JPH05273953A - 文字処理方法 - Google Patents

文字処理方法

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JPH05273953A
JPH05273953A JP4243897A JP24389792A JPH05273953A JP H05273953 A JPH05273953 A JP H05273953A JP 4243897 A JP4243897 A JP 4243897A JP 24389792 A JP24389792 A JP 24389792A JP H05273953 A JPH05273953 A JP H05273953A
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俊文 多湖
Shunpei Takenaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーソルおよび右マージンコードの表示が可
能な文字処理装置において、右マージンコードで規定さ
れる行の文字最終配列位置にカーソルが位置した状態で
文字入力を行った場合に、カーソルが次行の先頭へ移動
して不要な次行が作成されてしまうのを防止する。 【構成】 カーソルが上記最終配列位置に位置した状態
の後に文字入力を行った場合、当該行において、かつ当
該行の文字の配列範囲外(例えば右マージンコードの位
置)にカーソルを表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に文字入力位
置を示すカーソルを表示するようにした文字処理方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種方法が適用される文字処理
装置における表示装置上でのカーソルの表示位置は、入
力装置から次に入力されるべき文字の表示位置を示して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにすると、入
力する際には非常に有効であるが、ある1行における最
終の文字を入力した後にカーソルが次行の先頭へ移動し
てしまうので、次行を必要としない場合でも、次行が作
成されてしまい、操作者に視線の変化をもたらして文字
入力効率を低下させる惧れがある。
【0004】本発明の目的は、上述した欠点を除去し、
ある1行における最終文字を入力した後に、カーソルが
次行に移らないようにするための文字処理方法を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明は、
表示上における文字の桁方向の配列範囲を規定する領域
情報に対応するマークと、表示上の文字入力位置を示す
カーソルと、入力される文字とを表示し、前記カーソル
が前記領域情報によって規定される前記桁方向の最終の
配列位置に位置した状態の後に文字が入力された場合、
当該行において、かつ、前記文字の配列範囲外に前記カ
ーソルを表示すべく、表示を制御することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本発明によれば、表示上における文字の列方向
の配列範囲を規定する領域情報によって規定される前記
列方向の最終の配列位置に位置した状態の後に文字が入
力された場合でも、当該行において、かつ、前記文字の
配列範囲外に前記カーソルを表示することによって、例
えば自動的に改行した対置にカーソルを位置付ける場合
に比して、使用者による視線の変化が少なく効率よく入
力を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0008】図1は本発明の一実施例を示し、ここでC
PUは演算,論理判断等を行うマイクロプロセッサであ
り、アドレスバスAB,コントロールバスCB,データ
バスDBを介して、各バスAB,CB,DBに接続した
機器を制御する。アドレスバスABは各入出力メモリの
番地を指定し、コントロールバスCBは各メモリ等のリ
ード,ライト,インタラプトの受付け,データセットの
タイミング等を伝送し、データバスDBは各種データの
転送に用いる双方向性のバスである。
【0009】ROMは図7〜図11に示す制御手順等を
記憶した制御用リードオンリメモリ、RAMは各種デー
タの一時記憶に用いられるランダムアクセスメモリであ
る。KBは操作者が本装置に文字,数値データ等を入力
するキー群を有するキーボードである。キーボードKB
は図2に示すように、文字キー群KB1およびファンク
ションキー群KB2を有し、文字キー群KB1は文字等
の入力を行うキーを有する。ファンクションキー群KB
2はイニシャライズキーINTK,編集キーEK,プリ
ントキーPK,改行キーRKおよびカーソルシフトキー
CSKを有する。
【0010】再び、図1において、CRはカーソルレジ
スタであり、マイクロプロセッサCPUにより、カーソ
ルレジスタCRの内容を読み出したり書き込んだりでき
る。後述するCRTコントローラCRTCにより、この
カーソルレジスタCRに蓄えられたアドレスに対応する
表示装置CRT上の位置にカーソルを表示する。カーソ
ルレジスタCRに蓄えられる情報は1〜40までの連続
番号とし、CRTコントローラCRTCによりこの連続
番号を行数および桁数に変更して表示する。BUFは4
0ワードの容量を有し、キーボードKBから入力された
文字情報等を蓄えるバッファメモリである。なおバッフ
ァメモリBUFの内容は以下B(N)で表し、B(N)
はアドレスNで示されるバッファの内容とする。ここで
Nは1〜40までの値とし、N=10×n(n=1〜
4)の時には後述のフローチャートで述べるように右マ
ージン文字がセットされる。
【0011】CRTコントローラCRTCは、カーソル
レジスタCRおよびバッファメモリBUFに蓄えられた
内容を表示装置CRTに表示する。すなわち、図3に示
すように、バッファメモリBUFの内容を縦4行,横1
0桁で表し、バッファメモリBUF内のデータ配列とC
RT画面との対応を、B(1),B(2),B(3),
…,B(40)で示す。また、カーソルCMはカーソル
レジスタCRの値により該当する行,桁位置を表示す
る。表示装置CRTは、CRTコントローラCRTCに
より文字とカーソルとを表示する4行10桁の表示装置
である。CGは表示装置CRTへの文字表示やプリンタ
PRTへの文字出力のために使用されるキャラクタジェ
ネレータである。ここで、プリンタPRTによりバッフ
ァメモリBUFに蓄えられた情報が印字されるものとす
る。ここで、右マージンとは各行で文字を表示できる最
終の位置を示すためのものであり、ここには文字の表示
はで
【0012】
【外1】
【0013】以上のように構成した本発明実施例の作動
を次に説明する。
【0014】本実施例では、電源を投入しイニシャライ
ズキーINTKを押下することにより、カーソルレジス
タCR,バッファメモリBUF等の内容がクリアされ、
カーソルCMをホームポジションB(1)に移動し、C
RT画面がクリアされてキーボードからの入力を待機す
る。操作者が文字を入力するにあたっては、カーソルシ
フトキーCSKにより、カーソルCMを所定の場所まで
移動し、文字キーを押下し入力する。ここで、カーソル
CMが図4の位置にあるときに、文字キーにより文字を
入力するとカーソルは図5の位置に移動する。さらに図
5の位置にカーソルがある場合に文字を入力すると図6
のようにCRT画面上に表示されカーソルも移動する。
また改行キーRKを押下したときは次行の1桁目にカー
ソルは移
【0015】
【外2】
【0016】上述した手順を図7に示すフローチャート
を参照しさらに詳述する。
【0017】電源投入後、初期設定が行われ、キーボー
ドによる入力を待機する。まずステップ1で、キーボー
ドKBから入力があったか否かを判断する。もし入力が
なかったなら、キーボードKBから入力されるまで待
ち、もし入力があったらステップ2へ進む。ステップ2
でキーボードKBからデータを入力する。次いでステッ
プ3で、入力されたデータがイニシャライズキーINT
Kからの入力データであったらステップ4に進み、否な
らステップ5に進む。ステップ4でイニシャライズキー
INTKの入力処理が実行されるが、その詳細は後述す
る。ステップ5でカーソルシフトキーCSKの入力であ
ればステップ6へ進み、否ならばステップ7に進む。ス
テップ6でカーソルシフトキーCSKの入力処理を行う
が、その詳細は後述する。ステップ7で文字キーの入力
であればステップ8へ進み、否ならばステップ9に進
む。ステップ8で文字キーの入力処理を行うが、その詳
細は後述する。ステップ9で改行キーRKの入力であれ
ばステップ10に進み、改行キーRKの入力処理を行
い、否ならばステップ11に進む。ステップ11でプリ
ントキーPKの入力であればステップ12へ進みバッフ
ァメモリBUFに蓄えられた文字コードデータをキャラ
クタジェネレータCGを介して文字パターンに変換し、
プリンタPRTに出力する。ステップ11でプリントキ
ーPKの入力でなければステップ13へ進み、入力デー
タは意味のないものなので消去してステップが終了す
る。
【0018】イニシャライズキー入力処理について図8
を参照して説明する。
【0019】まずステップ21では、カーソルレジスタ
CRの値を「1」にリセットし、ステップ22ではバッ
ファメモリBUF内にスペースコードを埋めてバッファ
メモリBUFを初期設定する。次にステップ23で1行
目の右マージンコードを埋めてCRT画面をクリアす
る。
【0020】次にステップ6におけるカーソルシフトキ
ー入力の処理について図9を参照して説明する。
【0021】まずステップ31でカーソルレジスタCR
を「1」だけ歩進させる。ステップ32でCRのとりう
る最大値40と比べCR≧40であればステップ33に
進んで、カーソルレジスタCRを「1」にし、否ならば
ステップ34に進み1行の最大桁である「10」で割
り、行が次に進んだか判断し、あまりが「1」、すなわ
ち行が次へ変わったならば、ステップ35に進み、新し
い行の最後の桁に右マージンコードをセットする。
【0022】ステップ8の文字キー入力の処理を図10
を参照して説明する。
【0023】ステップ41で1行の最大桁である「1
0」で割り、あまりが「0」、すなわち該当行の最終桁
にカーソルCMがあるか判断し、あればステップ42ヘ
進み、該当行の次の行の最終桁のバッファメモリBUF
のアドレス位置に右マージンコードを書き込む。次にス
テップ43で上述したカーソルキー入力の処理を行い、
カーソルレジスタCRを「1」だけ歩進させる。ステッ
プ41で最終桁にカーソルCMがなければ、ステップ4
4へ進み、カーソルレジスタCRに記憶された値に対応
するバッファメモリBUF内のデータアドレス位置に入
力データを書き込む。すなわち、B(CRの内容)=入
力データを行い、CRT画面上のカーソルレジスタCR
で示された位置に入力されたデータを書き込む。次にス
テップ45に進み、カーソルレジスタCRを「1」だけ
歩進させる。ステップ46でCR≧40ならばステップ
47に進んでカーソルレジスタCRを「1」にし、否な
らば文字キー入力の処理を終了する。
【0024】ステップ10の改行キー入力の処理を図1
1を参照して説明する。
【0025】ステップ51ではCR≧31、すなわち、
カーソルレジスタCRの値が最終行であればステップ5
6へ進み、カーソルレジスタCRを「1」にし改行キー
入力の処理を終了し、否ならばステップ52へ進み、カ
ーソルレジスタCRの内容を「10」で割る。すなわ
ち、カーソルCMの位置の行数と桁数とを得る。次にス
テップ53に進み、ステップ52であまりが「0」であ
れば最終桁にいたことになるのでステップ54に進み、
カーソルレジスタCRを「1」にし、CRT画面上の次
の行の先頭位置にカーソルCMを表示し、ステップ57
へ進む。ステップ52であまりが「0」でなければ、ス
テップ55に進み、「カーソルレジスタCR=商×10
+11」、すなわち、カーソルレジスタCRの値を次の
行の先頭位置にする。次にステップ57へ進み、カーソ
ルレジスタCRの値に対する行の最終桁に右マージンコ
ードを埋める。すなわち、カーソルCMの表示されてい
る行の最終桁に対応するバッファメモリBUF内のデー
タアドレス位置に右マージンコードを埋めてCRT画面
上に右マージンコードの表示を行い、改行キー入力の処
理を終了する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示上における文字の列方向の配列範囲を規定する領域
情報によって規定される前記列方向の最終の配列位置に
位置した状態の後に文字が入力された場合でも、当該行
において、かつ、前記文字の配列範囲外に前記カーソル
を表示することによって、例えば自動的に改行した位置
にカーソルを位置付ける場合に比して、使用者による視
線の変化が少なく効率よく入力を行うことができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示したキーボードの詳細を示す図であ
る。
【図3】図1に示したバッファメモリの詳細を示す図で
ある。
【図4】カーソルの移動をCRT画面上に示した表示図
である。
【図5】カーソルの移動をCRT画面上に示した表示図
である。
【図6】カーソルの移動をCRT画面上に示した表示図
である。
【図7】本発明における処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明における処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明における処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明における処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図11】本発明における処理手順の一例を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
CPU マイクロプロセッサ AB アドレスバス CB コントロールバス DB データバス ROM リードオンリメモリ RAM ランダムアクセスメモリ KB キーボード KB1 文字キー群 KB2 ファンクションキー群 INTN イニシャライズキー EK 編集キー PK プリントキー RK 改行キー CSK カーソルシフトキー CR カーソルレジスタ CRTC CRTコントローラ CRT 表示装置 BUF バッファメモリ CM カーソル CG キャラクタジェネレータ PRT プリンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示上における文字の桁方向の配列範囲
    を規定する領域情報を設定し、 前記領域情報に対応するマークと、表示上の文字入力位
    置を示すカーソルと、入力される文字とを表示し、 前記カーソルが前記領域情報によって規定される前記桁
    方向の最終の配列位置に位置した状態の後に文字が入力
    された場合、当該行において、かつ、前記文字の配列範
    囲外に前記カーソルを表示すべく、表示を制御すること
    を特徴とする文字処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6107986A (en) * 1992-09-10 2000-08-22 Nokia Mobile Phones Limited Display

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