JPH05271391A - p−キシリレンのポリマーおよびp−キシリレンから誘導される誘導体を製造する方法 - Google Patents

p−キシリレンのポリマーおよびp−キシリレンから誘導される誘導体を製造する方法

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JPH05271391A JP5014757A JP1475793A JPH05271391A JP H05271391 A JPH05271391 A JP H05271391A JP 5014757 A JP5014757 A JP 5014757A JP 1475793 A JP1475793 A JP 1475793A JP H05271391 A JPH05271391 A JP H05271391A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 熱分解によって下式(I)の化合物を製造す
る方法の提供。 −(CH2 −Ar−CH2 )n −
(I) (式中、nは重合度でn≧2) 【構成】 下式(II)の化合物を、エステル類の分圧
p≦10ミリバールおよび温度T≧500℃のエステル
結合の開裂をもたらす条件下で、一段階で熱分解して、
相当するキノジメタン誘導体を生成させ、ただし続く反
応で該誘導体をさらに開裂させることをしない。キノジ
メタン誘導体の自然重縮合によって生成したp−キシリ
レンのポリマーをさらに冷却させる。 R−CO−O−CH2 −Ar−CH2 −O−CO−R
(II) (−Ar−は結合がパラ位もしくは類似の同軸もしくは
正反対方向の位置にあり、かつ、無置換または一つ以上
の分枝状もしくは非分枝状アルキル基等、R−は分枝状
または非分枝状のC1 −C4 −アルキル基等。例;1,
4−ビス(アセタトメチル)ベンゼン)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】ポリ−p−キシリレンは特異な化学的およ
び物理的性質を有する物質である。該物質は室温ではい
かなる公知の有機溶剤によっても侵されない結晶性ポリ
マーである。その融点および分解温度は420℃であ
る。ポリ−p−キシリレンは、ある臨界温度を下回る温
度にサーモスタット制御された表面に気相から凝縮する
1,4−ジメチレン−2,5−シクロヘキサジエンの自
然重合による二三の工業的製造方法によって調製される
(Encyclopedia of Polym.Sc
i.Tech.15,98,New York 197
1)。したがって、ポリ−p−キシリレンは化学的、熱
的および機械的に安定なコーティングとしてとくに適し
ている。典型的な用途は、水分やごみを排除するための
超小形電子部品のコーティング、高充填密度のコンデン
サー中の誘電体のコーティング、粒子カプセル化のコー
ティングおよび気体遮断層のコーティングである(En
cyclopedia of Polym.Sci.T
ech.15,98,NewYork 1971)。
【0002】従来技術によるポリ−p−キシリレンの調
製は、p−キシレンから連続的な二段階の熱分解工程で
行われる。最初の工程では、水蒸気、メタンまたは窒素
を添加して950℃でp−キシレンを熱分解して、トリ
シクロ(8,2,2,2,4,7)ヘキサデカ−4,
6,10,12,13,15−ヘキサエン(パラシクロ
ファン)とする(US−A−3 149 175,US
−A−3 412 167)。次の第二工程で、パラシ
クロファンを開裂させて1,4−ジメチレン−2,5−
シクロヘキサジエン(キノジメタン)とし、さらにこれ
を臨界温度を下回る温度で表面に凝縮させると、そこで
自然重合する。この熱分解は550ないし700℃の温
度および1.5ミリバール以下の圧力で行われる(US
−A−3342 754,US−A−3 288 72
8,US−A−3 300 322)。
【0003】この方法の欠点は、とりわけ、二工程の熱
分解を必要とするという事実である。実際にはモノマー
構成単位とみなされるべきパラシクロファンを、多大の
努力および経費を投じてはじめて適度の収率で製造する
ことができる。ホフマン脱離(Hoffmann el
imination)によるパラシクロファン(EP−
A−294 651)またはそのポリマー(GB−A−
807 196)の別の製造方法は高塩含有物が得られ
るために、工業的方法に何の利点を与えるものではな
い。
【0004】別の欠点は、市販の置換p−キシレン類を
用いて置換ポリ−p−キシリレン類を得ることができな
いという事実である。その代りに、パラシクロファンの
工程で予備的な有機化学の方法で置換基を導入しなけれ
ばならない(US−A−3288 728)。置換パラ
シクロファンを調製する他の方法はかなりの調整上の複
雑さを含んでいる。
【0005】最高1000℃におけるキシレンの直接一
段階熱分解によってポリ−p−キシリレンを調製しよう
とする試みはあまり成功したとはいえず、著しく着色し
た不明確な架橋ポリマーが生成した(GB−A−650
947,GB−A−673651)。
【0006】したがって、本発明の目的は、ポリ−p−
キシリレン並びに関連誘導体の簡単で経済的な調製方法
を開発することにある。
【0007】この目的は、本発明に従い、容易に入手可
能なモノマーを一段階で熱分解させて、ポリマーを生成
させる方法によって達成される。
【0008】従って、本発明は下式(I)の化合物の調
製方法に関する。
【0009】 −(CH2 −Ar−CH2n − (I) このために、下式(II)の化合物を、エステル類の分
圧pが10ミリバール以下および温度Tが500℃以上
のエステル結合の開裂をもたらす条件下で一段階で、熱
分解して、誘導体を続いて起る反応でさらに開裂させる
ことなく、対応するキノジメタン誘導体を生成させ、次
いで冷却および自然重合させてキノジメタン誘導体を凝
縮させる。
【0010】 R−CO−O−CH2 −Ar−CH2 −O−CO−R (II) (式中、Ar、Rおよびnは下記の意味を有する:−A
r−は結合がパラ位または類似の同軸または正反対方向
の位置にあり、無置換または一つ以上の分枝状もしくは
非分枝状、無置換もしくはハロ置換C1 −C4 −アルキ
ル、アルケニルもしくはアルコキシ基またはC6 −C12
−アリール、もしくはヘテロアリール基、ヒドロキシ
ル、ニトロ、ニトリルまたはアミノ基で置換されまたは
R*S−もしくはR*CO−O基(ただし、R*はC1
−C4 −アルキル基またはC6 −C12アリール基)で置
換される1,4−フェニレン基または他のC6 −C12
香族もしくはヘテロ芳香族基であり;R−は分枝状また
は非分枝状のC1 −C4 −アルキルまたはC6 −C12
アリール基またはR*−CO−O−基(R*は前記同様
の意味)であり;nは重合度で2以上である。
【0011】本発明に従って用いられる出発物質は下式
の化合物である。
【0012】HOCH2 −Ar−CH2 OH 公知の有機化学の方法によって、キシリレンジオール類
をカルボン酸クロリドR−COClと反応させて、キシ
リレンジエステル類R−CO−OCH2 −Ar−CH2
O−CO−Rを生成させる。式中、Rは、一官能酸クロ
リドの場合には低級C1 −C4 −アルキル基であるが、
さらに酸クロリド官能基−COClであることもでき
る。適当な一官能または二官能反応物はアセチルクロリ
ドおよびオキサリルジクロリドである。キシリレンジオ
ール類のアセチル化に二官能酸誘導体を用いる場合に
は、得られたエステルクロリドCl−C2 OC3 −CH
2 −Ar−CH2 −C23 −Clをアルコール類R*
OHと反応させてエステルR*−C24 −CH2 −A
r−C24 −R*(式中、R*は分枝状もしくは非分
枝状C1 −C4 アルキル基またはC6 −C12アリール
基)を生成させる。
【0013】本発明により上記のように得られたエステ
ルを500ないし1000℃、好ましくは700ないし
900℃の温度で減圧下に熱分解を行わせる。反応圧は
p≦10ミリバールで、p≦1ミリバールが好ましい。
【0014】熱分解帯域内の滞留時間は、エステルを相
当するキノジメタン類にできる限り分解するけれども、
しかしながら引き続く反応で該キノジメタン類がさらに
熱分解されないように選ばれる。ガス状キノメタン類を
冷却して、サーモスタット制御された表面に凝縮させる
と、キノメタン類はそこで自然重合する。凝縮面の温度
は臨界凝縮/重合温度より低く、その温度以上ではキノ
メタン類の凝縮も重合も起らない。この温度は、無置換
ポリ−p−キシリレン調製の場合には30℃であるが、
置換ポリ−p−キシリレンの場合にはさらに高いけれど
も130℃を上回ることはない。凝縮帯域の一般的な温
度ではキノジメタン類の飽和蒸気圧は系の圧力よりも低
い。
【0015】ポリ−p−キシリレンは凝縮面上に薄い無
色のフィルムとして得られる。該物質は沸騰しつつある
クロロナフタレンまたはベンジルベンゾエートに溶解す
るが、冷えると再沈澱する。本発明によって調製した無
置換ポリ−p−キシリレンはT≧300℃の温度で軟化
し、したがって、p−キシレンの一段階高温熱分解によ
ってできた生成物とは対照的にUS−A−3 342
754に線状無架橋ポリ−p−キシリレンと明記された
ものに一致する(GB−A−650 947,GB−A
−673 651)。
【0016】本発明による方法のとりわけ有利な点は、
芳香族環上の置換基を極めて容易に、かつ明瞭に導入し
うるということである。たとえば、市場にあるかもしく
は公知の有機化学反応によって容易に得ることができる
置換キシリレンジオール類を置換キシリレンジエステル
類の調製に使用することができるか、またはキシリレン
ジエステル類を含む類似の反応によって芳香族環に置換
基を導入することがきてる。ついで、無置換キシリレン
ジエステル類の熱分解と全く同様に熱分解を行うことが
できる。
【0017】従来技術によれば、対照的に、パラシクロ
ファン工程で置換基が導入され、分離が難しい異性体混
合物が得られる。この方法によれば、置換ホモポリマー
は、異なる温度で異なるように置換されたキノジメタン
誘導体を凝縮させ、重合させる分別凝縮によって得られ
る。従来技術によれば、対照的に、室温下で非分別凝縮
によって、異なるように置換されたキノジメタン類のラ
ンダムコポリマーが得られる(US−A−3 288
728)。
【0018】本明細書に記載した方法も同様に、極めて
簡単な方法でランダムコポリマーを得ることができる。
このために、熱分解工程で二つ以上の異なるように置換
されたキシリレンジエステル類の明確な混合物を使用し
て、混合物の諸成分を同一条件下でともに熱分解する。
得られた置換キノジメタン類混合物を、もっとも容易に
気化する誘導体の臨界凝縮温度を下回る温度でともに凝
縮させて、ランダムコポリマーを生成させる。
【0019】実施例: 実施例1: 1,4−ビス(イソプロポキシオクサラトメチル)ベン
ゼンの調製 1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン 32ml
を、空気および水分を排除しながらトルエン150ml
およびTHF50ml中に溶解した。次にオキサリルジ
クロリド10gを0℃で無水THF150ml中に溶解
して、無水トルエン50mlを一滴ずつ加え、混合物
を、まず第一に室温で、次に還流下で攪拌し、最後に減
圧下で溶剤および過剰の酸クロリドを留去した。理論的
収量の88%の固体残留物として残った1,4−ビス
(クロロオクサルトメチル)ベンゼンを減圧乾燥した。
該物質4.54gを空気および水分を排除しながらトル
エンに溶解した。この溶液を一滴ずつ500mlのイソ
プロパノールに加えることによって1,4−ビス(イソ
プロポキシオクサラトメチル)ベンゼン C64 (C
224372 が無色の沈澱として収率65
%で得られた。
【0020】実施例2: 1,4−ビス(アセタトメチル)ベンゼンの調製 1,4−ビス(ヒドロキシメチル)ベンゼン10.95
gを空気および水分を排除しながらフラスコに入れて、
アセチルクロリド50mlを一滴ずつ加えた。反応混合
物を室温で攪拌し、過剰のアセチルクロリドを留去し
た。1,4−ビス(アセタトメチル)ベンゼンが淡黄色
残留物として理論滴収量の94%で得られた。
【0021】実施例3: エステルの熱分解 実施例1および2によって調製した化合物1ミリモルを
小さな石英ボートに入れて、予熱炉(調整装置RE1.
1の付いたHeraeus TubularFurna
ce RO 4/25)内熱分解帯域の最初の方にある
石英管中に置いた。石英管の脱気後、該物質は気化し
て、熱分解帯域中を流動し、そこで分解して、最後に炉
の背後の凝縮面にフィルムとなって凝結した。600℃
を上回る熱分解温度でポリ−p−キシリレンが得られ
た。最高の収率は700ないし900℃の温度で得られ
た。
【0022】すべての重合物の元素分析は、実験誤差の
範囲内で、実験式C88 の計算直と一致した。フィル
ムのIRスペクトルは文献(Encyclopedia
of Polym.Sci.Techn.15,9
8,New York 1971)にあるポリ−p−キ
シリレンのIRスペクトルと一致した。
【0023】実施例4: 1,4−ビス(ピバラトメチル)−2−クロロベンゼン
の調製 空気および水分を排除しながら1,4−ビス(ヒドロキ
シメチル)−2−クロロベンゼン3gをフラスコに入れ
て、ピバリルクロリド20mlを一滴ずつ加えた。反応
混合物を室温で攪拌し、過剰のピバリルクロリドを留去
した。1,4−ビス(ピバラトメチル)−2−クロロベ
ンゼンが淡黄色液体として理論的収量の93%で得られ
た。
【0024】実施例5: 1,4−ビス(ピバラトメチル)−2−クロロベンゼン
の熱分解 1,4−ビス(ピバラトメチル)−2−クロロベンゼン
1ミリモルを小さな石英ボートに入れて、予熱炉(H
ereaus Tubular Furnace(調整
装置RE1.1の付いたRO4/25))内熱分解帯域
の最初の方にある石英管中に置いた。石英管の脱気後、
該物質は気化して、熱分解帯域中を流動し、そこで分解
して、最後に炉の背後の凝縮面にフィルムとなって凝結
した。ポリ−p−キシリレンは700℃を超える熱分解
温度で得られた。最高の収率は800−900℃の温度
で得られた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱分解によって、下式(I)のp−キシ
    リレンのポリマーを製造する方法において、 −(CH2 −Ar−CH2 )n − (I) (式中、nは重合度でn≧2)、下式(II)のエステ
    ル化合物を、エステル類の分圧p≦10ミリバールおよ
    び温度T≧500℃のエステル結合の開裂をもたらす条
    件下で、一段階で熱分解して、続いて起る反応で該キノ
    ジメタン誘導体をさらに開裂させることなく、対応する
    キノジメタン誘導体を生成させ、キノジメタン誘導体の
    自然重縮合によって生成したp−キシリレンのポリマー
    を、さらに冷却することを特徴とする方法。 R−CO−O−CH2 −Ar−CH2 −O−CO−R (II) (式中、ArおよびRは下記の意味を有する:−Ar−
    は結合がパラ位もしくは類似の同軸または正反対方向の
    位置にあり、無置換、または、一つ以上の分枝状もしく
    は非分枝状、無置換もしくはハロ置換C1 −C4 −アル
    キル、アルケニルもしくはアルコキシ基またはC6 −C
    12−アリールまたはヘテロアリール基、ヒドロキシル、
    ニトロ、ニトリルまたはアミノ基で置換され、またはR
    *S−もしくはR*CO−O基(式中、R*はC1 −C
    4−アルキル基またはC6 −C12アリール基)で置換さ
    れる1,4−フェニレン基もしくは他のC6 −C12芳香
    族またはヘテロ芳香族基であり;R−は分枝状もしくは
    非分枝状のC1 −C4 −アルキルまたはC6 −C12−ア
    リール基またはR*−CO−O−基(式中、R*は前記
    同様の意味)である)。
  2. 【請求項2】 熱分解温度が500ないし1000℃の
    範囲、好ましくは700ないし900℃の範囲内にある
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 式(II)の化合物の熱分解およびそれ
    により生成したキノジメタン誘導体の縮合が分圧p≦1
    0ミリバール、好ましくはp≦1ミリバールで行われる
    ことを特徴とする請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 熱分解工程において、二つ以上の異なる
    ように置換されたキシリレンジエステル類を使用するこ
    とを特徴とする請求項1の方法。
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