JPH05280335A - 自動二輪車用エンジンの液体貯留タンク - Google Patents

自動二輪車用エンジンの液体貯留タンク

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JPH05280335A
JPH05280335A JP4122291A JP12229192A JPH05280335A JP H05280335 A JPH05280335 A JP H05280335A JP 4122291 A JP4122291 A JP 4122291A JP 12229192 A JP12229192 A JP 12229192A JP H05280335 A JPH05280335 A JP H05280335A
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JP
Japan
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engine
heat exchanger
storage tank
liquid storage
motorcycle
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JP4122291A
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Yukihisa Kawashima
幸久 川島
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン冷却用の循環液の収容量を増量しエ
ンジンのオーバーヒートを確実に防止すること。 【構成】 ヘッドパイプ10の後部から後方に延びるメ
インフレーム12の下方に搭載したエンジン6の前方に
熱交換器9を配設するとともに、その熱交換器9より下
方であって、且つ前輪の上方部を覆うフロントフェンダ
15後端付近から後方に延在する前後方向に長い液体貯
留タンク1を配設し、上記エンジン6と熱交換器9及び
液体貯留タンク1間を連結パイプ8a,8bで連結し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車用エンジ
ンの液体貯留タンクに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自動二
輪車で、レースを行うような種類のものでは、エンジン
の冷却性能を向上させるため、エンジンの冷却水、油滑
油等を熱交換器を用いて冷却しているが、自動二輪車の
場合では、熱交換器の大きさ、装着場所等に大きい制約
があり、自動車のように自由な大きさの熱交換器が選べ
ず、又、ファンで冷却風を当てるようにするファン取付
け場所もないので、走行風を熱交換器に当てて冷却する
ようにしている。このため走行風が期待できない停車中
や泥道等の低速度走行中の走行風が少ない場合には、エ
ンジンの温度が上昇し、オーバーヒートすることがあ
る。
【0003】この発明は、かかる点に鑑み、潤滑液の収
容量を増量し、オーバーヒートを確実に防ぐようにした
自動二輪車用エンジンの液体貯留タンクを得ることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドパイプ
の後部から後方に延びるメインフレームの下方に搭載し
たエンジンの前方に熱交換器を配設するとともに、その
熱交換器より下方であって、且つフロントフェンダ後端
付近から後方に延在する前後方向に長い液体貯留タンク
を配設し、上記エンジンと熱交換器及び液体貯留タンク
間を連結パイプで連結したことを特徴とする。
【0005】
【作用】エンジンの作動中、液体貯留タンクに貯留され
ている冷却用の循環液がエンジンに送られ、そこでエン
ジンの冷却により加温された循環液が熱交換器に供給さ
れて冷却された後再び液体貯留タンクに戻され、エンジ
ンの効果的な冷却が行われる。しかも液体貯留タンクの
容量分だけ冷却用の循環液が増量されるとともに、走行
風が液体貯留タンクに効率よく当り、冷却性能が向上さ
れる。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係わる自動二輪車の部分側面
図であり、ヘッドパイプ10には、その後部から燃料タ
ンク11の下部を通って後方に延びるメインフレーム1
2が設けられるともに、そのヘッドパイプ10の後部か
ら斜め下方に延びる1本のダウンチューブ5が設けられ
ている。このダウンチューブ5の下方部は車幅方向に間
隔を置いた2本のダウンチューブ7,7に分岐されてお
り(図2)、これらメインフレーム12,ダウンチュー
ブ5及びダウンチューブ7,7等で構成されるフレーム
空間内部にエンジン6が搭載されている。
【0007】ところで、上記エンジンの前方部には循環
液冷却用の熱交換器9が配設されるとともに、そのエン
ジンの下方部には前記2本のダウンチューブ7,7の間
に循環液を貯留する液体貯留タンク1がダウンチューブ
7に沿いかつ前輪の上方部を覆うフロントフェンダ15
後端付近から後方に延在するように配設されている。
【0008】上記液体貯留タンク1は、図2〜図4に示
すように、前部が上方に傾斜され後部が延長された前後
方向に長い筐形に形成され、下面が船底形2にされると
ともに、上面はエンジンクランクケース13の前側及び
下側形状に沿った形状としてあり、その前部上端がエン
ジンのエキゾーストポート14より下方に位置するよう
に、ダウンチューブ7にボルトナット等を用いて締着さ
れている。
【0009】上記液体貯留タンク1にはその前部上端の
左右に循環液を循環させる入口3及び出口4が設けられ
ており、その入口3が連結パイプ8aを介して前記熱交
換器9ら接続されている。またこの熱交換器9は連結パ
イプ8bを介してエンジン6の上部に接続され、さらに
このエンジン6が前記貯留タンク1の出口4に接続され
ている。
【0010】しかして、エンジンの作動中、液体貯留タ
ンク内の循環液が、エンジン6及び熱交換器9を順次循
環する。
【0011】そのため、本自動二輪車では熱交換器9の
容量を増やさないで、エンジン6の下部に取り付けた貯
留用タンク1の容量分だけ冷却用の循環液が増量でき、
この増量循環液によりエンジン6、熱交換器9、貯留用
タンク1の内部を冷却しながら循環させるから自動二輪
車が停車中や泥道の低速走行でもエンジン6の温度上昇
を防ぐことができる。しかも貯留用タンク1の設置には
場所をとらず、運転者の運転操作に邪魔にならない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はエンジン
の前方に配設された熱交換器の下方に液体貯留タンクを
フロントフェンダ後端付近から後方に延在するように配
設したので、循環液が増量されるとともに、走行風が上
記液体貯留タンクに効率よく当り、循環液の冷却が行わ
れ、エンジン等の温度上昇を少なくしてオーバーヒート
を防ぐことができる。しかも、自動二輪車の走行中は勿
論のこと泥道の低速走行でも、循環液が走行風や泥等を
受けてこの循環液を良好に放熱されることができる。
【0013】さらに、貯留用タンクは熱交換器の下方に
設けたので、場所をとることもなく邪魔になることもな
いばかりか、自動二輪車の重心をさげ、安定走行を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の側面図、
【図2】同上斜視図、
【図3】液体貯留タンクの平面図、
【図4】同側面図。
【符号の説明】 1 液体貯留タンク 2 船底形 5,7 ダウンチューブ 6 エンジン 9 熱交換器 10 ヘッドパイプ 11 燃料タンク 12 メインフレーム 15 フロントフェンダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドパイプの後部から後方に延びるメイ
    ンフレームの下方に搭載したエンジンの前方に熱交換器
    を配設するとともに、その熱交換器より下方であって、
    且つ前輪の上方部を覆うフロントフェンダ後端付近から
    後方に延在する前後方向に長い液体貯留タンクを配設
    し、上記エンジンと熱交換器及び液体貯留タンク間を連
    結パイプで連結したことを特徴とする、自動二輪車用エ
    ンジンの液体貯留タンク。
JP4122291A 1992-05-14 1992-05-14 自動二輪車用エンジンの液体冷却構造 Expired - Lifetime JP2505683B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4982435U (ja) * 1972-10-20 1974-07-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4982435U (ja) * 1972-10-20 1974-07-17

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JP2505683B2 (ja) 1996-06-12

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