JPH05273073A - 極小物体のリークテスト装置及びその方法 - Google Patents
極小物体のリークテスト装置及びその方法Info
- Publication number
- JPH05273073A JPH05273073A JP6558992A JP6558992A JPH05273073A JP H05273073 A JPH05273073 A JP H05273073A JP 6558992 A JP6558992 A JP 6558992A JP 6558992 A JP6558992 A JP 6558992A JP H05273073 A JPH05273073 A JP H05273073A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- measured
- leak
- leak test
- air tube
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】被測定物体6に予めリークテスト用穴7を設
け、この穴に密着するゴムパッド5を一端に有するエア
チューブを介して真空発生器2からリークテスト媒体と
しての真空を被測定物体6に送り、エアチューブ3に接
続した真空センサ4により被測定物体6の真空度を検出
し、リークの有無を判定する。真空発生器2には圧縮空
気の圧力を制御するレギュレータ1を接続する。 【効果】物体内部の真空度を直接測定することにより極
小物体のリークテストが精度良く且つ安価に実現でき
る。
け、この穴に密着するゴムパッド5を一端に有するエア
チューブを介して真空発生器2からリークテスト媒体と
しての真空を被測定物体6に送り、エアチューブ3に接
続した真空センサ4により被測定物体6の真空度を検出
し、リークの有無を判定する。真空発生器2には圧縮空
気の圧力を制御するレギュレータ1を接続する。 【効果】物体内部の真空度を直接測定することにより極
小物体のリークテストが精度良く且つ安価に実現でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は極小物体のリークテスト
方法及びその装置に関する。
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエアリークテスト方法の
構成を図2に示す。先ず、バルブ12及び13を閉じ、
バルブ9,10,11を開き、レギュレータ8を介して
圧縮空気を管路A及びBに導入する。一定時間が経過し
たならばバルブ9及び10,11を閉じる。この時点で
差圧計18は管路A,Bとの圧力差がない為につり合っ
ている。
構成を図2に示す。先ず、バルブ12及び13を閉じ、
バルブ9,10,11を開き、レギュレータ8を介して
圧縮空気を管路A及びBに導入する。一定時間が経過し
たならばバルブ9及び10,11を閉じる。この時点で
差圧計18は管路A,Bとの圧力差がない為につり合っ
ている。
【0003】次にバルブ12及び13を開くと、圧力室
14及び15に空気が送られる。圧力室14には測定し
ようとする被測定物体16が、また圧力室15には被測
定物体16と同形状をした漏れない測定物体17が置い
てある。被測定物体16にリークがなければ管路AとB
は平衡を保ち、差圧計18がつり合うが、被測定物体1
6にリークがあれば管路Aが管路Bより圧力が低くなる
為、差圧計18により検知し、被測定物体16が不良品
と判別する事ができる。
14及び15に空気が送られる。圧力室14には測定し
ようとする被測定物体16が、また圧力室15には被測
定物体16と同形状をした漏れない測定物体17が置い
てある。被測定物体16にリークがなければ管路AとB
は平衡を保ち、差圧計18がつり合うが、被測定物体1
6にリークがあれば管路Aが管路Bより圧力が低くなる
為、差圧計18により検知し、被測定物体16が不良品
と判別する事ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のエアーリー
クテスト方法では、管路A及Bの容積に比べ測定しよう
とする物体が極めて小さい場合、リークによる圧力差が
小さく、差圧計では検知し得ない場合があった。また、
測定しようとする物体を圧力室に密閉しなければなら
ず、装置が大掛かりとなり自動化が難しかった。
クテスト方法では、管路A及Bの容積に比べ測定しよう
とする物体が極めて小さい場合、リークによる圧力差が
小さく、差圧計では検知し得ない場合があった。また、
測定しようとする物体を圧力室に密閉しなければなら
ず、装置が大掛かりとなり自動化が難しかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の極小物体のリー
クテスト装置は、予めリークテスト用の穴を設けた被測
定物体と、リークテストする媒体としての真空を発生さ
せる真空発生器と、前記被測定物体と前記真空発生器と
を接続するエアチューブと、このエアチューブの一端に
設けられ前記被測定物体の前記穴に密着するゴムパッド
と、前記エアチューブに接続して前記被測定物体の真空
度を検出・判定する圧力センサとを備えており、そのリ
ークテスト方法は、被測定物体の予めリークテスト用の
穴を設け、この穴に密着するゴムパッドを一端に有する
エアチューブを介して真空発生器からリークテスト媒体
としての真空を前記被測定物体に送り、前記エアチュー
ブに接続した圧力センサにより前記被測定物体の真空度
を検出・判定するようになっている。
クテスト装置は、予めリークテスト用の穴を設けた被測
定物体と、リークテストする媒体としての真空を発生さ
せる真空発生器と、前記被測定物体と前記真空発生器と
を接続するエアチューブと、このエアチューブの一端に
設けられ前記被測定物体の前記穴に密着するゴムパッド
と、前記エアチューブに接続して前記被測定物体の真空
度を検出・判定する圧力センサとを備えており、そのリ
ークテスト方法は、被測定物体の予めリークテスト用の
穴を設け、この穴に密着するゴムパッドを一端に有する
エアチューブを介して真空発生器からリークテスト媒体
としての真空を前記被測定物体に送り、前記エアチュー
ブに接続した圧力センサにより前記被測定物体の真空度
を検出・判定するようになっている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
【0008】本実施例は被測定物体6と、リークテスト
媒体としての真空を発生させる真空発生器2と、被測定
物体6と真空発生器2とを接続し先端部にゴムパッド5
を有するエアチューブ3と、エアチューブ3の途中の真
空圧力を検出する真空センサ4とを接続してなってい
る。なお真空発生器2に対してはレギュレータ1で供給
する圧縮空気の圧力を制御する。また被測定物体にはリ
ークテスト用の穴7が予め明いている。
媒体としての真空を発生させる真空発生器2と、被測定
物体6と真空発生器2とを接続し先端部にゴムパッド5
を有するエアチューブ3と、エアチューブ3の途中の真
空圧力を検出する真空センサ4とを接続してなってい
る。なお真空発生器2に対してはレギュレータ1で供給
する圧縮空気の圧力を制御する。また被測定物体にはリ
ークテスト用の穴7が予め明いている。
【0009】次に、このような本実施例の動作を説明す
る。まず、ゴムパッド5を被測定物体6のリークテスト
用の穴7に密着させ、真空発生器2を働かせて真空を発
生させる。エアチューブ3内の真空度と真空センサ4に
予め登録してある良品時の真空度の値とを比較して、被
測定物体6のリークの有・無を判定する。リークの無い
場合には、被測定物体6の内部の真空度が上がり、一
方、リークが有る場合には被測定物体6から大気圧を吸
い込むことによって真空圧力が上がらない為にリークの
有・無を判定することができる。
る。まず、ゴムパッド5を被測定物体6のリークテスト
用の穴7に密着させ、真空発生器2を働かせて真空を発
生させる。エアチューブ3内の真空度と真空センサ4に
予め登録してある良品時の真空度の値とを比較して、被
測定物体6のリークの有・無を判定する。リークの無い
場合には、被測定物体6の内部の真空度が上がり、一
方、リークが有る場合には被測定物体6から大気圧を吸
い込むことによって真空圧力が上がらない為にリークの
有・無を判定することができる。
【0010】
【発明の効果】以説したように本発明は、被測定物体の
内部の真空度を直接測定するため、従来技術における比
較測定では困難であった極めて小さい物体のリークテス
トが可能となる可能がある。また従来はかなり大掛かり
な装置を必要としたが、本発明ではシンプルな装置で安
価に構成することができる。
内部の真空度を直接測定するため、従来技術における比
較測定では困難であった極めて小さい物体のリークテス
トが可能となる可能がある。また従来はかなり大掛かり
な装置を必要としたが、本発明ではシンプルな装置で安
価に構成することができる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来のリークテスト方法を示す構成図である。
1,8 レギュレータ 2 真空発生器 3 エアチューブ 4 真空センサ 5 ゴムパッド 6,16 被測定物体 7 リークテスト用穴 9,10,11,12,13 バルブ 14,15 圧力室 17 漏れない測定物体 18 差圧計
Claims (3)
- 【請求項1】 予めリークテスト用の穴を設けた被測定
物体と、リークテストする媒体としての真空を発生させ
る真空発生器と、前記被測定物体と前記真空発生器とを
接続するエアチューブと、このエアチューブの一端に設
けられ前記被測定物体の前記穴に密着するゴムパッド
と、前記エアチューブに接続して前記被測定物体の真空
度を検出・判定する圧力センサとを備えることを特徴と
する極小物体のリークテスト装置。 - 【請求項2】 前記真空発生器には供給される圧縮空気
の圧力を制御するレギュレータが接続されていることを
特徴とする請求項1記載の極小物体のリークテスト装
置。 - 【請求項3】 被測定物体に予めリークテスト用の穴を
設け、この穴に密着するゴムパッドを一端に有するエア
チューブを介して真空発生器からリークテスト媒体とし
ての真空を前記被測定物体に送り、前記エアチューブに
接続した圧力センサにより前記被測定物体の真空度を検
出・判定することを特徴とする極小物体のリークテスト
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558992A JPH05273073A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 極小物体のリークテスト装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558992A JPH05273073A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 極小物体のリークテスト装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05273073A true JPH05273073A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=13291357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6558992A Withdrawn JPH05273073A (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 極小物体のリークテスト装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05273073A (ja) |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP6558992A patent/JPH05273073A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |