JPH0330115Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0330115Y2 JPH0330115Y2 JP1987090354U JP9035487U JPH0330115Y2 JP H0330115 Y2 JPH0330115 Y2 JP H0330115Y2 JP 1987090354 U JP1987090354 U JP 1987090354U JP 9035487 U JP9035487 U JP 9035487U JP H0330115 Y2 JPH0330115 Y2 JP H0330115Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- sensing
- size
- attached
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001802 infusion Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、シリンジを機械的に駆動して液体の
注入を自動的に行うシリンジポンプに関する。さ
らに詳しくは、シリンジサイズを感知する検出器
を備えたシリンジポンプに関する。
注入を自動的に行うシリンジポンプに関する。さ
らに詳しくは、シリンジサイズを感知する検出器
を備えたシリンジポンプに関する。
従来より、シリンジのプランジヤをモータで機
械的に駆動してシリンジ内の薬液等を生体内に注
入するシリンジポンプが知られている。その構造
は、第2図に示すように、シリンジ押さえ1、フ
ランジ溝2、プランジヤホルダ3及び操作・表示
部4からなつており、シリンジのフランジ6をフ
ランジ溝2に、プランジヤ7をプランジヤホルダ
3に装入し、シリンジ押さえ1で押さえることに
よりシリンジ5をセツトする。その後、プランジ
ヤホルダ3を一定速度で移動させることによつ
て、輸液を行うようにしている。このようなシリ
ンジポンプに使用されるシリンジの容量は、現在
では1,5,10,20,30,50及び100mlなど各種
のサイズがあり、それぞれの直径が異なつてい
る。
械的に駆動してシリンジ内の薬液等を生体内に注
入するシリンジポンプが知られている。その構造
は、第2図に示すように、シリンジ押さえ1、フ
ランジ溝2、プランジヤホルダ3及び操作・表示
部4からなつており、シリンジのフランジ6をフ
ランジ溝2に、プランジヤ7をプランジヤホルダ
3に装入し、シリンジ押さえ1で押さえることに
よりシリンジ5をセツトする。その後、プランジ
ヤホルダ3を一定速度で移動させることによつ
て、輸液を行うようにしている。このようなシリ
ンジポンプに使用されるシリンジの容量は、現在
では1,5,10,20,30,50及び100mlなど各種
のサイズがあり、それぞれの直径が異なつてい
る。
そのため、シリンジポンプに使用するシリンジ
のサイズを予め入力しておかなければ、注入速度
を設定することができない。そこで、特開昭59−
228850号公報においては、シリンジサイズを自動
的に検出する機構を設けて、操作を簡便にしたシ
リンジポンプが提案されている。また、同様な機
能を持つたシリンジポンプが既に実用化され、使
用されている。
のサイズを予め入力しておかなければ、注入速度
を設定することができない。そこで、特開昭59−
228850号公報においては、シリンジサイズを自動
的に検出する機構を設けて、操作を簡便にしたシ
リンジポンプが提案されている。また、同様な機
能を持つたシリンジポンプが既に実用化され、使
用されている。
しかしながら、従来のシリンジサイズ検出機構
は、シリンジのサイズさえ検出できればよいとい
う目的で造られたものであつたので、シリンジが
完全に外れたりしない限り、異常な装着状態を検
出できるようなものではなかつた。
は、シリンジのサイズさえ検出できればよいとい
う目的で造られたものであつたので、シリンジが
完全に外れたりしない限り、異常な装着状態を検
出できるようなものではなかつた。
このことを、図面を用いてさらに詳細に説明す
る。第3図および第4図は、従来のシリンジポン
プに設けられているシリンジサイズ検出機構を示
すものであり、第3図はシリンジが正常に装着さ
れている状態の検出部の断面図、第4図はシリン
ジのフランジ6がフランジ溝2から外れて、シリ
ンジの外筒部が装着される台に乗つた異常状態に
おける検出部の断面図を示している。図に示すシ
リンジサイズ検出機構は、装着されるシリンジの
径によつてシリンジ押さえ1が上下するのに対応
して遮蔽板9が上下し、遮蔽板によつて遮蔽され
るフオトインタラプタ11を判別してシリンジサ
イズを判別するものである。第3図と第4図を比
較すると、いずれの場合も上部のフオトインタラ
プタの感知部10は遮蔽板によつて遮蔽されてい
るので、第4図のような異常状態になつてもこれ
を感知することはできない。シリンジが正常に装
着されていないと正常な注入動作は期待できない
が、異常に気付かないで注入動作が行われると、
安全上大きな問題である。
る。第3図および第4図は、従来のシリンジポン
プに設けられているシリンジサイズ検出機構を示
すものであり、第3図はシリンジが正常に装着さ
れている状態の検出部の断面図、第4図はシリン
ジのフランジ6がフランジ溝2から外れて、シリ
ンジの外筒部が装着される台に乗つた異常状態に
おける検出部の断面図を示している。図に示すシ
リンジサイズ検出機構は、装着されるシリンジの
径によつてシリンジ押さえ1が上下するのに対応
して遮蔽板9が上下し、遮蔽板によつて遮蔽され
るフオトインタラプタ11を判別してシリンジサ
イズを判別するものである。第3図と第4図を比
較すると、いずれの場合も上部のフオトインタラ
プタの感知部10は遮蔽板によつて遮蔽されてい
るので、第4図のような異常状態になつてもこれ
を感知することはできない。シリンジが正常に装
着されていないと正常な注入動作は期待できない
が、異常に気付かないで注入動作が行われると、
安全上大きな問題である。
本考案は、簡単な構成によりシリンジの装着異
常を感知できるようにしたシリンジポンプを提供
することを目的とするものである。
常を感知できるようにしたシリンジポンプを提供
することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本考案において
は、シリンジサイズの検出機構を特定の構成とす
ることにより、シリンジの装着異常も同時に感知
できるようにした。
は、シリンジサイズの検出機構を特定の構成とす
ることにより、シリンジの装着異常も同時に感知
できるようにした。
すなわち、本考案のシリンジポンプにはシリン
ジサイズを感知する検出器を備えており、該検出
器は装着するシリンジの径に応じてその位置が変
化する位置部材と、該位置部材の位置を感知する
複数の感知部材より構成されてなり、該感知部材
は検出するシリンジの種類に対応した数が所定の
位置に配置されてなり、前記位置部材の接近した
感知部材を検知することにより装着されたシリン
ジのサイズを判別するように構成されてなり、該
位置部材と感知部材との位置関係を、位置部材の
接近が感知できる限界的な位置近くに設けること
により、シリンジが正常に装着されていないとき
は感知部材が位置部材を感知できないようにし、
シリンジサイズ検出器によつてシリンジの装着異
常をも検知できるようにしたことを特徴とするも
のである。
ジサイズを感知する検出器を備えており、該検出
器は装着するシリンジの径に応じてその位置が変
化する位置部材と、該位置部材の位置を感知する
複数の感知部材より構成されてなり、該感知部材
は検出するシリンジの種類に対応した数が所定の
位置に配置されてなり、前記位置部材の接近した
感知部材を検知することにより装着されたシリン
ジのサイズを判別するように構成されてなり、該
位置部材と感知部材との位置関係を、位置部材の
接近が感知できる限界的な位置近くに設けること
により、シリンジが正常に装着されていないとき
は感知部材が位置部材を感知できないようにし、
シリンジサイズ検出器によつてシリンジの装着異
常をも検知できるようにしたことを特徴とするも
のである。
本考案においては、位置部材と感知部材の位置
関係を、位置部材の接近が感知できる限界的な位
置近くに設けたので、シリンジが正常に装着され
ていない場合はすべての感知部材が位置部材を感
知しない状態となる。したがつて、このような状
態を検知することにより、シリンジの装着異常を
知ることができる。
関係を、位置部材の接近が感知できる限界的な位
置近くに設けたので、シリンジが正常に装着され
ていない場合はすべての感知部材が位置部材を感
知しない状態となる。したがつて、このような状
態を検知することにより、シリンジの装着異常を
知ることができる。
本考案の実施例を第1図を参照しながら説明す
る。第1図は感知部材であるフオトインタラプタ
11を2個設けて、位置部材である遮蔽板9との
協同作用により2種類のシリンジサイズを検出で
きるようにしたものである。すなわち、下側のフ
オトインタラプタで直径の小さいシリンジを、上
側のフオトインタラプタで直径の大きいシリンジ
を感知するわけである。また、第1図はシリンジ
のフランジ6がフランジ溝2から外れてシリンジ
台に乗つた状態の断面図を示している。これを従
来例の第4図と比較すると、フオトインタラプタ
11の位置が第4図のものよりもやや下寄りに設
けられており、遮蔽板9がフオトインタラプタの
感知部10を遮蔽する限界の位置近くになつてい
る。したがつて、フランジ6がフランジ溝2から
外れてシリンジ台に乗ると、図に示すように遮蔽
板9がフオトインタラプタ11の感知部10を遮
蔽しなくなつてしまう(なお、フオトインタラプ
タの詳細については第5図参照)。
る。第1図は感知部材であるフオトインタラプタ
11を2個設けて、位置部材である遮蔽板9との
協同作用により2種類のシリンジサイズを検出で
きるようにしたものである。すなわち、下側のフ
オトインタラプタで直径の小さいシリンジを、上
側のフオトインタラプタで直径の大きいシリンジ
を感知するわけである。また、第1図はシリンジ
のフランジ6がフランジ溝2から外れてシリンジ
台に乗つた状態の断面図を示している。これを従
来例の第4図と比較すると、フオトインタラプタ
11の位置が第4図のものよりもやや下寄りに設
けられており、遮蔽板9がフオトインタラプタの
感知部10を遮蔽する限界の位置近くになつてい
る。したがつて、フランジ6がフランジ溝2から
外れてシリンジ台に乗ると、図に示すように遮蔽
板9がフオトインタラプタ11の感知部10を遮
蔽しなくなつてしまう(なお、フオトインタラプ
タの詳細については第5図参照)。
シリンジの装着異常は、第1図に示すような状
態になる場合が最も多いので、このような状態で
遮蔽板9がフオトインタラプタの感知部から外れ
るようにフオトインタラプタを位置決めするのが
実際的であり、好ましい。なお、この実施例にお
いては、シリンジを押さえるためにバネ8を使用
している。
態になる場合が最も多いので、このような状態で
遮蔽板9がフオトインタラプタの感知部から外れ
るようにフオトインタラプタを位置決めするのが
実際的であり、好ましい。なお、この実施例にお
いては、シリンジを押さえるためにバネ8を使用
している。
上述した実施例ではフオトインタラプタを2個
使用したが、装着可能なシリンジの種類数に応じ
て適宜必要な数を使用する。また、この実施例で
は感知部材としてフオトインタラプタを使用した
が、これに限らず磁気センサ,超音波センサ等を
使用してもよい。
使用したが、装着可能なシリンジの種類数に応じ
て適宜必要な数を使用する。また、この実施例で
は感知部材としてフオトインタラプタを使用した
が、これに限らず磁気センサ,超音波センサ等を
使用してもよい。
本考案によれば、シリンジサイズの検出と同時
にシリンジの装着状態の異常をも検知して警報を
発することができるので、シリンジが外れたまま
注入が接続されて注入量に大きな誤差が生じたり
するなどの問題が生じることがなく、安全上優れ
ている。
にシリンジの装着状態の異常をも検知して警報を
発することができるので、シリンジが外れたまま
注入が接続されて注入量に大きな誤差が生じたり
するなどの問題が生じることがなく、安全上優れ
ている。
第1図…本考案の実施例においてシリンジが外
れた状態を示す断面図、第2図…シリンジポンプ
の斜視図、第3図…従来のシリンジサイズ検出機
構における正常なシリンジの装着状態を示す断面
図、第4図…従来のシリンジサイズ検出機構にお
ける異常なシリンジの装着状態を示す断面図、第
5図…フオトインタラプタの詳細を示す斜視図。 1…シリンジ押さえ、2…フランジ溝、4…操
作・表示部、6…フランジ、9…遮蔽板(位置部
材)、11…フオトインタラプタ(感知部材)、1
2…シリンジ台。
れた状態を示す断面図、第2図…シリンジポンプ
の斜視図、第3図…従来のシリンジサイズ検出機
構における正常なシリンジの装着状態を示す断面
図、第4図…従来のシリンジサイズ検出機構にお
ける異常なシリンジの装着状態を示す断面図、第
5図…フオトインタラプタの詳細を示す斜視図。 1…シリンジ押さえ、2…フランジ溝、4…操
作・表示部、6…フランジ、9…遮蔽板(位置部
材)、11…フオトインタラプタ(感知部材)、1
2…シリンジ台。
Claims (1)
- シリンジサイズを感知する検出器を備えたシリ
ンジポンプにおいて、該検出器は装着するシリン
ジの径に応じてその位置が変化する位置部材と、
該位置部材の位置を感知する複数の感知部材より
構成されてなり、該感知部材は検出するシリンジ
の種類に対応した数が所定の位置に配置されてな
り、前記位置部材の接近した感知部材を検知する
ことにより装着されたシリンジのサイズを判別す
るように構成されてなり、該位置部材と感知部材
との位置関係を、位置部材の接近が感知できる限
界的な位置近くに設けることにより、シリンジが
正常に装着されていないときは感知部材が位置部
材を感知できないようにし、シリンジサイズ検出
器によつてシリンジの装着異常をも検知できるよ
うにしたことを特徴とするシリンジポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090354U JPH0330115Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987090354U JPH0330115Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63200450U JPS63200450U (ja) | 1988-12-23 |
JPH0330115Y2 true JPH0330115Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=30950136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987090354U Expired JPH0330115Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330115Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4053129B2 (ja) * | 1998-03-27 | 2008-02-27 | 株式会社根本杏林堂 | 自動注入装置 |
JP2004073373A (ja) | 2002-08-13 | 2004-03-11 | Atom Medical Corp | シリンジポンプ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59228850A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-22 | アトム株式会社 | 輸液装置 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP1987090354U patent/JPH0330115Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59228850A (ja) * | 1983-06-09 | 1984-12-22 | アトム株式会社 | 輸液装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63200450U (ja) | 1988-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5879360A (en) | Syringe pumps | |
US4394862A (en) | Metering apparatus with downline pressure monitoring system | |
CA1277179C (en) | Apparatus for displacing a piston in a chamber | |
US4981467A (en) | Apparatus and method for the detection of air in fluid delivery systems | |
EP1526884B1 (en) | Syringe plunger driver system | |
CA2187094C (en) | Rapid response occlusion detector for a medication infusion pump | |
US5106375A (en) | Dynamic lead screw engagement and indicator | |
EP1101504A2 (en) | Volumetric infusion pump automatic tube loading apparatus | |
JP5063592B2 (ja) | 薬液注入システム | |
JPH05277179A (ja) | 輸液装置 | |
GB2338756A (en) | Manufacturing method for an infusion pump | |
JPS6236704B2 (ja) | ||
JPH0330115Y2 (ja) | ||
JPWO2007114446A1 (ja) | 薬液注入システム | |
JPH0636827B2 (ja) | 輸液装置 | |
JPH0542212A (ja) | 輸液装置 | |
JPS6244505B2 (ja) | ||
JPH0567307B2 (ja) | ||
JPH0143079Y2 (ja) | ||
JPH0436705B2 (ja) | ||
JPH0542213A (ja) | 輸液装置 | |
JPH0237324U (ja) | ||
JPH0517670Y2 (ja) | ||
JPS6340565A (ja) | 点滴注射における注射液終了検知装置 | |
AU7454981A (en) | Metering apparatus with downline pressure monitoring system |