JPH0527911A - デイスク装置のコマンド実行順序決定方法 - Google Patents

デイスク装置のコマンド実行順序決定方法

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JPH0527911A
JPH0527911A JP18008391A JP18008391A JPH0527911A JP H0527911 A JPH0527911 A JP H0527911A JP 18008391 A JP18008391 A JP 18008391A JP 18008391 A JP18008391 A JP 18008391A JP H0527911 A JPH0527911 A JP H0527911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command
waiting time
time
sector
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP18008391A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Matsumura
文彦 松村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0527911A publication Critical patent/JPH0527911A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド移動時間とディスクの回転待ち時間か
ら待ち時間を計算し、その待ち時間が最小であるコマン
ドを選んで順次実行するようにし、コマンドの処理時間
の合計を小さくする。 【構成】 ディスク装置のコマンド実行順序決定方法に
おいて、各コマンドの処理を開始する論理ブロックを物
理セクタに変換し、その開始セクタの存在するシリンダ
までのヘッド移動時間、およびヘッドが現在いるセクタ
から開始セクタまでの回転待ち時間を計算し、その2つ
の時間から待ち時間を計算し、待ち時間が最小であるコ
マンドを選び、その選んだコマンドを実行し、さらに、
コマンド実行後のヘッド位置を基準に再度、ヘッド移動
時間と回転待ち時間を計算し、待ち時間が最小であるコ
マンドを選んで実行し、順次コマンドの実行を繰り返
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの外部記
憶装置となるディスク装置のコマンド実行順序決定方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から複数のコマンドを同時に受付
け、キューバッファに保持しておくことのできるディス
ク装置において、コマンドの実行順序を受付順序と同じ
にせず並べかえて、コマンドの処理時間を短くする方法
がある。ディスク装置は、コマンド中で論理ブロックア
ドレスを指定されて、アクセスを行う。このブロックア
ドレスは、装置内部で物理的なシリンダアドレス、ヘッ
ドアドレス、セクタアドレスに変換される(図2参
照)。
【0003】以下従来のディスク装置のコマンド実行順
序決定方法について説明する。複数のコマンドを受付け
た時、コマンドの内容と開始セクタのあるシリンダアド
レスをキューバッファに保持する。またヘッドが現在い
る位置のシリンダアドレスを常に検出できるようにして
おく。
【0004】そして、たとえば5個のコマンドを受付
け、変換された開始セクタのシリンダは以下の表1の通
りとする。 5個のコマンドの処理時間を短くするため、ヘッド移
動時間の合計を最小にする。この場合、コマンドAから
実行しない。開始セクタのシリンダアドレスの最小値、
最大値のうち、現在のヘッドの位置に近い方のコマンド
を1番目に実行し、その後、現在のヘッドの位置にシリ
ンダアドレスの近いコマンドを順番に実行する。現在の
ヘッドの位置をシリンダアドレス200として上記5個
のコマンドの実行順序をこの方法で決定すると、以下の
表2のにようになる。
【0005】 表2 実行順序 コマンド 開始セクタのシリンダアドレス 1 B 100 2 A 300 3 C 400 4 E 800 5 D 1000 以下に上記の5個のコマンドを実行した時の待ち時間の
合計について計算をする。現在のヘッドの位置をシリン
ダアドレス200 、セクタアドレス0とし、1回転の時間
を25msec、25セクタ(セクタアドレス0〜24)とする。
それぞれのコマンドが処理を行うセクタ数は、1トラッ
ク分とする。そして、あるシリンダ数のヘッドの移動時
間は以下の表3の通りである。
【0006】なお、図3はこの従来方法をフローチャー
トに表したものである。 表3 シリンダ数 ヘッドの移動時間 100 12msec 200 16msec 300 20msec 400 24msec 500 28msec 600 32msec 700 36msec 800 38msec 900 40msec 従来方法でコマンドを実行したときの待ち時間の合計を
計算すると表4の通りとなる。
【0007】
【0008】このように従来方法での待ち時間の合計
は、 25+35+35+45+40=180msec 以上のような従来方法でもヘッド移動時間が小さくな
り、5個のコマンドの処理時間も小さくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方法では、ヘッド移動時間を小さくするだけである。
すなわち、あるコマンドの実行を開始してから、開始セ
クタにアクセスするまでの待ち時間は、ヘッド移動時間
と開始セクタまでの回転待ち時間の両方がある。上記方
法では開始セクタのあるシリンダへのヘッド移動時間を
小さくできるが、回転待ち時間を考慮していないので、
最大1回転分の回転待ちが発生する可能性がある。つま
りコマンドの実行順序を並べ変えても、コマンド処理時
間短縮の効果が発揮できない場合がある。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するため
に、ヘッド移動時間、およびヘッドが現在いるセクタか
ら開始セクタまでの回転待ち時間を計算し、その2つの
時間から待ち時間を計算して、その待ち時間が最小であ
るコマンドを選び実行を開始するようにしたディスク装
置のコマンド実行順序決定方法を提供することを目的と
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置の
コマンド実行順序決定方法は、複数のコマンドを多重に
受付け、キューバッファに保持しておくことのできるデ
ィスク装置のコマンド実行順序決定方法において、各コ
マンドの処理を開始する論理ブロックを物理セクタに変
換し、その開始セクタの存在するシリンダまでのヘッド
移動時間、およびヘッドが現在いるセクタから開始セク
タまでの回転待ち時間を計算し、その2つの時間から待
ち時間を計算し、待ち時間が最小であるコマンドを選
び、その選んだコマンドを実行し、さらに、コマンド実
行後のヘッド位置を基準に再度、ヘッド移動時間と回転
待ち時間を計算し、待ち時間が最小であるコマンドを選
んで実行し、順次コマンドの実行を繰り返す。
【0012】
【作用】従来方式ではヘッド移動時間のみを考慮してい
たので、移動を行った後、最大1回転の回転待ちが発生
する可能性があったが、上記方式では、ヘッドの移動時
間と開始セクタまでの回転待ちの両方を考慮しているの
で、回転待ちをなくし、さらに待ち時間を小さくするこ
とができる。結果的に受付けていた各コマンドの処理時
間の合計を小さくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の方法で上記従来例と同様5個
のコマンドを実行する場合の待ち時間の合計について計
算する。現在のヘッドの位置も従来例と同様ジリンダア
ドレス200、セクタアドレス0、1回転の時間を25ms
ec、25セクタ(セクタアドレス0〜24)とする。なお、
あるシリンダ数のヘッドの移動時間も上記の表3と同様
とする。
【0014】まず、ヘッドが現在いる位置のシリンダア
ドレスおよびセクタアドレスを常に検出できるように
し、あるコマンドの実行が終了したとき、次に実行すべ
きコマンドを以下のようにして決める。
【0015】現在ヘッドのいる位置を参照して、ヘッド
の移動予定時間と開始セクタまでの回転待ち時間を計算
し、この2つの時間より待ち時間を計算する。待ち時間
は、以下の通りである。 ・(開始セクタまでの回転待ち時間)≧(ヘッドの移動
時間)のとき、 待ち時間=開始セクタまでの回転待ち時間 ・(開始セクタまでの回転待ち時間)≦(ヘッドの移動
時間)のとき、 待ち時間=(開始セクタまでの回転待ち時間)+(1回
転の時間)×n ただしnは、 (開始セクタまでの回転待ち時間)+(1回転の時間)×(n−1) ≦ヘッドの移動時間≦ (開始セクタまでの回転待ち時間)+(1回転の時間)×n を満たす整数である。
【0016】あるコマンドの実行が終了したとき、残る
コマンドのうち、この待ち時間の最小のものを次に実行
する。図1は、このコマンド実行順序決定方法をフロー
チャートに表したものである。
【0017】以下、さらに具体的に本発明のコマンドを
実行する方法を表5を用いて順を追って説明する。
【0018】
【0019】以上のように本発明の方法による待ち時間
の合計は、 20+15+30+40+45=150msec 従来方法での待ち時間の合計は、前記のように180msec
であるから本発明の方法は30msec早くなる。
【0020】
【発明の効果】上記発明により明かなように、ヘッドの
移動時間だけでなく、開始セクタまでの回転待ち時間も
計算しているので、この2つの時間を重ねることによ
り、待ち時間を小さくすることができる。
【0021】結果的に複数のコマンドの処理時間の合計
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド実行順序決定方法を表したフ
ローチャートである。
【図2】コマンド中の論理ブロックアドレスを物理的な
シリンダアドレス、ヘッドアドレス、セクタアドレスに
変換することを表したフローチャートである。
【図3】従来のコマンド実行順序決定方法を表したフロ
ーチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数のコマンドを多重に受付け、キュー
    バッファに保持しておくことのできるディスク装置のコ
    マンド実行順序決定方法において、各コマンドの処理を
    開始する論理ブロックを物理セクタに変換し、その開始
    セクタの存在するシリンダまでのヘッド移動時間、およ
    びヘッドが現在いるセクタから開始セクタまでの回転待
    ち時間を計算し、その2つの時間から待ち時間を計算
    し、待ち時間が最小であるコマンドを選び、その選んだ
    コマンドを実行し、さらに、コマンド実行後のヘッド位
    置を基準に再度、ヘッド移動時間と回転待ち時間を計算
    し、待ち時間が最小であるコマンドを選んで実行し、順
    次コマンドの実行を繰り返すディスク装置のコマンド実
    行順序決定方法。
JP18008391A 1991-07-22 1991-07-22 デイスク装置のコマンド実行順序決定方法 Pending JPH0527911A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5944792A (en) * 1996-01-12 1999-08-31 Nec Corporation Data transfer device with computed start times for data blocks
US7370142B2 (en) 2004-03-01 2008-05-06 Hitachi, Ltd. Command control method in network storage system
JP2010537322A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 マイクロソフト コーポレーション 直接大容量記憶装置ファイルインデックス処理

Cited By (3)

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US7370142B2 (en) 2004-03-01 2008-05-06 Hitachi, Ltd. Command control method in network storage system
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