JPH05274794A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH05274794A
JPH05274794A JP4066301A JP6630192A JPH05274794A JP H05274794 A JPH05274794 A JP H05274794A JP 4066301 A JP4066301 A JP 4066301A JP 6630192 A JP6630192 A JP 6630192A JP H05274794 A JPH05274794 A JP H05274794A
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circuit
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Teppei Yokota
哲平 横田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定の周波数成分を重視するような信号に対
しても常に適正な記録再生を行う。 【構成】 入力端子1からのオーディオ信号がA/Dコ
ンバータ回路2に供給されてディジタルデータが形成さ
れる。このA/Dコンバータ回路2からのデータが、そ
れぞれ重視される周波数成分が異なるように設計された
第1及び第2の音声圧縮用のATRACエンコーダ/デ
コーダ回路3、23に供給される。この回路3、23か
らのエンコードされたデータがスイッチ24で所定ブロ
ックごとに交互に取り出されて、ショック・プルーフ・
メモリ・コントローラ4を通じてDRAM5に書き込ま
れる。さらにCPU6とコントローラ4との間で通信が
行われ、DRAM5に所定量のデータが蓄積されると、
このデータが読み出されて記録が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小型の光磁気デ
ィスクを用いて楽曲等の記録再生を行うディスク記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば小型の光磁気ディスクを用いて楽
曲等の記録再生を行う、いわゆるミニ・ディスク(M
D)と呼ばれるディスクシステムが提案されている(特
願平3−275067号等参照)。
【0003】ところでこのようなミニ・ディスク(M
D)の記録再生装置においては、記録再生時に大幅なデ
ータ圧縮が施されている。この圧縮は人間の聴感特性に
合わせて不要なデータを削除することによって行われる
もので、通常の信号では支障のないものである。しかし
ながらこのような圧縮は全ての信号に最適なものではな
く、特に低域成分や高域成分などの特定の周波数成分を
重視する信号ではディテールが損なわれてしまう恐れが
ある。
【0004】ところで上述のようなミニ・ディスク(M
D)の記録再生装置において、入力信号は一旦メモリに
書き込まれた後、時間軸圧縮されて間欠的にディスクに
記録されるようになっている。この発明はこのような点
に鑑みて成されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置では、例えば低域成分や高域成分など
の特定の周波数成分を重視する信号ではディテールが損
なわれてしまう恐れがあるというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号をデータ
圧縮して間欠的にディスク12に記録再生するようにし
たディスク記録再生装置において、上記データ圧縮を行
う回路をそれぞれ方式の異なる複数系統(回路3、2
3)設け、上記信号を上記複数系統の回路で処理すると
共に、これらの処理されたデータ(DRAM5)を上記
ディスク上に並列に記録再生するようにしたディスク記
録再生装置である。
【0007】
【作用】これによれば、信号をそれぞれ方式の異なる複
数系統の回路で処理し、これらの処理されたデータをデ
ィスク上に並列に記録再生することにより、例えば特定
の周波数成分を重視するような信号に対しても常に適正
な記録再生を行うことができる。
【0008】
【実施例】図1において、1は例えばオーディオ信号の
入力端子である。この入力端子1からのオーディオ信号
がA/Dコンバータ回路2に供給されてディジタルデー
タが形成される。このA/Dコンバータ回路2からのデ
ータが、それぞれ重視される周波数成分が異なるように
設計された第1及び第2の音声圧縮用のATRACエン
コーダ/デコーダ回路3、23に供給される。この回路
3、23からのエンコードされたデータがスイッチ24
で所定ブロックごとに交互に取り出されて、ショック・
プルーフ・メモリ・コントローラ4を通じてDRAM5
に書き込まれる。
【0009】さらに6はシステムコントロール用のCP
Uであって、操作部7からの信号を受けて装置全体の制
御が行われると共に、制御の状態等が表示部8に表示さ
れる。このCPU6とコントローラ4との間で通信が行
われ、DRAM5に所定量のデータが蓄積されると、こ
のデータが読み出されて記録が行われる。
【0010】すなわちDRAM5からコントローラ4を
通じて読み出されたデータが記録用の8−14変換(E
FM)と誤り訂正符号化(CIRC)のエンコーダ/デ
コーダ回路9に供給され、この回路9からのエンコード
されたデータがヘッド駆動回路10に供給される。これ
によって記録ヘッド11の磁界が変化され、この磁界の
変化がミニ・ディスク(MD)12の上面側から供給さ
れる。
【0011】さらにCPU6からの信号がサーボ回路1
3を通じて光学ピックアップ14に供給され、ミニ・デ
ィスク(MD)12の下面側から所定のタイミングでレ
ーザーが照射される。またこのとき光学ピックアップ1
4の送りモータ15及びミニ・ディスク(MD)12の
スピンドルモータ15がサーボ回路13からの信号によ
って制御駆動される。このようにして入力端子1に供給
されたオーディオ信号がミニ・ディスク(MD)12に
記録される。
【0012】これに対して再生時には、光学ピックアッ
プ14からの信号がRFアンプ17を通じてエンコーダ
/デコーダ回路9に供給される。またRFアンプ17か
らの信号がアドレスデコーダ18に供給され、ミニ・デ
ィスク(MD)12上の絶対番地に相当するクラスタ番
号が判別される。このアドレスデコーダ18からのクラ
スタ番号がエンコーダ/デコーダ回路9を通じてCPU
6に供給される。これによって光学ピックアップ14が
所望のデータの記録された記録領域に移動される。
【0013】さらにエンコーダ/デコーダ回路9でデコ
ードされたデータが、コントローラ4を通じてDRAM
5に書き込まれる。そしてこのDRAM5に所定量のデ
ータが蓄積されると、CPU6からの信号によってこの
データが読み出され、スイッチ24で所定ブロックごと
に交互に振り分けられて、エンコーダ/デコーダ回路
3、23に供給される。この回路3、23でデコードさ
れたデータがスイッチ25で選択される。
【0014】このスイッチ25で選択されたデータがD
/Aコンバータ回路19に供給される。そしてこのD/
Aコンバータ回路19でアナログ化された信号が例えば
オーディオ信号の出力端子20に取り出される。このよ
うにしてミニ・ディスク(MD)12に記録されたデー
タが再生されて出力端子20に取り出される。
【0015】従ってこの装置において、ミニ・ディスク
(MD)12上には、例えば図2に示すように元の信号
から処理されたエンコーダ/デコーダ回路3からのデー
タ、、・・・と、エンコーダ/デコーダ回路23
からのデータ′、′、′・・・とが交互に並列に
記録される。なおIDは各データのインデックスエリア
である。
【0016】そして再生時には、例えば操作部7からの
信号にてスイッチ25を切り換え、エンコーダ/デコー
ダ回路3、23でデコードされたデータを選択すること
によって、所望の周波数成分を重視した信号のデータを
D/Aコンバータ回路19でアナログ化して出力端子2
0に取り出すことができる。
【0017】こうして上述の装置によれば、信号をそれ
ぞれ方式の異なる複数系統の回路(3、23)で処理
し、これらの処理されたデータをディスク12上に並列
に記録再生することにより、例えば特定の周波数成分を
重視するような信号に対しても常に適正な記録再生を行
うことがものである。
【0018】なお上述の装置において、エンコーダ/デ
コーダ回路3、23は3以上の系統を設けて、それぞれ
異なる方式の処理を行って並列に記録再生するようにし
てもよい。
【0019】また上述の装置において、エンコーダ/デ
コーダ回路3、23の選択は使用者が聴感によって任意
に行うようにすることもできる。あるいは記録再生され
る信号に応じて、その情報を例えば図2に示す各データ
のインデックスエリア(ID)に挿入してディスク12
上に記録し、再生時自動的に選択されるようにしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、信号をそれぞれ方式
の異なる複数系統の回路で処理し、これらの処理された
データをディスク上に並列に記録再生することにより、
例えば特定の周波数成分を重視するような信号に対して
も常に適正な記録再生を行うことがようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク記録再生装置の一例の構
成図である。
【図2】その説明のための線図である。
【符号の説明】
1 例えばオーディオ信号の入力端子 2 A/Dコンバータ回路 3 第1の音声圧縮用のATRACエンコーダ/デコー
ダ回路 4 ショック・プルーフ・メモリ・コントローラ 5 DRAM 6 システムコントロール用のCPU 7 操作部 8 表示部 9 8−14変換(EFM)と誤り訂正符号化(CIR
C)のエンコーダ/デコーダ回路 10 ヘッド駆動回路 11 記録ヘッド 12 ミニ・ディスク(MD) 13 サーボ回路 14 光学ピックアップ 15 送りモータ 16 スピンドルモータ 17 RFアンプ 18 アドレスデコーダ 19 D/Aコンバータ回路 20 例えばオーディオ信号の出力端子 23 第2の音声圧縮用のATRACエンコーダ/デコ
ーダ回路 24、25 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号をデータ圧縮して間欠的にディスク
    に記録再生するようにしたディスク記録再生装置におい
    て、 上記データ圧縮を行う回路をそれぞれ方式の異なる複数
    系統設け、上記信号を上記複数系統の回路で処理すると
    共に、これらの処理されたデータを上記ディスク上に並
    列に記録再生するようにしたディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク上に並列に記録再生される
    上記データを上記複数系統の回路で処理すると共に、上
    記複数系統の回路での上記信号を選択し、この選択によ
    って上記データ圧縮を行う回路を選択するようにした請
    求項1に記載のディスク記録再生装置。
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