JPH0527887B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はプリントイメージフアイル作成方式に
関し、特に情報処理システムにおける用紙別配布
先別帳表出力を可能とし配布先別見出し出力時に
出力帳表の種類と量の把握ができ処理別配布先別
に必要部数のコトロールを可能にする為のプリン
トイメージフアイル作成方式に関する。

〔従来技術〕

従来のこの種のプリントイメージフアイル作成
方式は用紙別配布先別帳表出力を行う場合用紙別
配布先別にフアイルを設けそれに対し各々の処理
モジユールでそれぞれのフアイルに出力しその用
紙別配布先別単位に出力を行うという方式で配布
先の増減毎にプログラム修正の必要性が生じまた
フアイルの数が多くなり管理も複雑になるという
問題点も生じる。

またこの方式は出力帳表の種類と量の把握を裏
表紙出力時（帳表出力が終つた時点）に行うの
が、同一帳表で処理や配布先別に必要部数が異な
る場合は最大部数で出力をし必要なものを選択す
るという方式をとられている。しかし、このよう
な方式は、出力帳表の種類と量の把握のタイミン
グが遅れるし不必要な帳表までも出力してしまう
という無駄が生じる欠点を有している。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、従来のプリントイメージフア
イル作成方式の欠点を除去し、用紙別配布先別の
プリントイメージフアイルを管理する帳表管理レ
コードを作成することにより配布先別見出し出力
時に出力帳表の種類と量の把握を容易に行うこと
ができ、また必要部数を出力するプリントイメー
ジフアイル作成方式を提供することにある。

〔発明の構成〕

本発明によれば、複数のレコードを出力する複
数の処理モジユールを有するプリントイメージフ
アイル作成方式において、その各々が前記レコー
ドの内容種別を表わす第１キーを作成する第１キ
ー作成手段と、前記レコードの出力すべき群を表
わす第２キーを作成する第２キー作成手段と、同
種かつ同群に属する前記レコード全体の管理レコ
ードを作成する管理レコード作成手段と、前記管
理レコードに第３キーを付加する第３キー作成手
段とからなり、前記複数の処理モジユールから出
力された複数のレコードを収集し、前記第１キ
ー、前記第２キーおよび前記第３キーを用いて分
類して、フアイルを作成することを特徴とするプ
リントイメージフアイル作成方式が得られる。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して詳
細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す。第１図にお
いて、データフアイル１１は帳表作成の為の入力
となるフアイルで、いろいろの配布先コードを持
つたレコードが存在する。

帳表作成処理１２はデータフアイル１１を入力
とし帳表イメージの出力内容（以下出力内容と称
す）に帳表No.配布先コードを付加してプログラム
出力フアイルに出力する処理である。

プログラム出力フアイル１３は各々の帳表作成
処理１２で作成されるプログラム出力フアイル
で、多種多様の帳表があり、配布先もいろいろあ
るフアイルである。

帳表管理フアイル１４はプログラム出力フアイ
ルレコード１３の帳表No.配布先コードに該当する
レコードを持ち、用紙種別コピー部数の情報を持
つ。

帳表管理レコード追加処理１５はプログラム出
力フアイルレコードの帳表No.配布先コードに該当
する帳表管理フアイルより、プログラム出力フア
イルレコードに用紙種別を付加したレコード（以
下データレコードと称す）を出力し、まだプログ
ラム出力フアイルの帳表No.か配布先コードが変わ
る毎に帳表管理レコードを出力する。

プリントイメージマークフアイル１６は帳表管
理レコード追加処理１５により出力されたフアイ
ルであり、プログラム出力フアイル毎にレコード
順にデータレコード帳表管理レコードに順に並ん
でいる。

ソート処理１７はプリンタイメージワークフア
イル１６がプログラム出力フアイル毎にレコード
順にデータレコード帳表管理レコードの順に並ん
でいるものを用紙別配布先別レコードiD別帳表
別に並び変える為のものである。用紙別には用紙
種別、配布先別には配布先コード、レコードiD
別にはレコードiD、帳表別には帳票No.項目をそ
れぞれ使用する。レコードiDは帳表管理レコー
ドでは“！！！！！”を使用し、データレコード
では出力内容の最初から５桁を使用しそれには
“！！！！！”は、ないものとしデータレコード
より前に帳表管理レコードがくるようにしてい
る。

プリントイメージフアイル１８は用紙別配布先
別レコードiD別帳表別にソート後のプリントイ
メージワークフアイルである。

出力処理１９はプリントイメージフアイル１８
の出力を行う為の処理であり、用紙別配布先別帳
表出力を行う。また帳表管理レーコードにより配
布先別の見出し出力時に出力帳表の種類と量の把
握ができコピー部数のコントロールもそれぞれ複
数回出力を行うことで可能にしている。

出力処理１９により出力された用紙別配布先別
帳表はそれぞれ配布先別に見出しが付けられ、見
出しを見ればその配布先の出力帳表の種類と量の
把握を可能としている。

次に本発明の一実施例について第１図を参照し
つつ第２図および第３図にもとずいて説明する。

第２図は本実施例のフアイルレイアウトを示
し、第３図はプリントイメージフアイルの形式を
示す。第２図において、プログラム出力フアイル
レコード２１は各々の帳表作成処理で作成したフ
アイルレコードであり出力内容、帳表No.配布先コ
ードの情報を持つている。帳表No.配布先コードは
帳票管理レコード追加処理１５での帳表管理フア
イルのキーとなり、データレコードおよび帳表管
理レコードの作成の為に必要となる。またソート
処理１７での配布先別帳表別ソートを行う為にも
必要である。

帳表管理フアイルレーコード２２はプログラム
出力フアイルレコード２１の帳表No.配布先コード
により検索され用紙種別コピー、部数の情報を与
えるコピー部数は処理月日により異なり日次、月
次、期末の情報をもつている。

プリントイメージワークフアイル、プリントイ
メージフアイル２３は２４と帳表管理レコード２
５を有している。レコード２５はプログラム出力
フアイルレコード２１に帳表管理フアイルレコー
ド２１の用紙種別を付加化したレコードである。

プリントイメージワークフアイル・プリントイ
メージフアイルの帳表管理レコード２５はデータ
レコード２４の配布先別帳表No.別毎に作成されて
おり帳表の前頁数コピー部数をもつている、この
レコード２４により配付先別見出し出力時に出力
帳表の種類と量の把握ができ処理配布先別に必要
部数のコントロールを可能にしている。

第３図において、プリントイメージフアイルの
形式はプリントイメージが用紙別配布先別レコー
ドiD別帳表別に並んだフアイルである。

次に本実施例の動作を説明すると、始めに帳表
No.配布先コード毎に用紙種別、コピー部数を定め
帳表管理フアイルレコード２２を作成し帳表管理
フアイル１４に登録しておく。

次に、帳表を作成すべきデータフアイル１１を
準備し、各部の帳表作成処理１２にて実行しプロ
グラム出力フアイル１３を作成する。プログラム
出力フアイル１３は帳表作成処理１２で複数回実
行させたものでも１回実行させたものでも良い。

帳表作成処理１２で作成されたプログラム出力
フアイル１３より帳表管理フアイル１４を検索し
用紙種別の情報を得プリントイメージワークフア
イル１６にデータレコード２４として出力する。
また配布先コード帳票No.が変わる毎に帳表管理レ
コード２５を出力する。

ソート処理１７は作成したプリントイメージワ
ークフアイル１６を入力としてプリントイメージ
フアイル１８を作成する。このプリントイメージ
フアイルは第３図に示すように用紙別配布先別レ
コードiD別帳表No.別の形式のフアイルが得られ
る。

出力処理１９は作成されたプリントイメージフ
アイル１８から帳紙別配布先別帳表を出力する。
この時プリントイメージフアイル１８は帳表管理
レコード２５より用紙別配布先別見出し出力時出
力帳表の種類と量を出力することができ、かつコ
ピー部数のコントロールも複数回出力を可能とし
ている。

次に第４図は本発明の一実施例の要部を示す。
第４図において、この実施例においては第１図に
示す帳表作成処理１２と帳表管理レコード追加処
理１５とを示したもので帳票作成処理１２は構成
要素４１〜４８により構成され、帳表管理レコー
ド追加処理１５は構成要素５１〜５９により構成
されている。

データフアイル読み込み部４１はインターフエ
ース４２を介してデータフアイルを読み込みデー
タフアイル１１の終端になつたならば出力フアイ
ル読み込み部５１に制御を移す。帳表作成部４３
は各々の処理に合わせて帳表を作成する。

第１キー作成部４４はモジユールワーク４５で
もつている各種帳表No.を第１キーとし、第２キー
作成部４６はデータフアイル読み込み部４１で読
み込んたデータフアイルの配布先コードをもつて
第２キーとする。

出力フアイル出力部４７は帳表作成部４３で作
成した出力内容と第１キー作成部４４の第１キ
ー、第２キー作成部４６の第２キーを合わせてプ
ログラム出力フアイルレコードとしインターフエ
ースを介してプログラム出力フアイル１３に出力
する。出力した後データフアイル読み込み部４１
に制御を移し、データフアイル読み込み部４１か
ら出力フアイル読み込み部５１に制御が移る迄、
データフアイル読み込み部４１からインターフエ
ース４１の処理を繰り返す。

プログラム出力フアイル１３はプログラム出力
フアイルレコード２１のレコードイメージであ
る。

次に、帳表管理レーコード追加処理１５の出力
フアイル読み込み部５１はデータフアイル読み込
み部４１より制御を受けインターフエース４８を
介してプログラム出力フアイル１３を読み込む。

管理フアイル制御部５２は出力フアイル読み込
み部５１で読み込んだプログラム出力フアイルレ
コード２１の第１キー、第２キーの値が前回と変
わつた時点で管理フアイル検索部５３に行き第１
第２キーを管理フアイルのキーとしてインターフ
エース５４を介して帳表管理フアイル１４を検索
する。検索した後、処理の最初ならデータレコー
ド制御部５５へ処理の途中なら第３キー作成部５
６へ制御を移す。また第１キー第２キーの値が前
回と同一ならデータレコード制御部５５へ制御を
移す。帳表管理フアイル１４は帳表管理フアイル
レコード２２のレコードイメージである。

データレコード制御部５５は出力フアイル読み
込み部５１で読み込んだレコードに管理フアイル
検索部５３で検索して帳表管理レコード２５の内
容を付加しデータレコードイメージ２４を作成す
る。この時データレコード制御部５５は各レコー
ドの件数を把握し頁数をカウントしておく。

第３キー作成部５６はワーク内容
“！！！！！”をもつて作成する。

管理レコード作成部５７は管理フアイル検索部
５３で検索した帳表管理フアイルレコード２２の
内容とデータレコード制御部５５でカウントした
頁数と第３キー作成部５６の第３キーをもつて帳
表管理レコードイメージ２５を作成する。

プリントイメージフアイル出力部５８はデータ
レコード制御部５５で作成したデータレコード２
４、管理レコード制御部５７で作成した帳表管理
レコード２５をインターフエース５９を介してプ
リントイメージワークフアイル１６に出力する。
データレコード制御部５５のデータレコード２４
を出力した後出力フアイル読み込み部に制御を移
しプログラム出力フアイルの終端になる迄出力フ
アイル読み込み部５１からインターフエース５９
の処理を繰り返す。また管理レコード制御部５７
の帳表管理レコード２５を出力した後出力フアイ
ル読み込み部５１は出力フアイルの終端なら処理
を終了し、終端でなければデータレコード制御部
５５制御を移す。なお、このプリントイメージワ
ークフアイル１６は前述と同様にレコードイメー
ジ２３である。

このように本発明の一実施例は各々の帳表作成
プログラムで作成したプログラム出力フアイルに
帳表管理レコードを追加しソートすると配布先別
に帳表管理レコードプラスデータレコードの順に
なりこれにより用紙別配布先別帳表出力を可能と
し、配布先別見出し出力時に出力帳表の種類と量
の把握ができ処理別配布先別に必要部数のコトロ
ールを可能とする。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように帳表管理レコード
を作成することにより用紙別配布先別出力を可能
とし配布先別に出力帳表の種類と量の把握ができ
コピー部数のコトロールを可能にするという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体図、第２
図は本実施例のフアイルレイアウトを示す図、第
３図は本実施例のプリントイメージフアイル形式
を示す図、第４図は本発明の一実施例を示す構成
要素を示す図である。 １１……データフアイル、１２……帳表作成処
理、１３……プログラム出力フアイル、１４……
帳表管理フアイル、１５……帳表管理レコード追
加処理、１６……プリントイメージワークフアイ
ル。１７……ソート処理、１８……プリントイメ
ージフアイル、１９……出力処理、２０……用紙
別配布先別帳表、２１……プログラム出力フアイ
ルレコード、２２……帳表管理フアイルレコー
ド、２３……プリントイメージワークフアイル・
プリントイメージフアイル、２４……データレコ
ード、２５……帳表管理レコード、４１……デー
タフアイル読み込み部、４２……インターフエー
ス、４３……帳表作成部、４４……第１キー作成
部、４５……モジユールワーク、４６……第２キ
ー作成部、４７……出力フアイル出力部、４８…
…インターフエース、５１……出力フアイル読み
込み部、５２……管理フアイル制御部、５３……
管理フアイル検索部、５４……インターフエー
ス、５５……データレコード制御部、５６……第
３キー作成部、５７……管理レコード制御部、５
８……プリントイメージフアイル出力部、５９…
…インターフエース。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 複数のレコードを出力する複数の処理モジユ
   ールを有するプリントイメージフアイル作成方式
   において、その各々が前記レコードの内容種別を
   表わす第１キーを作成する第１キー作成手段と、
   前記レコードの出力すべき群を表わす第２キーを
   作成する第２キー作成手段と、同種かつ同群に属
   する前記レコード全体の管理レコードを作成する
   管理レコード作成手段と、前記管理レコードに第
   ３キーを付加する第３キー作成手段とからなり前
   記複数の処理モジユールから出力された複数のレ
   コードを収集し、前記第１キー、前記第２キーお
   よび前記第３キーを用いて分類して、フアイルを
   作成することを特徴とするプリントイメージフア
   イル作成方式。