JP2004503833A - 楽器を演奏することを学習する学習方法および学習装置 - Google Patents
楽器を演奏することを学習する学習方法および学習装置 Download PDFInfo
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Abstract
楽譜を読む能力を有することなしに演奏されるべき音符(38)の演奏開始時間と演奏持続時間とを予測することができる、使用者が楽器をするのを学習する学習方法および学習装置が提供される。学習装置は順次に発光するよう配置された複数の発光要素(35)を備えている。
Description
【0001】
本発明の分野
本発明は、人間が種々の楽器を演奏するのを学習できる新規でかつ改良した学習装置および学習方法、さらに特に、楽譜を読む能力を有することなしに演奏するのを学習できる学習装置および学習方法に概ね関する。
【0002】
発明の背景
従来において楽器を演奏するのを学習するプロセスは退屈でかつ時間を消費するものであった。このプロセスは楽譜を読むことを学習して多く練習することを必要としており、厳密に練習する場合には、音符を学習すること、曲のテンポを知るために耳を鍛えること、音楽的記憶力を高めること、およびヒアリングにおけるこれらの効果を理解することが要求される。
【0003】
講師は通常は、練習することを教示して、正確な技術を示して披露することが要求され、このことによって音楽を学習するための費用が増すと共に、多数の公立学校におけるカリキュラムから音楽が脱落するという結果になる。生徒が主に音符を読むことを学習すると共に非常に単純な曲を演奏する必要があるので、従来においては音楽を学習することが妨げられていた。
【0004】
楽器を教えるための広範な種類の援助用学習装置が従来より知られている。これらはキー付き楽器および弦楽器を教えるときに各音符に対応する単一のライトを使用する複数の学習装置を含んでいる。
【0005】
そのような従来技術の学習装置によって、ライトが点滅することにより、近い将来演奏されるべき音符を生徒に知らせ、しばらくした後に、ライトはON状態となって音符を演奏すべき「時間」を示す。当然のことながら、進行する曲の注意の程度は次の音符まで制限される。
【0006】
1998年5月5日にケネディ(Kennedy)に発行された米国特許第5746605号明細書は、音楽的作品の構造をそれぞれが特定の特徴を備えるよう複数に分割することを必要とする方法を開示している。
1998年4月14日にデベッカ(Devecka)に発行された米国特許第5739457号明細書は、未来の音符を予測できないドラムのためのインタラクティブなオーディオ−ビジュアル装置を開示している。
【0007】
1997年11月25日にケネディに発行された米国特許第5690496号明細書は、生徒が追従する楽譜の一部を強調表示することを含む予測特徴部を開示している。
1996年12月17日にオーエン(Owen)に発行された米国特許第5585583号明細書は、未来の音符なしに生徒により既に演奏された特別の音符を強調表示する装置を開示している。
【0008】
1995年4月25日にブライトワイザ(Breitweiser)等に発行された米国特許第5408914号明細書は、音楽を演奏するために指を配置する場所を光で示す特別の弦付き装置を開示している。
1987年9月22日にシノハラ等に発行された米国特許第4694723号明細書は、パフォーマンスを評価する音楽の一部に対する正確な音符と演奏された音符とを比較するキーボード装置を開示している。
【0009】
これら従来技術の装置から欠落した一つの要素は、使用者が演奏すべき音符を予想するということである。本発明によって使用者は、通常の方法で楽譜を読む能力を有することなしに、各音符の演奏開始時間および演奏持続時間の両方を予測することができる。
【0010】
本発明は要求される音楽的トレーニングを行いつつ、楽しく利用できるそのような学習装置を提供する。後述する説明から明らかなように、要求される複数の異なる利益および他の利益は本発明の技術を利用することにより理解されうる。
【0011】
発明の目的および概要
従って、本発明の目的は使用者が種々の楽器を演奏するのを学習できる新規でかつ改良した学習装置および学習方法を提供することである。
本発明の他の目的は楽譜を読むことができるようになる前に使用者が楽器を演奏できる学習装置および学習方法を提供することである。
【0012】
さらに本発明の他の目的は、音楽の他の態様、例えばテンポ、調子記号および指づかいを学習することなしに使用者が楽器を演奏することを学習できる技術を提供することである。
本発明の追加の目的は使用者が演奏されるべき音符を予測できるようにした学習装置および学習方法を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は各音符を演奏するのに使用者がどの指を使用するかを示す学習装置および学習方法を提供することである。
本発明の追加の目的は使用者の独創的な選択による曲の一部を選択できるようにした学習装置および学習方法を提供することである。
【0014】
簡潔にいえば、本発明に基づく技術によって、キー付き楽器なたは弦楽器に対して所定の配列をなした複数のライトが提供される。複数のライトは所定のシーケンスで付勢されるよう接続される。使用者を応答させて実際に楽器を演奏させるのはこのシーケンスである。これにより演奏されるべき音符を予測すると共に音符の演奏持続時間を指示することができる。
【0015】
発明の詳細な説明
図1を参照すると、本発明を達成可能な利点を得るよう関連づけられた複数の構成要素が示されている。例えばブロック線図10は選択された源から入力を受けるよう接続されたマイクロコントローラ11を備えた構成要素を示している。
【0016】
適切なマイクロコントローラはマイクロチップテクノロジ株式会社(Microchip Technology、inc.)のPIC16C924またはマイクロチップテクノロジ株式会社のPIC17C756である。
【0017】
入力用接続部12は源、例えばインターフェース14を介したパーソナルコンピュータ(PC)13からの入力、モデム16を介したインターネット15からの入力、もしくは適切なMIDIポート18を介したMIDIデバイス17からの入力をマイクロコントローラ11に供給する。
【0018】
選択された音楽的課題はPC13、インターネット15またはMIDIデバイス17からの本発明の学習装置への入力であって、マイクロコントローラ11により直接的な演奏データ、すなわち動作鍵のシーケンスへと変換される。直接的な演奏データは使用者のために指づかいおよび音符用ディスプレイ26上に表示される。
【0019】
MIDIは業界標準である「楽器用デジタルインターフェース(musical instrument digital interface)」の省略形であり、MIDI「ポート」18は選択された構成要素と連動するための、ジョイスティックのための「ゲームポート」またはプリンタと連動するための「パラレルポート」などのような入力としての特定のポートである。
【0020】
同様に、PC13がマイクロコントローラ11に接続している非同期シリアルインターフェース14は非同期のシリアル型インターフェースであって、コンピュータ周辺機器に接続するのに使用される「シリアルポート」でありうる。後述するように、これら入力のうちの任意の一つまたは複数の入力を本発明に基づいて選択することができる。
【0021】
プログラムメニュー用ディスプレイ19は、使用者が本発明の学習装置を後述するように操作して特別の機能を選択できるようにした選択リストを示す。
【0022】
コントロールパネル20によって、使用者はプログラムメニュー用ディスプレイ19から選択して本発明の学習装置を制御できる。サウンド/トーン発生器21はマイクロコントローラ11に接続されていて、楽器によるセッション時にオーディオ用プロンプト、例えばメトロノームのビートを発生させる。
【0023】
全ての図面を通じて同一の構成要素は同一の番号により示されており、図1に示すように、外部プログラム用コントローラ22は別個であるかまたは他のデバイスと結合可能なメモリ23を備えている。適切な外部メモリ装置23はこれらに限定されるものではないがパーソナルコンピュータにおいて一般に見られるフロッピーディスク、磁気カード、およびフラッシュメモリを含んでいる。
【0024】
プログラム用メモリ24はマイクロコントローラ11に接続されていて、ランダムアクセスメモリ(RAM)25も同様に接続されている。指づかいおよび音符用ディスプレイ26も本発明の一部として使用するためにマイクロコントローラ11に接続されている。
【0025】
マイクロコントローラ11はシステムの制御を行うと共に、複数の源からのプログラムを受け入れることができる。プログラムの源は、外部プログラム用コントローラ22を介するフロッピーディスク、磁気カード、およびフラッシュメモリと、モデム16を介するインターネットからの直接的な電話線接続からかまたは非同期のシリアルインターフェース14を介するPCを含む。
【0026】
楽譜として示される曲は楽譜を読むことのできる者によってオフラインでMIDIフォーマットのデータに変換される。あるいは曲を作曲してMIDIフォーマットで直接的に録音することもできる。マイクロコントローラ11はMIDIフォーマットの入力データを、指づかいおよび音符用ディスプレイ26を起動するのに使用される直接演奏データに変換する。
【0027】
指づかいおよび音符用ディスプレイ26が複数の個々のライト35により順次に起動されるときに、使用されるソフトウェアプログラムは表示記号を移動させるシーケンスという点において今日使用されるプログラムと類似であり、前述した本発明の利益によって、多数の人が楽器を演奏可能になることによる多数の利益を享受できることが期待されうる。
【0028】
図2はプログラムメニュー用ディスプレイ19の一つの形態を示している。図3はコントロールパネル20の一つの形態を示している。プログラムメニュー用ディスプレイ19により示される特別のプログラムは、コントロールパネル20により示される特別の制御機能のように容易に変更可能である。
【0029】
図4を参照すると、ハウジング27が図1に示すような構成要素を包含するように配置されていて、この楽器に取り付けるためのピアノ用のアングル28A、28Bを有している。
【0030】
フロッピーディスクドライブ31は3.5インチのディスクを受容するためのドライブとして示されているが、当然のことながら、他の形式のドライブ、例えばコンパクトディスクドライブに置き換えることもできる。さらに、一つまたは複数の適切なコネクタ33がハウジング27上で利用可能であり、これらコネクタによって他のデバイスおよびインターネット15を使用することができる。そのようなデバイスはPC13および/またはMIDIデバイス17を含みうる。
【0031】
アングル28A、28Bはハウジング27をピアノに取付け、それにより、ハウジング27はピアノの鍵34に対して選択された位置に支持されるようになる。指づかいおよび音符用ディスプレイ26は複数のライト35と単一の行をなす数字用ディスプレイ36とを含んでいる、複数のライト35の内の一群のライトはピアノの各鍵の真上に鉛直方向の列をなして配置されている。
【0032】
特別の音楽的課題に基づいて順次に発光するときに、使用者は、鉛直方向の列のうちの発光部分が鉛直方向の列内の最下方位置に達する特定の時間に特定の鍵を引くように案内される。
【0033】
さらに、鉛直方向の列の発光部分が一定かつ予測可能な速度で鉛直方向の列の最上方位置から最下方位置まで下降するという事実によって、使用者はこの鍵を引く正確な時間を予測することができる。
【0034】
使用者はさらに、鉛直方向の列の発光部分が最下方位置まで下降し続ける限りこの鍵を下方に支持すると共に最後の発光要素が鉛直方向の列の最下方位置から消えたときにこの鍵を緩めることだけによって、この音符を維持するよう案内される。このことは、鉛直方向の列の最下方位置から消える時間は発光部分の最終部分が一定且つ予測可能な同一の速度で下降するので予測されうる。
【0035】
本発明の好ましい形態によれば、白鍵の上方に在る鉛直方向の列は黒鍵の上方に在る鉛直方向の列とが異なる色であって、生徒にさらに明瞭な案内を行うことができる。
【0036】
一連の数字用ディスプレイ36はハウジング27の頂部を横切るよう配置されていて、特別の音符を生じさせるために特別のピアノの鍵を使用するための特別の指づかいを示している。このような数字用ディスプレイ36をさらに異なる色で形成して、混乱を視覚的に避けることができる。
【0037】
本発明の使用者はプログラム、音楽的課題または機能をプログラムメニュー用ディスプレイ19から容易に選択して、選択された動作をコントロールパネル20を用いることにより制御することができる。
【0038】
楽譜を読むための変更例を示す本発明の変更例は図5に示されている。この変更例は図4と同様に機能する一連のライトを備えているが、この変更例はさらに、曲が進行するときに右方および下方に音符を移動させるようにした曲の一部の動画を示すディスプレイ37を備えている。
【0039】
ディスプレイ37内の音符が複数のライトの鉛直方向の列に到達するときに、これら音符は前述したように示すことが必要な演奏開始時間情報および演奏持続時間情報に変換される。ライトの発光する列が鍵の上方に在る最下方位置に到達するときに、この鍵を引いて、この鍵をこの鍵の上方に在る発光ライトにより示される時間の間だけ保持する。
【0040】
例えばこのライトが一つの四角ぶんだけ発光する場合には、この鍵を音符38で示される「一」のテンポカウントで引く。音符39は維持時間がテンポ「二」であることを示している。
【0041】
複数のライト35は図4に関連して示したライトに類似している。さらに、プログラムメニュー用ディスプレイ19およびコントロールパネル20は前述したものに類似していて、フロッピーディスクドライブ31およびコネクタ33も前述したものに類似している。
【0042】
図6は管楽器を演奏するのを学習するための本発明の変更例を示している。
【0043】
図6を参照すると、ディスプレイ40によって管楽器41の各バルブが示されており、このディスプレイ40は演奏するのを学習する個々の学習者にとって快適に見ることのできる位置に配置されている。図4に関連して説明するために、ディスプレイ40は各バルブの上方に配置された複数のライトによってこれらバルブを示している。
【0044】
図7は、フルート42を演奏するのを学習するための本発明の他の変更例を示している。この図面においては、フルートの鍵44はディスプレイ43上に示されており、複数のライト45は前述したように機能する。
【0045】
ディスプレイ43は本発明の学習装置を使用する個々の学習者にとって便利なな位置に配置される。ディスプレイ43は使用者に接触することがほとんどない位置に配置される。
【0046】
図8においては、ディスプレイ46は使用者に見えるようにした複数のライトによって弦楽器を示している。ライトは演奏されるべき音符により決定される位置において各弦の上方に配置される。
【0047】
指を弦上においてディスプレイ46に示されるように配置すると共に移動する一連のライト47によって示されるテンポに従うことによって、個々の学習者は楽譜および音楽的課題に沿って案内されると共に、弦楽器を演奏するのを本発明に基づいて学習することができる。
【0048】
複数のライトが異なる配列、すなわち弦楽器の斜視図上における鉛直方向の配列をなして配置されている場合であっても、ディスプレイ46のこの形態をなす複数のライト47は本発明の原理に従って機能する。この形態においては、ライトは最初に配列の頂部において発光し、次いでこの位置から弦に向かって下降する。
【0049】
本発明の好ましい形態を参照しつつ、本発明を詳細に図示すると共に説明した。しかしながら、当業者にとっては特許請求の範囲によって形成される本発明の精神と範囲とから逸脱することなしに複数の変更例および変種例を形成できることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に基づく構成要素を接続するのを示したブロック図の形態をなす回路図である。
【図2】
本発明の学習装置を制御するために特徴部を表示するモニタの図である。
【図3】
本発明の学習装置を制御するよう特徴づけられた複数の操作を選択するためのパネルを示す図である。
【図4】
本発明の学習装置を示すと共に本発明の学習装置とピアノの鍵との間の関係を示す図である。
【図5】
本発明の異なる目的を達成するための本発明の学習装置の変更例を示す図である。
【図6】
異なる楽器によって操作するための本発明の学習装置の変更例を示す図である。
【図7】
さらに別の楽器により操作するための本発明の学習装置の他の変更例を示す図である。
【図8】
追加の楽器により操作するための本発明の学習装置のさらに他の変更例を示す図である。
本発明の分野
本発明は、人間が種々の楽器を演奏するのを学習できる新規でかつ改良した学習装置および学習方法、さらに特に、楽譜を読む能力を有することなしに演奏するのを学習できる学習装置および学習方法に概ね関する。
【0002】
発明の背景
従来において楽器を演奏するのを学習するプロセスは退屈でかつ時間を消費するものであった。このプロセスは楽譜を読むことを学習して多く練習することを必要としており、厳密に練習する場合には、音符を学習すること、曲のテンポを知るために耳を鍛えること、音楽的記憶力を高めること、およびヒアリングにおけるこれらの効果を理解することが要求される。
【0003】
講師は通常は、練習することを教示して、正確な技術を示して披露することが要求され、このことによって音楽を学習するための費用が増すと共に、多数の公立学校におけるカリキュラムから音楽が脱落するという結果になる。生徒が主に音符を読むことを学習すると共に非常に単純な曲を演奏する必要があるので、従来においては音楽を学習することが妨げられていた。
【0004】
楽器を教えるための広範な種類の援助用学習装置が従来より知られている。これらはキー付き楽器および弦楽器を教えるときに各音符に対応する単一のライトを使用する複数の学習装置を含んでいる。
【0005】
そのような従来技術の学習装置によって、ライトが点滅することにより、近い将来演奏されるべき音符を生徒に知らせ、しばらくした後に、ライトはON状態となって音符を演奏すべき「時間」を示す。当然のことながら、進行する曲の注意の程度は次の音符まで制限される。
【0006】
1998年5月5日にケネディ(Kennedy)に発行された米国特許第5746605号明細書は、音楽的作品の構造をそれぞれが特定の特徴を備えるよう複数に分割することを必要とする方法を開示している。
1998年4月14日にデベッカ(Devecka)に発行された米国特許第5739457号明細書は、未来の音符を予測できないドラムのためのインタラクティブなオーディオ−ビジュアル装置を開示している。
【0007】
1997年11月25日にケネディに発行された米国特許第5690496号明細書は、生徒が追従する楽譜の一部を強調表示することを含む予測特徴部を開示している。
1996年12月17日にオーエン(Owen)に発行された米国特許第5585583号明細書は、未来の音符なしに生徒により既に演奏された特別の音符を強調表示する装置を開示している。
【0008】
1995年4月25日にブライトワイザ(Breitweiser)等に発行された米国特許第5408914号明細書は、音楽を演奏するために指を配置する場所を光で示す特別の弦付き装置を開示している。
1987年9月22日にシノハラ等に発行された米国特許第4694723号明細書は、パフォーマンスを評価する音楽の一部に対する正確な音符と演奏された音符とを比較するキーボード装置を開示している。
【0009】
これら従来技術の装置から欠落した一つの要素は、使用者が演奏すべき音符を予想するということである。本発明によって使用者は、通常の方法で楽譜を読む能力を有することなしに、各音符の演奏開始時間および演奏持続時間の両方を予測することができる。
【0010】
本発明は要求される音楽的トレーニングを行いつつ、楽しく利用できるそのような学習装置を提供する。後述する説明から明らかなように、要求される複数の異なる利益および他の利益は本発明の技術を利用することにより理解されうる。
【0011】
発明の目的および概要
従って、本発明の目的は使用者が種々の楽器を演奏するのを学習できる新規でかつ改良した学習装置および学習方法を提供することである。
本発明の他の目的は楽譜を読むことができるようになる前に使用者が楽器を演奏できる学習装置および学習方法を提供することである。
【0012】
さらに本発明の他の目的は、音楽の他の態様、例えばテンポ、調子記号および指づかいを学習することなしに使用者が楽器を演奏することを学習できる技術を提供することである。
本発明の追加の目的は使用者が演奏されるべき音符を予測できるようにした学習装置および学習方法を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は各音符を演奏するのに使用者がどの指を使用するかを示す学習装置および学習方法を提供することである。
本発明の追加の目的は使用者の独創的な選択による曲の一部を選択できるようにした学習装置および学習方法を提供することである。
【0014】
簡潔にいえば、本発明に基づく技術によって、キー付き楽器なたは弦楽器に対して所定の配列をなした複数のライトが提供される。複数のライトは所定のシーケンスで付勢されるよう接続される。使用者を応答させて実際に楽器を演奏させるのはこのシーケンスである。これにより演奏されるべき音符を予測すると共に音符の演奏持続時間を指示することができる。
【0015】
発明の詳細な説明
図1を参照すると、本発明を達成可能な利点を得るよう関連づけられた複数の構成要素が示されている。例えばブロック線図10は選択された源から入力を受けるよう接続されたマイクロコントローラ11を備えた構成要素を示している。
【0016】
適切なマイクロコントローラはマイクロチップテクノロジ株式会社(Microchip Technology、inc.)のPIC16C924またはマイクロチップテクノロジ株式会社のPIC17C756である。
【0017】
入力用接続部12は源、例えばインターフェース14を介したパーソナルコンピュータ(PC)13からの入力、モデム16を介したインターネット15からの入力、もしくは適切なMIDIポート18を介したMIDIデバイス17からの入力をマイクロコントローラ11に供給する。
【0018】
選択された音楽的課題はPC13、インターネット15またはMIDIデバイス17からの本発明の学習装置への入力であって、マイクロコントローラ11により直接的な演奏データ、すなわち動作鍵のシーケンスへと変換される。直接的な演奏データは使用者のために指づかいおよび音符用ディスプレイ26上に表示される。
【0019】
MIDIは業界標準である「楽器用デジタルインターフェース(musical instrument digital interface)」の省略形であり、MIDI「ポート」18は選択された構成要素と連動するための、ジョイスティックのための「ゲームポート」またはプリンタと連動するための「パラレルポート」などのような入力としての特定のポートである。
【0020】
同様に、PC13がマイクロコントローラ11に接続している非同期シリアルインターフェース14は非同期のシリアル型インターフェースであって、コンピュータ周辺機器に接続するのに使用される「シリアルポート」でありうる。後述するように、これら入力のうちの任意の一つまたは複数の入力を本発明に基づいて選択することができる。
【0021】
プログラムメニュー用ディスプレイ19は、使用者が本発明の学習装置を後述するように操作して特別の機能を選択できるようにした選択リストを示す。
【0022】
コントロールパネル20によって、使用者はプログラムメニュー用ディスプレイ19から選択して本発明の学習装置を制御できる。サウンド/トーン発生器21はマイクロコントローラ11に接続されていて、楽器によるセッション時にオーディオ用プロンプト、例えばメトロノームのビートを発生させる。
【0023】
全ての図面を通じて同一の構成要素は同一の番号により示されており、図1に示すように、外部プログラム用コントローラ22は別個であるかまたは他のデバイスと結合可能なメモリ23を備えている。適切な外部メモリ装置23はこれらに限定されるものではないがパーソナルコンピュータにおいて一般に見られるフロッピーディスク、磁気カード、およびフラッシュメモリを含んでいる。
【0024】
プログラム用メモリ24はマイクロコントローラ11に接続されていて、ランダムアクセスメモリ(RAM)25も同様に接続されている。指づかいおよび音符用ディスプレイ26も本発明の一部として使用するためにマイクロコントローラ11に接続されている。
【0025】
マイクロコントローラ11はシステムの制御を行うと共に、複数の源からのプログラムを受け入れることができる。プログラムの源は、外部プログラム用コントローラ22を介するフロッピーディスク、磁気カード、およびフラッシュメモリと、モデム16を介するインターネットからの直接的な電話線接続からかまたは非同期のシリアルインターフェース14を介するPCを含む。
【0026】
楽譜として示される曲は楽譜を読むことのできる者によってオフラインでMIDIフォーマットのデータに変換される。あるいは曲を作曲してMIDIフォーマットで直接的に録音することもできる。マイクロコントローラ11はMIDIフォーマットの入力データを、指づかいおよび音符用ディスプレイ26を起動するのに使用される直接演奏データに変換する。
【0027】
指づかいおよび音符用ディスプレイ26が複数の個々のライト35により順次に起動されるときに、使用されるソフトウェアプログラムは表示記号を移動させるシーケンスという点において今日使用されるプログラムと類似であり、前述した本発明の利益によって、多数の人が楽器を演奏可能になることによる多数の利益を享受できることが期待されうる。
【0028】
図2はプログラムメニュー用ディスプレイ19の一つの形態を示している。図3はコントロールパネル20の一つの形態を示している。プログラムメニュー用ディスプレイ19により示される特別のプログラムは、コントロールパネル20により示される特別の制御機能のように容易に変更可能である。
【0029】
図4を参照すると、ハウジング27が図1に示すような構成要素を包含するように配置されていて、この楽器に取り付けるためのピアノ用のアングル28A、28Bを有している。
【0030】
フロッピーディスクドライブ31は3.5インチのディスクを受容するためのドライブとして示されているが、当然のことながら、他の形式のドライブ、例えばコンパクトディスクドライブに置き換えることもできる。さらに、一つまたは複数の適切なコネクタ33がハウジング27上で利用可能であり、これらコネクタによって他のデバイスおよびインターネット15を使用することができる。そのようなデバイスはPC13および/またはMIDIデバイス17を含みうる。
【0031】
アングル28A、28Bはハウジング27をピアノに取付け、それにより、ハウジング27はピアノの鍵34に対して選択された位置に支持されるようになる。指づかいおよび音符用ディスプレイ26は複数のライト35と単一の行をなす数字用ディスプレイ36とを含んでいる、複数のライト35の内の一群のライトはピアノの各鍵の真上に鉛直方向の列をなして配置されている。
【0032】
特別の音楽的課題に基づいて順次に発光するときに、使用者は、鉛直方向の列のうちの発光部分が鉛直方向の列内の最下方位置に達する特定の時間に特定の鍵を引くように案内される。
【0033】
さらに、鉛直方向の列の発光部分が一定かつ予測可能な速度で鉛直方向の列の最上方位置から最下方位置まで下降するという事実によって、使用者はこの鍵を引く正確な時間を予測することができる。
【0034】
使用者はさらに、鉛直方向の列の発光部分が最下方位置まで下降し続ける限りこの鍵を下方に支持すると共に最後の発光要素が鉛直方向の列の最下方位置から消えたときにこの鍵を緩めることだけによって、この音符を維持するよう案内される。このことは、鉛直方向の列の最下方位置から消える時間は発光部分の最終部分が一定且つ予測可能な同一の速度で下降するので予測されうる。
【0035】
本発明の好ましい形態によれば、白鍵の上方に在る鉛直方向の列は黒鍵の上方に在る鉛直方向の列とが異なる色であって、生徒にさらに明瞭な案内を行うことができる。
【0036】
一連の数字用ディスプレイ36はハウジング27の頂部を横切るよう配置されていて、特別の音符を生じさせるために特別のピアノの鍵を使用するための特別の指づかいを示している。このような数字用ディスプレイ36をさらに異なる色で形成して、混乱を視覚的に避けることができる。
【0037】
本発明の使用者はプログラム、音楽的課題または機能をプログラムメニュー用ディスプレイ19から容易に選択して、選択された動作をコントロールパネル20を用いることにより制御することができる。
【0038】
楽譜を読むための変更例を示す本発明の変更例は図5に示されている。この変更例は図4と同様に機能する一連のライトを備えているが、この変更例はさらに、曲が進行するときに右方および下方に音符を移動させるようにした曲の一部の動画を示すディスプレイ37を備えている。
【0039】
ディスプレイ37内の音符が複数のライトの鉛直方向の列に到達するときに、これら音符は前述したように示すことが必要な演奏開始時間情報および演奏持続時間情報に変換される。ライトの発光する列が鍵の上方に在る最下方位置に到達するときに、この鍵を引いて、この鍵をこの鍵の上方に在る発光ライトにより示される時間の間だけ保持する。
【0040】
例えばこのライトが一つの四角ぶんだけ発光する場合には、この鍵を音符38で示される「一」のテンポカウントで引く。音符39は維持時間がテンポ「二」であることを示している。
【0041】
複数のライト35は図4に関連して示したライトに類似している。さらに、プログラムメニュー用ディスプレイ19およびコントロールパネル20は前述したものに類似していて、フロッピーディスクドライブ31およびコネクタ33も前述したものに類似している。
【0042】
図6は管楽器を演奏するのを学習するための本発明の変更例を示している。
【0043】
図6を参照すると、ディスプレイ40によって管楽器41の各バルブが示されており、このディスプレイ40は演奏するのを学習する個々の学習者にとって快適に見ることのできる位置に配置されている。図4に関連して説明するために、ディスプレイ40は各バルブの上方に配置された複数のライトによってこれらバルブを示している。
【0044】
図7は、フルート42を演奏するのを学習するための本発明の他の変更例を示している。この図面においては、フルートの鍵44はディスプレイ43上に示されており、複数のライト45は前述したように機能する。
【0045】
ディスプレイ43は本発明の学習装置を使用する個々の学習者にとって便利なな位置に配置される。ディスプレイ43は使用者に接触することがほとんどない位置に配置される。
【0046】
図8においては、ディスプレイ46は使用者に見えるようにした複数のライトによって弦楽器を示している。ライトは演奏されるべき音符により決定される位置において各弦の上方に配置される。
【0047】
指を弦上においてディスプレイ46に示されるように配置すると共に移動する一連のライト47によって示されるテンポに従うことによって、個々の学習者は楽譜および音楽的課題に沿って案内されると共に、弦楽器を演奏するのを本発明に基づいて学習することができる。
【0048】
複数のライトが異なる配列、すなわち弦楽器の斜視図上における鉛直方向の配列をなして配置されている場合であっても、ディスプレイ46のこの形態をなす複数のライト47は本発明の原理に従って機能する。この形態においては、ライトは最初に配列の頂部において発光し、次いでこの位置から弦に向かって下降する。
【0049】
本発明の好ましい形態を参照しつつ、本発明を詳細に図示すると共に説明した。しかしながら、当業者にとっては特許請求の範囲によって形成される本発明の精神と範囲とから逸脱することなしに複数の変更例および変種例を形成できることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明に基づく構成要素を接続するのを示したブロック図の形態をなす回路図である。
【図2】
本発明の学習装置を制御するために特徴部を表示するモニタの図である。
【図3】
本発明の学習装置を制御するよう特徴づけられた複数の操作を選択するためのパネルを示す図である。
【図4】
本発明の学習装置を示すと共に本発明の学習装置とピアノの鍵との間の関係を示す図である。
【図5】
本発明の異なる目的を達成するための本発明の学習装置の変更例を示す図である。
【図6】
異なる楽器によって操作するための本発明の学習装置の変更例を示す図である。
【図7】
さらに別の楽器により操作するための本発明の学習装置の他の変更例を示す図である。
【図8】
追加の楽器により操作するための本発明の学習装置のさらに他の変更例を示す図である。
Claims (20)
- 曲の選択された部分を楽器により演奏することを学習するための学習方法において、
前記曲の選択された部分を直接的な演奏データに変換し、
前記曲の選択された部分のテンポに基づいて前記直接的な演奏データを前記楽器に隣接して空間的に表示し、
それにより、楽譜を読む能力を有することなしに、前記曲の選択された部分における音符の演奏状態を予測することができる学習方法。 - 前記楽器が手動で操作する単純な楽器である請求項1に記載の学習方法。
- 前記楽器がピアノである請求項2に記載の学習方法。
- 曲の選択された部分を楽器により所定のテンポで演奏することを学習するための学習装置において、
前記曲の前記所定のテンポに基づいて前記曲の選択された部分を処理するためのコントローラと、
前記テンポを前記コントローラに入力するために前記学習装置に接続された第一の入力手段と、
前記曲の選択された部分を前記コントローラに入力して直接的な演奏データに変換するために前記学習装置に接続された第二の入力手段と、
前記直接的な演奏データの音符の演奏状態シーケンスを表示するために前記直接的な演奏データを受けるよう接続されたディスプレイ手段とを具備し、
それにより、前記曲の選択された部分に対する前記音符の演奏状態シーケンスを予測することができる学習装置。 - 前記第一の入力手段がキーパッドの形態をなしている請求項4に記載の学習装置。
- 前記ディスプレイ手段が前記直接的な演奏データを示すためのフラットパネルである請求項4に記載の学習装置。
- 前記楽器が手動で操作する楽器である請求項4に記載の学習装置。
- 前記楽器がピアノである請求項7に記載の学習装置。
- 前記第二の入力手段が、フロッピーディスク、CD−ROM、モデム、磁気カード、磁気ディスクカートリッジ、磁気テープカートリッジおよびインターネットダウンロード用接続部を含む群から選択される請求項4に記載の学習装置。
- 前記楽器が手動で操作する楽器であり、前記ディスプレイ手段が発光要素からなる配列を含む請求項4に記載の学習装置。
- 前記手動で操作する楽器がピアノであり、前記発光要素からなる配列が矩形に配置されている請求項10に記載の学習装置。
- 前記楽器を演奏するのを学習しつつ、オーディオプロンプトを発生させるサウンド/トーン発生手段に対する接続部を備えた前記コントローラを包含するハウジング手段を具備する請求項11に記載の学習装置。
- 前記ピアノに着脱可能に容易に連結するために前記ハウジング手段に設けられた連結手段を具備する請求項12に記載の学習装置。
- 前記ハウジング手段に設けられた前記着脱可能な連結手段が前記ハウジング手段を前記ピアノのキーボードに対して所定の位置に支持するようになっている請求項10に記載の学習装置。
- 曲の選択された部分を楽器により所定のテンポで演奏することを学習するための学習装置において、
第一の入力と第二の入力とを受ける接続部を備えたコントローラを包含するハウジング手段を具備し、
前記第一の入力はテンポデータを前記コントローラに入力するように配置されており、
前記第二の入力は所定の直接的な演奏データを入力するように配置されており、
前記ハウジング手段は、前記曲の選択された部分に基づいて前記コントローラによって順次に発光する発光要素からなる配列を支持しており、
それにより、前記複数の発光要素が順次に発光することによって、楽譜を読む能力を有することなしに前記使用者が前記曲の選択された部分の各音符の演奏開始時間と演奏持続時間とを予測することができる学習装置。 - 前記楽器が物理的に操作する楽器である請求項15に記載の学習装置。
- 前記楽器がピアノである請求項16に記載の学習装置。
- 前記第二の入力が、フロッピーディスク、CD−ROM、モデム、磁気カード、磁気ディスクカートリッジ、磁気テープカートリッジおよびインターネットダウンロード用接続部を含む群から選択される形態をなしている請求項15に記載の学習装置。
- 前記楽器が物理的に操作される楽器であり、前記ディスプレイ手段が発光要素からなる配列を含んでいる請求項15に記載の学習装置。
- 前記物理的に操作される楽器がピアノであり、前記発光要素からなる配列が矩形に配置されている請求項16に記載の学習装置。
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