JPH05272200A - 屋根板用固定具 - Google Patents

屋根板用固定具

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JPH05272200A
JPH05272200A JP6829892A JP6829892A JPH05272200A JP H05272200 A JPH05272200 A JP H05272200A JP 6829892 A JP6829892 A JP 6829892A JP 6829892 A JP6829892 A JP 6829892A JP H05272200 A JPH05272200 A JP H05272200A
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JP
Japan
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roof plate
plate
roof
fixing
extending direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP6829892A
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English (en)
Inventor
Tomio Fukumoto
富雄 福本
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SHINKO UNIE KK
Original Assignee
SHINKO UNIE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋根板30の継ぎ合せ部31の延出方向と屋
根板支持用の梁材40の延出方向とが任意の交差角αを
もって交差しているような屋根板取付工事において使用
される屋根板用固定具の小型化を図る。 【構成】 屋根板30の継ぎ合せ部31の延出方向と屋
根板支持用の梁材40の延出方向とが任意の交差角αを
もって交差しているような屋根板取付工事において使用
される屋根板用固定具において、長板状屋根板支持材1
0の中間胴部10cを、屋根板係止材5と各係合部15,
15とが屋根板継ぎ合せ部31の延出方向(A−B方向)
と梁材40の延出方向(C−D方向)に適合する如く前記
交差角αに応じて所定の捩り角βだけ捩って形成した。
屋根板支持材10を長板状とすることにより、従来の開
脚状のものより小型化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば折板と称されて
いるような板金製の屋根板材を梁材上に固定するための
屋根板用固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5には従来の屋根板(折板)用固定具の
一例を示しているが、この従来例の屋根板用固定具Y
は、屋根板30,30の継ぎ合せ部31を係止するため
の屋根板係止材105と、この屋根板係止材105を上
端部110aに取付け且つ屋根板30の下面側に設けら
れた梁材40の上面40Aに固定して屋根板30を支持
するための一対の支持脚115,115を有する屋根板
支持材110を備えている。この屋根板用固定具Yは、
屋根板支持材110の各支持脚115,115が開脚す
る如く屋根板支持材上端部110aから適宜間隔(例えば
支持脚の上端部間の間隔が約100mm程度、下端部間の
間隔が約250mm程度の間隔)だけ隔てて形成されてい
る。そして、この屋根板用固定具Yは、例えば屋根板3
0,30の継ぎ合せ部31と屋根板支持用の梁材40と
が直交して配設されているような屋根板取付工事におい
て使用する際には、先ず屋根板支持材110の各支持脚
115,115の下端部115a,115aを屋根板継ぎ合
せ部31と梁材40の交差角(90°)に応じて位置決め
して梁材40の上面40Aに溶接するとともに、その屋
根板係止材105のフック部106に屋根板30の継ぎ
合せ部31を係止して屋根板30を梁材40上に取付け
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
従来の屋根板用固定具Yでは、屋根板支持材110の各
支持脚115,115を開脚する如く形成しているの
で、屋根板支持材110の各支持脚115,115間全
体が幅広になり、その結果、例えば多数個の屋根板用固
定具Y,Y・・を保管する際には、同屋根板用固定具Y,
Y・・が嵩張ることからその保管に比較的大きなスペー
スを必要とするという問題がある。
【0004】本発明は、上記した従来の屋根板用固定具
の問題点に鑑み、屋根板用固定具の保管のためのスペー
スを節減することができる屋根板用固定具を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の屋根板用固定具
は、上記課題を解決すべくなされたもので、屋根板の継
ぎ合せ部の延出方向と屋根板支持用の梁材の延出方向と
が任意の交差角をもって交差しているような屋根板取付
工事において使用される屋根板用固定具において、長板
状屋根板支持材の中間胴部を前記交差角に応じて所定の
捩り角だけ捩って該屋根板支持材の上端部側に設けられ
る屋根板係止材が前記屋根板継ぎ合せ部の延出方向に適
合し且つ該屋根板支持材の下端部側に設けられる梁材へ
の係合部が該梁材の延出方向に適合する如くされている
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の屋根板用固定具は、長板状屋根板支持
材の中間胴部を屋根板の継ぎ合せ部の延出方向と屋根板
支持用の梁材の延出方向との交差角に応じて所定の捩り
角だけ捩って形成しているので、長板状屋根板支持材の
中間胴部を棒状にスマートに形成することができ、しか
も屋根板支持材係合部と屋根板係止材とを屋根板継ぎ合
せ部の延出方向と屋根板支持用の梁材の延出方向との交
差角に応じて梁材と屋根板継ぎ合せ部にそれぞれ相互に
係合することができる。
【0007】
【発明の効果】従って、本発明の屋根板用固定具によれ
ば、屋根板支持材の中間胴部が長板状とされているの
で、屋根板用固定具を保管するに際しては、従来の開脚
型のものに比してその保管のためのスペースを節減する
ことができるという効果がある。又、屋根板継ぎ合せ部
の延出方向と屋根板支持用の梁材の延出方向との交差角
に合わせて長板状屋根板支持材の中間胴部の捩り角を設
定することにより任意の交差角に応じて屋根板を梁材上
に容易に固定し得るという効果もある。
【0008】
【実施例】図1ないし図4を参照して本発明の実施例を
説明すると、この実施例の屋根板用固定具Xは、屋根板
(折板)30をその継ぎ合せ部31において係止するため
の屋根板係止材5と、該屋根板係止材5を上端部10a
に取付けるとともに梁材40と係合するための係合部1
5,15を有する長板状屋根板支持材10と、該屋根板
支持材10の胴部下端部に装着されて各係合部15,1
5を梁材40に対して締付力により固定せしめるための
緊締部材20とを備えて構成されている。
【0009】尚、屋根板30は、亜鉛鉄板や塩ビ鋼板等
の折板が使用されており、又、該屋根板30の下面側に
設けられている梁材40は、H形鋼が使用されている。
そして、屋根板30の継ぎ合せ部31の延出方向(図1
の矢印A−B方向)と屋根板支持用の梁材40の延出方
向(図1の矢印C−D方向)とが任意の交差角α(この実
施例では交差角90°)をもって交差して配設されるよ
うになっている。
【0010】屋根板係止材5は、図1に示す如く、金属
薄板(例えば厚さが約1mm)で形成されており、上辺5A
の長さが約150mm、下辺5Bの長さが約70mmの長さ
の略逆台形状に形成されている。該屋根板係止材5は、
その上端部5aに屋根板30,30の継ぎ合わせ部31
に係止するための下向きのフック部6が形成される一
方、その中央下辺部5bに長板状屋根板支持材10との
結合用ボルト7を受けるための穴9が形成されている。
ボルト穴9は、屋根板係止材5を長板状屋根板支持材1
0と結合するときに該屋根板係止材5が適宜長さだけ上
下方向に移動できる如く長穴状に形成されている。
【0011】長板状屋根板支持材10は、屋根板30を
梁材40上に固定するための一対の屋根板固定材10
A,10Aで構成されている。各屋根板固定材10A,1
0Aは、図2及び図4に示す如く、薄板状(例えば厚さ
が約4〜5mm程度)の鋼材でそれぞれ同形状に形成され
ており、それらを組付けたときに下部に一対の支持脚1
1,11が形成されるべく略逆Y字状に組付けられるよ
うに形成されている。各屋根板固定材10Aは、その長
さが約200〜250mm、幅が約20〜35mmとされて
いる。各屋根板固定材10Aは、その上端部10aを適
宜長さ(例えば長さ約30mm程度)L字状に折曲して屋根
板30の下面を受けるための掛止片13が形成されてい
る。又、各屋根板固定材10Aは、その中間胴部10c
の掛止片13側寄り近傍位置に、前記屋根板係止材固定
用ボルト7を挿入するための穴14が形成される一方、
その中間胴部10cの支持脚11側寄り近傍位置には、
後述する緊締部材20となるボルト24を挿入するため
の穴18が形成されている。そして、長板状屋根板支持
材10は、各屋根板固定材10A,10Aの上部に前記
屋根板係止材5の下辺部分を挾着するとともに、各ボル
ト挿入穴14,14と屋根板係止材5のボルト穴9とを
相互に重合させた状態でボルト7を挿入して該ボルト7
にナット8を螺合・緊締することにより、屋根板係止材
5を取付けることができるようになっている。尚、長板
状屋根板支持材10は、ナット8の螺解・緊締操作によ
り屋根板係止材5を屋根板30の継ぎ合わせ部31の傾
斜角度に応じて角度調整をし得るようになっている(図
4中の符号5′)。
【0012】各支持脚11は、長さが約40mm程度に形
成されており、梁材40の係止部41,41間の幅に応
じて屋根板支持材中間胴部10cの下端部から適宜角度
(例えば角度約45°程度)に下向き傾斜する如く形成さ
れている。該各支持脚11,11の下端部(10b,10b)
には、梁材40の係止部41,41と係合するための係
合部15,15がそれぞれ形成されている。各支持脚1
1下端の係合部15は、梁材40の係止部41の形状に
応じて断面コ字状に形成されており、その内幅dが梁材
40の係止部41の厚さよりもやや広い間隔で約10mm
程度、梁材係止部41との係合長さmが約20〜35mm
程度となるように形成されている。
【0013】又、長板状屋根板支持材10の各屋根板固
定材10A,10Aは、図1〜図4に示す如く、その上
側ボルト穴14下部から下側ボルト穴18上部間の中間
胴部10cが屋根板30の継ぎ合せ部31の延出方向(矢
印A−B方向)と梁材40の延出方向(矢印C−D方向)
の交差角αに応じて捩り角β(=α)だけ捩って形成され
ている(図1及び図3参照)。そして、該長板状屋根板支
持材10は、図1に示す如く、この実施例では屋根板3
0の継ぎ合せ部31の延出方向(矢印A−B方向)と屋根
板支持用の梁材40の延出方向(矢印C−D方向)とが交
差角90°をもって交差して配設されているので、その
中間胴部10cも捩り角90°だけ捩って形成されてい
る。このようにすると、長板状屋根板支持材10は、各
係合部15,15と前記屋根板係止材5のフック部6と
が梁材40の延出方向(C−D方向)と屋根板30の継ぎ
合せ部31の延出方向(A−B方向)にそれぞれ適合する
ことができることから、各係合部15,15と屋根板係
止材5のフック部6とを屋根板30の継ぎ合わせ部31
と梁材40の係止部41,41にそれぞれ相互に係合せ
しめることができ、しかもその中間胴部10cを棒状に
スマートに形成することができる。
【0014】緊締部材20は、ボルト24と該ボルト2
4に螺合・緊締するためのナット25とで構成されてい
る。ボルト24の長さは、長板状屋根板支持材10の係
合部15,15を梁材40の係止部41,41間の間隔よ
りも広く拡開できる長さ(例えば長さ約30〜40mm程
度の長さ)にされている。該緊締部材20は、ボルト2
4を前記各屋根板固定材10A,10Aの下側ボルト挿
入穴18,18内に挿入して該ボルト24にナット25
を螺合するようになっている。そして、緊締部材20
は、長板状屋根板支持材10の係合部15,15を梁材
40の係止部41,41に係着する際に、ボルト24に
対してナット25を緩めた状態(図4中の符号25′の
状態)で、長板状屋根板支持材10の上側に取付けられ
た屋根板係止材用固定ボルト7を支点にして長板状屋根
板支持材10の係合部15,15間の間隔を梁材40の
係止部41,41間の幅よりも広く拡開せしめる(図4中
の符号15′,15′の状態)とともに、該各係合部1
5,15を梁材40の係止部41,41に係止させた状態
でナット25を緊締すると、長板状屋根板支持材10の
係合部15,15を梁材40の係止部41,41に固着さ
せることができる(図4中の実線状態)。
【0015】このように形成された屋根板用固定具Xで
は、図1及び図3に示す如く、長板状屋根板支持材10
の中間胴部10cを屋根板30の継ぎ合せ部31の延出
方向(矢印A−B方向)と梁材40の係止部41,41の
延出方向(矢印C−D方向)の交差角α(90°)に応じて
捩り角β(90°)だけ捩って形成しているので、各長板
状屋根板支持材10の中間胴部10cを棒状にスリムに
形成することができ、その結果、図5に示すような従来
の屋根板用固定具Yに比して、その保管スペースを有効
に利用することができる。しかも屋根板支持材10の中
間胴部10cの捩り形状が独自の意匠感を現出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる屋根板用固定具の全体
斜視図である。
【図2】図1のII−II要部断面図である。
【図3】図1の屋根板用固定具の使用説明図である。
【図4】図1の屋根板用固定具の使用状態説明図であ
る。
【図5】従来の屋根板用固定具の縦断面図である。
【符号の説明】
5は屋根板係止材、10は長板状屋根板支持材、10a
は上端部、10bは下端部、10cは中間胴部、15は係
合部、30は屋根板、31は継ぎ合せ部、40は梁材、
αは交差角、βは捩り角である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根板(30)の継ぎ合せ部(31)の延出
    方向と屋根板支持用の梁材(40)の延出方向とが任意の
    交差角(α)をもって交差しているような屋根板取付工事
    において使用される屋根板用固定具であって、長板状屋
    根板支持材(10)の中間胴部(10c)を前記交差角(α)
    に応じて所定の捩り角(β)だけ捩って該屋根板支持材
    (10)の上端部(10a)側に設けられる屋根板係止材
    (5)が前記屋根板継ぎ合せ部(31)の延出方向に適合し
    且つ該屋根板支持材(10)の下端部(10b)側に設けら
    れる梁材(40)への係合部(15)が該梁材(40)の延出
    方向に適合する如くされていることを特徴とする屋根板
    用固定具。
JP6829892A 1992-03-26 1992-03-26 屋根板用固定具 Pending JPH05272200A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03287958A (ja) * 1990-04-03 1991-12-18 Kanawa Kogyo:Kk 建造物の上部構造および建造物の屋根葺き工法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03287958A (ja) * 1990-04-03 1991-12-18 Kanawa Kogyo:Kk 建造物の上部構造および建造物の屋根葺き工法

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