JPH05273906A - キーボードの運指練習機 - Google Patents

キーボードの運指練習機

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JPH05273906A
JPH05273906A JP4071398A JP7139892A JPH05273906A JP H05273906 A JPH05273906 A JP H05273906A JP 4071398 A JP4071398 A JP 4071398A JP 7139892 A JP7139892 A JP 7139892A JP H05273906 A JPH05273906 A JP H05273906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
liquid crystal
keyboard
display
fingers
Prior art date
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Pending
Application number
JP4071398A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Tsujitani
学 辻谷
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Individual
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  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 初心者に対して楽曲を演奏する楽しみを与え
るばかりでなく、初心者にとって重要な正確な運指を教
示することが可能なキーボードの運指練習機を得る。 【構成】 キーボード1の各鍵に対応して、各液晶表示
器4−1〜4−7および各液晶表示器5−1〜5−5が
並設される。中央処理装置8は、ディスクユニット6か
ら受け取ったデータ、およびテンポ指示部7から指定さ
れたテンポに基づいて、キーボード1の各鍵のうちの押
下すべき鍵を判定するとともに、この鍵を押下するタイ
ミングを判定し、この鍵を押下するタイミングになる
と、この鍵に対応する液晶表示器を出力部9を介して駆
動し、右手および左手のうちのいずれを用いるべきか、
5本の指のうちのいずれを用いるべきかを該液晶表示器
に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ピアノ、オルガン等
のキーボードの運指練習機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、初心者にとっては、多数の鍵を
並設したキーボードを弾くことは困難である。
【0003】このため、従来は、キーボードの各鍵に沿
って複数の発光素子を配列しておき、1つの鍵を押下す
べきときに、この鍵に対応する発光素子を発光させると
いう装置があった。この装置によれば、予め定められた
1つの楽曲に従って、各発光素子が選択的に順次発光さ
れていくので、発光した各発光素子に対応するそれぞれ
の鍵を順次押下していけば、初心者であっても、その楽
曲を演奏することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、多数の鍵のうちのいずれを押下すべきか
が指定されるものの、右手および左手のうちのいずれを
用いるか、および5本の指のうちのいずれを用いるかは
全く指定されないので、正確な運指を覚えることはでき
なかった。すなわち、楽曲を演奏する楽しみを与えるこ
とはできても、初心者にとって重要な正確な運指を教示
するまでには至らなかった。
【0005】そこで、この発明の課題は、初心者に対し
て楽曲を演奏する楽しみを与えるばかりでなく、初心者
にとって重要な正確な運指を教示することが可能なキー
ボードの運指練習機を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明では、キーボードの各鍵に対応してそれぞ
れ設けられ、右手および左手のうちのいずれを用いる
か、および5本の指のうちのいずれを用いるかをそれぞ
れ表示する複数の表示手段と、前記各表示手段のうちの
少なくとも1つを選択して、選択した前記表示手段に前
記表示内容を表示させるという処理を繰り返し行う表示
制御手段とから構成される。
【0007】
【作用】この発明によれば、表示制御手段の制御に基づ
いて各表示手段によるそれぞれの表示が順次行われ、こ
れらの表示手段によるそれぞれの表示の度に、右手およ
び左手のうちのいずれを用いるか、および5本の指のう
ちのいずれを用いるかが表示される。このため、その時
々に表示手段に対応する鍵をいずれの手で、かついずれ
の指で押下すべきかが理解できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例について添付図面を
参照して述べる。
【0009】図1は、この発明に係わる運指練習機の一
実施例を示す図であり、この実施例の運指練習機は電子
オルガン、電子ピアノ等に付設される。
【0010】同図において、キーボード1には各白鍵2
−1〜2−7、および各黒鍵3−1〜3−5が配列され
ている。各白鍵2−1〜2−7の上側には、該各白鍵に
対応するそれぞれの液晶表示器4−1〜4−7が並設さ
れ、更にその上側には、各黒鍵3−1〜3−5に対応す
るそれぞれの液晶表示器5−1〜5−5が並設されてい
る。
【0011】ディスクユニット6は、例えば光ディスク
からデータを読み取るものである。ここで読み取られる
データは、予め定められた楽曲についてのものであり、
楽曲を構成する各音譜を示している。また、このデータ
は、各音譜に対応するそれぞれの鍵毎に、鍵を押下する
ときに右手および左手のうちのいずれを用いるべきか、
および5本の指のうちのいずれを用いるべきかを示して
いる。
【0012】テンポ指示部7は、演奏者によって操作さ
れ、楽曲を演奏するときのテンポを演奏者の好みに応じ
て指示するためのものである。
【0013】中央処理装置(以下CPUと称す)8は、
ディスクユニット6から先に述べたデータを受取り、こ
のデータ、およびテンポ指示部7から指示されたテンポ
に基づいて、キーボード1の各鍵のうちの押下すべき鍵
を判定するとともに、この鍵を押下するタイミングを判
定する。ここでのタイミングの判定は、指示されたテン
ポ、および音譜の種類に応じて、1つの鍵を押下してか
ら次の鍵を押下するまでの間隔を長くしたり、その間隔
を短くするというものである。
【0014】CPU8は、1つの鍵を押下するタイミン
グになると、この鍵に対応する液晶表示器を選択し、先
のデータに基づいて該液晶表示器を出力部9を介して駆
動する。これにより、この液晶表示器には、右手および
左手のうちのいずれを用いるべきか、5本の指のうちの
いずれを用いるべきかが表示される。
【0015】図2は、各液晶表示器4−1〜4−7、お
よび各液晶表示器5−1〜5−5を示す平面図である。
これらの液晶表示器は、上側表示区域21と、下側表示
区域22をそれぞれ有しており、上側表示区域21には
右手および左手のうちのいずれを用いるべきかが表示さ
れ、下側表示区域22には5本の指のうちのいずれを用
いるべきかが表示される。
【0016】下側表示区域22は、7つの液晶セグメン
トを配列してなり、各指番号「1」〜「5」のうちのい
ずれかを表示し、これにより5本の指のいずれかが指定
される。各指番号「1」〜「5」と5本の指との対応関
係は予め定められたものであり、指番号「1」が親指を
指示し、指番号「2」が人指し指を指示し、指番号
「3」が中指を指示し、指番号「4」が薬指を指示し、
指番号「5」が小指を指示する。
【0017】一方、上側表示区域21にも、7つの液晶
セグメントが配列されているが、1つの液晶セグメント
の配置位置が下側表示区域22と異なる。ここでは、文
字「R」および「L」のうちのいずれかが表示され、文
字「R」が右手を指示し、文字「L」が左手を指示す
る。
【0018】ここで、例えば白鍵2−1を押下するタイ
ミングとなって、このときに白鍵2−1を左手の親指で
押下すべきであるとすると、CPU8は白鍵2−1に対
応する液晶表示器4−1を選択し、液晶表示器4−1を
出力部9を介して駆動する。これにより、液晶表示器4
−1においては、上側表示区域21に左手を指示する文
字「L」が表示され、下側表示区域22に親指を指示す
る指番号「1」が表示される。
【0019】引き続き、次のタイミングで、黒鍵3−1
を左手の親指で押下し、白鍵2−4を右手の人指し指で
押下すべきであるとすると、CPU8は各液晶表示器5
−1および4−4を同時に駆動する。これにより、液晶
表示器5−1においては、上側表示区域21に左手を指
示する文字「L」が表示され、下側表示区域22に親指
を指示する指番号「1」が表示される。また、液晶表示
器4−4においては、上側表示区域21に右手を指示す
る文字「R」が表示され、下側表示区域22に人指し指
を指示する指番号「2」が表示される。
【0020】したがって、楽曲の各音譜に従って、各液
晶表示器によるそれぞれの表示が順次行われ、各液晶表
示器毎に、液晶表示器に対応する鍵を押下するときに右
手および左手のうちのいずれを用いるべきか、および5
本の指のうちのいずれを用いるべきかが表示されること
となる。このため、各液晶表示器によるそれぞれの表示
に従って、各鍵を順次押下していけば、楽曲を演奏する
ことができるばかりでなく、正確な運指を学ぶことがで
きる。勿論、ディスクユニット6の光ディスクに書き込
まれるデータとして、正確な運指、つまり各鍵毎に、鍵
を押下するときに用いるべき手と指を正確に設定してお
く必要がある。
【0021】さらに、テンポ指示部7によってテンポを
指示することができるので、1つの楽曲の練習を開始す
るときに遅いテンポを指示し、上達するに従って速いテ
ンポに変更していくことができる。そして、充分に上達
したときには、この装置の表示を止めて、表示の補助な
しに、演奏を行えば良い。
【0022】また、多様な楽曲についてのデータを記録
した複数の光ディスクを用意しておけば、これらの光デ
ィスクを適宜に選択してディスクユニット6にセットす
ることにより、それらの楽曲を演奏することができる。
例えば、ピアノの正規教則本であるバイエルの各練習曲
をデータとして記録した光ディスク、ポピュラーな楽曲
をデータとして記録した光ディスク等を用意しておけ
ば、ユーザは自分の好みと都合に応じて、運指を練習し
たり、演奏を楽しむことができる。
【0023】なお、上記実施例では、7つの液晶セグメ
ントを有する液晶表示器を例示しているが、これに限定
されるものではない。例えば、ドットマトリックス表示
の表示器、あるいは発光ダイオードからなるLED表示
器等、種々の表示器を利用することができる。
【0024】また、右手および左手のうちのいずれであ
るか、5本の指のいずれであるかを指示するために、文
字や数字を利用するばかりでなく、数種類の色を利用し
て、指示するようにしても良い。但し、この場合には、
表示器として、複数種の色を選択的に表示できるものを
利用しなければならない。
【0025】さらに、簡単な数種類の絵を用意してお
き、これらの絵を選択的に表示できるようにすれば、手
や指を絵によって指定することができる。
【0026】
【効果】以上説明したように、この発明に係わる運指練
習機によれば、各表示手段によるそれぞれの表示の度
に、右手および左手のうちのいずれを用いるべきか、お
よび5本の指のうちのいずれを用いるべきかが表示され
るので、その時々に表示手段に対応する鍵をいずれの手
で、かついずれの指で押下すべきかが理解できる。この
ため、初心者に対して楽曲を演奏する楽しみを与えるば
かりでなく、初心者にとって重要な正確な運指を教示す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる運指練習機の一実施例を示す
【図2】図1に示す実施例における液晶表示器を示す平
面図
【符号の説明】
1 キーボード 2−1〜2−7 白鍵 3−1〜3−5 黒鍵 4−1〜4−7,5−1〜5−5 液晶表示器 6 ディスクユニット 7 テンポ指示部 8 中央処理装置 9 出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードの各鍵に対応してそれぞれ設
    けられ、右手および左手のうちのいずれを用いるか、お
    よび5本の指のうちのいずれを用いるかをそれぞれ表示
    する複数の表示手段と、 前記各表示手段のうちの少なくとも1つを選択して、選
    択した前記表示手段に前記表示内容を表示させるという
    処理を繰り返し行う表示制御手段とからなるキーボード
    の運指練習機。
JP4071398A 1992-03-27 1992-03-27 キーボードの運指練習機 Pending JPH05273906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4071398A JPH05273906A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 キーボードの運指練習機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4071398A JPH05273906A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 キーボードの運指練習機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05273906A true JPH05273906A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13459372

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4071398A Pending JPH05273906A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 キーボードの運指練習機

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JP (1) JPH05273906A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997031353A1 (fr) * 1996-02-26 1997-08-28 Toru Abe Dispositif d'indication de touche pressee pour clavier et procede d'utilisation de ce dispositif

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997031353A1 (fr) * 1996-02-26 1997-08-28 Toru Abe Dispositif d'indication de touche pressee pour clavier et procede d'utilisation de ce dispositif

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