JPH0527098U - サクシヨンロールの吸引面長調整装置 - Google Patents

サクシヨンロールの吸引面長調整装置

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JPH0527098U
JPH0527098U JP7351091U JP7351091U JPH0527098U JP H0527098 U JPH0527098 U JP H0527098U JP 7351091 U JP7351091 U JP 7351091U JP 7351091 U JP7351091 U JP 7351091U JP H0527098 U JPH0527098 U JP H0527098U
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JP
Japan
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suction
adjusting
paper
suction roll
roll
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Withdrawn
Application number
JP7351091U
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Inventor
章憲 宮下
克文 山本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来手動によって行っていた抄紙機のサクシ
ョンロールの吸引面積を自動的に調整できるようにす
る。 【構成】 抄造する紙幅に応じてサクションロール14
の吸引面長を調整するように紙幅方向に移動可能なエン
ドデッケル11,12を備えた抄紙機のウェットエンド
に設けられたサクションロールにおいて、エンドデッケ
ル11,12に、同エンドデッケルを移動してその位置
を調整する移動用ねじ28を設けると共に、移動用ねじ
28に螺合するねじ45,46を回転させて移動用ねじ
28を移動させる駆動装置50,51を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、抄紙機のウェットエンドに設けられたサクションロールに適用され る吸引面長調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3に、従来の抄紙機のウェットエンドの一例を示す。このウェットエンドは 、ワイヤパート1とプレスパート2よりなる。ワイヤパート1のヘッドボックス 3より一対のワイヤ4,4の間に噴出した紙料は、ワイヤ4、サクションクーチ ロール−5、6等にて脱水され、湿紙Wとなり、湿紙Wはサクションピックアッ プロール7にて吸着されプレスパート2に移り、2枚のフエルトF,Fに挟まれ て同フエルトと共に走行し、サクションプレスロール(トップロール)8とボト ムロール9よりなる第1段プレスにて加圧脱水される。脱水された水はサクショ ンロール8により吸引される。
【0003】 以上のサクションロール5,6,7,8内には、図4に示すような抄造される 紙に応じて吸引幅を調整するエンドデッケル装置10が設けられている。このエ ンドデッケル装置10は、調整ねじ17が設けている前部デッケル11と調整ね じ27が設けられている後部デッケル12とよりなっていて、両デッケルが抄造 される紙の幅方向の両端部に位置する。両デッケル11,12は構造的には同一 であるので、以下前部デッケル11について説明する。
【0004】 前部デッケル11は、サクションボックス14にジャーナル15を介して取付 けられた前側プレート16を備えている。同前側プレート16には、外径に右ね じが加圧されているデッケル調整ねじ17が螺合している。更に前記調整ねじ1 7の内径に切ってあり、前記右ねじと同じピッチをもつ左ねじに螺合しサクショ ンボックス14に固定されたロッドサポート13に軸方向に移動し得るように支 えられているデッケル調整ロッド18、デッケル調整ロッド18に固定されたブ ラケット19のロッドエンド20に固定された加減棒21、及び加減棒21の先 端に設けられ、エンドパッキン22が取付けられているエンドパッキンホルダ2 3が設けられ、エンドパッキンホルダ23および加減棒21はそれぞれサクショ ンボックス14に取付けられたシールプレート24の上面およびガイド25の内 径に沿って移動する。
【0005】 よって、デッケル調整ねじ17を手動にて右又は左にまわすと、エンドパッキ ン22は外あるいは内側に移動し、調整ねじ17の1回転にて調整ねじ17のピ ッチの2倍だけ移動する。
【0006】 なお、後部デッケル12の移動は、調整ねじ27にて行われる。また、デッケ ル調整ねじ17の内径の左ねじに螺合するようにデッケル調整ロッド18には左 ねじ軸18aを設けられ、デッケル調整ロッド18と左ねじ軸部18aはピンに よって固定されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記したように、従来のサクションボックスでは、操業上紙幅が変れば調整ね じを手動にて操作し吸引面長を変ねばならない。一方ウェットエンドには数組( 図3のものでは4本)の吸引面長を変更し得るサクションロールがあるので、吸 引面長の調整には可成りの時間がかかる。
【0008】 本考案は、従来のサクションボックスにおける以上の問題点を解決することが できるサクションロールの吸引面長調整装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のサクションロールの吸引面長調整装置は、抄造する紙幅に応じてサク ションロールの吸引面長さを調整するように紙幅方向に移動可能なエンドデッケ ルを備えた抄紙機のウェットエンドに設けられたサクションロールにおいて、前 記エンドデッケルに同エンドデッケルを移動してその位置を調整する調整ねじを 設けると共に、同調整ねじに螺合されたねじを回転させて調整ねじを移動させる 駆動装置を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案では、駆動位置を駆動して調整ねじに螺合されたねじを回転することに よって、エンドデッケルの調整ねじが移動し、これに伴ってエンドデッケルが移 動して、サクションロールの吸引面長が変化する。従って、サクションロールの 吸引面長の調整が自動的に行われることになる。
【0011】
【実施例】
図1及び図2によって、本考案の一実施例を説明する。本実施例の係る抄紙機 のウェットエンドのサクションロールの吸引面長自動調整装置のエンドデッケル 装置40の構成は、図4に示す従来のエンドデッケル装置10とほぼ同様であり 、対応する部分は同一の符号で示されているが、図1に示すように、ブラケット 19をメカニカルストッパ30を取付けたブラケット29に、,またデッケル調 整ロッド18をメカニカルストッパ31を取付けたデッケル調整ロッド28に置 換えた構造となっている。これによって、ブラケット29がフルストローク以上 に若干でもオーバーストロークすると、メカニカルストッパ30,31はそれぞ れサクションボックス14及びロットサポート13に当るようになっている。
【0012】 次に、図2において、前部エンドデッケル11と後部エンドデッケル12の駆 動装置50,51の調整ねじ45と46の先端は六角頭となっていてシャフト4 1の六角穴に嵌合している。前記調整ねじ45,46の外径に設けられた右ねじ は、前側プレート16が螺合している。またシャフト41は減速歯車箱42を介 してACサーボモータ43にて駆動される。よって、調整ねじ45,46とデッ ケル調整ロッド28とにより前又は後部デッケル11,12が移動しエンドパッ キン22の間隔にて吸引面長がきまる。
【0013】 更に、ACサーボモータ43はロータリエンコーダ44を内蔵していて、同エ ンコーダ44はモータ43の回転数を検知して吸引面長を設計する。また調整ね じ45,46には近接リング47が取付けられており、駆動装置50,51のケ ーシング52に取付けられた近接センサ48,49によって、フルストローク位 置で調整ねじ45,46が止まるようにしてある。なお、調整ロッド28の一端 部に設けられ、調整ねじ45の内径の左ねじに螺合する左ねじ軸28aは、デッ ケル調整ロッド28にピンにて固定されている。
【0014】 本実施例では、駆動装置50,51のACサーボモータ43によって、シャフ ト41が回転することによって、調整ねじ45,46を介して前部エンドデッケ ル11と後部エンドデッケル12が移動し、抄造される紙幅に応じて自動的にサ クションロールの吸引面積を設定することができる。
【0015】 しかも、ACサーボモータ43の回転数をロータリエンコーダ44によって検 出することによって、吸引面積を正確に設定することができる。
【0016】 また、近接リング47と近接センサ48,49及びメカニカルストッパ30, 31によって、調整ねじ45,46及び調整ロード18をフルストロークに止め ることができ、かつ、フルストローク以上にオーバーランした時には、前記近接 リング47と近接センサ48,49の信号によって、ACサーボモータ43を停 止させることができ、安全である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、抄造される紙幅に応じて自動的にサク ションロールの吸引面長を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るサクションロール吸引
面長自動調整装置の正面図である。
【図2】同実施例の駆動部の正面図である。
【図3】抄紙機のウェットエンドにおける、サクション
ロールの配置図である。
【図4】従来のサクションロールの吸引面長調整装置の
正面図である。
【符号の説明】
11 前部エンドデッケル 12 後部エンドデッケル 14 サンションロール 28 調整ロッド 40 エンドデッケル装置 41 シャフト 43 ACサーボモータ 45,46 調整ねじ 50,51 駆動装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抄造する紙幅に応じてサクションロール
    の吸引面長を調整するように紙幅方向に移動可能なエン
    ドデッケルを備えた抄紙機のウェットエンドに設けられ
    たサクションロールにおいて、前記エンドデッケルに同
    エンドデッケルを移動してその位置を調整する調整ねじ
    を設けると共に、同調整ねじに螺合されたねじを回転さ
    せて調整ねじを移動させる駆動装置を備えたことを特徴
    とするサクションロールの吸引面長調整装置。
JP7351091U 1991-09-12 1991-09-12 サクシヨンロールの吸引面長調整装置 Withdrawn JPH0527098U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351091U JPH0527098U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 サクシヨンロールの吸引面長調整装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7351091U JPH0527098U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 サクシヨンロールの吸引面長調整装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0527098U true JPH0527098U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13520324

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7351091U Withdrawn JPH0527098U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 サクシヨンロールの吸引面長調整装置

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JP (1) JPH0527098U (ja)

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Effective date: 19951130