JPH0527914U - 仮止めロツク機構 - Google Patents

仮止めロツク機構

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Publication number
JPH0527914U
JPH0527914U JP7534891U JP7534891U JPH0527914U JP H0527914 U JPH0527914 U JP H0527914U JP 7534891 U JP7534891 U JP 7534891U JP 7534891 U JP7534891 U JP 7534891U JP H0527914 U JPH0527914 U JP H0527914U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
spring
piece
side wall
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP7534891U
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English (en)
Inventor
浩 四宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】位置決めを必要とすることなく仮止めでき、ま
た作業性がよくコストダウンを図れるとともに、強度を
大きくできて安全性があり、さらに取付具の振動を吸収
できる仮止めロック機構を提供する。 【構成】相対向する一対の側壁5にばね用スリット6を
形成した被取付具1と、前記側壁5の前記ばね用スリッ
ト6から内方に出没する係止片10を先端に有して基端
部が前記側壁5に取付けられた傾斜ばね部9を有するば
ね2と、前記係止片10に隣接して前記側壁に突設され
た取付ねじ4と、前記側壁5に沿って移動することによ
り前記傾斜片9を押圧して前記傾斜片9を乗り越えた状
態で前記係止片10に係止する取付片13を両端部に有
するとともに前記取付片13が前記係止片10に係止し
た状態で前記取付ねじ4に係合する切欠部15を前記取
付片13に形成した取付具3とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、照明器具のオートリフターを器具本体に仮止めロックする場合な どに適用する仮止めロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図6および図7に示す。すなわち、図6は、被取付具の相対向する一 対の側壁70(一方のみ図示)に取付ねじ71を突設し、取付ねじ71に係止す る切欠72を取付具73の両端部の取付片74に横向きに形成し、ナット75で 締付け固定するものである。
【0003】 図7は、被取付具の側壁70および取付具73の取付片74にそれぞれ孔75 を形成しこれらにねじ76を通して締め付けるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図6は、取付具73の位置決めが必要であるとともにねじ締めのため作業性が 悪くコストアップになり、しかも強度が弱く切欠のため取付具か落下する危険性 があった。 図7は仮止めできないとともに、図6の場合と同様な欠点がある。
【0005】 したがって、この考案の目的は、位置決めを必要とすることなく仮止めでき、 また作業性がよくコストダウンを図れるとともに、強度を大きくできて安全性が あり、さらに取付具の振動を吸収できる仮止めロック機構を提供することである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案の仮止め用ロック機構は、相対向する一対の側壁にばね用スリットを 形成した被取付具と、前記側壁の前記ばね用スリットから内方に出没する係止片 を先端に有して基端部が前記側壁に取付けられた傾斜ばね部を有するばねと、前 記係止片に隣接して前記側壁に突設された取付ねじと、前記側壁に沿って移動す ることにより前記傾斜ばね部を押圧して前記傾斜ばね部を乗り越えた状態で前記 係止片に係止する取付片を両端部に有するとともに前記取付片が前記係止片に係 止した状態で前記取付ねじに係合する切欠部を前記取付片に形成した取付具とを 備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案の構成によれば、取付具の取付片を被取付具の一対の側壁に対面し、 側壁に沿って移動してばねの傾斜ばね部を押しながら傾斜ばね部を乗り越えて取 付片の切欠部を取付ねじに嵌合すると同時に、取付片が傾斜ばね部から離れ傾斜 ばね部が復帰して係止片に取付片が係止する。このように、切欠部が取付ねじに 嵌合すると取付片はそれ以上移動できなくなるとともに、ばねの傾斜ばね部が復 帰して係止片が取付片に係止するので反対方向への移動も阻止され、これにより 仮止めロック状態となる。したがって、従来の位置決めを必要とすることなく仮 止めでき、また取付片が傾斜ばね部を乗り越えることにより仮止めロックできる ので作業性が良好になりコストダウンを図れ、また係止片で取付片を係止するの で強度を大きくでき落下防止できて安全であるとともに、ばねの係止片で振動吸 収も可能となる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例を図1ないし図5により説明する。すなわち、この仮止め ロック機構は、被取付具1と、ばね2と、取付具3と、取付ねじ4とを有する。 被取付具1は、相対向する一対の側壁5にばね用スリット6を形成している。 実施例の被取付具1は器具本体であり、天井躯体(図示せず)より垂下した吊り ボルト16に取付けられる天部7と、天部7の両端部に上端部が連結された一対 の側壁5と、側壁5の下端部に取付けられた枠部17からなる。側壁5は図2に 示すように断面コ字形をなしその両端が相対向方向に向いている。
【0009】 ばね2は、側壁5のばね用スリット6から内方に出没する係止片10を先端に 有して基端部が側壁5に取付けられた傾斜ばね部9を有する。実施例のばね2は 板ばねを折曲したもので、一端部を少し折曲することにより傾斜ばね部9を形成 し、他端部を略90度以上に折曲して係止片10を形成し、ばね用スリット6を 貫通した係止片10の先端部8は側壁5に沿うように折曲して側壁5の内側に抜 けるのを防止している。ばね2の一側部はリベット21により側壁5に取付けら れている。
【0010】 取付ねじ4は、係止片10に隣接して側壁5に突設されている。実施例では頭 部11が側壁5の外側に位置するように側壁5に形成した孔に外側から取付ねじ 4を通して図4のように溶接(Pで表示)し、内側にナット12をねじ込んでい る。 取付具3は、側壁5に沿って移動することにより傾斜ばね部9を押圧して傾斜 ばね部9を乗り越えた状態で係止片10に係止する取付片13を両端部に有する とともに取付片13が係止片10に係止した状態で取付ねじ4に係合する切欠部 15を取付片13に形成している。実施例では取付具3は昇降装置である公知の オートリフター20を設けている。また切欠部15は両端部から取付片13にま たがって形成し、両端部側にナット通過部19を形成している。
【0011】 この実施例によれば、取付具3を枠部17を通して側壁5間に挿入し、取付具 3の取付片13を被取付具1の一対の側壁5に対面し、側壁5に沿って移動して ばね2の傾斜ばね部9を押しながら傾斜ばね部9を乗り越えて取付片13の切欠 部15を取付ねじ4に嵌合すると同時に、取付片13が傾斜ばね部9から離れ傾 斜ばね部9が復帰して係止片10に取付片13が係止する。このように、切欠部 15が取付ねじ4に嵌合すると取付片13はそれ以上移動できなくなるとともに 、ばね2の傾斜ばね部9が復帰して係止片10が取付片13に係止するので反対 方向への移動も阻止され、これにより仮止めロック状態となる。
【0012】 またこの状態で取付ねじ4を少し締めるとナット12が切欠部15のナット通 過部19から離れるので、たとえ傾斜ばね部9が押し込まれて取付片13が係止 片10の係止から離れてもナット12が取付具3の両端部の下面に係止するので 外れない。 なお、ナット12を締め付けて取付片13をより強固に固定してもよい。
【0013】 したがって、従来の位置決めを必要とすることなく仮止めでき、また取付片1 3が傾斜ばね部9を乗り越えることにより仮止めロックできるので作業性が良好 になりコストダウンを図れ、また係止片10で取付片13を係止するので強度を 大きくでき落下防止できて安全であるとともに、ばね2の係止片10で振動吸収 も可能となる。
【0014】
【考案の効果】
この考案の仮止めロック機構によれば、取付具の取付片を被取付具の一対の側 壁に対面し、側壁に沿って移動してばねの傾斜ばね部を押しながら傾斜ばね部を 乗り越えて取付片の切欠部を取付ねじに嵌合すると同時に、取付片が傾斜ばね部 から離れ傾斜ばね部が復帰して係止片に取付片が係止するようにしたため、切欠 部が取付ねじに嵌合することにより取付片はそれ以上移動できなくなるとともに 、ばねの傾斜ばね部が復帰して係止片が取付片に係止することにより反対方向へ の移動も阻止され、これにより仮止めロック状態となる。したがって、従来の位 置決めを必要とすることなく仮止めでき、また取付片が傾斜ばね部を乗り越える ことにより仮止めロックできるので作業性が良好になりコストダウンを図れ、ま た係止片で取付片を係止するので強度を大きくでき落下防止できて安全であると ともに、ばねの係止片で振動吸収も可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の側面図である。
【図2】その側壁の部分の拡大斜視図である。
【図3】取付具の部分斜視図である。
【図4】取付具の取付状態の部分断面図である。
【図5】その斜視図である。
【図6】従来例の部分斜視図である。
【図7】別の従来例の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 被取付具 2 ばね 3 取付具 4 取付ねじ 5 側壁 6 ばね用スリット 9 傾斜ばね部 10 係止片 13 取付片 15 切欠部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する一対の側壁にばね用スリット
    を形成した被取付具と、前記側壁の前記ばね用スリット
    から内方に出没する係止片を先端に有して基端部が前記
    側壁に取付けられた傾斜ばね部を有するばねと、前記係
    止片に隣接して前記側壁に突設された取付ねじと、前記
    側壁に沿って移動することにより前記傾斜ばね部を押圧
    して前記傾斜ばね部を乗り越えた状態で前記係止片に係
    止する取付片を両端部に有するとともに前記取付片が前
    記係止片に係止した状態で前記取付ねじに係合する切欠
    部を前記取付片に形成した取付具とを備えた仮止めロッ
    ク機構。
JP7534891U 1991-09-19 1991-09-19 仮止めロツク機構 Pending JPH0527914U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7534891U JPH0527914U (ja) 1991-09-19 1991-09-19 仮止めロツク機構

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JP7534891U JPH0527914U (ja) 1991-09-19 1991-09-19 仮止めロツク機構

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JPH0527914U true JPH0527914U (ja) 1993-04-09

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ID=13573656

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