JPH0527783Y2 - - Google Patents

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JPH0527783Y2
JPH0527783Y2 JP4033088U JP4033088U JPH0527783Y2 JP H0527783 Y2 JPH0527783 Y2 JP H0527783Y2 JP 4033088 U JP4033088 U JP 4033088U JP 4033088 U JP4033088 U JP 4033088U JP H0527783 Y2 JPH0527783 Y2 JP H0527783Y2
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JP
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primary molded
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押ボタン式電話機等のダイヤルボタ
ンに適用して好適なキートツプの構造に関する。
〔従来の技術〕
周知の通り、押ボタン式電話機にあつては第3
図に示すように電話機筐体1の表面操作部に所要
個数のボタン用ガイド孔を設け、これらのガイド
孔に押ボタンダイヤルのダイヤルボタン3、各種
機能ボタン4、ボリユーム等のスライドボタン5
(以下これらボタンをキートツプ2という)等を
それぞれ出没自在に配設している。このようなキ
ートツプ2は、通常合成樹脂によつて形成された
成形品からなり、その色調は使用者の好み、電話
機筐体1、ハンドセツト6の色調、電話機の形
状、設置場所の周囲色、例えば壁面設置の場合、
その壁面色等を考慮して決定され、その表面中央
には所定の文字、記号、数字7等(以下文字等と
いう)が表示されている。文字等7の表示方法と
しては、第4図aに示すようにキートツプ2を従
来周知の2色成形法により一体に形成することに
より、基部に抜け防止用の鍔8を有する柱状(又
は中空状)の1次成形品10と、この1次成形品
10を被冠する如く形成された略カツプ状の2次
成形品11とで構成され、前記1次成形品10の
表面中央部に文字等7を突出形成し、前記2次成
形品11の表面に露呈させたものとか、同図bに
示すように1次成形品10の表面にシルク印刷、
ホツトスタンプ法等によつて文字等7を印刷し、
2次成形品11を透明材料によつて形成したもの
が一般的である。この場合、第4図aの2次成形
品11は、キートツプ2のボタン色を決定する色
調決定側成形品を構成すべく、所定色に着色され
た不透明な樹脂材料で形成される。一方、第4図
bは反対に1次成形品10が色調決定側成形品を
構成している。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、第4図aに示した従来のキートツプ
2においては、2次成形品11が色調決定色に着
色された不透明樹脂材料によつて形成され、1次
成形品10がこれとは異なつた色に着色された不
透明樹脂材料によつてそれぞれ形成されているた
め、どのように色を組合わせてもその色調感がか
たくなり易く、親しみやすいソフトなイメージを
得ることができないという不都合があつた。
一方、第4図bのキートツプ2は色調決定側成
形品である1次成形品10を透明樹脂材料からな
る2次成形品11で被つているので、1次成形品
10の色調を多少は柔らげることができるという
利点を有するものの、本来的には素材の色だけで
ボタン色を決定しているので第4図aと同様色調
感がかたく、また2次成形品11の周壁部12の
肉厚tが厚くかつ長さlが長いため、キートツプ
2を正面から見た場合、第5図に示すように点線
14より外側の表面周縁部Aが前記周壁部12内
での光の吸収により表面中央部Bより暗色とな
り、キートツプ2の見栄えを悪くするという問題
があつた。
そこで本考案は上述したような従来の問題点を
解決し、簡単な構成で、ソフトな色調感が得ら
れ、またキートツプの表面全体を均一な明るさと
することができ、暗部の発生を確実に防止し得る
キートツプの構造を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、2色成形
法によつて一体に形成される1次成形品とおよび
この1次成形品と、この1次成形品の表面および
外周面を被う2次成形品とからなり、前記1次成
形品はボタン色を決定する色に着色された不透明
樹脂材料によつて形成され、その外周面基部側が
先端側より大径部とされ、前記2次成形品は乳白
色で半透明樹脂材料によつて前記1次成形品を被
冠する如く略カツプ状に形成され、その周壁部の
肉厚が薄く設定されるものである。
〔作用〕
本考案において2次成形品は乳白色で半透明樹
脂材料で形成されることにより、1次成形品の色
調をぼかし、柔らかな色感とする。また1次成形
品の大径部と2次成形品の薄肉形成された周壁部
との構成により、該周壁部内での光の吸収が少な
くキートツプ表面の周縁部が暗くならない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るキートツプの構造の一実
施例を示す断面図、第2図は平面図である。な
お、図中第3図〜第5図と同一構成部品、部分に
対しては同一符号を以つて示し、その説明を省略
する。これらの図において、1次成形品10はボ
タン色を決定する色、例えば灰色に着色された不
透明な樹脂材料によつて背の低い円柱状に形成さ
れ、その先端部が小径部20Aとされ、中央部が
前記小径部20Aより大きな径を有する大径部2
0Bとされ、基部20Cには電話機筐体1のガイ
ド孔22からの抜けを防止する鍔部8が一体に突
設されている。そして小径部20Aの長さl1は小
さく設定されている。
前記1次成形品10の表面および周面を被う2
次成形品11は、2色成形法によつて前記1次成
形品10の成形後これと一体に形成されるもの
で、乳白色で半透明樹脂材料からなり、略カツプ
状を呈している。そのため2次成形品11は、1
次成形品10の表面を被う厚肉形成された操作部
23Aと、1次成形品10の周面を被う円筒状の
周壁部23Bとで構成され、操作部23Aの表面
中央に文字等7がホツトスタンプ法等の適宜手段
によつて印刷表示されている。周壁部23Bは前
記操作部23Aの厚みに比して肉厚が薄く、かつ
先端部が前記1次成形品10の大径部20Bに対
応するよう拡開されている。
かくしてこのような構成からなるキートツプ2
によれば、1次成形品10の色調決定色を2次成
形品11の乳白色によつて蛍光を帯びたような艶
やかで柔らかな色に見せることができる。そのた
め、宝石のメキシコオパールに類似した高級感に
富むキートツプ2を得ることができ、電話機筐体
1の色彩、形状決定等に際しての設計的自由度を
増大させることができる。
また、1次成形品10に小径部20Aと大径部
20Bによる段差25を設けると、2次成形品1
1の周壁部23Bの長さは、キートツプ2の有効
視認径が操作部23Aの直径とされるため、前記
段差25までの長さl1とみなすことができ、しか
も周壁部23Bの肉厚は薄く設定されていること
から、該周壁部23B内での光の損失が少なく、
また乳白色は光を拡散する作用を有しているた
め、キートツプ2を見た場合、操作部23Aの表
面周縁部が暗色とならず、全面を略均一な明るさ
とすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るキートツプの
構造は、2色成形法によつて形成される1次成形
品を色調決定側成形品とし、2次成形品を乳白色
半透明樹脂材料によつて形成したので、1次成形
品の色が柔らかくなり、また乳白色による光拡散
効果により艶やかで親しみ易い感触を与えるキー
トツプを提供することができる。また、1次成形
品の外周面基部側を先端側より大径とし、2次成
形品の周壁部を薄肉形成しているので、光の吸収
による影響が少なくキートツプの表面全体を均一
な明るさとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るキートツプの一実施例を
示す断面図、第2図は平面図、第3図は電話機の
外観斜視図、第4図a,bはそれぞれキートツプ
の従来例を示す断面図、第5図はキートツプの平
面図である。 2……キートツプ、7……文字等、8……抜け
防止用鍔部、10……1次成形品、11……2次
成形品、20A……小径部、20B……大径部、
20C……基部、23A……操作部、23B……
周壁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2色成形法によつて一体に形成される1次成形
    品とおよびこの1次成形品の表面および外周面を
    被う2次成形品とからなり、前記1次成形品はボ
    タン色を決定する色に着色された不透明材料によ
    つて形成され、その外周面基部側が先端側より大
    径部とされ、前記2次成形品は乳白色で半透明樹
    脂材料によつて前記1次成形品を被冠する如く略
    カツプ状に形成され、その周壁部の肉圧が薄く設
    定されていることを特徴とするキートツプの構
    造。
JP4033088U 1988-03-29 1988-03-29 Expired - Lifetime JPH0527783Y2 (ja)

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JP4033088U JPH0527783Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JP4033088U JPH0527783Y2 (ja) 1988-03-29 1988-03-29

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JPH01145023U JPH01145023U (ja) 1989-10-05
JPH0527783Y2 true JPH0527783Y2 (ja) 1993-07-15

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