JPH05275656A - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JPH05275656A
JPH05275656A JP9700392A JP9700392A JPH05275656A JP H05275656 A JPH05275656 A JP H05275656A JP 9700392 A JP9700392 A JP 9700392A JP 9700392 A JP9700392 A JP 9700392A JP H05275656 A JPH05275656 A JP H05275656A
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真 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスクROMを搭載すると共に多層配線を有
している集積回路装置のTATを短くし、しかも配線の
断線を少なくして信頼性を高める。 【構成】 ROM部の全メモリセルにおける拡散層15
に対して、記憶情報とは無関係にコンタクト孔21が形
成されており、各コンタクト孔21を介して、孤立した
パターンの第1層目の金属配線24が拡散層15にコン
タクトしている。金属配線24に対しては、記憶情報に
対応してコンタクト孔32が形成されており、これらの
コンタクト孔32を介して、第2層目の金属配線35が
金属配線24にコンタクトしている。このため、第1層
目の金属配線24は拡散層15と金属配線35とを接続
するためのものであり、プログラムは第2層目の金属配
線35によって行われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスクROMを搭載す
ると共に多層配線を有している集積回路装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】マスクROMを搭載する集積回路装置で
は、以前は、金属配線を1層しか用いていなかった。従
って、ROM部に情報を記憶させるプログラムは、RO
M部のトランジスタのドレインに対するコンタクト孔を
記憶情報に対応させて開孔した後に、金属配線をパター
ニングすることによって行い、その後にオーバコート膜
を形成して製品を完成させていた。
【0003】しかし、近時においては、マスクROMを
搭載する集積回路装置を高速化させるために、その周辺
回路部に多層の金属配線を用いる様になってきている。
そして、この様な集積回路装置では、従来は、第1層目
の金属配線でROM部のプログラムと周辺回路部の配線
とを行い、第2層目の金属配線で周辺回路部の更に上層
の配線を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の集積回路装置の様に、多層配線であるにも拘らず第1
層目の金属配線でROM部のプログラムを行うと、その
後に更に第2層目の金属配線のパターニングが必要であ
るので、TATが長い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による集積回路装
置では、多層配線24、35のうちの最上層の配線35
の直下の配線24よりも下層に配されている各層の層間
絶縁膜16、17に、ROM部の全メモリセルにおける
拡散層15に対応する第1のコンタクト孔21が形成さ
れており、前記最上層の配線35よりも下層に配されて
いる各層の配線24が前記第1のコンタクト孔21の各
々に対してパターニングにされており、前記直下の配線
24を覆う層間絶縁膜25、26、27、31に、前記
ROM部の記憶情報に対応する第2のコンタクト孔32
が形成されており、前記最上層の配線35が前記第2の
コンタクト孔32に対してパターニングにされている。
【0006】
【作用】本発明による集積回路装置では、多層配線2
4、35のうちで最上層の配線35よりも下層に配され
ている各層の配線24は、拡散層15と最上層の配線3
5とを接続するためのものであり、プログラムは最上層
の配線35によって行われている。このため、第1層目
の配線24によってプログラムが行われている場合に比
べて、プログラムの開始から製品の完成までの時間が短
い。
【0007】しかも、各層の層間絶縁膜16、17に形
成されている第1のコンタクト孔21の各々に対して各
層の配線24がパターニングされているので、第1及び
第2の何れのコンタクト孔21、32もその直下の拡散
層15かまたは配線24に達する様に形成されていれば
よい。従って、何れのコンタクト孔21、32も浅く、
配線24、35の段差被覆性が高い。
【0008】
【実施例】以下、マスクROMを搭載すると共に2層金
属配線を有している集積回路装置に適用した本発明の一
実施例を、図1を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本実施例のうちのROM部におけ
る製造工程を示している。本実施例を製造するために
は、図1(a)に示す様に、Siウエハ11にこのSi
ウエハ11の導電型とは逆導電型のウェル12を形成し
た後、LOCOS法で素子分離領域にSiO2 膜13を
形成する。
【0010】その後、素子活性領域の表面にゲート酸化
膜としてのSiO2 膜14を形成する。そして、多結晶
Si膜を堆積させ、多結晶Si膜に不純物をドープした
後、この多結晶Si膜をパターニングして、ゲート電極
(図示せず)を形成する。但し、多結晶Si膜の代わり
にポリサイド膜等でゲート電極を形成してもよい。
【0011】その後、ゲート電極及びSiO2 膜13等
をマスクにしてウェル12に不純物をイオン注入して、
ソースとしての拡散層(図示せず)とドレインとしての
拡散層15とをウェル12に形成する。そして、2層膜
であるSiN/PSG膜16とBPSG膜17とを順次
に堆積させて、これらの膜を層間絶縁膜にする。
【0012】次に、図1(b)に示す様に、ROM部の
全メモリセルにおける拡散層15に対して、コンタクト
孔21をBPSG膜17等に開孔する。従って、コンタ
クト孔21は、プログラムすべき記憶情報とは無関係に
開孔する。なお、これらのコンタクト孔21の開孔は、
周辺回路部におけるコンタクト孔(図示せず)の開孔と
同時に行う。
【0013】その後、バリアメタル膜22とAl膜23
とを順次に堆積させ、これらの膜をコンタクト孔21を
介して拡散層15にコンタクトさせる様にパターニング
して、ROM部と周辺回路部との両方で第1層目の金属
配線24を形成する。但し、周辺回路部では金属配線2
4で通常の配線を形成するが、ROM部では各コンタク
ト孔21に対応して孤立したパターンの金属配線24を
形成するだけである。
【0014】次に、図1(c)に示す様に、TEOSを
原料とするプラズマCVDで形成したSiO2 膜である
P−TEOS膜25で、金属配線24を覆う。そして、
SOG膜26を回転塗布して表面を平坦化し、更にP−
TEOS膜27を堆積させる。本実施例の集積回路装置
は、この状態で作りだめしておく。従って、P−TEO
S膜25、27とSOG膜26とは、層間絶縁膜及び平
坦化膜としての機能の他に表面保護膜としての機能をも
有している。
【0015】ユーザからプログラムデータつまりプログ
ラムすべき記憶情報を受け取ると、図1(d)に示す様
に、P−TEOS膜27上にPSG膜31を堆積させ
る。そして、プログラムすべき記憶情報に対応するコン
タクト孔32を、金属配線24に達する様に且つコンタ
クト孔21の直上で、PSG膜31やP−TEOS膜2
5等に開孔する。
【0016】従って、コンタクト孔32は、コンタクト
孔21とは異なり、選択的に開孔する。このため、コン
タクト孔32が開孔されず、P−TEOS膜25等に覆
われたままの金属配線24もある。なお、これらのコン
タクト孔32の開孔も、周辺回路部におけるコンタクト
孔(図示せず)の開孔と同時に行う。また、コンタクト
孔32のうちでPSG膜31の部分には、テーパエッチ
ングを施す。
【0017】その後、バリアメタル膜33とAl膜34
とを順次に堆積させ、これらの膜をコンタクト孔32を
介して金属配線24にコンタクトさせる様にパターニン
グして、ROM部と周辺回路部との両方で第2層目の金
属配線35を形成する。そして、オーバコート膜(図示
せず)を形成して製品を完成させる。
【0018】以上の様にして完成させた本実施例の集積
回路装置では、コンタクト孔32がコンタクト孔21の
直上に形成されているので、第1層目の金属配線でプロ
グラムが行われていた従来の集積回路装置に比べて、メ
モリセル面積が増大することはない。
【0019】なお、上述の実施例は2層金属配線を有し
ている集積回路装置に本発明を適用したものであるが、
本発明は3層以上の金属配線を有している集積回路装置
にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明による集積回路装置では、プログ
ラムの開始から製品の完成までの時間が短いので、TA
Tが短く、しかも配線の段差被覆性が高いので、配線の
断線が少なくて信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を順次に示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
15 拡散層 16 SiN/PSG膜 17 BPSG膜 21 コンタクト孔 24 金属配線 25 P−TEOS膜 26 SOG膜 27 P−TEOS膜 31 PSG膜 32 コンタクト孔 35 金属配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクROMを搭載すると共に多層配線
    を有している集積回路装置において、 前記多層配線のうちの最上層の配線の直下の配線よりも
    下層に配されている各層の層間絶縁膜に、ROM部の全
    メモリセルにおける拡散層に対応する第1のコンタクト
    孔が形成されており、 前記最上層の配線よりも下層に配されている各層の配線
    が前記第1のコンタクト孔の各々に対してパターニング
    にされており、 前記直下の配線を覆う層間絶縁膜に、前記ROM部の記
    憶情報に対応する第2のコンタクト孔が形成されてお
    り、 前記最上層の配線が前記第2のコンタクト孔に対してパ
    ターニングにされている集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記直下の配線を覆う前記層間絶縁膜が
    平坦化膜である請求項1記載の集積回路装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7348640B2 (en) 2004-03-17 2008-03-25 Sanyo Electric Company, Ltd. Memory device
US7518900B2 (en) 2005-07-22 2009-04-14 Sanyo Electric Co., Ltd. Memory
US7723723B2 (en) 2005-06-24 2010-05-25 Sanyo Electric Co., Ltd. Memory

Cited By (5)

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