JPH05272738A - ゴミ焼却炉 - Google Patents

ゴミ焼却炉

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Publication number
JPH05272738A
JPH05272738A JP7048792A JP7048792A JPH05272738A JP H05272738 A JPH05272738 A JP H05272738A JP 7048792 A JP7048792 A JP 7048792A JP 7048792 A JP7048792 A JP 7048792A JP H05272738 A JPH05272738 A JP H05272738A
Authority
JP
Japan
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dust
grates
refuse
primary combustion
combustion air
Prior art date
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Pending
Application number
JP7048792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Hino
正道 日野
Nobuyuki Nishiguchi
信幸 西口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1ロストル13と第2ロストル14と
を、ゴミの進行方向に沿ってそれぞれ複数個、交互に配
置してある。第1ロストル13のそれぞれを、ゴミの進
行方向で上下揺動自在に固定枠17に枢支連結し、第2
ロストル14のそれぞれを、ゴミの進行方向に往復移動
自在な可動枠18に、ゴミの進行方向で上下揺動自在に
枢支連結してある。第1、第2ロストル13,14の揺
動端部24のそれぞれを、ゴミの進行方向前方で隣接す
る第2、第1ロストル14,13のゴミ載置面26に載
置してある。また、前記揺動端部24に向けて集中的に
一次燃焼用空気を吹付けるノズル31を設けてある。 【効果】 設置した当初の搬送能力を長期間にわたって
維持できるゴミ焼却炉用ストーカを備えた焼却炉を提供
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1ロストルと第2ロ
ストルとを、ゴミの進行方向に沿ってそれぞれ複数個、
交互に配置するとともに、前記第1ロストルのそれぞれ
を、前記ゴミの進行方向で上下揺動自在に固定枠に枢支
連結し、前記第2ロストルのそれぞれを、前記ゴミの進
行方向に往復移動自在な可動枠に、前記ゴミの進行方向
で上下揺動自在に枢支連結し、前記第1、第2ロストル
の揺動端部のそれぞれを、前記ゴミの進行方向前方で隣
接する前記第2、第1ロストルのゴミ載置面に載置し、
前記第1、第2ロストルに、その下方から上向きの一次
燃焼用空気を供給する空気供給装置を設けてあるゴミ焼
却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のゴミ焼却炉では、前記第
1、第2ロストルの枢支連結部の枢支軸は、枢支連結部
側の端部において、できるだけその長手方向の端縁側に
詰めた状態で設けてあり、また、前記空気供給装置は、
一次燃焼用空気が第1、第2ロストルの下方から、その
下面に均等に当たるように構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成によれば、第1、第2ロストルの枢支連結部の
枢支軸を、枢支連結部側の端部で、できるだけその長手
方向の端縁側に詰めた状態で設けてあるうえに、前記空
気供給装置は、一次燃焼用空気が第1、第2ロストルの
下方から、その下面に均等に当たるように構成してあっ
たために、第1、第2ロストルにゴミを載置すると、そ
れらの揺動端部は、空気供給装置からの一次燃焼用空気
によるきわめて小さな抵抗を受けながら、枢支軸を中心
にして荷重が加わった方向に回転移動して、ゴミの荷重
を、隣接する第2あるいは第1ロストルのゴミ載置面に
ほとんどそのまま作用させ、その結果、ゴミ載置面に対
する前記揺動端部の圧接力が大きくなり、ゴミの進行方
向へ可動枠が往復移動する際の、前記揺動端部と前記ゴ
ミ載置面との間の摩擦力が大きくなって、揺動端部とゴ
ミ載置面との接触部が磨耗しやすかった。そのために、
従来の構成では、短期間のうちに、前記揺動端部と前記
ゴミ載置面との段差が縮小してゴミの搬送能力が落ちた
り、ゴミ載置面に孔があいたりして、たびたび第1、第
2ロストルを交換しなければならないという欠点があっ
た。本発明は、上記従来の欠点を解消し、前記揺動端部
とゴミ載置面との接触部が磨耗しにくいストーカを備え
たゴミ焼却炉を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかるゴミ焼却炉は、第1、第2ロスト
ルの揺動端部に向けて集中的に一次燃焼用空気を吹付け
るノズルを空気供給装置に設けてあることを特徴とし、
その作用効果は次のとおりである。
【0005】
【作用】つまり、第1、第2ロストルの揺動端部に向け
て集中的に一次燃焼用空気を吹付けるノズルを空気供給
装置に設けてあるから、第1、第2ロストルにゴミを載
置した状態において、第1、第2ロストルの揺動端部
は、空気供給装置から吹付けられる一次燃焼用空気の吐
出圧によって、枢支軸周りで、ゴミの荷重が加わる方向
とは逆方向周りのモーメントを受け、その分だけ軽くな
った荷重が、隣接する第2あるいは第1ロストルのゴミ
載置面に作用し、ゴミ載置面に対する前記揺動端部の圧
接力が、従来に比べて小さくなる。その結果、ゴミの進
行方向へ可動枠が往復移動する際の、前記揺動端部と前
記ゴミ載置面との間の摩擦力を小さくすることができ
て、揺動端部とゴミ載置面との接触部を磨耗しにくくす
ることができ、前記揺動端部とゴミ載置面との段差の縮
小や、ゴミ載置面の穿孔を防止できる。
【0006】
【発明の効果】従って、前記揺動端部とゴミ載置面との
段差の縮小や、ゴミ載置面の穿孔を防止できるから、設
置した当初の搬送能力を長期間にわたって維持できるゴ
ミ焼却炉用ストーカを備えた焼却炉を提供することがで
きた。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2に示すように、都市ゴミの貯留ピット1、そ
の被処理物を焼却処理するストーカ式の都市ゴミ焼却炉
2、その焼却炉2の灰取り出し口11から落下する灰を
受け止めて送り出す灰押出装置12、及び燃焼排ガスの
処理装置3によって都市ゴミ処理設備を構成してある。
【0008】前記焼却炉2を構成するに、グラブバケッ
トによる搬送装置4によって間欠的に供給されるピット
1からのゴミの受入れホッパ5と、このホッパ5内のゴ
ミを炉内に供給するプッシャータイプの供給装置6と
を、炉本体7の被処理物供給口8に連設するとともに、
前記供給口8の近くに滞留状態で供給されたゴミを搬送
するストーカ9を炉本体7に配置し、前記供給口8とは
反対側の炉壁に、ストーカ9の上部空間において供給口
8に向かう着火用バーナー10を設け、ストーカ9に、
その下方から上向きの一次燃焼用空気を供給する空気供
給装置30を設け、供給口からゴミを燃焼ガス空間に順
次移送させて、乾燥させながら燃焼させるように形成す
るとともに、ストーカ9の隙間を流下する焼却灰を受け
る灰シュート15を設けてある。
【0009】前記ストーカ9は、供給口8側から順に、
乾燥ストーカ9A、燃焼ストーカ9及び後燃焼ストーカ
9Cを、下り階段状に配設して構成してある。乾燥スト
ーカ9Aは、ホッパ5から供給されたゴミを、燃焼前に
乾燥させながら搬送するもので、燃焼ストーカ9Bと後
燃焼ストーカ9Cとは、乾燥したゴミを燃焼させながら
搬送させるものである。
【0010】図1に示すように、前記ストーカ9は、第
1ロストル13と第2ロストル14とを、ゴミの進行方
向に沿ってそれぞれ複数個、水平枠上に交互に配置して
構成してある。前記第1、第2ロストル13,14は、
多数の短冊形のロストル構成部材16を、水平面内で、
ゴミの進行方向に対して直角方向な方向に重ね合わせた
もので、前記第1ロストル13のそれぞれは、ゴミの進
行方向で上下揺動自在に固定枠17に、枢支軸20を介
して枢支連結してあり、前記第2ロストル14のそれぞ
れは、ゴミの進行方向に往復移動自在な可動枠18に、
ゴミの進行方向で上下揺動自在に、枢支軸20を介して
枢支連結してある。そして、前記第1、第2ロストル1
3,14の揺動端部24のそれぞれは、前記ゴミの進行
方向前方で隣接する前記第2、第1ロストル14,13
のゴミ載置面26に載置してある。載置状態で、第1、
第2ロストル13,14は、固定枠17、可動枠18に
対して約20°の角度をなしている。
【0011】前記可動枠18は、角パイプを四辺形状に
組み付けて構成してある。この可動枠18は、下方に設
けたクランク機構29を介して、ゴミの進行方向に往復
移動する。
【0012】前記空気供給装置30は、ポンプPに接続
した空気供給パイプ32の先端側にノズル31を設けて
なる。このノズル31は、ノズル開口部を第2ロストル
14の揺動端部24に向けた状態で、固定枠17に固着
してある。この構成により、前記揺動端部24に向けて
集中的に一次燃焼用空気を吹付けて供給することがで
き、第1、第2ロストル同士の圧接力を軽減させること
ができる。
【0013】上記の構成において、クランク機構29を
作動させると、可動枠18がゴミの進行方向に往復移動
し、第1、第2ロストル13,14が、隣接するロスト
ルのゴミ載置面26上を摺動して、ゴミを搬送する。第
1、第2ロストル13,14同士を互いに摺動させるこ
とで、ゴミ載置面26の付着クリンカや溶融プラスチッ
クをセルフクリーニングすることができる。
【0014】〔別実施例〕第1、第2ロストル13,1
4の両揺動端部24に集中的に一次燃焼用空気を供給す
るように前記ノズル31を配置してもよい。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ストーカの詳細図
【図2】都市ゴミ処理設備の全体図
【符号の説明】
13 第1ロストル 14 第2ロストル 17 固定枠 18 可動枠 24 揺動端部 26 ゴミ載置面 27 枢支連結部側の端部 28 カウンターバランス 30 空気供給装置 31 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ロストル(13)と第2ロストル
    (14)とを、ゴミの進行方向に沿ってそれぞれ複数
    個、交互に配置するとともに、前記第1ロストル(1
    3)のそれぞれを、前記ゴミの進行方向で上下揺動自在
    に固定枠(17)に枢支連結し、前記第2ロストル(1
    4)のそれぞれを、前記ゴミの進行方向に往復移動自在
    な可動枠(18)に、前記ゴミの進行方向で上下揺動自
    在に枢支連結し、前記第1、第2ロストル(13),(1
    4)の揺動端部(24)のそれぞれを、前記ゴミの進行
    方向前方で隣接する前記第2、第1ロストル(14),
    (13)のゴミ載置面(26)に載置し、前記第1、第
    2ロストル(13),(14)に、その下方から上向きの
    一次燃焼用空気を供給する空気供給装置(30)を設け
    てあるゴミ焼却炉であって、 前記第1、第2ロストル(13),(14)の前記揺動端
    部(24)に向けて集中的に前記一次燃焼用空気を吹付
    けるノズル(31)を前記空気供給装置(30)に設け
    てあるゴミ焼却炉。
JP7048792A 1992-03-27 1992-03-27 ゴミ焼却炉 Pending JPH05272738A (ja)

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JP7048792A JPH05272738A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ゴミ焼却炉

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JP7048792A JPH05272738A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ゴミ焼却炉

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JPH05272738A true JPH05272738A (ja) 1993-10-19

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JP7048792A Pending JPH05272738A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ゴミ焼却炉

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