JPH05277353A - 添加剤注入システムおよび方法 - Google Patents

添加剤注入システムおよび方法

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JPH05277353A
JPH05277353A JP5019107A JP1910793A JPH05277353A JP H05277353 A JPH05277353 A JP H05277353A JP 5019107 A JP5019107 A JP 5019107A JP 1910793 A JP1910793 A JP 1910793A JP H05277353 A JPH05277353 A JP H05277353A
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fluid
amount
flow
fuel
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JP5019107A
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Alfred Patrick Hayden
パトリック ヘイデン アルフレッド
Patrick L Hayden
パトリック ヘイデン ローレンス
Charles Maurice Miller
モーリス ミラー チャールズ
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Lubrizol Corp
Original Assignee
Lubrizol Corp
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D11/00Control of flow ratio
    • G05D11/02Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material
    • G05D11/13Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means
    • G05D11/131Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means by measuring the values related to the quantity of the individual components
    • G05D11/132Controlling ratio of two or more flows of fluid or fluent material characterised by the use of electric means by measuring the values related to the quantity of the individual components by controlling the flow of the individual components

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  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Accessories For Mixers (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Flow Control (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料に注入される添加剤の量を正確に制御す
ることのできる添加剤注入システムおよび方法を提供す
る。 【構成】 添加剤を流体主流に制御された比率で混合す
る注入システムおよび方法であって、コントローラ58
を有し、その電気回路は、窓部63を有する耐圧妨爆ハ
ウジング60内に格納され、窓部63を通して、赤外線
コマンド信号などの電磁エネルギーが送信される。電気
回路は窓部63を通して送信される電磁エネルギーを受
信する受信器154、および電磁エネルギーに含まれる
情報をデコードしまたこの情報に基づいて1つ以上の機
能を実行するプロセッサを備える。また、添加剤注入の
是正方法、ライン洗浄方法、およびこのシステムおよび
方法の関連するおよび他の特徴も開示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般には、1つ以上の
添加剤を制御された比率で流体主流に混入する注入シス
テムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、1つ以上の添加剤を制御さ
れた比率で流体主流に混入するための、注入システムお
よび方法がいくつか考案されている。典型的な添加剤と
しては、燃料添加剤、触媒、染料、潤滑油、水処理用化
学薬品などが含まれ、また典型的な適用領域としては、
ガソリンタンクトラック充填ターミナル、船舶ターミナ
ル、化学処理プラント、水処理設備などが含まれる。
【0003】添加剤注入装置は、爆発性の気体が存在し
得る燃料充填ターミナルなどの危険な領域に配置される
ことが多い。このため通常は、装置の電気部分は耐圧妨
爆の格納容器内に取り付ける必要がある。いくつかの燃
料添加剤注入システムでは、電子コントローラは耐圧妨
爆ハウジングの中に入れられている。このことは、現場
で添加剤の流れのレートの変更、メータファクターの調
整などを行うために格納容器に入れられた電子装置に接
近するためには格納容器を開けなければならないという
問題が生じる。格納容器を開ける前には、危険な気体が
存在しないこと、すべての電力が切断状態にあること、
適切な安全対策が続けて行われることなどを確実にする
ために、細心の注意が払われ、またこれには資格のある
電気技術者など他のスタッフの助力を必要とし得る。他
の公知の添加剤注入システムでは、本来は格納容器を開
けることが必要である操作を行うために、外部キーパッ
ドが配備されている。しかし、キーパッドは、特に、燃
料充填ターミナルまたは他の施設で直面し得る過酷な環
境条件に曝されると、機械的不良が生じる。
【0004】燃料充填ターミナルでは、パイプラインに
よりターミナルに輸送される一般的なガソリンが、多く
の場合、いくつかのガソリン販売会社に売られる。これ
ら販売会社が、一般的なガソリンに各々独自の添加剤を
混合すると、一般的なガソリンは各々の販売会社専有の
製品となる。このような混合は典型的には、ガソリンが
配給用のタンカートラックに充填されるときに行われ
る。添加剤注入装置は、添加剤を制御された比率でガソ
リンの流れに混合するために使用される。
【0005】従来、燃料充填ターミナルで使用される添
加剤注入システムは、添加剤流入ラインを通る添加剤の
流れを制御するソレノイドバルブを有する添加剤注入器
を使用している。添加剤流量ラインは、燃料を貯蔵タン
クから、充填が行われるトラックに供給する主燃料ライ
ンにつながっている。燃料が流れ始めると、外部スイッ
チまたは自動システムがコントローラに許可信号を送
り、これにより添加剤注入器が、選択された比率で添加
剤を供給する動作を行うことが可能となる。添加剤は、
主燃料ラインを通る燃料の流れのレートにより決定され
るレートで、所定量が主燃料ラインに循環的に注入され
る。すなわち、流量メータにより測定される、主燃料ラ
インを流れる燃料の各所定量、例えば40ガロン(15
1.4リットル)、に対して、添加剤の所定の滴定量、
例えば100cc、が主燃料ラインに注入される。この
ようにして添加剤は選択された比率で全充填燃料に混合
される。
【0006】添加剤が注入されているとき、添加剤の流
量は流量メータにより測定され、添加剤流量制御バルブ
は滴定量が注入されるまで開口を続ける。この後、添加
剤流量制御バルブは閉鎖して、一時的におよび次の滴定
量の注入サイクルが開始されるまで添加剤の流れを止
め、次の注入サイクルが開始されると再び開口する。ソ
レノイドバルブが閉鎖するには有限量の時間を必要とす
るため、制御バルブが閉じつつあるとき制御バルブを通
して小量の添加剤が流出する。主流の流れに注入される
添加剤の全量を正確に制御するためには、この小量の添
加剤についても考慮にいれ、次の注入サイクルのとき是
正する必要がある。周知の是正方法によれば、次の注入
滴定量が前回の注入滴定量の過多量(または不足量)に
より調整される。すなわち、”x”を所望の注入滴定
量、および添加剤流量メータが前回の滴定中に注入され
た添加剤の量を”x+a”と測定した場合、次のサイク
ルで注入すべき添加剤の量は”x−a”と設定される。
この方法では、”a”が正の数であるとき過多であると
され、また”a”が負の数であるとき不足であるとされ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】理論的には上述の是正
方法は、ソレノイドバルブが閉鎖するのに要する有限の
時間に関連する過多量または不足量の正確な是正を提供
するようにみえるが、この方法によれば丸めの誤差が蓄
積されることになる。過多量または不足量”a”が、シ
ステムのコントローラが処理し得る最近似値に切り上げ
られると、実際の是正はこの丸め誤差分だけ必要とされ
る是正からずれる。製品の全充填量に対して、これら丸
め誤差が蓄積すると、注入するよう求められている添加
剤の量と充填操作中に実際に注入される添加剤の量との
間に実質的な相違が生じ得る。
【0008】多くの適用において、添加剤の注入量を、
上述の是正方法よりもっと正確に制御することが必要と
されている。燃料充填ターミナルの場合には、最終製品
の完全性を確実にするためおよび高コストの燃料添加剤
の過剰注入を防ぐために、燃料に注入される添加剤の量
を正確に制御することが望まれている。
【0009】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、燃料に注入される添加剤
の量を正確に制御することのできる添加剤注入システム
および方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の添加剤注入シス
テムは、制御された量の第1流体を第2流体の本流に注
入するシステムであって、少くとも第1波長の電磁エネ
ルギーを透過し得る窓部を有する耐圧妨爆のハウジン
グ、該第1流体が該第2流体のための流体通路へ流れる
ための第1流体流量ライン、該第1流体流量ラインを通
る該第1流体の流量を制御するバルブ、および該システ
ムを制御する電子手段であって、該ハウジング内に格納
されており、また、該窓部を透過する該電磁エネルギー
を受信するための受信器手段、該電磁エネルギーに含ま
れる情報をデコードする信号処理手段、および該情報に
基づく1つ以上の所定の機能を実行する制御手段、を含
む電子手段、を備えており、このことにより上記目的が
達成される。
【0011】好ましくは、前記添加剤注入システムは、
電磁エネルギーを発信するリモート発信器手段をさらに
備えている。
【0012】好ましくは、前記電磁エネルギーは赤外線
信号を含む。
【0013】好ましくは、前記所定の機能は、前記電子
手段の操作特性を制御することを包含する。
【0014】好ましくは、前記操作特性は前記バルブの
デューティサイクルである。
【0015】好ましくは、前記所定の機能は、システム
をリセットすることを包含する。
【0016】好ましくは、前記所定の機能は、少くとも
前記システムの一部を校正することを包含する。
【0017】また、本発明は、第2流体の主流に注入さ
れる第1流体の量を制御するシステムであって、基部ユ
ニットであって、該第2流体に注入される該第1流体の
該量を表す第1電気信号を受信する手段、該第1流体が
注入される該第2流体の量を表す第2電気信号を受信す
る手段、該第1流体の該量を調整するとき使用するため
に、該第1および第2電気信号に基づく制御信号を提供
する手段、該基部ユニットに発信される電磁エネルギー
を受信する受信器手段、該電磁エネルギーで表される情
報をデコードする信号処理手段、該情報に基づいて1つ
以上の所定の機能を実行する制御手段、を含む基部ユニ
ット、および該電磁エネルギーを該基部に発信するリモ
ート発信器手段、を備えており、このことにより上記目
的が達成される。
【0018】好ましくは、前記第1および第2電気信号
は、各々前記第1および第2流体の量に比例する周波数
を有する第1および第2周期信号を含む。
【0019】好ましくは、前記第2周期信号において発
生するMサイクルごとに、前記制御信号により、前記第
1周期信号にNサイクルが生成されるように、前記第1
流体が注入される。
【0020】好ましくは、前記所定の機能は、Mおよび
Nの値のうち少くとも1つを予め選択することを包含す
る。
【0021】好ましくは、前記システムは、前記Mおよ
びNサイクルをカウントするカウント手段をさらに備
え、また前記所定の機能は該カウント手段をリセットす
ることを包含する。
【0022】好ましくは、合計Tサイクルまで、前記第
2周期信号に発生するMサイクルごとに、前記制御信号
により、前記第1周期信号にNサイクルが生成されるよ
うに、前記第1流体が注入される。
【0023】好ましくは、前記システムは、前記M、N
およびTサイクルをカウントするカウント手段をさらに
備え、また前記所定の機能は、該M、NおよびTのうち
少くとも1つの値を予め選択することを包含する。
【0024】また、本発明の添加剤注入システムは、制
御された量の第1流体を第2流体の主流に混合するもの
であって、該第1流体がその流体源から該第2流体のた
めの主流量ラインに流れるための添加剤流量ライン、該
添加剤流量ラインを通る該第1流体の流れを制御する少
くとも1つのソレノイドバルブ、所定量を周期的に注入
するために該ソレノイドバルブの開口および閉鎖を制御
する注入制御手段、および該添加剤流量ラインに接続
し、該添加剤流量ラインを通る第1流体の流量に比例す
る周期信号を該注入制御手段に供給するための流量メー
タ、を備えており、該注入制御手段が、該流量メータか
ら受信する周期信号に応答して増分される添加剤量カウ
ンタと、参照カウンタとを含み、また該注入制御手段
が、(a)第1注入サイクルが開始されると、該添加剤
流量ラインを通る流れが開始されるように該バルブを開
口する工程、(b)添加剤量カウンタの値が該参照カウ
ンタの値との所定の関係に達すると該バルブを閉鎖する
工程であって、該参照カウンタは最初は所定の増分量に
対応する値に設定され、(c)所定の増分量に対応する
値により該参照カウンタを増分する工程、(d)次の注
入サイクルが開始されると該添加剤流量ラインを通る流
れが開始されるように該バルブを開口する工程、(e)
該添加剤量カウンタの値が該参照カウンタの値との所定
の関係に達すると該バルブを閉鎖する工程、および
(f)該参照カウンタが所定の値に対応する値に増分さ
れ、また該添加剤量カウンタが該参照カウンタの値との
所定の関係に達してバルブが閉鎖されるまで、(c)−
(e)の工程を繰り返す工程をおこなうことを特徴と
し、このことにより上記目的が達成される。
【0025】さらに、本発明の燃料添加剤を燃料の主流
に混合する方法は、所定滴定量の添加剤が燃料の主流に
周期的に注入され、また注入サイクルが開始されると、
添加剤を、該添加剤の供給源から第1および第2流量ラ
インを通って該燃料の主流に流入させる工程、該燃料の
主流に流れる該添加剤の量を測定する工程、該燃料の主
流に注入される該添加剤の量が、該所定滴定量の添加剤
に対して所定の関係に達すると、該第1流量ラインを通
る添加剤の流れを停止させ、一方、第2流量ラインを通
る添加剤の流れは継続させる工程、および該燃料の主流
に注入される該添加剤の量が、該所定滴定量の添加剤に
対して第2の所定の関係に達すると、該第2の流量ライ
ンを通る添加剤の流れを停止させる工程、を包含し、こ
のことにより上記目的が達成される。
【0026】さらに、本発明の添加剤注入システムは、
制御された量の第1流体を第2流体の主流に混合し、ま
た、コントローラハウジング、該システムを制御する電
気回路であって、該ハウジング内に格納される電気回
路、および駆動マグネット、添加剤が流れる流量チャン
バーを含むメータハウジング、該流量チャンバーを通る
添加剤の流れにより動作され、該駆動マグネットを添加
剤の流れのレートに比例する速度で回転させる手段、該
メータハウジングの壁部を通して該駆動マグネットに磁
気的に結合する従動マグネットであって、該壁部が該結
合したマグネット間に流体隔離バリヤーを形成し、およ
び該コントローラハウジングの壁部を貫通するシャフト
を含み、該従動マグネットが該シャフトの外端部に取り
付けられ、また該コントローラハウジング内の該シャフ
トの内端部にインジケータが取り付けられる、流量メー
タ、を備えており、このことにより上記目的が達成され
る。
【0027】さらに、本発明の制御された量の第1流体
を主流量ラインを流れる第2流体の主流に混合する装置
は、供給操作の間に該主流量ラインを通ってT量の第2
流体が供給され、該主流量ラインを通って流れる第2流
体各E量に対して、D量の該第1流体を該主流量ライン
に周期的に注入する手段、および該供給操作の終わりの
N回の注入サイクルを禁止して、これにより該供給操作
の最後に該主流量ラインを通って流れるN掛けるEの量
の第2流体には第1流体が混合されないようにする手
段、を備えており、該周期的に注入する手段が、M回の
注入サイクルの間に該D量プラス追加量を注入する手段
を含み、該追加量が該M回の注入サイクルにわたって合
計されると、N掛けるDの量に等しく、これにより終わ
りのN回の注入サイクルの間に注入されなかった量が補
償され、またNおよびMは0より大であることを特徴と
し、このことにより上記目的が達成される。
【0028】さらに、本発明の制御された量の第1流体
を主流量ラインを流れる第2流体の主流に混合する方法
は、供給操作の間に該主流量ラインを通って一定量の第
2流体が供給され、またT量の第2流体を該主流量ライ
ンを通して供給する工程、該主流量ラインを通って流れ
る第2流体各E量に対して、D量の第1流体を該主流量
ラインに周期的に注入する工程、および該供給操作の終
わりのN回の注入サイクルを禁止して、これにより該供
給操作の最後に該主流量ラインを通って流れるN掛ける
Eの量の第2流体には第1流体が混合されないようにす
る工程を包含し、M回の注入サイクルの間に、注入され
る添加剤の量が、該D量プラス追加量に等しく、該M回
の注入サイクルにわたって注入される該追加量を合計す
るとN掛けるDの量に等しく、これにより終わりのN回
の注入サイクルの間に注入されなかった該第1流体の量
が補償され、またNおよびMは0より大であることを特
徴とし、このことにより上記目的が達成される。
【0029】好ましくは、前記M回の注入サイクルの間
に注入される前記追加添加剤の量は、N掛けるD割るM
に等しく、またMは1より大である。
【0030】
【作用】本発明は、1つ以上の添加剤を流体主流に制限
された比率で混合する注入システムおよび方法を提供す
る。このシステムおよび方法は、従来のシステムおよび
方法に優る様々な利点を提供し、また、好ましくは本明
細書に述べるように集合的に使用されるのがよいが、個
別にも利用され得る。
【0031】本発明の1つの重要な面によれば、添加剤
注入システムはコントローラを有し、その電気回路は、
窓部を有する耐圧妨爆ハウジング内に格納され、窓部を
通して、赤外線コマンド信号などの電磁エネルギーが送
信される。電気回路は窓部を通して送信される電磁エネ
ルギーを受信する受信器、および電磁エネルギーに含ま
れる情報をデコードしまたこの情報に基づいて1つ以上
の機能を実行するプロセッサを備える。コントローラは
好ましくは、ポータブルおよび好ましくは手で持つタイ
プのリモートコントロール発信器と組み合わせて用いら
れ、この発信器は、ハウジングの窓部を通して電磁エネ
ルギーを発信し、一方でまた、電磁エネルギーに含まれ
る情報に応答してコントローラにより実行されるべき機
能を選択および制御するために、リモートコントロール
発信器のオペレータが、電磁エネルギーに含まれるべき
情報を選択することを可能とする。この構成により、注
入サイクルごとに注入される添加剤の量、実行されるテ
ストサイクルの全回数、およびテストサイクルの全回数
に対して注入される添加剤の全量を含む添加剤注入サイ
クル機能をテストすること、1つ以上の添加剤の流れの
レートに対して注入サイクルごとに注入される添加剤の
量を変更すること、メータを校正するとき添加剤メータ
ファクターを変更すること、および1つ以上のエラーフ
ラグアラームをリセットし、これによりリセットスイッ
チを個別に設ける必要をなくすこと、などのコントロー
ラの様々な機能を遠隔操作することが可能となる。
【0032】本発明の別の重要な面によれば、各添加剤
注入サイクルの後、参照カウンタを、次のサイクルで注
入される添加剤の次の量に対応する単位数だけ増分する
ことにより、正確な添加剤注入が得られる。この結果、
次の注入サイクルのための新しい目標値が得られ、この
目標値は、注入されたはずである添加剤の全量プラス次
の添加剤滴定量である。この方法によれば、従来使用さ
れている上述の是正方法を実行する場合に起こり得る丸
め誤差により生じるずれが解消される。
【0033】本発明のさらに重要な面によれば、主流量
ラインを「クリーン」製品、すなわち添加剤が混合され
ない製品でフラッシュするための配慮がなされ、これに
より、1充填量の製品を供給した後「クリーンライン」
が提供され、一方、製品に対する添加剤の所定の比率は
維持される。これは、充填操作の終わりの1回以上の注
入サイクルを禁止し、一方で最初の注入サイクルで注入
される添加剤の量を増やすことにより、終わりのサイク
ルで注入されない分の添加剤の補償をすることにより実
現される。
【0034】本発明のさらに別の面によれば、添加剤の
より大きな流体の流れへの混合注入は、2つ以上の段階
において実行され得、これにより各注入サイクルの間に
注入される添加剤の量をより正確に制御し得る。多段階
注入は、添加剤が注入される主流量ラインに並列に接続
した複数の添加剤流量バルブを使用することにより実現
される。各注入サイクルの間、これらバルブは開口し、
多量の添加剤が主流量ラインに流れることが可能とな
る。添加剤流量メータによる測量で、添加剤滴定量の所
定パーセンテージが注入された後、1つの、好ましくは
大きい方のバルブが閉鎖され、添加剤が残りのバルブの
みを通って、より遅い好ましくははるかに遅いレートで
流れ続けるようにされる。従って、注入サイクルの残り
の時間にも添加剤の流れは継続され得るが、レートはよ
り制御可能である。3つ以上のバルブを使用する場合
は、これらのバルブを順番に閉鎖して、添加剤の流れの
レートが徐々に遅くなるようにし得る。
【0035】本発明のさらに別の面によれば、添加剤注
入システムは、添加剤注入コントローラの電気回路のた
めのハウジング、およびコントローラハウジングに直接
取り付けられるハウジングを有する流量メータを備えて
いる。流量メータは流量チャンバーを含み、添加剤が流
量チャンバーを通って流れることで、駆動マグネットを
メータを流れる添加剤の流れのレートに比例した速度で
回転させる。駆動マグネットは流量メータハウジングの
壁部を通して従動マグネットに磁気的に結合し、また該
壁部は結合したマグネットの間の流体隔離バリヤーを形
成する。従動マグネットはコントローラハウジングの壁
部を貫通するシャフトに取り付けられ、また内端部には
光学ディスクなどのインディケータが接続している。イ
ンディケータはコントローラハウジング内に配置されて
いる。またコントローラハウジング内には、インディケ
ータに応答する電気回路も配置され、インディケータの
回転速度に比例するレート、従ってメータを流れる添加
剤の流れのレートに比例するレートで周期信号を生成す
る。
【0036】
【実施例】次に図面を参照して本発明の添加剤注入シス
テムの好適な実施態様について述べる。先ず図1を参照
して、本実施例の添加剤注入システムは一般に参照番号
20で示される。このシステムは添加剤を選択された比
率で流体主流へ注入するよう機能する。図1において
は、例えば燃料添加剤をガソリンなどの燃料に注入し
て、「一般的な」ガソリンを配給トラックに充填される
専有の「ブランド」ガソリン製品に変換するために、燃
料充填ターミナルで使用され得る他の従来通りのシステ
ムと一体化されて、添加剤注入システム20は示されて
いる。
【0037】本発明の以下の説明は、主に本発明のこの
特定の例示的な適用に関してなされるが、本発明はもっ
と広い適用領域を有し、燃料添加剤をガソリンなどの燃
料に注入することに限定されない。すなわち、以下の燃
料添加剤について述べることは、より一般的にいかなる
添加剤にも該当し、また燃料について述べることは、よ
り一般的に、添加物が循環的な注入により混合されるい
かなる流体主流にも該当する。
【0038】図1において、全体のシステム21は、貯
蔵タンクからの燃料をタンカートラックへの充填のため
に供給し得る、燃料ライン23を備える。燃料ライン2
3を通る燃料の流量は、典型的にはモーター駆動の主流
量制御バルブ24により制御される。この制御バルブ2
4の開閉は主システムコントローラ25により制御され
る。主システムコントローラ25はオペレータインター
フェースを有し、これによりオペレータが、タンカート
ラックに充填される燃料の所望量を選択し得る。燃料ラ
イン23を通る燃料の流量は主流量メータ27により測
定される。主流量メータ27にはデジタルパルスを出力
するパルサー28が連結し、各パルスは燃料の個々の増
量または量を表す。従って、パルサー28により出力さ
れるパルス数を合計することにより、メータ27を流れ
た燃料の量が示される。また、燃料ライン23に流量が
あるかどうかを検出するために、燃料流量スイッチ29
が配備されている。燃料が流れているときは、パルサー
28はパルスを出力し、また燃料流量スイッチがオン状
態にあるはずである。
【0039】充填の工程が開始されると、充填する燃料
の所望量が選択される。次に燃料の充填は、主流量制御
バルブ24を開口して燃料を燃料ライン23に流すこと
により開始される。燃料が流れ始めると、パルサー28
はメーター27を流れる流体の容量に比例して一連のパ
ルスを出力する。(蓄積された全パルス数を、供給すべ
き流体容量を表すパルスの所定数と比較することにより
決定される)所望量の燃料が供給されると、システムコ
ントローラ25は主流量制御バルブ24を閉鎖する。燃
料ラインでの燃料の流れのレートが大であるほとんどの
燃料充填ターミナルでは、主システムコントローラは典
型的には、例えば50ガロン(189.3リットル)の
燃料が最後の充填分として残されているときなどに、バ
ルブ24の緩やかな閉鎖を開始するために、低流量スイ
ッチをオン状態にする低流量スイッチ信号を発生する。
このようにバルブをゆっくりと閉鎖することにより、シ
ステムを損傷させ得る燃料の流れの突然の停止が避けら
れ、またタンカートラックに供給される燃料の量がより
正確に制御される。
【0040】主システムコントローラ25はまた、添加
剤を添加剤注入システム20に供給するための装置30
も制御する。添加剤供給装置30は、添加剤供給ライン
33を通して添加剤注入システム20の手動操作の入口
隔離バルブ34に接続する添加剤貯蔵タンク32を含
む。添加剤供給ライン33には添加剤供給ポンプ35が
接続され、バイパスライン36および圧力調整バルブ3
7がポンプ35をまたいで接続され、添加剤注入システ
ム20を通る流れが、入口隔離バルブ34または添加剤
注入システム20に配備される制御バルブにより阻止さ
れるとき、ポンプ入口に戻る流れを分流させる、ポンプ
まわりの圧力調整バイパスを提供する。
【0041】添加剤注入システム20は、上述の入口隔
離バルブ34を含み、この入口隔離バルブ34は、添加
剤注入システム20を添加剤供給装置30から隔離する
ために手動で閉鎖され得る。入口隔離バルブ34はライ
ン40を介して、後に詳述する添加剤流量メータ41の
入口に接続される。ライン40は好ましくは、従来のお
よび良好な工学上の慣行通りに、入口ストレーナ42を
配備し得る。
【0042】添加剤流量メータ41の出口は流量ライン
44を介して、ソレノイド動作の第1段階の流量制御バ
ルブ45に接続される。第1段階の流量制御バルブ45
は次に流量ライン46を介して手動の出口隔離バルブ4
7に接続され、出口隔離バルブ47には添加剤排出ライ
ン48が接続される。添加剤排出ライン48は燃料ライ
ン23まで延長し、これにより添加剤が燃料ラインに注
入される。出口隔離バルブ47は手動で閉鎖され得、添
加剤注入システムを添加剤排出ライン48からおよびこ
れにより燃料ライン23から隔離する。好ましくは、従
来のおよび良好な工学上の慣行通りに、流量ライン46
にはチェックバルブ49を配備し得る。
【0043】本実施例では、ライン44および46をま
たいで第2段階の添加剤流量制御バルブ50が、第1段
階の添加剤フロー制御バルブ45と並列で接続される。
以下の説明でさらに明かとなる理由により、第2段階の
バルブ50は第1段階のバルブ45より大きい容量とさ
れ、これにより両方の制御バルブが開口するときは添加
剤の流れのレートは大となり、また第2段階のバルブが
閉鎖し第1段階のバルブが開口したままであるときは添
加剤の流れのレートは実質的に低下する。
【0044】添加剤注入システム20はまた、手動操作
のテストバルブ53に接続される分岐流量ライン52を
含む。テストバルブ53は、好ましくは都合のよい位置
に配備され、その出口54は、添加剤注入システム20
を校正する目的で添加剤が注入され得る校正ゲージをそ
の下に配置し易くするために便利な位置とされる。
【0045】添加剤注入システム20はさらに添加剤注
入コントローラ58を備える。添加剤注入コントローラ
58は、とりわけ第1段階および第2段階の添加剤制御
バルブ45および50を制御する。コントローラ58は
プログラム化されたマイクロプロセッサに基づく装置で
あり、その回路および操作については後述する。
【0046】次に図2および3に示すように、添加剤注
入コントローラ58の電気回路は耐圧妨爆のハウジング
60内に格納されている。ハウジング60は、耐圧妨爆
カバー62により閉鎖される大きな円形の前面アクセス
開口部61を有する。開口部61およびカバー62は各
々内部および外部がネジ切りされており、これによりカ
バー62はハウジングにネジ込まれるおよびネジ込みが
外される。カバー62は円形の透明窓部63を有し、こ
れにより添加剤注入コントローラの視覚表示要素を観察
することが可能である。また窓部63により、ハウジン
グ60内に位置するコントローラ回路と携帯リモートコ
ントロール発信器との間に電磁エネルギーの通信リンク
が確立される。この目的については後述する。ハウジン
グ60はさらに、ボルト穴66および67を含む取り付
けイアー64および65を備え、これにより添加剤注入
システム20の他の構成要素を取り付け得る背面パネル
などの適切な支持構造物への取り付けが容易となる。
【0047】添加剤流量メータ41は、コントローラハ
ウジング60の側壁68に直接取り付けられる。添加剤
流量メータ41は、内部カバー71と外部カバー72と
の間に挟まれる中央本体部70により形成されるメータ
ハウジング69を有する。中央本体部70ならびにカバ
ー71および72は複数の取り付けネジ73により互い
に固定される。他の取り付けネジ74はメータハウジン
グ69を挿通し、ハウジング側壁68の閉鎖端穴部75
にネジ挿入して、メータハウジング69をコントローラ
ハウジング60に取り付ける。中央本体部70と2つの
カバー71および72との間にはOリングシール76が
配備され、中央本体部70とカバー71および72の内
部に形成されるギアメータ変位チャンバー77からの漏
れを防ぐ。
【0048】変位チャンバー77の各々の突出部には一
対のロータまたはギア78および79が配備される。ギ
ア78および79は、内部および外部カバー71および
72によりならびにこれらの間に支持される各々のギア
シャフト80および81の回りを回転するように取り付
けられる。ギアは変位チャンバーの各々の突出部内に密
接に適合し、突出部またはその歯部は噛み合っている。
シャフトは図示するようにブッシュを備え得る。
【0049】中央本体部70は対向する両端部に入口通
路83および出口通路84を有し、これらから添加剤が
ギアメータ変位チャンバー77に流出入する。入口およ
び出口通路83および84は、中央本体部にのみ形成さ
れるチャンバー77の中央突出部の対向する両端部でチ
ャンバー77に接続し、内部にギア78および79が配
置されている両端部突出部に左右対称に交差する。添加
剤が入口通路83から流入しチャンバー77を通って出
口通路84から流出するとき、ロータはメータを通過す
る燃料の流れのレートに直接関係する速度で回転する。
【0050】図3に最もよく示すように、ギア78は内
側部に凹部87を有し、凹部87の内部には駆動マグネ
ット88が固定され、ギアと共に回転する。駆動マグネ
ット88は円盤またはドーナツ形状を有し、ギア78の
回転軸と同心の凹部87内に取り付けられ、また好まし
くは外表面が図示するようにギア78の内側面と接して
いる。駆動マグネット88は、内部カバー71の縮厚壁
部90を通して非駆動または従動マグネット89に磁気
的に結合している。内部カバー71は、少くとも縮厚壁
部90の領域で、このような磁気的結合を可能とする非
強磁性材料により形成される。好ましくは、少くとも駆
動および従動マグネットの領域では、メータ構成要素の
すべては非強磁性材料により形成される。
【0051】従動マグネット89は、駆動マグネット8
8とは軸方向に反対側の側部でハブ91に取り付けられ
ている。ハブ91は光学駆動シャフト92の軸方向の外
端部に取り付けられ、光学駆動シャフト92はコントロ
ーラハウジング60の内側では光学ディスク93に接着
される。光学駆動シャフト92は、プラグ部材94のギ
アシャフト80と同軸的に回転するように取り付けられ
る。プラブ部材94は、コントローラハウジング60の
側壁68のネジ切りされた開口部95にネジ接合され
る、外面がネジ切りされた円柱部を有する。図示するよ
うにプラグ部材94には光学駆動シャフト92のための
ブッシュが配備される。
【0052】従動マグネット89は好ましくは、内部カ
バー71の外表面に形成される環状溝または凹部96に
収容され、環状凹部96の底部には内部カバー71の縮
厚部90が形成されている。これにより、マグネット8
9は駆動マグネット88に極めて接近し、またその磁性
の影響の下におかれ、一方、内部カバー71の縮厚部9
0により、コントローラハウジング60の内部へ添加剤
が入り込まないように一体的に密封される。すなわち、
添加剤のハウジングへの流入は、従来のシール以外の手
段、すなわちコントローラハウジング60の内部とギア
メータ変位チャンバー77との間のを連続的な金属面に
より阻止される。
【0053】内部カバー71の環状凹部96は、内部に
ギアシャフト80の内端部を支持するための内側に開口
する穴部を有する内部カバーのカップ状コア部97を取
り囲む。図示するように、各ギアシャフト80、81
は、両カバーの内部が閉鎖した穴部で支持されているた
め、シールは必要ない。従動マグネット89は、円盤ま
たはドーナツ形状を有しており、駆動シャフト92の上
を滑り、また駆動シャフト92に対して従動マグネット
89が自由に回転し得る大きさの中央穴部を有する。
【0054】メータ41を添加剤が流れることにより、
メータギア78および79が、添加剤の流れのレートに
より決定される速度で回転を始める。この回転は次に同
じ速度で光学ディスク93を回転させる。光学ディスク
93は流れのレートの表示として機能し、また、図3に
概略を示すように、発光ダイオード98と検出器99と
の間の光ビームを遮断するために、縁部に複数のスロッ
トを備えている。光学ディスク93は、コントローラハ
ウジングの後壁など、コントローラハウジング60の内
部に都合のよい方法で取り付けられ得る。検出器99
は、光学ディスク93の回転速度に比例して一連のパル
スを出力し、この回転速度は添加剤流量メータを通る添
加剤の流れのレートに比例する。この一連のデジタルパ
ルスは、以下に述べる添加剤注入コントローラ58の回
路に入力される。
【0055】コントローラ回路 図4のブロック図を参照して、本発明の好適な実施態様
による添加剤注入コントローラ58の回路は、一般的に
参照番号100で示される。コントローラ58、または
より詳しくはその回路100は、マイクロコントローラ
101を含む。マイクロコントローラ101は、上述の
および図5−9に示すフローチャートを参照してより詳
しく後述する所望のシステム制御を提供する。マイクロ
コントローラ101は、例えばIntel Corpo
rationにより市販される80C32マイクロコントロ
ーラであり得る。マイクロコントローラ101は、本明
細書で述べるシステム制御を提供する従来のプログラミ
ング方法を使用することにより当業者によりプログラム
され得る。
【0056】コントローラ58はさらに、アドレスバス
104上のマイクロコントローラ101からのアドレス
情報をバッファーするためのバッファー103を含む。
バッファー103の出力部は、図示するようにアドレス
バス104を介してラッチ106の入力部に接続する。
ラッチ106はマルチプレクサとして機能し、従来と同
様に、アドレスバス104またはデータバス108のい
ずれかから送られる情報を、メモリアドレスの入力部に
ラッチするために使用される。詳しくは、ラッチ106
の出力部におけるアドレス情報は、図示するように、ア
ドレスバス104を通って読み出し専用メモリ(RO
M)110およびランダムアクセスメモリ(RAM)1
12のアドレス入力部に接続される。ROM110はマ
イクロコントローラ101のための動作コードを記憶す
るために、またRAM112は、他の所望のデータ/情
報と共にシステムプログラムを記憶するために使用され
る。データはデータバス108を通してメモリ110お
よび112へおよび/またはメモリ110および112
から転送される。
【0057】コントローラ58はまた、各々、添加剤流
量メータ41および燃料流量メータ27のパルサー28
により提供されるパルス数をカウントするための一対の
カウンタ114Aおよび114Bを含む。本実施例にお
いては、カウンタ114Aおよび114Bはアドレスバ
ス104を介してアドレス可能であり、上記のパルス数
に関するカウント情報をデータバス108を介してマイ
クロコントローラ101に提供する。カウンタ114A
の入力部はライン120を通して、本実施例では検出器
99である、添加剤流量メータ入力装置122に接続さ
れる。同様に、カウンタ114Bの入力部はライン12
3を通して、燃料流量メータ27からのデジタル信号を
提供するデジタル入力装置124に接続される。カウン
タは82C54パッケージであり得る。
【0058】Intelにより市販されている8255 DEVICEな
どの入出力装置126は、コントローラ58により使用
される多くの入出力ポートを提供する。詳しくは、入出
力装置126は、図示するようにアドレスバス104お
よびデータバス108に接続し、異なる入力接続装置1
30ー135に入力される情報をマイクロコントローラ
101に転送するために使用される。入力接続装置13
0ー135は好ましくは、交流110ボルトの入力を受
け取るために光学的に隔離され、データの接続、および
/またはシステムリセットスイッチ、クリーンスタート
スイッチなどの様々なシステム構成要素からのマイクロ
コントローラ101への入力の制御を行う。入力接続装
置は、図示するようにライン137−142を通して入
出力装置126に接続される。さらに、出力接続装置1
45−148が出力バス150を通して入出力装置12
6に接続され、後に詳述するように、各バルブの開口お
よび閉鎖などの様々なシステム機能を制御するために、
マイクロコントローラ101によりアクセスされ得る。
また、関連するシステム情報を表示するための表示装置
153が、バス152を通して入出力装置126に接続
される。このような情報は、例えばステータス表示、エ
ラーメッセージ、添加剤流量設定などを含み得る。
【0059】リモートコントロール発信器156からの
赤外線信号を受け取る光検出器154が、ライン160
を通してマイクロコントローラ101の直列データ入力
部158に接続される。入力部158で受け取られる情
報に基づいて、マイクロコントローラ101は、システ
ムプログラムに図5−9に示すフローチャートに従って
所望される結果を生成するように促す。リモートコント
ロール発信器156は好ましくは、テレビを操作するた
めに使用される従来のリモートコントロール発信器と型
および操作において類似し得る、携帯型装置である。こ
のような発信器は典型的には、キーを押すと同時に、本
実施例の場合ではコントローラ58である受信装置によ
り受信および割込みされる単一文字列を発信する。当然
ながら、発信器上のキーパッドは好ましくは、意図する
適用、この場合は添加剤注入コントローラに適用し得る
コマンドの選択およびデータの入力を容易にするような
構成および符号付けがなされるべきである。
【0060】本実施例では、添加剤注入コントローラ5
8はまたMaxorにより市販されるMAX232 RS-232などの直
列データ受信器162を含む。直列データ受信器162
により、コントローラ58と主システムコントローラ2
5または他のコンピュータまたは装置との間の直列デー
タ通信が可能となる。受信器162はライン164を介
してマイクロコントローラ101の直列データ入力部1
59に接続される。受信器162は、ユーザがリモート
コントロール発信器156を使用せずに、情報をマイク
ロコントローラ101に入力することを可能とする直列
データ入力部166を含む。好ましくは、入力部158
および159は物理的には同じ入力部である。検出器1
54および受信器162から受け取られる情報は、OR
ゲートなどを通して入力部158で単純に多重化され
る。もしくは、マイクロコントローラへの第2の直列入
力部を使用し得る。さらに、周知のように、本発明は入
力部で主に直列データを受け取るように述べているが、
他のデータフォーマット、例えば平列データの場合もま
た同様に実行され得る。
【0061】図3に示すように、検出器154は窓部6
3を通して赤外線信号を受信するように配置される。当
然ながら、窓部63は赤外線信号または他の使用し得る
電磁エネルギーの周波数に対して透過であるべきであ
る。また図3に示すように、表示装置153は、参照番
号165で示す1つ以上のオプションのステータスライ
トと同様に、ハウジングの窓部63を通して観察され得
る。ステータスライトは、第1段階のバルブの状況、第
2段階のバルブの状況など、コントローラの1つ以上の
機能の状況を表示するために、コントローラ回路に含ま
れ得る。
【0062】次にコントローラ58の入力接続装置13
0−135に配備されるいくつかの異なる入力部および
出力部について簡単に述べる。入力接続装置130は入
力端末166で、システムが許可A状態にあることをマ
イクロコントローラ101に伝えるために使用される制
御信号を受信する。同様に、入力接続装置131および
132は、各々の入力端末167および168で、シス
テムが各々許可Bまたは許可C状態にあることをマイク
ロコントローラ101に伝えるために使用される制御信
号を受信する。入力接続装置133は入力端末169
で、マイクロコントローラ101に、燃料が燃料ライン
23を流れていることを示す燃料流量スイッチ29から
の制御信号を受信する。従って、マイクロコントローラ
101が、燃料が主燃料ライン23を流れていることを
示す燃料流量スイッチからの制御信号は受信するが、デ
ジタル入力部124では信号を受信しない場合には、マ
イクロコントローラ101は不良状況を検出し、所定の
一連の動作を行う。例えば、コントローラ58は、後述
するようなアラームおよび/またはエラーメッセージを
発信し得る。
【0063】入力接続装置134は、マイクロコントロ
ーラ101に制御信号を供給することによりシステムリ
セットのリクエストをコントローラ58に接続するため
に使用され、マイクロコントローラ58に、所定の方法
で、すなわち、カウンタをリセットすること、バルブを
閉鎖することなどにより、システムをリセットするよう
に指示する。このようなリセットのリクエストは、装置
134の入力端末170で受け取られ得る。入力接続装
置135は、入力端末171で、低流量制御信号をマイ
クロコントローラ101に接続させるために使用され
る。この制御信号は、約50から60ガロン(189.
3から227.1リットル)の燃料がまだ充填されずに
残されているときなどに、燃料の充填が充填の終わりに
近い低流量段階に切り換わりつつあることを示す。
【0064】好ましくは、上述の入力装置130−13
5は、各々の入力端末で交流(AC)入力信号を受信す
る光学隔離トライアック装置である。次に入力信号は光
学的に隔離されまた整流されて、当然ながらAC入力信
号が存在するかどうかに依存して「low」または「h
igh」のデジタル信号よりなる二次的な入力信号を、
ライン137−142上に供給する。
【0065】本実施例における出力接続装置は、端末1
72を通してマイクロコントローラ101からの制御信
号を第1段階の注入制御ソレノイドバルブ45に接続す
るための第1段階の入力接続装置145を含む。出力接
続装置146は、マイクロコントローラ101から端末
174へ制御信号を接続し、次に端末174は、第2段
階の注入制御ソレノイドバルブ50に接続して、このバ
ルブの位置の制御が行われる。システムプログラムによ
り不良、エラーまたは異常であると判定される場合は、
マイクロコントローラ101は、出力装置147および
148の一方または両方をオン状態にし得る。これらは
本実施例では、後述のようにいくつかの異なるタイプの
不良モードが識別され得るAおよびBアラーム出力を表
す。
【0066】シーケンス制御 図5−9は添加剤注入コントローラ58の機能を制御す
るプログラムルーチンのフローチャートである。次に、
主プログラムのルーチンから始まるこれらプログラムの
シーケンスについて述べる。
【0067】図5において、主プログラムルーチンはス
テップ200の電源オンで始まる。電源がオンされる
と、マイクロプロセッサが必要とするすべての論理リセ
ット信号または他のすべての論理回路が発動され、コン
トローラ回路内のすべてのチップをリセットする。ま
た、ステップ201で、コントローラの出力がクリア、
すなわち0に設定または初期化される。
【0068】初期化および出力をクリアした後、コント
ローラは、コントローラの表示装置を添加剤の全流量
を、例えばガロンまたはリットルなどの都合のよい単位
で示すように設定する、ステップ205で始まる入力走
査ループに入る。次に、ステップ206で、コントロー
ラは許可AまたはBが入力されているかどうか調べる。
許可AまたはBの入力が存在し、添加剤の注入が必要と
されているときは、コントローラはステップ207で、
図6および7に示す後述する注入ルーチンを実行する。
入力が存在しないときは、コントローラはステップ20
8に進み、燃料が流れているかどうかを調べる。燃料流
量カウンタが入力部で信号を受信することにより数を増
分していない場合は、コントローラはステップ209に
進み、赤外線(I/R)または直列データを各々の入力
部が受信しているかどうかを調べる。赤外線(I/R)
または直列入力部のいずれかでデータが検出される場合
は、次にコントローラはステップ210で、図9に示す
後述する通信サブルーチンを実行する。データが検出さ
れない場合は、コントローラはステップ211に進み、
添加剤の流れを調べる。
【0069】ステップ208に戻り、コントローラが燃
料の流れを検出する場合は、ステップ215で、システ
ムメモリに記憶されている全燃料流量値が更新される。
このようにして、コントローラは、添加剤注入システム
20により添加剤が注入されていないときでも、燃料ラ
インを通る燃料の全流量を追跡する。燃料の流量につい
て記憶された値を更新した後、コントローラは赤外線ま
たは直列データを調べる段階を迂回して、ステップ21
1に進む。これにより、燃料が主燃料ラインを通って流
れている間にシステムの値または手順が変更またはリセ
ットされるのを防ぐ。
【0070】ステップ211で、コントローラは添加剤
が流れているかどうか、すなわち添加剤流量入力部で信
号を受信することにより添加剤カウンタが増分している
かどうかを調べる。通常の場合のように、添加剤の流れ
が検出されないときは、プログラムはループしてステッ
プ205に戻る。しかし、添加剤の流れが検出される
と、ステップ216で、この流量が許容され得る予め設
定された漏洩量を超えるかどうかを調べる。添加剤流量
が予め設定された漏洩量を超えない場合は、プログラム
はループしてステップ205に戻る。超える場合は、ス
テップ218で、危険アラームが設定され、コントロー
ラはステップ219に進み、適切なアラーム信号を発信
し、また燃料および添加剤の操作の継続を禁じるために
アボートルーチンが実行される。コントローラは、例え
ばコントローラ表示装置153(図3)にアラームメッ
セージを表示し得、またさらに主端末処理コントローラ
25(図1)に危険アラーム信号を発信し得る。また、
アラームのタイプ、およびアラーム発生の時間および日
付は、上述のようにバッテリーバックアップを有するコ
ントローラのメモリに記憶される。これにより、システ
ムのオペレータはコントローラの動作を監視および分析
し得る。
【0071】次に図6において、注入サブルーチンは、
監視タイマーをセットするステップ220から始まる。
好ましくは、時間がリアルタイムで運行されるようにバ
ックグラウンドでタイマー機能を実行するためには、上
に述べたマイクロコントローラのハードウェア回路が使
用される。監視タイマーの設定時間が過ぎると、コント
ローラに設定時間が過ぎたことを示すフラグを設定する
ためにハードウェアの割り込みが生成される。監視タイ
マーの設定時間が過ぎたかどうかを決定するためには後
述のようなチェックが行われる。
【0072】220でセットされる監視タイマーは、許
可AまたはB信号の受信と燃料流入開始との間に最大時
間を設定する。燃料流入が設定された時間内に開始され
ない場合は、許可信号は無視され、後述のようにアラー
ムが設定される。
【0073】ステップ220で監視タイマーがセットさ
れた後、ステップ222で許可信号が存在するかどうか
を調べるための決定がなされる。許可A信号が存在する
場合は、ステップ223で滴定量の値が、各注入サイク
ルの間に注入されるべき許可Aのための添加剤の滴定量
に対応する値「A」に設定される。許可B信号が存在す
る場合は、ステップ224で滴定量の値が、各注入サイ
クルの間に注入されるべき許可Bのための添加剤の滴定
量に対応する値「B」に設定される。滴定量の値が指示
された値に設定された後、コントローラはステップ22
5に進み、許可C信号が存在するかどうか調べる。許可
C信号が存在する場合は、ステップ227でショットカ
ウントを0に設定する。存在しない場合は、ステップ2
28でショットカウントを6に設定する。
【0074】本実施例では、コントローラはクリーンス
タートを実行する指示としての許可C入力に応答するよ
うにプログラムされており、これにより、「クリーン」
な燃料すなわち添加剤を含まない燃料が、燃料ラインを
流れてこれを洗浄することにより、次の充填が前の充填
操作の間に注入された添加剤により「汚染」されないよ
うにするために、充填操作の終わりには添加剤が流れな
いようにされる。以下に、先ず、許可C信号が受信され
なかった場合、および次に許可C信号が受信された場合
について述べる。ここで、許可C信号は、コントローラ
のソフトウェアの指示を適切に改変することにより第3
の添加剤の流れのレートを設定するなど、異なる機能も
果たし得ることは明かである。
【0075】ステップ227で、ショットカウントを0
に設定した後(許可C入力がない場合)、プログラムは
ステップ229に進み、燃料流量参照値またはレジスタ
が燃料流量カウンタの値に設定されているかどうかを調
べる。次にステップ230でコントローラは燃料カウン
タが増分しているかどうかを調べる。燃料カウンタが増
分していない場合は、ステップ231で、燃料流量スイ
ッチ29(図1)が燃料ラインを通る流れによりオン状
態とされているかどうかを調べる。燃料流量スイッチが
オン状態とされている場合は、燃料は燃料ラインを流れ
ているが、燃料カウンタが増分しないため、コントロー
ラにはその流れのレートが知らされていないことを意味
する。これは重大な不良状況を表し、ステップ232で
直ちにシステムメモリに危険アラームフラグが設定され
る。次にステップ233で、コントローラは適切なアラ
ーム信号を発し、また燃料および添加剤の操作の継続を
禁止する適切なアボートルーチンを実行する。
【0076】ステップ231で燃料流量スイッチがオン
状態にされておらず、これにより燃料がまだ燃料ライン
を流れていないことが確認されると、コントローラはス
テップ234で監視タイマーの設定時間が過ぎているか
どうか調べる。設定時間が過ぎている場合は、設定時間
内に流量が始まらなかったことを意味し、コントローラ
は次にステップ235でシステムメモリに低レベルのア
ラームフラグを設定する。次にステップ236でコント
ローラの表示装置にエラーメッセージが表示され、この
後、プログラムは図5のステップ237のアイドルリタ
ーンに進む。
【0077】ステップ234で監視タイマーの設定時間
が過ぎていない場合は、ステップ238で許可Aまたは
B信号が依然として受信されているかどうか調べる。許
可AまたはB信号が受信されていない場合は、添加剤注
入サブルーチンは終了する。この場合は、コントローラ
は、ステップ239で添加剤流量制御バルブが閉鎖さ
れ、またステップ240で燃料および添加剤の全量がシ
ステムのメモリで更新されることを確認し、次に、プロ
グラムは図5のステップ237のアイドルリターンに進
む。
【0078】通常は、許可AまたはB信号は、燃料の流
れが開始されるまで受信される。従って、通常はプログ
ラムはループしてステップ230に戻り、燃料の流れが
開始されたかどうかを調べる。開始されていない場合
は、プログラムは、ステップ231でいずれかの燃料流
量スイッチがオン状態となるのが検出される、ステップ
234で監視タイマーの設定時間が過ぎる、ステップ2
38で許可AまたはB信号が検出されなくなる、または
燃料カウンタが増分を始めるまで、ステップ231、2
34、および238を通ってループを続ける。通常は、
最初に燃料の流れの開始と共に燃料カウンタが増分を始
め、この時点で、プログラムはステップ243に進む。
ステップ243で、監視タイマーがリセットされる。次
にプログラムはステップ244に進み、燃料流量スイッ
チがオン状態であることが確認される。流体流量スイッ
チがオン状態にないときは、プログラムはステップ24
5に分岐し、システムメモリの低レベルアラームフラグ
を設定する。燃料流量主ラインに流れがあるときはいつ
でも流体流量スイッチはオン状態でなければならないた
め、システムオペレータは流体流量スイッチが作動不全
かどうかを確かめるよう警告される。
【0079】ステップ248では、燃料カウンタ値と燃
料流量参照値との間で比較が行われ、ガソリン40ガロ
ン(151.4リットル)毎に、選択された滴定量の添
加剤、例えば100ccの添加剤、を燃料の流れに注入
するときは、燃料ラインを流れた燃料の量が、添加剤が
注入されるべき所定量、この場合は40ガロン(15
1.4リットル)を超えたかどうかを調べる。燃料カウ
ンタが注入開始レベルに達していないときは、ループし
てステップ230に戻る。燃料カウンタが注入開始レベ
ルに達しこれを超えたときは、プログラムは図7のステ
ップ250に進み、注入サイクルを開始する。
【0080】図7において、ステップ250で第1段階
のバルブが開口しているかどうかを調べる。第1段階の
バルブが開口している場合は、ステップ251でメモリ
に低レベルアラームフラグが設定される。これは例え
ば、次の注入サイクルが開始される時間までに前の注入
サイクルが終了していない場合に起こり得る。これは、
所定量の燃料が流れて次の注入サイクルが開始されると
き、添加剤の流量が、滴定量の添加剤の注入を完了する
には不十分なレートに低下する状況により起こり得る。
【0081】次にプログラムはステップ252に進み、
許可C入力が受け取られているかどうかを調べる。ここ
では許可C入力が受け取られていない場合は、コントロ
ーラはステップ253に進み、ショットカウントが6よ
り下であるかどうかを調べる。許可C信号がない場合
は、ショットカウントは図6のステップ228で6に設
定されている。この場合は、プログラムはステップ25
4に進み、変数VCOUNTの値がステップ223また
はステップ224で設定された滴定量の値に等しくなる
ように設定される。コントローラは次にステップ255
に進み、添加剤参照値がVCOUNTの値により増分さ
れる。プログラムは次にステップ256に進み、第1段
階および第2段階のバルブの両方が開口して燃料主流へ
の添加剤の注入が開始される。
【0082】続いて図8のステップ258で、コントロ
ーラは、添加剤カウンタが増分されているかどうかを調
べる。これは、添加剤が流量メータを通って流れ始めた
ことを意味する。コントローラが注入バルブを開口する
ための信号を発する時間と、メータを通る流れが検出さ
れる時間との間にはある程度の遅延が生じ得るため、ス
テップ259および260を含む待機ループが設けられ
る。待機ループは、添加剤の流れを開始するのに十分な
時間、例えば約0.5秒、が得られるように設定され
る。添加剤の流れが所定量の時間内で開始されない場合
は、不全状態であり得、ステップ262で危険アラーム
が設定され、次にステップ263で適切なアボートルー
チンが開始される。しかし、通常は、待機ループの時間
切れの前に添加剤が流れるため、添加剤カウンタは増分
を開始する。この場合は、コントローラはステップ26
6に進む。
【0083】ステップ266で、コントローラは、注入
された添加剤の全量が、添加剤の全滴定量の所定のパー
センテージ、例えば85%、に等しいまたはこれより大
であるかどうかを調べる。所定パーセンテージの添加剤
滴定量が燃料ラインに注入されていないときは、コント
ローラは直接ステップ268に進む。しかし、全滴定量
の所定パーセンテージに達している場合は、プログラム
はステップ269に進み、コントローラは第2段階のバ
ルブを閉鎖する。第2段階のバルブは閉鎖するが、添加
剤は第1段階のバルブを通って流れ続ける。しかし、レ
ートはより遅く、より制御可能である。このようにし
て、コントローラは、添加剤の流れに対して2段階の閉
鎖を提供し得、これにより、標準的な単一段階の注入器
を使用する場合より、はるかに高水準の精度で添加剤の
流量制御が行われる。同じ方法で、さらに別の段階を追
加し得る。例えば、第1段階と第2段階のバルブの各々
の容量の間の容量を有する第3段階のバルブを、最初は
第1段階と第2段階のバルブと共に開口し、次に添加剤
の全滴定量の例えば95%が注入されると閉鎖するよう
にし得る。
【0084】ステップ268では、添加剤カウンタが添
加剤参照値またはレジスタを超えているかどうかを調べ
る。超えていない場合は、完全な滴定量の注入がまだ完
了していないことを意味し、プログラムはループしてス
テップ258に戻る。しかし、添加剤カウンタが添加剤
参照値に達していると、プログラムはステップ270に
進み、コントローラは第1段階および第2段階のバルブ
の両方を閉鎖して添加剤の流れを止める。第2段階のバ
ルブはステップ270では通常は既に閉鎖されている。
しかし、第2段階のバルブを閉鎖させるパーセンテージ
値は、いかに述べる方法で様々に設定され得る。2段階
の閉鎖が所望されない場合は、第2段階の閉鎖のための
値を100%より大に設定し、これによりステップ26
9を迂回して第1段階および第2段階のバルブをステッ
プ270で同時に閉鎖し得る。
【0085】ステップ270の後、プログラムはステッ
プ229に戻り、燃料流量参照レジスタは、次の注入サ
イクルが開始される前に流れる必要がある所定量の燃料
に対応する量だけ増分される。従って、本実施例では、
燃料流量参照値は燃料40ガロン(151.1リット
ル)に対応する量だけ、詳しくは、燃料カウンタがガロ
ン当り1単位だけ増分されるとすると40単位だけ増分
される。プログラムは次にステップ229に進み、上述
のように燃料ラインを通って流れる燃料に添加剤を循環
的に注入する。
【0086】燃料の全充填が完了し、主燃料バルブ24
が主システムコントローラ25(図1)により閉鎖され
るときは、燃料カウンタの増分は終わり、これにより、
プログラムは最終的にステップ230からステップ23
1に進む。ステップ231で、燃料流量スイッチが主燃
料ラインを通る流れによりオン状態とされたままである
かどうかを調べる。燃料スイッチが依然としてオン状態
にあり、流れが止まっていないことが示されると、プロ
グラムはステップ232に進み、メモリに危険アラーム
フラグが設定される。プログラムは次にステップ233
に進み、適切なアボートルーチンが開始される。
【0087】ステップ231での燃料流量スイッチのチ
ェックにより、燃料の流れがないことが確認されると、
コントローラはステップ234に進み、監視タイマーの
設定時間が過ぎているかどうかを調べる。監視タイマー
は通常はこの時点では時間切れとはならず、この場合に
はステップ238で、許可Aまたは許可B信号が依然と
して受信されているかどうかがチェックされる。充填の
完了時には、ターミナルのシステムコントローラは許可
信号の発信を止める。この場合には、プログラムはステ
ップ239に進み、コントローラは添加剤流量制御バル
ブが閉鎖していることを確認する。次にコントローラは
ステップ240でメモリの添加剤および燃料の全量を更
新し、この後、プログラムは図5のステップ237のア
イドルリターンに戻る。
【0088】以上、注入サブルーチンを、コントローラ
が許可C信号を受け取っていない場合について述べた。
ステップ225で許可C信号が検出される場合は、プロ
グラムがステップ229に進む前に、ステップ227で
ショットカウントが零に設定される。次にプログラムは
ステップ252(図7)までは上述のように進む。
【0089】プログラムが、燃料の第1の所定増分量が
燃料ラインを流れ、ステップ248で測定された後初め
てステップ252に達すると、ステップ252で許可C
信号が存在する場合は、プログラムはステップ285へ
分岐し、ショットカウントが1単位だけ増分される。次
にプログラムはステップ286へ進み、主システムコン
トローラからの低燃料流量制御信号が、入力端末171
(図4)で受信されているかどうかを調べる。低燃料流
量制御信号が受信されるまでは、プログラムはステップ
253に進み、ショットカウントが6より小さいかどう
かを調べる。ショットカウントは最初はステップ227
で零に設定されているため、またステップ285で初め
て1つだけ増分されているため、ショットカウントは6
より小さい。従って、コントローラはステップ288に
進む。ステップ288で、最初のサイクルの間に注入さ
れる添加剤の量が所定のパーセンテージだけ増加され
る。本実施例では、最初の5回の注入サイクルの間に注
入される添加剤の量は、選択された滴定量の20%だけ
増加され、これにより、通常は行われるが、許可C信号
を受信したことにより「クリーンライン」特性が選択さ
れたために禁止される最後の注入サイクルに対する補償
が行われる。5回目のサイクルの後、ステップ285で
ショットカウントは値6に増分しているはずである。こ
れにより、残りの各サイクルの間に注入される添加剤の
量は、許可A信号または許可B信号の入力により決定さ
れる選択された滴定量となる。
【0090】充填の終わりに、ステップ286で、所定
の比較的小量の燃料、例えば約50ガロン(151.4
リットル)が最後に供給されるため残されているとき、
主システムコントローラの発信する低流量コマンド信号
を検出すると、最後の注入サイクルは禁止される。ステ
ップ286で低燃料流量コマンド信号が検出されると、
プログラムは図8のステップ270に進み、コントロー
ラは、第1および第2段階の制御バルブが閉鎖している
ことを確認し、この後、プログラムは図6のステップ2
29に戻る。従って、上述のように、次の供給のために
小量の燃料しか残されていないとき主システムコントロ
ーラが発信する低燃料流量コマンド信号を受信した後
は、燃料ラインに添加剤は注入されない。燃料ラインを
フラッシュするために必要であれば、最後のいくつかの
注入サイクルを禁止し得る。または、これは低燃料流量
コマンド信号を受信した時間と充填の終了との間に起こ
り得る。
【0091】次に図9に示すように、通信サブルーチン
(図5のステップ210で呼び出される)はステップ3
00で開始され、最初のコード、この場合では、大文字
「Z」に対するASCIIコードに対応する十六進法の
値「5A」が受信されているかどうかがチェックされ
る。この装置識別子コードは、通信データが携帯リモー
ト発信器156から発信されるものかまたは直列データ
受信器162により確立されるハードのワイヤリンクを
介して発信されるものかを決定するために使用される。
なぜなら、典型的には、携帯リモート発信器156は、
RS−232受信機162を介して通信する遠隔に位置
する端末と同じレベルのコマンドおよびプログラム入力
を提供しない。
【0092】ステップ300で通信ソースとしてリモー
ト端末を識別する識別子コードが受信される場合は、ス
テップ301で監視タイマーが開始される。監視タイマ
ーの設定時間が過ぎる前に、リモート端末からデータが
受信されないときは、プログラムは図5のステップ23
7のアイドルリターンでメインルーチンに戻る。設定時
間が過きる前にデータを受信すると、ステップ302
で、次の入力が、リモート端末が添加剤注入コントロー
ラとの通信を確立しようとしていることを確認する警報
コードに対応するかどうかを調べる。正しい入力コード
が受信されない場合は、プログラムはステップ237の
アイドルリターンでメインプログラムルーチンに戻る。
正しい入力、この場合は大文字「Y」および「X」に対
するASCIIコードに対応する十六進法の値が受信さ
れる場合は、注入添加剤コントローラはステップ303
でコントローラに特有のアクセスコードの受信を待つ。
正しいアクセスコードを受信すると、コントローラはス
テップ305に進む。受信しない場合は、プログラムは
ステップ237で主プログラムルーチンに戻る。
【0093】前述の通信プロトコルにより、リモート端
末はネットワーク化されている複数の添加剤注入コント
ローラにアクセスし得る。ネットワークを通して発信さ
れるとき、最初のコードは、本質的には、コントローラ
に立ち上がってアクセスコードの受信を待つように指示
する。アクセスコードが発信されると、これにより指定
されたコントローラのみが続けて応答し、一方、他のコ
ントローラはアイドル状態に戻る。
【0094】ステップ305で、コントローラは所定の
プロトコルに従って、報告の日時、発生したアラーム
(タイプ、時間、および日付)、燃料および添加剤の全
量、および所望され得るコントローラ変数を含む、コン
トローラのメモリに記憶されているデータを発信する。
データが報告された後、コントローラはステップ307
でリモート端末に変更があるかどうかのプロンプトを表
示する。リモート端末のオペレータが変更はないと返答
すると、プログラムはステップ237のアイドルリター
ンで主プログラムルーチンに戻る。
【0095】オペレータが変更を行うと返答する場合
は、プログラムはステップ308に進み、リモート端末
のオペレータは様々なプロセスリクエストを行い、コン
トローラがこれらに返答する。プロセスリクエストに
は、例えば、添加剤の滴定量値、全注入添加剤の量、燃
料の全供給量、第2段階の添加剤制御バルブを閉鎖する
ときのパーセンテージ値、増分燃料流量値、校正要素な
どを含むコントローラのメモリに記憶されている値をリ
セットまたは変更することを含み得る。また、オプショ
ンとして、システムは、リモート端末のオペレータが、
所望され得るいくつかの異なる論理シーケンスを実行す
るためにコントローラのプログラミングを所望通りに変
更し得るような構成とし得る。もっとも、このような変
更の許可は、通常は、コントローラのプログラミングが
勝手に改変されるのを防ぐために、ユーザアクセスコー
ドを使用することにより制限されるべきである。各プロ
セスリクエストの後で、コントローラはステップ307
に戻り、再びリモート端末のオペレータに別の変更がな
いかどうか尋ねる。変更のリクエストが全部終了する
と、プログラムは図5のステップ237のアイドルリタ
ーンで主プログラムルーチンに戻る。
【0096】次にステップ300に戻り、コントローラ
がリモート端末を識別する入力コードを受信しない場合
は、プログラムはステップ315に進み、監視タイマー
を開始する。監視タイマーの設定時間が過ぎる前に携帯
コントローラから新しいデータを受信しない場合は、プ
ログラムは図5のステップ237のアイドルリターンで
主プログラムルーチンに戻る。新しいデータを受信する
と、コントローラはステップ318に進み、受信したデ
ータが各携帯コントローラルーチンを識別する所定のコ
ード群の1つに対応するかどうか調べる。上述のよう
に、携帯リモート発信器は選択されたキーを押すこと
で、特定のコントローラルーチンを識別する単一文字列
を発信し得る。好ましくは、発信器上のキー(または同
等の入力装置)は、コントローラ表示装置153(図
3)に表示されるプロンプトなどのようにコントローラ
により催促されるとき、オペレータが所望の機能を選
択、またはデータを入力することが容易となるように、
適切に標識される。従って、オペレータは所望のルーチ
ンを選択、また必要であれば、容量、メータファクター
などのデータを入力し得る。キーパッド入力および発信
されたコードは、従来の方法を使用して当業者により、
本発明の各々の特定の適用にあうように調整され得る。
【0097】ステップ318で有効なデータ入力(文
字)が受信されると、対応するルーチンが呼び出され実
行される。ルーチンが完了すると、コントローラはステ
ップ320に進む。コントローラはまた、無効のデータ
入力を受信したときもステップ320に進む。
【0098】ステップ320で、データ入力が有効な入
力であるかどうか調べる。有効でない場合は、プログラ
ムは次のデータ入力を受け取るためにループしてステッ
プ318に戻る。有効な入力が受信されている場合は、
コントローラはステップ321に進み、監視タイマーは
リセットされ、例えば、2文字列により識別されるルー
チンを選択するために必要であれば、文字の処理が行わ
れる。ステップ321の後、プログラムはステップ31
8に戻り、リモート発信器からの次の文字入力を待つ。
【0099】本発明のこの適用例における携帯コントロ
ーラルーチンは、コントローラをテストするためのルー
チン、許可AおよびBのための添加剤の滴定量を設定す
るためのルーチン、添加剤メータファクターを設定する
ためのルーチン、全体のまたはアラームなど個別の項目
でコントローラをリセットするためのルーチン、コント
ローラのアクセスコードを表示するためのルーチンなど
を含み得る。
【0100】テストルーチンは、例えばテストバルブを
通して校正ゲージに供給される添加剤の量の選択を含み
得る。詳しくは、携帯発信器は、テスト用の許可Aまた
は許可Bの滴定量を選択するために使用され得、この
後、発信器上のテストボタンを押して注入サイクルを実
行し得る。これは、サイクル当りに注入される添加剤の
平均量を得るために、数回繰り返し得る。添加剤メータ
ファクターを訂正する必要がある場合は、メータファク
ター変更ルーチンが、携帯発信器の制御の下で実行され
得、これによりコントローラのメモリに記憶されたメー
タファクターを訂正し得る。
【0101】本発明の特定の適用で所望され得るこれら
および他のルーチンのいずれか1つ以上を実行するため
には、従来のプログラミング方法が当業者により使用さ
れ得る。携帯ルーチンのプログラミングおよび機能は所
望通りに変更され得るが、本発明の重要な面は、ルーチ
ンは、コントローラのハウジングに形成された窓部を通
して電磁エネルギーを伝達することにより携帯リモート
発信器により始動および制御されること、および伝磁エ
ネルギーに含まれる情報をデコードして、この情報に基
づいて1つ以上の機能が実行されることである。
【0102】図9には示されていないが、発信器から続
いて受信される入力に応答する前に、携帯発信器からコ
ントローラのアクセスコードが受信されるかどうかを調
べる項をプログラムに作製し得る。これにより、発信器
が、オンすべきコントローラの近くに位置し得る(異な
るアクセスコードを有する)他のコントローラをオン状
態にすることを防ぐ。また、所望であれば、同一の発信
器を複数のコントローラを制御するために使用し得る。
【0103】
【発明の効果】このように本発明によれば、注入サイク
ルごとに注入される添加剤の量、実行されるテストサイ
クルの全回数、およびテストサイクルの全回数に対して
注入される添加剤の全量を含む添加剤注入サイクル機能
をテストすること、1つ以上の添加剤の流れのレートに
対して注入サイクルごとに注入される添加剤の量を変更
すること、メータを校正するとき添加剤メータファクタ
ーを変更すること、および1つ以上のエラーフラグアラ
ームをリセットし、これによりリセットスイッチを個別
に設ける必要をなくすこと、などのコントローラの様々
な機能を遠隔操作することが可能となる。
【0104】また、次の注入サイクルのための新しい目
標値が得られ、この目標値は、注入されたはずである添
加剤の全量プラス次の添加剤滴定量である。この方法に
よれば、従来使用されている上述の是正方法を実行する
場合に起こり得る丸め誤差により生じるずれが解消され
る。
【0105】また、1充填量の製品を供給した後「クリ
ーンライン」が提供され、一方、製品に対する添加剤の
所定の比率は維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による添加剤注入システムの概略図。
【図2】図1のシステムのコントローラハウジングおよ
び添加剤流量メータアセンブリの分解透視図。
【図3】図2に示すハウジングおよびメータアセンブリ
の部分切欠断面立面図。
【図4】図1のシステムで使用されるコントローラ回路
のブロック図。
【図5】コントローラの動作を説明するフローチャー
ト。
【図6】コントローラの動作を説明するフローチャー
ト。
【図7】コントローラの動作を説明するフローチャー
ト。
【図8】コントローラの動作を説明するフローチャー
ト。
【図9】コントローラの動作を説明するフローチャー
ト。
【符号の説明】
20 添加剤注入システム 23 燃料ライン 24 主流量制御バルブ 25 主システムコントローラ 27 主流量メータ 28 パルサー 58 添加剤注入コントローラ 60 ハウジング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローレンス パトリック ヘイデン アメリカ合衆国 ジョージア 30136,ダ ルース,ストーン ポイント プレイス 10520 (72)発明者 チャールズ モーリス ミラー アメリカ合衆国 ジョージア 30136,ダ ルース,ブランハム フィールズ ロード 10620

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御された量の第1流体を第2流体の本
    流に注入する添加剤注入システムであって、 少くとも第1波長の電磁エネルギーを透過し得る窓部を
    有する耐圧妨爆のハウジング、 該第1流体が該第2流体のための流体通路へ流れるため
    の第1流体流量ライン、 該第1流体流量ラインを通る該第1流体の流量を制御す
    るバルブ、および該システムを制御する電子手段であっ
    て、該ハウジング内に格納されており、また、 該窓部を透過する該電磁エネルギーを受信するための受
    信器手段、 該電磁エネルギーに含まれる情報をデコードする信号処
    理手段、および該情報に基づく1つ以上の所定の機能を
    実行する制御手段、を含む電子手段、 を備えている添加剤注入システム。
  2. 【請求項2】 前記電磁エネルギーを発信するリモート
    発信器手段をさらに備えた、請求項1に記載のシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記電磁エネルギーが赤外線信号を含
    む、請求項2に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記所定の機能が、前記電子手段の操作
    特性を制御することを包含する、請求項1に記載のシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記操作特性が前記バルブのデューティ
    サイクルである、請求項4に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記所定の機能が、システムをリセット
    することを包含する、請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記所定の機能が、少くとも前記システ
    ムの一部を校正することを包含する、請求項1に記載の
    システム。
  8. 【請求項8】 第2流体の主流に注入される第1流体の
    量を制御するシステムであって、 基部ユニットであって、 該第2流体に注入される該第1流体の該量を表す第1電
    気信号を受信する手段、 該第1流体が注入される該第2流体の量を表す第2電気
    信号を受信する手段、 該第1流体の該量を調整するとき使用するために、該第
    1および第2電気信号に基づく制御信号を提供する手
    段、 該基部ユニットに発信される電磁エネルギーを受信する
    受信器手段、 該電磁エネルギーで表される情報をデコードする信号処
    理手段、 該情報に基づいて1つ以上の所定の機能を実行する制御
    手段、を含む基部ユニット、および該電磁エネルギーを
    該基部に発信するリモート発信器手段、を備えているシ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2電気信号が、各々前
    記第1および第2流体の量に比例する周波数を有する第
    1および第2周期信号を含む、請求項8に記載のシステ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記第2周期信号において発生するM
    サイクルごとに、前記制御信号により、前記第1周期信
    号にNサイクルが生成されるように、前記第1流体が注
    入される、請求項9に記載のシステム。
  11. 【請求項11】 前記所定の機能が、MおよびNの値の
    うち少くとも1つを予め選択することを包含する、請求
    項10に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 前記MおよびNサイクルをカウントす
    るカウント手段をさらに備え、また前記所定の機能が該
    カウント手段をリセットすることを包含する、請求項1
    1に記載のシステム。
  13. 【請求項13】 合計Tサイクルまで、前記第2周期信
    号に発生するMサイクルごとに、前記制御信号により、
    前記第1周期信号にNサイクルが生成されるように、前
    記第1流体が注入される、請求項10に記載のシステ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記M、NおよびTサイクルをカウン
    トするカウント手段をさらに備え、また前記所定の機能
    が、該M、NおよびTのうち少くとも1つの値を予め選
    択することを包含する、請求項13に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 制御された量の第1流体を第2流体の
    主流に混合する添加剤注入システムであって、 該第1流体がその流体源から該第2流体のための主流量
    ラインに流れるための添加剤流量ライン、 該添加剤流量ラインを通る該第1流体の流れを制御する
    少くとも1つのソレノイドバルブ、 所定量を周期的に注入するために該ソレノイドバルブの
    開口および閉鎖を制御する注入制御手段、および該添加
    剤流量ラインに接続し、該添加剤流量ラインを通る第1
    流体の流量に比例する周期信号を該注入制御手段に供給
    するための流量メータ、を備えているシステムであっ
    て、 該注入制御手段が、該流量メータから受信する周期信号
    に応答して増分される添加剤量カウンタと、参照カウン
    タとを含み、また該注入制御手段が、(a)第1注入サ
    イクルが開始されると、該添加剤流量ラインを通る流れ
    が開始されるように該バルブを開口する工程、(b)添
    加剤量カウンタの値が該参照カウンタの値との所定の関
    係に達すると該バルブを閉鎖する工程であって、該参照
    カウンタは最初は所定の増分量に対応する値に設定さ
    れ、(c)所定の増分量に対応する値により該参照カウ
    ンタを増分する工程、(d)次の注入サイクルが開始さ
    れると該添加剤流量ラインを通る流れが開始されるよう
    に該バルブを開口する工程、(e)該添加剤量カウンタ
    の値が該参照カウンタの値との所定の関係に達すると該
    バルブを閉鎖する工程、および(f)該参照カウンタが
    所定の値に対応する値に増分され、また該添加剤量カウ
    ンタが該参照カウンタの値との所定の関係に達してバル
    ブが閉鎖されるまで、(c)−(e)の工程を繰り返す
    工程をおこなう、システム。
  16. 【請求項16】 燃料添加剤を燃料の主流に混合する方
    法であって、所定滴定量の添加剤が燃料の主流に周期的
    に注入され、また注入サイクルが開始されると、添加剤
    を、該添加剤の供給源から第1および第2流量ラインを
    通って該燃料の主流に流入させる工程、 該燃料の主流に流れる該添加剤の量を測定する工程、 該燃料の主流に注入される該添加剤の量が、該所定滴定
    量の添加剤に対して所定の関係に達すると、該第1流量
    ラインを通る添加剤の流れを停止させ、一方、第2流量
    ラインを通る添加剤の流れは継続させる工程、および該
    燃料の主流に注入される該添加剤の量が、該所定滴定量
    の添加剤に対して第2の所定の関係に達すると、該第2
    の流量ラインを通る添加剤の流れを停止させる工程、を
    包含する方法。
  17. 【請求項17】 制御された量の第1流体を第2流体の
    主流に混合する添加剤注入システムであって、 コントローラハウジング、 該システムを制御する電気回路であって、該ハウジング
    内に格納される電気回路、および駆動マグネット、添加
    剤が流れる流量チャンバーを含むメータハウジング、該
    流量チャンバーを通る添加剤の流れにより動作され、該
    駆動マグネットを添加剤の流れのレートに比例する速度
    で回転させる手段、該メータハウジングの壁部を通して
    該駆動マグネットに磁気的に結合する従動マグネットで
    あって、該壁部が該結合したマグネット間に流体隔離バ
    リヤーを形成し、および該コントローラハウジングの壁
    部を貫通するシャフトを含み、該従動マグネットが該シ
    ャフトの外端部に取り付けられ、また該コントローラハ
    ウジング内の該シャフトの内端部にインジケータが取り
    付けられる、流量メータ、を備えているシステム。
  18. 【請求項18】 制御された量の第1流体を主流量ライ
    ンを流れる第2流体の主流に混合する装置であって、供
    給操作の間に該主流量ラインを通ってT量の第2流体が
    供給され、また該主流量ラインを通って流れる第2流体
    各E量に対して、D量の該第1流体を該主流量ラインに
    周期的に注入する手段、および該供給操作の終わりのN
    回の注入サイクルを禁止して、これにより該供給操作の
    最後に該主流量ラインを通って流れるN掛けるEの量の
    第2流体には第1流体が混合されないようにする手段、
    を備えており、 該周期的に注入する手段が、M回の注入サイクルの間に
    該D量プラス追加量を注入する手段を含み、該追加量が
    該M回の注入サイクルにわたって合計されると、N掛け
    るDの量に等しく、これにより終わりのN回の注入サイ
    クルの間に注入されなかった量が補償され、またNおよ
    びMは0より大である、装置。
  19. 【請求項19】 制御された量の第1流体を主流量ライ
    ンを流れる第2流体の主流に混合する方法であって、供
    給操作の間に該主流量ラインを通って一定量の第2流体
    が供給され、またT量の第2流体を該主流量ラインを通
    して供給する工程、 該主流量ラインを通って流れる第2流体各E量に対し
    て、D量の第1流体を該主流量ラインに周期的に注入す
    る工程、および該供給操作の終わりのN回の注入サイク
    ルを禁止して、これにより該供給操作の最後に該主流量
    ラインを通って流れるN掛けるEの量の第2流体には第
    1流体が混合されないようにする工程を包含し、 M回の注入サイクルの間に、注入される添加剤の量が、
    該D量プラス追加量に等しく、該M回の注入サイクルに
    わたって注入される該追加量を合計するとN掛けるDの
    量に等しく、これにより終わりのN回の注入サイクルの
    間に注入されなかった該第1流体の量が補償され、また
    NおよびMは0より大である、方法。
  20. 【請求項20】 前記M回の注入サイクルの間に注入さ
    れる前記追加添加剤の量が、N掛けるD割るMに等し
    く、またMは1より大である、請求項19に記載の方
    法。
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