JPH0527959U - 自動車用蓄電池の遮熱装置 - Google Patents

自動車用蓄電池の遮熱装置

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Publication number
JPH0527959U
JPH0527959U JP076539U JP7653991U JPH0527959U JP H0527959 U JPH0527959 U JP H0527959U JP 076539 U JP076539 U JP 076539U JP 7653991 U JP7653991 U JP 7653991U JP H0527959 U JPH0527959 U JP H0527959U
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JP
Japan
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storage battery
heat shield
pedestal
gap
shield device
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Pending
Application number
JP076539U
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English (en)
Inventor
憲二 中野
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Furukawa Battery Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Battery Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/12

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  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は自動車に搭載した蓄電池がエンジン
等の熱源により昇温し劣化を促進するのを防止せんとす
るために優れた遮熱特性を有し、しかも安価な遮熱装置
をえんとするものである。 【構成】 本考案は空気流通孔を設けた台座と、遮熱カ
バーと、通風筒とからなり該台座上に載置した蓄電池と
遮熱カバーとの間に間隙部を設け、上記通風筒から流入
せる低温外気を該間隙部に導入するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用蓄電池の遮熱装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来自動車用蓄電池はエンジン側からの放射,対流による伝熱を下部の如き構 造にて遮断して蓄電池の温度が上昇して劣化が促進するのを防止しているもので ある。
【0003】 (1)蓄電池の側面の一部又は全側面に沿ってプラスチックの衝立を設けたも の。なお、衝立の内側に遮熱効果を向上せしめるためにスポンジ体を貼着してい るものもある。
【0004】 (2)蓄電池の側面及び上面に遮熱板により形成した箱状体を設け、該箱状体 の一側面は車の前方に開口せしめ、該開口部から外気を取入れ空冷しているもの 。 (3)蓄電池のケースを二重構造として遮熱効果を兼用しているもの。
【0005】 而して上記の遮熱装置の内(2)の構造によるものが停止中も外気による空冷 が出来て最も遮熱効果に優れているが、この構造にするためには多大な費用を要 しコストが高くなると共に外気を取入れるための構造において、自動車の車体設 計上大きな制約をうけるため一部の自動車のみに採用されているにすぎない。 又(1)及び(3)の遮熱装置は(2)の構造に比して停止中の外気による空 冷がなされず遮熱効果が薄いものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はかかる現状に鑑み鋭意研究を行った結果、優れた遮熱効果を有ししか も安価な遮熱装置を開発したものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は空気流通孔を設けた蓄電池載置用の台座と、該蓄電池の外周に間隙部 を設けて囲撓した遮熱カバーと、該台座の下部に低温外気を上記間隙部に導入す る通風筒とを夫々具備したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案は通風筒を採用したものであり、蓄電池がその外周からの熱源により加 温されると、その下部から冷風が自動的に吹込まれ、該蓄電池を冷却するという ものである。
【0009】 即ち、通風筒内に導入された低温の外気が台座に設けた空気流通孔を経て蓄電 池と遮熱カバーとの間の間隙部を上昇することにより該間隙部に滞留せる温かい 空気を追い出し必然的に蓄電池の加温されるのを防止しうるというものである。
【0010】
【実施例】
図1に示す如く車体7に取付けられた空気流通孔2,2′を設けた金属製蓄電 池載置用台座1の上部に該流通孔を塞がないようにして自動車用蓄電池3を載置 する。又該蓄電池の外周に所望の間隙部4,4′を設けてプラスチック製の遮熱 カバー5を設けて外部と断熱する。又上記台座の下部に冷風を上記空気流通孔2 ,2′を経て間隙部4,4′に導入するための通風筒6を取付けて本考案蓄電池 用遮熱装置をえた。 通風筒6は図示する如く、下部で狭く、上部で広いラッパ状に形成した。尚、 図中8はタイヤである。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば蓄電池をエンジンにて加温されるのを遮熱カバーのみにて断熱 するものではなく、蓄電池の外周を外気の低温の空気にて空冷し該蓄電池の昇温 するのを防止せんとしたものである。従って優れた遮熱効果を有すると共に構造 が極めて簡単であるため安価に作製しうる等工業上有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案自動車用蓄電池の遮熱装置に蓄電池を設
置した状態の断面図。
【符号の説明】
1 台座 2,2′ 空気流通孔 3 蓄電池 4,4′ 間隙部 5 遮熱カバー 6 通風筒 7 車体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流通孔を設けた蓄電池載置用台座
    と、該蓄電池の外周に間隙部を設けて囲撓した遮熱カバ
    ーと、該台座の下部に低温外気を上記間隙部に導入する
    通風筒とを夫々具備したことを特徴とする自動車用蓄電
    池の遮熱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529859A (ja) * 2011-08-22 2014-11-13 フェデラル−モーグル パワートレイン インコーポレイテッドFederal−Mogul Powertrain, Inc. 柔軟なグリーンである不織バッテリカバーおよびその構築方法
CN112448087A (zh) * 2019-08-29 2021-03-05 比亚迪股份有限公司 隔热壳和移动体

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