JPH0527793B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0527793B2
JPH0527793B2 JP62233313A JP23331387A JPH0527793B2 JP H0527793 B2 JPH0527793 B2 JP H0527793B2 JP 62233313 A JP62233313 A JP 62233313A JP 23331387 A JP23331387 A JP 23331387A JP H0527793 B2 JPH0527793 B2 JP H0527793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
hot water
plate valve
water inlet
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62233313A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6474365A (en
Inventor
Yoshiaki Kitamura
Kinji Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KITAMURA GOKIN SEISAKUSHO
Original Assignee
KITAMURA GOKIN SEISAKUSHO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KITAMURA GOKIN SEISAKUSHO filed Critical KITAMURA GOKIN SEISAKUSHO
Priority to JP23331387A priority Critical patent/JPS6474365A/ja
Publication of JPS6474365A publication Critical patent/JPS6474365A/ja
Publication of JPH0527793B2 publication Critical patent/JPH0527793B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、衛生機器のうち湯水混合栓に於け
るセラミツクス製板弁と操作手段の改良に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、単一のレバーを水平方向のみに操作する
ことで湯、水又は混合水の供給を行なうことがで
きる混合水栓として公知のものに実開昭61−
168360号公報の第2図及び第3図イ,ハ,ホ,ト
(本願図面の第7図イ,ロ,ハ,ニ,ホ)のもの
がある。
上記第7図イ,ロ,ハ,ニ,ホに就いて簡単に
説明すると、固定板弁40の摺接面のほぼ直径線
上に湯弁口41と水弁口42を両面に貫通して設
け、可動板弁43の摺接面には該摺接面をほぼ3
等分にする位置であつて、同じく両面に貫通させ
ると共に、前記湯弁口41と連通する湯出口44
及び前記水弁口42と交互に連通する複数個の水
出口45,45aを同じく両面に貫通して設け、
前記可動板弁43と連繋したレバー46がニに示
す正面の位置にある時止水状態で、この位置から
ホに示す右方向の操作で水弁口42と水出口45
aが連通して水を供給し、ハに示す左方向の操作
で湯弁口41と湯出口44が連通して湯のみを供
給し、ハの位置からさらに回転させたロの位置で
水弁口42と水出口45及び湯弁口41と湯出口
44がそれぞれ連通して混合水を供給するもので
ある。
上記のものにあつては、レバーを止水位置から
左方向へ回転させると最初に湯のみが供給される
ため吐出管からいきなり熱湯が吐出する恐れがあ
り極めて危険であつた。
(発明が解決しようとする問題点) この発明が解決しようとする問題点は、レバー
の左右水平方向のみの単純な操作によつて湯、水
又は混合水の供給を行なうことができる混合水栓
に於いて、レバーを止水位置から操作した時にい
きなり熱湯が吐出するのを防止することである。
(問題点を解決するための手段) この発明が上記問題点を解決するために講ずる
技術的手段は、両面に貫通する水入口、湯入口及
び出口を設けた固定板弁と、前記出口と常時連通
する流通溝を盲穴状に凹設した可動板弁を互いの
摺接面を向合せにして板弁ユニツトを構成し、該
板弁ユニツトを混合栓本体の弁室に介在させ、前
記可動板弁とレバーとを把手軸及びボスを介して
伝動可能に連繋させて左右水平方向への操作手段
を構成した混合水栓に於いて、前記可動板弁の流
通溝には水供給時に水入口と連通し、混合水及び
湯のみ供給時に湯入口と連通する湯水案内口及び
混合水供給時に水入口と連通する水案内口を両端
に備えたことで、レバーを中央止水位置から一方
へ回転させると流量調整された水を供給し、他方
へ回転させると混合水及び湯のみを順次供給する
ものである。
(作用) レバーを中央止水位置から右水平方向へ回転さ
せると流量調整された水を供給し、同じく中央止
水位置から左水平方向へ回転させると最初は混合
水を供給し、さらに左水平方向に回転させると湯
のみを供給することができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。
この発明の実施例は、第1図乃至第3図イ,ロ
に示すようにセラミツクスを素材とする成型によ
り同一の円板形を呈する一対の固定板弁1及び可
動板弁2を設け、その固定板弁1の摺接面3(前
記可動板弁2との合せ面)には、一端に可動板弁
2に盲穴状に形成された水案内口6又は湯水案内
口8と後記のレバー5の操作によつて通じる水入
口4を有し、他端には同じく可動板弁2の湯水案
内口8と同じくレバー5の操作によつて通じる湯
入口7を設けると共に、前記可動板弁2にはこれ
ら湯水案内口8及び水案内口6を中間で継ぐと共
に前記固定板弁1の出口9と常時通じている流通
溝10を凹設し、この流通溝10の他面(即ち前
記可動板弁2の上面周縁)には後記の係止爪12
と係合する爪穴13の複数個を凹設する。なお、
前記水入口4、湯入口7及び出口9は何れも固定
板弁1の上下両面に貫通されており、該固定板弁
1と前記可動板弁2とを該可動板弁2の摺接面3
aと前記固定板弁1の摺接面3とを向い合せに組
合せて板弁ユニツトAを構成する。また混合栓本
体Bは、上部の螺合部14にケーシング15を取
付けると共に、該ケーシング15内には座板16
及び弁室17を有した内筒18を結合しており、
前記弁室17には前記固定板弁1を下にして可動
板弁2を上に互いの摺接面3,3aを向き合せに
して内装する。把手軸19はボス20にインサー
ト成型により一体的に結合されており、該ボス2
0は前記ケーシング15に内装した内筒18と対
称形の段差面21,21aを介して回転方向の摺
動自在に対応しており、前記ボス20と把手軸1
9に穿設した横穴22にはボス20を後記の止水
位置で停止させるためのスプリング23とボール
24を配置すると共に、ボス20の周面に突設し
たストツパー25と、前記内筒18の内周面の水
平方向に半円弧状に開口した横案内溝26とを係
合させることにより、前記ストツパー25が左方
向の段部27に衝突して停止した位置を後記の湯
の全量供給位置とし、ストツパー25が右方向の
段部27aに衝突して停止する位置を後記の水の
全量供給位置であるようにそれぞれ連繋してい
る。前記係止爪12は前記ボス20の底面に複数
個を突設し、これらの係止爪12は前記可動板弁
2の上面周縁に設けた前記爪穴13と嵌め合さ
れ、前記ボス20と同一方向に回動するように連
繋している。ハンドルグリル28はビス29を介
して前記把手軸19に結合されており、このハン
ドルグリル28上部に前記レバー5を水平の周方
向に突設し、第6図に示すように該レバー5が吐
水管30と同一垂直線上に在るときは湯、水何れ
も止水されており、この前記止水位置からレバー
5を左方向へ水平に回動して該レバー5が前記給
湯位置第5図イに在るときは、第6図の給湯経路
31を経て湯の全量を給湯するのと同時に、前記
流通溝10の一部と前記水入口4の隅部4aとが
僅かに通じるように対応しており、この流通溝1
0と水入口4とを僅かに通じさせることにより、
例えば湯の全量を長く供給している場合に、その
熱伝導によつて給水室32内の水が逐次過熱して
内圧が上昇するのを防止できるように対応させて
ある。また上記止水位置と給湯位置との中間にレ
バー5を移動させるときは、湯と水の混合比と湯
温の調節とを自由に行なうことができ、また止水
位置と前記給水位置との中間にレバー5を移動さ
せるときは、水の流量を自由に調節できるように
それぞれ対応しており、前記給水室32は水入口
4から流通溝10及び出口9を通つて第1図の吐
水室11を経て前記吐水管30へ給水され、給湯
室33に達した湯は、前記湯入口7から同じく流
通溝10及び出口9を通り前記吐水室11を経て
吐水管30へ給湯されるようにそれぞれ連通して
いる。
いま、止水位置に在るレバー5を第4図イの位
置から逐次左方向へ移動させて行くと、このレバ
ー5と一体のハンドルグリル28に把手軸19を
介して連結されているボス20が同一方向へ回動
しながら、該ボス20と係止爪12及び爪穴13
を介して連繋している可動板弁2を同一方向へ回
転させるので、可動板弁2の流通溝10に設けた
湯水案内口8と固定板弁1の湯入口7とが通じ、
同時に流通溝10の水案内口6と固定板弁1の水
入口4とが通じるので、湯と水がほぼ均等に混合
された混合水を供給し、この位置関係のままレバ
ー5をさらに左方へ変位して行けば湯の量が逐次
増加し、水の量は零に近くなつて行く。この際ボ
ス20のストツパー25が横案内溝26内を段部
27側に接近して行き、該段部27にストツパー
25が衝突したところでレバー5は停止し、この
停止した位置に於いて湯のみの全量を供給する。
この給湯中の流通溝10と湯入口7及び水入口4
との関係は、第5図イのように湯水案内口8と湯
入口7とは全通し、水案内口6と水入口4とは閉
塞の状態となるのであるが、この際、流通溝10
の一部と水入口4の隅部4aとが僅かに通じてい
るので、給水室32内の水は湯と共に僅かずつ流
出する。従つて湯のみを連続的に供給することが
あつても給水室32内の水が加熱膨張するのを防
止する。給湯が終つてレバー5を一旦止水位置に
戻したのち、レバー5を右方向へ移動させて行け
ば水の供給量が逐次増加するので、必要な水量を
得られる。引続きレバー5を右方向へ移動させて
行くと、ボス20のストツパー25が同じく横案
内溝26内を段部27a側へ接近して行き、該段
部27aにストツパー25が衝突してレバー5を
給水位置に停止させ、この給水位置で水の全量を
供給する。この際のレバー5の右方向への移動の
途中で湯水案内口8と水入口4との関係が逐次水
の流通量を増加して行くので、この間に水の流量
を必要に応じて増減すればよい。
(効果) この発明は、上記の構成であるから、次の利点
を有する。
(1) 可動板弁の摺接面に、水供給時に水入口と連
通し、混合水及び湯のみ供給時に湯入口と連通
する湯水案内口及び混合水供給時に水入口と連
通する水案内口を両端に備えた流通溝を盲穴状
に凹設したので、レバーを中央止水位置から一
方へ回転させると流量調節された水を供給し、
中央止水位置から他方へ回転させると混合水、
湯のみの全量を順次供給することができる。
(2) 従来のものがレバーを止水位置から水平方向
へ操作するといきなり熱湯が吐出してしまうも
のと異なり、本発明はレバーを左右何れの方向
へいきなり操作することがあつても突然熱湯の
飛び出すような危険がなく極めて安全に使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本願発明を装着した混合水栓の縦断
側面図、第2図イは、固定板弁の拡大平面図、ロ
は、本願発明に係る可動板弁の拡大平面図、第3
図イは、本願発明操作手段の拡大縦断面図、ロ
は、イに於けるY−Y線の拡大平断面図、第4図
イは、本願発明板弁ユニツトに於ける止水時のレ
バーとの対応関係を示す説明図、ロは、同じく湯
水混合比及び温度調節時のレバーとの対応関係の
説明図、第5図イは、同じく湯の全量と水の少量
同時供給時のレバーとの対応関係の説明図、ロは
同じく水のみの全量供給時のレバーとの対応関係
の説明図、第6図は、混合水栓の一部破断した平
面図でレバーとの位置関係の変化を示す説明図、
第7図イ,ロ,ハ,ニ,ホは、従来技術の説明図
である。 主要部分の符号の説明、1……固定板弁、2…
…可動板弁、3,3a……摺接面、4……水入
口、4a……隅部、5……レバー、6……水案内
口、7……湯入口、8……湯水案内口、9……出
口、10……流通溝、12……係止爪、17……
弁室、19……把手軸、20……ボス、A……板
弁ユニツト、B……混合栓本体、C……操作手
段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両面に貫通する水入口4、湯入口7及び出口
    9を設けた固定板弁1と、前記出口9と常時連通
    する流通溝10を盲穴状に凹設した可動板弁2を
    互いの摺接面3,3aを向合せにして板弁ユニツ
    トAを構成し、該板弁ユニツトAを混合栓本体B
    の弁室17に介在させ、前記可動板弁2とレバー
    5とを把手軸19及びボス20を介して伝動可能
    に連繋させて左右水平方向への操作手段Cを構成
    した混合水栓に於いて、前記可動板弁2の流通溝
    10には水供給時に水入口4と連通し、混合水及
    び湯のみ供給時に湯入口7と連通する湯水案内口
    8及び混合水供給時に水入口4と連通する水案内
    口6を両端に備えたことで、レバー5を中央止水
    位置から一方へ回転させると流量調整された水を
    供給し、他方へ回転させると混合水及び湯のみを
    順次供給することを特徴とする混合水栓。 2 可動板弁2の湯水案内口8と固定板弁1の湯
    入口7とが一致する湯全量供給時に、可動板弁2
    の流通溝10の一部と、固定板弁1の水入口4の
    隅部4aとが連通するようにした板弁ユニツトA
    を構成要件とすることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の混合水栓。
JP23331387A 1987-09-16 1987-09-16 Mixed water cock Granted JPS6474365A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23331387A JPS6474365A (en) 1987-09-16 1987-09-16 Mixed water cock

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23331387A JPS6474365A (en) 1987-09-16 1987-09-16 Mixed water cock

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6474365A JPS6474365A (en) 1989-03-20
JPH0527793B2 true JPH0527793B2 (ja) 1993-04-22

Family

ID=16953170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23331387A Granted JPS6474365A (en) 1987-09-16 1987-09-16 Mixed water cock

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6474365A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5695519B2 (ja) * 2011-07-29 2015-04-08 株式会社Lixil 湯水混合水栓

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035729Y2 (ja) * 1985-04-06 1991-02-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6474365A (en) 1989-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5896601A (en) Single-control mixing valve
US4378029A (en) Single control faucet
JPH0310830B2 (ja)
US6199586B1 (en) Single-control mixing valve
US4375225A (en) Mixing valve
US4328830A (en) Fluid mixing valve
JPH10122393A (ja) 衛生設備取付け具
ITBS20010100A1 (it) Rubinetto miscelatore di acqua calda e fredda con unita' termostaticae deviatore di flusso
US4883090A (en) Mixing bibcock
JPH0527793B2 (ja)
JPH0535250Y2 (ja)
WO2011071874A1 (en) Diverter valve
US2548071A (en) Faucet
US3390701A (en) Ball type mixing diverter valve
US2781783A (en) Mixing faucets
JPS6312281Y2 (ja)
US2177349A (en) Valve construction
JP2003003534A (ja) シングルレバー式混合水栓
JPH035729Y2 (ja)
JP2003129535A (ja) シングルレバー湯水混合栓
JPH04145280A (ja) 湯水混合水栓
JPS5821151B2 (ja) 切換弁を内蔵した湯水混合栓
JPS598046Y2 (ja) 湯水混合水栓の湯水調整機構
JPH0316930Y2 (ja)
JP2551086Y2 (ja) 湯水混合栓