JPH05277668A - 単ベルト式連続鋳造装置 - Google Patents
単ベルト式連続鋳造装置Info
- Publication number
- JPH05277668A JPH05277668A JP7134792A JP7134792A JPH05277668A JP H05277668 A JPH05277668 A JP H05277668A JP 7134792 A JP7134792 A JP 7134792A JP 7134792 A JP7134792 A JP 7134792A JP H05277668 A JPH05277668 A JP H05277668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- weirs
- running
- metal belt
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】凝固の進行が早いために優れた生産性で操業す
ることが可能であり、かつ均一な板厚の鋳片を製造する
事が可能な、単ベルト式連続鋳造装置。 【構成】走行する金属ベルト上の幅方向の両端部近傍
に、鋳片の幅に見合った間隔を設けて側堰を配する。金
属ベルトの進行と逆方向の側堰の端部近傍には側堰の間
に移動しない後面堰を配する。金属ベルトの進行方向の
側堰の端部近傍には側堰と嵌合せて成形ロールを配す
る。側堰は金属ベルトと同じ速度で走行する下側堰と走
行しない上側堰で形成する。注入された溶湯の上面は成
形ロールで冷却されて凝固シェルを形成し、金属ベルト
と成形ロールの間で軽圧下され形状が整えられて取出さ
れる。
ることが可能であり、かつ均一な板厚の鋳片を製造する
事が可能な、単ベルト式連続鋳造装置。 【構成】走行する金属ベルト上の幅方向の両端部近傍
に、鋳片の幅に見合った間隔を設けて側堰を配する。金
属ベルトの進行と逆方向の側堰の端部近傍には側堰の間
に移動しない後面堰を配する。金属ベルトの進行方向の
側堰の端部近傍には側堰と嵌合せて成形ロールを配す
る。側堰は金属ベルトと同じ速度で走行する下側堰と走
行しない上側堰で形成する。注入された溶湯の上面は成
形ロールで冷却されて凝固シェルを形成し、金属ベルト
と成形ロールの間で軽圧下され形状が整えられて取出さ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は金属の帯状薄板の鋳片の
製造装置に関する。本発明で製造する金属の帯状薄板の
鋳片は、例えば圧延により更に板厚を減少させ、金属薄
板に成形して使用する事ができる。
製造装置に関する。本発明で製造する金属の帯状薄板の
鋳片は、例えば圧延により更に板厚を減少させ、金属薄
板に成形して使用する事ができる。
【０００２】
【従来の技術】図８は、通常の単ベルト式連続鋳造装置
の側面の説明図である。２ヶの回転するプーリー１０，
１１の間に無端状に張り渡され、上側の走路が斜め上方
に走行する金属ベルト１と、鋳片の幅に見合った間隔を
設けて金属ベルト１上に載置され金属ベルト１と同じ方
向に同じ速度で走行する一対の側堰２０，２０'と、金
属ベルト１上の金属ベルトの走行方向とは逆の端部側に
側堰２０，２０'の間に延在して配された走行しない後
面堰５を有する。尚図中１２は金属ベルト１の裏面を冷
却する水スプレーである。
の側面の説明図である。２ヶの回転するプーリー１０，
１１の間に無端状に張り渡され、上側の走路が斜め上方
に走行する金属ベルト１と、鋳片の幅に見合った間隔を
設けて金属ベルト１上に載置され金属ベルト１と同じ方
向に同じ速度で走行する一対の側堰２０，２０'と、金
属ベルト１上の金属ベルトの走行方向とは逆の端部側に
側堰２０，２０'の間に延在して配された走行しない後
面堰５を有する。尚図中１２は金属ベルト１の裏面を冷
却する水スプレーである。
【０００３】溶湯８は金属ベルト１と側堰２０，２０'
と後面堰５で形成された湯溜り９に注入する。湯溜り９
内の溶湯は金属べると１で冷却されて金属ベルト１上に
凝固シェル１３を形成し、凝固シェル１３は厚さが生長
し鋳片１４となって湯溜り９から矢印１５方向に取り出
される。
と後面堰５で形成された湯溜り９に注入する。湯溜り９
内の溶湯は金属べると１で冷却されて金属ベルト１上に
凝固シェル１３を形成し、凝固シェル１３は厚さが生長
し鋳片１４となって湯溜り９から矢印１５方向に取り出
される。
【０００４】しかし図８の連続鋳造装置では凝固シェル
１３の生長は金属ベルト１による冷却に依存しているた
め、金属ベルト１と凝固シェル１３の接触面圧が変動す
ると、あるいは水スプレー１２による金属ベルト１の冷
却が不均一になると、凝固シェルの生長速度が変動して
鋳片１４の厚さが不均一になり易いという問題点があ
る。また凝固シェル１３は下面（金属ベルトとの接触
面）からの冷却のみに依存しているため、凝固シェルの
生長速度が小さくまた生産性（トン／時間）が低いとい
う問題点がある。
１３の生長は金属ベルト１による冷却に依存しているた
め、金属ベルト１と凝固シェル１３の接触面圧が変動す
ると、あるいは水スプレー１２による金属ベルト１の冷
却が不均一になると、凝固シェルの生長速度が変動して
鋳片１４の厚さが不均一になり易いという問題点があ
る。また凝固シェル１３は下面（金属ベルトとの接触
面）からの冷却のみに依存しているため、凝固シェルの
生長速度が小さくまた生産性（トン／時間）が低いとい
う問題点がある。
【０００５】図９は特開昭６２−０１６８５１号に記載
された単ベルト式連続鋳造装置の説明図で(Ａ)は側面の
説明図、(Ｂ)は矢視イ−イ端面の説明図である。図９
(Ａ)でこの連続鋳造装置は、胴長が側堰２０，２０'の
間隔と同一であるいは２０，２０'の間隔よりも短い未
凝固圧下ロール１７を、ロール下面を湯溜り９中に浸漬
させて配する。この連続鋳造機を用いると、金属ベルト
上の凝固シェル１３と未凝固圧下ロール１７の表面に形
成された凝固シェル１６とが合体して鋳片１４となるた
めに、凝固シェルの合計の生長速度が大きく生産性が向
上する。また鋳片１４は中心部が未凝固状態で圧下され
るために、鋳片１４の板厚の変動が小さい。
された単ベルト式連続鋳造装置の説明図で(Ａ)は側面の
説明図、(Ｂ)は矢視イ−イ端面の説明図である。図９
(Ａ)でこの連続鋳造装置は、胴長が側堰２０，２０'の
間隔と同一であるいは２０，２０'の間隔よりも短い未
凝固圧下ロール１７を、ロール下面を湯溜り９中に浸漬
させて配する。この連続鋳造機を用いると、金属ベルト
上の凝固シェル１３と未凝固圧下ロール１７の表面に形
成された凝固シェル１６とが合体して鋳片１４となるた
めに、凝固シェルの合計の生長速度が大きく生産性が向
上する。また鋳片１４は中心部が未凝固状態で圧下され
るために、鋳片１４の板厚の変動が小さい。
【０００６】しかしながら図９(Ｂ)にみられる如く、こ
の連続鋳造装置では未凝固圧下ロール１７の側面と側堰
２０あるいは２０'の隙間に、ロール軸と直角方向の湯
差し１８および１８'が発生し易く、凝固シェル１４は
温度の降下と共に収縮するため、この湯差し１８および
１８'が未凝固圧下ロール１７の両側面を挾みつける事
となる。従ってこの連続鋳造装置は未凝固圧下ロール１
７を出た直後の鋳片１４が未凝固圧下ロール１７に固着
して、鋳片１４の円滑な走行を妨げ、鋳片事故を発生さ
せ易いという問題点がある。
の連続鋳造装置では未凝固圧下ロール１７の側面と側堰
２０あるいは２０'の隙間に、ロール軸と直角方向の湯
差し１８および１８'が発生し易く、凝固シェル１４は
温度の降下と共に収縮するため、この湯差し１８および
１８'が未凝固圧下ロール１７の両側面を挾みつける事
となる。従ってこの連続鋳造装置は未凝固圧下ロール１
７を出た直後の鋳片１４が未凝固圧下ロール１７に固着
して、鋳片１４の円滑な走行を妨げ、鋳片事故を発生さ
せ易いという問題点がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は凝固の進行が
早く優れた生産性で操業する事が可能で、かつ均一な板
厚の鋳片を製造する事が可能であり、更に鋳造事故が少
ない、単ベルト式連続鋳造装置の提供を課題としてい
る。
早く優れた生産性で操業する事が可能で、かつ均一な板
厚の鋳片を製造する事が可能であり、更に鋳造事故が少
ない、単ベルト式連続鋳造装置の提供を課題としてい
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段および作用】図１は本発明
の第一のタイプの単ベルト式連続鋳造装置の説明図で、
(Ａ)は側面の説明図、(Ｂ)は平面の説明図、(Ｃ)はロ−
ロ端面の説明図である。
の第一のタイプの単ベルト式連続鋳造装置の説明図で、
(Ａ)は側面の説明図、(Ｂ)は平面の説明図、(Ｃ)はロ−
ロ端面の説明図である。
【０００９】図１(Ａ)および図１(Ｂ)において、本発明
の連続鋳造装置は、２個の回転するプーリー１０，１１
の間に無端状に張り渡され上部の走路が水平にあるいは
斜め上方に走行する金属ベルト１を有する。金属ベルト
１は、プーリー１０，１１の回転力によって走行する。
図示は省くが、金属ベルト１は図８で示したと同様に裏
面が冷却されている。図１では２ヶのプーリー１０，１
１を用いた例を図示したが、例えば金属ベルト１の下側
の走路に金属ベルト１に張力を付与するための図示しな
い他のプーリーを配した連続鋳造装置も、金属ベルトは
プーリー１０，１１の間に無端状に張り渡されているた
め本発明に含まれる。
の連続鋳造装置は、２個の回転するプーリー１０，１１
の間に無端状に張り渡され上部の走路が水平にあるいは
斜め上方に走行する金属ベルト１を有する。金属ベルト
１は、プーリー１０，１１の回転力によって走行する。
図示は省くが、金属ベルト１は図８で示したと同様に裏
面が冷却されている。図１では２ヶのプーリー１０，１
１を用いた例を図示したが、例えば金属ベルト１の下側
の走路に金属ベルト１に張力を付与するための図示しな
い他のプーリーを配した連続鋳造装置も、金属ベルトは
プーリー１０，１１の間に無端状に張り渡されているた
め本発明に含まれる。
【００１０】本発明の装置は、鋳片の幅に見合った間隔
を設けて金属ベルト１上に載置され金属ベルト１と同じ
方向に同じ速度で走行する一対の下側堰２，２'を有す
る。この下側堰２，２'は、例えば多数の直方体の下側
堰ブロック２２(２２')を無端状に例えばチェーンにて
連結し、金属ベルト１の上方の走路上に載置して、金属
ベルト１と同じ速度で走行させる事によって達成され
る。この一対の下側堰２，２'は製造する鋳片の幅に相
当する間隔を設けて、金属ベルト１の上方の走路上に載
置して配する。
を設けて金属ベルト１上に載置され金属ベルト１と同じ
方向に同じ速度で走行する一対の下側堰２，２'を有す
る。この下側堰２，２'は、例えば多数の直方体の下側
堰ブロック２２(２２')を無端状に例えばチェーンにて
連結し、金属ベルト１の上方の走路上に載置して、金属
ベルト１と同じ速度で走行させる事によって達成され
る。この一対の下側堰２，２'は製造する鋳片の幅に相
当する間隔を設けて、金属ベルト１の上方の走路上に載
置して配する。
【００１１】本発明の装置はまた、下側堰２，２'のそ
れぞれの上に載置して配された上側堰３，３'を有す
る。下側堰２と上側堰３、あるいは下側堰２'と上側堰
３'は、それぞれ一体となって後で述べる湯溜りを形成
するが、２と３あるいは２'と３'とは溶湯を収納する壁
面が平滑な壁面を形成するように、段差なく組み合わさ
れている。上側堰３，３'の金属ベルトの走行方向側に
は、後で述べる成形ロール４のロールを面に密着して配
する事ができる凹の円弧面を形成する。上側堰３，３'
は金属ベルト１と共に走行するものではなく、従って上
側堰３，３'の下面と、金属ベルト１と共に走行する下
側堰２，２'の上面とは、それぞれ摺動するように組み
合わされている。
れぞれの上に載置して配された上側堰３，３'を有す
る。下側堰２と上側堰３、あるいは下側堰２'と上側堰
３'は、それぞれ一体となって後で述べる湯溜りを形成
するが、２と３あるいは２'と３'とは溶湯を収納する壁
面が平滑な壁面を形成するように、段差なく組み合わさ
れている。上側堰３，３'の金属ベルトの走行方向側に
は、後で述べる成形ロール４のロールを面に密着して配
する事ができる凹の円弧面を形成する。上側堰３，３'
は金属ベルト１と共に走行するものではなく、従って上
側堰３，３'の下面と、金属ベルト１と共に走行する下
側堰２，２'の上面とは、それぞれ摺動するように組み
合わされている。
【００１２】本発明の装置はまた、金属ベルト１の走行
方向とは逆の端部側の金属ベルト１上に、下側堰２，
２'との間に従ってまた上側堰３，３'との間に延在して
配された後面堰５を配する。後面堰５は金属ベルト１や
下側堰２，２'とは異なり走行するものではない。
方向とは逆の端部側の金属ベルト１上に、下側堰２，
２'との間に従ってまた上側堰３，３'との間に延在して
配された後面堰５を配する。後面堰５は金属ベルト１や
下側堰２，２'とは異なり走行するものではない。
【００１３】本発明の装置はまた、上側堰３，３'の円
弧面に嵌合せ状に配され、外周が上側壁３，３'の円弧
面と密着して回転する成形ロール４を有する。成形ロー
ル４は金属ベルト１の走行方向と直角な軸を中心とし
て、成形ロールの下方のロール面が、金属ベルトの走行
方向に、かつ金属ベルトの走行速度と同じ周速度で回転
する。
弧面に嵌合せ状に配され、外周が上側壁３，３'の円弧
面と密着して回転する成形ロール４を有する。成形ロー
ル４は金属ベルト１の走行方向と直角な軸を中心とし
て、成形ロールの下方のロール面が、金属ベルトの走行
方向に、かつ金属ベルトの走行速度と同じ周速度で回転
する。
【００１４】無端状に張り渡された上方の走路が斜め上
方に走行する金属ベルト１を有する本発明の単ベルト式
連続鋳造装置を図１で説明したが、本発明の装置には無
端状に張り渡された上方の走路が水平に走行する金属ベ
ルト１を有する単ベルト式連続鋳造装置が含まれる。図
２はその側面の説明図である。後で詳述するが、図２の
装置において、鋳片が成形ロールを出た後も水平に走行
するため、湯溜りの溶湯の静圧が、鋳片の厚さ方向の中
心部に充満し易く、中心部にパイプ欠陥の少ない鋳片を
製造することができる。
方に走行する金属ベルト１を有する本発明の単ベルト式
連続鋳造装置を図１で説明したが、本発明の装置には無
端状に張り渡された上方の走路が水平に走行する金属ベ
ルト１を有する単ベルト式連続鋳造装置が含まれる。図
２はその側面の説明図である。後で詳述するが、図２の
装置において、鋳片が成形ロールを出た後も水平に走行
するため、湯溜りの溶湯の静圧が、鋳片の厚さ方向の中
心部に充満し易く、中心部にパイプ欠陥の少ない鋳片を
製造することができる。
【００１５】図３は前記本発明においてその特徴を示す
単ベルト式連続鋳造装置の説明図で、上側堰３，３'と
成形ロール４は、金属ベルトの走行方向の所望の位置に
移動せしめて設定することができる。図３(Ａ)は３，
３'と４を、左方に移動して設定した例で、図３(Ｂ)は
３，３'と４を右方に移動して設定した例である。後で
詳述するが、図３(Ａ)によると、金属ベルト１上の凝固
シェルの生長が十分に進行する前に、成形ロール４上に
も凝固シェルが形成し生長を開始するために、図３(Ｂ)
に比べて、鋳片の両面の金属組織の差異が少ない鋳片が
得られる。
単ベルト式連続鋳造装置の説明図で、上側堰３，３'と
成形ロール４は、金属ベルトの走行方向の所望の位置に
移動せしめて設定することができる。図３(Ａ)は３，
３'と４を、左方に移動して設定した例で、図３(Ｂ)は
３，３'と４を右方に移動して設定した例である。後で
詳述するが、図３(Ａ)によると、金属ベルト１上の凝固
シェルの生長が十分に進行する前に、成形ロール４上に
も凝固シェルが形成し生長を開始するために、図３(Ｂ)
に比べて、鋳片の両面の金属組織の差異が少ない鋳片が
得られる。
【００１６】図４は本発明の第二のタイプの単ベルト式
連続鋳造装置の説明図で、図１，２，３の成形ロール４
に替えて、冷却プーリー６，７間に無端状に張り渡され
た上冷却ベルト１９を有する。この際は上側堰３０，３
０'の金属ベルト１の走行方向側には上冷却ベルト１９
の走行曲面と同じ凹の弧面を形成する。鋳造に際しては
上冷却ベルト１９の下方の走路の外面は上側堰３０，３
０'に設けた凹の弧面に嵌合せ状に配され、上側堰３
０，３０'の凹の弧面に押しつけられて、金属ベルト１
と同じ走行方向に同じ速度で走行する。後で詳述するが
本発明の成形ロール４や上冷却ベルト１９は、鋳片の上
面を加圧し圧下して鋳片の形状を整えるが、成形ロール
４や上冷却ベルト１９の表面にも凝固シェルが形成し、
凝固は鋳片の下面と上面から進行するために、短時間で
鋳片の凝固が完了する。この際成形ロール４に替えて上
冷却ベルト１９を用い、例えばプーリー６と７との間で
上冷却ベルトを冷却すると、鋳片の上面からの凝固シェ
ルの生長を促進することができる。
連続鋳造装置の説明図で、図１，２，３の成形ロール４
に替えて、冷却プーリー６，７間に無端状に張り渡され
た上冷却ベルト１９を有する。この際は上側堰３０，３
０'の金属ベルト１の走行方向側には上冷却ベルト１９
の走行曲面と同じ凹の弧面を形成する。鋳造に際しては
上冷却ベルト１９の下方の走路の外面は上側堰３０，３
０'に設けた凹の弧面に嵌合せ状に配され、上側堰３
０，３０'の凹の弧面に押しつけられて、金属ベルト１
と同じ走行方向に同じ速度で走行する。後で詳述するが
本発明の成形ロール４や上冷却ベルト１９は、鋳片の上
面を加圧し圧下して鋳片の形状を整えるが、成形ロール
４や上冷却ベルト１９の表面にも凝固シェルが形成し、
凝固は鋳片の下面と上面から進行するために、短時間で
鋳片の凝固が完了する。この際成形ロール４に替えて上
冷却ベルト１９を用い、例えばプーリー６と７との間で
上冷却ベルトを冷却すると、鋳片の上面からの凝固シェ
ルの生長を促進することができる。
【００１７】図５は本発明の第一のタイプまたは第二の
タイプにおいてさらに特徴を有する単ベルト式連続鋳造
装置の説明図である。この場合、上側堰３は下方部材３
−１と上方部材３−２に分割しあるいは組合せる事が可
能である。上側堰３'も下方部材３'−１と上方部材３'
−２に分割しあるいは組み合わせることが可能である。
本発明の製造する鋳片は、金属ベルト１の上面から成形
ロール４の下面に至る、厚さがｔ1の鋳片なる。従って
製造する鋳片の厚さを変える際は、図５でｔ2が異なる
上側堰に取り替える事が必要となる。この際上側堰３と
して下方部材３−１と上方部材３−２に分割しあるいは
組合せる事が可能な上側堰３にしておくと、下方部材３
−１のみを取り替える事によって鋳片の厚さを変更する
ことができる。図５では図示を省くが、成形ロール４に
替えて上冷却ベルト１９を用いた場合も、上側堰３０を
下方部材３０−１と上方部材３０−２に分割しあるいは
組合せる事が可能な上側堰にして置くと、先に述べたと
同様に、製造する鋳片の厚さを変更する操作が簡易化さ
れる。
タイプにおいてさらに特徴を有する単ベルト式連続鋳造
装置の説明図である。この場合、上側堰３は下方部材３
−１と上方部材３−２に分割しあるいは組合せる事が可
能である。上側堰３'も下方部材３'−１と上方部材３'
−２に分割しあるいは組み合わせることが可能である。
本発明の製造する鋳片は、金属ベルト１の上面から成形
ロール４の下面に至る、厚さがｔ1の鋳片なる。従って
製造する鋳片の厚さを変える際は、図５でｔ2が異なる
上側堰に取り替える事が必要となる。この際上側堰３と
して下方部材３−１と上方部材３−２に分割しあるいは
組合せる事が可能な上側堰３にしておくと、下方部材３
−１のみを取り替える事によって鋳片の厚さを変更する
ことができる。図５では図示を省くが、成形ロール４に
替えて上冷却ベルト１９を用いた場合も、上側堰３０を
下方部材３０−１と上方部材３０−２に分割しあるいは
組合せる事が可能な上側堰にして置くと、先に述べたと
同様に、製造する鋳片の厚さを変更する操作が簡易化さ
れる。
【００１８】
【作用】図６は本発明の装置の作用の説明図で、図６
(Ａ)は成形ロール近傍の側面の説明図、図６(Ｂ)は図６
(Ａ)の矢視ハーハ拡大図である。溶湯２１は金属ベルト
１と、下側堰２，２'および上側堰３，３'で形成された
側堰と、後面堰５とで形成された湯溜りに注入する。
(Ａ)は成形ロール近傍の側面の説明図、図６(Ｂ)は図６
(Ａ)の矢視ハーハ拡大図である。溶湯２１は金属ベルト
１と、下側堰２，２'および上側堰３，３'で形成された
側堰と、後面堰５とで形成された湯溜りに注入する。
【００１９】注入された溶湯２１は金属ベルト１で冷さ
れて下凝固シェル２３を形成する。また溶湯２１は成形
ロール４で冷却されて上凝固シェル２４を形成する。下
凝固シェル２３と上凝固シェル２４は合体して鋳片１４
となって取り出される。図１で示した成形ロール４や図
４の１９で示した上冷却ベルトを有しない従来の単ベル
ト式連続鋳造装置では、上凝固シェルがないために凝固
が完了する迄の時間が長く、例えば金属ベルト１を遅い
速度で走行させるために生産性（鋳片トン／時間）が低
いが、本発明によると、上凝固シェル２４が生長して凝
固が完了する迄の時間を短縮する。従って本発明の装置
によると金属ベルトを早い速度で走行させることができ
て、生産性が向上する。
れて下凝固シェル２３を形成する。また溶湯２１は成形
ロール４で冷却されて上凝固シェル２４を形成する。下
凝固シェル２３と上凝固シェル２４は合体して鋳片１４
となって取り出される。図１で示した成形ロール４や図
４の１９で示した上冷却ベルトを有しない従来の単ベル
ト式連続鋳造装置では、上凝固シェルがないために凝固
が完了する迄の時間が長く、例えば金属ベルト１を遅い
速度で走行させるために生産性（鋳片トン／時間）が低
いが、本発明によると、上凝固シェル２４が生長して凝
固が完了する迄の時間を短縮する。従って本発明の装置
によると金属ベルトを早い速度で走行させることができ
て、生産性が向上する。
【００２０】図９で示した従来の単ベルト式連続鋳造装
置では、側堰２０，２０'と未凝固圧下ロール１７の側
面との隙間を小さくすると湯差し１８の発生は軽減され
るが、未凝固圧下ロール１７は回転するために、湯差し
１８の発生を完全に防止する事は難しく、湯差し１８が
発生して凝固すると、凝固した湯差し１８が熱収縮して
未凝固圧下ロール１７の両側面を挾みつけ、鋳片１４と
未凝固圧下ロール１７は固着し、鋳造事故を発生させ易
い。図６の本発明においても、成形ロール４や図４の１
９で図示した上冷却ベルトと上側堰３，３'に設けた円
弧面との隙間を小さくするが、成形ロール４や上冷却ベ
ルト１９は回転するために、この隙間に湯差し２５が発
生する事を完全に防止する事は難しい。しかし図６(Ｂ)
に示した如く、本発明で湯差し２５が発生しても、この
湯差し２５は成形ロール４の表面と平行に形成され、成
形ロール４を挾みつけることがなく成形ロールに固着す
ることがない。従って鋳片１４は成形ロール４の出側か
ら円滑に取り出されて、鋳造事故を発生させることがな
い。
置では、側堰２０，２０'と未凝固圧下ロール１７の側
面との隙間を小さくすると湯差し１８の発生は軽減され
るが、未凝固圧下ロール１７は回転するために、湯差し
１８の発生を完全に防止する事は難しく、湯差し１８が
発生して凝固すると、凝固した湯差し１８が熱収縮して
未凝固圧下ロール１７の両側面を挾みつけ、鋳片１４と
未凝固圧下ロール１７は固着し、鋳造事故を発生させ易
い。図６の本発明においても、成形ロール４や図４の１
９で図示した上冷却ベルトと上側堰３，３'に設けた円
弧面との隙間を小さくするが、成形ロール４や上冷却ベ
ルト１９は回転するために、この隙間に湯差し２５が発
生する事を完全に防止する事は難しい。しかし図６(Ｂ)
に示した如く、本発明で湯差し２５が発生しても、この
湯差し２５は成形ロール４の表面と平行に形成され、成
形ロール４を挾みつけることがなく成形ロールに固着す
ることがない。従って鋳片１４は成形ロール４の出側か
ら円滑に取り出されて、鋳造事故を発生させることがな
い。
【００２１】図８の従来の連続鋳造装置で金属ベルト１
の裏面が不均一に冷却されると、強く冷却された部分は
凝固シェル１３の生長速度が早いために鋳片の厚さが厚
く、冷却が弱い部分は凝固シェル１３の生長速度が遅い
ために鋳片の厚さが薄く、厚さが不均一な鋳片となり易
い。図６(Ａ)の本発明では、鋳片に厚さがｔ1以上の厚
肉部が発生すると、この厚肉部は成形ロール４と金属ベ
ルト１とで圧下されて厚さがｔ1の鋳片となる。上凝固
シェル２４と下凝固シェル２３の合計厚さがｔ1よりも
小さい場合は、湯溜りの溶湯２１の静圧によって、溶湯
２１は上凝固シェル２４と下凝固シェル２３の間に侵入
し充満して、厚さがｔ1の鋳片となる。尚２３と２４と
の間に侵入し充満した溶湯は、成形ロール４を通過した
後で凝固し、鋳片の凝固は完結する。
の裏面が不均一に冷却されると、強く冷却された部分は
凝固シェル１３の生長速度が早いために鋳片の厚さが厚
く、冷却が弱い部分は凝固シェル１３の生長速度が遅い
ために鋳片の厚さが薄く、厚さが不均一な鋳片となり易
い。図６(Ａ)の本発明では、鋳片に厚さがｔ1以上の厚
肉部が発生すると、この厚肉部は成形ロール４と金属ベ
ルト１とで圧下されて厚さがｔ1の鋳片となる。上凝固
シェル２４と下凝固シェル２３の合計厚さがｔ1よりも
小さい場合は、湯溜りの溶湯２１の静圧によって、溶湯
２１は上凝固シェル２４と下凝固シェル２３の間に侵入
し充満して、厚さがｔ1の鋳片となる。尚２３と２４と
の間に侵入し充満した溶湯は、成形ロール４を通過した
後で凝固し、鋳片の凝固は完結する。
【００２２】図７は、無端状に張り渡された上方の走路
が水平に走行する金属ベルト１を有する本発明の単ベル
ト式連続鋳造装置の例である。この際、生産性を高める
ために金属ベルト１を高速度で走行させると、湯溜り部
の溶湯２１の静圧で、図６の場合よりも更に奥の、図７
の２６で図示した、成形ロール４を出た後の位置迄侵入
する。この際鋳片１４の上下面は上凝固シェル２４と下
凝固シェル２３で覆われ、また鋳片１４の両側面は上側
壁や下側壁から冷却されて凝固シェル(図示しない)で掩
われて、侵入した溶湯はこれ等の凝固シェルに包み込ま
れて、漏出する事はない。例えば図７で２６の右側に圧
下ロール２７を配すると、鋳片１４は圧下ロール２７に
より圧下されて、厚さが更に均一な鋳片となる。
が水平に走行する金属ベルト１を有する本発明の単ベル
ト式連続鋳造装置の例である。この際、生産性を高める
ために金属ベルト１を高速度で走行させると、湯溜り部
の溶湯２１の静圧で、図６の場合よりも更に奥の、図７
の２６で図示した、成形ロール４を出た後の位置迄侵入
する。この際鋳片１４の上下面は上凝固シェル２４と下
凝固シェル２３で覆われ、また鋳片１４の両側面は上側
壁や下側壁から冷却されて凝固シェル(図示しない)で掩
われて、侵入した溶湯はこれ等の凝固シェルに包み込ま
れて、漏出する事はない。例えば図７で２６の右側に圧
下ロール２７を配すると、鋳片１４は圧下ロール２７に
より圧下されて、厚さが更に均一な鋳片となる。
【００２３】
【発明の効果】本発明の単ベルト式連続鋳造装置は、凝
固の進行速度が大きく、優れた生産性で操業する事が可
能で、かつ均一な板厚の鋳片を製造することができる。
本発明はまた、鋳造事故の発生が少ない。
固の進行速度が大きく、優れた生産性で操業する事が可
能で、かつ均一な板厚の鋳片を製造することができる。
本発明はまた、鋳造事故の発生が少ない。
図１は本発明の単ベルト式連続鋳造装置の説明図、図２
は本発明の単ベルト式連続鋳造装置の他の例の説明図、
図３は本発明の請求項２の単ベルト式連続鋳造装置の説
明図、図４は本発明の請求項３の単ベルト式連続鋳造装
置の説明図、図５は本発明の請求項５の単ベルト式連続
鋳造装置の説明図、図６は本発明の作用の説明図、図７
は本発明の作用の説明図、図８は通常の単ベルト式連続
鋳造装置の説明図、図９は公知の単ベルト式連続鋳造装
置の説明図、である。
は本発明の単ベルト式連続鋳造装置の他の例の説明図、
図３は本発明の請求項２の単ベルト式連続鋳造装置の説
明図、図４は本発明の請求項３の単ベルト式連続鋳造装
置の説明図、図５は本発明の請求項５の単ベルト式連続
鋳造装置の説明図、図６は本発明の作用の説明図、図７
は本発明の作用の説明図、図８は通常の単ベルト式連続
鋳造装置の説明図、図９は公知の単ベルト式連続鋳造装
置の説明図、である。
１：金属ベルト、 ２(２')：下側堰、 ３(３')：上側
堰、 ４：成形ロール、 ５：後面堰、 ６：冷却プー
リー、 ７：冷却プーリー、 ８：溶湯、 ９：湯溜
り、 １０：プーリー、 １１：プーリー、 １２：水
スプレー、 １３：凝固シェル、 １４：鋳片、 １
５：鋳片走行(取出)方向、 １６：未凝固圧下ロール表
面の凝固シェル、 １７：未凝固圧下ロール、 １８
(１８')：ロール軸と直角方向の湯差し、 １９：上冷
却ベルト、 ２０(２０')：側堰、 ２１：溶湯、 ２
２(２２')：下側堰ブロック、 ２３：下凝固シェル、
２４：上凝固シェル、 ２５：湯差し、 ２６：溶湯
侵入位置、 ２７：凝固後圧下ロール、 ３０(３
０')：上側堰。
堰、 ４：成形ロール、 ５：後面堰、 ６：冷却プー
リー、 ７：冷却プーリー、 ８：溶湯、 ９：湯溜
り、 １０：プーリー、 １１：プーリー、 １２：水
スプレー、 １３：凝固シェル、 １４：鋳片、 １
５：鋳片走行(取出)方向、 １６：未凝固圧下ロール表
面の凝固シェル、 １７：未凝固圧下ロール、 １８
(１８')：ロール軸と直角方向の湯差し、 １９：上冷
却ベルト、 ２０(２０')：側堰、 ２１：溶湯、 ２
２(２２')：下側堰ブロック、 ２３：下凝固シェル、
２４：上凝固シェル、 ２５：湯差し、 ２６：溶湯
侵入位置、 ２７：凝固後圧下ロール、 ３０(３
０')：上側堰。
Claims (5)
- 【請求項１】２ヶの回転するプーリー(１０)，(１１)の
間に無端状に張り渡され上方の走路が水平にあるいは斜
め上方に走行する裏面が水冷された金属ベルト(１)と、
鋳片の幅に見合った間隔を設けて金属ベルト(１)上に載
置され金属ベルト(１)と同じ方向に同じ速度で走行する
一対の下側堰(２)，(２')と、下側堰(２)，(２')と平滑
な内壁面を形成して下側堰(２)，(２')上にそれぞれ載
置され金属ベルトの走行方向側に成形ロール(４)のロー
ル面と同じ円弧面を形成した走行しない上側堰(３)，
(３')と、金属ベルト上の金属ベルトの走行方向とは逆
の端部側に下側堰(２)と(２')の間にまた上側堰(３)と
(３')の間に延在して配された走行しない後面堰(５)
と、上側堰(３)，(３')の円弧面上に嵌合せ状に配され
て金属ベルト(１)の走行方向と直角な軸を中心として成
形ロールの下方のロール面が金属ベルトの走行方向に金
属ベルトの走行速度と同じ周速度で回転する成形ロール
(４)とを有する事を特徴とする、単ベルト式連続鋳造装
置。 - 【請求項２】上側堰(３)，(３')と成形ロール(４)が、
金属ベルトの走行方向の所望の位置に、移動せしめて設
定する事が可能な上側堰(３)，(３')と成形ロール(４)
である事を特徴とする、請求項１に記載の単ベルト式連
続鋳造装置。 - 【請求項３】２ヶの回転するプーリー(１０)，(１１)の
間に無端状に張り渡され上方の走路が水平にあるいは斜
め上方に走行する金属ベルト(１)と、鋳片の幅に見合っ
た間隔を設けて金属ベルト(１)上に載置された金属ベル
ト(１)と同じ方向に同じ速度で走行する一対の下側堰
(２)，(２')と、下側堰(２)，(２')と平滑な内壁面を形
成して下壁面(２)，(２')上にそれぞれ載置され金属ベ
ルトの走行方向側に上冷却ベルト(１９)の走行曲面と同
じ円弧面を形成した走行しない上側堰(３０)，(３０')
と、金属ベルト上の金属ベルトの走行方向とは逆の端部
側に下堰(２)と(２')の間にまた上側堰(３０)と(３０')
の間に延在して配された走行しない後面堰(５)と、金属
ベルト(１)の走行方向と直角な軸を中心として回動する
冷却プーリー(６)，(７)の間に無端状に張り渡され走行
曲面を上側堰(３０)，(３０')の円弧面上に嵌合せ状に
配して下方の走行面が金属ベルトの走行方向に金属ベル
トと同じ走行速度で走行する上冷却ベルト(１９)とを有
することを特徴とする、単ベルト式連続鋳造装置。 - 【請求項４】上側堰(３)，(３')と上冷却ベルト(１９)
が、金属ベルトの走行方向の所望の位置に移動せしめて
設定する事が可能な上側堰(３)，(３')と上冷却ベルト
(１９)である事を特徴とする、請求項３に記載の単ベル
ト式連続鋳造装置。 - 【請求項５】上側堰(３)，(３')のそれぞれが、また上
側堰(３０)，(３０')のそれぞれが、上下に分別可能な
部材で形成された上側堰であることを特徴とする、請求
項１または請求項２または請求項３または請求項４に記
載の単ベルト式連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134792A JPH05277668A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134792A JPH05277668A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277668A true JPH05277668A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13457879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7134792A Withdrawn JPH05277668A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277668A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010533590A (ja) * | 2007-08-04 | 2010-10-28 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 水平ベルト鋳造装置の金属輸送ベルト上において凝固中に鋳造製品の熱移送を均質化する方法と装置 |
| JP2014180673A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Josho Gakuen | 金属板の鋳造方法及び金属板鋳造装置 |
| CN108705057A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-10-26 | 上海大学 | 一种辊带式薄带铸轧一体机及其使用方法 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7134792A patent/JPH05277668A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010533590A (ja) * | 2007-08-04 | 2010-10-28 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 水平ベルト鋳造装置の金属輸送ベルト上において凝固中に鋳造製品の熱移送を均質化する方法と装置 |
| US8261812B2 (en) | 2007-08-04 | 2012-09-11 | Sms Siemag Aktiengesellschaft | Method for equalization of the heat transfer of a cast product during the solidification thereof on a metal conveyor belt of a horizontal strip casting installation |
| US8272426B2 (en) | 2007-08-04 | 2012-09-25 | Sms Siemag Ag | Method of and apparatus for equalization of the heat transfer of a cast product during the solidification thereof on a metal conveyor belt of a horizontal strip casting installation |
| JP2014180673A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Josho Gakuen | 金属板の鋳造方法及び金属板鋳造装置 |
| CN108705057A (zh) * | 2018-06-07 | 2018-10-26 | 上海大学 | 一种辊带式薄带铸轧一体机及其使用方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3260487B2 (ja) | 金属ストリップの連続ベルト鋳造装置および方法 | |
| US3623535A (en) | High-speed continuous casting method | |
| JPH05277668A (ja) | 単ベルト式連続鋳造装置 | |
| JPS56114560A (en) | Ultrasonic treatment for unsolidified ingot in horizontal conditinous casting | |
| JPS61165257A (ja) | 連続鋳造装置における注湯装置 | |
| JPH01118346A (ja) | ツインベルトキャスターによる鋳造方法およびその装置 | |
| JPH038860B2 (ja) | ||
| JPH06210410A (ja) | 単ベルト式連続鋳造装置 | |
| JPS61189850A (ja) | 鋼のスラブ用連続鋳造方法 | |
| JPS635179B2 (ja) | ||
| JPH06182502A (ja) | 単ベルト式金属帯連続鋳造装置 | |
| JPS5510335A (en) | Continuous casting method | |
| JPH02112854A (ja) | 金属薄帯連続鋳造装置 | |
| JPS63126651A (ja) | ベルト式連続鋳造方法 | |
| JPH0441053A (ja) | ツインベルト式連続鋳造用ノズル | |
| JPH06246400A (ja) | 双ロール式連続鋳造機および双ロール式連続鋳造方法 | |
| JPS60187448A (ja) | 連続鋳造設備 | |
| JPS6127151A (ja) | 連続鋳造方法及び直送圧延方法 | |
| JPH07112605B2 (ja) | 金属薄帯連続鋳造機 | |
| JPH01249251A (ja) | 単ベルト式薄板連続鋳造における鋳片巾の変更方法 | |
| JPS5847542A (ja) | 同期式連続鋳造機 | |
| JPS63174762A (ja) | 連続鋳造用移動式鋳型 | |
| JPH0494847A (ja) | 金属薄帯連続鋳造機 | |
| JPS63313638A (ja) | ツインベルト式連続鋳造装置 | |
| JPS59153552A (ja) | 薄肉鋳片の水平連続鋳造装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |