JPH05278714A - 線材コイル自動梱包装置 - Google Patents

線材コイル自動梱包装置

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JPH05278714A
JPH05278714A JP8240292A JP8240292A JPH05278714A JP H05278714 A JPH05278714 A JP H05278714A JP 8240292 A JP8240292 A JP 8240292A JP 8240292 A JP8240292 A JP 8240292A JP H05278714 A JPH05278714 A JP H05278714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire rod
sheet
rod coil
coil
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8240292A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kono
治 河野
Akihiro Okawa
明宏 大川
Masahiro Sonoda
正博 園田
Yukio Imai
幸男 今井
Masato Kimura
真人 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP8240292A priority Critical patent/JPH05278714A/ja
Publication of JPH05278714A publication Critical patent/JPH05278714A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、線材コイルの全面を被覆する梱包
作業を自動で行う装置を提供する。 【構成】 一対のクレードルロール5上に線材コイル1
を載置して、その両側に配置された前後進可能なシート
装着台車9に梱包用シートを供給し、台車に設置された
シート成形部材7を該クレードルロール5と共に回転さ
せ、線材コイル1をシートにより周方向に包み込みさら
に、コイル両端部に円筒上のシート余り部を形成させ
る。その後、シート装着台車9ヘッド部を反転させ、該
ヘッド部に配置された一斉に開閉できる多数のスイング
バー16にてシート余り部を放射状に絞り込むと共に線
材コイル1軸中空部へ折り込んで、内外表面および端面
を梱包することが可能な線材コイル1自動梱包装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線材コイルの自動梱包装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コイル状に巻き取られた線材は熱間圧延
そのままの状態で輸送されていたが、近年、製品の高級
化志向により輸送中の表面疵や錆等が問題視されるよう
になり、梱包が必要になってきた。コイル状に巻き取ら
れた線材コイルの梱包方法としては、特公昭62−18
427号公報に開示されているように、矩形合成繊維布
をファスナーと紐を利用して線材コイル表面に固定する
事により線材コイルの外表面及び端面を被覆する方法が
知られている。又、装置としては、特開昭52−903
82号公報に開示されているように帯状包装材料(包
帯)をゲートル巻き状に巻き付けて包装する装置や、実
開平2−108807号公報に開示されているように、
開袋機により開袋された袋状の梱包資材内にコイルを挿
入して線材コイルの表面及び端面を被覆する装置が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公昭62−1842
7号公報に開示された方法では、梱包前に線材コイルの
寸法に合わせた合成繊維を用意しなければならず、この
布をファスナーと紐またはロープにて線材コイルに被覆
することから、人手による作業とならざるを得ず、被覆
そのものも強固なものとは言い難く、線材コイル内周面
の被覆は出来ないといった問題点があった。また、特開
昭52−90382号公報に開示された方法では、帯状
包装材料(包帯)により線材コイル内外表面および端面
の緩衝の役割をはたすものの、輸送中の雨水侵入等の防
湿、錆防止の観点からすると帯状包装資材の継ぎ目のシ
ールが完全となりえず、問題があった。実開平2−10
8807号公報に開示されている装置では、梱包前に線
材コイル寸法に合わせた袋状の梱包資材を準備しなけれ
ばならず、また開袋した資材のなかに線材コイルを挿入
する必要上から、資材を線材コイル径よりも大きくしな
ければならず、資材コストの増加、梱包風袋も強固とな
らない、および線材コイルの挿入ハンドリング機構が必
要となり装置が複雑化、設備費が増加するといった問題
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来技術
の問題点を有利に解決するものであって、その要旨は、
線材コイルを載置し回転させる一対のクレードルロール
と該クレードルロールに対向させて線材コイル軸方向両
側にそれぞれ前後進及び反転可能にシート装着台車を配
置し、クレードルロールの前面にシート供給装置を配置
して構成し、シート装着台車は前方にシート両側余り部
を円筒形に成形するシート形成部材を有すると共に後方
にはリンク機構を介して一斉に傾動可能な放射状スイン
グバーを有し、シート供給装置はシート前端部を把持し
て搬送するシート搬送装置を有することを特徴とする線
材コイル梱包装置である。
【0005】以下図面に基づいて本発明を説明する。図
1は本発明の装置を例示する全体平面図であり、図2は
その側面図、図3は要部正面図である。本発明装置は、
図1〜図3に示すように、線材コイル1を載置したまま
回転させる事が可能な一対のクレードルロール5とそれ
を挟んで線材コイル軸方向両側にシート装着台車9とク
レードルロールの前面位置に、シート供給装置3を配置
して構成したものであり、2台のシート装着台車9は、
それぞれ前面に、シート両端余り部を線材コイル1の外
周に近似した円筒形に成形する拡縮可能なシート成形部
材7、シート前端部を把持して旋回する旋回装置15、
シート端部に圧着部材を圧着するシート圧着装置8を有
し、後面には一斉に開閉できる多数のスイングバー16
を有し、中心点17を中心にして上部ヘッド部分2を1
80°反転させることができる。またシート成形部材7
は、線材コイルの外径に合わせて拡縮可能である。シー
ト供給装置3は、クレードルロール5の前面位置に設置
されておりシートSの前端部を把持材部11により把持
して前方(図3右方)へ搬送するシート搬送装置14
と、搬送されたシートSの前端部を把持部材12により
把持して旋回装置15へ引き渡す引き渡し装置10を有
する。4はシートSの後端部へ接合部材を付加する接合
部材付加装置である。
【0006】
【作用】梱包用シートSは、緩衝用の布と防湿用のラミ
ネート紙の2種の材料を重ね合わせており、線材コイル
1に巻き付けた時にラミネート紙が表面になるように準
備されている。この梱包用シートSをシート供給装置3
に設けたシート供給装置14の搬送用把持部材11でシ
ート供給装置3の線材コイル1より端部下側に設けられ
た受け渡し用把持部材12の位置まで搬送し、受け渡し
用把持部材12が把持した時点で、搬送用把持部材11
が離れ、把持部材12が梱包用シート成形部材7に設け
られた回転用把持部材13の位置まで回転移動し、梱包
用シートSの先端を受け渡す。梱包用シート先端を回転
用把持部材13が把持した時点で受け渡し用把持部材1
2は解放され、初期待機位置に復帰する。
【0007】回転用把持部材13は、梱包用シートSを
把持後、線材コイル1の幅方向に移動し、張力付加装置
機構6により梱包用シートSに張力を与える。次にクレ
ードルロール5を回転させることにより線材コイル1が
回転し、この線材コイル1の回転速度に同期して回転す
る梱包用シート成形部材7及び回転用把持部材13によ
り梱包用シートSが線材コイル1とクレードルロール5
との間に挟み込まれ、線材コイル1に巻き付けられる。
この間、梱包用シートの後端部を検出し、線材コイル1
並びに梱包用シート成形部材7の回転を停止し、接合部
材付加装置4により梱包用シート後端部に例えば、接着
テープのような接合材が取り付けられる。
【0008】その後さらに、クレードルロール5、梱包
用シート成形材7を回転させ、線材コイル1が1回転し
た後、両端の梱包用シート成形部材7に位置する梱包用
シートSの始終端を事前に取り付けられた接合材により
接合するために、圧着装置8が梱包用シート固定部材に
押しつけられる。このとき、線材コイル1の部分につい
ては、クレードルロール5で回転する際の線材コイル1
の自重により始終端の接合部が圧着されるので改めて圧
着する必要はない。
【0009】巻き付け終了後、線材コイル1の両端に位
置する梱包用シート成形部材7は、回転用把持部材13
を解放し、当該部材に設置されたシート装置台車9によ
り線材コイル1の幅方向に移動し待避させる。待避後、
シート装着台車は上部ヘッド部分2を180°反転させ
スイングバー16を線材コイル1と対向させる。シート
装着台車9はスイングバー16を開いたまま前進し、ス
イングバーを一斉に回動させてコイル両端のシートはみ
出し部を絞り集束する。その後、シート装着台車9は、
更に前進し、スイングバー16の先端を利用してシート
の端部を線材コイル1の中空部へ折り込んで、線材コイ
ルの内、外表面および端面を梱包する。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば線材
コイルをシートで被覆する作業を自動化することがで
き、省力化の面で有利であるばかりでなく、作業の安全
にもつながり、さらには線材コイルの外周、端面、内周
のすべての被覆が行えるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を例示する平面図、
【図2】本発明を例示する正面図、
【図3】本発明を例示する側面図である.
【符号の説明】
1 線材コイル 2 上部ヘッド部分 3 シート供給装置 4 接合材部付加装置 5 クレードルロール 6 張力付加機構 7 梱包用シート成形部材 8 シート圧着装置 9 シート装着台車 10 引き渡し装置 11 搬送用シート把持部材 12 受け渡し用シート把持部材 13 巻き付け用シート把持部材 14 シート搬送装置 15 旋回装置 16 スイングバー 17 中心点 S 梱包用シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 幸男 千葉県君津市人見1421−5 (72)発明者 木村 真人 千葉県君津市君津1番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材コイルを載置し回転させる一対のク
    レードルロールと該クレードルロールに対向させて線材
    コイル軸方向両側にそれぞれ前後進及び反転可能にシー
    ト装着台車を配置し、クレードルロールの前面にシート
    供給装置を配置して構成し、シート装着台車前方にシー
    ト両側余り部を円筒形に成形するシート形成部材を有す
    ると共に後方にはリング機構を介して一斉に傾動可能な
    放射状スイングバーを有し、シート供給装置はシート前
    端部を把持して搬送するシート搬送装置を有することを
    特徴とする線材コイル自動梱包装置。
JP8240292A 1992-04-03 1992-04-03 線材コイル自動梱包装置 Withdrawn JPH05278714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240292A JPH05278714A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 線材コイル自動梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240292A JPH05278714A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 線材コイル自動梱包装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05278714A true JPH05278714A (ja) 1993-10-26

Family

ID=13773605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8240292A Withdrawn JPH05278714A (ja) 1992-04-03 1992-04-03 線材コイル自動梱包装置

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