JPH05270766A - エレベーター立設レール測定装置 - Google Patents

エレベーター立設レール測定装置

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Publication number
JPH05270766A
JPH05270766A JP9493792A JP9493792A JPH05270766A JP H05270766 A JPH05270766 A JP H05270766A JP 9493792 A JP9493792 A JP 9493792A JP 9493792 A JP9493792 A JP 9493792A JP H05270766 A JPH05270766 A JP H05270766A
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
base body
rails
elevator
standing
Prior art date
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Pending
Application number
JP9493792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Adachi
貢 足立
Hidetoshi Nishiura
秀利 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05270766A publication Critical patent/JPH05270766A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な作業によりレールの芯ずれを検定でき
るエレベーター立設レール測定装置を得る。 【構成】 対向したレール(4)の相互間に配置した基体
(6)の端部を対応したレール(4)に締結機構(10)により固
定する。また、基体(6)の両端に、一側にレール(4)の案
内面に密接した切欠部(151)(152)及び他側に基体(6)の
目盛り(61)に対向した指標(153)を有する定規板(15)を
設ける。そして、立設されたレール(4)の相互に基体(6)
を装着し、定規板(15)の切欠部(151)(152)をレール(4)
の案内面に密接して、レール(4)芯ずれを目盛り(61)に
より表示する。 【効果】 レール芯のずれ量の検定を容易化し、レール
立設を能率化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇降体を案内するレ
ールの据付状態を測定するエレベーター立設レール測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、例えば実公昭60−4
0537号公報に示されたエレベーター立設レールの芯
出し装置の図であり、図6及び図7によって、エレベー
ターレールの立設作業に使用されるエレベーターのガイ
ドレール芯出し装置を説明する。図において、(1)は側
壁(2)により形成された昇降路、(3)は対向する側壁(2)
にそれぞれ設けられたブラケット、(4)はブラケット(3)
に支持されたエレベーターかご(図示しない)用のレー
ル、(5)はレール(4)近くの所定位置に下垂されたピアノ
線からなる下げ振り線、(6)は棒状をなしレール(4)相互
間に配置される芯出し装置の基体、(7)は基体(6)の中央
に設けられた水準器、(8)は基体(6)の両端にそれぞれ配
置された型板で、一側にレール(4)の案内面に密接する
切欠部(81)(82)と他側に下げ振り線(5)に対応した凹所
(83)、下げ振り線(5)用の指標線(84)(85)が設けられて
いる。(9)は型板(8)を基体(6)に締結するボルト、(10)
は芯出し装置をレール(4)に仮固定する締結機構で、L
字状をなし一端が型板(8)に枢着された腕(11)、腕(11)
の他端に枢着されたねじ棒(12)、ねじ棒(12)に移動可能
に嵌合されてレール(4)の取付部に嵌合する凹所を有す
る係合片(13)、ねじ棒(12)の回動端にねじ込まれたナッ
ト(14)により構成されている。
【0003】上記のように構成された芯出し装置によ
り、次に述べるようにレール(4)の立設作業が行われ
る。すなわち、レール(4)の相互間隔に対応した長さの
基体(6)の両端部にそれぞれ型板(8)をボルト(9)により
装着する。そして、両端の切欠部(81)(82)の間隔、及び
下げ振り線(5)用の指標線(84)(85)の間隔を検定して芯
出し装置が組み立てられる。そして、側壁(2)にブラケ
ット(3)をアンカーボルト等により固定し、レール(4)を
ブラケット(3)に仮固定する。この状態で、芯出し装置
の切欠部(81)(82)をレール(4)の案内面に密接して締結
機構(10)の係合片(13)をレール(4)の取付部に嵌合す
る。次いで、ナット(14)を締め付けて型板(8)をレール
(4)に固定し、また、このときに基体(6)の水平を水準器
(7)によって検定する。この状態で、下げ振り線(5)が指
標線(84)(85)の交点に位置するようにレール(4)を移動
させて芯出しを行い、レール(4)がブラケット(3)に本固
定されてレール(4)の立設が終了する。そして、ナット
(14)を緩めて芯出し装置が取り外される。
【0004】このようにして芯出しされたレール(4)の
本固定はブラケット(3)に電気溶接等により結合される
ため、溶接に伴う加熱、冷却による歪みによるレール
(4)芯ずれの発生、すなわち、互いに対向したレール(4)
相互の正対関係位置のずれを生じる場合がある。このと
きにはエレベーターの試運転時に生じる揺れ等によりレ
ール(4)芯ずれが発見されて再びレール(4)の芯出しが行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターのレール(4)の立設作業におけるレール(4)芯
の検定は汎用の測定具等により実施されるため、煩雑な
手数が掛かり、また、熟練しないと測定誤差が避けられ
ず、所要のレール(4)の芯出し精度が得られないという
問題点があった。
【0006】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたもので、簡易な作業によりレールの芯ずれを
検定できるエレベーター立設レール測定装置を得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ター立設レール測定装置においては、互いに対向して立
設されたレールの相互間に配置された基体と、この基体
の端部を対応したレールに固定する締結機構と、基体の
両端にそれぞれ設けられて中間部が基体端部に枢着さ
れ、一側にレールの案内面に密接した切欠部、及び他側
に基体に設けられた目盛りに対向した指標を有する定規
板が設けられる。また、互いに対向して立設されたレー
ルの相互間に配置された基体と、この基体の端部を対応
したレールに固定する締結機構と、板状をなし一側に配
置されてレールの案内面に密接する切欠部、他側に配置
されて基体に設けられた目盛りに対向する指標、及び上
面に装着された把手を有する定規板が設けられる。
【0008】
【作用】上記のように構成されたエレベーター立設レー
ル測定装置を、立設されたレールの相互間に装着して定
規板の切欠部をレールの案内面に密接することにより、
レール芯ずれが目盛りに表示される。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1〜図3は、この発明の一実施例を示す図
である。図において、(5)はレール(4)近くの所定位置に
下垂されたピアノ線からなる下げ振り線、(6)は棒状を
なしレール(4)相互間に配置されるエレベーター立設レ
ール測定装置の基体、(61)は基体(6)の両端部にそれぞ
れ設けられた目盛り、(7)は基体(6)の中央に設けられた
水準器、(8)は基体(6)の両端にそれぞれ配置された型板
で、一側にレール(4)の案内面に密接する切欠部(81)(8
2)と他側に下げ振り線(5)に対応した凹所(83)、下げ振
り線(5)用の指標線(84)(85)が設けられている。(9)は型
板(8)を基体(6)に締結するボルト、(10)は芯出し装置を
レール(4)に仮固定する締結機構で、L字状をなし一端
が型板(8)に枢着された腕(11)、腕(11)の他端に枢着さ
れたねじ棒(12)、ねじ棒(12)に移動可能に嵌合されてレ
ール(4)の取付部に嵌合する凹所を有する係合片(13)、
ねじ棒(12)の回動端にねじ込まれたナット(14)により構
成されている。
【0010】(15)は基体(6)の両端にそれぞれ配置され
た定規板で、中間部がボルト(9)に嵌合されて枢持さ
れ、一側にレール(4)の案内面に密接する切欠部(151)(1
52)が設けられ、他側に目盛り(61)に対向するV字状切
欠部を有する指標(153)が設けられ、また、ボルト(9)穴
を中心とした円弧に沿う湾曲した溝穴(154)が設けられ
ている。(16)は溝穴(154)に挿通されて型板(8)に締結さ
れたボルトからなる締結具である。
【0011】上記のように構成されたエレベーター立設
レール測定装置は、レール(4)の立設終了後にエレベー
ターのガイドレール芯出し装置を取り外した状態のレー
ル(4)を対象として使用される。すなわち、互いに対向
したレール(4)の相互間にエレベーター立設レール測定
装置が、締結具(16)を緩めた状態で締結機構(10)により
装着される。そして、定規板(15)の切欠部(151)(152)を
レール(4)の案内面に密接させ、そのときの目盛り(61)
に対する指標(153)の位置によりレール(4)芯のずれ量を
検定することができる。このレール(4)芯のずれ量の検
定は、簡易な作業により少ない誤差で検定することがで
き、また、特に熟練を要することなく容易に所要の検定
精度を得ることができる。したがって、所要の芯出し精
度にレール(4)を立設するために便利であって、レール
(4)の立設作業の能率を向上することができる。なお、
検定されたレール(4)芯のずれ量が許容値を超えている
場合は、再度レール(4)の芯出し作業が行われ、また、
検定されたレール(4)芯のずれ量が許容値内であれば次
の据付工程に移る。
【0012】実施例2.図4及び図5は、この発明の他
の実施例を示す図で、図中、図1〜図3と同符号は相当
部分を示し、(155)は定規板(15)の上面に設けられた把
手である。
【0013】図4及び図5の実施例においても、エレベ
ーター立設レール測定装置はレール(4)の立設終了後
に、エレベーターのガイドレール芯出し装置を取り外し
た状態のレール(4)を対象として使用される。すなわ
ち、互いに対向したレール(4)の相互間にエレベーター
立設レール測定装置が締結機構(10)により装着される。
そして、型板(8)の上に定規板(15)を載置して定規板(1
5)の切欠部(151)(152)をレール(4)の案内面に密接させ
る。そのときの目盛り(61)に対する指標(153)の位置に
よりレール(4)芯のずれ量を検定することができる。こ
のレール(4)芯のずれ量の検定は、簡易な作業により少
ない誤差で検定することができ、また、特に熟練を要す
ることなく容易に所要の検定精度を得ることができる。
したがって、所要の芯出し精度にレール(4)を立設する
ために便利であって、レール(4)の立設作業の能率を向
上することができる。
【0014】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように互いに
対向して立設されたレールの相互間に配置された基体
と、この基体の端部を対応したレールに固定する締結機
構と、基体の両端にそれぞれ設けられて中間部が基体端
部に枢着され、一側にレールの案内面に密接した切欠部
及び他側に基体に設けられた目盛りに対向した指標を有
する定規板を設けたものである。また、互いに対向して
立設されたレールの相互間に配置された基体と、この基
体の端部を対応したレールに固定する締結機構と、板状
をなし一側に配置されてレールの案内面に密接する切欠
部、他側に配置されて基体に設けられた目盛りに対向す
る指標、及び上面に把手を有する定規板を設けたもので
ある。これにより、エレベーター立設レール測定装置を
立設されたレールの相互間に装着し、定規板の切欠部を
レールの案内面に密接することにより、レール芯ずれが
目盛りに表示される。このため、レール芯のずれ量を簡
易な作業により少ない誤差で検定することができ、ま
た、特に熟練を要することなく容易に所要の検定精度を
得ることができる。したがって、所要の芯出し精度にレ
ールを立設するために便利であって、レールの立設作業
の能率を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す平面図。
【図2】図1の右側の定規板の拡大図。
【図3】図1の左側の定規板の拡大図。
【図4】この発明の実施例2を示す図2相当図。
【図5】この発明の実施例2を示す図3相当図。
【図6】エレベーター昇降路の横断平面図。
【図7】エレベーターのガイドレール芯出し装置の平面
図。
【符号の説明】
4 レール 6 基体 10 締結機構 15 定規板 61 目盛り 151 切欠部 152 切欠部 153 指標 155 把手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して立設されたレールの相互
    間に配置された基体と、この基体の端部をそれぞれ対応
    した上記レールに固定する締結機構と、上記基体の両端
    にそれぞれ設けられて中間部が上記基体端部に枢着さ
    れ、一側に上記レールの案内面に密接した切欠部、及び
    他側に上記基体に設けられた目盛りに対向した指標を有
    する定規板とを備えたエレベーター立設レール測定装
    置。
  2. 【請求項2】 互いに対向して立設されたレールの相互
    間に配置された基体と、この基体の端部をそれぞれ対応
    した上記レールに固定する締結機構と、板状をなし一側
    に配置されて上記レールの案内面に密接する切欠部、他
    側に配置されて上記基体に設けられた目盛りに対向する
    指標、及び上側に装着された把手を有する定規板とを備
    えたエレベーター立設レール測定装置。
JP9493792A 1992-03-23 1992-03-23 エレベーター立設レール測定装置 Pending JPH05270766A (ja)

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JP9493792A JPH05270766A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 エレベーター立設レール測定装置

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JP9493792A JPH05270766A (ja) 1992-03-23 1992-03-23 エレベーター立設レール測定装置

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JPH05270766A true JPH05270766A (ja) 1993-10-19

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JP (1) JPH05270766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001163547A (ja) * 1999-12-13 2001-06-19 Otis Elevator Co 芯出し治具
KR100936654B1 (ko) * 2006-07-28 2010-01-14 한국생산기술연구원 슬라이드 레일의 내측홈 측정장치

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