JPH05272640A - 樹脂製フレキシブルブーツ及びその製造方法 - Google Patents
樹脂製フレキシブルブーツ及びその製造方法Info
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- JPH05272640A JPH05272640A JP7133092A JP7133092A JPH05272640A JP H05272640 A JPH05272640 A JP H05272640A JP 7133092 A JP7133092 A JP 7133092A JP 7133092 A JP7133092 A JP 7133092A JP H05272640 A JPH05272640 A JP H05272640A
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- flexible boot
- rubber
- resin
- mold
- boot
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14336—Coating a portion of the article, e.g. the edge of the article
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/0002—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped monomers or prepolymers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輌への取付作業性とシール性を向上するこ
とができる樹脂製フレキシブルブーツとその製造方法を
提供する。 【構成】 端部取付部にゴム状弾性部材が設けられてい
る蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブルブーツの製造
方法で、フレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取
付部にゴム状弾性部材を成形するために金型内にフレキ
シブルブーツを配置する工程と、未加硫のゴム状弾性材
料を前記金型と前記ブーツの端部取付部により形成され
るキャビティ内に注入する工程と、１１０℃以下の温度
で一定時間加圧してゴム状弾性材料を加硫する工程とか
らなる製造方法と、この製造方法による、ゴム状弾性部
材がフレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取付部
に一体化されるように１１０℃以下の温度で加硫成形さ
れる構成を有する樹脂製フレキシブルブーツ。 【効果】 車輌への取付けが容易になり作業性がよくな
り、さらに走行時のフレキシブルブーツの繰り返し変形
によってもシール性は損なわれない。
とができる樹脂製フレキシブルブーツとその製造方法を
提供する。 【構成】 端部取付部にゴム状弾性部材が設けられてい
る蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブルブーツの製造
方法で、フレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取
付部にゴム状弾性部材を成形するために金型内にフレキ
シブルブーツを配置する工程と、未加硫のゴム状弾性材
料を前記金型と前記ブーツの端部取付部により形成され
るキャビティ内に注入する工程と、１１０℃以下の温度
で一定時間加圧してゴム状弾性材料を加硫する工程とか
らなる製造方法と、この製造方法による、ゴム状弾性部
材がフレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取付部
に一体化されるように１１０℃以下の温度で加硫成形さ
れる構成を有する樹脂製フレキシブルブーツ。 【効果】 車輌への取付けが容易になり作業性がよくな
り、さらに走行時のフレキシブルブーツの繰り返し変形
によってもシール性は損なわれない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の等速ジ
ョイントあるいはステアリング機構等の機械要素に装着
され、その機械要素を覆って外部の塵芥・水等から保護
したり、或いは機械要素の周囲にある潤滑剤等の外部へ
の漏れを防止するために使用されるフレキシブルブーツ
に関する。
ョイントあるいはステアリング機構等の機械要素に装着
され、その機械要素を覆って外部の塵芥・水等から保護
したり、或いは機械要素の周囲にある潤滑剤等の外部へ
の漏れを防止するために使用されるフレキシブルブーツ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車の足廻り部品の中の継手部分に
は、防塵・防水及び潤滑剤漏れ防止のためにフレキシブ
ルブーツが使用されている。通常このフレキシブルブー
ツの取付けは、その外側からクランプで外輪・軸に締め
付けて圧縮することによりフレキシブルブーツの端部取
付部と外輪・軸とのシール性を得ていた。
は、防塵・防水及び潤滑剤漏れ防止のためにフレキシブ
ルブーツが使用されている。通常このフレキシブルブー
ツの取付けは、その外側からクランプで外輪・軸に締め
付けて圧縮することによりフレキシブルブーツの端部取
付部と外輪・軸とのシール性を得ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来このフレキシブル
ブーツにはゴム材料が使用されてきたが、最近では、特
に自動車産業においては、軽量化の点からこれに代わっ
て樹脂製のフレキシブルブーツが使用されるようになっ
てきた。このフレキシブルブーツに使用される樹脂に
は、エステル系、オレフィン系、ウレタン系、ポリアミ
ド系、スチレン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エラスト
マーがある。
ブーツにはゴム材料が使用されてきたが、最近では、特
に自動車産業においては、軽量化の点からこれに代わっ
て樹脂製のフレキシブルブーツが使用されるようになっ
てきた。このフレキシブルブーツに使用される樹脂に
は、エステル系、オレフィン系、ウレタン系、ポリアミ
ド系、スチレン系、塩化ビニル系等の熱可塑性エラスト
マーがある。
【０００４】しかし、これら熱可塑性エラストマーは従
来のゴム材料と比較すると、材質が硬くかつ弾性が乏し
いため復元力が劣りまたシール性も悪いという欠点を有
していた。特に１２０℃以上の温度に曝されると、その
熱により軟化・変形してしまい、端部取付部に必要とさ
れるシール性が著しく低下するという問題があった。
来のゴム材料と比較すると、材質が硬くかつ弾性が乏し
いため復元力が劣りまたシール性も悪いという欠点を有
していた。特に１２０℃以上の温度に曝されると、その
熱により軟化・変形してしまい、端部取付部に必要とさ
れるシール性が著しく低下するという問題があった。
【０００５】この問題解決のために、樹脂製フレキシブ
ルブーツの端部取付部と外輪・軸の嵌合面間に軟質ゴム
等のリング状物を介在させてクランプで締め付けること
によりシール性能を向上する構成が提案されている。し
かし、この構成では、フレキシブルブーツの端部取付部
と軟質ゴムのリング状物を別々に成形して車輌に取付け
なければならないためその取付作業は面倒であり、ま
た、走行時の繰り返し変形によりこの取付部とリング状
物との間にずれが生じシール性が損なわれてしまうとい
う欠点を有する。
ルブーツの端部取付部と外輪・軸の嵌合面間に軟質ゴム
等のリング状物を介在させてクランプで締め付けること
によりシール性能を向上する構成が提案されている。し
かし、この構成では、フレキシブルブーツの端部取付部
と軟質ゴムのリング状物を別々に成形して車輌に取付け
なければならないためその取付作業は面倒であり、ま
た、走行時の繰り返し変形によりこの取付部とリング状
物との間にずれが生じシール性が損なわれてしまうとい
う欠点を有する。
【０００６】またフレキシブルブーツの端部取付部とリ
ング状物とを一体的に成形するには、通常リング状物と
して用いられるゴム材料の加硫温度が１５０℃以上であ
り、この高温下ではフレキシブルブーツに用いられてい
る樹脂材料は熱可塑性のためその形状を維持できなくな
るため、一体化成形は不可能であった。
ング状物とを一体的に成形するには、通常リング状物と
して用いられるゴム材料の加硫温度が１５０℃以上であ
り、この高温下ではフレキシブルブーツに用いられてい
る樹脂材料は熱可塑性のためその形状を維持できなくな
るため、一体化成形は不可能であった。
【０００７】本発明はこの車輌への取付け作業性とシー
ル性を向上することができる樹脂製フレキシブルブーツ
及びその製造方法を提供するものである。
ル性を向上することができる樹脂製フレキシブルブーツ
及びその製造方法を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブルブー
ツの製造方法は、フレキシブルブーツの少なくとも一方
の端部取付部にゴム状弾性部材を成形するために金型内
にフレキシブルブーツを配置する工程と、未加硫のゴム
状弾性材料を金型とこのフレキシブルブーツの端部取付
部により形成されるキャビティ内に注入する工程と、１
１０℃以下の温度で一定時間加圧してキャビティ内に注
入されたゴム状弾性材料を加硫する工程とを含むことを
特徴とする。
に本発明の蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブルブー
ツの製造方法は、フレキシブルブーツの少なくとも一方
の端部取付部にゴム状弾性部材を成形するために金型内
にフレキシブルブーツを配置する工程と、未加硫のゴム
状弾性材料を金型とこのフレキシブルブーツの端部取付
部により形成されるキャビティ内に注入する工程と、１
１０℃以下の温度で一定時間加圧してキャビティ内に注
入されたゴム状弾性材料を加硫する工程とを含むことを
特徴とする。
【０００９】また本発明は、蛇腹状に形成された樹脂製
フレキシブルブーツで、このフレキシブルブーツの少な
くとも一方の端部取付部に後成形によって一体化された
ゴム状弾性部材を設けた構成を持つことを特徴とする。
さらに本発明の樹脂製フレキシブルブーツでは、このゴ
ム状弾性部材が１１０℃以下の温度で加硫成形される材
料によって構成されることが好ましい。
フレキシブルブーツで、このフレキシブルブーツの少な
くとも一方の端部取付部に後成形によって一体化された
ゴム状弾性部材を設けた構成を持つことを特徴とする。
さらに本発明の樹脂製フレキシブルブーツでは、このゴ
ム状弾性部材が１１０℃以下の温度で加硫成形される材
料によって構成されることが好ましい。
【００１０】
【作用】製造方法においては、まず蛇腹状に形成された
樹脂製フレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取付
部を金型内に配置する。次にその金型とフレキシブルブ
ーツとの組み合わせによって形成されたキャビティ内に
未加硫のゴム状弾性材料を注入する。この状態で１１０
℃以下の温度で一定時間加圧してキャビティ内に注入さ
れたゴム状弾性材料を加硫し、ゴム状弾性部材をフレキ
シブルブーツの端部取付部に一体的に後成形する。
樹脂製フレキシブルブーツの少なくとも一方の端部取付
部を金型内に配置する。次にその金型とフレキシブルブ
ーツとの組み合わせによって形成されたキャビティ内に
未加硫のゴム状弾性材料を注入する。この状態で１１０
℃以下の温度で一定時間加圧してキャビティ内に注入さ
れたゴム状弾性材料を加硫し、ゴム状弾性部材をフレキ
シブルブーツの端部取付部に一体的に後成形する。
【００１１】本発明の製造方法によるフレキシブルブー
ツの構成により、車両への取り付けは、従来のゴム製の
フレキシブルブーツと同様に機械要素に取付けてその端
部取付部の外側からクランプで軸に締め付けることによ
り圧縮・固定されるので取付作業が容易であり、また走
行時の繰り返し変形によるずれが生じることもなく確実
なシール性を得ることができる。
ツの構成により、車両への取り付けは、従来のゴム製の
フレキシブルブーツと同様に機械要素に取付けてその端
部取付部の外側からクランプで軸に締め付けることによ
り圧縮・固定されるので取付作業が容易であり、また走
行時の繰り返し変形によるずれが生じることもなく確実
なシール性を得ることができる。
【００１２】
【実施例】以下に添付の図面により本願の実施例を説明
する。
する。
【００１３】図１は本願により製造される樹脂製フレキ
シブルブーツの断面図である。この図の樹脂製フレキシ
ブルブーツ１は、図３に示される従来のブロー成形によ
り製造される。もちろん樹脂製フレキシブルブーツの成
形はこの方法に限定されず、インジェクション成形等の
方法でも可能である。
シブルブーツの断面図である。この図の樹脂製フレキシ
ブルブーツ１は、図３に示される従来のブロー成形によ
り製造される。もちろん樹脂製フレキシブルブーツの成
形はこの方法に限定されず、インジェクション成形等の
方法でも可能である。
【００１４】本願の実施例としてその小径側端部取付部
２にゴム状弾性部材３を設けるには、図２に記載されて
いるように、まずフレキシブルブーツ１内に第１金型４
を挿入しフレキシブルブーツ１の小径側端部取付部２の
軸方向内側端部と接触させて設置する。そして第２金型
５をフレキシブルブーツ１の外側から小径側端部取付部
２の外側にピッタリと嵌めて固定する。次に第３金型６
をフレキシブルブーツ１の入口側から小径側端部取付部
２内に挿入し第１金型４と係合させる。これによって小
径側端部取付部２の内周面にゴム状弾性部材３のための
キャビティ３′が、第１金型４、第３金型６及び小径側
端部取付部２によって形成される。さらに第４金型７を
第３金型６の背面より設置し金型の設置を終了する。な
おこの第１金型４、第２金型５及び第３金型６は製造上
の都合により割型を使用することも可能である。
２にゴム状弾性部材３を設けるには、図２に記載されて
いるように、まずフレキシブルブーツ１内に第１金型４
を挿入しフレキシブルブーツ１の小径側端部取付部２の
軸方向内側端部と接触させて設置する。そして第２金型
５をフレキシブルブーツ１の外側から小径側端部取付部
２の外側にピッタリと嵌めて固定する。次に第３金型６
をフレキシブルブーツ１の入口側から小径側端部取付部
２内に挿入し第１金型４と係合させる。これによって小
径側端部取付部２の内周面にゴム状弾性部材３のための
キャビティ３′が、第１金型４、第３金型６及び小径側
端部取付部２によって形成される。さらに第４金型７を
第３金型６の背面より設置し金型の設置を終了する。な
おこの第１金型４、第２金型５及び第３金型６は製造上
の都合により割型を使用することも可能である。
【００１５】次にゴム材料注入口８より未加硫のゴム材
料を圧入し、キャビティ３′内に充填する。このゴム材
料には液状シリコーンゴム等の従来より低温で加硫処理
を行うことができる材料を使用することが好ましい。
料を圧入し、キャビティ３′内に充填する。このゴム材
料には液状シリコーンゴム等の従来より低温で加硫処理
を行うことができる材料を使用することが好ましい。
【００１６】また、このゴム材料に小径側端部取付部２
の内周面と接着しやすくなるように接着剤を混入するこ
とも可能である。これらの接着剤には、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリス（２−メトキシエトキシ）シ
ラン、３−メタクリロキシプロピルドメトキシシラン、
３−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−２
−（アミノエチル）３−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、Ｎ−２−（アミノエチル）３−アミノプロピルメ
チル ジメトキシシラン、３−アミノプロピルメチル
トリエトキシシラン、Ｎ−フェニル−３アミノプロピル
トリメトキシシラン、３−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、３−クロロプロピルトリメトキシシランの
うち少なくとも１種または２種以上の組み合わせた接着
剤を使用することができる。
の内周面と接着しやすくなるように接着剤を混入するこ
とも可能である。これらの接着剤には、ビニルトリエト
キシシラン、ビニルトリス（２−メトキシエトキシ）シ
ラン、３−メタクリロキシプロピルドメトキシシラン、
３−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、Ｎ−２
−（アミノエチル）３−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン、Ｎ−２−（アミノエチル）３−アミノプロピルメ
チル ジメトキシシラン、３−アミノプロピルメチル
トリエトキシシラン、Ｎ−フェニル−３アミノプロピル
トリメトキシシラン、３−メルカプトプロピルトリメト
キシシラン、３−クロロプロピルトリメトキシシランの
うち少なくとも１種または２種以上の組み合わせた接着
剤を使用することができる。
【００１７】充填後、これらの金型の組立体とフレキシ
ブルブーツ１とを１００〜１１０℃の温度で一定時間加
圧してゴム材料の加硫を行い、フレキシブルブーツと一
体化されたゴム状弾性部材を設ける。加硫処理が終了し
た後、金型をそれぞれフレキシブルブーツから外し、ゴ
ム状弾性部材を一体化後成形した樹脂製フレキシブルブ
ーツが得られる。
ブルブーツ１とを１００〜１１０℃の温度で一定時間加
圧してゴム材料の加硫を行い、フレキシブルブーツと一
体化されたゴム状弾性部材を設ける。加硫処理が終了し
た後、金型をそれぞれフレキシブルブーツから外し、ゴ
ム状弾性部材を一体化後成形した樹脂製フレキシブルブ
ーツが得られる。
【００１８】なお、本実施例では小径側端部取付部の内
周面のみへゴム状弾性部材を設ける場合について記載さ
れているが、大径側端部取付部またそれぞれの外周面へ
も設けることができることは勿論である。
周面のみへゴム状弾性部材を設ける場合について記載さ
れているが、大径側端部取付部またそれぞれの外周面へ
も設けることができることは勿論である。
【００１９】
【効果】本願発明による樹脂製フレキシブルブーツで
は、車輌への取付において、そのまま継手部分に装着
し、その端部取付部をクランプ等で外輪・軸に締め付け
るだけで、軸部に接触する部分に上記により一体後成形
されたゴム状弾性部材が設けられているため、クランプ
によって締め付けられることで樹脂製フレキシブルブー
ツに代わってこのゴム状弾性部材が軸に対しシール製を
発揮することになる。よって取付けは容易であり作業性
がよくなる。また走行時のフレキシブルブーツの繰り返
し変形によってもこのフレキシブルブーツの端部取付部
とゴム状弾性部材は一体で成形されているため、両者が
ずれることはなくシール性は損なわれないものである。
は、車輌への取付において、そのまま継手部分に装着
し、その端部取付部をクランプ等で外輪・軸に締め付け
るだけで、軸部に接触する部分に上記により一体後成形
されたゴム状弾性部材が設けられているため、クランプ
によって締め付けられることで樹脂製フレキシブルブー
ツに代わってこのゴム状弾性部材が軸に対しシール製を
発揮することになる。よって取付けは容易であり作業性
がよくなる。また走行時のフレキシブルブーツの繰り返
し変形によってもこのフレキシブルブーツの端部取付部
とゴム状弾性部材は一体で成形されているため、両者が
ずれることはなくシール性は損なわれないものである。
【図１】本願発明による一実施例の断面図。
【図２】本発明の製造方法を説明する断面図。
【図３】従来のブロー成形によって成形された樹脂製フ
レキシブルブーツの断面図。
レキシブルブーツの断面図。
１ 樹脂製フレキシブルブーツ ２ 小径側端部取付部 ３ ゴム状弾性部材 ３′ キャビティ ４ 第１金型 ５ 第２金型 ６ 第３金型 ７ 第４金型 ８ ゴム材料注入口
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｋ 105:24 Ｂ２９Ｌ 23:18 4Ｆ
Claims (5)
- 【請求項１】 端部取付部にゴム状弾性部材が設けられ
ている蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブルブーツの
製造方法で、該フレキシブルブーツの少なくとも一方の
端部取付部にゴム状弾性部材を成形するために金型内に
前記フレキシブルブーツを配置する工程と、未加硫のゴ
ム状弾性材料を前記金型と前記フレキシブルブーツの端
部取付部により形成されるキャビティ内に注入する工程
と、１１０℃以下の温度で一定時間加圧して前記ゴム状
弾性材料を加硫する工程とからなる樹脂製フレキシブル
ブーツの製造方法。 - 【請求項２】 該ゴム状弾性材料が液状シリコーンゴム
であることを特徴とする請求項１に記載の樹脂製フレキ
シブルブーツの製造方法。 - 【請求項３】 蛇腹状に形成された樹脂製フレキシブル
ブーツで、該フレキシブルブーツの少なくとも一方の端
部取付部に後成形によって一体化されたゴム状弾性部材
を有する樹脂製フレキシブルブーツ。 - 【請求項４】 該ゴム状弾性体が１１０℃以下の温度で
加硫成形される材料を使用することを特徴とする請求項
３に記載の樹脂製フレキシブルブーツ。 - 【請求項５】 該ゴム状弾性材料が液状シリコーンゴム
であることを特徴とする請求項４に記載の樹脂製フレキ
シブルブーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133092A JPH05272640A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 樹脂製フレキシブルブーツ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133092A JPH05272640A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 樹脂製フレキシブルブーツ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272640A true JPH05272640A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13457422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133092A Pending JPH05272640A (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 樹脂製フレキシブルブーツ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272640A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1547746A1 (en) * | 2003-12-22 | 2005-06-29 | Fukoku Company Limited | Manufacturing apparatus of resin boot for constant-velocity universal joint and method of manufacturing resin boot for constant-velocity universal joint, and resin boot for constant-velocity universal joint |
| CN100465485C (zh) * | 2005-07-29 | 2009-03-04 | 丰田合成株式会社 | 齿条防尘罩及包括齿条防尘罩的转向齿条 |
| KR101110146B1 (ko) * | 2003-08-29 | 2012-01-31 | 가부시키가이샤 후코쿠 | 등속 조인트용 부트의 제조방법과 그 방법에 사용되는 제조장치 |
| CN103831954A (zh) * | 2012-11-26 | 2014-06-04 | 株式会社捷太格特 | 等速万向节用护罩的成型模具 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP7133092A patent/JPH05272640A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101110146B1 (ko) * | 2003-08-29 | 2012-01-31 | 가부시키가이샤 후코쿠 | 등속 조인트용 부트의 제조방법과 그 방법에 사용되는 제조장치 |
| EP1547746A1 (en) * | 2003-12-22 | 2005-06-29 | Fukoku Company Limited | Manufacturing apparatus of resin boot for constant-velocity universal joint and method of manufacturing resin boot for constant-velocity universal joint, and resin boot for constant-velocity universal joint |
| CN100436893C (zh) * | 2003-12-22 | 2008-11-26 | 富国股份有限公司 | 恒速万向接头的树脂护罩及其制造设备和制造方法 |
| US7537719B2 (en) | 2003-12-22 | 2009-05-26 | Fukoku Co., Ltd. | Method of manufacturing resin boot for constant-velocity universal joint |
| CN100465485C (zh) * | 2005-07-29 | 2009-03-04 | 丰田合成株式会社 | 齿条防尘罩及包括齿条防尘罩的转向齿条 |
| CN103831954A (zh) * | 2012-11-26 | 2014-06-04 | 株式会社捷太格特 | 等速万向节用护罩的成型模具 |
| CN103831954B (zh) * | 2012-11-26 | 2017-04-26 | 株式会社捷太格特 | 等速万向节用护罩的成型模具 |
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