JPH05273735A - 原稿カセット - Google Patents

原稿カセット

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Publication number
JPH05273735A
JPH05273735A JP6490492A JP6490492A JPH05273735A JP H05273735 A JPH05273735 A JP H05273735A JP 6490492 A JP6490492 A JP 6490492A JP 6490492 A JP6490492 A JP 6490492A JP H05273735 A JPH05273735 A JP H05273735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
original
document
cassette
glass plate
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP6490492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Ichikawa
信一 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6490492A priority Critical patent/JPH05273735A/ja
Publication of JPH05273735A publication Critical patent/JPH05273735A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フイルムマウントに原稿を収納したまま、画像
情報を正確且つ効率的に読み取ることのできる原稿カセ
ットを提供することを目的とする。 【構成】原稿カセット10は、原稿を挟持する支持ガラ
ス板14およびカバーガラス板16を備え、それぞれの
ガラス板14、16の原稿S側には、フイルムマウント
の大きさに対応する周回する溝14a、16aを画成し
ている。したがって、原稿をフイルムマウントから取り
外すことなく、原稿カセット10に装填できる。また、
原稿Sは支持ガラス板14およびカバーガラス板16に
直接挟持されるため湾曲することなく、良好に画像読取
が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像読取装置の読取部
に、画像情報が記録された原稿をセットする際に好適に
用いられる原稿カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷、製版等の分野においては、作業工
程の合理化、画像品質の向上等を目的として、原稿に担
持された画像情報を電気的に処理しフイルム原版を作成
する画像走査読取再生システムが知られている。
【0003】当該画像走査読取再生システムの主体とな
る画像読取装置では、原稿カセット内に位置決め、収容
した原稿、例えば、現像済みのフイルムを読取部まで搬
送し、当該読取部では原稿を担持する原稿カセットを副
走査方向へ搬送しつつ光ビームで主走査し、これにより
画像情報を二次元的に読み取る。
【0004】本出願人は、このような画像走査読取再生
システムで用いられる新たな原稿カセットを提案し、既
に特許出願(特願平3−124636)を行っている。
【0005】この場合、当該原稿カセットは、少なくと
も一方が透明な材料により形成された一対の支持板を有
し、当該透明な支持板を介して原稿から反射、または透
過した光が、読取部に設けられたCCD等の光/電気変
換素子により光電変換されることで画像情報の読み取り
を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、135(35mm)フイルム、あるいは、120ま
たは220(ブローニ)フイルム等の原稿は、フイルム
マウントに収納されている場合がある。従って、この種
の原稿から再生画像を得る際には、作業者は、原稿を一
旦フイルムマウントから取り出して原稿カセットにセッ
トし、画像情報を読み取り、その後、再び原稿をフイル
ムマウントに戻して返却する必要が生ずる。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するために
なされたものであって、フイルムマウントに原稿を収納
したまま、画像情報を正確且つ効率的に読み取ることの
できる原稿カセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、開口部を有する枠体と、フイルムマウ
ントに担持されたシート状原稿を挟持し、少なくとも一
方が透明な材料より形成されるとともに、前記開口部に
装着される一組の支持板とを備え、前記支持板の少なく
とも一方には、前記フイルムマウントに対応する部分に
凹部が画成されることを特徴とする。
【0009】
【作用】支持板の凹部にフイルムマウントを挿入させる
ことにより、フイルムマウントから原稿を取り外すこと
なく、画像情報を読み取ることができる。また、前記支
持板によって原稿が好適に挟持されるため、原稿に湾曲
等が生じることはなく、画像情報が確実に読み取られ
る。
【0010】
【実施例】本発明に係る原稿カセットについて、好適な
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0011】本発明に係る原稿カセットについて実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0012】図1乃至図3において、参照符号10は、
本実施例に係る原稿カセットを示す。この原稿カセット
10は、開口部を有する略矩形状の枠体12と、この枠
体12の中央部に装着され原稿Sを配置するための支持
ガラス板(支持板)14と、枠体12に開閉可能に取り
付けられ、この支持ガラス板14とともに原稿Sを保持
する透明なカバーガラス板(支持板)16とを備える。
前記支持ガラス板14とカバーガラス板16には、それ
ぞれ、原稿S側の面に周回する溝14a、16aが画成
されるとともに、表面にナングレア処理が施され、画像
読取時のニュートンリングの発生を防止している。
【0013】原稿カセット10は、図示しない画像読取
装置に装填されて矢印X方向に搬送されるものであり、
枠体12の両側部には、矢印X方向に沿って延在し、図
示しないガイドローラが係合するV字状溝部18a、1
8bが形成される。枠体12のX方向前部には、原稿カ
セット10および原稿カセット10に保持された原稿S
を識別するためのカセット識別部20が設けられる。こ
のカセット識別部20は、原稿カセット10および原稿
Sの種類に応じた所定のパターンからなる光透過部によ
って構成されている。枠体12のX方向後部には、カバ
ーガラス板16を枠体12に係止するためのストッパ部
材22が設けられる。
【0014】カバーガラス板16は、その一端側にヒン
ジ部材24を介して枠体12に揺動自在に装着されると
ともに、その他端側に枠体12のストッパ部材22が係
止される係止部26が固定されている。
【0015】原稿Sは、例えば、135フイルムであ
り、その周囲がフイルムマウント28により挟持されて
いる(図2参照)。
【0016】一方、前記原稿カセット10が装填され、
原稿Sの画像情報を読み取る画像読取装置の画像読取光
学系30は、図3のように構成される。
【0017】すなわち、この画像読取光学系30は、照
明用光源32と、円筒レンズからなる補助コンデンサレ
ンズ34と、スリット部材36と、光量調整用のフィル
タ38と、円筒レンズからなるコンデンサレンズ40
a、40bと、読み取りレンズ42と、CCDラインセ
ンサ44とを備える。なお、照明用光源32、補助コン
デンサレンズ34、スリット部材36に形成されたスリ
ット36a、コンデンサレンズ40a、40bおよびC
CDラインセンサ44は、夫々主走査方向(矢印X方向
と直交する方向)に対して長尺に構成される。また、補
助コンデンサレンズ34およびコンデンサレンズ40
a、40bは、照明用光源32から射出された照明光L
を副走査方向(矢印X方向)に対してのみ集光する。こ
れらの構成部材は、光軸が共通となるように配設され
る。そして、コンデンサレンズ40a、40bと読み取
りレンズ42との間には、画像情報の記録された原稿S
を2枚のナングレアガラスからなる支持ガラス板14、
カバーガラス板16によって挟持した原稿カセット10
が配置される。
【0018】ここで、画像読取光学系30は、ケーラー
照明光学系を構成している。すなわち、照明用光源32
の像は、コンデンサレンズ40a、40bの前側焦点位
置に形成され、且つ、スリット36aの像は、原稿Sの
位置に形成されるように構成している。この場合、照明
用光源32は、無限遠より原稿Sをむらなく照明するこ
とができる。
【0019】本実施例に係る原稿カセット10は、以上
のように構成されるものであり、次にその動作について
説明する。
【0020】先ず、図1のようにカバーガラス板16を
開成した状態で、支持ガラス板14の周回する溝14a
に原稿Sを担持しているフイルムマウント28を挿入し
た後、カバーガラス板16を閉成する。この時、支持ガ
ラス板14と同様の位置に、溝16aが画成されている
ため、カバーガラス板16を閉成することにより、図2
に示すように、原稿Sが支持ガラス板14およびカバー
ガラス板16に挟持されるとともに、フイルムマウント
28が溝14a、16aに収納される。
【0021】このように、原稿Sを原稿カセット10に
装填した後、図示しない画像読取装置の画像読取光学系
30によって画像情報が読み取られる。
【0022】照明用光源32から射出された照明光L
は、補助コンデンサレンズ34によって副走査方向(矢
印X方向)に集光された後、スリット部材36のスリッ
ト36a、フィルタ38を介してコンデンサレンズ40
a、40bに導かれる。前記コンデンサレンズ40a、
40bは、照明光Lをカバーガラス板16を介して原稿
S上に集光し、スリット像を形成する。そして、原稿S
を透過した前記照明光Lは、画像情報を担持した状態で
支持ガラス板14を介して読み取りレンズ42に導か
れ、次いで、CCDラインセンサ44上に集光される。
そこで、前記CCDラインセンサ44は、この照明光L
を電気信号に変換し、画像データとして画像読取装置の
図示しない画像処理回路に転送する。
【0023】上記のように、本実施例に係る原稿カセッ
ト10では、支持ガラス板14およびカバーガラス板1
6に周回する溝14a、16aを画成したため、フイル
ムマウント28に担持された原稿Sであっても、該フイ
ルムマウント28が該溝14a、16aに挿入され、原
稿Sが、直接支持ガラス板14、カバーガラス板16で
挟持されるため、画像情報読取中にも該原稿Sが湾曲せ
ず、画像情報を良好に読み取ることができる。また、こ
の原稿カセット10は、フイルムマウント28がない他
の原稿を支持する原稿カセットと同様の支持ガラス板1
4およびカバーガラス板16を用いているため、前記他
の原稿カセットと同一の条件でシェーディング補正等の
作業を行うことができる。従って、作業効率が向上する
とともに、画像読取装置の構成の簡素化を図ることがで
きる。
【0024】ここで、例えば、支持ガラス板14、カバ
ーガラス板16が表面に凹凸のあるナングレアガラスか
らなる場合、照明光Lが平行光束であると、その光路が
屈折によって読み取りレンズ42より外れてしまう場合
が生じ、これによって画像データに暗部が生じ、支持ガ
ラス板14、カバーガラス板16の凹凸が鮮明となって
しまう。これに対して、本実施例のコンデンサレンズ4
0a、40bを用いると、照明光Lが原稿S上で収束さ
れてスリット像が形成された後、発散光として原稿Sを
透過して読み取りレンズ42に入射する。この場合、照
明光Lは、少なくともその一部が前記読み取りレンズ4
2に入射するため、得られた画像データに対する支持ガ
ラス板14、カバーガラス板16における凹凸の影響が
弱められることになる。
【0025】なお、本実施例においては、一つの原稿カ
セット10に対して135フイルムからなる二枚の原稿
Sをセットした場合について説明したが、溝14a、1
6bの形状を変更し、ブローニ用フイルム等の他のサイ
ズの原稿に対しても適用可能なことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る原稿カセットによれば、以
下の効果が得られる。
【0027】すなわち、原稿を挟持する支持板に凹部を
画成し、該凹部にフイルムマウントを挿入することによ
り、フイルムマウントから原稿を取り外すことなく、原
稿の画像情報を読み取ることが可能である。また、フイ
ルムマウントが前記凹部に挿入されているため、前記原
稿が前記支持板に直接挟持され、湾曲することがなく、
従って、画像情報が良好に読み取れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿カセットの概略構成斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る原稿カセットに原稿を装填した場
合の縦断面図である。
【図3】本発明に係る原稿カセットを読み取る画像読取
光学系の全体構成図である。
【符号の説明】 10…原稿カセット 14…支持ガラス板 14a、16a…溝 16…カバーガラス板 28…フイルムマウント 30…画像読取光学系

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する枠体と、 フイルムマウントに担持されたシート状原稿を挟持し、
    少なくとも一方が透明な材料より形成されるとともに、
    前記開口部に装着される一組の支持板とを備え、 前記支持板の少なくとも一方には、前記フイルムマウン
    トに対応する部分に凹部が画成されることを特徴とする
    原稿カセット。
JP6490492A 1992-03-23 1992-03-23 原稿カセット Pending JPH05273735A (ja)

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JP6490492A JPH05273735A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 原稿カセット

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