JPH0527595Y2 - - Google Patents

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JPH0527595Y2
JPH0527595Y2 JP1987178504U JP17850487U JPH0527595Y2 JP H0527595 Y2 JPH0527595 Y2 JP H0527595Y2 JP 1987178504 U JP1987178504 U JP 1987178504U JP 17850487 U JP17850487 U JP 17850487U JP H0527595 Y2 JPH0527595 Y2 JP H0527595Y2
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JP
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pipe section
screw conveyor
bent
pipe
shield
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JP1987178504U
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【考案の詳細な説明】 (考案が属する技術分野) 本考案は、機械掘りシールドの排土装置に関す
るものである。
(従来技術とその問題点) 従来、機械掘りシールドにおける掘削土の排出
は、スクリユーコンベヤ→ベルトコンベヤ→トロ
ツコという方式でなされているのが一般的である
が、この方式は、ベルトコンベヤの部分で搬送土
がこぼれてトンネル内を汚すとか、狭いトンネル
内でベルトが動くので危険であるとかの問題点が
ある。
そして、前記一般例におけるベルトコンベヤの
部分をスクリユーコンベヤにして、搬送土のこぼ
れを防止するようにした従来例もあるが(例え
ば、特開昭60−226999号公報参照)、この従来例
では、第1と第2のスクリユウコンベヤを接続す
る部分の構造や比較的重い第2のスクリユーコン
ベヤを支持する台車の強度の面で問題がある。
また、スクリユーコンベヤ→パイプラインとい
う方式の従来例もあるが(例えば、特公昭61−
23360号公報、特開昭60−119898号公報)、この種
の従来例は設備的に大変であり、特に、シールド
の前進に合わせてパイプを継ぎ足す必要がある点
が問題である。
(考案の目的) 本考案は、前述のような問題点を伴わない機械
掘りシールドの排土装置を提供することを目的と
しているものである。
(考案の構成) 本考案の構成上の特徴は、実用新案登録請求の
範囲に記載したとおりである。
本考案の機械掘りシールドの排土装置は、その
特徴とする構成から明らかなように、スクリユー
コンベヤ→パイプライン→トロツコという新規方
式で排土を行うようにしているものである。
(図面による考案の具体的説明) 図面は本考案の一実施例の説明図であり、図示
の機械掘りシールド1はカツタ2の後方が隔壁3
で閉鎖され、カツタ2により掘削された土砂は、
隔壁3の前方でスクリユーコンベヤ4内に取り込
まれ、後方に送られるようになつている。
スクリユーコンベヤ4は後部を斜め上向きにし
て配設され、その後端近くの排出口5には油圧作
動のゲート6が設けられ、その外側に排土管路7
の前端が接続されている。
排土管路7は屈曲管部8と傾斜管部9と後方延
長管部10とから成り、排土管路7の前端に位置
する屈曲管部8は、前部がスクリユーコンベヤ4
に直交し、後部がスクリユーコンベヤ4と並ぶよ
うに屈曲しており、傾斜管部9は、屈曲管部8の
後部に連なつて、後方に斜め上向きに延びてお
り、後方延長管部10は、傾斜管部9に連なり、
トンネルの上部空間を通つて後方に水平に延びて
いる。
前部の開口が排出口5に接続されている屈曲管
部8の屈曲部には、地上の圧気供給源から延びる
圧気管11が接続され、傾斜管部9の延長方向に
掘削土搬送用の圧気を噴出するようになつてい
る。
屈曲管部8の断面は傾斜管部9との境部分で縮
小され(絞られ)、いわゆる空気抜け現象により
掘削土搬送の不良化が生じるのを防止するように
なつており、この断面変化部付近には非常用の圧
気管12が接続されている。
後方延長管部10はトンネル内に敷設されたレ
ール13上を走行する複数の門形台車14で支持
されているが、これら門形台車14は一列に連結
されて機械掘りシールド1の前進に合わせて前進
するようになつている。
各門形台車14には機械掘りシールド1のため
の諸設備が搭載されているが、その内方には空間
があり、この内方空間に敷設されたレール15上
をトロツコ16及びセグメント17等資材運搬用
台車の列が走行するようになつており(第2図参
照)、また、排土管路7の後方延長管部10の後
方開口18は前記内方空間の上方部に位置してい
る。
スクリユーコンベヤ4の排出口5から排土管路
7の屈曲管部8に走行した掘削土にはスクリユー
コンベヤ4の排出力が未だ作用しており、これに
圧気管11から噴出する圧気の力が加わつて、掘
削土は傾斜管部9を経て後方延長管部10へと連
続的に効率よく送られる。そして、後方開口18
から押し出された掘削土は下方のトロツコ16内
に落下し、トロツコ16でトンネル後方の掘削土
排出立坑の位置まで運ばれる。
(考案の効果) 本考案の機械掘りシールドの排土装置は以上の
ようなものであるから次のような諸効果が期待で
きる。すなわち、スクリユーコンベヤからトロツ
コへ掘削土を容易に、しかも、トンネル内を汚す
ことなく搬送することができる。いわゆる空気抜
け現象による掘削土搬送の不良化が生じず、搬送
効率が良好である。排土管路は一定長でよく、設
備が小規模で済む。構造が比較的簡単で故障も少
ない。門形台車の支持重量が比較的軽く、門形台
車を特に頑丈にする必要がない。作業上の安全性
が高い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の説明図であつて、第
1図は全体図、第2図は門形台車とトロツコの配
置関係図である。 1……機械掘りシールド、2……カツタ、3…
…隔壁、4……スクリユーコンベヤ、5……排出
口、6……ゲート、7……排土管路、8……屈曲
管部、9……傾斜管部、10……後方延長管部、
11,12……圧気管、13……レール、14…
…門形台車、15……レール、16……トロツ
コ、17……セグメント、18……後方開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械掘りシールドの隔壁の後方に後部を斜め上
    向きにして配設した掘削土取込用のスクリユーコ
    ンベヤの排出口に、前部がスクリユーコンベヤに
    直交し、後部がスクリユーコンベヤと並ぶように
    屈曲した屈曲管部と、該屈曲管部の後部に連な
    り、後方に斜め上向きに延びている傾斜管部と、
    該傾斜管部に連なり、トンネル空間の上方部を通
    つて後方に水平に延びている後方延長管部とから
    成る排土管路を接続し、前部の開口が前記排出口
    に接続されている前記屈曲管部の屈曲部に、掘削
    土搬送用の圧気管を接続するとともに、該屈曲管
    部の断面を前記傾斜管部との境部分で縮小し、ま
    た、前記後方延長管部はシールドの前進に合わせ
    て前進する門形台車で支持し、かつ、その後方開
    口をトロツコが通る前記門形台車の内部空間の上
    方部に位置させたことを特徴とする機械掘りシー
    ルドの排土装置。
JP1987178504U 1987-11-24 1987-11-24 Expired - Lifetime JPH0527595Y2 (ja)

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JPH0184396U JPH0184396U (ja) 1989-06-05
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5944494A (ja) * 1982-09-03 1984-03-12 株式会社クボタ シ−ルド掘進機の排土量計量装置
JPS60119898A (ja) * 1983-11-29 1985-06-27 日立建機株式会社 土圧式小口径トンネル掘進機
JPS60226999A (ja) * 1984-04-23 1985-11-12 大豊建設株式会社 トンネルの構築工法

Patent Citations (3)

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JPS60226999A (ja) * 1984-04-23 1985-11-12 大豊建設株式会社 トンネルの構築工法

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JPH0184396U (ja) 1989-06-05

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