JPH05273667A - プリンタプロセッサ - Google Patents

プリンタプロセッサ

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Publication number
JPH05273667A
JPH05273667A JP7066792A JP7066792A JPH05273667A JP H05273667 A JPH05273667 A JP H05273667A JP 7066792 A JP7066792 A JP 7066792A JP 7066792 A JP7066792 A JP 7066792A JP H05273667 A JPH05273667 A JP H05273667A
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JP
Japan
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sorter
print
photographic
prints
unit
Prior art date
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Application number
JP7066792A
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English (en)
Inventor
Yuji Takenaka
裕二 竹中
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照合作業の作業性を向上させることができる
プリンタプロセッサを得る。 【構成】 照合作業を行う作業者25は、ネガフィルム
が挿入されたネガシートSが集積されるシート収積部2
9の近傍の所定の作業位置に位置し、第2ソータ36の
収容部に収容された写真プリントPとネガシートSとを
照合する。作業者25によってスイッチ27またはフッ
トスイッチ31がオンされて収容部の移動が指示される
と、前記いずれかのスイッチがオンされている間、すな
わち移動が指示されている間は、写真プリントPを収容
している収容部が作業者25が位置している作業位置へ
向けて矢印H方向へ連続移動するように図示しない駆動
手段を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタプロセッサに係
り、特に、循環移動可能に配列された複数の収容部を備
えプリントを1件のオーダ毎に異なる収容部に収容する
ソータを有するプリンタプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】写真処理工程において、印画紙はプリン
タによってネガフィルムに記録された画像が焼付けされ
ると共に、画像1コマ毎にカットマークが付与され、1
件のオーダに対応する所定コマ毎にソートマークが付与
される。プリンタで画像等が焼付けされた印画紙は、プ
ロセッサで現像、定着、水洗、乾燥の各処理が行われた
後に前記カットマークに基づいて画像1コマ毎に切断さ
れ、多数枚のプリントとなる。各プリントは、前記ソー
トマークに基づいて1件のオーダ分毎にまとめられてネ
ガフィルムと照合され、対応するネガフィルムと共に袋
詰めされて出荷される。
【0003】一方、最近は例えば焼付工程から照合工程
までを単一の装置で自動的に処理するようにしたプリン
タプロセッサが普及しつつある。このプリンタプロセッ
サでは、照合工程での照合作業を容易に行うために、多
数の収容部を備え多数枚のプリントをオーダ1件分毎に
異なる収容部に収容、保管するようにしたソータが取付
けられている。また、ネガフィルムを数コマ毎のピース
ネガに切断してネガシートに挿入し、さらにネガシート
をオーダ1件分のピースネガを収容したネガシート毎に
切断して集積するカットインサータも設けられている。
【0004】作業者は、集積されたネガシートの取り出
しが可能で、かつソータに近接した所定の作業位置に座
り、ソータの収容部に収容されたプリントを取り出すと
共にピースネガが挿入されて集積されたネガシートを取
り出して両者を照合し、特定のオーダに対応するプリン
トとネガフィルムとを同一のDP袋に詰める照合作業を
行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
に照合作業を行う作業者は、ネガシートの集積部とソー
タとに手の届く範囲内に位置する必要があるので、適切
な作業位置が限られている。一方、ソータの収容部にプ
リントを挿入する挿入部は固定配置されており、前記ソ
ータは、1件分のプリントが仕上がる毎に収容部をステ
ップ移動させて隣接する収容部を順次前記挿入部に対応
させる。また、照合作業は仕上がったプリントから順に
行うことが一般的であるので、前記ソータは、1件分の
プリントが仕上がる毎にプリントを収容している収容部
の先頭が照合作業を行う作業者に徐々に近づくように配
置されている。
【0006】従って、プリントを収容している収容部が
作業者の手の届く範囲の外にある場合には、前記収容部
が前記範囲内に移動するまで作業者が作業を中断する
か、またはネガシートの集積部に手の届く位置と前記プ
リントを収容する収容部に手の届く位置との間を往復し
て作業を行う必要があり、照合作業の作業性が良くなか
った。また、作業者がソータの全ての収容部に手が届く
ように収容部の数を少なくした場合、ソータに収容可能
なプリントの件数が少なくなるので、短時間で全ての収
容部がプリントを収容した状態となり、作業者がプリン
タプロセッサから長時間離れることができなくなる。
【0007】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、照合作業の作業性を向上させることができるプリン
タプロセッサを得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係るプリンタプロセッサは、ネガフィルムに
記録された画像を印画紙に焼付けるプリンタ部と、画像
が焼付けされた印画紙を処理しプリント毎に切断する処
理部と、循環移動可能に配列された複数の収容部を備え
前記プリントを1件のオーダ毎に異なる収容部に収容す
るソータと、前記ソータの収容部に収容されたプリント
と前記ネガフィルムとを照合するための照合台と、を備
えたプリンタプロセッサであって、前記ソータの複数の
収容部を移動させる駆動手段と、前記収容部の移動を指
示する指示手段と、前記指示手段によって収容部の移動
が指示されている間はプリントを収容している収容部が
所定方向へ連続移動され収容部の移動が指示されていな
いときには収容部が間欠移動されるように前記駆動手段
を制御する制御手段と、を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】
【作用】本発明では、収容部の移動を指示する指示手段
を設け、指示手段によって収容部の移動が指示されてい
る間はプリントを収容している収容部が所定方向へ連続
移動されるように制御する。従って、前記所定方向を、
照合作業を行う作業者の作業位置へ向かう方向と一致さ
せれば、作業者が所望するときに指示手段を介して収容
部の移動を指示すると、指示している間はプリントを収
容した収容部が作業者の手の届く範囲へ向けて連続移動
するので、作業を中断したり、ネガシートの集積部に手
の届く位置と前記プリントを収容する収容部に手の届く
位置との間を往復して作業を行う必要がなく、照合作業
の作業性が向上する。
【0010】なお、前記指示手段としては例えば作業者
が足で操作可能なフットスイッチ等を適用することが好
ましい。照合作業を行う作業者はプリントとネガフィル
ムとを取扱うので両手が塞がっていることが一般的であ
るが、フットスイッチであれば容易に操作することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1から図4には本発明が適用されたプリ
ンタプロセッサ10が示されている。最初に、このプリ
ンタプロセッサ10の全体構成を説明する。
【0012】(全体構成)このプリンタプロセッサ10
はプロセッサ部12の前方にプリント部13が、後方に
プリント送り出し部14が各々一体的に設けられてい
る。プリント部13には、予め現像処理されたネガフイ
ルムFがリール16に巻取られた状態でセットされる。
ネガフィルムFは先端部がリール16から引出されて図
示しない搬送手段によって搬送され、焼付位置に配置さ
れたネガマスク18を介して矢印A方向へ送り出され
る。
【0013】ネガマスク18の上方には光学系19が設
けられており、ネガマスク18の下方には光源部22が
設けられている。光学系19の上方には、ロール状に巻
き取られた長尺状の印画紙を収容するマガジン21が装
填されている。プリント部13では、マガジン21から
引出された印画紙に焼付位置に位置決めされたネガフイ
ルムFの画像を焼付け、1画像コマ毎にカットマーク付
与すると共にオーダ1件分毎にソートマークを付与し、
プロセッサ部12内へ搬送する。
【0014】プロセッサ部12内には図示しない現像
槽、定着槽、水洗槽、乾燥部等が順次配列されている。
プロセッサ部12内で現像、定着、水洗、乾燥の各処理
が施された印画紙は、プロセッサ部12の下流側に配置
されたプリント送り出し部14で1画像コマ毎にカット
され、写真プリントPとして送り出される(図1矢印D
方向)。
【0015】プリント送り出し部14から送り出された
写真プリントPは横ソータ32に収積される。この横ソ
ータ32には第1ソーター34が隣接配置されている。
横ソータ32にオーダ1件分の写真プリントPが収積さ
れると、横ソータ32は写真プリントPを第1ソータ3
4へ移動させる。第1ソータ34に移動された写真プリ
ントPは矢印F方向へ搬送され、第1ソータ34に隣接
する第2ソータ36へ送られる。
【0016】一方、ネガマスク18から矢印A方向に送
り出されたネガフイルムFは、複数個の案内ローラ24
によって矢印A方向と直交する矢印B方向へ案内され、
ネガカットインサータ26へ搬送される。このネガカッ
トインサータ26にはネガフイルムFの駒位置を検知し
ネガフイルムFを各オーダ毎に切断し、さらに数コマ毎
(一例として6コマ毎)のピースネガに切断するカッタ
ーを備えている。ピースネガを収容するためのネガシー
トSはシートリール28に巻き取られており、ピースネ
ガはネガ挿入部102においてシートリール28から引
き出されたネガシートS内へ順次挿入される。ネガシー
トSは1オーダ分のネガフイルムFを収容すると切断部
104で切断され、シート収積部29内に集積される。
【0017】なお図11に示すように作業者25は、シ
ート収積部29に集積されたネガシートSに手が届き、
かつ第2ソータ36に収容された写真プリントPに手が
届く所定の作業位置に、第2ソータ36に沿って配設さ
れた照合台30に向かって(矢印C方向)座り、照合作
業を行う。すなわち、シート収積部29に集積されたネ
ガシートS及び第2ソータ36に収容された写真プリン
トPを取出して画像を照合し、1件のオーダに対応する
写真プリントPとネガフイルムFが収容されたネガシー
トSとを同一のDP袋に袋詰めする。
【0018】なお、作業者25の近傍には第2ソータ3
6を連続移動させるための指示手段として、手元にはス
イッチ27が、足元にはフットスイッチ31が、各々配
設されている。スイッチ27及びフットスイッチ31は
制御回路96に接続されている(図10参照)。次にプ
リント送り出し部14、横ソータ32、第1ソータ3
4、第2ソータ36の詳細を説明する。
【0019】(プリント送り出し部14の構成)図10
に示すように、プリント送り出し部14には印画紙搬送
路近傍に配置され印画紙に付与されたカットマークを検
出するカットマークセンサ94と、ソートマークを検出
するソートマークセンサ95と、が配設されている。カ
ットマークセンサ94及びソートマークセンサ95は制
御回路96に接続されており、検出結果を制御回路96
へ出力する。なお、プリンタプロセッサ10は幅寸法の
異なる複数種類の印画紙を処理可能とされているが、プ
リント送り出し部14を含む各処理部では、印画紙の幅
寸法に拘わらず幅方向の中心付近が略一定の位置を移動
するように印画紙を搬送する。
【0020】また印画紙搬送路に沿って配設された複数
の搬送ローラのうちの1つはエンコーダ97に連結され
ており、エンコーダ97は制御回路96に接続されてい
る。前記搬送ローラは印画紙の搬送量に応じて回転し、
この回転はエンコーダ97に伝達されて搬送ローラの回
転量、すなわち印画紙の搬送量に応じたパルス数のパル
ス信号に変換され、制御回路96へ出力される。
【0021】カットマークセンサ94配設部位の下流側
には、印画紙搬送路を挟んで一対のカッタ98が対向配
置されている。カッタ98は制御回路96に接続されて
おり、制御回路96からの信号によって印画紙を1画像
コマ毎に切断する。切断された印画紙は写真プリントP
として、図5に示す送り出し口14Aを介してプリント
送り出し部14から送り出され、横ソータ32の後述す
る収容板42へ向けて自重によって落下され、収容板4
2上に写真プリントPの厚さ方向が水平に対して所定角
度を成すように集積される。
【0022】なお、図5では送り出し口14Aの下方に
支持部材99が装着されている。支持部材99は着脱自
在とされており、送り出される写真プリントPの長手方
向寸法が小さい場合に装着され、送り出された写真プリ
ントPの下面を支持して収容板42への落下を安定させ
る役目を有している。
【0023】(横ソータ32の構成)図5に示すよう
に、横ソータ32は上方に向けて開放された略コ字型の
収容板42を備えている。また、プリント送り出し部1
4のケーシングの上部には、ブラケット37を介してガ
イドとしての帯状のテープ38が取付けられており、テ
ープ38の先端部は収容板42の底部付近まで延設され
ている。テープ38は可撓性を有する部材(例えばフィ
ルムのベースとして用いられるポリエステル等)で形成
されており、幅寸法がプリンタプロセッサ10で処理可
能な最も幅寸法の小さい印画紙よりも小さくされてい
る。また、テープ38の中間部は、送り出し口14Aか
ら送り出された写真プリントPが収容板42へ向けて落
下した時の写真プリントPの幅方向中心付近の移動軌跡
に略沿うように配設されている。
【0024】プリント送り出し口14Aを介して送り出
される写真プリントPは、プロセッサ部12における乾
燥処理で加熱され幅方向の一端から他端に亘って湾曲し
た状態、すなわちカールした状態となっている。テープ
38は写真プリントPのカールの内側となる面に対応す
るように配設されている。
【0025】一方、収容板42を挟んでプリント送り出
し部14の反対側には、収容板42の上部に斜め方向に
沿うようにプレート39が取付けられており、このプレ
ート39にはブラケット41を介して押圧部材としての
帯状のテープ40が取付けられている。テープ40もテ
ープ38と同様に可撓性を有する部材で形成されてい
る。テープ40の先端部は収容板42の底部付近まで延
設されてテープ38の先端部付近と接触している。
【0026】また、収容板42の第1ソータ34側の端
部近傍には、ガイドロッド33が取付けられている。ガ
イドロッド33はプレート39が取付けられている側か
ら突出しており、収容板42のプリント送り出し部14
側の側壁との距離が第1ソータ36側へ向けて徐々に小
さくなるように屈曲されている(図3も参照)。これに
より、収容板42上に集積され後述するロッド50に押
圧されて移動される写真プリントPの通路は、幅が写真
プリントPの移動方向下流側、すなわち第1ソータ34
側へ向けて徐々に小さくなるように形成されている。
【0027】図6に示すように、収容板42の第1ソー
タ34側の端部には、図示しない支持部材によって回転
可能に支持されたシャフト43が配置されており、シャ
フト43の両端には一対のスプロケットホイル44A、
44Bが固着されている。また、長手方向他端側にも、
同様に一対のスプロケットホイル46A、46Bが固着
されたシャフト45が配置されている。スプロケットホ
イル44A及び46Aとスプロケットホイル44B及び
46Bとには各々無端のチェン47が掛け渡されてい
る。チェン47はモータ48(図10参照)の駆動力が
伝達されて回転する。モータ48はドライバ49を介し
て制御回路96に接続されており、制御回路96によっ
て駆動が制御される。
【0028】2本のチェン47の間には2本のロッド5
0が掛け渡されて固定されている。収容板42のコ字状
の両脚部には、チェン47が回転されたときのロッド5
0の移動軌跡に対応して長手方向に沿って溝51が設け
られている。従って、チェン47が回転されるとロッド
50は溝51を通って収容板42の内側を移動し、さら
にチェン47が回転されるとロッド50は収容板42の
下方を通って循環移動される。モータ48はロッド50
が収容板42の内側を矢印E方向に移動するようにチェ
ン47を回転させる。これにより、収容板42内に集積
された写真プリントPはロッド50に押圧され矢印E方
向、すなわち第1ソータ34へ向けて移動され、横ソー
タ32に対応する挿入部60に位置している収容部(後
述)内に収容される。
【0029】(第1ソータ34の構成)第1ソータ34
は、横ソータ32と略同高さに配置される上スプロケッ
トホイル54と、上スプロケットホイル54の斜め下方
に回転軸が平行となるように配置された下スプロケット
ホイル55と、を備えている。前記一対のスプロケット
には無端チェン56が巻き掛けられている。この無端チ
ェン56には、一端側が略直角に屈曲されて取付部58
Aが形成された多数枚の収容板58が、一定のピッチPT
隔てて無端チェン56から直角に突出するように取付け
られている。
【0030】対向する収容板58の間は写真プリントP
の収容部とされており、前記挿入部60に位置している
収容部に写真プリントPが挿入されると、収容部の底部
を形成する前記取付部58Aは写真プリントPの下側の
エッジを支持する。この状態で、収容部に配置された写
真プリントPは該収容部と斜め下方に配置された収容部
とを区画する収容板58に寄りかかって支持されること
になり、前記収容板58は写真プリントPの重量によっ
て多少の撓みが生ずる。
【0031】無端チェン56はモータ62(図10参
照)の駆動力が伝達されて矢印F方向に移動され、これ
に伴って収容部が循環移動され、挿入部60で写真プリ
ントPが挿入された収容部は第2ソータ36に対応する
取出部61へ向けて移動される。なお、モータ62はド
ライバ63を介して制御回路96に接続されており、制
御回路96によって駆動が制御される。
【0032】図6に示すように、第1ソータ34の取出
部61と第2ソータ36の挿入部88との間には、案内
ロッド66が配設されている。案内ロッド66は、図示
しないフレームに取付けられたブラケットに長手方向中
間部が固着されて配置されている。案内ロッド66は一
端が第1ソータ34の取出部61に入り込んでおり、他
端は第2ソータ36の挿入部60に入り込んでいる。こ
のため、前記一端と収容板58とが当接しないように各
収容板58には切欠部58Bが形成されている。なお、
案内ロッド66の両端は第1ソータ34、第2ソータ3
6の幅方向中央部よりも外方に延長されており、写真プ
リントPを確実に支持できるようになっている。
【0033】取出部61へ至った第1ソータ34の収容
板58は下スプロケットホイル55への巻掛部付近で反
転される。写真プリントPに寄り掛かられている収容板
58の反転時には、収容板58が案内ロッド66よりも
下方へ回転した状態で前記写真プリントPが案内ロッド
66に受け渡される(図7参照)。なお、図7に示すよ
うに、写真プリントPの長手方向寸法が大きい場合に
は、写真プリントPはプリンタプロセッサ10のケーシ
ング64の端部にも支持されることになる。
【0034】第1ソータ34の取出部61を挟んで第2
ソータ36配設部位の反対側にはプッシャー68が配置
されている。プッシャー68はスライドバー69の一端
に固着されており、スライドバー69はローラ46によ
って写真プリントPの送り出し方向(矢印G方向)に移
動可能とされている。スライドバー69はレバー70の
先端部付近に連結されており、レバー70は中間部がク
ランク71へ連結されている。クランク71はモータ7
2の駆動軸に取付けられている。モータ72はドライバ
73を介して制御回路96に接続されている(図10参
照)。クランク71がモータ72の駆動力によって回転
されるとレバー70が往復揺動し、プッシャー68が第
2ソータ36へ往復移動される。
【0035】図9に示すように、プッシャー68には切
欠68Aが設けられており、前記案内ロッド66に干渉
することなく案内ロッド66に支持された写真プリント
Pに接触し、写真プリントPを第2ソータ36へ向けて
矢印G方向に送り出す。またプッシャー68には、写真
プリントPとの接触時に写真プリントPの上面に対応す
る辺と、下面に対応する辺と、の各々に、第2ソータ3
6へ向けて突出するフランジ68B、68Cが形成され
ている。
【0036】図8に示すように、第1ソータ34の取出
部61よりも若干上流側、より詳しくは第1ソータ34
の取出部61よりも収容部の1ピッチ分だけ上流側には
リミットスイッチ74が設けられている。リミットスイ
ッチ74の検出アーム74Aは収容板58の切欠部58
Bと反対側に設けられた切欠部58C内へ入り込んでお
り、収容板58に支持されている写真プリントPの端部
と当接して写真プリントPの有無を検出できるようにな
っている。リミットスイッチ74は制御回路96に接続
されており、検出結果を制御回路96へ出力する。
【0037】また、取出部61を挟んでプッシャー68
側には発光素子76Aが、第2ソータ36側には受光素
子76Bが各々配設されている。これら発光素子76A
及び受光素子76Bはセンサ76(図10参照)を構成
しており、制御回路96に接続されている。発光素子7
6Aから射出された光は、取出部61に写真プリントP
が存在していない場合には受光素子76Bで受光され、
写真プリントPが存在している場合には該写真プリント
Pによって反射され受光素子76Bに到達しないように
なっている。これにより、写真プリントPが取出部61
に存在しているか否かが検出される。
【0038】(第2ソータ36の構成)第2ソータ36
は、同高さに配置された第1スプロケットホイル82と
第2スプロケットホイル83との間に無端チェン84が
掛け渡されており、この無端チェン84に収容板86の
取付部86Aが固着されて収容部が形成されている。無
端チェン84は本発明の駆動手段を構成するモータ78
(図10参照)の駆動力が伝達されることによって矢印
H方向に回転し、これに伴って収容板86及び各収容部
が循環移動される。モータ78はドライバ79を介して
制御回路96に接続されており、制御回路96によって
駆動が制御される。なお、前述のフットスイッチ31も
制御回路96に接続されている。
【0039】これらの収容板86にも第2ソータ36側
へ突出する案内ロッド66の端部に対応して切欠部86
Bが形成されている。第2ソータ36は第1ソータ34
の取出部61に対応した部分が挿入部88とされ、水平
方向の反対側にある第2スプロケットホイル83に対応
した部分が取出部89とされている。挿入部88から取
出部89の間で写真プリントPを取り出せない場合には
収容板86が第2スプロケットホイル83を中心にして
反転して下方へ移動するので、収容された写真プリント
Pは載置部92(図2参照)に落下されるようになって
いる。
【0040】図7及び図8に示すように、第1ソータ3
4の取出部61及び第2ソータ36の挿入部88におい
て、収容板86は案内ロッド66よりも若干下方に配置
された状態で移動が停止され、収容板58はこの収容板
86よりもさらに下方に配置された状態で移動が停止さ
れる。従って、案内ロッド66上へ載置された写真プリ
ントPはプッシャー68がモータ72で矢印G方向に駆
動されると一端66Aから一端66B上へスライドし、
第2ソータ36の収容板86よりも若干だけ上方に移動
される。この状態で第2ソータ36が矢印H方向に移動
すると一端66B上に載置されている写真プリントPが
収容板86に掬い取られて第2ソータ36へ受け渡され
るようになっている。
【0041】この受渡し動作を円滑に行うために第2ソ
ータ36のスプロケットホイル82は第1ソータ34の
スプロケットホイル55よりも、長さLだけ下方に配置
されている(図7参照)。
【0042】なお、第2ソータ36の取出部89の直前
等の必要位置には、各収容部にある写真プリントPの有
無を検出するためのセンサ90(図2及び図3参照)が
設けられており、このセンサ90は収容板86の切欠部
86Bに対応している。
【0043】(本実施例の作用)次に、図12乃至図1
5のフローチャートを参照して本実施例の作用を説明す
る。まず図12のフローチャートを参照して本実施例の
メインルーチンを説明する。なお、このメインルーチン
は、プロセッサ部12で処理された印画紙の先端部がプ
リント送り出し部14に到達すると実行される。
【0044】ステップ200では制御回路96のメモリ
上に設けられたフラグ用のエリアを「0」にすると共
に、後述するカウンタのカウント値を「0」にする。ス
テップ202では印画紙を搬送する。この搬送に伴って
搬送路に沿って複数配設された搬送ローラが回転し、エ
ンコーダ97から印画紙の搬送量に応じたパルス数のパ
ルス信号が出力される。ステップ204ではカットマー
クセンサ94が印画紙のエッジ等に付与されるカットマ
ークを検出したか否か判定する。ステップ204の判定
が否定された場合にはステップ202へ戻り、ステップ
204の判定が肯定されるまで印画紙の搬送を継続す
る。
【0045】ステップ204の判定が肯定されるとステ
ップ206へ移行し、前記フラグ用のエリアが「0」か
否か判定する。ステップ206の判定が肯定されると、
ステップ208でカウント値が「0」か否か判定する。
ステップ208の判定が肯定された場合には、ステップ
210でエンコーダ97から入力されるパルス信号のパ
ルス数のカウントを開始する。ステップ214では印画
紙をカットマークセンサ94配設部位とカッタ98配設
部位との距離に相当する所定距離だけ搬送した後に、カ
ッタ98を作動させて印画紙のカット処理を行う。この
とき、カットマークが付与された部分が除去されるよう
にカッタ98は2回作動される。これにより、印画紙先
端の不要部分が除去される。
【0046】ステップ216では印画紙に付与されたソ
ートマークがソートマークセンサ95によって検出され
たか否か判定する。ステップ216の判定が否定された
場合にはステップ202へ戻り、印画紙の搬送を再開す
る。再びカットマークが検出されると、ステップ20
4、206の判定が肯定されると共に、パルス数のカウ
ントが行われているのでステップ208の判定が否定さ
れ、ステップ212でカウントを停止すると共に現在の
カウント値を記憶する。この記憶したカウント値は1件
のオーダの先頭の写真プリントPの長手方向寸法に対応
している。また本ステップ212ではフラグ用のエリア
を「1」にする。これにより、次にフラグ用エリアが
「0」にされるまでの間はステップ206の判定が否定
され、パルスのカウントは行われない。
【0047】次のステップ214でのカット処理によ
り、切断された印画紙の先端部は写真プリントPとして
送り出し口14Aを介して送り出され、横ソータ32の
収容板42へ向けて落下する。このとき、写真プリント
Pはプロセッサ部12における乾燥処理で加熱されて幅
方向の一端から他端に亘って湾曲した状態、すなわちカ
ールした状態となっている。しかしながら、送り出し口
14Aの外方には、プリント送り出し部14から収容板
42に亘り写真プリントP落下時の幅方向中心付近の移
動軌跡に略沿うようにテープ38が配設されているの
で、図16に示すように写真プリントPは幅方向中心付
近がテープ38に対応した状態で矢印D方向へ落下され
る。
【0048】前述のように、写真プリントPは幅方向の
一端から他端に亘ってカールしており、テープ38の幅
寸法は写真プリントPのプリントの幅寸法よりも充分小
さいので、、プリントが落下している状態でテープ38
の幅方向両端部が写真プリントPに接触し、写真プリン
トPが幅方向(矢印D方向と直交する方向)に移動する
ことが制限され、収容板42上のおおよそ一定の位置に
落下する。ステップ216の判定が肯定されるまではス
テップ202乃至ステップ216の処理が繰り返される
ので、プリント送り出し部14から1件のオーダに対応
する写真プリントPが次々に送り出され、収容板42に
向けて落下する。
【0049】これにより、収容板42上に既に落下して
集積されている写真プリントPは、落下してくる写真プ
リントPに接触し干渉することがあるが、収容板42上
に落下して集積されている写真プリントPは可撓性を有
するテープ40の撓みにより幅方向中心付近が厚さ方向
(図16矢印I方向)へ押圧されているので、幅方向へ
の移動が制限される。さらに収容板42上の写真プリン
トPの集積量が徐々に増加し、集積された写真プリント
P全体の厚み寸法が大きくなっても、テープ40の撓み
量が大きくなることによってさらに押圧力が増加される
ので、写真プリントPは幅方向位置が一定の状態で安定
して収容板42上に集積される。
【0050】1件のオーダに対応する写真プリントPが
集積されると、ソートマークセンサ95によってソート
マークが検出され、ステップ216の判定が肯定され、
ステップ218へ移行する。ステップ218では前記ス
テップ212で記憶したカウント値が所定値以上か否か
判定する。前記所定値としては、例えば長手方向寸法が
110mm の場合のパルス数のカウント値が設定されてお
り、写真プリントPの長手方向寸法が110mm 未満(例え
ばEサイズ、Lサイズ等)であれば前記判定が否定さ
れ、ステップ220でメモリ上に設けられた第1ソータ
34の移動ピッチ格納用のエリアを「1」とする。ま
た、長手方向寸法が110mm 以上(例えばブローニサイ
ズ、パノラマサイズ等)であれば前記判定が肯定され、
ステップ222で前記移動ピッチ格納用のエリアを
「2」にする。
【0051】次のステップ224ではソータ駆動処理を
行う。このソータ駆動処理の詳細については後述する。
次のステップ226では例えば印画紙の後端を検出する
ことにより処理する写真プリントPが無くなったか否か
判定する。ステップ226の判定が否定された場合には
ステップ200へ戻り、フラグ用のエリア及びカウント
値を「0」にして上記処理を繰り返す。これにより次の
1件のオーダに対しても、対応する写真プリントPを1
枚毎にカットすると共に、先頭の写真プリントPの長手
方向寸法を検出する。なお、ステップ226の判定が肯
定された場合には本メインルーチンの処理を終了する。
【0052】次に、図13のフローチャートを参照して
ソータ駆動処理の詳細を説明する。なお本ルーチンが実
行されるときには、前述のように横ソータ32の収容板
42上には1件のオーダに対応する写真プリントPが集
積されており、かつ移動ピッチ格納用のエリアに「1」
または「2」が設定されている。
【0053】ステップ250ではリミットスイッチ74
がオンか否か判定する。リミットスイッチ74がオフの
場合は検出アーム74Aが写真プリントPに接触してい
ない状態であり、第1ソータ34の取出部61よりも収
容部の1ピッチ分だけ上流側の収容部に写真プリントP
が収容されていない。この場合にはステップ252でモ
ータ62を駆動して第1ソータ34を収容部の1ピッチ
分だけ下流側(矢印F方向)へ移動させ、ステップ26
0へ移行する。
【0054】一方、リミットスイッチ74がオンの場合
は検出アーム74Aが写真プリントPに接触している状
態であり、取出部61よりも1ピッチ分上流側の収容部
に写真プリントPが収容されている。この場合には、ス
テップ254で前記ステップ252と同様に第1ソータ
34を移動させる。これにより、前記リミットスイッチ
74によって検出された写真プリントPは、収容板58
の移動に伴って取出部61へ移動され、収容板58が案
内ロッド66よりも下方へ移動することによって案内ロ
ッド66に支持されることになる。次のステップ256
では、前記写真プリントPを第1ソータ34から第2ソ
ータ36へ横移動させる横送り処理を行う。
【0055】この横送り処理の詳細について、図14の
フローチャートを参照して説明すると、ステップ300
ではモータ72を駆動しプッシャー68を往復移動させ
る。これにより、取出部61に位置している写真プリン
トPは、大体の場合、プッシャー68によって幅方向一
端が押圧されると共に、上面及び下面がプッシャー68
に形成されたフランジ68B、68Cに接触し押圧によ
ってカールの度合いが大きくなることが制限され、第2
ソータ36の挿入部88へ移動される。
【0056】ステップ302ではセンサ76から入力さ
れる信号に基づいて、取出部61に写真プリントPが残
っているか否か判定する。ステップ302の判定が否定
された場合には本横送り処理を終了する。例えば全ての
写真プリントPを移動することができず、1件分の写真
プリントPのうちの一部が取出部61に残って等により
ステップ302の判定が肯定された場合には、ステップ
304で前記ステップ300と同様に再度プッシャー6
8を往復移動させる。これにより、例えば取出部61に
残っていた写真プリントPが移動される等により、殆ど
の場合に写真プリントPは第2ソータ36の挿入部88
へ移動される。ステップ306では前記ステップ302
と同様に取出部61に写真プリントPが残っているか否
か判定する。ステップ306の判定が否定された場合に
は写真プリントPの横送り処理を終了する。
【0057】ステップ306の判定も肯定された場合に
は何らかの理由で写真プリントPを自動的に横送りする
ことができないと判断し、ステップ308でアラームを
発してオペレータに報知し、ステップ310で再駆動の
指示が有るまで待機する。オペレータは前記アラームに
よって異常を検知し、例えば取出部61に位置している
写真プリントPのカールを直す等の対策を講じ、再駆動
を指示する。これにより、ステップ310の判定が肯定
されたステップ300へ戻り、上記と同様に横送り処理
を行う。このように、プッシャー68を2回動作させて
も写真プリントPを移動させることができなかった場合
にアラームを発するので、アラームを発する回数が減少
しオペレータの負担を減らすことができる。
【0058】横送り処理が終了し写真プリントPの第2
ソータ36への移動が完了すると図13のフローチャー
トのステップ258へ移行し、モータ78を駆動して第
2ソータ36を収容部の1ピッチ分だけ下流側(矢印H
方向)へ移動させ、ステップ260へ移行する。なお、
この時点ではステップ252またはステップ254の処
理が実行されているので、第1ソータ34は収容部1ピ
ッチ分だけ移動されている。ステップ260では移動ピ
ッチ格納用のエリアが「2」となっているか否か判定す
る。
【0059】ステップ260の判定が否定された場合に
は、横ソータ32の収容板42に集積されている写真プ
リントPが、長手方向寸法が所定値未満の写真プリント
であると判断し、ステップ272へ移行する。ステップ
272ではロッド50が収容板42の内側を矢印E方向
へ移動し、かつチェン47が半回転するようにモータ4
8を駆動する。これにより、横ソータ32の収容板42
上に集積されていた写真プリントPがロッド50に押圧
され、第1ソータ34の挿入部60に位置している収容
部へ挿入される。
【0060】このとき写真プリントPは、前述のテープ
38及びテープ40によって幅方向位置が一定となるよ
うに収容板42上に集積されており、さらに写真プリン
トPの移動に伴いガイドロッド33によって湾曲が小さ
くなるように、すなわちカールの度合いが小さくなるよ
うに矯正されるので、写真プリントPを第1ソータ34
へ移動させる際にカールによって搬送不良等が発生する
ことはない。ステップ272の処理を実行するとソータ
駆動処理を終了し、前述のメインルーチンの印画紙カッ
ト処理が再開される。
【0061】一方、ステップ260の判定が肯定された
場合には、ステップ262乃至ステップ270において
ステップ250乃至ステップ258と同様の処理を行
う。これにより、さらに第1ソータ34は収容部1ピッ
チ分だけ移動される。従って、次のステップ272で挿
入部60に位置している収容部に長手方向寸法が所定値
以上の写真プリントPが挿入されるが、このとき前記収
容部の斜め下側の収容部は写真プリントPを収容してい
ない。このため、この斜め下側の収容部が取出部61に
到達したときにプッシャー68が往復移動されてプッシ
ャー68が収容板58と干渉する等の不都合が発生する
ことはない。
【0062】また、長手方向寸法が所定値以上の写真プ
リントPが連続したときには、この写真プリントPは図
17に示すように第1ソータ34の収容部に1つおきに
収容される。このため、これらの写真プリントPを第2
ソータ36へ移動させるためにプッシャー68を移動さ
せても収容板58に干渉することはなく、第1ソータ3
4から第2ソータ36への写真プリントPの移動は円滑
に行われる。
【0063】なお、図13のソータ駆動処理では、第2
ソータ36の収容部を間欠的に移動させている。すなわ
ち、第2ソータ36へ写真プリントPを移動させる横送
り処理(ステップ256、268)を行った場合のみ、
第2ソータ36を移動させる(ステップ258、27
0)ので、写真プリントPは長手方向寸法に拘わらず第
2ソータ36の隣接する収容部に順次収容されることに
なり、第2ソータ36に設けられた多数の収容部を有効
利用することができる。また、第2ソータ36は収容部
が略水平方向に沿って配列されているので、収容部に長
手方向寸法が所定値以上の写真プリントPが収容されて
も収容板86の撓み量は小さく、第2ソータ36からの
写真プリントPの取り出し等に悪影響を及ぼすことはな
い。
【0064】次に図15のフローチャートを参照し、本
実施例のスイッチオン割込みルーチンを説明する。この
ルーチンは、照合作業を行っている作業者25によって
スイッチ27またはフットスイッチ31がオンされて第
2ソータ36の収容部の連続移動が指示されると、割込
みがかかって実行される。
【0065】ステップ350ではモータ78を駆動して
第2ソータ36の収容部を矢印H方向へ移動させる。次
のステップ352ではスイッチ27またはフットスイッ
チ31がオンか否か判定する。作業者は写真プリントP
を収容した収容部が手の届く範囲に到達するまでスイッ
チ27またはフットスイッチ31をオンする。スイッチ
27またはフットスイッチ31がオンされている間はス
テップ352の判定が肯定され、ステップ350が繰り
返し実行されて第2ソータ36の収容部が矢印H方向へ
連続して移動される。
【0066】作業者25の作業位置は前記矢印H方向の
下流側にあるので、写真プリントPを収容している第2
ソータ36の収容部が、作業者25の手の届く範囲外で
ある場合にも前記収容部が作業者25の手の届く範囲へ
向けて連続して移動することになる。このため、作業者
25が照合作業を中断したり、シート収積部29に手の
届く所定の作業位置と写真プリントPを収容している収
容部に手の届く位置との間を往復して作業を行う必要が
なく、照合作業の作業性が向上する。また、より多数件
の写真プリントPを収容するために、例えば第2ソータ
36の収容部の数を多くした場合にも、これによって照
合作業が悪影響を受けることはない。
【0067】作業者は写真プリントPを収容した収容部
が手の届く範囲まで移動するとスイッチ27またはフッ
トスイッチ31をオフする。これによりステップ352
の判定が否定され、ステップ354へ移行する。ステッ
プ354では第2ソータ36の挿入部88の上流側に位
置している収容部のうち、最も挿入部88に近接してい
る収容部を挿入部88に位置決めして処理を終了する。
これにより、次のソータ駆動処理で、前記位置決めした
収容部に写真プリントPが収容されることになる。
【0068】なお、本実施例ではスイッチ27またはフ
ットスイッチ31がオンされた場合に、単にモータ78
を連続駆動して第2ソータ36の収容部を連続移動させ
るようにしていたが、モータ78を高速駆動して収容部
を通常よりも高い移動速度で連続移動させるようにして
もよい。
【0069】また、別途指示手段としてスイッチ等を設
け、該スイッチがオンされた場合には、第1ソータ34
の収容部に収容されている写真プリントPが第2ソータ
36を介して作業者の手の届く範囲内へ移動するよう
に、第1ソータ34の収容部の移動、プッシャー68の
移動及び第2ソータ36の収容部の移動を連動させるよ
う制御してもよい。また、本実施例では第1ソータ34
と第2ソータ36を備えたプリントプロセッサにおいて
本発明を第2ソータ36に適用した例を説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば単一のソ
ータを有するプリンタプロセッサに本発明を適用するこ
ともできる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、指示手
段によって収容部の移動が指示されている間はプリント
を収容している収容部が所定方向へ連続移動されるよう
に制御したので、照合作業の作業性を向上させることが
できる、という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたプリンタプロセッサを示す
斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の正面図である。
【図5】プリント取り出し部及び横ソータ周辺を示す斜
視図である。
【図6】各ソータの概略構成を示す斜視図である。
【図7】第1ソータと第2ソータのプリント受渡し部を
示す側面図である。
【図8】図7の右側面図である。
【図9】第1ソータと第2ソータのプリント受渡し部を
示す斜視図である。
【図10】制御回路及び各機器の接続関係を示すブロッ
ク図である。
【図11】照合作業を行う作業者の作業位置を示す側面
図である。
【図12】本実施例のメインルーチンを説明するフロー
チャートである。
【図13】ソータ駆動処理を説明するフローチャートで
ある。
【図14】プリント横移動処理を説明するフローチャー
トである。
【図15】第2ソータの連続移動が指示されたときの割
込み処理を説明するフローチャートである。
【図16】プリント送り出し部のテープの作用を説明す
るための斜視図である。
【図17】長手方向寸法の大きな写真プリントPが連続
した場合の作用を説明するための第1ソータの側面図で
ある。
【符号の説明】
10 プリンタプロセッサ 12 プロセッサ部 13 プリント部 27 スイッチ 31 フットスイッチ 36 第2ソータ 78 モータ 96 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフィルムに記録された画像を印画紙
    に焼付けるプリンタ部と、画像が焼付けされた印画紙を
    処理しプリント毎に切断する処理部と、循環移動可能に
    配列された複数の収容部を備え前記プリントを1件のオ
    ーダ毎に異なる収容部に収容するソータと、前記ソータ
    の収容部に収容されたプリントと前記ネガフィルムとを
    照合するための照合台と、を備えたプリンタプロセッサ
    であって、前記ソータの複数の収容部を移動させる駆動
    手段と、前記収容部の移動を指示する指示手段と、前記
    指示手段によって収容部の移動が指示されている間はプ
    リントを収容している収容部が所定方向へ連続移動され
    収容部の移動が指示されていないときには収容部が間欠
    移動されるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を設けたことを特徴とするプリンタプロセッサ。
JP7066792A 1992-03-27 1992-03-27 プリンタプロセッサ Pending JPH05273667A (ja)

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