JPH05276401A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05276401A
JPH05276401A JP4071732A JP7173292A JPH05276401A JP H05276401 A JPH05276401 A JP H05276401A JP 4071732 A JP4071732 A JP 4071732A JP 7173292 A JP7173292 A JP 7173292A JP H05276401 A JPH05276401 A JP H05276401A
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JP4071732A
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Hidekazu Yamanishi
英一 山西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、十分な機密保持能力を有す
る一方で、必要に応じて情報の取出し或いは複写を容易
にする複写装置を提供するものである。 【構成】複写に際して、入力装置42のコピ−ガ−ドキ−
がオンされることでペ−ジメモリ62に収容された画像デ
−タは、複数の領域に分割されるとともにそれぞれの領
域の配置が変更された状態でペ−ジメモリ62の新たな記
録領域に記憶される。この配置が変更された画像デ−タ
に基づいて、“何を表しているかを識別できない”画像
が複写される。一方、上記配置が変更されたデ−タに基
づいて複写された画像を元の状態に戻すには、入力装置
42の復元コピ−キ−をオンするとともに、上記複写され
た複写物を新たな原稿として上記一連の複写工程を繰返
すことで、元の画像が再現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電複写メカニズム
が利用されている画像形成装置、特に、複写対象物の画
像情報を光学的に読み取る画像読取部、この読取部を介
して或いは外部装置から供給される画像情報を記憶する
画像メモリ、及び、この画像メモリに記憶された画像情
報に基づいて複写画像を出力するレ−ザビ−ムプリンタ
部を有するディジタル複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内容の機密保持が重要とされる
機密書類は、例えば、“秘”マ−クを書類に付加すると
ともに保管及び管理を厳重にすることで機密が維持され
る。その一方で、上記“秘”マ−クが付加された書類で
あっても、外部への持出し或いは複写は比較的容易であ
る。
【0003】このことから、機密書類となる可能性のあ
る書面の作成に際して、例えば、複写することによって
背面に文字が浮上がるよう加工された用紙、或いは、下
層に反射材を有し、万一複写が試みられた場合には真っ
黒な複写物が出力される用紙などの多くの複写禁止用紙
が開発され、既に利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
“秘”マ−クを書類に付加する方法では、機密の十分な
管理及び維持は、実質的に不可能である。また、上記複
写禁止用紙が利用された場合には、例えば、会議などの
ために、機密書類の複写が生じた際に、全ての複写を不
能にする問題がある。この発明の目的は、十分な機密保
持能力を有し、その一方で、必要に応じて、情報の取出
し或いは複写が容易にできる複写装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、原稿の画像情報を画素単位で
読みとる手段、この読取手段を介して読取られた画像デ
−タを記憶する手段、上記読取手段を介して読みとられ
た画像デ−タを、予め決められている分割方法に基づい
て画素集合領域単位で複数の区分領域に分割するととも
に、この分割された区分領域を、上記画素集合領域が原
稿の画像情報とは異なる配列に並べかえる再配置モ−ド
を設定する第一の入力手段、上記読取手段を介して読み
とられた画像デ−タを、上記再配置モ−ドにおける分割
方法に基づいて提供される上記区分領域と同一の区分領
域に分割するとともに、上記画素集合領域を上記原稿の
画像情報に対応する元の画像デ−タの配列に並べかえる
復元モ−ドを設定する第二の入力手段、上記画像デ−タ
に従って被転写材上に画像を形成する手段、及び、上記
第一の入力手段を介して再配置モ−ドが設定された場合
には、上記記憶手段に記憶されている画像デ−タを上記
画素集合領域毎に上記再配置モ−ドに対応する配列に並
べかえて上記画像形成手段に供給するとともに、上記第
二の入力手段を介して復元モ−ドが設定された場合に
は、上記記憶手段に記憶されている画像デ−タを上記画
素集合領域毎に上記原稿の画像情報に対応する元の配列
に並べかえて上記画像形成手段に供給する配列制御手段
を含む画像形成装置を提供するものである。
【0006】また、この発明によれば、原稿の情報を画
素単位で読みとる手段、この読取手段を介して読みとら
れた画像デ−タを記憶する手段、上記読取手段を介して
読みとられた画像デ−タを、予め決められている分割方
法に基づいて画素集合領域単位で複数の区分領域に分割
するとともに、この分割された区分領域を、それぞれが
固有の符号によって識別可能な、少なくとも2以上の異
なる配列に並べかえる再配置モ−ドを設定する第一の入
力手段、上記読取手段を介して読みとられた画像デ−タ
を、上記再配置モ−ドにおける分割方法に基づいて提供
される上記区分領域と同一の区分領域に分割するととも
に、上記再配置モ−ドにおける上記固有の符号によって
識別可能な、それぞれの配列毎に、上記画素集合領域を
上記原稿の画像情報に対応する元の画像デ−タの配列に
並べかえる復元モ−ドを設定する第二の入力手段、上記
画像デ−タに基づいて被転写材上に画像を形成する手
段、及び、上記第一の入力手段を介して再配置モ−ドが
設定された場合に、上記画像形成手段によって形成され
る画像に、上記再配置モ−ドにおける並べかえに符され
ている符号を付加する手段、を含む画像形成装置が提供
される。
【0007】
【作用】この発明の画像形成装置では、画像読取り部に
よって読み取られた画像デ−タは、一旦画像メモリに記
憶される。この画像メモリに記憶された画像デ−タは、
メモリ内で複数領域に分割されたのち、メモリ内の新た
な領域に異なる配列で再び記憶即ち再配置される。この
再配置された画像デ−タは、“何を表しているのかわか
らない画像”としてプリントアウトされることから、複
写 (印字) すべき画像の機密が保持される。
【0008】一方、上記再配置されたのちプリントアウ
トされた画像を元の画像に復元する際には、上記再配置
の際に利用された配列を逆に配列するための復元モ−ド
で、上記プリントアウトされた画像を再び複写すること
で容易に復元できる。
【0009】また、上記再配置のパタ−ンが複数存在す
る場合には、再配置された画像デ−タを複写 (印字) す
る際に、パタ−ンコ−ドを同時に印字させることで、確
実な画像の再現が可能となる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明の一実施例である画像形
成装置の概略が示されている。
【0011】画像形成装置2は、原稿の画像情報を光学
的に読取るためのスキャナ部 (読取手段) 10、及び、こ
のスキャナ部10を介して読み取られ、或いは、後述する
外部装置から供給される画像信号に応じて、被記録材即
ち複写用紙上に画像情報を出力する画像形成部 (画像形
成手段) 20を含んでいる。
【0012】上記スキャナ部10は、複写すべき原稿が載
置される原稿載置台12、この載置台12に載置された原稿
を照明する光源14、この光源14を介して照明された上記
原稿Dからの反射光を光電変換することで、上記反射光
を画像情報信号に変換するCCDセンサ16を有してい
る。尚、上記光源14の側方には、光源14からの照明光を
上記原稿に効率良く集束させるためのリフレクタが配置
されている。また、上記光源14と上記CCDセンサ16と
の間には、上記原稿から上記CCDセンサ16へ向かう光
即ち原稿からの反射光が通過される光路を折曲げるため
の複数のミラ−、及び、上記反射光を上記CCDセンサ
16の集光面に集束させるためのレンズなどが配置されて
いる。
【0013】上記原稿載置台12の上部には、上記原稿を
上記載置台12に密着させる原稿押さえが配置されてい
る。この原稿押さえは、画像形成装置2の大きさ或いは
複写能力に応じて、例えば、SDF即ちセミオ−ト原稿
給送装置或いはADF即ち自動原稿給送装置などと置換
え可能である。
【0014】上記画像形成部20は、円筒状であって、図
示しないモ−タなどを介して所望の方向に回転可能に形
成され、所望の電位に帯電されるとともに、光ビ−ムが
照射されることで光ビ−ムが照射された領域の電位が変
化する光電変換素子即ち感光体ドラム22を有している。
【0015】この感光体ドラム22の周囲には、ドラム22
に所望の電位を与える帯電装置24、上記感光体ドラム22
に、後述する画像処理部からの画像信号或いは印字信
号、即ち、複写或いは出力すべき画像情報に応じてオン
/オフされたレ−ザビ−ムを出力するレ−ザユニット2
6、このレ−ザユニット26からのレ−ザビ−ムによって
上記感光体22に形成された静電潜像に、可視化剤即ちト
ナ−を供給することで現像する現像装置28、及び、この
現像装置28を介して現像された上記感光体22上の上記ト
ナ−像を、後述する被記録材給送部から給送される被記
録材即ち複写用紙に転写させる転写装置30などが順に配
置されている。尚、上記感光体22の周囲であって上記転
写装置30よりも後流には、上記感光体22の表面に残った
トナ−を除去するとともに、上記レ−ザビ−ムによって
感光体22上に生じた電位の変化を次の画像形成のために
消去するクリ−ナユニット32が配置されている。
【0016】上記現像装置28と上記転写装置30との間に
は、上記感光体22に形成された上記トナ−像が転写され
るための上記複写用紙を上記転写装置30に向かって給送
する被記録材給送部34が配置されている。また、上記転
写装置30の後段であって上記転写装置30を介して上記ト
ナ−像が転写された上記複写用紙が上記感光体22から分
離される方向には、上記複写用紙に上記トナ−像を固着
させるための定着装置38、及び、この定着装置38と上記
転写装置30との間に配置され、上記複写用紙をこの定着
装置38に向かって搬送するための搬送装置36が配置され
ている。
【0017】上記画像形成装置2は、さらに、図2に示
されている制御パネル40、及び、図3乃至図7に示され
ている制御部即ち主制御装置、メモリ及び外部装置など
との接続に利用されるインタフェ−スなどを含んでい
る。
【0018】図2には、図1における画像形成装置2に
組込まれる制御パネル40の一例が示されている。この制
御パネル40は、上記画像形成装置2即ち上記スキャナ部
10或いは上記画像形成部20のいづれかに配置される。
【0019】上記制御パネル40は、上記画像形成装置2
における画像出力のための条件、例えば、複写或いは印
字枚数及び倍率、或いは、複写された原稿に関する機密
を保持するための、後述するコピ−ガ−ド機能即ち再配
置モ−ドの設定/非設定を入力するための、例えば、複
数の押しボタンスイッチ或いはカラ−ブラウン管の画面
上に透明なタッチセンサパネルが設けられている入力装
置42を含んでいる。また、上記制御パネル40には、上記
画像形成装置2におけるトラブル、例えば、装置2内に
おける複写用紙の詰まりなどを表示するディスプレイユ
ニット44などが組込まれている。
【0020】上記入力装置42は、利用者の操作、例え
ば、複写枚数の入力、後述する再配置モ−ドの設定/非
設定、或いは、複写開始などを誘導するとともに、入力
された条件、即ち、数字、動作モ−ド、及び、複写開始
などを、後述する主制御部に対して出力する。また、上
記入力装置42は、画像形成装置2に関する操作手順或い
は入力すべき条件に応じて配置され、例えば、絵記号、
数字、文字或いは文字列がなどが表示されている複数の
入力キ−或いはタッチセンサ42a〜42fを有している。
【0021】この図2に示されている例では、上記キ−
或いはタッチセンサ42a〜42fは、それぞれ、0〜9ま
での数字を入力可能であって複写枚数及び複写倍率の設
定或いは後述する再配置モ−ドにおけるパタ−ンコ−ド
の設定に利用される数字キ−42a、この数字キ−42aを
介して入力された条件をクリヤするためのクリヤキ−42
b、入力された条件の下で複写 (印字) 開始信号を出力
するためのスタ−トキ−42c、後述する再配置モ−ドを
設定するために利用されるコピ−ガ−ドキ−42d、この
再配置モ−ドによって複写された複写物を基の状態に戻
すための復元モ−ドを設定するために利用される復元コ
ピ−キ−42e及び上記再配置モ−ドが設定されている場
合に、パタ−ンコ−ドを印字させるためのコ−ド印字キ
−42fとして利用される。
【0022】図3には、図1における画像形成装置2の
電気的接続及び制御のための信号の流れを概略的に表わ
すブロック図が示されている。図3によれば、上記画像
形成装置2における主制御部即ちメインCPU50は、上
記スキャナ部10、上記画像形成部20、及び、上記制御パ
ネル部40を、それぞれ独立に、或いは、上記メインCP
U50と連動して動作させるスキャナCPU52、プリンタ
CPU54、及び、パネルCPU56と相互に接続されてい
る。
【0023】また、図4乃至図7には、上記主制御部、
上記スキャナ部10、上記画像形成部20、及び、上記制御
パネル部40の、それぞれに関する電気的接続及び制御の
ための信号の流れが示されている。
【0024】図4によれば、上記メインCPU50には、
メインCPU50に関し、予め決められている動作が記憶
されているメインROM50a、及び、このROM50a及
び上記メインCPU50によって規定されたデ−タなどが
記憶されるメインRAM50bが接続されている。
【0025】上記メインROM50aには、機密保護のた
めに利用され、後述する再配置モ−ドに利用される“再
配置”及び“復元”のための画像情報の配列を変更する
手順即ち再配置手順が記憶されている。この“再配置”
及び“復元”は、複写物或いは画像出力のむやみな複製
を禁止するもので、例えば、第一の複写に際して利用さ
れた複写装置以外の複写装置、或いは、予め規定されて
いるグル−プ内の複写装置以外の複写装置による第二、
第三‥‥‥の複写を困難にするために考案されている。
従って、上記再配置手順に基づいて複写された画像は、
通常、その複写物を得るために利用された複写装置によ
ってのみ、復元可能となる。尚、上記再配置手順は、機
密が漏れることを防止するために、少なくとも2以上確
保され、それぞれの再配置手順に応じて予め規定されて
いる再配置コ−ドが割り当てられている。上記“再配
置”は上記コピ−ガ−ドキ−42dによって、また、上記
“復元”は上記復元コピ−キ−42eによって、それぞれ
設定され、さらに、上記再配置コ−ドは、コ−ド印字キ
−42fによって容易に確認できる。
【0026】また、上記メインCPU50には、デ−タ切
え替え及びバッファメモリ回路60、及び、ペ−ジメモリ
62など接続されている。上記デ−タ切え替え及びバッフ
ァメモリ回路60は、上記スキャナ部10を介して読み取ら
れた画像情報即ち画像デ−タの転送或いは上記画像形成
部20へ出力すべき画像デ−タ即ち印字デ−タの引出しな
どのデ−タ転送に関する切り替えるとともに、上記それ
ぞれのデ−タを一時的に記憶するためのバッファリング
に利用される。
【0027】上記ペ−ジメモリ62は、複数ペ−ジ分の画
像デ−タを記憶できる領域を有し、上記スキャナ部10か
らの画像デ−タを1ペ−ジ分ごとに記憶可能に形成され
ている。尚、上記ペ−ジメモリ62は、1ペ−ジ分のメモ
リ内であっても、行と列のアドレスによって規定される
複数の領域、或いは、行アドレスのみによって指定可能
な複数のライン状領域に分割可能に形成されている。ま
た、上記ペ−ジメモリ62には、上記“再配置”及び“復
元”に関し、少なくとも2ペ−ジ分の画像デ−タを記憶
できる第一及び第二の領域を含む一対の再配置領域が確
保されている。このことは、上記第一の領域に対して読
み取られた画像デ−タ即ち再配置される以前の画像デ−
タを、上記第二の領域に対して上記再配置された画像デ
−タを、それぞれ、独立に記憶可能にする。従って、処
理速度が向上されるとともに誤動作が低減される。
【0028】尚、上記メインCPU50には、さらに、多
くの外部装置、例えば、図示しないディスプレイ (CR
T) 装置、図示しないパ−ソナルコンピュ−タ、或い
は、図示しないファクシミリ装置を接続するための、そ
れぞれの装置に対応されたインタフェ−スを含む、イン
タフェ−スコントロ−ラ70が接続されている。また、上
記このインタフェ−スコントロ−ラ70には、上記ディス
プレイ装置に表示をさせる画像デ−タを記憶するディス
プレイメモリ72、このディスプレイメモリ72に記憶され
たデ−タを、ディスプレイに表示させるディスプレイフ
ォントROM74、上記ペ−ジメモリ62に上記パ−ソナル
コンピュ−タからの印字デ−タ及び所望の入力に対応す
る数字或いは記号などをきおくさせるためのプリントフ
ォントROM76、及び、パ−ソナルコンピュ−タなどか
ら供給される符号デ−タを上記画像形成部20を介して印
字 (出力) 可能な画像デ−タに展開するためのプリンタ
コントロ−ラ78などが接続されている。次に、画像形成
装置2の動作を詳細に説明する。
【0029】上記画像形成装置2は、ディジタル複写装
置、画像入力装置 (スキャナ) 、プリンタ装置及びファ
クシミリ装置として、相互に或いは独立に、利用可能に
形成されている。以下に、ディジタル複写装置としての
動作の一例を示す。
【0030】原稿或いは書類等の複写対象物がスキャナ
部10における原稿載置台12に載置され、制御パネル40を
介して複写条件が入力される。例えば、パネルCPU56
によって制御されている制御パネル40の数字キ−42aを
介して複写枚数N=5及び複写倍率100%が設定さ
れ、スタ−トキ−42cがオンされることで、原稿に記録
されている画像情報が読み取られる。即ち、ランプドラ
イバ52dを介して光源14が点灯され、メカニカルコント
ロ−ラ52eによって付勢されたモ−タの回転にともなっ
て上記光源14及びミラ−が複写倍率100%に対応され
た速度で原稿載置台12に沿って移動され、原稿からの反
射光 (即ち画像情報) が順次CCDセンサ16へ導かれ
る。
【0031】このCCDセンサ16へ導かれた反射光は、
CCDドライバ52cによって付勢されている状態のCC
Dセンサ16を介してCCDセンサ16の分解能に応じた画
素単位でアナログ信号に変換される。このCCDセンサ
16からのアナログ信号は、アナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D回路18aによってディジタル信号に
変換される。このディジタルに変換された信号は、CC
Dセンサ16のばらつき或いは周囲の温度変化などに起因
するCCDセンサ16からの出力信号に対するスレッショ
ルドレベルの変動を補正するためのシェ−ディング補正
回路18bを介してシェ−ディング補正される。このシェ
−ディング補正された上記ディジタル信号は、上記シェ
−ディング補正回路18bに引続いて配置され、自身が上
記バッファメモリ回路60及びペ−ジメモリ62に転送され
る際のタイミングが規定されるラインメモリ19に一旦収
容される。
【0032】このラインメモリ19に収容された上記ディ
ジタル信号即ち画像デ−タは、メインCPU50による制
御に応じて、タイミングが整合されたのち、デ−タ切り
替え及びバッファメモリ回路60に転送され、1ペ−ジ分
の情報ごとに、上記CCDセンサ16の分解能に応じて規
定される画素単位でペ−ジメモリ62に記憶される。
【0033】ペ−ジメモリ62に記憶された上記画像情報
信号は、メインCPU50による制御に応じて画像処理回
路64に読み出され、例えば、輝度信号及び色差信号など
に分離されたのち、フィルタリング、トリミング、マス
キング、鏡像、斜体、拡大、縮小、エッジ強調或いは文
字特定などの処理が加えられたのち、印字信号に変換さ
れる。この印字信号は、プリンタCPU54を経由してレ
−ザ変調回路54eに、上記画素単位で出力される。この
レ−ザ変調回路54eに出力された上記画像信号は、メイ
ンCPU50及びプリンタCPU54の双方による制御に応
じて付勢される画像形成部20へ供給され、レ−ザトライ
バ54dを介して付勢されているレ−ザユニット26から出
力されるレ−ザビ−ムをオン/オフさせる。このレ−ザ
ビ−ムのオン/オフは、上記画素単位に対応できること
はいうまでもない。
【0034】一方、画像形成部20では、上記スタ−トキ
−42cがオンされた時点で、メインCPU50による制御
に応じて図示しないモ−タが付勢され、感光体22が回転
される。この感光体22には、同時に、出力回路54fを介
して付勢される帯電装置24から所望の電荷が供給され
る。また、メカニカルコントロ−ラ54cを介して付勢さ
れるソレノイド或いはクラッチなどを介して上記給送部
34から被記録材即ち複写用紙が給送される。
【0035】上記所望の電荷が供給された感光体22の表
面に上記レ−ザ変調回路54eを介してオン/オフされた
レ−ザビ−ムが照射されることで、上記感光体22に静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置28を介し
て供給されるトナ−によって可視化され、転写装置30を
介して上記複写用紙にトナ−像として転写される。
【0036】上記複写用紙に転写されたトナ−像は、搬
送装置36を介して定着装置38へ搬送され、定着装置38を
介して上記用紙に固着される。このトナ−像が固着され
た上記複写用紙は、装置2の外部に配置されている排出
トレイ或いはソ−タに排出される。ところで、今日、情
報 (複写画像) に関する機密を保持できる画像形成装置
が必要とされている。
【0037】このことから、上記画像形成装置2には、
スキャナ部10を介して読み取られた原稿の画像情報を、
原稿に記載されている情報が“何を表しているかを識別
できない”ように異なる配列に置き換えて複写するモ−
ド即ち再配置モ−ドが組込まれている。即ち、原稿載置
台12に載置された原稿の画像情報を複写する際に、制御
パネル40のコピ−ガ−ドキ−42dをオンすることで、上
記再配置モ−ドによって画像情報の配置が変更された、
即ち、出力された情報を読取ることのできない複写物が
形成される。
【0038】詳細には、上記コピ−ガ−ドキ−42dがオ
ンされている場合には、上記デ−タ切り替え及びバッフ
ァメモリ回路60を介して上記ペ−ジメモリ62に転送され
る画像デ−タは、上記メインROM50aに記憶されてい
る再配置手順に基づいて上記ペ−ジメモリ62内で、上記
CCDセンサ16の分解能に応じて規定される画素単位
で、再配置される。
【0039】より詳細には、上記バッファメモリ回路60
からの画像デ−タは、上記ペ−ジメモリ62内に確保され
ている再配置のための記憶領域、即ち、既に説明したよ
うに“再配置”及び“復元”ために予め確保されている
一対の記憶領域における第一の領域に転送される。この
第一の領域は、例えば、図8 (A) のような複数の領
域、例えば、一,二,三及び四で規定される行及びa,
b,c及びdで規定される列によって区分される16の
領域に予め分割されている。この第一の領域に記憶され
た画像デ−タは、上記再配置のための記憶領域、即ち、
上記“再配置”及び“復元”ために予め確保されている
一対のメモリの第二の領域に、例えば、図8 (B) のよ
うな配列となるよう、順に転送される。
【0040】この図8に示されている例では、図8
(A) において (一,a) で規定される領域1は図8
(B) における (三,a) で規定される領域に、及び、
図8 (A)において (二,a) で規定される領域2は図
8 (B) における (四,d) で規定される領域に、それ
ぞれ、順に移動される。従って、原稿の複写に際して、
コピ−ガ−ドキ−42dがオンされた場合には、図9
(A) に示されているような画像デ−タは上記図9 (B)
のような配列を有する画像に再配置される。
【0041】上記再配列即ち並べかえの手順は、例え
ば、“再配置手順101”などで示される再配置コ−ド
が符され、メインROM50aに記憶されている。従っ
て、“復元”の際には、この“再配置手順”に対応する
“復元手順”によってのみ、復元可能となる。
【0042】尚、図8 (A) 及び図8 (B) には、上記
“再配置手順101”として、1ペ−ジ分のペ−ジメモ
リを16分割する例が示されているが、例えば、“再配
置手順102”として、ペ−ジメモリ62における上記領
域分割を1ラインごとに規定し、上記ラインセンサ19に
一旦ストアされたのちペ−ジメモリ62に転送される画像
デ−タを、上記ラインセンサ19からの1ライン分の出力
ごとに、ペ−ジメモリ62に記憶させることも可能であ
る。この場合、ペ−ジメモリ62の容量及び再配置に関す
る処理時間を低減できることはいうまでもない。また、
上記ペ−ジメモリ内の記憶領域の分割数は、上記CCD
センサ16の分解能に応じて規定される画素単位を最小単
位として自在に規定できることはいうまでもない。
【0043】上記ペ−ジメモリ62内で再配置された上記
画像デ−タは、上記画像処理回路64に読み出され、印字
信号に変換される。この印字信号に応じて、上記画像形
成部20が付勢され、図9 (B) に示されているような配
列を有する“何を表しているかを識別できない”画像即
ち再配置画像が出力される。
【0044】一方、上記図9 (B) に示されている再配
置画像は、実質的に同一の画像画像形成装置或いは上記
再配置画像の作成のために利用された“再配置手順”に
対応する“復元手順”を有する装置によってのみ、復元
可能となる。ここでは、同一の画像形成装置2を利用し
て上記再配置画像を復元する手法を説明する。
【0045】上記再配置によって得られた複写物が原稿
載置台12に載置され、上記制御パネル40の復元コピ−キ
−42eがオンされることで、再配置画像を復元するモ−
ド即ち復元モ−ドが設定される。スタ−トキ−42cがオ
ンされることで、既に説明した通常の複写と同様に、光
源14が付勢され、原稿が照明されて、原稿の読取りが開
始される。原稿からの反射光は、CCDセンサ16、A/
D変換回路18a及びシェ−ディング補正回路18bを画像
情報信号に変換され、ラインメモリ19に、一旦記憶され
る。
【0046】このラインメモリ19に収容された上記ディ
ジタル信号即ち画像デ−タは、メインCPU50による制
御に応じて、タイミングが整合されたのち、デ−タ切り
替え及びバッファメモリ回路60に転送され、1ペ−ジ分
の情報ごとにペ−ジメモリ62に記憶される。
【0047】この場合、上記バッファメモリ回路60から
上記ペ−ジメモリ62に転送される画像デ−タは、上記
“再配置”及び“復元”ために予め確保されている一対
のメモリの第二の領域に、図10 (A) のような配列で記
憶される。この図10 (A) の配列は、上記図8 (B) の
配列に実質的に等しい配列であって、予め16の領域に
分割されている。上記第二の領域に記憶された画像デ−
タは、上記再配置のための記憶領域、即ち、上記“再配
置”及び“復元”ために予め確保されている一対のメモ
リの第一の領域に、例えば、図10 (B) のような配列と
なるよう、順に転送される。
【0048】尚、この復元手順では、図10 (A) におけ
る (一,a) で規定される領域1を図10 (B) における
(三,c) で規定される領域に、図10 (A) における
(二,a) で規定される領域2を図10 (B) における
(二,c) で規定される領域に、それぞれ、順に移動す
る手法が利用されることは、明らかである。
【0049】上記図10 (B) に示されている配列は、上
記図8 (A) の配列と実質的に同一であることから、上
記図8 (B) の配列で再配置された画像は、元の原稿に
実質的に同一な画像として出力される。即ち、上記第二
の領域に、既に再配置された画像デ−タが転送された場
合には、上記図8 (A) から (B) への“再配置”とは
逆の順に並べかえられることから、元の原稿の画像が復
元される。
【0050】尚、上記復元手順は、上記再配置手順に応
じて、予め規定され、例えば、“復元手順101”とし
て、上記メインROM50aに記憶されている。また、当
然のことながら、“再配置手順102”に対応する“復
元手順102”が用意されることはいうまでもない。
【0051】しかしながら、例えば、上記“再配置手
順”及び“復元手順”が2以上規定されている場合に
は、復元画像を得ようとする場合に、“再配置”に際し
て利用された“再配置手順”が、どの手順であったか、
即ち、“どの手順によって再配置されたか”が不明とな
る虞れがある。この場合、全ての“復元手順”によって
新たな複写物を作成することで、元の複写物を入手可能
であるが、上記“再配置手順”が数百〜数万用意されて
いる場合には、実質的に“復元”できなくなる虞れが生
じる。
【0052】この場合、上記コピ−ガ−ドキ−42dがオ
ンされ、上記再配置モ−ドが設定された状態で、上記コ
−ド印字キ−42fが、さらに、オンされることで、図7
に示されているように、再配置モ−ドによって複写され
た“何を表しているかを識別できない”複写物の一部
に、例えば、“101”で示される“どの手順によって
再配置されたか”を示す再配置コ−ドを印字できる。こ
の再配置コ−ドは、例えば、制御パネル40或いは外部に
接続されるパ−ソナルコンピュ−タを介して入力され、
上記プリントフォントROM76を介して画像デ−タに変
換されて、上記ペ−ジメモリ62内の画像デ−タとともに
記憶される。従って、多くの“再配置手順”が用意され
ている場合であっても、確実に元の画像が復元できる。
以下に、上記画像形成装置2がディジタル複写装置以外
の装置として、相互に或いは独立に、利用される場合の
動作について簡単に説明する。例えば、画像入力装置
(スキャナ) として利用される場合には、上記スキャナ
部10と上記主制御部とが付勢される。
【0053】原稿載置台12に載置された原稿の情報は、
CCDセンサ16、A/D変換回路18a及びシェ−ディン
グ補正回路18bを画像デ−タに変換され、ラインメモリ
19にストアされる。このラインメモリ19に収容された画
像デ−タは、メインCPU50による制御に応じてデ−タ
切り替え及びバッファメモリ回路60に転送され、1ペ−
ジ分のデ−タ毎に主制御部内のペ−ジメモリ62に記憶さ
れる。
【0054】このペ−ジメモリ62に記憶された画像デ−
タは、メインCPU50による制御に応じてインタフェ−
スコントロ−ラ70を介して、所望の外部装置、例えば、
パ−ソナルコンピュ−タ、或いは、所望の記憶装置、例
えば、光ディスク装置などへ転送される。尚、上記ペ−
ジメモリ62に記憶された画像デ−タをそのままプリント
アウトする場合には、既に説明したディジタル複写装置
と同様にして画像が出力される。この場合、上記再配置
モ−ド (即ちコピ−ガ−ド機能) が利用できることはい
うまでもない。
【0055】一方、プリンタ装置として利用される場合
には、インタフェ−スコントロ−ラ70及び図示しないイ
ンタフェ−ス介して上記主制御部と所望のデ−タ供給先
とが接続される。尚、デ−タ供給先が、例えば、パ−ソ
ナルコピュ−タである場合には、供給されたデ−タは、
プリントフォントROM76を介してペ−ジメモリ62に記
憶可能なデ−タに変換されたのち、デ−タ切り替え及び
バッファメモリ回路60を介してペ−ジメモリ62へス
トアされる。
【0056】このペ−ジメモリ62にストアされた画像デ
−タは、上記画像形成部20を介して所望の大きさ且つ所
望の部数印字 (プリントアウト) される。この場合、上
記再配置モ−ド (即ちコピ−ガ−ド機能) が利用できる
ことはいうまでもない。
【0057】また、例えば、ファクシミリ装置として利
用される場合には、送信時には、スキャナ部10と主制御
部、及び、受信時には、主制御部と上記画像形成部が、
それぞれ相互に利用される。
【0058】送信時には、スキャナ部10からの画像デ−
タは、メインCPU50による制御に応じて画像処理回路
64に読み出されて所望の画像処理が施されたのち、圧縮
伸長回路66を介して圧縮され、圧縮メモリ68に転送され
る。この圧縮メモリ68に転送された圧縮画像デ−タは、
メインCPU50による制御に応じてインタフェ−スコン
トロ−ラ70、特に、図示しないファクシミリアダプタを
介して、外部へ送出される。この場合、送信相手先に設
置されているファクシミリ装置に、上記画像形成装置2
と同様に、再配置モ−ドを組込まれている場合には、再
配置モ−ドによって再配置した画像を原稿として送信す
ることで、機密が保護される。
【0059】受信時には、電話回線或いはISDNネッ
トなどを介して供給される画像デ−タは、図示しないフ
ァクシミリアダプタを介して圧縮メモリ68に記憶され
る。この圧縮メモリ68に記憶された画像デ−タは、メイ
ンCPU50による制御に応じて圧縮伸長回路66へ転送さ
れ、元の画像デ−タとして伸長されたのち、バッファメ
モリ回路60に転送される。
【0060】このバッファメモリ回路60に転送された画
像デ−タは、ペ−ジメモリ62にストアされ、既に説明し
たプリンタ装置或いはディジタル複写装置と同様の動作
によって、プリントアウトされる。この場合、上記外部
から供給された上記画像デ−タをプリントアウトする際
に、上記再配置モ−ド (即ちコピ−ガ−ド機能) が利用
できることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
複写すべき原稿の画像情報或いは外部から入力された画
像情報即ち画像デ−タを複数の領域に分割したうえで、
異なる配列に並べかえた状態で複写 (プリントアウト)
できる。この場合、複写 (プリントアウト) された出力
画像は、“何を表しているのかわからない画像”となる
ことから、複写 (プリントアウト) すべき画像情報の機
密が保持される。
【0062】また、上記異なる配列に並べかえる条件が
複数提供され、並べかえの条件を知りうる利用者にの
み、画像の復元 (読みだし) を可能にすることから、機
密の保持が容易になる。
【0063】その一方で、上記並べかえる条件が複数存
在する場合であっても、複写 (プリントアウト) された
画像上に、上記並べかえによって複写された画像に適用
された条件を表示できることから、復元する際に、容易
且つ確実に原稿を復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例が組込まれる画像形成装置を
示す概略図断面図。
【図2】図1に示されている画像形成装置の制御パネル
を示す概略平面図。
【図3】図1に示されている画像形成装置に関し、装置
を構成する各構成要素及び、それぞれの構成要素の電気
的接続の状態を概略的に示すブロック図。
【図4】図3に示されているブロック図の部分拡大図で
あって、主制御部を示すブロック図。
【図5】図3に示されているブロック図の部分拡大図で
あって、スキャナ部を示すブロック図。
【図6】図3に示されているブロック図の部分拡大図で
あって、画像形成部を示すブロック図。
【図7】図3に示されているブロック図の部分拡大図で
あって、制御パネル部を示すブロック図。
【図8】この発明の実施例であって、複数の領域に分割
した画像を異なる配置で並べかえの状態を示す概略図。
【図9】図8に示されている並べかえによって形成され
た画像と元の画像とを示す概略図。
【図10】図8に示されている並べかえによって形成さ
れた画像を元の画像に戻すための並べかえの状態を示す
概略図。
【図11】図8に示されている実施例の変形例を示す概
略図。
【符号の説明】
2…画像形成装置、10…スキャナ部、12…原稿載置台、
14…光源、16…CCDセンサ、18a…A/D変換回路、
18b…シェ−ディング補正回路、19…ラインメモリ、20
…画像形成部、22…感光体、24…帯電装置、26…レ−ザ
ユニット、28…現像装置、30…転写装置、32…クリ−ナ
ユニット、34…給送部、36…搬送装置、38…定着装置、
40…制御パネル、42…入力装置、42a…数字キ−、42b
…クリヤキ−、42c…スタ−トキ−、42d…コピ−ガ−
ドキ−、42e…復元コピ−キ−、42f…コ−ド印字キ
−、44…ディスプレイユニット、50…メインCPU、50
a…メインROM、50b…メインRAM、52…スキャナ
CPU、52a…スキャナROM、52b…スキャナRA
M、52c…CCDドライバ、52d…ランプドライバ、52
e…メカニカルコントロ−ラ、54…プリンタCPU、54
a…プリンタROM、54b…プリンタRAM、54c…メ
カニカルコントロ−ラ、54d…レ−ザトライバ、54e…
レ−ザ変調回路、54f…出力回路、56…パネルCPU5
6、56a…パネルROM、56b…パネルRAM、60…デ
−タ切り替え及びバッファメモリ回路、62…ペ−ジメモ
リ、64…画像処理回路、66…圧縮伸長回路、68…圧縮メ
モリ、70…インタフェ−スコントロ−ラ、72…ディスプ
レイメモリ、74…ディスプレイフォントROM、76…プ
リントフォントROM、78…プリンタコントロ−ラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の画像情報を画素単位で読みとる手
    段、 この読取手段を介して読みとられた画像デ−タを記憶す
    る手段、 上記読取手段を介して読みとられた画像デ−タを、予め
    決められている分割方法に基づいて画素集合領域単位で
    複数の区分領域に分割するとともに、この分割された区
    分領域を、上記画素集合領域が原稿の画像情報とは異な
    る配列に並べかえる再配置モ−ドを設定する第一の入力
    手段、 上記読取手段を介して読みとられた画像デ−タを、上記
    再配置モ−ドにおける分割方法に基づいて提供される上
    記区分領域と同一の区分領域に分割するとともに、上記
    画素集合領域を上記原稿の画像情報に対応する元の画像
    デ−タの配列に並べかえる復元モ−ドを設定する第二の
    入力手段、 上記画像デ−タに基づいて被転写材上に画像を形成する
    手段、及び、 上記第一の入力手段を介して再配置モ−ドが設定された
    場合には、上記記憶手段に記憶されている画像デ−タを
    上記画素集合領域毎に上記再配置モ−ドに対応する配列
    に並べかえて上記画像形成手段に供給するとともに、上
    記第二の入力手段を介して復元モ−ドが設定された場合
    には、上記記憶手段に記憶されている画像デ−タを上記
    画素集合領域毎に上記原稿の画像情報に対応する元の配
    列に並べかえて上記画像形成手段に供給する配列制御手
    段、を含む画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記再配置モ−ドと上記復元モ−ドにおけ
    る配列の並べかえは、一対に規定され、上記再配置モ−
    ドによって画像形成された画像が新たな原稿として上記
    読取手段に供給された場合には、上記復元モ−ドによっ
    て、初めの原稿と実質的に同一の画像が形成される請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】原稿の情報を画素単位で読みとる手段、 この読取手段を介して読みとられた画像デ−タを記憶す
    る手段、 上記読取手段を介して読みとられた画像デ−タを、予め
    決められている分割方法に基づいて画素集合領域単位で
    複数の区分領域に分割するとともに、この分割された区
    分領域を、それぞれが固有の符号によって識別可能な、
    少なくとも2以上の異なる配列に並べかえる再配置モ−
    ドを設定する第一の入力手段、 上記読取手段を介して読みとられた画像デ−タを、上記
    再配置モ−ドにおける分割方法に基づいて提供される上
    記区分領域と同一の区分領域に分割するとともに、上記
    再配置モ−ドにおける上記固有の符号によって識別可能
    な、それぞれの配列毎に、上記画素集合領域を上記原稿
    の画像情報に対応する元の画像デ−タの配列に並べかえ
    る復元モ−ドを設定する第二の入力手段、 上記画像デ−タに基づいて被転写材上に画像を形成する
    手段、及び、 上記第一の入力手段を介して再配置モ−ドが設定された
    場合に、上記画像形成手段によって形成される画像に、
    上記再配置モ−ドにおける並べかえに符されている符号
    を付加する手段、を含む画像形成装置。
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