JPH05277179A - 輸液装置 - Google Patents

輸液装置

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JPH05277179A
JPH05277179A JP4081968A JP8196892A JPH05277179A JP H05277179 A JPH05277179 A JP H05277179A JP 4081968 A JP4081968 A JP 4081968A JP 8196892 A JP8196892 A JP 8196892A JP H05277179 A JPH05277179 A JP H05277179A
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infusion pump
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暁宏 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸液流量をデッドバンド期間を考慮に入れて
測定する。 【構成】 平面の所定位置に穴を有し周端部に等間隔に
複数のスリットを有するスリット円盤56を、輸液ポン
プ52のシャフト59に取り付ける。制御部53は、セ
ンサ55からの光検出信号に基づいて、マークが検出さ
れた時点でライブバンド期間決定用カウンタ60をクリ
アする一方、セクターが検出された時点でカウントアッ
プする。さらに、ライブバンド期間決定用カウンタ60
の内容が“10"〜“24",“0"〜“2"であれば輸液
ポンプ52はライブバンド期間に在ると判定し、ライブ
バンド期間カウンタ61をカウントアップする。こうし
て、ライブバンド期間中における輸液ポンプの動作量を
検知して、デッドバンド期間を考慮に入れた輸液流量の
測定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、輸液装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、輸液装置として、図4に示すよう
にモータ1によって駆動される輸液ポンプ2を有して、
患者に薬液を投与するものがある。上記輸液ポンプ2は
図5に示すような構造を有している。図5において、1
1はハウジング,12はベアリング,13はシャフト,1
4はカム,15はフィンガ,16は押さえ板,17は輸液
チューブである。上記輸液ポンプ2は、次のように動作
して輸液チューブ17を介して輸液を行なう。
【0003】すなわち、モータ1(図4参照)によって上
記シャフト13が回転されると、このシャフト13に取
り付けられた複数のカム14,14,…が回転する。各カ
ム14は円形を成しており、そのシャフト穴は最大半径
がa1で最小半径がa2であるように偏心して設けられてい
る。本例においては、上述のようなカム14が8枚重ね
合わせられてシャフト13に取り付けられている。その
場合、各カム14のシャフト13に対する取り付け角度
が順次45度(360度/8)ずつずらして取り付けられ
ている。その結果、押さえ板16の方向へ計ったカム1
4の半径が、例えば最大値a1から最小値a2へ向かって更
に最小値a2から最大値a1へ向かって順次変化するように
各カム14,14,…が配列されるのである。したがっ
て、シャフト13を回転すると各カム14,14,…も回
転し、各カム14,14,…の外周は波のようにうねるの
である。
【0004】上記フィンガ15には上記カム14が回転
自在に嵌合されており、シャフト13を回転してカム1
4を回転すると、フィンガ15の先端15aがカム14
の半径の一方向への変動に同調してシャフト13に対し
て垂直方向へスライドするようになっている。したがっ
て、上記8枚のカム14,14,…が夫々嵌合された8枚
のフィンガ15,15,…の先端15a,15a,…の方向を
押さえ板16に垂直に向かう方向に揃えておけば、各カ
ム14,14,…の回転に伴って各フィンガ15,15,…
の先端15a,15a,…も波のようにうねるのである。換
言すれば、フィンガ15,15,…の先端15a,15a,…
はシャフト13の回転に伴って蠕動するのである。
【0005】ここで、上記フィンガ15,15,…の先端
15a,15a,…と押さえ板16との間には輸液チューブ
17が配置されている。そして、各フィンガ15,15,
…の先端15a,15a,…が最も輸液チューブ17側に位
置する場合には、フィンガ15の先端15aは輸液チュ
ーブ17を押圧するようになっている。そこで、シャフ
ト13を回転させて各フィンガ15,15,…の先端15
a,15a,…が蠕動することによって、各フィンガ15,
15,…の先端15a,15a,…が順次上から下に向かっ
て輸液チューブ17を閉塞していき、輸液チューブ17
内の薬液を下側に向かって押し出して輸液を実施するの
である。
【0006】上記構成の輸液ポンプ2は、図4に示す制
御部3の制御の下に、モータ1によって駆動される。図
6は上記制御部3の詳細なブロック図を示す。以下、図
6に従って制御部3の概略について説明する。キーパネ
ル21は、上記輸液ポンプ2による輸液注入速度および
輸液予定量等を入力するための数値キー、入力を補助す
るための補助キー、輸液を開始させるためのスタートキ
ー、輸液を停止させるためのストップキー、輸液累積値
等を表示させるための呼出キー等の各種操作キーが配列
されたパネルである。
【0007】このキーパネル21から入力された輸液流
量および輸液予定量等の輸液に関する入力情報は、プロ
グラミング表示部22に表示されて医者や看護婦等によ
って確認される。上述のようにして、各種情報が入力さ
れた後に上記スタートキーによって輸液開始が指示され
る。そうすると、モータ駆動部23によってステッピン
グモータである上記モータ1が駆動されて上記輸液ポン
プ2のシャフト13(図4参照)が回転され、各フィンガ
15,15,…が蠕動して輸液が実施される。そして、上
記輸液ポンプ2の回転量が後に詳述するポンプ回転検出
部4によって検出され、CPU(中央処理装置)24はポ
ンプ回転検出部4の検出結果に基づいて輸液流量を検知
する。
【0008】こうして、輸液が実施されている最中に、
以下に述べるような各種の安全装置が働いて輸液装置が
安全に動作するように制御される。まず、上流閉塞検出
部25は、薬液源である薬液バッグ(図示せず)と輸液ポ
ンプ2との間に発生した閉塞状態(例えば、フィルタの
目詰まり等)による輸液チューブ内圧の低下を検出す
る。そして、閉塞/非閉塞を表すディジタル信号を出力
する。
【0009】下流閉塞検出部26は、輸液ポンプ2と患
者間に発生した閉塞状態による輸液チューブ内圧の上昇
を検出する。そして、閉塞/非閉塞を表すディジタル信
号を出力する。気泡検出部27は、上記輸液チューブ内
における気泡を検知して気泡の大きさを表すアナログ信
号を出力する。
【0010】ドア開放検出部28は本輸液装置のドアが
開放していることを検出して、開放/閉鎖を表すディジ
タル信号を出力する。本輸液装置におけるドアの内側は
上記輸液ポンプ2の押さえ板16を兼用し、更に上記ド
アの内側には上記上流閉塞検出部25,下流閉塞検出部
26および気泡検出部27等が設けられている。したが
って、ドアが開放されると本輸液装置は機能しなくなる
ので、本輸液装置の動作中においてはドアが開放したこ
とを確実に検出しなければならないのである。
【0011】電池電圧検出部29は、電池の電圧レベル
を検出して電圧レベルを表すアナログ信号を出力する。
【0012】A/D変換部30は、上記モータ駆動部2
3からのモータ電流レベルを表すアナログ信号,気泡検
出部27からの気泡の大きさを表すアナログ信号および
電池電圧検出部29からの電圧レベルを表すアナログ信
号を取り込んで、ディジタル信号に変換してCPU24
に出力する。
【0013】こうして、上記CPU24は、上記A/D
変換部30からのディジタル信号に基づいて、規定の大
きさ以上の気泡の存在や電池電圧の異常低下を検知でき
るのである。さらに、上記上流閉塞検出部25,下流閉
塞検出部26およびドア開放検出部28からのディジタ
ル信号によって、輸液系の閉塞およびドアの開放を検知
するのである。
【0014】警報/警告表示部31は、上記CPU24
によって駆動されて、上流閉塞状態,下流閉塞状態,規定
の大きさ以上の気泡の存在,ドア開放および電池電圧の
異常低下の警報あるいは警告のメッセージを表示する。
さらに、警報/警告音用ブザー駆動部32によってブザ
ー33が駆動されて、警報/警告が音によって医師や看
護婦に告知される。
【0015】パネルロックスイッチ34は、医師あるい
は看護婦以外の者によって本輸液装置が操作されないよ
うに、上記キーパネル21および電源キーの入力を禁止
状態にする。また、動作ランプ35は、本輸液装置が輸
液動作中,警報発令中および警告発令中であることを表
示するランプである。
【0016】RAM(ランダム・アクセス・メモリ)7は上
記CPU24による演算処理等に使用される各種データ
を記憶する。また、RAM7にはキーパネル21から入
力された輸液予定量を初期値とするカウンタと、後に述
べるセクター数や輸液累積値を計数するカウンタが設定
される。ROM(リード・オンリ・メモリ)36には、制御
部3を動作させるためのプログラムを格納する。
【0017】上記構成の輸液装置によって患者に薬液を
投与している際に、医師や看護婦等に投与残量(すなわ
ち、現時点の輸液予定量)や投与量(すなわち、現時点の
輸液累積値)を知らせる場合には、上記輸液ポンプ2の
現在の輸液流量を測定する必要がある。
【0018】従来、上記輸液ポンプ2における輸液流量
の測定は、上記ポンプ回転検出部4,制御部3およびR
AM7によって次のようにして実施される。すなわち、
上記ポンプ回転検出部4は、図4に示すように、上記輸
液ポンプ2の反モータ側のシャフト13に取り付けられ
たスリット円盤6と、このスリット円盤6の周端部の両
側面を臨むように取り付けられたセンサ5から概略構成
される。上記スリット円盤6の周端部には半径方向に向
かう複数のスリットが等間隔に設けてあり、センサ5は
回転するスリット円盤6のスリットの箇所を通過した光
を検出して光検出信号を出力する。
【0019】上述のようにして、上記センサ5から出力
された光検出信号は制御部3に送出される。そうする
と、上記制御部3は上記光検出信号に基づいて、回転す
るスリット円盤6のスリット部から非スリット部への切
り替わり又は非スリット部からスリット部への切り替わ
り回数(以下、セクター数と言う)を検出する。そして、
この検出したセクター数に基づいて輸液流量を検知する
のである。図7は、上記制御部3によって実施される輸
液流量検知処理動作のフローチャートである。以下、図
7に従って輸液流量検知処理動作について説明する。
尚、本例における単位輸液流量(つまり、輸液ポンプ2
の1動作による輸液流量)は0.1mlであるとする。
【0020】上記モータ1が回転している場合には、上
記センサ5からの光検出信号に基づいてセクターがセン
サ2を通過する毎にセクター数カウンタがカウントアッ
プされる。
…ステップS1〜ステップS3そして、カウントされたセ
クター数が単位輸液流量0.1ml分に相当するセクター
数(すなわち、スリット円盤6に設けられたスリット数
の2倍)だけカウントされた場合には、上記RAM7に
設定されている輸液予定量カウンタのカウント値が単位
輸液流量だけカウントダウンされ、輸液累積値カウンタ
のカウント値が単位輸液流量だけカウントアップされ
る。そうした後、セクター数カウンタのカウント値がク
リアされる。 …ステップS4,スリット5
【0021】上記カウントダウンされた輸液予定量カウ
ンタのカウント値が“0”でなければステップS1にリ
ターンして次の単位輸液流量の計測に入り、そうでなけ
れば輸液流量検知処理動作を終了する。 …ステップS6
【0022】そして、更新された輸液予定量カウンタお
よび輸液累積値カウンタのカウント値が必要に応じてR
AM7から読み出され、輸液予定量および輸液累積値が
表示部8に表示される。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記輸液ポ
ンプ2はそのフィンガ15,15,…が上側から下側に向
かって蠕動する関係上、最下端のフィンガ15が輸液チ
ューブ17を押圧してから次に上から2番目のフィンガ
15が輸液チューブ17を押圧するまでの間に薬液の流
れが一旦停止してしまう。以下、このような薬液の流れ
が一旦停止する期間をデッドバンド期間と言い、薬液が
流れている期間をライブバンド期間と言う。
【0024】上記従来の輸液流量の測定においては、上
記制御部3によって、回転するスリット円盤6のセクタ
ー数を連続して検出して単位輸液流量を検知するように
しているので、上記デッドバンド期間中においても輸液
が実施されているものとして単位輸液流量が検知される
ことになる。したがって、上記表示部8に表示された輸
液予定量および輸液累積値等は実際の値とは異なるとい
う問題が生ずるのである。
【0025】また、検出の対象となる輸液流量が輸液ポ
ンプ2の1動作による輸液流量(単位輸液流量)以上であ
る場合には、輸液ポンプ2のシャフト13の1回転にお
けるデッドバンド期間による輸液ロスを考慮に入れて輸
液流量をある程度正確に検出できる。ところが、検出の
対象となる輸液流量が上記単位輸液流量より少ない場合
には、検出したセクター数中にデッドバンド期間中に係
るセクター数が幾らあるかを知る術がないので、単位輸
液流量より少ない輸液流量の検出は不可能なのである。
【0026】そこで、この発明の目的は、デッドバンド
期間を考慮に入れて、単位輸液流量以下の輸液流量であ
っても正確に測定できる輸液装置を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明の輸液装置は、一動作中に実際に輸液を
行うライブバンド期間と輸液を行わないデッドバンド期
間とが存在する輸液ポンプを有して、この輸液ポンプに
よって輸液チューブ内の液体を輸送する輸液装置におい
て、上記輸液ポンプの回転部における上記ライブバンド
期間に対応する箇所に所定回転角毎に設けられた複数の
マーク手段と、上記マーク手段を検出してマーク検出信
号を出力するマーク検出手段と、上記マーク検出手段か
ら出力されたマーク検出信号に基づいてマーク手段の数
をカウントして上記輸液ポンプのライブバンド期間にお
ける動作量を検知するポンプ動作量検知手段を備えて、
上記ポンプ動作量検知手段によって検知された上記動作
量に基づいて上記輸液ポンプの輸液流量を検知すること
を特徴としている。
【0028】また、第2の発明の輸液装置は、第1の発
明の輸液装置において、上記輸液ポンプの回転部は回転
軸であり、上記マーク手段は上記回転軸に取り付けられ
た円盤の周端部に半径方向に向かって設けられたスリッ
トの縁であり、上記マーク検出手段はホトセンサである
ことを特徴としている。
【0029】また、第3の発明の輸液装置は、一動作中
に実際に輸液を行うライブバンド期間と輸液を行わない
デッドバンド期間とが存在する輸液ポンプを有して、こ
の輸液ポンプによって輸液チューブ内の液体を輸送する
輸液装置において、上記輸液ポンプの回転部に設けられ
て上記回転部の基準位置を表す基準マーク手段と、上記
回転部に所定回転角毎に設けられた複数のマーク手段
と、上記基準マーク手段およびマーク手段を検出して基
準マーク検出信号およびマーク検出信号を出力するマー
ク検出手段と、上記基準マーク検出信号に基づいてクリ
アする一方上記マーク検出信号に基づいてカウントアッ
プするカウンタ手段と、上記カウンタ手段のカウント値
に基づいて所定の手順で上記輸液ポンプがライブバンド
期間に在ることを判定するライブバンド期間判定手段
と、上記ライブバンド期間判定手段によってライブバン
ド期間であると判定された期間に上記マーク検出手段か
ら出力されたマーク検出信号に基づいて、ライブバンド
期間中に検出されたマーク手段の数をカウントして上記
輸液ポンプの動作量を検知するポンプ動作量検知手段を
備えて、上記ポンプ動作量検知手段によって検知された
上記動作量に基づいて上記輸液ポンプの輸液流量を検知
することを特徴としている。
【0030】また、第4の発明の輸液装置は、第3の発
明の輸液装置において、上記輸液ポンプの回転部は回転
軸であり、上記基準マーク手段は上記回転軸に取り付け
られた円盤の平面に設けられた印であり、上記マーク手
段は上記円盤の周端部に半径方向に向かって設けられた
スリットの縁であり、上記マーク検出手段はホトセンサ
であることを特徴としている。
【0031】また、第5の発明の輸液装置は、第3また
は第4の発明の輸液装置において、上記ライブバンド期
間判定手段は、上記輸液ポンプがライブバンド期間に在
る場合のカウント値の範囲内に上記カウンタ手段のカウ
ント値が在る場合に、上記輸液ポンプは上記ライブバン
ド期間に在ると判定することを特徴としている。
【0032】
【作用】第1の発明では、輸液ポンプの回転部が回転さ
れて上記輸液ポンプが動作し、輸液チューブ内の液体が
輸送される。その際において、上記輸液ポンプの回転部
におけるライブバンド期間に対応する箇所に設けられた
マーク手段がマーク検出手段によって検出され、このマ
ーク検出手段からマーク検出信号が出力される。そうす
ると、ポンプ動作量検知手段によって、上記マーク検出
手段から出力されたマーク検出信号に基づいてマーク手
段の数がカウントされる。その際に、上記マーク手段は
所定回転角毎に設けられているので、上記ポンプ動作量
検知手段は、上記カウントされたマーク手段の数によっ
て上記輸液ポンプのライブバンド期間における動作量を
検知できるのである。
【0033】したがって、上記輸液ポンプの一動作にお
ける輸液流量を所定値になるように設定することによっ
て、上記輸液ポンプの動作量に基づいて輸液流量が検知
されるのである。
【0034】また、第2の発明の輸液装置では、上記輸
液ポンプの回転軸に取り付けられた円盤における上記ラ
イブバンド期間に対応する周端部に半径方向に向かって
設けられたスリットの縁の通過がホトセンサによって検
出されると、上記ホトセンサから上記マーク検出信号が
出力される。こうして、上記輸液ポンプの回転軸に取り
付けられた円盤のスリットの縁を上記ホトセンサによっ
て検出することによって、簡単に輸液流量が検知され
る。
【0035】また、第3の発明では、輸液ポンプの回転
部が回転されて上記輸液ポンプが動作し、輸液チューブ
内の液体が輸送される。その際において、上記輸液ポン
プの回転部に設けられた基準マーク手段およびマーク手
段がマーク検出手段によって検出され、このマーク検出
手段から基準マーク検出信号およびマーク検出信号が出
力される。そうすると、上記基準マーク検出信号に基づ
いてカウンタ手段のカウント値がクリアされる一方、上
記マーク検出信号に基づいてカウンタ手段のカウント値
がカウントアップされる。
【0036】そして、ライブバンド期間判定手段によっ
て、上記カウントアップされたカウント手段のカウント
値に基づいて、上記輸液ポンプがライブバンド期間に在
って実際に輸液を行っているか否かが所定の手順で判定
される。その結果、上記輸液ポンプがライブバンド期間
に在ると判定されると、ポンプ動作量検知手段によっ
て、上記マーク検出手段から出力されたマーク検出信号
に基づいて、ライブバンド期間中に検出されたマーク手
段の数がカウントされる。その際に、上記マーク手段は
上記輸液ポンプの回転部に所定回転角毎に設けられてい
るので、上記ポンプ動作量検知手段は、上記カウントさ
れたマーク手段の数によって上記輸液ポンプのライブバ
ンド期間における動作量を検知できるのである。
【0037】したがって、上記輸液ポンプの一動作にお
ける輸液流量を所定値になるように設定することによっ
て、上記輸液ポンプの動作量に基づいて輸液流量が検知
されるのである。
【0038】また、第4の発明の輸液装置では、上記輸
液ポンプの回転軸に取り付けられた円盤の平面に設けら
れた印がホトセンサによって検出されると、このホトセ
ンサから上記基準マーク検出信号が出力される。さら
に、上記円盤の周端部に半径方向に向かって設けられた
スリットの縁の通過が上記ホトセンサによって検出され
ると、上記ホトセンサから上記マーク検出信号が出力さ
れる。こうして、上記輸液ポンプの回転軸に取り付けら
れた円盤に設けられた印とスリットの縁とを上記ホトセ
ンサによって検出することによって、簡単に輸液流量が
検知される。
【0039】また、第5の発明では、上記ライブバンド
期間判定手段によって上記カウンタ手段のカウント値が
取り込まれる。そして、上記輸液ポンプがライブバンド
期間に在る場合のカウント値の範囲内にこの取り込まれ
たカウント値が在る場合に、上記輸液ポンプは上記ライ
ブバンド期間に在ると判定される。こうして、上記ライ
ブバンド期間が確実に判定される。
【0040】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。図1は本実施例における薬液投与用の輸液装
置の概略ブロック図である。この輸液装置におけるモー
タ51および輸液ポンプ52は、図4に示す従来の輸液
装置におけるモータ1および輸液ポンプ2と全く同じも
のである。
【0041】RAM57には、ライブバンド期間決定用
カウンタ60,ライブバンド期間カウンタ61,輸液予定
量カウンタ63及び輸液累積値カウンタ64が設定さ
れ、さらに、0.1ml相当分セクター数が0.1ml相当分
セクター数格納部62に格納されている。上記輸液予定
量カウンタ63の初期値は、予め上記制御部53におけ
るキーパネルの数値キーから入力される。
【0042】図2は、本実施例において輸液ポンプ52
のシャフト59に取り付けられるスリット円盤56の平
面図である。このスリット円盤56の周端部には12個
のスリット65,65,…を当間隔に配列している。ただ
し、スリット円盤56の基準位置におけるスリット(基
準スリット)66は他のスリット65,65,…の幅より
広くして、上記基準位置が検出し易いようにしている。
また、上記基準スリット66に回転方向と逆方向に隣接
するスリット65の根元に穴67を設けている。
【0043】そして、上記スリット円盤56におけるデ
ッドバンド期間は、図中矢印で示した4個のスリット6
5に渡る領域になるように設定してある。
【0044】センサ55は、回転するスリット円盤56
のスリット65,66を通過した光及び穴67を通過し
た光を検出して、光検出信号を制御部53に送出する。
そうすると、制御部53はセンサ55からの光検出信号
に基づいてセクター数をカウントする。そして、このセ
クター数によって輸液流量を検知するのである。
【0045】上記制御部53の基本構成は、図6におけ
る従来の輸液装置の制御部3と同じである。図3は、上
記制御部53によって実施される輸液流量検知処理動作
のフローチャートである。以下、図3に従って輸液流量
検知処理動作について詳細に説明する。 尚、本実施例
における単位輸液流量は0.1mlである。
【0046】ステップS11で、上記モータ51が回転し
ているか否かが判別される。その結果回転していればス
テップS12に進み、そうでなければ輸液流量検知処理動
作を終了する。ステップS12で、上記セクターがセンサ
55の箇所を通過したか否かが判別される。その結果通
過していればステップS13に進み、そうでなければ通過
するのを待つ。ここで、上記セクターの通過は、上記セ
ンサ55からの光検出信号における明から暗への照度変
化あるいは暗から明への照度変化の有無によって判別さ
れる。
【0047】ステップS13で、上記ライブバンド期間決
定用カウンタ60がカウントアップされる。ここで、上
記ライブバンド期間決定用カウンタ60の内容は、上記
センサ55によってスリット円盤56に設けられた穴6
7が検出された時点で強制的にクリアされるようになっ
ている。したがって、上記ライブバンド期間決定用カウ
ンタ60は、常に上記穴67が通過後のセクター数をカ
ウントしていることになる。すなわち、穴67で上記基
本マーク手段を構成し、スリット65,66の縁で上記
マーク手段を構成し、センサ55で上記マーク検出手段
を構成し、ライブバンド期間決定用カウンタ60および
制御部53で上記カウンタ手段を構成するのである。
【0048】そこで、上記スリット円盤56における穴
67の位置とライブバンド期間の位置関係が予め分かっ
ていれば、上記穴67を検知してからのセクター数によ
って現在がライブバンド期間であるかデッドバンド期間
であるかを判定できるのである。すなわち、本実施例に
おいては、上記穴67を検出してから2個目のセクター
でデッドバンド期間に入り、9個目のセクターでデッド
バンド期間を脱出してライブバンド期間に突入するよう
になっている。
【0049】ステップS14で、上記ステップS13におい
てカウントアップした後のライブバンド期間決定用カウ
ンタ60の内容に基づいて、現在はライブバンド期間で
あるか否かが判定される。その結果ライブバンド期間で
あればステップS15に進み、そうでなければステップS
11に戻って次のセクター数のカウントを実施する。ここ
で、上記ライブバンド期間であるか否かの判定は、次の
ようにして実施される。すなわち、上述のように、本実
施例におけるスリット円盤56を用いた場合には、上記
穴67を検知してから2個目のセクターから9個目のセ
クターまでがデッドバンド期間である。したがって、ラ
イブバンド期間決定用カウンタ60の内容が“10"〜
“24",“0"〜“2"であればライブバンド期間である
と判定するのである。
【0050】ステップS15で、上記ライブバンド期間中
におけるセクター数を計測するために、ライブバンド期
間カウンタ61がカウントアップされる。ステップS16
で、上記ステップS15においてカウントアップされたラ
イブバンド期間カウンタ61の内容に基づいて0.1ml
相当分のセクター数がカウントされたか否かが判別され
る。その結果、0.1ml相当分のセクター数がカウント
されていればステップ17に進み、そうでなければステッ
プS11に戻って次のセクター数のカウントを実施する。
その際における0.1ml相当分のセクター数がカウントさ
れたか否かの判別は、ライブバンド期間カウンタ61の
内容とRAM57の0.1ml相当分セクター数格納部6
2に格納されたセクター数とを比較することによって行
われる。
【0051】ステップS17で、輸液流量が単位輸液流量
である0.1mlになったので、上記RAM57に設定さ
れている輸液予定量カウンタ63の内容が“0.1ml"に
相当する数だけカウントダウンされる。また、上記輸液
累積値カウンタ64の内容が“0.1ml"に相当する数だ
けカウントアップされる。そして、単位輸液流量検知に
係る処理が終了したので、ライブバンド期間カウンタ6
1の内容がクリアされ、次の単位輸液流量検知処理に備
える。
【0052】この時点で、必要に応じて、上記更新され
た輸液予定量カウンタ63のカウント値および輸液累積
値カウンタ64のカウント値がRAM57から読み出さ
れ、現在の輸液予定量および輸液累積値が表示部58に
表示される。
【0053】ステップS18で、更新後の輸液予定量カウ
ンタ63の内容が“0"であるか否かが判別される。そ
の結果、“0"でなければステップS11に戻って更に輸
液流量検知処理動作が続行される。一方、“0"であれ
ば予定された量の輸液が終了したと判定されて、輸液流
量検知処理動作を終了する。
【0054】上述のように、本実施例においては、輸液
ポンプ52の回転を検出するためのスリット円盤56の
所定位置に穴67を付加する。そして、予め上記スリッ
ト円盤56における穴67の位置から数えて2個目のセ
クターから9個目のセクターまでをデッドバンド期間で
あると設定しておく。また、上記RAM57には、セン
サ55がスリット円盤56上の穴67を検出した場合に
強制的にクリアされる一方、センサ55がセクターを検
出した場合にカウントアップされるライブバンド期間決
定用カウンタ60を設定する。
【0055】そして、上記制御部53は、上記ライブバ
ンド期間決定用カウンタ60の内容が“10"〜“2
4",“0"〜“2"であればライブバンド期間であると判
定し、その間におけるセクター数をカウントして単位輸
液流量(0.1ml)を検知するようにしている。
【0056】このように、本実施例によれば、ライブバ
ンド期間における輸液ポンプ52の回転量のみに基づい
て輸液流量を検知でき、デッドバンド期間を考慮に入れ
た輸液流量の測定を実施できるのである。したがって、
正確に輸液流量を測定でき、且つ上記単位輸液流量以下
の輸液流量でも測定できるのである。
【0057】上記実施例においては、上記ポンプ回転検
出部54をスリット円盤56およびセンサ55で構成し
ている。しかしながら、この発明はこれに限定されるも
ではない。要は、輸液ポンプの回転部における基準位置
表す基準マーク手段および所定回転角毎に設けられたマ
ーク手段と、上記基準マーク手段およびマーク手段を検
出するマーク検出手段で構成すればよいのである。ま
た、上記実施例においては、上記輸液ポンプ2はフィン
ガの蠕動によって輸液を実施する構造になっているが、
この発明における輸液ポンプは上記構造に限定されるも
のではない。この発明の輸液量検知処理のアルゴリズム
は上記実施例における図3のフローチャートに限定され
るものではない。また、この発明の輸液装置におけるス
リット円盤のスリットの形状は図2に示すスリットの形
状に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0058】上記実施例におけるスリット円盤56の周
端部には、全週に渡ってスリット65,66が設けられ
ている。これは、このスリット65,66でモータ51
のスリップ検出用スリットを兼用するためである。とこ
ろが、実際には、ライブバンド期間中のみの輸液流量を
検知する上ではデッドバンド期間に相当する周端部にお
けるスリット65は不必要なのである。そこで、上記モ
ータ51のスリップ検出を他の手段で実施する場合に
は、スリット円盤におけるライブバンド期間に相当する
周端部にのみスリットを設けてもデッドバンド期間を考
慮に入れた輸液流量検知が可能である。
【0059】その場合には、上記ライブバンド期間に相
当する周端部のみにスリットを設けることにより、上記
ライブバンド期間を決定するための穴67およびライブ
バンド期間決定用カウンタ60も不必要となる。そし
て、センサ55からの光検出信号によってセクターを検
出してライブバンド期間カウンタ61のカウント値をカ
ウントアップすれば、ライブバンド期間カウンタ61に
は必然的にライブバンド期間中のみにおけるセクター数
がカウントされることになるのである。
【0060】
【発明の効果】以上より明らかなように、第1の発明の
輸液装置は、輸液ポンプの回転部におけるライブバンド
期間に対応する箇所に所定回転角毎に設けたマーク手段
をマーク検出手段によって検出し、上記マーク検出手段
からのマーク検出信号に基づいて、ポンプ動作量検知手
段によってマーク手段の数をカウントしてポンプ動作量
を検知するようにしたので、ライブバンド期間中の輸液
流量を測定できる。したがって、この発明によれば、デ
ッドバンド期間を考慮に入れて、単位輸液流量以下の輸
液流量であっても正確に測定できる。
【0061】また、第2の発明の輸液装置は、上記第1
の発明の輸液装置における上記輸液ポンプの回転部を回
転軸で成し、上記マーク手段を上記回転軸に取り付けら
れた円盤の周端部に半径方向に設けられたスリットの縁
で成し、上記マーク検出手段をホトセンサで成したの
で、デッドバンド期間を考慮に入れた輸液流量測定を簡
単に実施できる。
【0062】また、第3の発明の輸液装置は、輸液ポン
プの回転部に設けられた基準マーク手段およびマーク手
段を検出するマーク検出手段からの基準マーク検出信号
に基づいてクリアする一方、マーク検出信号に基づいて
カウントアップするカウンタ手段を設け、このカウンタ
手段のカウント値に基づいて、ライブバンド期間判定手
段によって所定の手順でライブバンド期間を判定し、ポ
ンプ動作量検知手段によってライブバンド期間中に検出
されたマーク手段の数をカウントしてポンプ動作量を検
知するようにしたので、ライブバンド期間中の輸液流量
のみを測定できる。したがって、この発明によれば、デ
ッドバンド期間を考慮に入れて、単位輸液流量以下の輸
液流量であっても正確に測定できる。
【0063】また、第4の発明の輸液装置は、上記第3
の発明の輸液装置における上記輸液ポンプの回転部を回
転軸で成し、上記基準マーク手段を上記回転軸に取り付
けた円盤の平面に設けられた印で成し、上記マーク手段
を上記円盤の周端部に半径方向に設けられたスリットの
縁で成し、上記マーク検出手段をホトセンサで成したの
で、デッドバンド期間を考慮に入れた輸液流量測定を簡
単に実施できる。
【0064】また、第5の発明の輸液装置は、上記ライ
ブバンド期間判定手段によって、上記輸液ポンプがライ
ブバンド期間に在る場合のカウント値の範囲内に上記カ
ウンタ手段のカウント値が在る場合には、上記輸液ポン
プは上記ライブバンド期間に在ると判定するようにした
ので、上記輸液ポンプの一動作中におけるライブバンド
期間とデッドバンド期間とを確実に識別して、デッドバ
ンド期間を考慮に入れた輸液流量測定を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の輸液装置におけ概略ブロック図であ
る。
【図2】図1におけるスリット円盤の一例を示す平面図
である。
【図3】図1における制御部によって実施される輸液流
量検知処理動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】従来の輸液装置における概略ブロック図であ
る。
【図5】図1および図4における輸液ポンプの断面図で
ある。
【図6】図1および図4に示す制御部の詳細なブロック
図である。
【図7】図4に示す従来の輸液装置における輸液流量検
知処理動作のフローチャートである。
【符号の説明】
51…モータ、 52…輸液ポン
プ、 53…制御部、 54…ポンプ回
転検出部、 55…センサ、 56…スリット
円盤、 57…RAM、 58…表示部、 60…ライブバンド期間決定用カウンタ、 61…ライブバンド期間カウンタ、 62…0.1ml相当分セクター数格納部、 63…輸液予定量カウンタ、 64…輸液累積
値カウンタ、 65,66…スリット、 67…穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 暁宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 トーマス・カラグァン アメリカ合衆国60102イリノイ州アルゴン キン、グレーシャー・パークウェイ1381番

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一動作中に実際に輸液を行うライブバン
    ド期間と輸液を行わないデッドバンド期間とが存在する
    輸液ポンプを有して、この輸液ポンプによって輸液チュ
    ーブ内の液体を輸送する輸液装置において、 上記輸液ポンプの回転部における上記ライブバンド期間
    に対応する箇所に所定回転角毎に設けられた複数のマー
    ク手段と、 上記マーク手段を検出してマーク検出信号を出力するマ
    ーク検出手段と、 上記マーク検出手段から出力されたマーク検出信号に基
    づいて、マーク手段の数をカウントして上記輸液ポンプ
    のライブバンド期間における動作量を検知するポンプ動
    作量検知手段を備えて、 上記ポンプ動作量検知手段によって検知された上記動作
    量に基づいて上記輸液ポンプの輸液流量を検知すること
    を特徴とする輸液装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輸液装置において、 上記輸液ポンプの回転部は回転軸であり、 上記マーク手段は上記回転軸に取り付けられた円盤の周
    端部に半径方向に向かって設けられたスリットの縁であ
    り、 上記マーク検出手段はホトセンサであることを特徴とす
    る輸液装置。
  3. 【請求項3】 一動作中に実際に輸液を行うライブバン
    ド期間と輸液を行わないデッドバンド期間とが存在する
    輸液ポンプを有して、この輸液ポンプによって輸液チュ
    ーブ内の液体を輸送する輸液装置において、 上記輸液ポンプの回転部に設けられて、上記回転部の基
    準位置を表す基準マーク手段と、 上記回転部に所定回転角毎に設けられた複数のマーク手
    段と、 上記基準マーク手段およびマーク手段を検出して、基準
    マーク検出信号およびマーク検出信号を出力するマーク
    検出手段と、 上記基準マーク検出信号に基づいてクリアする一方、上
    記マーク検出信号に基づいてカウントアップするカウン
    タ手段と、 上記カウンタ手段のカウント値に基づいて、所定の手順
    で上記輸液ポンプがライブバンド期間に在ることを判定
    するライブバンド期間判定手段と、 上記ライブバンド期間判定手段によってライブバンド期
    間であると判定された期間に上記マーク検出手段から出
    力されたマーク検出信号に基づいて、ライブバンド期間
    中に検出されたマーク手段の数をカウントして上記輸液
    ポンプの動作量を検知するポンプ動作量検知手段を備え
    て、 上記ポンプ動作量検知手段によって検知された上記動作
    量に基づいて上記輸液ポンプの輸液流量を検知すること
    を特徴とする輸液装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の輸液装置において、 上記輸液ポンプの回転部は回転軸であり、 上記基準マーク手段は上記回転軸に取り付けられた円盤
    の平面に設けられた印であり、 上記マーク手段は上記円盤の周端部に半径方向に向かっ
    て設けられたスリットの縁であり、 上記マーク検出手段はホトセンサであることを特徴とす
    る輸液装置。
  5. 【請求項5】 請求項3あるいは請求項4に記載の輸液
    装置において、 上記ライブバンド期間判定手段は、上記輸液ポンプが上
    記ライブバンド期間に在る場合のカウント値の範囲内に
    上記カウンタ手段のカウント値が在る場合に、上記輸液
    ポンプは上記ライブバンド期間に在ると判定することを
    特徴とする輸液装置。
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