では1羽根の翼弦線中点P−4の位置を規定してい
る。
′・、谷 第3図は9回転軸(3)と直交する平面に9羽根(11
を投影した時の投影図で、  (1’)は羽根(1)の
投影面上の羽根形状、(2)はボス、(3:は回転軸で
あシ。
回転軸(3)から半径Rの円筒面で1羽根(1)を切断
しあり、投影面における翼弦線中心点となる。投影面に
おけるPlの位置を明確化するために、半径R1)の円
筒面で2羽根(1)を切断した時の投影面におけるボス
部翼弦線中心点をp/、とじ1回転軸(3)の投影面に
おける位置Oとを結ぶ直線OF’をX軸。
0を原点とする座標系を投影面上に形成する。前記座標
系において直線OF’lとX軸とのなす角度をδθとし
、距離をRとすればp/、の位Tは、(R9δθ)とい
う極座標で表現できる。
この様にして、翼弦線中心点P1の位置を回転軸(3)
と直交する平面上で定義できたので1次に軸方向位置を
定義する、 第4図は、第3図における翼弦線中心点P/lのボス部
の点林鳶ら外周部での点P4までの半径方向の軌跡PQ
 P’i p+にっLへて、各半径点における翼弦線中
心点P1を回転軸(3)と、第3図におけるX軸との両
直線で定義これる平面Ox面に半径Rで一1転投影した
。n張線中心、4P1の半径方向分布及び2羽根(11
の同一位置での断面を示す。そこで、ボス(2)の外周
部における羽根fl)の翼弦線中心点Pbtf通り1回
転軸(3)と直交する平面Sc面を考える。fト意の半
径Rにおける翼弦線中心点をPlとする時、前記Sc平
面と、  P+点との距離をts。
PlPbとSc平面のなす角度をδ2とすわば、  L
m又は、 δ2を規定し、半径Rを決めてやれば1回転
軸方向の翼弦線中心d、 Plの位置も規定できる。
羽根車を構成するためには、前記翼弦線中心点P1を相
対的な原産とし、そこに、そりを持った羽根断面を形成
し2羽根面全体を滑らかな曲面にすればよい。
第5図は、翼弦線中心点P1を相対原点として羽根面を
形成した時1羽根+1+を半径Rの円筒面で切断し、そ
の断面を平面状に展開し比時の展開図を示す。羽根fl
)のそ9線(5)は、実施例では一円弧を用いているの
で、その円弧を形成する几めの中心角なθ2円弧を形成
する半径をRR,羽根の前縁を(1b)、後縁を(1c
)とする。羽根の取し付は位置は、翼弦線tb−tcと
回転軸(31と平行な直線(6)との角度をξとし、ξ
を半径方向に分布をも几せる事により決定する。
tは翼弦長で、第6図に示した羽根間の円周方向距離t
を用い1/2というパラメータで、半径方向の羽根の大
きさを限定する。このように5つのパラメータを独自の
値にすることKより、超低騒音の軸流ファンが得られる
事を次に示す。
ファンを低騒音化する場合、最も簡単な方法は回転数を
落してファンの気流音を下げる方法であ″る。しかし、
この方法をとると音は下がるが、ファンとしての基本的
な機能が大巾に低下する。すなわち、風量が低下し静圧
上昇758得らhなくなってしまう。そこで2羽根車の
フローパターンを自由渦(羽根のボス部から外周部まで
一様に仕事をさせる。この場合は、流線の半径方向分布
は、入口から出口までほぼ一定である)から1周速の犬
きな羽根外周部で大きな仕事をさせる強制渦形式のフロ
ーパターンにして、風量、静圧を落すず忙フ了ンの回転
数を下げ騒音を下げようとしてい念。
しかし1羽根面に流入する空気は、外敵から強制力を与
えない限り、自らのフローパターンが渦のないポテンシ
ャル流となっている。したがって羽根車の翼間流れを強
制渦形式にしても1羽根に流入する前の流れは、自由渦
的(流れの軸流大速度は1羽根車の各半径位置において
一定)に流れているので1強制渦で設計した羽根車にと
っては羽根車のボス近くでは第7図に示すように相対的
流入角εが犬きくなる。羽根(1)K対する無衝突流入
角はγであるから、ε〉rの傾向が強いので。
羽根車(萱)に流入する流れ(7)は9羽根の圧力面(
5b)で前縁剥離を起し、剥離域(81が増大する事に
より羽根から発生する広帯域騒音が増大する、この傾向
は、に量が多い開放点近くで特に顕著になる。
すなわち、風量が増力口する事により相対流入角εが増
々犬きくなり、剥離域(8)が増加するからである。
したがって、開放点近くでの騒音を下げようとして9羽
根の取り付は角ξを犬きぐして行くと。
静圧が印加された場合、逆に迎え角αが大きくなり過ぎ
て、負圧面(5a)からの剥離が生じ2羽根は失速する
、 そこで、開放点近くでの騒音も低くシ、静圧が印加され
た時の騒音も低くするためには1羽根の前縁形状を最適
化する必要がある。
本発明では、前記特性を得るために、翼弦線中心点の3
次元的分布状態を規定し1羽根車全体形状を決めるもの
である。
そこで本発明における基本羽根形状を決めるパラメータ
の値を次に示す。
δz=22.5□  (半径方向一定)t/z=1.0
5    (半径方向一定)基本羽根では、 δθの半
径方向分布を半径Rに対して線形にしているので、第3
図における翼弦線中心点P4における翼弦線中心涜軌跡
Pら−P1− p4の接線と半径Rとのなす角度P、;
はボス部から羽根先端に向うに従い、急激にその角度が
増大する。それに加えて、翼弦線中心点P1をδ2=2
2.5 になるように配置した事により9羽根前縁部で
の流れに対して2羽根の実質的そり線形状は(5C)の
ようにそり角θが小さくなつ定状態になる。即ち2羽根
前縁に流入する流れにとっては実質的な羽根上の流線形
状は2羽根が回転している事により、流体に対して遠心
力が働くので、半径方向に直交方向から流入する形態で
はなく、やや外周方向へ向いた第3図における(7)の
ような形態で流入するため、相対的に羽根前縁と少し羽
根面に入った所での流線位置が、軸方向に対して余シ変
化する事がない状態になる。このような流線形態になる
と1羽根に流入する流れ(7)が無衝突で流入する状態
、すなわち、ε具rという状態を達成する事ができ、圧
力面伊nでの剥離領域(8)は消滅し、騒音の発生が非
常に小さくなる・ δ2とδθとの但み合せは、基本形のものが最も良いが
、ファンを設計する上で、軸方向寸法の制限などKよっ
て、この値を変更して使わなければならない場合もある
。そこで、実験的に各々のパラメータを最適な値として
おき、他方の値を変えた羽根を数種類製作し実験した結
果、第8図、第9図のような結果が得られ之。第8図か
ら判るようにδ2の値は、12.5°〜32.5°の間
にあれば。
最小比騒音レベルKeの値は充分小さく、非常に低騒音
である。又、開放点の騒音レベルだけ見ると、δ2が大
きくなわばなる程騒音レベルは低下しているが、δZ:
)2.5°以上でのその低下度が飽和しており2強度面
から見てもδ2の最大値は32.5°である。 第9図
ではδθの値による比騒音レベルの変化と開放点での騒
音レベルの変化を示している。図からも判るようVζδ
θ〉40°の条件を満せば騒音レベルは非常に低下する
。実質的には、δθは大きい方が騒音は低下する傾向に
あるが1曲げ強度の点から見て最大50° 程度が限界
である。従ってδθ=40°〜50°の所に値が存在す
hば、騒音は充分低くする事ができる。
又、前縁形状を最適化するために前記のようにδθとδ
2に半径方向に分布を持たせ几ため、 羽根面が全体的
に吸込み側に傾斜する部分が多くなり、そのため2羽根
面上を円弧士の軌跡を描きながら通過して行く翼間流に
より、遠心力が羽根負圧面に大きく作用する。即ち、第
4図において遠心力(9)の負圧面個法線分力(9a)
が負圧面(5a)上に発達する速度境界層に対して大き
な圧縮力となり、境界層を非常に薄くできる。負圧面(
5a)倶11から発生する空力騒音は、境界層厚さに線
形で比例するため、境界層を薄くできるという事は。
発生騒音を低下させる事になる。それに7JOえて。
境界層に負圧面卸法線分力(9a)のような圧縮力が作
用するため、低風量域における羽根の迎え角増大による
。負圧面(5a)上の境界層剥離に対して1強い抑制作
用を生じ1羽根が失速し難くなり。
より広い動作領域を一得、る事ができる。
次に羽根の機能要素の1つであるそり角θ及び取りつけ
角ξの分布について述べる。そり角θは円弧翼形状の羽
根車の場合1羽根の翼素が行う仕事量を決定する重要な
量である。一般には、θが太きければ大きい程羽根は同
一回転時により多くの仕事をするが、θが大きくなると
騒音も増大する傾向にある。そこで、他のパラメータは
すべて基本形のものを使い、θの分布のさせ方を変えた
数種類の羽根について騒音を測定した結果第10図を得
た。すなわち。
R−Rt+ θ=(θを一θb)×□+θb t−Rb という分布式において、θb=32 として実験すると
、比騒音レベルは θt=20°〜30°の所で。
充分小さくなり非常に低騒音の羽根になる事がわかる。
なお図示していないが、θbの値を27°〜37°まで
変化させても、この傾向は変らなかつ几事を付記してお
く・ 羽根の取りつけ角ξの分布についても前記したように、
 δθとδ2を最適化し羽根前縁部でのフローバクーン
を自由渦形式に近いものにしているので、相対的流入角
εに関し羽根の取りつけ角ξも強い影響を与える2 そこで1羽根のとりつけ角ξの分布のさせ方をとして他
のパラメータをすべて基本形状として、  ・いくつか
の羽根に対して騒音を測定してみると。
第11図のような結果が得られた。図から判るように、
ξt=62°〜12°とすれば非常に低騒音のファンが
得られる事が明確である。
又9本発明では1節弦比t/l=1.05 としている
すなわち、同一仕事量に対して翼弦長tが長ければ長い
程そり角θを小さくできるので、騒音が低下するのは第
10図から見ても明らかである。
しかしながら、1枚の板からプレス等を用いて羽根を形
成するような場合、  t/z=t、o  が限界であ
り、プラスチック成形する場合でも低度な羽根の場合、
型の関係からこの値が限界となって来る。
他方、  1/2を大きくする事は前記したように騒音
を増大させる原因となる。したがって1/2の最大値と
しては騒音の悪化分が2ホン程度で済むt/l = 1
.1が限界値となる。
なお半径方向のt/lの分布については1羽根面前縁を
前記したように特殊形状とするため、半径方向にほぼ一
定とするのが良く、特に外周部でt/1を極端に大きく
する事は、騒音の増大を招く。
強度面から本発明による軸流羽根を見ると、基本的に翼
弦線中心点を円錐台面上に配列し斤構造であり、そり角
θの分布のし方を外周部で24.5°。
ボス部で32°としfc7’(め1羽根の全体形状は半
径方向に対してわん曲した曲面形状となり、従来の平面
形状の羽根に比べて非常に曲げ強度が増加している。そ
のため、従来品では3n厚以上の板を使わなければいけ
なかった羽根に対しても2 txm程度の板で羽根を構
成すれば良いので、材料コストが非常に低げらhる。又
2羽根厚みを薄くできる7tめ、77ンの重量軽減化す
る事ができ、このためモータの負荷を低減でき、より小
さな出力のモータで駆動する事が可能となり省エネルギ
化が図れる。
又1羽根負圧面の境界層を強く圧縮できる構造にし友た
め1羽根面上に生じる二次流れも抑制できるため、効率
の増加するなど利点も有する。
なお本実施例は羽根枚数3枚のものについて述べたが、
必須パラメータを前記のようにすれば羽根枚数によらず
同様の効果が出る事を付記しておく。
又、前記した羽根をよシ低騒音のファンとして使う場合
、ベルマウスとの組み合せが重要になって来る。そこで
、系統的にベルマウスとの組み合せ試験を行い、最小比
騒音レベルが非常に低くなる形状を構成しに0最小比騒
音レベルが低下するためには、ファンができるだけ失速
し難いベルマウス形状にしなければいけない。第12図
は1本発明に用いたベルマウスと羽根車の相対位置を示
す図で、α1はベルマウス本体で (10a)は回転軸
(3)と直交するベルマウスα1の吸込み平面、  (
10b)けベルマウスθQのR部分、  (ICJc)
(dベルマウスa(1のダクト部分、(7)は空気流で
ある。そこで、最小比騒音レベルを低くするタイプの基
本ベルマウス形状を示す。
BR=o、117DT ta=Q、066γD・r DB : 1.017DT Ax = D ここで、  DTは羽根車の直径 BRはベルマウス0
1のR部の大きさ、  tdけベルマウスa1のダクト
部長さ DBはベルマウスa1の内径、  Axけベル
マウスα1のダクト端と羽根(1)の外周部後縁との距
離である。
前記した軸流羽根+11は、吸込み側への突出し量が多
く2羽根(1)の外周部でより大きな仕事をし。
しかも、前縁部(1b)では自由渦的特徴を持っている
ので、この特徴を生かすベルマウス形状が必要である。
本発明によるベルマウスfllは、吸込み平面(10a
)を有しているため、吸込み流れはこの平面(10a)
に沿って羽根(11忙空気流(7)として流入する。し
たがって、ベルマウスaQの入口の所では自由に縮流す
る流りとなっているため1羽根(1)は非常に乱れの少
ない空気に仕事を京せる事になり。
羽根+11から発生する騒音は非常に小さくなる。その
上1羽根(1)の外周部後縁はダクト(10C)でおお
わhでいるため9羽根+I+の外周部でのもれが減少し
、外周部後縁近くまで有効に仕事をするため大きな静圧
上昇が得られ、その結果として最小比騒音レベルが大巾
に低下する。機器に組み込む場合寸法的な制約から基本
ベルマウス形状を変更しなければいけない事もあるので
、ベルマウス(10b)のRの大きさBR及び、ダクト
部長さZaを変化ζせて特性試験を行った。ただし、他
の形状はすべて基本形状とした。
第13図はベルマウスalのR部の大きさBRに対する
最小比騒音レベルの値を実験的にもとめたもので、BR
=0.07DT〜0.2DTであれば充分低騒音の軸流
ファンが得られる事が判る。
第14図はベルマウスa1のダクト部長さtdと最小比
騒音レベルとの関夾を実験的にもとめ比もので、  t
d=104I)r〜Q、ID’r であれば充分低騒音
のファンが得られる事が判る。特に、ダクト長tdに関
しては、Zaが大き過ぎると羽根(11の外周からの空
気流(7)の流れを阻害し、騒音を悪化させる傾向が強
い。ベルマウス(IQの内径DBK関しては9羽根車外
径DTに近ければ近い程す−ジングl難い傾向を持つが
、製作上の点から見て。
DB = 1.01 DTが限界である。しかし、DB
が大きくなると急激にサージングし易くなるので、最小
比騒音レベルの悪化分が3ホン程度であるDs=1.0
4DTが大きい方の限界となる。ダクト(10C)の終
端と1羽根filの外周部後縁との距離tXは基本的に
はAx=Oとすべきであるが、ボス部での後縁位置が、
外周部での位置より吹出し仰1に存在しているため、そ
の分AX ”: O,Q 4 DTだけ距離1−xをと
っても性能的には変化せず、低騒音のファンになる事を
付記しておく。
以上で述べた本発明によhば1羽根の必須ノ(ラメータ
であるδ2.δθ、θ、ξ 1./’tを最適化した軸
流羽根を用いベルマウス形状も最適化したので、大風量
、高静圧で、しかも最小比騒音レベルが非常に低い軸流
ファンを提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の軸流羽根の前面形状図、第2図は本発明
の一実施例による軸流ファンの分解斜視図、第3図は上
記−実施例におけるδθの定義を示す前面形状図、第4
図はδ2の定義を示す回転軸を含む平面に対する回転投
影図、第5図は羽根の翼断面を示す断面図、第6図は羽
根の相互位置を示す前面形状図、第7図は羽根に対する
流れの相対関係を示す羽根断面図、第8図はδ2の変化
に対する比騒音レベルと、開放点騒音レベルの値を示す
実験結果による特性図、第9図けδθの変化に対する比
騒音レベルと開放点騒音レベルの値を示す実験結果によ
る特性図、第10図はθtの変化に対する比騒音レベル
と開放点騒音レベルの値を示す実験結果による特性図、
第11図はξtの変化に対する比騒音レベルに日と開放
点騒音レベルの値を示す実験結乳による特性図、第12
図は羽根とベルマウスの関係を示す側面図、第13図は
ベルマウスのRの大きさと最小比騒音レベルの関係を示
す特性図、第14図はベルマウスのダクト部の長さtd
と最小比騒音レベルの関係を示す特性図である。 図中、(1)・・・羽根、  (1’)・・・前面投影
図における羽根、  (’1a)、=羽根先端、  (
Ia’)・、、前面投影図における羽根先端、(1b)
、・・羽根前縁、  (Ib’)・・・前面投影図にお
ける羽根前縁、  (1c)・・1羽根後縁。 (1C′)・・・前面投影図における羽根後縁、(2)
・・、ボス。 +31 、、・回転軸、+41.、、回転方向、(5)
−・・そシ線、  (5a)・・1羽根負圧面、  (
5b)、、、羽根圧力面、  (5a)−1,相対的そ
り線、(6)・・・回転軸平行線、(7)・・・羽根面
流入ベクトル、(81・・・圧力面佃剥離領域、(9)
・・・翼間流れによる遠心力、  (9a)−遠心力の
羽根負圧面法線分力、  (91)) 、、遠心力の羽
根負圧面平行分力、α116.ベルマウス、  (10
a)・・・ベルマウスノ吸込ミ平面。 (10b)・・・ベルマウスのRJ  (10c)・・
・ベルマウスのダクト部、  RT・・・ 羽根外周部
半径、  Re 、、。 羽根先端位置半径、  R1)・・・ボス部の半径、R
・・・半径、  Pl、、、翼弦線中心点 p(−・、
前面投影図における翼弦線中心点、pt、、、羽根外周
部の翼弦線中心点、Pし・、前面投影図における羽根外
周部の翼弦線中心点、Pb−9,ボス部外周の翼弦線中
心点。 PLlo、前面投影図におけるボス部外周の翼弦線中心
点、0.、、前面投影図におけるボスの原点、X、、。 X軸、 δθ01.半径Hにおける翼弦線中心点のX軸
に対する角度、Bc−0Pbを通9回転軸と直交する平
面、leo、半径Rの翼弦線中心点とSc平面との距離
、δ2・・・Sc平面と線分PbP1  のなす角度、
  t、−R弦長、θ11.そり角、ξ・・・羽根取り
付は角、RR・・・円弦羽根の基準半径、t・・0羽根
の周方向取り付はピッチ、DT、00羽根車の外径、D
B・・・ベルマウスの内径、BR,、、ベルマウスのR
部の大きさ、td・・・ベルマウスのダクト部長さ、 
 A!019羽根外周F後縁とダクト端との距離。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転軸を中心とする半径Rの円筒面で羽根車を切断した
    時の断面における翼弦線中心点P_1と、羽根のボス部
    を半径R_bの円筒面で切断した時の断面における翼弦
    線中心点P_bをとうり回転軸と直交する平面S_cと
    の距離をl_sとした時、空気流の吸込み方向を正方向
    とした座標系においてP_1点をS_c平面に対して常
    に正方向に位置させ、δ_z=tan^−^1(l_s
    /R−R_b)で表現できるδ_zの値をδ_z=12
    .5°〜32.5°とし、かつ、回転軸と直交する平面
    に羽根面を投影した時の投影面において、羽根のボス部
    を半径R_bの円筒面で切断した時の断面における翼弦
    線中心点Pとし、羽根車の回転軸を原点Oとして、前記
    O点とP_b点を結ぶ直線をX軸とした座標系で、羽根
    面を半径Rの円筒面で切断した時の翼弦線中心点をP_
    1′として直線P_1′−OとX軸のなす角度をδ_θ
    とした場合、δ_θの半径方向分布を δ_θ=(δ_θ_t−δ_θ_b)×[(R−R_b
    )/(R_t−R_b)]+δ_θ_b(R_t:羽根
    チップ半径、R_b:羽根ボス半径)で与え、δ_θ_
    t=46°〜50°、δ_θ_t=−5°〜5°とし、
    かつ、羽根面を半径Rの円筒面で切断し、その断面を2
    次元平面に展開して得られる展開図において、その翼断
    面におけるそり線の形状を円弧形状とし、その円弧を形
    成するための中心角をθとした場合、θの半径方向分布
    を θ=(θ_t−θ_b)×[(R−R_b)/(R_t
    −R_b)]+θ_bで与え、θ_t=20°〜30°
    、θ_b=27°〜37°、θ_t<θ_bとし、前記
    展開図において、羽根の翼弦線と、回転軸と平行で翼の
    前縁を通る直線とのなす角度をξとするとき、ξの半径
    方向分布をξ=(ξ_t−ξ_b)×[(R−R_b)
    /(R_t−R_b)]+ξ_bで与え、ξ_t=62
    °−72、ξ_b=53°〜63°、ξ_t<ξ_bと
    し、前記展開図において、羽根の翼弦長をlとし、羽根
    と羽根との同一半径点におけるピッチをtとしたとき、
    各半径点におけるt/lの比をl/l=1.1としかつ
    、回転軸と直交する平面を持ち、そこから、半径B_R
    の曲面で締られ直線部l_dを持ち、上記羽根外径D_
    Tに対して、内径D_Bを有する吸込みペルマウスにお
    いて、ファンの位置を上記羽根外周における後縁部と、
    ダクト終端部との距離をl_xとした時、各パラメータ
    の大きさを以下の値にした事を特徴とする軸流ファン。 B_R=0.07D_T−0.2D_T l_d=0.04〜0.1D_T D_B=1.01D_T〜1.04D_T l_x=0〜0.04D_T
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009264390A (ja) * 2009-07-10 2009-11-12 Yanmar Co Ltd 送風装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53115911A (en) * 1977-03-19 1978-10-09 Daikin Ind Ltd Axial-flow fan
JPS53116512A (en) * 1977-03-23 1978-10-12 Hitachi Ltd Axial flow impeller

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